したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第98話☆

864ディエチが全力全開に目覚めた様です:2009/05/24(日) 18:19:30 ID:JziwV30Q
緊張の為か。少々強張った口調でディエチはなのはに訊ねた

「うん、大体話してあるよ」
「なのはさん達、教導隊が訓練を受け持つ生徒さんは、みんなエリートなんですよね。頑張らないと・・・」
「エリート、って言うか・・・まぁ、短期での集中的な技能訓練がメインだから。“専門技能のステップアップ”を目標にしてる部隊が多いのは確かだね。
今日、受け持ってる陸士243部隊は、ちょっと珍しい気質の部隊。あと、生徒さんって言っても、今日の部隊はみんな良い歳だよ?」

説明を聞きながら、ふとディエチは首を傾げた

「・・・あれ?なのはさんの所属って、“航空”戦技教導隊なのに、どうして陸士の部隊が?」

尤もな疑問に、なのははどこか諦観の混じった乾いた笑みを浮かべて、

「砲撃が入り用なら私の出番。っていう風潮が、教導隊にはあるみたいでね・・・」
「・・・納得。それで、珍しい気質って言うと、どんな部隊なんですか?」
「そうだね・・・どう説明しようか・・・」

首を捻るなのはに、カルタスが助け船を出した

「243は“常に最前線に投入される部隊”だね。戦場だったら防衛ラインの構築。事件・災害現場なら現場の封鎖。
武装隊風に言うと、部隊全員がフロントアタッカーで編成されてる部隊と言える。攻める事は不得手だが、“防衛”と“遮断”に関しては精鋭集団だよ」
「うん、そうそう。そんな感じの部隊。ちょっと荒っぽいのが多いね」

なのはの言葉に、少々苦笑を浮かべながらカルタスは“荒っぽい”彼らを弁護してやる

「陸隊には、努力肌の魔導師が多いですからね。荒っぽいのが多いというのは確かですが・・・心根が荒んだ輩は少ないですよ」
「・・・そうだね。陸隊の人は、付き合ってみればさっぱりした人が多いね。空隊のエリート部隊なんかには時々とんでもないのが居るから・・・」

珍しく、渋面を浮かべるなのはである。過去に、よほど不愉快な部隊があったのだろうか

そんな風に話し込みながら、三人と一機は訓練場に辿り着いた
243部隊は50人ほどの部隊で、各自グループに別れて基礎体力訓練に励んでいた。筋トレ、走り込みなど、空隊には縁の薄い光景である

そんな中、なのはの白い制服に気付いたらしい、大柄な男・・・243の部隊長:プラド二尉が駆け寄ってきた

「高町教導官。申し訳ありません、ただボサッと待たせる時間が勿体なかったもので基礎体をやらせておりました。
すぐに集合させることもできますが、如何いたしましょうか」
「いえ、折角ですからキリの良いところまでお願いします。今日は特別な講師を招聘していますからね。しっかり暖機しておいてください」
「了解!野郎共!ダッシュ10本追加!!」

イエッサー!という返事が50人分、綺麗に揃って返ってきた。243部隊は全員、こんなノリなのである




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板