レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第107話☆
-
魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。
『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第106話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1278585652/
-
>>947
いや、そっちじゃなくてティーチャーの小石を励ますシーンをパロって台無し
にしたあっちの方
ていうか杉田さん以外にも田村さんやら川澄さんやらあれにもなのはにも
出演してる人が何人か居るんだよな
-
杉田でなのはパロって言われたらダルタニアス替え歌しか思い浮かばない
-
このスレは杉田氏に乗っ取られましたw
-
>>952
クロノ「親の〜録った大河ぁ〜上からぁ〜アニメェ〜撮っちまったよ!」
-
ク「止めろ…」
ザ「クロノ提督、主の命ですので」
ク「止めろっ、ザフィーラ!!」
ザ「アナルアナライザァァァァッ!!」
ズシュッ
ク「アァァァァッ!!」
……スマン、朝からこんなのが産まれた。
-
>>955
世の中には杉田氏と一条氏がアッーしているガチBLがあってだなw
-
『netshop ビック電器.com
9月リニューアルOPEN!!リニューアルOPENを記念いたしまして液晶TVを50000円から販売しています。
9月末までの限定価格!!Yahooで『netshop ビック電器.com』と検索下さい。当店のHPやブログが出てきます!!』
-
>>955
クアットロが叫ぶ姿を垣間見た
-
>>955
ただのモレスターじゃねえか!
-
真剣に妻子を愛するクロノに思い募らせたあまり、彼に媚薬などを一服盛って逆レイプするカリムとか言う電波を送ったのは誰だw
意地でもあらがおうとするクロノに「こちらの方がお好みですか?」と尻を差しだしたり、最終的に快楽に屈服して腰を振ってしまい
自己嫌悪に陥るクロノを絶望に叩き落とすがごとく下腹部をさすり、妖艶に微笑むカリムとかwww
アナルセックスは趣味じゃねえんだがw
-
よし、間に合った。
埋めSSなので、馬鹿SSです。
タイトル「ハンバーガーショップ」 非エロ あぼんはIDか鳥で。
-
ハンバーガーショップ。
ここ、ミッドチルダの最大手ハンバーガーショップ。その名も「ミクドナルド」
人気商品は「ビッグミック」「ミックシェイク」「ミックフライポテト」など。
CMでマスコットキャラクターの緑髪少女が歌うように唱える
「♪ミ〜クッミ〜クにしてやんよ♪」
は、今年度ミッドチルダ流行語大賞にもノミネートされているほどだ。
今日も今日とて、自由時間のスバルがティアナと共に買い物に出かけようとする。
そこに声をかけるのは、通りすがった部隊長。
「どこ行くん?」
「あ、部隊長。えっと、おやつを買いに」
「おやつかぁ。スバルのことやから、おやつどころの量やないんやろけど……何処まで行くん?」
はやてに他意はない。場合によってはついでに自分のおやつも頼もう。なんならここは太っ腹に奢ってもいい。ただそう思っただけのことである。
「ミックまで行ってきます」
「へ?」
聞き返すはやてに、ティアナは即座に言った。
「ミクドナルドです。ファストフードのお店です」
「あ、いや、それは知ってるんよ。私の故郷にも似たようなお店はあるから」
せやけど、とはやては続けた。
「ミック、ってなんなん?」
「なんなんって……みんなそう言ってますよ?」
「みんな……? ホンマに?」
「は、はい」
「ホンマに?」
「はい」
「ミック?」
「はい。ミックです」
拙い。とはやては思った。
このままでは拙い。
間違いは是正されなければならない。
誰の手で?
自分の手で。
どうやって?
どうやって……
ミックをミクドと呼ばせればいいのかっ!?
-
そう。ミクドである。ミクドナルドの略称はミクド。これは絶対に譲れない。
八神はやての全存在をかけて譲れないのだ!
闇の書ではなく夜天の書。
ミックではなくミクド。
ミクドナルドの通称がミックなんて認めない。
vividのルーテシアの性格も認めない。
ミッドチルダで生きとし生ける全ての関西人の名誉のために。(因みにミッドチルダの関西人は、八神はやてただ一人である)
日本の悲劇をミッドチルダで再現してはならない。
マクドの悲劇を再現してはならない!
