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ゆっくりを可愛がるスレ
1
:
Jiyu★
:2008/12/28(日) 21:48:25 ID:???0
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
ここはゆっくり霊夢を始めとするゆっくり達を可愛がるスレです。
お菓子をあげていーこいーこしたり、ほっぺをムニムニしてからかったり、
多種多様にたくましく生きるゆっくり達を暖かく見守ってあげましょう。
* 長くなりそうな作品は専用アップローダーへどうぞ。
* このスレには多数のゆっくり関連スレからの人々が居ます。
設定も多方面から様々なものが持ち寄られています。
* ゆっくり達に共通の設定は存在しません。全ては作者の自由です。
* 語りたい愛でがあればまず簡単なSSからでも頑張ってみよう!
* よその絵やSSを勝手に改変するのはマナー違反です。気付いた時にも注意を。
* 気に入らないネタや設定は見なかった事に。ここはゆっくりを愛でるスレです。
* ここの設定を他の場所に持ち出さないようにしましょう。
* 次スレは
>>950
が立てること、立てられなければ番号指定してください。
愛の形は人それぞれ、喧嘩しないで仲良くみんなでゆっくりしていってね!
2ch本スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1230267059/
テンプレは
>>1
-
>>2
66
:
名無しさん
:2010/07/21(水) 11:43:38 ID:E9YC5O9MO
いきなり雰囲気が変わったれいむに戸惑いを隠せない二人はけが人を運びに行く。
「あのふたりがきずつかないようにしたのかしら?どうせあのけがにんといっしょになるのよ。」
立ち上がり、構える。
「そんなことはさせないわ。」
弾幕を撃つれいむ。
「ふふ、やるきね。いいわ!…ヒ ネ リ ツ ブ シ テ ア ゲ ル ワ !」
避けて弾幕を打ち返す。
その量は多く、大小バラバラなので避けるのは難しい。
「くっ…」
少し被弾してしまい、あんこが滲む。がすぐに治るから気にせずにこちらも大小バラバラでゆうかより量も多めな弾幕を張る。
「あっははは!ひさしぶりだわ!」
被弾するが笑顔で、切り札の極太なレーザ−―マスタースパークを打ち出す。
双方ゆっくり―饅頭なので、体力が持たないのだろう。
「ぐぁ…っ…むそうふういん!!」
被弾と同時にれいむの切り札『夢想封印』を発動。そしてぶっ飛ばされ、壁にビタン!と当たり大ダメージを食らう。
「っきゃああああっ!!…こ、こまでかしらぁ…」
どさり、ゆうかは倒れた。
れいむは勝ったのだ。
「これで…」
どさり、れいむも倒れた。ダメージが限界を突破したのだ。
終わり、戻ってきた二人はボロボロになって倒れているれいむとゆうかを見つけた。
「れいむ!大丈夫か!おい!」
駆け寄った善吉はペタペタと頬を叩く。
「善吉、少し手当てをしたいのだが…」
「あ、あぁ…言うとれいむは『饅頭』なんだ。」
真顔で言うものだから、
「人吉君どこか悪くしたんじゃないですか?」
67
:
ゆうかりん襲撃
:2010/07/21(水) 11:53:30 ID:E9YC5O9MO
>>66
※・人が傷付く要素
を追記して貰えるとありがたいです
「いや、悪くねぇし事実なんだって!」
その後事実だとしっためだかちゃんと善吉は二人を治療した。
