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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第109話☆

491いくすばテクニック 3/5:2011/02/06(日) 19:05:01 ID:XOa4P382
 「あのですね、イクス。お茶をちょっと出しすぎたみたいなんですよ。だからちょっと渋いっていうか」
 「え? あ、ホントです。これは苦いですね。ごめんなさいスバル。淹れ直してきましょうか?」
 「いえ、大丈夫ですよ?」
 どうしよう、イクスの沈んだ顔は見たくないし。
 ん、イクスがこっちを向いた。また何かよからぬことを企んでる予感……

「いいこと思いつきました。スバル、あなた私の中にミルクを入れて下さい」
「えぇ、イクスの中へですかぁ!?」

 何だろう、この誤解を誘う表現は……先にカップって言おうよ?
 もうどこからツッコミを入れたらいいのか分かんないよぉ!
 「私じゃありません。私のカップです。念のために言いますがティーカップです。まったくスバルはヘンタイさんですね」
 「いや、あのね」
 明らかに今までの流れからそういう想像をしちゃうよぉ!
 うぅ、あたしまでヘンな子になってきたんじゃ……イクスのせいなんだからね! 責任取ってよ!

「女は度胸! 何でもためしてみるものです。きっといい気持ちですよ。
 ほら、遠慮しないで入れて下さい」
彼女はそういうと、ポットにまとった保温シートを剥がして、滑らかな曲線美をあたしの前につきだした。

 一体何が気持ちいいんだろう? そして何でシート剥がしちゃうんだろう?
 確かに、お茶から出てくる湯気ってゆらゆらしてて、見てて楽しいものではあるけど……
 あ、まさか熱々のポットを触ってあたしが熱がる顔を見たいんじゃ……
 ってやっぱりそうだー! この子ニヤニヤしてるよぉー!
 「私の身体にミルクをかける妄想ですか? スバルの母乳なら飲んでもいいんですけどね」
 「出ないですよ! 赤ちゃんができないと母乳はでないんです!」
 明らかに不満顔だけど、仮に出せたってこんなところでおっぱい見せたくないよ……また何されるか分からないし。

自分のカップの中にお湯を入れさせるなんて、なんて人なんだろう…
しかし、彼女の柔らかく緩んだ笑顔を見ているうちに、そんなご奉仕じみたことをためしてみたい欲望が…
「それじゃ…やります…」

 ミルクの前に、やっぱりお湯を入れた方がいいと思う。そういうので中和するんだったら、最初から薄めた方が美味しいと思うし。
 トポトポと入っていくお湯と、次第に透明になっていく紅茶。これくらいでいいかな?

「は、入りました…」
「ええ、つぎはミルクです…」

 無意味にえっちぃ声だよぉ。身体がむずむずする〜!
 「ところでスバル」
 「はい」
 真顔になって聞いてくるイクス。こういう時、この子は二種類の質問しかしてこない。
 真面目すぎて答えきれないくらい難しい質問か、不真面目すぎて頭がいたくなるくらい『難しい』質問だ。
 そして、今回は後者だった。
 「どうしても母乳は出ないんですか?」
 「出ないって言ってるでしょう!? 出る訳ないじゃないですか!」
 一発で脱力しちゃった……出たとしてもイクスに飲ませるようなものじゃないのに。
 そこでイクスも脱力するのは何か納得がいかないけどね。
 でも、めげずに顔を上げる。今度は何を言い出すんだろう?
 「残念です。じゃあ、スバルのこくまろミルクで」
 「イクスはあたしに何を期待してるんですか!?」
 「えぇー」




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