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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第98話☆

856ディエチが全力全開に目覚めた様です:2009/05/24(日) 18:11:30 ID:JziwV30Q
今日も今日とて平和な海上隔離施設・・・
授業が捌けて、食事や掃除も終えてしまうと、後は就寝時刻を待つばかりとなる
昼間の賑やかな自由時間と違って、流石に夜は静かに過ごしているようだ

「・・・ふぁ」

小さな図書室でディエチは生欠伸を漏らしながら、読んでいた、というよりも眺めていた風景画集を閉じた
活字を読むのも好きだが、最近はこうした画集を眺めることにハマっている彼女である
時計に目を向ければ、時刻は既に就寝時間15分前・・・ディエチは書架に本を戻すべく立ち上がり、ぐぐっと背伸びをしてから本を手に取った

不意に、図書室のドアが開けられて、姉妹達の監督官でもある人物:ギンガが顔を覗かせた

「あ、ディエチ。ここに居たんだ」
「うん。どうかした?」
「ディエチ宛てに通信があってね。部屋に居なかったから探してたの。今、大丈夫?」
「大丈夫だけど・・・こんな時間に。誰が・・・?」



○ディエチが全力全開に目覚めた様です



ギンガに伴われて通信室に向かう
慣れた手付きで端末を操作し、通信を繋ぎ直すと・・・モニターの向こうには明るい色の髪をサイドテールに結わえた女性の姿があった

『あ、夜遅くにゴメンね。ディエチ』
「いえ、私は大丈夫です・・・なのはさん」

高町なのは一等空尉。平時に於いては航空戦技教導官として教導隊に籍を置くS+ランクの空戦魔導師。又の名を、誰が呼んだか『エースオブエース』
当人としては、そんな少々大袈裟な二つ名が面映ゆいらしいのだが、先の事件・・・JS事件を解決に導いた獅子奮迅の大活躍を鑑みれば、けして大袈裟でもない

『最後にお話できたのがいつだったっけ・・・もう一月くらいになるのかな?』
「そう、ですね。そのくらいです」
『ゴメンね。もう少し、お話できる機会があれば良いんだけど・・・』
「いえ、そんな・・・忙しいのは、知ってますから」

同じ“砲手”として、何か通じるものがあったのだろうか
事件終結後、更正プログラムを受講するようになったディエチの事を、なのはは少々気に掛けている様子である

余談ではあるが、その事を知った四女:クアットロが恐怖の余り失神してしまったこともあったりするが、まぁどうでも良い話であろう




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