そう、マクドナルドをマックと呼ぶ全ての人類に天誅を。
あれはマックではない。マクドなのだ。
マックだとコンピュータと間違える。
第一、マックなんて円盤生物に食べられてしまいそうな名前は縁起が悪いではないか。
頭に「テキサス」なんて付けたら、序盤の長射程だけが取り柄のユニットにインチキ訛りの英語を喋る兄妹が搭乗するではないか。
ミッドを、マックとミックの魔の手から救うのだ!
マック、ミックと来たら、次はムックですぞぉぉ! 緑のイボ野郎は偽善者ですぞぉぉおっ!
はやては燃えていた。かなり間違った方向に。
ミスタードーナツはミスド
ロッテリアはロッテ
ケンタッキーフライドチキンはケンタ
ホットモット弁当はホモ弁
サイゼリアはサイゼ
セブンイレブンはセブン
AMPMはアンパン
ロイヤルホストはロイホ
ファーストキッチンはファッキン!
「ファッキン!」
エキサイトのあまり思わず叫ぶと、皆の目が冷たい。
何故かフェイトと目があった。
「はやて、ミッドチルダにファーストキッチンはないよ」
「なんで私の考えてることがわかるん?」
「うん、これで何度目だと思う? いい加減覚えるよ」
「そんなに口走ってる?」
「少なくとも、ザフィーラがアルフとデートの時に愚痴る程度には」
「……主の秘密を口走るとは、ザフィーラも腑抜けたもんやな」
「シグナムは私に、ヴィータはなのはに愚痴ってるよ?」
「ヴォルケンリッターに守秘義務無し!?」
慌てて駆けつけたシャマルによって医務室に連れて行かれるはやて。
この日より機動六課には、「ミクドナルド厳禁」の裏規則が出来たという……
-
以上、お粗末様でした。
個人的には……「頼むから蘇ってくれウェンディーズ」派です。
-
GJでした!
ちなみにわたしはマクド・サイゼ派だ!!
-
>>野狗氏
GJ、笑わせていただいた
セブンイレブン>セブレブ
サークルK>まるK
賛同者は居ない
-
残念だがAMPMはファミマに食われたよ
-
モスバーガーをモスバと呼ぶ俺もGJと言わせてもらう!
-
関西の人達はマックチキンとかどう呼んでるんだろ?そのまんま?
あとスガキヤで「ラーメンとパフェ何で同時に食えるの?」とか言う人…何か問題でもあんの?
あと、テキサスマックは新ゲッター版だとかなり高性能ユニットなんですが・・・
-
品物の名前はそのまんま
おかしいだろ?でもそれが当たり前になってるんだ
-
GJ
マクドって大阪の近くだけでしか使われてないと思われ
旅行中に聞いたら兵庫から西側はマック派だった
ケンタッキーフライドチキンはドチキン
-
ドテチンみたいだ
-
品物はそのままじゃないと
店員さんが別の地方の人だった時、通じない可能性がある
-
>>971
大坂、京都、奈良、滋賀はマクド。部活の仲間でマクド、って言う奴に出身地聞いたらこうだった。
-
ちなみに北海道もマックだ
劇場版公開の時道内の全リリなのファンとFATE好きが来てパンクした
セイバーさんのコスプレが見れたぞ
-
マクド派はビックマックをビックマクドに変えてから文句言え
-
>971
兵庫出身だけどマクドって言ってる。
-
富山出身だが、子供の頃はマクドだったんだけど、今はマックって呼ぶようになった。
TVCMの力ってすごいね!
-
横浜はマック
てか作者さん、バーガーキングを忘れてるアルヨ
-
>>976
>>973
-
品名言う機会がそんなに多くない上に大抵は注文する時なので間違えられるかもしれないから略さない
日常会話だと略されることもあるけど略し方がその時々で違ったりするし
>>969
それが嫌いな人に(死ねばいいのに)とか思われるだけなのでそれが無問題なら問題ない
-
バーガーキングは日本だと店舗数少ないからなー(関東圏だけ?)
