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純情ロマンチカの高橋美咲にエロエロなことをするスレ その4

1ピュアな名無しさん:2010/01/24(日) 14:26:26
・高橋美咲たん、鈴木美咲たん絡みの妄想なら投下可
・「レイーポ系」、「美咲たん攻め」等のネタについてはタイトルor冒頭で注意書き推奨
・保管庫を活用するなど自衛の心を忘れずに
     _
   ,.'´   ヽ
   ノルノ从ノハ)
   从* ゚ ヮ゚ノゝポッ

■過去スレ■
純情ロマンチカの高橋美咲にエロエロなことをするスレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12247/1230943808/
純情ロマンチカの高橋美咲にエロエロなことをするスレ その2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12247/1234165158/
純情ロマンチカの高橋美咲にエロエロなことをするスレ その3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12247/1243930377/

208ピュアな名無しさん:2010/06/11(金) 00:21:29
汁にまみれたみさにゃんを優しく拭いてあげたい

209ピュアな名無しさん:2010/06/17(木) 18:58:43
ぶっかけまくりたい

210ピュアな名無しさん:2010/06/17(木) 23:26:11
トコロテン?で汁まみれな最近のみさにゃんはエロ過ぎる
健全男子をここまで仕込んだテンテーに敬意を示したい

211ピュアな名無しさん:2010/06/21(月) 22:54:24
>>210
何だろうと思ってググってみたらww
……新しい言葉を覚えてしまったw

212【10題No6・爪切り】締切明け 1/4:2010/07/07(水) 03:06:05
最近、さみしーので、お題挑戦してみました。
お題って、こんなんでいーんですかね?


ウサギさんはこのところ、いろいろいろいろ締切が重なって相当に追い込まれているみたいで
顔を合わせる、と言うか、見かけるのはメシの時くらいだ。
そんなに追い込まれてるんなら、メシの時間は合わせなくてもいい、って言ったんだけど
どうしてもそこは譲れないらしい。
………そんな修羅場もやっと終わったみたいだ。
相川さんはふらふらになりながら原稿を奪うように去っていった。
ウサギさんがよろよろと這うように仕事部屋から出てきた。
…もっと計画的に締切守れないもんなのだろうか?
「ウサギさーん、コーヒーいれよっか?メシまだできてねーし」
「……美咲にする。美咲切れ。先ずは美咲補給しないと」
「はぁ?アホなこと言ってないで、とりあえず少し休めって。メシ作っとくからさ」
ウサギさんは唸るように抵抗していたけれど、やっぱり全然寝てなかったのか、ゴトン、って音に振り返ると
ソファから落っこちてテーブルとの隙間の床に転がっていた。
だから、休めっていったのに。
鈴木さんに寄りかかるように眠るウサギさんの顔にはくまがばりばり出ていた。
もう少し身体に気ぃ使えよ。早死にするぞ。
ためいきを吐きながらウサギさんに毛布をかけた。
とりあえず、今日は消化によさそうなものを食べさせてやるか。

ウサギさんはよほど疲れているのか目を覚ます気配が無い。
ほらみろ、俺補給とか言ってる場合じゃなかったじゃん。
メシ作ったけど、起こすのかわいそうだし、仕方なく、先に食べることにした。

風呂からあがってきても、ウサギさんはまだ起きていなかった。
いったい何日徹夜したんだろう。
ソファに座って上からウサギさんの顔をのぞき込むと、少しくまが薄くなってるような気がした。
このまま朝まで寝かせとくか、と思い、少しめくれていた毛布をかけ直そうと手をのばした。
その手を不意に掴まれて、びくっ、と体をすくめた。
「ごめん、ウサギさん、起こした?」
「いや、目が覚めただけ」
手を掴んだままのっそり起きあがったウサギさんがもたれかかるように抱きついてきた。
ぎゅうぎゅう押し返してもびくともしない。
「なにしてんの?」
「美咲補給」
「あほかっ!そんなことする前に栄養と睡眠を補給しろ!」
「睡眠はさっき取った。すまなかったな、飯、一人で食べさせて」
そんなこと、気にしなくていいのに……。
「んなことはどーでもいいから、起きたんならメシ食えっ!」
「美咲補給が先」
ウサギさんは俺にひっついたまま離れようとしない。
どうにかメシを食べさせようと思った俺はどうかしていた。
「いーからメシ食えって!後でいくらでも補給させてやるからっ」
ウサギさんの動きが止まった。………しまった、俺、失言した?
「飯、温めておいて。先にシャワー浴びてくる」
ちゅ、と触れるだけのキスをして、やっと手を離したウサギさんは、
満面の笑みで俺の頭をがしがしとかき混ぜるように撫でて、軽い足取りで去っていった。
抱きつかれて熱くなりそうになった身体を落ち着かせようと、せっせとメシを温める手を動かした。

