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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第102話☆

240雷刃がいる風景 〜名前〜:2010/02/06(土) 21:54:26 ID:Vria3iwk
家族として高町家に受け入れられた雷刃
しかしここである問題が浮上した


その日の夜の高町家

「恭也と美由希が帰ってきたところで第42回高町家家族会議を始めたいと思う。」

「父さん。」

士郎の言葉にいきなり手を挙げたのは恭也

「なんだ恭也?」

「なのはの両脇にフェイトちゃんがいるのは気のせいか?」

「恭ちゃんもやっぱり見えてるんだ。」

美由希があはは、と笑いながらなのはを見る

「髪が水色のフェイトちゃんは今日からなのはの妹になった。」

「また突然だな父さん……美沙斗さんに無理させてないか?」

スッと目をそらした士郎

(美沙斗さん……ほんと父さんがすいません)

内心ため息をつく恭也
そんななかなのはが尋ねる

「お兄ちゃん、お姉ちゃん……」

「……そんな目をするななのは。」

なのはの頭を撫でる恭也
それを見たフェイトと雷刃が恭也を睨もうとしてなのはに太腿を抓られ体をビクンと体をはねさせたが恭也は気づかなかった

「それで本題に入るわね。その子を引き取るにあたって名前を考えなきゃいけないのだけれど……」

桃子が全員を見るが皆浮かばず悩んでいるなかフェイトがポツリと呟いた

「ライ……とか駄目かな?」

「ライ?」

なのはが聞き返す

「力のマテリアル、雷刃の襲撃者の雷からライ。私の妹でもあるからライ・テスタロッサ・高町……」

「うーん……あまり可愛くな「それがいい!」」

桃子の言葉を遮り雷刃が叫んだ

「ライがいい!凄くて強くてカッコいい名前だからライがいい!」

一同唖然とする
いち早く戻った士郎が苦笑しながら電話をしに出て行く

「よろしくなライ。」

「ライちゃん、何かあったらすぐに相談してね。」

恭也と美由希が夜の鍛錬の為に出て行く

「ライちゃんはなのはと一緒の部屋でいいかしら?」

「う、うん!もちろん一緒がいい!」

若干フェイトが睨んでいたがなのはが頬にキスするとふにゃ、ととろけていた

「あ、フェイトちゃん明日クロノ君と模擬戦じゃなかったっけ?早く帰らないと明日大変だよ。」

「そうだった……ごめんなのは、私そろそろ帰るね。」

バイバイと手を振りフェイトは帰宅していった


深夜
なのはのベッドになのはと雷刃―ライは一緒に寝ていた

「…………」

ライは隣で眠るなのはを見る

(暖かい……)

視界が滲む
なのはのほうに近づくと寝返りをうったなのはがライを包み込むように抱きしめる

(ああ……そうか……僕はこの温もりを本当は求めてたんだ)

そう悟るライ
彼女は初めて柔らかな寝顔を見せて眠っていた




――この先にある試練を彼女達はまだ知らない




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