近場にない場合名前すら知らないって人も案外いるんじゃないか
-
アービーズ復活しないかなぁ、あそこのローストビーフサンドほんとおいしかったのに
-
帰ってきたらいつの間にかファーストフードスレ
なんだこれ、なんだこれ
ちなみにテリヤキバーガーはモスのが一番好き
-
vivid最新話でザッフィーがロリを手塩にかけて調教していた件について。
-
バーガーバーガーというゲームがあったことを思い出した
-
>>967
いや、食われたのは事実だがどういう訳かまだあるぞ。
フランチャイズが残ってるんじゃないかと思うんだが。
-
>>985
-
↑サーセン
>>985
しかもボクっ娘とか、やるなザッフィーw
-
何とか間に合った埋め投下いきます
・>>458-463で投下した「烏の行水」という話の蛇足
・クロノとエイミィがひたすらイチャイチャラブラブちょっとエロする話
寒い、痒い、クサイ、くどい上、キャラ崩壊の五重苦注意
・NGは「烏の行水 蛇足」でお願いします
・自分の投下している話は、NTR・TSネタ以外は全部繋がっていますのでご注意ください
-
「アルフ! ただいま!」
「ふぇ、フェイト………」
元気の良い声と共に、ハラオウン家のドアが開かれる。時刻は午後四時。ホームルームが終わってから真っすぐ帰宅したフェイトが自宅のドアをくぐる。すると、玄関に座り込んでいたアルフがいて、フェイトはニコニコと笑う。
義兄・クロノと、彼の仕事のパートナーであり、未来の妻、フェイトにとっては未来の義姉にあたるエイミィが帰ってきている。そのため、フェイトは友人たちの誘いも断り、真っすぐ家路についた。三人とも年齢は若いが、時空管理局でバリバリと働く社会人である。フェイトは学生でもあるため、家にいることも多いが、クロノが艦長職に就いてからというもの、彼の補佐官であるエイミィも、なかなか帰宅できないでいる。それぞれの生活と言うものがあるが、たまにしかそろわない家族なのだがら、一緒にいる時間を大切にしたいとフェイトは思っていた。
フェイトの使い魔であり、大切な家族であるアルフはその気持ちを実によくわかっていた。精神リンクがあろうがなかろうが、その気持ちは実によくわかる。わかるのだが、フェイトを今この場にいさせたくないと言う気持ちも、わかってほしい―――時空管理局の執務官としてバリバリと活躍しているとはいえ、フェイトはまだいたいけな少女である。思春期もまだ終わっていない、多感なお年頃である彼女に、聞かせてはならないものがあるのだ。
「ねえ、アルフ。どうして玄関にいるの?」
「それは………」
「クロノとエイミィもいるんでしょう? エイミィ、おやつを用意して待ってるって言ってたよ? アルフ、楽しみにしてたじゃない」
無邪気なフェイトの声がアルフの罪悪感をちくちくと刺す。確かに、エイミィは朝、フェイトにそう告げていた。腕によりをかけて作っちゃうよと、大張りきりだったと、アルフも目にしていた。だからこその罪悪感。おやつどころか、エイミィは昼食すら作っていない。クロノは遅く、重い朝食を食べていたから良いだろう。アルフも、こうなるだろうと予測していたため、お使いついでに外で昼食を食べてきた。残るエイミィは昼食を食べるどころか―――クロノにおいしく戴かれてしまっている。
あの時、アルフがスルーしなければ、今頃おやつはできあがり、フェイトを快く家に入れているだろう。ところがどっこい、現実は違うため、アルフの罪悪感は頂点へと達しそうだ。
「なあ、フェイト」
「なあに? アルフ」
「…………なのはの家に行こう」
「え? どうして?」
アルフの突然の提案に、フェイトは首を傾げた。どうしてと問われて、答えて良いものなのかアルフは頭を抱えた。フェイトに事実を伝えて良いものなのか。思春期真っただ中の少女に意味がわからぬことではない。それどころか、フェイトは義兄と義兄の未来の妻がそういう関係であることを知っている。だからといって、尊敬すべ義兄と、大好きな義姉が真昼間から、アルフがいることも忘れてセックスに興じている等、フェイトに伝えて良いものか。結婚を前提とした付き合いをして、最早つがいといって良い仲であるのだから、別にことに及ぼうが何だろうがアルフは気にしない。ただ、フェイトが帰ってくるのだから控えてほしいだとか、部屋のドアや窓を閉めても自分には喘ぎ声が聞こえているんだよわかってんのかとか、アルフは考える。