そして…
「れいむいっきにふくかいちょうになったよ!!!」
「わたしはしょむね。まぁおはなさんのせわができればなんでもいいわ。」
ゆうかは庶務、れいむはなんと副会長になったのである。
その後善吉は自分の部屋から三日間出なかったとか。
副会長を目指していたのにとても不憫である。そんな善吉もかわいいよ。
終わり
縁です。
珍しく長い乱文です、ごめんなさい。
戦闘の場面難しいです。
設定みたいなの
・れいむは基本胴無しだが、胴を生やすことができる。
・胴を生やすと弾幕や技などが使える。
・この作品ではゆっくりがオリジナルのような感じです。
夏休みのシーズンですね、皆さんがゆっくり出来ますように。
68
:
『好きになったら「好き」なんて意識して言えない。』
:2010/07/22(木) 23:08:47 ID:ONKArzNUO
たまには野暮を承知で聞いてみたい言葉がある。
でないとそんなの関係ないと思ってるはずなのに、ちょっと不安になる。
「みんなー、おにいさんの事どう思ってる?」
「でっかーい!」(妹れいむ)
「あはは、れーむも大きくなるんだぞ〜」
「なでなでじょーず!」(姉まりさ)
「うんうん、喜んでくれておにいさんもうれしいぞ〜」なでなで
「あんちゃんすりすりへたー!」(妹まりさ)「う・・・や、やっぱなの?」
「まりさ、そんなこといったらかわいそだよー。ちぇんきにしないよー」(ちぇん)
「ちぇ…ちぇぇぇぇぇぇぇん!」
「らんは……(回想中)……にゃああああああああああ!!」(らんしゃま)
「おちつくんだよーらんしゃまー!」
「ははは、参ったねこりゃ・・・・はは」
あ、あ・・・れ?なんか…かなり微妙な感じ?
よく考えると『でっかい』とか見た目だし。
まりさズのはなでなで・すりすりの評価だし。
ちぇんはもしかするとマジで気にされてないだけかもしれないし。
あー、それにらんしゃまどうしたら俺ともゆっくりしてくれるんだろう…と言うか今のは一体何時の俺がスイッチなんだ。
…ぅうっ…どうしよう死にたい、死にたくなってきた。
69
:
『好きになったら「好き」なんて意識して言えない。』
:2010/07/22(木) 23:23:03 ID:ONKArzNUO
くいくい…
ふと服の裾が引っ張られる。
「…ん?」
裾の先をくわえていたのは7年の付き合いになる我が家のちび達のお母さん、まりさ。
その後ろに呆れたといった顔をしてソッポを向いているのがその旦那のれいむ、ちなみにこっちはかれこれ3年くらい。
「まりさ…れいむ……」
「元気出してね、大丈夫だよ、おにいさんがとってもやさしいのらんもわかってるよ」
「すこしは加減しな…後じつは強いのになくな」
まりさは一生懸命に優しいし、れいむは…結構丸くなったけど厳しい。
「そうだよね、皆とは色んな事がこれからあるんだもんね」
…ありがとう…ほんとありがとう。
でもやっぱり今聞きたいのはそういう深い事じゃないんだ。
そう、もっとシンプルな…
「じゃあみんな、おにいさんの事好きか嫌いかだとー?」
「そえなやにすきー!」
「なでなですきー!」
「すきなほー!」
「らいくゆーだよー」
「にゃ……きらいじゃな…ないよ?」
「うふふふ……あははは♪」
大丈夫!僕嫌われてない!こんなに嬉しい事はないね、明日もホームランだ!
よぅし今日はハンバーグにするぞぉ!
「おにいさん『も』みんなが大好きだよぉー!」
―淳也君…君はさびしい奴だな
「ほっとけェ…」
「だめだこりゃ…」
おしまい
おまけ
「ちくしょう…いつの間に来てたよ?
