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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆
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魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。
『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
前スレ
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前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第112話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1321277629/
【本スレ@エロパロ板】
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第97話☆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237292660/l50
【エロパロ板全体の避難所】
エロパロ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/movie/2964/
【クロスものはこちらに】
リリカルなのはクロスSS倉庫
ttp://www38.atwiki.jp/nanohass/
(ここからクロススレの現行スレッドに飛べます)
【書き手さん向け:マナー】
読みやすいSSを書くために
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5301/1126975768/
【参考資料】
・Nanoha Wiki
ttp://nanoha.julynet.jp/
(用語集・人物・魔法・時系列考察などさまざまな情報有)
・R&R
ttp://asagi-s.sakura.ne.jp/data_strikers.html
ttp://asagi-s.sakura.ne.jp/date_SSX.html
(キャラの一人称・他人への呼び方がまとめられてます)
☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆スレの保管庫
ttp://red.ribbon.to/~lyrical/nanoha/index.html (旧)
ttp://wiki.livedoor.jp/raisingheartexcelion/ (wiki)
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前スレのURLを1レス目に入れんの忘れたぜ・・・2レス目の最初に入れといた
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前>>1000のフェイトそんにキュンと来た
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新スレ一発目、熟女祭り行ってみます。
その……あまりに新スレに相応しくないssですが、短編のジョークとして温かな目で見逃して下さい。
やや鬱注意です。
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エンディングロールが流れる。
僕は彼女の手を握りながら、ゆっくりとそれを見つめていた。
彼女の僕も、無言だった。
真っ暗な部屋の中、テレビの画面だけが淡い光を放っていた。
その照り返しを受ける彼女の横顔を、僕はじっと見つめる。
綺麗なブラウンの瞳の中に、小さく流れるエンドロールが映りこんでいた。
正直、『一緒にこの映画を見よう』と彼女に持ちかけるのは、かなりの勇気がいった。
今の僕たちにとって、今さらこの映画を見ることは余りにも気恥ずかしくてくすぐったい。
途中で何度も目を逸らしたくなったし、顔を覆いたくなった。
彼女も気持ちは同じだっただろう。
何度も何度も、彼女は僕の手をぎゅっと強く握り締めていた。
寄せ合った肩から、彼女の小さな震えや、息使いまでが伝わってきた。
変わらない。本当に彼女は変わらない。
あれから、もう何年経っただろう。
「ユーノ君」
不意に彼女が振り向いた。
「あはは、照れくさかったねえ」
そう言って、彼女は栗色の頭を掻いて可愛らしく舌を出した。
変わらない。
僕の彼女、高町なのはは、この再現映画の中の小さな少女と変わらない澄んだ瞳を弓に細め、僕に微笑んだ。
切っ掛けは、長かったフッケンバインとの戦いの終焉だった。
過酷な戦いだった。彼女は幾度も傷つき、それでも立ちあがり、そして仲間たちを勝利を納めた。
そう、今までと同じように。
それでも、僕はずっと彼女の身を案じていた。
ずっと家族同然の付き合いをしてきたなのは。
それで良かった筈だった。満足だった筈だった。
しかし、頭を過ってしまったのだ。
本当にこのままでいいのだろうか、もっと彼女の近くに居ることはできないのだろうかと。
一度意識してしまえば、もう止められなかった。
だって――僕はずっと好きだったから。なのはのことが好きだったから。
彼女を僕だけのものにしたいという思いを、止めることなんてできる筈なかった。
映画は終わった。
僕は、彼女と何度目かのキスを交わした。
なのはと付き合い始めて、これで一週間。
告白を受け入れられて、僕は余りの歓喜に涙した。
彼女を抱きしめてキスしようとしてが、腕が震えて上手くいかない。
なんせ、女の子とキスするなんてこれが初めてだったから。
何度もイメージトレーニングを重ねてきたというのに、現実のなのはを前にした僕はガチガチに固まってしまっていた。
そんな情けない僕をそっと抱きしめて、なのはは優しくキスしてくれた。
あの時のなのはの表情を、僕は一生忘れないだろう。
魔法にかけても彼女は天才だったが、彼女にとっても初めての筈のキスなのに、こんなに上手にできるなんて。
キスまで天才的なんて、本当になのはらしい、と僕は思ったものだった。
それが、僕となのはのファーストキスだ。
あれから、一週間。あれから何度かキスしたけれど、未だに僕は震えてしまう。
彼女を強く抱きしめ過ぎていないだろうか、ひょっとこのようなおかしな顔をしていないだろうか。
そんな風にうろたえる僕に、彼女は颯爽と小鳥が啄むようなキスをくれるのだ。
映画は終わった。
僕の部屋で、なのはと僕は二人きり。
映画は終わった。
暗い部屋で、十分に成熟した年齢の恋人同士が二人きり。
勿論、そんな気持ちが無かったと言えば、嘘になる。
しかし、そんな行為に及ぼうという明確な意図があったわけではない。
どうしてもいやらしいことを想像してしまうのは、男の性というものだと思う。
「あの、なのは……」
僕は生唾を飲み込み、なのはに語りかけた。
もう僕たちは立派な大人だ。それについて、何の知識も無いわけじゃない。
だけど、僕は、彼女をどうやって誘えばいいだろう?
「ん? どうしたの、ユーノ君?」
小首を傾げるなのはの表情は、清純な少女そのものだ。
出会ったころと同じ、穢れを知らない子供のような笑顔。
もしかしたら、なのははまだコウノトリやキャベツ畑を信じているのかもしれない。
――全く有り得ない話なのに、そんな愚にもつかない妄想までしまう。
不意に、なのはに劣情を抱く自分が、酷く汚らしいに存在のように思ってしまった。
「あの……、その……」
そろそろ、僕たちはもっと親密な仲になってもいいんじゃないかな?
そんな台詞は、言葉にならないまま部屋の暗闇の中に消えていった。
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「ふふっ」
なのはは何かを察したかのように、嫣然とした笑みを浮かべた。
それは、僕が今まで見たことの無いなのはの笑顔だった。
「ユーノ君、可愛い」
突然、なのはは僕の首筋を抱きよせ、今までに無く熱烈な口付けをくれた。
僕の唇を強引にこじ開け、口中に踊るように侵入してくるなのはの舌。
その感触に陶然とする間も無く、彼女は慣れた手つきでシャツのボタンを外しながら、体重をかけて僕をベッドに押し倒した。
尚もフレンチキスを続けながら、片手で僕のベルトのバックルを外し、ジッパーを下ろす。
否応なく反応していた僕自身を、なのはは優しく包み込むような手つきで握りしめた。
それだけで背筋に射精感が走り抜け、僕は済んでの所で粗相をするのを避けられた。
……それにしても、なのはの手つきの何て鮮やかなことだろう。
いくら器用な彼女のことだといっても、これは余りに――!?
「うっ――」
衝撃。
なのはは、グロテスクな僕自身を、その可憐な唇にそっと咥えて、舌と右手で扱きあげたのだ。
もう、一刻とて我慢など出来なかった。
僕ははしたなくも、彼女の口中に自分でも驚く程の量の精を放ってしまっていた。
途轍も無い快感と、なのはを汚してしまったという罪悪感。
しかし、それらは次第に困惑へと変わっていった。
「ふふ、もう大きくなってる。これなら、すぐに大丈夫だね、ユーノ君」
再び屹立した僕自身を優しく撫でて、彼女は嫣然と微笑む。
躊躇いの無い仕草で着衣を脱ぎ捨て全裸になった彼女は、横たわり――。
「さあ、わたしはもう大丈夫だから、来て、ユーノ君」
僕を誘うかのように、大きく足を広げ、右手の指で器用に自分の秘された部分を広げてみせた。
まるでそれが慣れきった行為であるかのように。
「ちょ、ちょっと待ってよ、なのは!」
思わず、声を荒げてしまう。
「大丈夫、大丈夫だよ。怖くないからね」
しかし、それさえも予想の内であったかのように、幼子を宥めるかのような声でなのはは僕を諌めた。
「なのは――」
聞いてしまえば、全てが終わってしまう気がした。
しかし、聞かないままでおくことなど、出来る筈が無かった。
「なのは――こういうことをしたことがあるの?