しばし、アルフが苦悩していると、フェイトは不審がった瞳をこちらに向ける。アルフにはそう言ったフェイトの視線も理解できる。確かに、自分の行動は不審だ。それは認めよう。だが、大事なフェイトには、もう家庭の不和なんて不幸を味わってほしくはない。
アルフは決心する。第97管理外世界には便利な言葉があったものだ。
「フェイト!」
「うわっ……何? アルフ……」
「落ち着いてよく聞いてくれ?」
「うん」
いきなり大きな声を出したアルフにフェイトはビクリと肩を上下させる。キョトンとするフェイトの姿に、またアルフの罪悪感が刺激されたが、そんなものは無視して彼女は口を開いた。
-
「クロノが………エイミィと二人きりになりたいから、三時間くらい出かけてきてくれないかって………」
「クロノが………?」
「うん、クロノが………」
嘘も方便。
いや、嘘は言っていない。嘘は。彼の行動は暗にそう告げている。ただ、口にしていないだけで、アルフはそれを察したに過ぎない。
実際は口に出してはいないため、結果的に嘘になるが。
「そっか………ここ最近、二人とも忙しかったみたいだし、そうだよね」
うん。
フェイトは納得した顔を見せた。義兄と、姉のような存在だったエイミィが恋人同士になった時、誰よりも喜んだのはフェイトだった。
それこそ、子どものように跳びはねて喜んだものだ。その二人がもうすぐ結婚して、姉のようだったエイミィはフェイトにとって本当に義姉となる。
二人の幸せを喜んでいるフェイトは、義兄たちが恋人同士として二人きりにしてあげることに、寂しさなんて微塵も感じないようだった。
アルフがホッとすると同時に、フェイトは踵を返し、片手を差し出す。大好きな二人を思い、大好きななのはのもとへ行くのなら、フェイトにとって何にも問題はなかった。
アルフとしては何となく、思うところがあったが、フェイトが嬉しそうなら問題ないと、差しのべられた手を握り返した。
――――烏の行水 蛇足―――
「あっ……ふあっ……んっ、ふっ」
ギシギシとベッドが軋む音が響く。成人二人の体重という負荷をかけられ、ベッドが悲鳴を上げている。
舌を絡めせ合う音がそれらと混ざって不協和音となるが、音の発生源である二人はそんなものを気にしもしなかった。
寝巻の前の合わせを開かせ、胸と胸を押し付け合う。
豊満とは言えないが、決して足りないわけではないボリュームが潰され、擦られる。
先端が擦れ、大きな声を上げそうになるが、唇を塞がれ、僅かほどしか声を漏らすことはできない。
くちゅくちゅと唾液が混ざりあう音ばかりが、唇から漏れる。
「クロ……っ、んっ、ん、んああっ」
名前を呼ぼうと思っても、唇は塞がれ、解放されても喘ぎ声が溢れる。
声の主はクロノの膝の上に乗せられ、抱きあうような形で犯され続けた。もう無理だと懇願しても、離してなどくれない。
だから、必死でついていくしかないと、半ば諦めのような気持ちを抱いていた。
「やっ、クロ……っ! クロノ、く…っ、や、やあ!」
「嫌? 本当に?」
「あっ、ぁんっ……! いじ、わる……しないでぇ!」
「いじわる? 失礼だな……」
「きゃっ、やあんっ」
耳を舐められ悲鳴のような喘ぎ声をあげられ、クロノはくつくつと笑った。声と共に、秘部がきゅんと締まり彼に更に快楽を与えていた。
クロノは今、機嫌が良かった。いじわるなんてしようがないくらい、浮かれていた。それこそ、体調不良を忘れるほどに浮かれきっている。
最愛の婚約者に誘われて、理性が完全に吹き飛んだ。二人きりの時であれば、甘えられるのは嫌いではない。
むしろ、自分にしか見せない姿に、きゅんきゅんと胸がときめく。二人きりであればと指定がつくのは、クロノ本人が恥ずかしいのと、そんな可愛らしい恋人の姿を他人に見せたくないという幼稚な独占欲からだった。
それでも、何故彼女が急に甘えてきたのか疑問に思っていたクロノは、エイミィの言葉に耳を疑った。追求から逃れようとする彼女の腕を掴み、悪心で目眩が止まらず、くらくらした身体で抱きしめた。