あ!そうだ、ちびちゃんはこいつの事どう思ってる?」
「ゆっ?ゆ〜…おにぃさん、きょーおやつなに?」
―水ようかんでも買ってくか…確か今日特売品だし
「ゆ!じゃあせっとくらいすきだよ!」
―4つセットは買わないぞ、バラで2つにしなさい
「…お前もっとさー、胃袋より心的な好感度上げなさいよ!許さないけど!あと買ってあげなさいよ!」
―なんなんだよ
あとがき
暑いですね…未だに扇風機だけの家は地獄だ…
いつもアニメとか漫画で好きなキャラはみんな片想いしてる子が多いのですが、「〇〇は俺の嫁」発言は自分が言うのは許せないタイプ。
by.とりあえずパフェ
70
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:09:52 ID:GTnysv3Y0
――久々に
もみじとにとりは、謎の組織・「ゆっくりアンダーソン」の支部でのミッション成功したが、
既に入り口は封鎖されかけていた。
「う、うわああああああああ!!! も、もう駄目だあ」
「こういう時にゆっくりせずして、いつなるの!!! ゆっくり脱出しようね!!!」
「しかし、追っ手がもうそこまで………」
「―――どうやら二人いっしょにかえることはできないみたいだね……!」
もみじを思い切り蹴飛ばし出口に向かわせ、にとりは改めて自身の完全武装を行った
「おいおい、にとり………!」
「心配しないで!!! ここからは必ず生きて帰る! 先にもみじは戻ってておくれ」
「わ、私が代わりに残る!!」
「湿気た所さ。耐えられるのは元々河童のにとりだけだよ」
「あー、そういやそうだね。 じゃあ、後でまた来るよ さいなら」
71
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:11:57 ID:GTnysv3Y0
後方からの追撃を何とか受け止めながらも、もみじが何とか脱出できた事を確認して
から、にとりは反撃を止めた。
もう既に、幹部の2人が4人程仲間を連れて立っていた。
全員――――それはもう頭が上がらない、鬼達だった。
「あきらめたか……」
「元々あなた達に勝てるとは思ってない……でもどちらかが外に出られればチャンスはある!」
「見上げた根性だ。 まあ、一人ぐらい泳がせた所で痛くも痒くもないけれど」
「自分を犠牲にして残ったって事は……… 覚悟はできているわね?」
「ふ、ふん…………」
無いと気がついた時から、解っていた事だ。
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ここで、あんた達の――――慰み者になる覚悟はできている!!!<
 ̄^Y^Y^^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ミ;;ミ'''彡 ;;ミ
「l ミ;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;ミ 「聞いたか? 同志 ゆうぎよ」
/___ヽ くi ,.|从 ::::::::::::::::::::::::::::::::小!J
|.!ストl| │(,| ゛ ̄'-=ー'  ̄ ゛)|
ミ;; ゞミ彡 .;;ミ 「ああ、命知らずとは怖いな、 同志すいか」
ミ;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;ミ
/'レ小:::::::::::::::::::::::::::::::: 从 \
./フ ('⊃ ̄'ー=-' ̄⊂⊃)ノノ(, \
72
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:12:47 ID:GTnysv3Y0
「久々のエモノだ。 相手をしてやれ―――――我が眷属達よ」
/´〉,、 | ̄|rヘ
/´ヽト、 /| l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
ト、 ,.-‐-、 ,. -‐‐-〈____>'-ト-‐‐ァ ,':::| 二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
!/\ /::::::::::::`ヽ___/:::::::::::::::::::! /`ヽ!- 〈 , '"´ ̄'!::::|'"´ ̄`'/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'、_/`ヽ、_/::::::::::_>-'‐─<_:::::::::::::!/`ヽ./こヽj / |:::::| '´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
ヽ./`;ゝ'"´ `"'Y´ヽ、__/  ̄ , ' !::::::| '.、 `ー-、__,|
`y' / ', ヽ. `ヽ、,.イ / / /!,|:::::::! i ヽ. '、
,' / , -/ト ; ! ‐!-!、 ', ', ';ヽ. ,' / メ、! ゝ‐イ /イ ト、 \
くi / /_」_/! /| /_」_ ! i. !::::':, ∠、 /| /_」_|/ レ'/_」__,ハ\ \__> いい子だ