いや――なのはは、誰かと付き合ったことがあるの……?」
祈るような僕の問いかけに、「う〜ん」と彼女は昨日の夕食でも答えるかのように屈託なく答えた。
「えっと、前にお付き合いしたのが教導隊のアウディさんだったかな?
その前が、執務官のリンカーンさんで、その前が……」
「ちょっと、ま、待ってよなのは?
それじゃあなのは、君は――処女じゃないんだね」
ん? と小首を傾げ、なのはは失笑を隠すかのように口元を押えた。
「何言ってるの、ユーノ君、当たり前じゃない。わたしたち、もう26歳なんだよ?
ユーノ君みたいに、この歳まで異性とお付き合いしたこと無い人の方が珍しいんじゃないかな?」
目の前が、真っ暗になるかのような絶望。
灯りの消えた部屋の中、彼女の目が爛々と輝いていた。
知らない、こんな女性を僕は知らない。僕の知っているなのははもっと――。
「ち、違うよなのは、君はそんな娘じゃないはずだ!
君は強くて、奇麗で、清純で――!」
咄嗟に、テレビのリモコンを掴んで、ビデオの再生ボタンを押した。
再び再生される、僕たちの再現映画。
画面の中で、幼い頃の僕となのはは自由自在に空を駆けていた。
「君は、ずっとこの頃の君のように、清くて正しい娘の筈じゃないか!
それが、それがどうしてこんな、厭らしい……!」
僕は、ずっと、なのはを見つめていた。
初めて出会ったあの時から、ずっとずっと。
何の保障も無いけれど、彼女もきっとそうに違いないと信じていた。
なのはもきっと一途に、僕だけを見てくれていると信じていたのに――。
「そんな、そんあ゛、ひどい゛じゃないがなのはぁ――」
……いつの間にか、僕はみっとも無くぼろぼろと涙と鼻水を流し、彼女を糾弾していた。
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「ユーノ君……」
酷く、悲しそうになのはは瞳を細めた。
唇を噛んで、あの頃の僕たちの再現映画を見つめる。
「ユーノ君、わたしたち、もう大人になったんだよ。
普通に恋もするし、厭らしいことだってするし、悪いことだって考える。
仕事を投げ出したくなる時だってあるし、嫌いな人だっている。生理の時はイライラすることだってある。
それが、普通の人間ってものなんだよ。
……こんな昔の、子供の頃のように、ただひたむきなだけじゃいられないよ」
悲しみと、落胆と、微かな蔑みと。
彼女の瞳に、様々な感情の色が浮かんでは消えた。
「ユーノ君のこと、ずっと家族同然に思ってた。告白された時は、わたしも凄く嬉しかった。
だって、ユーノ君はわたしたちのことを、ずっと見てきてくれた人だから。
別れちゃった前の人達とは違う、今度こそ上手くいくと思ったのに……。
ユーノ君、貴方はわたしを見てたんじゃなくて、ずっと、こんな昔の子供の頃のわたしの幻影を見てたの?
貴方の時計は、こんな昔に止まったままだったの?」
彼女が最後に見せた表情は――どうしようもない、失望だった。
「もういい、出ていって、出ていってくれよ!!」
僕は乱暴に、彼女が脱いだ服を投げつけ、枕に顔を埋めて泣き続けた。
背後で細い絹擦れの音が聞こえ。
「じゃあ、ユーノ君――またね」
そんなさよならと、扉の閉まる音。
それは、僕の世界の閉じる音だった。
●
「ねえ、ユーノ君、開けてよ、そろそろ外に出てきてよ!
いつまでもこんな生活してちゃ駄目だよ!」
今日も扉を叩く音が聞こえる。
僕は、テレビのボリュームを大きく上げた。
――あれから、五年が過ぎた。
なのはは名前も知らない隊士と結婚し、二児を授かっていた。
僕はと言えば、あれからずっとこの部屋から出ていない。
無限図書の司書長としての蓄えがあったし、僕には在宅で小金を稼ぐスキルは十分に備わっていた。
もう、外の世界になんて興味ない。
時折僕の部屋の扉を叩く偽物のことなんて知らない。
あの偽物のなのはも、もう30歳を超えている筈だ。
子供まで作って、立派な中古の中年女だ。あんな偽物、顔も見たくない。
いつものように扉の前で中年女らしいキイキイと耳障りな叫び声を上げていたが、やがて諦めたのか静かになった。
これでいい、これでまた集中していつもの映画を見られる。
リモコンを持ち上げる僕の腕は、不摂生な生活が祟って醜い脂肪に覆われていた。
この間、久し振りに風呂に入った時に鏡を見れば、その中に居たのは立派な肥満の中年男だ。
でも、そんなの一向に構わない。
偽物だから。
本物の僕となのはは、いつまでも変わらない清純な姿のままで、この画面の中にいるのだから。
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乱文失礼。
えー、当SSは特定のキャラを貶める意図は一切ありません。
一発ネタのジョークとして扱って頂けると幸いです。
次に投下される方は、きっと明るい話でスレを盛り上げて下さる……はず……。
ではでは。
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まさか熟女で鬱がくるとは思わなかったw
安定の心折り仕様、GJでした
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こういう欝の入り方もあるのか
短編だからこそでもあるだろうけど
物語の種類って枯渇したようで引き出しいっぱいあるんだなぁ
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>>9
これさあ、何が怖いって男女逆パターンでも全くおかしくないところが一番怖いわ。GJ!
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>>9
投下乙
所謂俺嫁厨にとっちゃ最悪かもなw
なんか落ち込んだユーノの元へどっかの愚弟が来て変な道に誘う姿が見えた。
や、ちょとホライゾン見てな……。
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>>9
乙
ふたりともなんというか、互いに恋愛感情に何かしらの障害(?)を抱えているせいか
片や想いが強さ故に童貞をこじらせ、片や男の気持ちが上手く読めず幾度もヤリ捨てにされ…といった具合で
しかも最後のほうで説得に来ているのがトリガー引いちゃった当人しかいないんじゃ救いようがないw
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>>9
安心と信頼の心折仕様にGJ
これは、キツい
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どうもこちらでははじめまして水橋・・・じゃない砂橋です
祭りには今回乗れませんでしたが初めての投下をします
・ヴィヴィオ×スカリエッティ
・ヴィヴィオは高校生くらいの時期
・絡みのみ、短いです
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身体の火照りを誤魔化すように熱いシャワーを肌に打ち付け、バスルームを出てくると、男はベッドに腰掛けて何も映っていないテレビを眺めていた。
バスタオルを巻いて胸元を押さえ、一歩ずつ、歩み寄る。
白衣は脱いだら、と促すと、男は面倒くさそうに、着込んでよれよれになった上着をシーツの上に放り投げた。
「君らしくもない」
この男には動揺という感情がないのだろうか、とヴィヴィオは思った。
夜更け、周囲の目を盗んで、クラナガン郊外のひとけのないホテル街にこうしてしけこんでいる。自分も彼も、それなりの身分があり外を歩けば窮屈さを感じている種類の人間のはずだ。
今頃、皆は大慌てで自分たちを探しているだろう。
なのはやシャッハはもちろんのこと、ディードにオットー、そしてフェイトは二重の意味で、行方をくらました自分たちの行き先に焦りを覚えているだろう。
陛下、陛下と青い顔をするディードの様子を想像すると哄笑が漏れそうだ。
背伸びしたい、大人になりたい盛りの年頃。
それだけではないんだという強い気持ちを、自分に言い聞かせるように、薄暗い路地を歩いてこのホテルに入るまで、ヴィヴィオはずっと胸に抱えていた。
「あのときもそうだった」
「何時のことを」
「私は今、すごく、歯がゆい気持ちがわきあがって、どうしていいのか、わかんなくて」
左手は空をつかむように、右手でバスタオルをぎゅっと握りしめる。
単なる欲望。いや、そんなことじゃない。
「親に反抗したい年頃なのかね」
「違う」
振り払うように否定の言葉を吐き、身体を覆っていたバスタオルを振り落とす。
あれからもう10年以上が経った。身体が大きくなっただけではなく、その内に秘めた力と、欲望がむくむくと、心の中で膨張しようとしている。
暖房の効いたベッドルームの中、見下ろすと、自分の胸の上で勃起した乳首が見える。
今にも襲い掛かりたい。だが、それは何かに負けたような気がして、踏み切れない。
スカリエッティはゆっくりとヴィヴィオを見上げ、どこか懐かしむように目元を緩めた。
「今でも私を、聖王だと思ってる?」
「むしろ聖王でなければなんだというのだね」
言葉を紡ぐ唇の動きに目が奪われた。雌豹のように飛びかかって覆いかぶさるように、肩をつかんでヴィヴィオはスカリエッティの膝の上に跨った。
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>>9
素晴らしい、まったく素晴らしい!!
