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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第102話☆

847前世夫婦の御乱心 中編(4):2010/03/04(木) 23:53:24 ID:jMO52q.c


    ◇◇◇



「エイミィ……エイミィ……っ…」
「ん……んぅ……ふっ」
 部屋にはクロノの声と、エイミィのうめき声、衣擦れの音。
それくらいしか、聞こえない。時折、ベッドが軋む音が耳につくくらいである。
 エイミィを抱きかかえて自室に引っ込んだクロノは、そのままベッドに腰を下ろした。自身の膝を跨がせるようにエイミィを降ろし、まだ文句を言い続けようとする彼女の唇を奪った。
 しつこいまでに唇を重ねる。もうすでに、自身の顎もエイミィの顎も唾液でべとべとだ。息継ぎをするついでに、エイミィの名前を呼び、舌で唾液を舐めとった。
 その間、彼女の肌に触れようとはしなかった。触れるのはキスの範囲内の場所だけで、後はただ抱きしめるだけだった。
 キスは嫌いではない。そう思ったのはどちらだったのか。エイミィであれば、彼女は相当ほだされており、クロノであれば、かなりの色ボケである。
 クロノの手が、そっと彼女の髪に触れる。激しいキスを行っている割には、触れる手は優しい。
そのギャップに、エイミィの心は複雑な思いに駆られる。
無理やり恥ずかしい格好をさせられた挙句、何分もキスをされ続け、呼吸さえまともにできなほどの苦痛だというのに、それだけで許せてしまいそうな自分がいたからだ。
 もともと、怒っていたのは恥ずかしい服装を着せようとしたことではなく、何も言わずに辱めたことであった。
あまり知られてはいけない彼の性癖は知っていたし、疲れたクロノがそういう方向に無意識に走りがちだという傾向は知ってた。



 だからこそ、何も言わない彼に腹が立った。自分たちは何のために結婚する約束をしたのだ、と。



疲れたと一言告げてくれれば、受け止めることだってできた。
それくらいは姉さん女房の務めだと思っている。だからこそ、この左手の薬指の指は存在するのだ。
 それをわかっているのか。
 そう思うと、エイミィの心は再びムカムカしてきた。そんなエイミィのことに気付かないくらい、クロノは夢中であった。
「エイミィ…っ…」
 キスをし始めて、三分。カップラーメンが一つできあがるころ、やっと唇を離したと思ったら、今度はクロノの手がエイミィの足へと伸びる。
「ちょっ……クロノ、君…っ」
 先ほどまでキスに夢中で動かなかった手が、せわしなく動き始める。ペチコートの間をぬって、下着の隙間に指先が入り込もうとしていた。
「やだっ……そこは……」
 エイミィは明確に拒絶を示したつもりでいたが、その言葉はいまいち弱々しい。
キスで乱れた呼吸は戻らないまま、身体を小刻みに震わせている彼女に、今度は頬に触れるだけのキスをする。
 まるで子どもを宥めるような感触だが、やっていることはろくでもない。嫌だと言っている彼女の言葉を気にせず、クロノは下着と彼女の肌の間に指を侵入させる。
「やっ……」
 指とともに入ってくる冷たい空気の感触にゾクリとする。貪欲な口づけは、エイミィの身体を過敏にさせた。
 それでも、いきなり内性器に触れようとはせず、感触を確かめるように尻の肉をなぞる。
適度に脂肪のついたそこは、柔らかく、何故か安心できるものであった。
「……ぁ…やあっ……」
 もどかしい感触に、エイミィの身体がゆるく跳ねる。気がつけば、エイミィがクロノの身体にしがみつく形になっていた。




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