! ;' '7::::::::::::レ':::レ'::::::::::::`ヽ___! !:::::::〉 / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Yト、> \
レ'!___,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!ハ ';/ / _, イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ \ ,「| ̄`
く/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ', ´ ̄ ̄ | (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ) V | そのまま大人しくしてな…
,' ,.ゝ、 :'ー=ョ ::::::::::::::: ,./ ! '; i / ,ハ、 'ー=-' ,ハ!> |
i / ./`"7ァー,r‐ イ ,' ,ハ i ! / / /> 、, , イ/_ \ | /::l
レへ! ;' ,rイ!-‐'7 `| /、 ! | / ´ ̄7 /|/,|` 7´/)´ `ヾ | _,,.. - ―‐ -,.、 ..,, ''|☆|'" ̄`ヽ
'、 i iア /ムイ r-!イr,'`ヽ.. i ./ / >─ァ(´ゝ‐'" ,イ| \! / `ヽ、 ../ |::::::| \
[ヨ ヽ!/レ'(>く)ヽ、レ'|// i ,' ,' / / / / `7 ̄´ ヽ!/ ,ハ / , ィハ ゝ / ,, ゝ-イ , 、 ヽ__>
| | ,' / くハ_) !7 /./ | | / レ' | >'"´ ̄`くノ :/ ノ ノ ハ,,、;、レ' レ 、_,、ji ∠ /__,i/ レ、!_Y、 > 、 .\
ノ__'、./ ,ム i !,' / .,' ハ、| 〈 、_/ /ヽ/ァ'´ ̄ヽ / / l !:::::::::::::::::::::::::ハ ヽ / イハ::::::::::::::::::::::l ヽ l-‐`
,.'っ Yく `ヾニ二ニフ/ ,'イ/ [_ア´7´  ̄`ヽ./! ァ'´ ̄`つ ,' イ .ノ i くハ、:::::::::::::::::::::ノl  ̄ソ.ハ::::::::::::::::::::::ハ > l
(`ソ96% !/ヽ/-‐、__!--r'ー-、'`ヽ、 / -‐'^ヽ、 `''<.7  ̄`ソ ∧/ ヽ从,__,`V>=‐--‐く ノ. / < >、___,,イ/ > l
73
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:14:49 ID:GTnysv3Y0
__,,,...,,,,__
,. '"´ __ `゙ヽ,/
/ /´ , // ヽ、.
/ ./ / l /:::/ ',
/ ,./ /`メ|/'、_;:イ| ,ハ 〉
,' // 7 ⌒ ⌒ル 〈>
!<.,_/ ./ (ヒ_] ヒ_ンi 、 \ _人人人人人人人人人人人人人人人_
| ∠,,..イ '"///,___,///' ,ト 、/ ̄` > ああ、本当に可愛いな、にとり! <
ノ | `ト 、 ヽ _ン 八__>.  ̄^Y^Y^^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
'´7 /_ノ) >、 ____,⊂////;`) イイコだねー!
/ .' _,,....-'´─-<::::::::l,,l,,l,|,iノ
' ! ハ、...::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::\
! ,/ !::::_;;:: -──-- 、:;_::ヽ;:::::::::;>- 、 つ
/ '´ `ヽ!:::ァ' ,ハ っ
|;/"⌒ツ/ ナト /! ハ i `O U |
l l ヽ /-− |_,/−-ト/! | イ
゙l゙l, li,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \
| ヽ ヽ"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ
"ヽ 'ヽ、 ヽ _ン U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ
ヽ ー──''''''""  ̄ ゙j; | /
ヽ、_ __,,,,,r-'''''ーー'''''ノ) レ'
74
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:15:54 ID:GTnysv3Y0
___ _
,.:''´::::::::>‐─``-....,,_
/:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::`':,
, -<;::::::::::/::_、:, --──- ::;;_::::!\
辛い事があったら ハ, `ヽ:::!/ ``ヽ,丶
その分良い事も起きるよ! .| O' i ハ !ヽ ナト、ヽ f' | /::l
_,,.. - ―‐ -,.、 ト | `ト-−ヽ_| −-丶 ! |ノ ,, ''|☆|'" ̄`ヽ 元気出してね!
