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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第98話☆

865ディエチが全力全開に目覚めた様です:2009/05/24(日) 18:20:30 ID:JziwV30Q
ひたすら駆けずり回って汗を流す筋肉ダルマ達を尻目に、ディエチは少しそわそわした様子でなのはに訊ねた

「あの、なのはさん。私も準備運動とか、しておいた方が良いですか?」
「うん。必要だと思うことをしていれば良いよ。出番が来たら呼んであげるし・・・あ、その前に着替えて来なきゃだね」

バリアジャケットを身に纏える魔導師とは勝手が違うことを失念していたなのはとカルタスである
勿論、戦闘機人であるディエチはバリアジャケットが要らないくらいに頑丈なのだが、借り物の制服を汚させてしまうのも忍びない

「カルタス二尉。申し訳ないんだけど・・・購買部で彼女の着替えを見繕ってあげてくれないかな?代金は私の名前でツケておいてくれれば良いから」

なのはのそんな申し出に、ディエチは慌てて手を振って、

「なのはさん。大丈夫です。着替えなら持って来てますから、更衣室だけ貸してください」
「あ、そうだったの?それじゃあ・・・??」

女子更衣室に案内しようとして、なのはは怪訝な顔を作った
着替えを持って来ている。とディエチは言ったが、彼女は精々、ハンドバッグ程度の大きさの鞄を持ってきているだけだ
なのはの頭上にでっかい疑問符が浮かび・・・そして、何かに気付いた様子で彼女はディエチに詰め寄るとこっそり訊ねた

「・・・ねぇ、ディエチ。まさか、用意した着替えって・・・ナンバーズのスーツじゃないよね・・・?」
「え?でも、任務の時はいつも「カルタス二尉!購買までこの子を連れてってあげてください!」あの、でも「良いから!遠慮しないで!」

何処か引き攣った、沈鬱な表情を浮かべたままカルタスはぎこちなく敬礼し、ディエチを伴って訓練場を出て行った

「・・・高町教導官。何か問題でも?」
「問題、というか、何というか・・・あ、あははは・・・」

厳つい顔立ちを怪訝そうに歪ませるプラド二尉に、これまたぎこちなく乾いた笑いで無理矢理誤魔化そうとするなのはであった



今更言うまでも無いように思うが、ディエチが用意していたのはナンバーズ用のボディスーツであり、
それはつまり身体のラインが激しく浮き出る類の、全身タイツって言うかボディペインティグに近いレベルの、或る意味、真ソニックよりも過激な格好だ。露出は少ない?だから何?
本人が平気だとしても、同性としては傍で見ている方が恥ずかしいし、ちょっと気弱なところもあるディエチを好奇の視線に晒すのは忍びない

(上申しよう。あの娘達の為にも!上着くらい付いたまともな戦闘服を作ってあげなきゃ・・・!!)

羞恥、という要素には未だに鈍感らしい機人の姉妹達の為に、なのはは堅く決心したそうな



――― しばらくして、武装局員向けの訓練服に着替えたディエチとカルタスが訓練場に戻ってきた
黒いハイネックのシャツに、袖を捲り上げたカーキ色のツナギ。頑丈そうなショートブーツで足元を固めた姿は、ナンバーズのボディスーツよりも遙かに「まとも」である




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