ああもう、ほんっとこういうの好みだよ……なのはが処女じゃないって知ったユーノきゅんの野太い悲鳴が堪らん。
とりあえず心折SSから一転して(?)ちょっとギャグでBBAな感じの熟女(!?)もの投下してみる。
短編・ギャグ・『処女厨と売れ残り』
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処女厨と売れ残り
【ヤリマン】高町なのはは非処女【腐れビッチ】
3:以下中将にかわりましてお送りいたします:0081/02/20(mon)20:24:54ID:Fu*k Ass
やべえやっぱなのはさんビッチだったわ、ニカニカ動画にデート動画あがってた
これ つ http://www.nicavideo.jp/watch/sm15987630
6:以下中将にかわりましてお送りいたします:0081/02/20(mon)21:09:43ID:I love se*
くそ、まじか、これどう考えても本人じゃん・・・
19:以下中将にかわりましてお送りいたします:0081/02/20(mon)23:46:09ID:Master Masturbation
処女厨ざまぁwwwww
□
このように様々な情報がネット上に乱立し、高町なのはのプライベートの一部が暴露されてしまった。
複数の大手動画サイトにアップロードされたのは彼女が男性と、いわゆるラブホテルと呼ばれる宿泊施設から出てくる場面であるのだから、まあ否定のしようもない。
なのははJS事件を始めとして色々な事件を解決してきたエースであり、現役の教導官として雑誌にも取りざたされる有名人である。
必然的にファンも多くおり、検証の結果動画や画像の類が捏造でないと発覚したときのファンの傷心は筆舌に尽くし難い。
だが彼女はもう三十路を過ぎた、いわば熟女の仲間入りをし始めた頃合なのだ。
彼氏もいればセックスだってする、それをどうこう言われる筋合いもない。
「まったく困っちゃうよねぇ」
「うんうん、ほんと、災難やったねぇ」
「……」
久しぶりに会った親友の三人、なのは、はやて、フェイトは件の騒動について話をする。
はやてはなのはに同情して深く頷く、フェイトは何故か押し黙っていた。
「もう私だって三十だよ? ラブホくらい行かせて欲しいよね」
「ほんまほんま、なんかその話きいたら私もうかつにホテル行かれへんよ」
「……」
なのはもはやても普通に彼氏がおり、セックスのためにホテルに行くのもそれほど珍しくなくなっている。
こんな風に騒がれては堪ったものではない。
フェイトは何故か押し黙っていた。
「こういうのはあれだよね、彼女いない人のひがみだよ」
「うんうん、困るわぁ……彼女いない人とか彼氏いない人の嫉妬なぁ」
「……」
何故かフェイトは押し黙っていた。
「私なんてもうそろそろ結婚も考えなきゃいけない年だしね」
「あ、なのはちゃんもう籍いれるん? 私も考えんとなぁ」
「……」
何故かフェイトは押し黙っていた。
「あ、そういえばフェイトちゃんは?」
「せやせや、なんや今まで黙っとるけど」
「……え、わ、私!?」
遂に向けられた言葉の矛先に、フェイトが狼狽する。
沈黙――沈黙――沈黙――沈黙。
「あ、え……フェイトちゃん……もしかして」
「まさか……やよね?」
「……」
何故かフェイトは押し黙っていた。
「……その、ごめんなさいなの」
「……すいませんでした」
「……」
何故かフェイトは押し黙っていた。
そして泣きながらどこかへ走っていったのだった。
終幕
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はやる気持ちで、シャツのボタンをはずそうとする指先が震える。
科学者という言葉で一般的にイメージされるようなやわな肉体ではない、その風体に似合わず、鋼のように筋張った筋肉がついている。
「高町君の教えを破ることになるね」
「……ママのことは、感謝してる──でも、でも私は、それなら私のこの気持ちは何なのよ──」
スカリエッティの肩に抱きついて、首筋に頬を寄せる。そこでやっと、二の腕をさするように抱きかかえてくれた。
12人の女性型戦闘機人を作りながら、彼女たちは娘として大切にされた。
無限の欲望という悪名を付けられながら、しかしこの男には性欲というものは無いようにさえ感じられた。
この男もまた、人工的に遺伝子を弄られた歪な人間だ。人間である以前に、生物としての機能を奪われた。
「レリックはもうない、聖王の鎧も、ゆりかごももうない──、だけど私は、このまま、生きていくのが怖い──」
手のひらで、いっぱいに体温と抱き心地を感じ取ろうとするように背中をさする。
押し付け合う胸が、切なさを高めていく。
ひとしきり睦みあい、やがてゆっくりと離れる。スカリエッティは右手を上げ、ヴィヴィオの額からサイドポニーまでの髪をゆっくりと撫でる。
ヴィヴィオはさらに腰を前に出し、寝そべるよう促す。
ホテルのベッドに使われる寝具は綿が深く、雲に浮かぶように体位をとれる。ベッドに手をついて、胸を支えてもらうように抱き合う。ゆっくりと、五本の指と手のひらを使い、余すところなく、乳房を揉む。
男の手が、胸に触れる。ヴィヴィオにとっては初めての経験だ。
「このまま、学校を卒業して就職して、それで──それから先、どうなるの?
