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本スレに投下するか迷ったような作品を投下するスレ

163人魚と魔術師見習い 5 6 859 ◆93FwBoL6s.:2010/04/04(日) 21:25:18 ID:xUatSwsI

「それは僕も同じだよ。したことないし」
「私だってしたことないもの。だから、何をどうしたらいいのか…」
「でも、その前にちゃんと言わせてくれるかな。でないと、悪い気がするから」

 広海はミチルと向き合い、濡れた髪を撫でてから言った。

「最初に会った時から、僕は君が好きだった」
「うん…」

 ミチルは頬を包む広海の手に触れ、硬さに感じ入った。外見は男らしくないかもしれないが、彼は確かに男だ。
広海はミチルの下半身を両足で挟むように腰を下ろし、溢れ出すほど溜まったぬるま湯に身を浸してミチルの体に
腕を回してきた。ミチルは広海に縋るように抱き付くが、爪を立てないように気を付けた。

「あっ」

 抱き合うと下腹部に熱を持って膨張した性器が接し、ミチルは戸惑ったが、広海の手が背中から下半身に
下がってきたので今度はそれに戸惑った。

「そこも触るの?」
「触るよ。だって、今まで触るに触れなかったから」

 広海の両手が、人間に似た皮膚と魚らしいウロコの境目を確かめるように撫でてから、脂肪の付いた臀部に
向かった。腰骨と股関節に似た骨格があるために人間と同じように肉が付いた部分をなぞり、広海はミチルの
長い髪に隠れた首筋にも顔を埋めてきた。音を立てて水気の多い肌を吸われ、ミチルは小さく声を漏らした。

「…っあ」

 広海の背に回した腕に力を込め、ミチルは甘い痺れを堪えた。滑らかなウロコに覆われた下半身を探っていた
手が上がると、水着の上から乳房を掴んできた。最初は乳房の柔らかさを確かめるように握っていたが、次第に
強くなり、尖ってきた乳首を潰してくるようになった。

「なんか、やらしい」

 ミチルが広海の肩に顔を埋めると、広海はミチルの水着を捲り上げて丸い乳房を露わにした。

「そりゃあね。我慢してたから」
「私に触るのを?」
「それ以外に何があるっていうのさ」
「でも、そんなの…」
「嫌?」

 広海がミチルを覗き込むと、ミチルは首を横に振った。

「そうじゃない。嬉しいけど、嬉しいんだけど、困るっていうか。私、そんなに良い体じゃないし、魚だし」

 ミチルが顔を逸らそうとすると、広海は肌が赤らんだ乳房を握った。

「どこを見てそう思うんだか」
「だって、ぇ…」
 
 広海に乳首を吸われ、ミチルは浴槽の縁を掴んだ。恥ずかしすぎて頭が煮えてしまいそうで、不慣れな感覚に
尾ビレがばたばたと暴れたが、広海はミチルの抵抗も気にせずに責め続けた。人間とは色素の種類が違うので
血管が透けそうなほど白い肌には、広海に吸われたために赤い痕が散り、特に強く吸われた乳首は赤らんでいた。

「ここ、だよね?」

 ミチルの下半身の前面を這っていた広海の手が止まり、ウロコの間に隠れた産卵管に触れた。

「指、入れるけど、いいよね」
「うん。頑張る」


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