213【10題No6・爪切り】締切明け 2/4:2010/07/07(水) 03:07:00
「ごちそうさまでした」
シャワーから出てきたウサギさんは、あっという間にメシを平らげ、手を合わせている。
時間を稼ぐようにゆっくりお茶を入れている俺の手を掴んで立ち上がった。
「よし、早速美咲を補給させて貰うか」
ウサギさんにあっさりと抱え上げられてしまった。
なんで無駄に体力あるんだろう、この人…。
「ちょっ、メシ食ったばっかじゃん。ちょっと休めって」
言い募るが、全く通じない。
「胃に優しそうなものばっかりだったから大丈夫」
じたばたする俺をごろん、とベッドに転がし覆い被さってくる。
「今日は美咲の許可が下りているから、思う存分補給できる」
「いやいやいやいや、さっきのは言葉のアヤだから……」
そんな言い訳がウサギさんに通用するわけもなく。
ウサギさんの手が俺の頬に包み込むよう触れる。
近づいてくる顔に反射的に目を閉じてしまう。
鼻先でくすり、と笑った気配を感じる。
思わずぎゅ、っと引き締めた唇にウサギさんのそれが重なる。
「んっ…」
ウサギさんの舌が俺の唇をなぞり、割り込む様に口の中に入ってきた。
思わず逃げるように引いた舌をウサギさんのが絡め取るように追いかけてくる。
息が継げなくなるほどのキスに、思わずウサギさんの服の裾を掴む。
抵抗できずにされるがままになっていると、ウサギさんがパジャマの上から触れてきた。
ゆっくりと撫でるように触れられ、なんだかむずむずした感じにおそわれる。
布一枚隔てて触られるのは、もどかしいような、直接触れられるのとはまた違う感覚に少し戸惑う。
胸の上に這わされていた手にパジャマの上から強く摘まれ、体をこわばらせる。
腿で押し込まれるようにされ、反応しかかっているのを知られてしまう。
「気持いい?」
「!」
ごまかせるはずもなく、状態を知られてしまったことに赤面してしまう。
ウサギさんは確認するかのように俺の体を触りまくっている。
いつもならあっという間に服を剥かれてしまうので、なんか変な感じだ。
そんなことが気になるなんて、なんか、変、か?
「ん、どうかした?」
他に気が行っていることをウサギさんに指摘されてしまう。
「や、別に…」
俺の事なんかお見通し、といった体でウサギさんがくすくす笑っている。
「がっつかれないと変?」
「ばっ!そんなことあるか」
「今日は美咲の許可が出ているからゆっくり味わっているだけ」
なんで、そんな変な余裕かましてんだ。
自分ばかりが余裕がないような気がして、少しムカつく。
「直接触ってほしい?」
体を撫で回す手を止めずに言う。
「そんなことな…」
返事を言い終える前に、パジャマの裾から手を入れ直接触れてきた。
油断していたせいで、下も手を突っ込まれている。
これじゃあ、いつもと変わんない。
胸も下も直接触れられて身をすくめている間に、パジャマはすっかり捲りあげられていた。
「可愛いな、相変わらず」
胸の先を舐められ、その感触に思わず身を反らす。
歯を当てられて、高い声を上げてしまう。
ウサギさんはパジャマの下もあっという間に引き下げ、指を絡めて扱き始めた。
先端が濡れてきているのが解って恥ずかしい。
塗り広げるように擦られ、濡れた音が恥ずかしさを倍増させる。