いつまでも、友達と遊んでばかりじゃいられない、将来のコト、考えなきゃいけない、私は」
「まあ、聖王教会が黙ってはいないだろうね」
聖王教会。カリム、シャッハ、シャンテ、シスターたちの澄んだ穢れなき貌が浮かんでは消えていく。
「私を神輿にするっていうの」
「飾り物では不満かね。やはり自分の腕力で者共を従えなければ気が済まないかね」
「そんなこと──」
やわらかな生地の布を被りながら、男の下着を脱がせていく。迷いなくペニスをつかみ、奮い立たせるように二、三度揉む。
そのまま、見つめ合いながら、手のひらの中で硬くなっていくのを感じる。
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「怒りや憤りをため込むのは体にも心によくない……吐き出して、素直になるのがいい」
「それができたらっ!──それができたら、どんなに楽か──!あなたは、どうしてそんなに──気ままな顔して、浮ついたように飄々として、いつも自分勝手に生きてるだけで──!!」
言葉に出すと、喉の奥がきゅっと締め付けられるように痛い。
目じりに、涙があふれてくる。
「あなたが羨ましい──!素直な気持ち、私のこのやり場のない、力をふるいたい気持ちっ、わかってくれるのは……わかってくれるのは、あなただけだよ……っ」
言葉を、吐き出す。
息を落ち着けるように、そっと口付ける。求める気持ちを、優しく、鎮めていく。
キスをしている、という実感は、ヴィヴィオの感情を少しだけ、落ち着けてくれた。
「私のようになりたいか?」
「わかんないっ……でも、胸が、苦しいよ……」
きつく抱きしめあい、腰を擦りつけあう。触れ合う性器が、体温と湿り気を互いに渡しあう。
「テスタロッサ君も高町君も、このことを知ったら──哀しみ、そして打ちひしがれるだろう」
「やめて!そんなこと言わないで!」
「彼女たちを説得できると思っているのかね」
言葉に詰まり、腹いせにやり返すように、顔を上げてヴィヴィオは再びスカリエッティの唇を貪った。
普通の親子以上に年齢は離れているはずだが、この男の肉体には老いが感じられない。造られた生命は異形である。
右手で肩を抱き、左手でうなじを撫で上げる。一見してこういった情事とは程遠い印象の男が、しかし、手馴れて、愛しい。
「ほしいっ……何もかも!全部、私のものにしてやる、ママにも、誰にも文句は言わせないんだ……!」
「私でよければ存分に」
「このっ……ばかぁ……」
涙のしずくが、一滴、どこかに落ちた。身体を起こしたヴィヴィオの、胸をそっと撫で、乳房を包み込むように両手で愛撫する。かぶりつくような体勢で下に向かって揺れる乳房を支えるように、手のひらの上で乳首を転がす。
今夜ずっと荒れ狂っていた心が、癒されているとヴィヴィオは感じていた。
なのはよりも大きくなったバストはひそかな自慢だった。もちろん学校での友人たちの中でも一番大きい。
改めて両ひざをスカリエッティの腰の横につき、太ももを広げて位置を合わせ、ゆっくりと腰を下ろしていく。
サンクトヒルデの高等部でも、男付き合いなどは意識はしなかった。それゆえに今こうして突っ走ってしまっているのかもしれない。いわゆる初めてのはずだが、自分でも驚くほどに、ヴィヴィオの股の間は貪欲になっている。
腰の奥にもう一つ口ができたように、スカリエッティに喰らいつくイメージが脳裏に浮かぶ。
それを知ってか知らずか、スカリエッティは相変わらずのにやけた顔でヴィヴィオを見上げている。
男を見下ろすということがこれほど嗜虐心を刺激されるのかと、ヴィヴィオは自分の心が燃えるように黒くなっていくと感じていた。
切ないほどの性感を堪えるように、腰を押し込み、恥骨が押し付けられるのを感じる。
下になったスカリエッティは自分の動きは最小限に、ペニスの脈動だけでヴィヴィオの膣内をまさぐる。ヴィヴィオの慣れない動きはややもすれば乱暴に扱くように、ペニスを根元から捻り回す。
それでもスカリエッティは少しも余裕の表情を崩さず、ヴィヴィオを抱き留めてくれていた。滴り落ちてくる愛液に、生温い血が混じっているが、もうそんなことを構う気はない。
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うわ割り込んでしまった……
もう俺の事はスルーしてそのまま投下してください……
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悔しい。
背徳感、というのだろうか。司法取引で制限付きながら行動の自由がある程度認められたとはいえ、今自分が抱かれている男はれっきとした犯罪者である。
なぜそんな男に、これほどまでに心を囚われているのだろうか。
レリックウェポンとして生体実験に使われ、それなのになぜこの男に心惹かれているのだろうか。
苦しい。胸が苦しい。なぜ苦しいのか、それは心の窮屈さだ。
一見順風満帆な、恵まれた生活を送っているようでいて、それは世間で偉いとされる誰かに従うままの、既存の権威に沿うものだった。
単なる反抗心、青臭い悪ぶりっ子、なのかもしれない。しかし、自分の生まれと血筋は事実で、自分には、力を手に入れる素質があった。
力を手に入れることは善くないことだったのかもしれない。それは無理矢理持たされた力で、それは不幸なことだから──。
「君は何が欲しい」
スカリエッティの肩にしがみつくように両腕を背中に回して抱きついて、ヴィヴィオは腰を振る。溢れるほどに濡れた媚肉がぬめり、粘つく音を立てる。
膣口に力を入れては抜き、襞をすぼめながらスカリエッティのペニスを舐めまわす。それに応えるように、膨れた亀頭が膣壁を掻き、粘膜を熱くする。
「ほしい……、もの……っ」
背を反らし、押さえつけるように腰を立てて動く。胸が上下に激しく揺れ、身体を振りかぶると、スカリエッティはヴィヴィオの豊かなバストを両手で受け止める。
そのまま、胸の奥まで、いつか命を育てる時のための源をも包み込んで、深く深く揉みしだく。
「欲しいものがあるのなら自分の力で手に入れるんだ。欲望に目をそむけてはいけない、それでは心が歪むだけだ」
「わたしの、ほしいものっ……わたしのっ、あっ、ああっ……ジェイル、うあっ──!」
快感が乳首から、乳房から、身体全体に広がっていく。息が荒く、嬌声がこらえきれなくなり、ヴィヴィオは声を上げた。スカリエッティをファーストネームで呼ぶ、それのどこがおかしい?人を呼ぶのに名前以外のどんな言葉を使う必要がある。
「君は聖王だ、聖王ヴィヴィオだ──」
高町。その姓は、何を意味している。
今のヴィヴィオには、それは枷のようにしか感じられなかった。それが善いとか悪いとか、ではなく、ただ今は自分の欲望を満たしたい。
身体が溶けるような交わりの中で、しがらみも何もかも捨ててしまいたい。
「私のものになってっ、ジェイル!ああっ、あっ、スカリエッティ──さん──!!」
悔しさが冷静さを残し、絶頂に手が届かない歯がゆさ。
それさえもいとおしい。
もっと、もっと触れ合いたい。これは、欲情なのか、それとも愛情なのか。
あるいはそれすらも、強い生命力を求める欲望を包括する仮面なのか。
ただひとつだけ、ヴィヴィオは、自分がもっと強ければ“それ”が実現できるかもしれないという希望を、胸の中で想うことしかできない現実が哀しかった。
-
おしまいです(汗)
なのはママに心配されつつツーンと澄まして
翌朝そしらぬ顔で登校しましたとさ
本編での顔芸のせいであれですがスカさん黙ってれば結構いい男
いやウホッ的な意味ではなくて
ではー
-
お二方とも乙
フェイトさん生きろ
そしてヴィヴィオはもっと頑張れ
-
ご両人投下乙
混ざってカオスなことになってるのはご愛嬌w
-
質問なんですが、スレに投下したSSは、保管庫に独自に置いておくものなのですか?
-
>>24
GJ、実に新鮮なカプだった、ご馳走様でした。
>>27
独自に、というのはどういう事なのだろうか。
答えになるかどうか分からないが、エロパロスレに投下されたSSは保管庫サイトの管理人(別名:司書様)が載せているよ。
もしかして某クロススレのように編集権限が解放されているかどうか、という質問であったのならこれで答えになるかな。
-
>>28
質問の仕方が下手ですみません。
大体それで合ってます。返答ありがとうございます。
-
フェイトちゃんはシグナム姐さんがゲットするよ
テスタロッサ好きだーああああっってね
-
>>26
なのはとヴィヴィオが同じラブホの隣の部屋に当たっちゃうんだな
出るときばったり出くわしていたたまれない空気に
-
>>31
そのまま性なるタッグバトルに移るんだな?そうだよな!?
-
こんばんは
ヤッター熟女祭りSSデキタヨー!
そんなわけで
掌編・非エロ
「熟母妊娠」
-
高町なのはが久々に実家に帰省すると、両親が小躍りしていた。
「えーっと……」
予測していた事ではあったが、なのはは言うべき言葉が見つからず、両親の小躍りを見つめた。
「ねえ、なのは。大事な話があるの。お休みをもらって、帰ってきてくれないかしら」
ミッドチルダの官舎に母の桃子から映像通信があったのは数日前のことだ。
政治的な条件と地理的な条件の両面から母からのこのような通信は珍しい。ミッドと地球には正式な国交がなく、そもそも魔導工学技術を持たない地球には次元間通信の技術がないからだった。
(ちなみに普段の連絡は偽装しやすいeメールを利用している。)
もとよりなのはの仕事の忙しさを承知なので、大抵のことはメールで済ませる。そうなると余程の大事な用に違いない。
たまたまなのはも帰省するつもりだったので、この話をすぐに承知した。
なのはの方にも大事な話があるのだ。
「赤ちゃん?」
「そうなのよ。なのはにも直接伝えたくて」
「なのはもいよいよお姉ちゃんだな」
「あはは……」
桃子は愛おしげに自らのお腹に目をやった。その中には新たな命がはぐくまれているのだ。
父親の士郎は生まれる前からもうでれでれとしている。
小躍りする二人をなだめて話を聞いたところ、大事な話というのは桃子が妊娠した事だった。
ずっとこのはしゃぎようだったらしく、恭也と美由紀の二人はなのはに苦笑いして見せた。
「ところで、なのはからも用があるのよね」
「うん、私も子供ができたんだよね」
「まあ! じゃあダブルおめでたね」
「おっ、そうだね」
士郎がそう言うと、みんながどっと笑った。
「ちなみに今五歳なんだ」
-
以上です。
お粗末さまでした。
……ちょっと違う気もする
-
桃子さんが妊娠! 妊娠! 妊娠!