逃げられないように、追いつめるように耳元で囁くように疑問を問掛けると、顔を真っ赤にして彼女は答えた。
クロノが欲しかったのだと、彼女は小さく呟いた。
ずっと求めるばかりで、求められてこなかった恋人に求められ、独占欲はあっという間に満たされていく。
これで浮かれずにいられるか。
クロノは恥ずかしがって、更に逃げようとする彼女の身体をかき抱き、何故か自分の寝巻の上着だけを身に纏った彼女を抱きあげた。
ドキドキと心臓を早める彼女の唇を何度も奪い、少し乱暴なくらいの力強さでエイミィを抱いた。
最初は戸惑いながらもクロノを求めてきた彼女も、立て続けに二回も抱かれ続け、果ては絶頂を迎えている最中に更に責めたてられ、限界に近い。
それでも、彼は止めようとしないのだ。
「うまくっ、うごけ……ぅ、あああ!」
「動かなくても良いじゃないか………」
「やっ、やだぁ……っ…」
-
クロノが動かないわけではない。ずっと彼女を突きあげている。
だが、それだけでは足りないと、エイミィはフルフルと首を横に振る。足りないからと動きたくても、彼女の身体は限界に近かった。
クロノの身体にしがみつくだけで精一杯で、自分から動くなんてことはもうできない。
愛液と精液が混じり合った膣内で擦れる肉の感触に、ゾクリと背中を震わせて、クロノに助けを求めるように抱きつく。
クロノの手によってボタンが外された寝巻の感触が、更にそれを煽り、彼女のを悶えさせる。
「クロノくんっ………ふっ、はっ、はっ……んっ、クロノくんっ………!」
やっと解放された唇が今度はクロノの唇を塞ぐ。
少しの刺激で反応を示す彼女の歯に舌を噛まれそうになり、クロノは咄嗟に自身の舌を引っ込めた。
「エイミィ……」
「クロノくんっ、クロノくぅん……!」
クロノはエイミィがこうなってはロクに受け答えができないと知っていた。
絶頂の直前、クロノを求めて何度も彼の名前を呼ぶ。その声が愛しくて、
自身にぎゅうっとしがみつく彼女の身体を支え、体位を変える。少しでも彼女の負担にならないようにと、エイミィの背をベッドにつけ、押し倒した。
それなのに、彼女の腕がクロノを引き寄せる。弱々しく呟かれた言葉に、もう止まりようがなかった。
キスをしてほしい。ぎゅっとしてほしい。
そんな可愛いおねだりが、クロノの耳に届く。彼女の願いのままに、口づけで、自分の身体を倒す。
覆いかぶさるようにエイミィの上に乗り、何度も何度もキスをしながら揺さぶった。
「クロ……クロノくんっ、クロノくんっ!」
「エイミィ……っ」
「好き……っ、大好き……!」
荒い息がクロノの頬にかかり、背筋がぞくりとした。たまらなくなり、大きく腰を動かすとエイミィの背が大きく反った。
「あ、ああああぁぁぁっ!」
甲高い、悲鳴のような絶頂の喘ぎ声がクロノの耳をつんざく。
同時に、エイミィの爪がクロノの背を引っかき、彼は痛みに顔をしかめる。だが、それ以上の快楽に、クロノも彼女を追うように果てた。
「ご、ごめんね……痛い?」
行為が終わってから、数十分後、やっと落ち着いたエイミィがクロノを見上げる。
とっくに彼女の中から脱したクロノは、疲れと余韻に呆けているエイミィの隣で、ずっと彼女を待っていた。
息が整い、会話ができる程度に回復したエイミィは、そばに座っているクロノの背の傷を見た。
明らかに自分がつけた爪痕で、彼を労わろうと手を伸ばせば、自身の爪に僅かに血が付いていることに気付く。
「待ってて、今救急箱持ってくるか………きゃっ」
「僕の心配をして、君が怪我をしてどうする?」
救急箱を取りに行こうと、エイミィが無理に起き上がり、ベッドから滑り落ちそうになる。
寸でのところでクロノの腕が彼女の身体を引きとめたが、間に合わなかったら顔面から床に落ちていた。
「あんまり心配させないでくれ」
「ご、ごめんね……」
申し訳なさそうな顔をするエイミィを、クロノは引き寄せ、自身の膝に乗せる。
腕で抱きしめ、こうすればエイミィは無茶をしないだろうと、クロノは考えた。
けれども、この体勢では先ほどまでと一緒ではないかと気付き、クロノはやっと引いた顔の赤みが戻ってくるのを感じた。