214【10題No6・爪切り】締切明け 3/4:2010/07/07(水) 03:08:33
ウサギさんの指が後ろを探っている。
ゆるゆるとなぞるような動きをしていたそれが唐突に突き入れられる。
「んっっ」
突然の異物感に思わず締め付けてしまう。
「力抜いて」
ウサギさんがおでこにキスをしながら指を少しずつ奥に進める。
増やされた指がかき回すように動かされて、中を解していく。
内腿に手をかけられ足を大きく広げられ、後ろにウサギさんのが押しつけられる。
ウサギさんが先端を俺の中に埋め、少しずつ奥へ入ってくる。
「あ、…んっっ、いた、い」
眉間に寄せてしまったしわにキスしながらウサギさんが聞いてくる。
「ん?痛いだけ?」
そう言いながら腰を揺するように動かされ、ひっきりなしに喘ぐことしかできない。
「やっ、…あぁっ、……ウサギさん、…もっ、ゆっくり……」
そんなの聞き入れてもらえるはずもなく、ますます激しく攻められる。
「っ、気持ちよすぎるから、少しゆるめろ」
「ぁ、…んなの、ムリっ」
ウサギさんの言う通りにしようとするけれど、自分の体なのに思うようにコントロールできない。
そんな事に構わず、ウサギさんが角度を変えて動かしてきた。
そこは、ヤバイ。
「やっ、あっ、…そこ、ダメっ、て」
「ここ、イイんだろ?」
激しく突き上げるように腰を動かされ、ウサギさんに縋るようにしがみついてしまう。
声が抑えられない。
背中に回した手に力が入ってしまう。
追い上げるようなウサギさんの動きにもう限界。
「ウサギさ、…も、ダメっっ……あっ!」
「いいよ、出して」
そう言うと、ウサギさんは密着していた体に少し隙間をつくって、俺のを強めに擦った。
「あぁっっ!」
「っ!」
絶頂の締め付けにウサギさんも上り詰めたみたいで、素早く俺の中から出ていき、俺のお腹の上に熱を放った。

脱力している俺をウサギさんがぎゅー、と抱きしめてくれた。
ふわふわした様な感覚の中で、ウサギさんの体温と匂いに浸っていた。
肩に触れる髪がくすぐったい。
シーツの上に投げ出していた手をウサギさんの背に回しそうになって、途中で止めた。
ちょっとぼーっとして、つい……。
中途半端にとどまっていた俺の手に気づいたウサギさんが、その手に指を絡めて握りしめた。
「美咲、好き」
……なんで、この人はこーゆーこと、さらっと言えるんだろう。
「るせー…」
俺はそんなことしか言えないままで、それでも、握られていた手をぎゅ、っと握り返した。
「まだまだ足りないから。これからだぞ」
ウサギさんが俺の体を返すようにして、腰を抱えなおした。
「え?や、ちょ、もう、ムリ……、やめっ、ぁ」
抵抗もむなしく、ウサギさんの思うままにされ続けるのだった。

215【10題No6・爪切り】締切明け 4/4:2010/07/07(水) 03:09:45
ちょっと昨日は、久しぶりだったせいか、エロウサギが暴走しすぎていたと思う。
…最後の辺、あんまり覚えてないし……。
あちこち痛む、だるい身体を引きずるように朝メシを作っていると、ウサギさんが起きてきた。
ウサギさんの方を真っ直ぐ見ることができず、横目で、おはよー、と声をかける。
ウサギさんが寝ぼけた顔のまま、ああ、と思い出したようにおもむろにどこかへ行ってしまった。
戻ってきたウサギさんの手には爪切りが。
「なに?」
差し出されたものの、訳がわからず俺は小首を傾げた。
「美咲、爪が伸びているんじゃないのか?」
「?」
「…背中がちくちくするんだが……」
「……、っっ!」
ウサギさんの言っている意味をやっと理解した俺は、その原因と思われる時の事を思い出してしまった。
顔が熱い。きっと今、すげー顔、赤くなってる。
ウサギさんの手から爪切りを奪うように取り去る。
「そんなにのびてない、と、思う、けど」
「ふーん…、そんなに伸びてないんなら、よっぽど強く抱きついていたんだな」
「いや、やっぱ違う、のびてる!」
耳まで熱くなってきた俺を横目に、にやにや笑いながらウサギさんがコーヒーをいれている。
ムキになって爪を切ったら、深爪してしまった。
なにをやってもバカウサギに振り回されっぱなしで、ムカつく!