想像しただけで興奮します。
ともあれ、しずひとさんの投下でいちおう予定されていたIRCチャット組の投下は終了しますた。
以後、そのまま熟女SSを投下してより、平常運転に戻ってよし。
どうかご随意に。
-
もし年下のおばさんだったら、なんだかロリ熟女っぽい
-
それはつまり相手がかなり高齢ってパターンなのか
爺×熟女……レジアス(またはグレアム?)×プレシアとか……ないか?
-
グレアム×ミゼットとか年齢差的にいい感じじゃなかろうか
……多分ミゼットの方が年上だろうなあ
-
コラード先生を忘れるな!
-
>>35
乙乙。後が大騒動だなw
-
登場人物、女性は全員熟女化 男性は全員ショタ化 というのを考えてはみたが
・・・これ人類滅びるね
女性は20〜40台、男性は10台前半以下 くらいが丁度良いのか
或いは全員60台以降のアダルティな空気というのは…
-
>>42
???「stsのなのはは熟女!」
だから18からでおk
-
>>43
なのは「ディバイン……バスター!!!」
クアットロ「きゃああああ!?」
ユーノ「――何度でも言う! stsのなのはは熟……あれ? シルバーカーテンが解け
-
>>44
ヽ、
, :<´ ̄ ̄> 、}}ノ
ー=≠": : : : : : : : : : : : :\
/: : : :/: {: : ヽ: ヽ : : ヽ:ハ
i.: ::{ 斗-ハ: : :}十ト:i :}: :}: :}
| { :|:Ⅳ示h: :j示Ⅵ j: :|: :l
v|八:代り ソ辷リ }/: :i /
Ⅵ:ヘ _ } : /′
Ⅵヽ. ヽノ /: /ヘ
ヽi{`>- イ´/Ⅳ}<
/⌒ヽ /i>く´ }ヘ\}
{=x ノー ': ,/{/こ)'ヽ/ : l: : :`>: 、.._
/^こヽ{ : : : / :| ,ハ ∧: : }: : : : : : : : :`ヽ
ノ ヽノノ: : : : >:|/ || /: :`<: : : : : : :/: : : :}
∧/^Y,イ}: : : : く : {' l」/: : : :/ : : : : : /: : : : :|
/: :{^ノ|: /|: : : : : ヽヘ、/: : :/「^}___ {/: : : : : ヘ
,/ : 〃: ||/: |: : : : : : :\' : /{⌒ 'こ} :〈 : : : : : : :〉
こ二二二二二二二二二二二二二二二二二二}> 、} : : : : : {
| : : : > 、 : : |
| : : : : : : : > 、
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ 無茶しやがって・・・
i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ /
三 | 三 | 三 | 三 |
∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪
三三 三三 三三 三三
-
どうも、忘れた頃に出てくる暗愚丸です。
熟女祭りと聞いて食指が動いたので触手を伸ばしてみました。
一応エロ(本番無しと言うか、触手エロではないのであしからず)
かつ、しずひと氏と少々ネタが被ってしまった、妊娠ネタです。
かなり短い上に、鬱orBADENDです。
NGは、『HappyLife HappyEnd』で
-
「お帰りなさい、あなた」
彼女の言葉に、彼は軽く頷きを見せるだけで、答えを返してくれない。
それが少し寂しくて、けれど、彼女はその寂しさを堪えて笑みを浮かべた。
籍を入れて、四年半。
思い返せばその時間はあっという間で、それでも傍らに居られるのは嬉しかった。
「夕食を先にしますか、それともお風呂っ!?」
その言葉を遮ったのは、彼の強引な抱擁だった。
抱き寄せられ、強引に唇を押し付けられる。嫌だと、僅かでもその気振を見せれば、素っ気なく身を離して、また触れ合うことのない時間が来るだけ。
だから彼女は、身体の力を抜いて彼に全てを預ける。
無骨な手が、全身をなで回してくる。
自身、かなり自身のある豊かな乳房を、服の上からこねくり回され、そのたびに喉の奥から甘い吐息が漏れた。
もう、数え切れない程繰り返した愛の営み。快感を覚える場所を、的確についてくる動きは、なじみきったもので。
彼女はただされるがままに甘い声を上げ続ける。
彼が求めるまで、動いてはいけない。それが、長い間の睦み合いで染みついたルールだったから。
胸をせめていた手が下に伸びて、スカート越しに秘処を撫でてきて。
一気にせり上がってきた快感に思わず腰を引いてしまった。
じゅくりと、蜜があふれたことを自覚して、潤んだ瞳で彼を見つめる。早く愛して欲しかった。一気に貫いて欲しかった。
けれど、彼の手は緩やかに、布越しのままなで回すだけ。
ぞくんと、その手が動く度に、せり上がってくる熱に、我慢が出来なくなりそうで。
……やっと彼の手が、彼女の服を脱がすように動き始める。
熱く火照った肌に――空調が効いていても――冷めた空気は、すこし辛くて。
彼が、無言のままズボンのファスナーを下ろした。
ぼろんと、黒光りするそれが、こぼれでた。彼もその気になってくれた。
それが、嬉しくて、彼女は膝立ちになって、いまだ柔らかいままのそれを口に含んだ。
青臭さとアンモニア臭が僅かに臭い、今はその臭いですらも、昂奮を高める微香となって、熱を作り出した。
ねろりと、口の中にあるものを舐める。雁首の辺りをゆっくりと、……亀頭全体を覆うように、唇を締めて竿を擦りながら。
ゆっくりと頭を上下に動かす度、口の中のそれが徐々に硬さと大きさを増していくのが解る。
それが嬉しくて、上目遣いで彼を見上げた。
彼の口元が、楽しげに緩んでいる。それも嬉しくて。
彼の視線が胸元に向いていることに気付いて、彼女は一度口の中からこわばりを解放する。
ひくんひくんと震えるそれが、愛おしくて。
軽く頬擦りしてから、胸の谷間に挟み込んだ。
……胎の中に、散々に精を注がれ、彼女はぐったりした身体をそれでも何とか起こした。
今度こそ、子供が出来て欲しい。その願いを抱いて、自身の下腹部をそっと撫でる。
愛した人の子供。
きっと、三人で、幸せに、平和に暮らしていけるはずだから。
椅子に座った彼の、物憂げな問い掛けに、笑みを返して食事の準備にかかった。
それから、少し時間が経った。
彼女は頬を弛めて、産婦人科から出てきた。
やっと、妊ったのだ。愛し子を授かったのだ。
涙が出そうなほどの嬉しさに、今日は少し豪華な食事を用意しようと決意して、そんな自分に微笑みが浮かぶ。
そして、彼が帰ってくる時間。
……今日は残業もないし、飲み会もないと言っていた彼が、帰ってこない。
せっかく用意した食事が冷めていくのが、わびしくて。
けれど、きっと彼にもなにか急な用事がはいったのだから、しかたないと思って。
テーブルに突っ伏して、彼女はゆっくりと夢の縁におちていく。
不意に、肩を揺すられて彼女は目を覚ました。
どこか不機嫌そうな彼に、慌てて謝りながら身体を起こす。
彼が普段とは違う食事の用意に、不機嫌そうな声を投げつけてきて。
子供が出来たのだと、そのお祝いをしたかったと素直に答え……、久しぶりに見た彼の笑顔に、ほっとした気分になる。
だから、きっと、彼も望んでくれていると、そう思えた。
-
産声が上がった。
体力を使い果たし、汗みどろの顔に、それでも彼女は優しい笑みを浮かべる。
医師の母子共に健康だと彼に告げる言葉を聞きながら、少し身体を起こす。
看護婦が笑みを浮かべて、女の子ですよ、と告げながら赤子を差し出してきた。
やっと出会えた。
その事が何よりも嬉しくて。顔を真っ赤にして泣き出す赤子を、優しくあやす。
彼がほっとした表情を向けてくれる。
それも嬉しくて。
だから、彼女は、愛する我が子に、愛する娘に、そっと語りかけた。
「覚えていて」
かすれた声で、それでもしっかりとした意を乗せて、彼女は娘に語り続ける。
「あなたは、愛されて生まれてきたのだと」
優しくあやしているからか、優しい声音で語っているからか、娘の泣き声が小さくなる。
「あなたは、皆に望まれて生まれてきたのだと」
職場の部下達も、折に触れては顔を見せて見舞いを持ってきてくれた。
両親も彼の親も、共に祝ってくれた。
だから、そう。
きっと、望まれて、祝福されて、娘は生まれてきたのだと、そう言い切れる。
「ねえ、大きくなったら、何になりたい? なんにでもならせてあげる。どんな道でも作ってあげる」
とくん、とくんと、腕の中にある小さな鼓動。
生まれたばかりの我が子が、本当に腕の中にあるのだと、そう言い切れることが嬉しくて。
きっと、娘は幸せに育ってくれる。自分と彼と娘、きっと幸せな家庭を築いていける。
そう確信を持って言えることが嬉しくて。
「ねえ、アリシア。あなたは、全てに祝福されて生まれてきたのよ。誰よりも幸せになれるのよ。愛しているわ」
そう呟いて、プレシアは、アリシアを優しく抱き締めた。
-
この後、本編に繋がるっていう意味で、鬱系というかBADって感じになったらいいなとか。
食指が動けばまたお会いしましょう
-
>>44
少し違うな。
ユーノだけでなく>>45で敬礼した者とStS視聴者一部も入るかw
>>49
ああ、そう言えば最初からあんなじゃなかったんだよなプレシアさん…。
クロ助の台詞が聞こえる…
-
>>49
落涙。
-
>>49
(´;ω ;`)ブワッ
-
うわぁ……うわああああああ!!