それはエイミィも同じのようで、もぞもぞとクロノから逃れようと動くが、体力の残量がごく僅かなため、彼に閉じ込められるままになる。
「……………クロノくんのえっち」
「それは君だって同じじゃないか」
「………だって、クロノくんが好きだから……あっ、んっ」
クロノの胸にのの字を書くエイミィが呟いた言葉に、彼は反射的に口づけをした。
好きだと何回言われても足りない。
何度キスをしても足りないと、彼女の唇だけでなく、頬や額にも唇を落とす。エイミィはくすぐったそうに身を捩らせた。
「大好き……」
「ああ………」
「クロノくんも、言って……?」
「…………」
「何で黙るのー!?」
くすくす笑いながら囁くエイミィに満足げな笑みを浮かべていたクロノが返り討ちにあう。
キスをしてほしい、ぎゅっとしてほしいという彼女の要求に応えてきたクロノだったが、今度の要求には応えられないらしい。
「いや、恥ずかしくて……」
「もっと、恥ずかしいこと言えるくせにー!」
クロノの返答に、エイミィはぷりぷりと怒りだす。
愛しているとは言えて、何故大好きだとは言えないのか。
ある意味当然のリアクションに彼は押し黙るばかりだった。しかし、クロノもあることに気付く。
-
「そういう君だって、僕に『愛している』と言ったことがないじゃないか」
「うっ……大好きって、いっぱい言ったよ!?」
「君の声で『愛している』と聞きたいんだが?」
「……ううっ……」
「そうか……僕はエイミィのことを愛しているが、エイミィは僕を愛していないのか……」
何故、大好きとは言えないのに、愛しているとは何度も言えるのか、ツッコむ余裕は今のエイミィにはない。
わざとらしく、しょんぼりして見せるクロノにエイミィはあわあわと戸惑う。
「違うの! …………その……ぃ、してないわけじゃなくて………そのっ」
「エイミィ?」
「だって、だって……」
恥ずかしそうに、エイミィはどんどん身体を縮こまらせる。
愛しているという気持ちは本当だが、口に出そうとすると何故か恥ずかしくなってしまうようだ。
クロノはそれをわかっていて、わざとエイミィを追いつめていく。その言葉が聞きたいと言うのは本当だ。
「く、クロノくんは……言えるの!?」
「言えるが? というよりも、もう何度も言っているだろう?」
「あ、あうっ……」
「エイミィ?」
――――決死の覚悟をしてプロポーズを決めた男に、もう怖いものなどなかった。
その後もクロノの追及は続き、エイミィが持つ通信端末にリンディたちから連絡が来ていたことに気付くのは、日付が変わる直前であった。
◇◇◇
「明後日には返せると思うから! 本当にごめんね!」
そう叫ぶように言って、フェイトは教室を後にする。
彼女は一学生としてではなく時空管理局執務官として、急いでいた。
ピシャリと閉じられたドアを見て、まだ教室に残っているなのはは少々呆れるような顔を見せる。
「そんなに慌てることないんだけどなぁ……」
フェイトに対して振っていた手を下ろし、なのはは呟く。
慌てるフェイトの心配を余所に、なのはは二重の意味でそう思っていた。そんなに急がなくても、トラブルさえなければフェイトは予定より少し早いくらいの時間に管理局に着く。
廊下を走らなくても十分間に合うのだ。廊下は走ってはいけないもの。
すれ違い様に教師から注意を受けていないと言うなら、明日フェイトが登校した際に注意しよう。それが学友としての気持ちだった。
なのはがもう一つの『慌てなくてもいい』という意味は―――。
「フェイトちゃんと同じ匂いして、どないしたん?」
「うわぁっ! はやてちゃん!」
いきなり話しかけられ、なのはの方がビクッと跳ねる。話しかけられるというよりも、耳元で囁くように言われ、辺りがぞわぞわする。正直、少々気持ち悪い。
「ごめんごめん、驚かせたかー?」
「そりゃ驚くよ! はやてちゃんも今日は急いで管理局の方に行かないといけな
いんじゃなかったの? 」
今日はフェイト同様、管理局勤めだと、朝、聞いたはずだが。それもフェイトとは違って、ホームルームをサボらなければ間に合わないと言っていたような。
首を傾げるなのはにはやては言う。調査の結果が思うように出ないため、延期になったと、医務官として今この時間も働いているシャマルを通して、はやてに連絡が入ったのだと。