おしまい


なんだかぐだぐだしてて、こんなの落としてすみません。

216ピュアな名無しさん:2010/07/08(木) 23:33:10
>>212-215
無意識にデレてしまう美咲が自然で可愛い
ウサギさんみたいに最中も事後も言葉攻めしたくなる
美咲切れを一気に解消できました、ありがとう!

217ピュアな名無しさん:2010/07/09(金) 08:10:22
ちょ、GJ……。

218ピュアな名無しさん:2010/07/09(金) 19:43:24
>>212-215
ナイス投下!ナイスss〜!
美咲ってエチの時、背中に抱きつかないのが自分は不満だったから!消化できたわ〜ww可愛くってニヤニヤ〜!

219sage:2010/07/11(日) 15:38:46
GJGJ!!!
美咲切れをひさびさに解消です。ありがとう!

220ピュアな名無しさん:2010/07/23(金) 21:25:59
かわいいw
後でいくらでも補給させてやるから
に萌えました。
にやにやがとまりません。

221ピュアな名無しさん:2010/09/10(金) 00:30:51
みさにゃんとにゃんにゃん

222ピュアな名無しさん:2010/09/24(金) 01:15:56
みさにゃんとわんわんスタイルで…

223ピュアな名無しさん:2010/10/10(日) 04:35:54
みさにゃん不足

224ピュアな名無しさん:2010/11/05(金) 16:56:56
住人はいずこへ・・

225ピュアな名無しさん:2010/11/07(日) 01:53:54
>>224
いるよw
ちと頑張ってみる!

226ピュアな名無しさん:2010/11/08(月) 00:27:55
>>225
楽しみにしてます!がんばって〜。

227ピュアな名無しさん:2011/05/23(月) 23:18:49


228ピュアな名無しさん:2011/05/23(月) 23:25:21


229ピュアな名無しさん:2011/05/24(火) 01:15:09
にゃ

230ピュアな名無しさん:2011/05/25(水) 16:34:34


231ピュアな名無しさん:2011/05/25(水) 16:43:20
本誌読んでから伊集院てんてー×みさたんの妄想がMAXなんだけど

232ピュアな名無しさん:2011/05/28(土) 00:17:23
みさにゃんは淫乱

233ピュアな名無しさん:2011/06/05(日) 04:16:04
それは鈴高みさ担当

234ピュアな名無しさん:2011/09/19(月) 00:03:15
みさにゃあああああn

235ピュアな名無しさん:2011/10/29(土) 22:45:36
今月のトレトレで伊集院先生×美咲に目覚めた
さすがにエッチはないだろうけど、春彦さんみたく不意打ちちゅーくらいはしてくれることを期待してる

236ピュアな名無しさん:2011/10/31(月) 01:11:52
>>235
このスレでならエッチも許されるさ!

237ピュアな名無しさん:2011/12/27(火) 01:50:54
みさにゃんのエロが見たいです先生

238ピュアな名無しさん:2012/04/19(木) 00:09:33
投下したいんだけど、誰かいるかな…?

239ピュアな名無しさん:2012/04/19(木) 00:13:23
>>238 います!
投稿あったらメールでお知らせ設定してて反応早くて気持ち悪くてごめん…

240238:2012/04/19(木) 00:25:06
>>239
反応ありがとう!
ごめん、まだ未完なので明日か明後日に投下しにきます。
過疎ってて、誰か反応してくれるまで時間かかると思ったから>>238を書き込みました、すみません…。

しかし反応早くて驚いたよ〜。もう友達になりたい

241239:2012/04/19(木) 00:36:20
>>240
楽しみに待ってます!
新たな投下は無いかと思って保管庫読み返す毎日だったー!
メール設定して待ち続けて良かった。
こちらこそ友達になりたい

242ピュアな名無しさん:2012/04/20(金) 00:38:13
>>238です。
久々に投下。皆エロ書こうぜ!
(美咲が大学卒業した後の話ですが、完全なる妄想です)