なんというか、その、すごいな……
GJとしかいえない、そして切なくてやばい。
-
暗愚丸氏GJ! すばらしぃ……。
投下いきます。
原作とちょっと違ったユノはやです。
でもまだユーノが出てこない罠。
えっちもまだないです。
-
「おお、めっちゃ綺麗やんかー」
車椅子に座りながらパソコンに向かう。カチカチと無意味なクリックを続けながら関心を寄せる。
何処の山で撮影したのか知らないが絶景であった。へーほーと感嘆の息を漏らしながら掲載されている画像を次々と開いていく。
全部で四枚。どれも綺麗だった。「先ほど撮りました」というささやかな呟きと共に。
朝からいいものが見れたと重いながら、車椅子の背もたれに深く寄りかかる。投稿者のアカウント名はB@@Kと言い、時折呟きや
いろんな画像が落とされる。山だったり、海だったり。場所に偏りはない。ただ、どの画像も絶景であったり美しいものが多かった。
連日、B@@Kには多くのコメントが寄せられている。批判であったり、場所の予想であったり、賛美のコメントであったりと多種多様。
はやてもB@@Kをフォローしている一人だが本人とやり取りをしている訳ではない。ROMをして、B@@Kが画像を載せた時のみ覗く。そんな関係だった。
日本ではありえない絶景の数々に、B@@Kは日本人じゃないとヅイッター上で噂されているが、B@@K本人はコメントを寄せない為、真相は定かでない。
尤もはやてはB@@Kが誰であっても良かったのだが。
指先はAlt+F4のショートカットキーを叩いてウィンドウを消し、再度Alt+F4を押してpcを落とした。
閉ざされた世界で生きる八神はやてにとって、B@@Kが掲載する画像はカンフル剤に近いものがある。
綺麗なものを見て満足する。食欲は睡眠欲を満たすのに少し似ている。ある種の気持ちの入れ替えでもあり、お気に入りでもあった。
翌日の朝は寝坊することなく目覚めた。午前中は病院。午後は図書館に行く予定だったので幸先がいい。
ご飯に味噌汁、干物に新若布をゆでてポン酢につけたものを食べてから支度を済ませると病院へと向かった。
しかし、そこで想定外の報せを受ける事になる。いつもどおり大掛かりな機械で検査を済ませ、石田先生の診察室で待っても待っても
石田先生は姿を見せなかった。看護婦が途中顔を覗かせ、少し待ってほしいという旨を告げてまたいなくなってしまう。
途中、はやては不安になった。
「うわー……死期がはやまったとかやったら洒落にならんわー……」
一人空笑いを浮かべる。
そうなったらそうなっただ。仕方があるまいと達観した少女は腹をくくって石田先生を待っていたのだが、
数十分が経過した頃、ようやく石田医師が姿を見せた。
かなり難しい顔をしている。はやての緊張もピークに達しようとしていた。
「またせてごめんなさいね、はやてちゃん」
「いいえ、石田先生も忙しいでしょうから」
そんなやり取りをしながらも、胸の奥は答えを渇望していた。石田の答えを。
体に何かあったのか?
それとももっと別の事なのか?
質問攻めにしたい気持ちをぐっと堪えて待つ。ただ、笑顔。
椅子に腰を落とした石田は真剣な眼差しを向けられる。
ただ忙しかったわけではないという事を如実に表していた。
「それでねはやてちゃん」
来た。
胸の奥で叫びたい気持ちをぐっと堪える。
「原因不明だった神経細胞の侵食がね、止まっているの」
「……………」
はやては虚を突かれた。
自分の体は原因不明の病気に冒され、少しずつ体が停止していると聞かされていた。
癌や白血病でもなく、原因は不明。体は少しずつ動かなくなりいずれは全身が動かなくなって死ぬ――という症状と聞いているが。
はてさて。首を傾げてみる。
「……えっと、石田せんせ。どういうことなんでしょうか……?」
-
「私にも解らないのよ。前にも言ってるけど、はやてちゃんの病気は原因がわからないの。
でも……」
そこからべらべらと専門用語を並べられて馬の耳に念仏。
解ってはいながらも、シュールさを感じたはやてはやんわりと石田医師の言葉を切った。
「あの、石田先生。
結論を教えてくれませんか?」
「話がそれちゃってごめんなさい。
貴女の体は今ね。病気の進行が止まってるみたいなの」
もう一度呆ける。両親がいない生活も慣れに慣れたが、思わずガッツポーズをとりそうになるのを堪える。
感情を殺し、9歳という小さな年齢で生きてきた子供も死はやはり恐ろしかった。それが一時的にでも逃れられるかもしれない、
という希望を与えられるのは好意に値する。
「確定っていうわけじゃないから検査入院なんだけど……」
「ええですよ。あはは、なんで止まったんでしょうねー」
はやては笑う。
石田医師も笑った。それしかなかった。
原因は不明。病名も不明。とまったのも不明。もう良かったねというしかない。
予定もなかったのでその日の午後から検査入院となった。そこから五ヶ月。はやては病院で過ごした
冬が終わり、蕾も開き始める春が来ていた。五ヶ月の検査の間病の進行は見られず終り、無事検査は終了した。
ではもう一度。
春。はやては無事退院した。
ただし相変わらず車椅子で。
「なおっったーーーー!」
久方ぶりの我が家に帰ると、嬉しさのあまり吼えた。無論、今後も検査は続けていかなければならないが、
ひとまずは帰宅だ。しかし家の中から返事はない。家の中は静まり返っている。
その上五ヶ月も放置していたので玄関に入っただけでも埃臭い。
「〜♪」
それでもはやての気分は上々だった。
車椅子も世話になっている人から貰った電動式ではなく、病院から借りた手押し式だ。
家まで手で漕いで帰ってきてしまった。二の腕が両腕共にパンパンだ。乳酸が沢山できている事だろう。
でも、生の実感を強く感じられる今は、何もかもが好ましかった。埃まみれの家に対しても、野心を抱くように
怪しく笑ってみせる。
「ふっふっふ……待っとれよ。ピッカピカにしたるからな!」
体を前に倒し車椅子のハンドルを掴み、両腕をすばやく回転させると車椅子は前へと動く。
この五ヶ月の間ただ寝ていたわけでもない。体力の低下を防ぐ為リハビリと称して運動もしてきたのだ。ぬかりはない。
荷物をおくとすぐに掃除が開始された。作業は昼少し前に始められ満遍なく行われる。一時間、二時間があっという間に過ぎていき
高々と昇っていた太陽も暖かな橙色に変わり、それも消える頃にはあたりは真っ暗になっていた。掃除は完璧とは言いがたかったが、