だから、アリサとすずかは習い事のため早々に帰ったし、今日はゆっくり帰るだけだと、はやてはなのはの前の席へと腰を下ろす。一緒に
帰らないかと誘われ、なのはは笑って承諾した。
「で、何でなのはちゃん、フェイトちゃんと同じ……いや、違うなぁ。フェイトちゃんは何でなのはちゃんと同じ匂いさせてんの?」
「何でって………フェイトちゃんたちが、昨日、うちに泊まっただけだよ?」
同じ匂いはフェイトがなのはの家の風呂を借りたのと、なのはのシャツを借りているためだ。
下着や靴下は替えを購入できたが、学校指定のシャツまでは購入できず、かといって朝までに乾ききらず、仕方なしになのはのシャツを借りたに過ぎない。
そう語るなのはに、今度ははやては首を傾げた。
「それこそ何で? 昨日、フェイトちゃん、クロノ君たちが帰ってくるから言うて、すぐ帰ったやん」
「………だから、かな」
「ん?」
はやての問いに、なのはが意味深な言葉を呟き、視線を剃らす。しばしらく、数十秒考えて、彼女は口を開いた。
「クロノ君とエイミィさんがね……」
「………あー……」
-
なのはが名前を出しただけで、はやては彼女が何を言いたいのかを察した。
察することができる自分に対して自己嫌悪する。数年前ならともかく、今ならわかる。クロノがエイミィに何をしたのか。
それはなのはも同じだった。無邪気だった頃の自分が何をしたのか、クロノが何をしていたのか、今ならばわかる。わかってしまう自分が嫌だった。人の心の機微には聡いはずのフェイトは、何故だかそこらへんについては察しが悪く、無邪気に義兄たちは仲良しだと笑っていたことを思いだし、なのははげんなりする。
「………リンディさんも一緒だったん?」
「………最初は一緒にスーパー銭湯に行って、一緒に外で晩御飯を食べるだけだったはずなんだけど……」
昨日のできごとは、こうだった。
理由もわかっていないフェイトを連れてアルフがなのはの家に連れていき、彼女から連絡を受けたリンディが自分の奢りだからとなのはとフェイト、アルフ、それとなのはの姉・美由希を連れ、スーパー銭湯へと足を運んだ。
どうしたのだろうとアルフに訪ねると、先ほどのなのはのようにお茶を濁した。
どういうことなのか何となく察することができるアルフの言葉になのはは頭を抱えた。
本当に頭を抱えたいのは、母親であるリンディだろうに、彼女は半ば諦めたような顔をして見せた。
美由希はアルフの言葉通りに受け取り、フェイトと同じ解釈をした挙げ句、もうすぐ結婚だしねと笑っていた。
まさかエイミィがクロノと結婚するとは思わなかったと笑う美由希に、同じように笑えたらどんなに良いことかと、複雑な視線を向けてしまった。
食事を終え、一度高町家になのはと美由希を送ったリンディは、なのはの母・桃子に、世間話の延長として、子どもの成長は早くてもうおばあちゃんになっちゃいそうとぼやいた。
うまくぼやかしたものだと、なのはとアルフは感心したものだが、桃子は簡単に真意を察し、高町家に泊まることを薦めたのだ―――事実、リンディが祖母になるまで然程時間がかからないとわかるのは、もう少し先のこと。
「何やっとるんや、クロノ君は……」
何をと問えばナニ。そう、下品なツッコミを入れる人間はここにはいなかった。
いなかったが、結局答えは一緒だ。結婚を約束した恋人への恋情に溺れているのだから。
「まあ、もうすぐ新婚さんになるしねえ………」
「なぁ……幸せいっぱいや」
二人は急に先ほどまでの呆れ返った表情から、納得顔になる。
多少迷惑だと感じたり、呆れたりはするが、大事な友人が幸せなのは良いことだと、二人は思い直した。
時折目にする彼の幸せそうな顔は、出会ったころからは考えつかないような表情を見せている。
「でも、正直羨ましいんだ…」
「ん? どうしたん?」
「わたしは一生結婚できないから……」
「あ、ノロケやった」
「あれ? そう取るんだ」
しんみりとした顔を見せるなのはに、はやてはわざとおどけて見せる。
少しでも明るくしようとしたが、あまり効果はないようだ。
幸せだけれど、辛い恋をしている友人にはクロノの姿は眩しく映るだろう。けれども―――。