「美咲、大学卒業おめでとう」
「あっ、ありがと…」
ここは某高級ホテル内のレストラン。先日M大を卒業した俺は、ウサギさんにお祝いをしてもらっている。
本当は兄チャンも来るはずだったんだけど、急に真浩が熱を出したらしくてキャンセル。というわけで、俺たちは個室に2人っきりで向かい合っている。
「美咲、荷物はもう片付いたか?」
「まあまあかな。なかなかいい部屋だよ、丸川から近いし」
「そうか」
ウサギさんが寂しそうに目をふせる。それを見て、俺の胸がちくりと痛んだ。
俺は、丸川書店への就職を機にウサギさんの家を出て、一人暮らしを始めた。ちなみに、兄ちゃんにはまだ俺たちの関係を言っていない。
本当は兄ちゃんに認めてもらって、まだウサギさんちにいたかった。だってウサギさん、俺がいてやらないと真っ当な生活送れないし。それに……お、俺とウサギさんは、つ、付き合っているわけだし。
でも結局、俺の心の準備ができていなくて、兄ちゃんにウサギさんとの関係を言わないまま一人暮らしをすることになった。
「四年間、色々あったな」
「うん……そうだね」
「お前に出逢えてよかった」
「ウサギさん…」
顔を赤くしながら俺も、と言うと、ウサギさんは嬉しそうに笑った。
本当に、この四年間は色々なことがあった。それは決して楽しいことばかりじゃなかったと思う。でも今では全部いい思い出……だって、ウサギさんと一緒だったから。
「あー、それにしても俺、どこに配属されるんだろうなあ」
「ジャプンだったら絶対異動願い出せよ」
「えー、それは嫌だ」
ったく。ウサギさん、まーだ伊集院先生のこと目の敵にしやがって。まあ、相変わらず先生は俺と親しくしてくれてるから、ウサギさんが気に入らないのは分かるんだけど……。
でもさ、伊集院先生へとウサギさんへの「好き」は全く違うんだからさ。ウサギさん、俺の気持ち、知ってるくせになあ……。
「文芸に来い。俺の担当になれ」
「やだよ、私生活でもウサギさんの面倒見てんだから。ていうか、入社して即デカイ作家の担当になんかなったらコネだと思われるだろっ!」
暫くそんな他愛もない話をしていると、回りの部屋が静かになってきたことに気付く。時計を見ると、もうすぐ10時。
「ウサギさん、そろそろ出よっか。ごちそうさまでした」
「美咲、ちょっと待て」
「?」
「渡したいものがあるんだ」
そう言うウサギさんは、いつになく真剣な顔をしていた。

243シルバーリング 2/3:2012/04/20(金) 00:39:36
すみませんタイトル抜けてました…

「何、渡したいものって」
閉店時間になり、俺たちはひとまず店を出た。そしてホテルも出て、タクシーに乗ってウサギさんちに。
なんか、ウサギさんの様子がちょっとおかしい。だって、ホテルで食事をするときは必ず部屋もとってるような人なのに(そして朝まで愛される)、真っ直ぐマンションまで帰り着いたし。しかも、なんかずっと無言で、今もリビングのソファーで黙り込んでいる。
「ウサギさん……?」
「……お前も座って」
「あ、うん」
そう促され、ウサギさんの横に腰を下ろす。するとウサギさんは、スーツのポケットからあるものを取り出して俺に見せた。
黒い、小さめの箱。その中には……。
「……ゆび、わ……?」
きらきらと銀色に輝く指輪が二つ。
これって、もしかして。
「……ペ、ペア…リング……?」
ウサギさんが小さく頷いたのを見て、俺は熱湯に茹でられた蛸のように赤くなってしまった。
何も言えずに口をぱくぱくさせていると、ふいにウサギさんに抱き寄せられた。
「美咲、お前はもうすぐ社会に出る。仕事をしながら、男女問わず沢山の人間と出会うだろう」
「……う、うん」
静かなリビングに、ウサギさんの優しい声が響く。心臓は物凄くうるさいのに、ウサギさんから髪を撫でられると不思議と穏やかな気持ちになった。
「我儘なのは承知だ。でもお前には、俺だけを見ていてほしい。……愛してるよ、美咲」
そう言いながらウサギさんは俺の左手の薬指に指輪をはめ、そこに優しく口付けた。
どうしよう、嬉しい。凄く嬉しい。
「ウサギさん……!」
溢れる涙で頬を濡らしながら、ウサギさんの胸に顔を埋めた。
本当はずっと不安だった。俺が就職して一人暮らしを始めてしまえば、ウサギさんとの関係が途切れてしまうかもしれないって。だって、ウサギさんは超人気作家でいつも忙しい。それに俺も、今までは平凡な大学生だったけれど、出版社に勤め始めればそうはいかない。きっと相川さんのように、ヘロヘロになってしまうだろう。
自信がなかった。これからも、ウサギさんに好きでいてもらえる自信が。
でも……そんな不安はいらなかった。俺は愛されている。ウサギさんに、こんなにも。
「美咲……。これ、受け取ってもらえる?」
「うん……っ、うん……!」
揃いの指輪が煌めく指と指を絡ませて、キスをする。ウサギさんの唇の熱さに驚くと同時に、俺の身体はソファーに押し倒されていた。