満足なレベルにまでいけたので、適当なところで妥協した。
―――こんなとこやろか。
疲労感が滲む身体で吐息を落とす。割り方綺麗になった。残りは明日やれば十分だろうと区切っておく。
風呂を入れている間に湯を沸かしてカップ麺を作る。退院初日の食事にしては随分簡素だが仕方がない。
「いただきますっ」
ノーボーダーの有名どころを啜りながら、ひとまずの食欲を満たす。
-
今日はもう料理を作る気にならなかった。そもそも、冷蔵庫は検査入院の前に片してしまったので何もない。
仕方がない。
はふはふと熱い麺を啜りながら、口がいっぱいになったところで手を止めて部屋を見渡す。
照明はつけられているがリビングは寂し気だ。明るさは静けを抱いている。ラジオもなければテレビもつけていない。
そして一人。
ただ、カップ麺から立ち上る湯気と咀嚼する顎だけが動いていた。
ただ一言。はやては思った。
――慣れとるしなぁ。
また、箸を動かし始める。孤独も、八神はやてを冒す者にはなれなかった。
仮に絶望が現われようとも。結末はよくとも絶望に相応しくない不名誉な過程を迎える事だろう。
ずびずばー
麺を啜る音とが静かに聞こえた。
その日はさっさと風呂に入って圧縮袋から布団を引きずり出してさっさと寝た。
病が何故身体を犯さなくなったのかは解らないが、五ヶ月間経過を観察してもなんらはやての身体に変わりはなくなっていたから、
彼女は退院できた。現代医学において一片の理解も及ばぬ病ゆえに眺める事しかできないのだ。石田医師が如何に歯痒いかがよく解る。
しかし、病は治ったという確信もなかった。
正確には止まったと言う認識が正しくもあり、はやての足は一生動かず仕舞いだ。
彼女は障害者として生きていく事になる。身体を蝕むものが止まった理由も解らぬ現代人には答えも知りえぬ。
翌日、残りの掃除を済ませると買い物にでかけた食料品が何もないのだ。足長おじさんから振り込まれる口座から少しお金を下ろして、
生活用品も合わせて買う。
あれも、これも……と求めて帰宅したら15時を過ぎていた。
「疲れた……」
膝の上と片腕で荷物を抱え込むようにしながら、空いた手で電動車いすを制御する。
流石に、買い物まで気合を出す余裕は無かったらしい。早く休もうと思いながらポストの中を確認すると、
「……?」
つい昨日までは水道代だ電気代だ広告が鬼のように入っていたポストの中身は今や伽藍としている。
その中に一つの手紙。指先でたぐりよせる。
裏、表と見やり送り主に気がついた。
「あ、グレアムおじさんや」
足長おじさんでもある。一人暮らしをしているはやてに毎月お金を振り込んでくれる人でもある。
荷物の上において、ひとまず家の中へ。整理も他所に手紙を読む事にした。
「何々ー……?」
「ふんふん」
「え?」
「…………」
-
「……………………………………………………………………………………」
「まじかいな」
手紙を手にしたまま、はやては愕然とした。
もうお金を送金できない。
今後は連絡をすることもできない旨が書かれている。
しかも理由は書いていないときている。
理不尽に蝕まれた。しかし、鼻で笑う。
「孤児院でも行ったろか」
ハッと笑いながら手紙をテーブルの上に放る。
やるせなさが広がった。驚いたり強がったり、感情の起伏が激しい。
「どないせぇっちゅーねん……」
唐突に現金収入が途絶えた。数年は貯金を切り崩していけばなんとかなるが、先のことを考えると施設に入らなければ生きていく事は難しい。
はやては未成年であり保護者がいないのだ。現状もおかしいといえばおかしい暮らしをしているが、文句も言わずにコツコツやってきた結果がこれだ。
死ななかっただけよしと思いながらも、つまらない終わりに落胆もあった。
一つ、大きなため息を落としながら気持ちを切り替える。
「いっそなぁ」
――この家で死んでしまおうか? 思っても無い事が脳裏をよぎる。
この家は大切だが仕方があるまい。何より自分(はやて)一人が死んだところで世界が何一つとして変わらないのが悔しくてならなかった。
はやてがいなくとも世界は動く。
日本は動く。
鳴海は動く。
それが少し悔しかった。親戚も誰もおらず、仮にはやてが死んでも誰も悲しまないし死体にも気づかないだろう。
運がよければ白骨死体になって発見されるレベルだ。悔しくて悔しくて、胸の中にモヤがかかった。手を強く握り締める。
一人は嫌だった。
幼い頃夢見た事がある。父親のお嫁さんになるというありきたりなものだ。
今はそれが羨ましくてならない。普通でないことも悔しかった。でも現状は変わらない。
「……………」
買ってきた荷物を整理しなければならない。
でもやる気がおきなかった。
でもやらねばならない。
のろのろと手を動かしてゆっくりゆっくり買ってきたものを整理したり冷蔵庫にいれていく。
全部片し終えると机の上の手紙に目がいく。なんだかんだで捨てはせず、ノートにはさんで保管しておく事にした。
適当な料理を作り、一人で食べて、片づけをして、風呂の支度をして風呂に入り、そして寝た。
「…………」
ベッドで横になると今まで堪えてきた涙がでた。
寂しくもあり人肌が恋しくてならなかった。
「…………っ」
寂しいなぁ。
誰か
誰か構って
私を
抱きしめたってや。
そんな言葉が胸で弾ける。両腕は自らを抱えるように抱きしめていた。
夜の闇の中で、啜り泣きが静かに聞こえた。
-
ひとまず終了です。
ちゃんとハッピーエンドなので欝じゃないですれす。
2も書き終わってるので明日の夜か今日の深夜に投下できたらうれしいです。
ではでは。
-
>>59
なんか面白そうなんキター! 闇の書の浸食とかグレアムさんの動向とか気になりすぎる。都築じゃなかった都築期待してます!
……B@@K=ユーノ……なのか?
-
>>59
GJ!治ったーってはやての叫びがいいなw 全裸で続き期待
ちなみに「日本は動く」の後の鳴海は海鳴のミスタイプかぬ
-
理由はわからんがはやてのとこから闇の書が消えたのかな?
だから侵食そのものは無くなったが同時に彼女に関わる必要なくなったからグレアムも手を引いた…?
-
ほきゃー!!!!
寒い! 雪が降った! そんな中で車運転したら事故った! フロントバンパー逝った!!
またしても無駄な出費が……ただでさえ安月給なのに……
今この怒りと無念を、SSにぶつける!!