「そや……両思いなだけ、ええと思うけどなぁ」
「あ………うん……ごめんね」
「ええよ、ええよ。気にされて、大事な親友の幸せが阻害されても困るし」
はやてがわざとらしく笑う。なのはは知っていた。はやてが誰かに恋をしていることを。
「報われないのはわかっていても、好きって気持ちなら負けへんで」
「………そう言われちゃうと、はやてちゃんの好きな人が気になっちゃうんだけど」
はやてが報われないと自己申告するような恋をしていることは知っているが、なのははその相手を知らない。
報われないと彼女本人が言っているのだから詮索すればはやての心を傷つけてしまいそうだが、そんな風に言われると気になってしまう。
冗談めかせて、なのはは問う。
「まさか、クロノく」
-
「あっははー。ロッサにも言われたわー。何や、あたしはそんなにクロノ君が好きに見えるんか」
「友人としてなら大好きだと思うけど……」
冗談のつもりで言ったが、そこまで笑われると対処に困る。
「友人としてはなぁ。あたしがクロノくんを好きとか……ないない、それだけは絶対にないよ」
少々わざとらしいが、はやては笑い続ける。これが、実は本当にクロノを好きだったら切ない話だが、はやては本心からなのはの問いを否定した。
「絶対とか、クロノ君に失礼だよ……?」
「だって、いくら顔も性格も良いエリートで、一途でもあんな変態な彼氏いややろー?」
「まぁ………」
はやてに同意した時点でなのはも失礼だとツッコミを入れる権利を持つものは、ここにはいない。
そう肯定されるだけのことを、うっかり彼はしてきた。
疲労のあまり馬鹿なことをしたり、疲労のあまりはやてと馬鹿なケンカをしたりと。
「確かに友人としては大好きやと思うよ? でも、それは恋とか、そんなキラキラしてたりドロドロしたもんやない」
「それはわたしも同じだけどね」
「まあ、クロノ君はあたしの好きな人知ってるんやけど…………あたしの好きな人はクロノ君なんかよりもずっと格好ええよ?」
はやては意味深な言葉を残す。
「あたしだけの王子様………いや、わたしだけの騎士様や」
「はやてちゃん……それって……」
王子様ではなく、騎士様。そして、報われないとわかっている恋―――その相手を何となく察してしまい、なのはは彼女の表情を伺う。
「ん? どうしたん?」
「もー…すぐそうやって誤魔化そうとする……」
「だから、気にせんでええって」
そう言って、はやては立ち上がる。本格的に誤魔化そうとしているのか、ついさっきまでとは全然違う表情を見せた。
「なのはちゃん、クロノ君とエイミィさんの結婚祝いでも見繕いに行こか!」
「はやてちゃん………気が早いよ、結婚は来年だって」
「ええやん、どうせいっぱい悩むんやから、今から考えても」
ニカッと笑い、はやては手のひらをプラプラと振り、なのはを自分の隣に招く。これ以上問いかけても、はやてが答えをくれないことなどなのははわかってい
た。
まあ、良いだろう。いつか、はやてが話してくれる日まで待つのも。
「なのはちゃんはYES/NO枕って本当にあると思う?」
「………あったとしても、クロノ君たちはミッドの人だから通じないと思うよ?」
「いやいや、エイミィさんなら通じるはず!」
そんな会話をしながら、なのはたちは歩き出す。
なのははこの親友をどうやって止めようか――――どうやって、兄貴分の怒りを鎮めようか、頭を抱えた。
END
-
投下終了です
二度もナンバリングミスして申し訳ありません
心の目で修正してやってください
それもこれも、メガマガ掲載のコミックス扉絵が衝撃的だったのがいけないんです……
-
>>964
笑わせてもらいました……ミックミクには♪はスルーすべきですか、そうですか
-
次スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第108話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1285578141/
-
次スレ投下来てるぞw
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板