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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第106話☆
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果たしてその姿から、先ほどの獰猛にして狡知に長けた餓狼の姿が想像できようか?
乙女の変わりようとはかくも激しく凄まじいものなのか。
ともあれ、心優しき彼はかような事は気にも留めず、抱き上げた少女をそっと医務室まで運んで行った。
「痛かったら言えよ? 止まるから」
「う、うん……」
想いを寄せる青年の腕に抱かれ、ほんのりと頬を染めたノーヴェは陶然とした様子で答える。
医務室までのほんの短い距離、時間にしてたった数分にも満たない間であったが、しかし恋する乙女にとってその時間は夢のようだった。
後に残されたジムの訓練生や意識を取り戻した対戦相手、その他諸々のその場にいた人間はノーヴェのあまりの変貌ぶりにひたすらポカンとするばかりだった。
「ノーヴェさん……もしかして、恋してるのかな?」
ぽつりと漏らしたヴィヴィオの独り言に、答える者はいなかった。
続く。
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