というわけで投下しる。
真冬シリーズ(?)の第四弾、アリすず百合エロ、短編。
-
真冬☆劣情
その日の夜は寒気と暗黒に支配されていた。
近年まれに見る積雪と停電が重なり、海鳴の住人は暗い屋内で肩を寄せ合って震えるしかなかった。
ここ月村家の邸宅の中でもそれはまた同じ。
単に暖をとるためとは、若干違うのではあるが。
「んぅ……はぁ……ひぁん!」
豪奢な天蓋付きベッドの上、白いシーツに包まった二つの肢体が絡まり、肌を寄せ合う。
甘ったるい声を上げているのは、年端もいかぬ少女だった。
「もっと、もっとぉ……すずかぁ……」
「ふふ、アリサちゃんかわいい」
少女を責めるのも、また少女。
蝋燭だけを灯した薄暗がりの中でも鮮やかな白い肌、輝く金髪も煌びやかなのは、明らかにアングロサクソンの血を引く乙女。
アリサ・バニングスである。
そんな愛らしい美少女を組み伏せ、責め立てているのは、彼女とはまた違った美の持ち主。
ウェーブの掛かった艶やかな黒髪の少女、奥ゆかしい大和の血脈を感じさせる、月村すずかである。
まだ小学生である筈の二人の少女は、その年の頃からは想像も出来ないような痴態を魅せ付けていた。
「あぁ……ふぁ!」
甘く蕩けるような声を上げて、アリサが悶えた。
一糸纏わぬ彼女の裸身に妖しいほど紅い舌が這いずり回る。
ちろちろと、弄うように焦らすようにアリサを愛でるすずかの舌先。
透明な唾液の筋を柔肌に残しながら進む愛撫は、性感帯というものを熟知した手管を持っていた。
首筋から始まり、なだらかな胸とその頂上の乳輪を舐め、下腹部からへそまで伝い、そのまま下に行くかと思えばまた上に戻る。
そして脇腹を味わい、さらにその上、
「ひゃぁ! だ、だめ、すずかぁ……そんな、ところぉ……」
汗でしっとりと湿る腋をすずかの舌が攻めた。
関節の内側は皮膚が薄く敏感であり、そこを愛撫に熟練した舌先が這い回るのは必然的に強い刺激を生む。
いや、刺激のみではない、汗で蒸れた場所をじっくり味わわれるという羞恥心もまた――性的な快感にスパイスを加えた。
もちろん、すずかはそれを知っていて攻めていた。
「ふふ、寒くても、ちゃんとここは汗で蒸れてるね。美味しいよ、アリサちゃんの腋」
「や、やだぁ……」
嗜虐的な妖しい微笑を浮かべ、すずかは組み伏せたアリサの二の腕を無理矢理おさえ込み、丹念に腋を舐める。
目尻に涙を溜めたアリサの顔が、欲情をまたそそり立てる。
ちろちろと腋を舐めつつ、すずかの繊手が別の愛撫を開始した。
アリサの小さな胸を弄り、乳首を指先で転がす。
びくりと快感に震える姿が愛らしい。
だが胸に触れていた指は唐突に離れ――するりと動き――股の間に滑り込んだ。
「ぁああぅッ!」
突如として身体の芯を貫いた甘い電撃に、アリサが愛らしい悲鳴を上げて跳ねる。
末端であるのだから当然だが、他の部位に比べて体温の低い指先が、いきなり膣口に挿入され。
おまけに指は入って早々に捻りを加えてGスポットを直撃した。
強烈な快感の奇襲を前に、年端もゆかぬ少女は喘ぐ事しかできない。
たった一度の挿入で容易く絶頂まで導かれ、愛液の飛沫を散らして、息を切らす。
「あぁ……ぅぁぁ……」
ぱくぱくと口を開きながら蕩けきった瞳で宙を仰ぎ、震えるアリサ。
快楽の度合いが強すぎて、まともに口もきけないらしい。
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そんな彼女の意識を覚醒させたのは、さらなる快感だった。
「はにゃぁ!?」
「ん、ちゅ……ほらぁ、アリサちゃん、そんな呆けてちゃダメだよ?」
「ら、らめぇ……そんな、ちくび、かんだら、あぅ!!」
恍惚と余韻に耽るアリサに、すずかが再び責めを始める。
薄桃色の可憐な乳首を口に含んだかと思えば、軽く歯を立てて甘噛みした。
Mの気があるのか、アリサは羞恥心を与えたり、痛いくらいする方が感じると知っていた。
「ちょっと入れただけですぐイっちゃって、乳首噛まれて感じて、アリサちゃんってほんとヘンタイだよねぇ。クラスのみんなが知ったらどんな顔するかな?」
「や、やだ……やだやだぁ……そんな、こと、いわないで」
「でも、本当の事でしょ? 私にいぢめられて悦ぶヘンタイさん、ってのは」
「ふにゃぁああ!」
カリッ、と乳首に歯を立てながら、すずかの指がさらに深く膣に挿入された。
根本まで入れながら、捻り込んで様々な箇所を引っかけば、アリサの反応は劇的だった。
あっという間に昂ぶって、二度目の絶頂に打ちひしがれる。
散々アリサを攻めて興奮したのか、すずかもまた頬を紅く染め、息も荒く目を輝かせる。
とろんと蕩けた、発情した雌の瞳を。
「ねえ、アリサちゃんばっかりイってばっかりじゃ、不公平だよ。ね? 今度は、一緒にイこ?」
甘く妖しい声でアリサを耳を舐めながら囁き、すずかが腰を上げる。
既に興奮した彼女の秘芯もすっかり濡れており、白い太股の間には幾筋も滴りが跡を作っていた。
少女の甘酸っぱい体臭に淫蜜の香りが混じり、シーツの中で篭って、媚香のように思考を溶かす。
そんな匂いと熱に浮かされたのか、それとも元から逆らう気などなかったのか、アリサは従容と言葉に従った。
「……うん、きてぇ」
蕩けた声で答え、細く真っ白な太股が開かれる。
責め立てられ続けた秘所は、すずか以上に濡れそぼっていた。
充血して、ぴん、と勃起している小さな肉豆に、すずかは自分自身を重ねる。
クリトリス同士が、女の身体で一番敏感な部分が触れ合い――快楽が迸る。
「はぁううああ!!」
「ん、あああ!!」
甘い嬌声の連鎖、絡まり合う汗に濡れた肢体、濡れた秘所同士のまぐあいに響く水音。
くちゅくちゅと音を立てて、二人は浅ましいくらいに腰を振るう。
陰核と陰核をこすり合わせながら、膣口もまた蜜を絡めて触れ合った。
シーツをぐっしょり濡らすくらいに愛液が溢れ、快感の強さを物語る。
「すずかぁ、すずかぁ……ッ」
「アリサちゃん! アリサちゃん!」
お互いの名を叫びながら、必死に指を絡め、舌を絡め、濃厚なキスと共に秘所を重ねる二人。
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蕩けきった瞳からも分かるように、既にそこに理性などという枷は存在しない。
ただ本能のままに愛欲を解放して求め合う。
淫らで素直な人の性。
「すずかぁ……あたし、もう……だめぇ」
「わたしも……わたしもイきそう……ねえ、いっしょにイこ?」
「あ……ひゃぅ! ……うん」
快楽に喘ぎながら、こくりと頷くアリサ。
幾度も身体を重ねてきた二人は、互いに快感を噛み締めながら、腰を振り合う。
分かる。
あと少し、あと少しで――お互いが達すると。
ぐちゅぐちゅ音を立てながら重なり、こすり合う肉と肉。
水気に満ちた官能の調べが部屋に満ちる。
そんな中、ぴくん、とアリサの身体が小さく震えた。
それが絶頂の寸前に現れる予兆だと分かったすずかは、自分もまた強く陰核を押し付け、快楽の頂きへと至る。
「ふあ、ああああああ!!」
「ひゃぁああああ!!」
甘く蕩けた二つの嬌声が高らかに響き、薄く紅潮した柔肌が戦慄く。
高い高い絶頂の先に登り詰め、そして、深い深い快楽の泥沼に沈み込む。
余韻の中で脱力したすずかの身体が、アリサの上に投げ出された。
熱を宿し、汗に濡れた肌を重ね合わせるのが心地良い。
「すず、かぁ……」
そっと、アリサの白い指がすずかの頬の上に滑る。
彼女が何を求めているのか、分からないほどすずかは鈍感ではなかった。
求められるままに、唇と唇が重なった。
「アリサちゃん……大好き、だよ」
「……うん」
暗く冷たい冬の夜。
だがその冷気さえ溶かすように、二人の少女の睦み合いも、愛も、果てしなく甘く熱かった。
終幕
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投下終了
アリすずエロはもっと増えろ、増えてくれ。
そのうちまた書きたい。
つうか百合レズなあ、もっとあって良いんじゃないか。
あとふたなり。
欲を出せば熟女濃厚エロ。
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GJ!
もっと広がれアリすずの輪・・・・
しかしなのフェやアリすずは見かけるのに、
アリなのやすずなのはなぜ誰も書かないのか
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>>69
無くは無いけど、需要としては極端に少ないから供給も無いみたいな感がある
旧海鳴三人娘だけにフィーチャーした話は原作に思い入れが無いと話作りが難しいと思うし
あと個人的見解を言わせていただくと、なのアリで百合でパヤパヤしているシーンというのは
心が痛いというか…居たたまれない気持ちになるというか…トラウマにカスリ傷が付くというか…
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GJGJ
停電シリーズ?で出てないのは後誰だろ
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