244シルバーリング 3/4(←すみません、数字間違えてました):2012/04/20(金) 00:41:42
「ん、ふあ、んん」
熱い舌が入ってきて、俺のそれと絡みあう。飲み込みきれなかった唾液が顎を伝い落ちても、気にせず互いの唇を貪った。
ウサギさんの長い指が、胸から始まりどんどん下に降りていく。昂りに絡みつき、優しく、だけど段々激しくしごかれる。
「あっ、んあ、や、ああっ」
呆気なく達してしまい、溢れた白濁がウサギさんの口に運ばれるのを見て目を瞑る。……恥ずかしい。
「美咲、目を閉じるな」
「やだ、恥ずかしい」
「俺を見て。美咲が好きって気持ちを、身体全部で感じてほしい」
「…………っ!」
こんな恥ずかしい台詞、よく言えるよっ!
真っ赤になりながら目を開き、ウサギさんを睨みつけた。
「美咲、かわいい」
「も、い…から、早く」
「せかすな」
ウサギさんも、あんまり余裕がないみたいだった。手早くローションで後ろを慣らし、性急に熱いものが挿入される。
「あっ……!あ、っあ、あぁ」
「美咲、力抜いて」
「や……、むりっ」
もう何度も何度も、数えきれないくらい抱き合った。だけどその度に緊張して、心臓が破裂しそうなくらいにドキドキした。それは多分、相手がウサギさんだから。俺はウサギさんが好きだからこんなに緊張するし、余裕たっぷりな態度にムカついたりしてしまうんだ……。
「美咲……何を考えてる?」
「はあ…?別に何も……」
「俺の腕の中で他の奴のことを考えるのは許さん」
「っなわけ、ねー、だろ……。てめーのことしか考えてねーよ、バカウサギっ…」
ウサギさんは一瞬驚いたような顔をした後、すぐに穏やかな笑みを浮かべて俺の頭を撫でてくれる。
うわ……これ、すごい好き。
ウサギさんに頭をわしゃわしゃ撫でられるのは、俺にとって凄く特別で……幸せなこと。

今更って思われるかもしれないけど、やっと気付いた。
ウサギさんはよく「美咲がいないと生きていけない」と言う。俺もウサギさんと一緒で、「ウサギさんがいないと生きていけない」んだ……。

「っあ、ウサギさん、も、もうっ…」
「ん……じゃあ一緒に」
「んっ、うあ、あっ、あ、ああ…!」
律動が加速し、強すぎる快感に頭の中が真っ白になると同時に、身体の奥が熱いもので濡れた。ウサギさんも俺の中で達したことを知る。
「ウサギ、さ…ん」
「好きだよ……美咲」
薄れゆく意識の中、俺は必死に唇を動かす。
「俺もだよ」と、ちゃんとウサギさんに伝えられただろうか。

