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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第102話☆
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終わりは唐突に訪れる
いつも通り学校から帰ってきたなのはとフェイトはライと過ごしていた
公園でたい焼きを買い三人ははむはむと食べている
「はむはむ」
ライが食べるたい焼きを見てなのはは僅かに顔が引きつっていた
「チーズ味って美味しいのかなぁ……」
「…………」
ついっと顔を逸らしたフェイト
どうやら経験者らしい
「はむはむ……っん!ごちそうさま!」
たい焼きを食べ終えたライがなのはに抱きつこうとして――
「うわっ!?」
漆黒のバインドと緑色のバインドに捕らわれた
「ライちゃん!?」
「ライ!?」
なのはとフェイトが近づこうとした瞬間上空から舞い降り割りこみ二人を弾く
割り込んだ人物の背後では見慣れた緑の服を着た女性が更にバインドを重ねている
「すまぬな、高町なのは。フェイト・テスタロッサ」
「リインフォースさん……」
長い銀髪を風に揺らし阻むように立ちふさがるリインフォースをなのはは睨みつける
「ライちゃんを離してください」
「ライ?あれは力のマテリアル。封印ないし消滅させねば闇の書の闇は再び蘇る……私はそれを見逃すなどできない」
「……ライちゃんはもう力のマテリアルなんかじゃありません!」
レイジングハートを起動させようとしたなのは
「そこまでだ、なのは」
その首元に杖を突きつける黒衣の少年
「クロノくん……」
「君も管理局員になるなら聞き分けるんだ。フェイトもだ。保護観察期間中に問題を起こせばどうなるか分かるだろう」
「はやてちゃんの立場を悪くしないためにも……必要なの」
緑の服を着た女性、シャマルが悲痛な表情で言い切る
「っ……」
ポケットに入れていた手を握りしめるフェイト
「……もういいよ。もういいんだ」
バインドに縛られたライがなのはを見る
「僕はお姉さま達に迷惑はかけたくない……だから止めてお姉さま」
「ライちゃん……」
泣きそうなライだが無理やり笑顔を作りなのはに向ける
「では行くか。すぐにでも封印しないとまたいつ復活するか分からないからな」
そう告げてクロノとリインフォース、シャマルがライを連れて転移していく
転移の魔法陣が煌めくなかライはなのはとフェイトのいるほうへと振り返り一言、だけど想いを込めて風に乗せる
――ありがとう、お姉さま……姉さん
目を見開きフェイトが駆ける
ライに触れる瞬間煌めく光が消えクロノ達は姿を消す
「っっっ!うぁぁぁぁ!!」
フェイトの慟哭が空へと響き渡る
その後ろでなのはは手にした待機形態のレイジングハートを見つめている
「レイジングハート……」
《マスター……私はついていきます。あなたがあなたらしくある様に貫いて行けばいい》
「うん……ありがとレイジングハート」
そう
不屈の心は既に覚悟を決めていた
「フェイトちゃん」
いつだってどんな時だって彼女は……
「なのは……?」
「ライちゃんを助けに行こう」
全力全開で奇跡を呼び寄せるのだから
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