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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第100話
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若い警ら隊員が、騎士と融合騎を伴って二人の側に来た。
「婆さんの薬湯、たまには効果あるみたいっスね。騎士の旦那の具合も良くなったみたいっス!」
「そうか!良かった。お嬢ちゃん騎士の旦那の具合が・・・」
初老の警ら隊員はそう言いかけたが、自分達の周りに黄金色の蝶がチラチラ飛んでいるのが眼に止まった。
それも1羽ではない。丘の周囲をたくさんの蝶が舞った。
黒人の初老の警ら隊員は少女の周りに正方形の魔法陣が展開されているのを見た。
彼女が召喚魔法を行使していた。
少女に話しかけようとしたが、何故か蝶を追わずにいられなかった。
若い警ら隊員が、草原の上に倒れた。
「き、きれい・・・だ・・・」
夜空に舞う蝶を見て、初老の警ら隊員はうつろな眼でそう言って倒れてしまった。
赤髪の融合騎は少女に話しかけた。
「こいつら殺しちゃったのか?」
少女はかぶりを振った。
「殺してない。記憶の忘却効果を持った虫を召喚しただけ」
それに対して融合騎はほっとした。
目的を達成する必要があったが、召喚師の少女にはできるだけ人を殺めたり傷つけるという行為を、あまりしてほしくなかったからだ。
「そうか、しょうがないとしてもせめてドーナッツとコーヒーのお礼言えなかったな」
騎士は融合騎に向かって言った。
「“忘れてしまった者”に対して礼を言っても意味が無い」
「2人とも心配かけてすまなかった。あとはスカリエッティやウーノに処理をまかせよう」
少女はうなずくとそのまま振り返らず、騎士や融合騎と一緒に再び暗闇の中へと消えていった。
覚えてもらえなくていい、忘れられる存在だというのも理解している。
母さんのためにも・・・私はまたこの暗闇の道をひたすら進んでいく。
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