/ `ヽ、 / ,.ハ_.,イ ( ヒ_] ヒ_ン) | |__| ./ |::::::| \
/ , ィハ ゝ / / / | | /// ,___, /U/"`|´ヽ / ,, ゝ-イ , 、 ヽ__>
:/ ノ ノ ハ,,、;、レ' レ 、_,、ji (. !/´`!、 ヽハ ヽ _ン ノ\! ∠ /__,i/ レ、!_Y、 > 、 .\
/ l !:::(ο)ililli(οハ ヽ \ | ) 八 \'' ,ィ' ハ 〉 / イハ(ヒ],_,ヒン) l ヽ l-‐`
.ノ i く///:::::::::::::::///ノl ソ (ノ´\ヽ_ `i tァ‐<´!/`∨  ̄ソ.ハ⊃ヽ_ン .⊂ハ > l
ヽ从,__,`V>=‐--‐く ノ |) `,-‐'´ ヽヽ|\|ヽ! \| `ヽ ヽ / < >、___,,イ/ > l
75
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:16:57 ID:GTnysv3Y0
/! /\
/ | /:::::::::::\
|ー‐ヘ、 |::::::::::\:::ハ __,,,... -‐─ァ ト、
', _\/::::::::::::::::\|ン´:::_:::::::::::/ |::::::\/|
\/ ,.>-──' --<:::::::::::::::::| /:::::::::/_ハ_
/> '´ `ヽ;::::::::| l_/、__」::::::`ア
/ \/,rイ /\::::::/
/ / Y \/  ̄
.,' / ‐ァト /`| , ,! \_/
| ! ,' / 」 / | ./| /‐!、 !. |\
| |. |. 7´ _,!/ レ レ'_」_| `/ | ,':::ハ
レ' \|/| (ヒ_] ヒ_ン)` ヽ/ /:/:::| 久々だろ? ゆっくり飲んでき
/,ハ ////,___, //// !/ /::/:::::|
/ |人 ヽ _ノ イ /く::::::::/ ____
,' > 人 | ..-'´─-<::::::::`゙':.、
| ___/ />ー--- イ/ イヽ! ,:'´:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::\
;'⌒>-‐ァ'´ `ヽ7|_メ、__///7ヾ. /!::::_;;:: -──-- 、:;_::ヽ;:::::::::;>- 、
ン´|__」/ r-、 | く|く_ン |ヨ!ソ´ | ,rァ'´ `ヽ!:::ァ' ,ハ
/ `\\ /__」 / |/ / | '7 / ナト /! ハ i `O |
| ` ー-‐ァ'ハ ヽ !/ /\ | ! /-− |_,/−-ト /! | イ
'、 | ̄| r‐--⊂ヽ.| |-r‐''´ //ヽ、ハ |__|,.イ ⌒ ,___, ⌒ ト、_ハ、 \
ゝ、.|_|__>、___ノ| |ノ__,,.. イ、,_〈 |ノト、 /`|//// ヽ_ ノ /// | | \ ヽ ヽ
/\/`r┤ ├┐ / ハ、/⌒!§ !/i、 ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ
____/___/__,|ー─‐'|7ー--ヘ、:::\ / § 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | /
| ...:::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!__」:::...