245シルバーリング 4/4:2012/04/20(金) 00:43:08
「……ん」
目を覚ますと、そこには逞しい胸板が見える。これって、まさか……。
「起きたのか、美咲」
「ウサギさん…!」
エッチの後俺はベッドに運ばれ、どうやら三十分ほどウサギさんの腕の中で眠っていたらしい。恥ずかしいから、抱き締めなくていいのに……バカウサギ。
まあ、今日は仕方ないか。
無理矢理自分を納得させて、ウサギさんの背中に手をまわす。
あ、そういえば…。
「ウサギさん、俺も渡すものあった」
「俺にか?」
ちょっと待ってて、と言い捨て、その辺にあったウサギさんのシャツだけ羽織ってリビングに降りる。恥ずかしい光景(二人分の服が脱ぎ散らかされている)から目をそらしたくなりながらも、俺のジャケットのポケットからあるものを取り出し、寝室に戻る。
「おまたせ」
ウサギさんのシャツを着たまま、再度ベッドに潜り込む。
「何を取ってきたんだ?」
「えっと……こ、これ」
真っ赤になりながらも、なんとかウサギさんに手渡したものは鍵。これは、俺が一人暮らしを始めた部屋のものだ。
「美咲…これ、まさか」
「お、俺の引っ越し先の…合い鍵…だけど」
恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。なんとか顔を隠そうと、ウサギさんの胸に顔を埋めた。
「孝浩に渡さなくていいのか……?」
「兄ちゃんの分は、後でもう一つ作るから……」
「孝浩より先に貰ってもよかったのか?」
恥ずかしさに爆発しそうだったけど、どうにか堪えてこくこくと頷く。
「ありがとう、美咲。大切にするから」
「うん……あの、それと」
「ん?」
「……俺、仕事休みだったり、早く終わった日は、ここ来て飯作るから。だから、ウサギさんも……仕事あんまり忙しくない日は……来て、ほしい…かも」
ずっと言いたかったけれど、恥ずかしすぎて言えなかったこと。今、こうしてなんとか言うことができたのは、俺の左薬指に輝く指輪のおかげかもしれない。
「分かった。毎日電話もメールもするから」
「うん」
まだまだ、俺たちにはやらなければならないことがある。兄ちゃんに付き合いを認めてもらうこと。でも、互いの薬指の指輪を見ると、不思議と何でもできてしまえそうな力が湧いてくることに気付いた。
「美咲……好きだよ」
「うん……俺も、だいすき」
幸せな気持ちで目を閉じ、シルバーリングの輝く指と指を絡ませて微笑みあった。

END

支離滅裂な文でしたが、読んでくださってありがとうございました!
又、久々すぎてタイトル抜かしたり、数字間違えたりしてしまい…すみませんでした!
>>239も書いてほしいな…!

246245:2012/04/22(日) 21:45:31
誰もいないんですかね…
やばい、調子乗って投下して凄い恥ずかしい

ウサギさんのマンション行って家中に仕掛けた監視カメラ回収してくる

247ピュアな名無しさん:2012/04/23(月) 00:45:45
>>242-245
久々新作キター!!!
ナイス投下、ありがとうございます!!!
いますよ、います!!
たまにしかのぞきに来ていなくて・・・
合い鍵渡す美咲がかわいすぎるっっ
卒業後も同居して〜って思っていたけど、合い鍵渡すシチュはいいかも、とか思いました
ウサギさんの腕の中で眠る美咲〜っっ
もっとぎゅっぎゅしてもらってーー

248ピュアな名無しさん:2012/04/28(土) 06:52:55
>>246
久しぶりに覗いたら新作きててうれしい
素直な美咲可愛くて超萌えた!

249ピュアな名無しさん:2012/05/03(木) 19:41:44
>>246
萌えた萌えた萌えたー!
美咲もウサギさんも可愛すぎて堪らん

250ピュアな名無しさん:2012/08/18(土) 10:27:12
美咲たん誕生日おめでとう!!!

251ピュアな名無しさん:2012/09/16(日) 15:01:00
鈴木さんがうどんくまになって、美咲たんに鈴木さんの代わりさせたとき
なんで裸に赤いリボンでソファに座らせていちゃいちゃしなかったんだ……

252ピュアな名無しさん:2013/07/25(木) 23:51:14
美咲たんぺろぺろ

253ピュアな名無しさん:2013/08/24(土) 01:00:24
ウサギさんと美咲のことばっか考えてたら、ひたすら愛し合う2人の夢をみた。なんさ最終回ぽかった。
誰か私の脳内に入ってきて文書化してくれorz

254ピュアな名無しさん:2015/03/19(木) 01:54:00
本編の伊集院てんてーがあんなにあっさり引いちゃうなんて……
せめて春彦ラインは越えてほしかった
せめてぺろぺろまで、せめて

255ピュアな名無しさん:2016/01/14(木) 11:03:46
誰もいない...

256ピュアな名無しさん:2016/04/12(火) 23:05:42
ウサミサ投下したら誰か読んでくれるかな…

257ピュアな名無しさん:2016/04/12(火) 23:18:10
|´-`)ノ


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