76
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:17:43 ID:GTnysv3Y0
<\__,へ、 ・・・・・・・・・・・・・
\ 'ゝ____ン _ ,-ァ .∧
7 ̄__Y,r'゙i ン \、,r' ̄|┐ 、,r',/ .|::::|
」__、,r丶 \''''''''''''''''''''''''''''''r'^\〉 ミ''''''''''''''''''''!★|'''''''''''''''''''''''ミ ・・・・・・・・・・・・・・・
| /ヽ ミ ★ ミ彡;;ミ ミ;; |::::::| ;;ミ
ミ;;ミ'''彡 ;;ミ, ミ;; ゞミ彡 .;;ミ
「l ミ;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;ミ ミ;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;ミ \
/___ヽ くi ,.|从 (◯), 、(◯)小!J /'レ小(◯), 、(◯) 从 \ わー わー
|.!ストl| │(,| ゛ ̄'-=ー'  ̄ ゛)| ./フ ('⊃ ̄'ー=-' ̄⊂⊃)ノノ(, \ /
|lリチ.l| ッ`一─―rュ―ー〈  ̄/ ,〉ー―rュ―――く ,「| ̄ \
|lナヤl| / l:l ヽ / / l:l ヽ | それー
|l__l| (_二二つ凵.l:l と二_,)  ̄ (_二つ凵l:l .と二二_) | /
<\__,へ、
\ 'ゝ____ン _ ,-ァ .∧ 慰め てどうすんだあいつ等
7 ̄__Y,r'゙i ン \、,r' ̄|┐ 、,r',/ .|::::|
」__、,r丶 \''''''''''''''''''''''''''''''r'^\〉 ミ''''''''''''''''''''!★|'''''''''''''''''''''''ミ
| /ヽ ミ ★ ミ彡;;ミ ミ;; |::::::| ;;ミ
ミ;;ミ'''彡 ;;ミ, ミ;; ゞミ彡 .;;ミ
「l ミ;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;ミ ミ;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;ミ
/___ヽ くi ,.|从 (◯),::::::、(◯)小!J /'レ小(◯),:::::、(◯) 从 \
|.!ストl| │(,| ゛ ̄'-=ー'  ̄ ゛)| ./フ ('⊃ ̄'ー=-' ̄⊂⊃)ノノ(, \
|lリチ.l| ッ`一─―rュ―ー〈  ̄/ ,〉ー―rュ―――く ,「| ̄
|lナヤl| / l:l ヽ / / l:l ヽ |
|l__l| (_二二つ凵.l:l と二_,)  ̄ (_二つ凵l:l .と二二_) |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何気に拙作「ギャラクシー」の後日談でもあります
77
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:37:06 ID:ek.XRjak0
慰み物になる覚悟って台詞に吹いたら後の展開にほのぼのw
可愛すぎるぞこいつらw
78
:
名無しさん
:2010/08/02(月) 23:44:55 ID:cUQP226gO
鬼ってやつらいい奴ら
79
:
かに
:2010/08/03(火) 20:57:36 ID:IWU1OUcQ0
せっかくなので私も新作投下
__ ,___ ┏┓
/ ヽ,--- 、.--< ヽ ┏┳┳┫┣┓ __ _____ ______
( i ):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ ) ┃┃┃┃┣┃ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
ヽ _ _ ノノ:.:.:.:人.:.:.:i.:.:.:.:.:.ヽノ ┗┓ ┏┛ 'r ´ ヽ、ン、
ノ>,.- ':.:.:/ ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.:く \/ ,'==─- -─==', i
/ ノ.:.:./:.:.:/.( __,. \:ゞ、__ゝ:ゝ /\ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
ノ:.::.:(.:.:.:.( (ヒ_] ヒ_ン レスヽ \/ レリイi (rr=-, r=;ァ| .|、i .||
/.:.:人:.:.ヽ:ゝ" ,___, " b.:ヽ.:\ /\ !Y!"" "" 「 !ノ i |
(:/ヽ:( ヽ.:.:.:>U ヽ _ン 人ヽ:.)ヽ:) \/ L.',. ー=- L」 ノ| .|
)レ人>,、 _____, .イ )ノ /\ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
\/ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
まったくあなたはこんな物を河童の腕だと /\ 何よ、文句あるわけ?
言い張るつもりだったんですか? | |
| |
,--‐‐‐‐v‐‐-、
ハッo+0*O*0+ッハ,,
,、'`冫〈 //ヽヽ 〉,、ヽ
./シ姦,((/ ヽ))ミー、
i`,、ゝ, ノ/__,. 、__ヘ i/j
/<o フ ノ(ヒ_] ヒ_ン `,'。フ 確かに呆れたもんですね。
〈 V.ゝ!'" ,___, "' iノゝi
`、_.苕. ヽ _ン ノ苕ノ
.|X|>,、_____, , ,.イ .|X
――――−−−−−−―−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
80
:
かに
:2010/08/03(火) 20:59:17 ID:IWU1OUcQ0
,--‐‐‐‐v‐‐-、
ハッo+0*O*0+ッハ,,
,、'`冫〈 //ヽヽ 〉,、ヽ
./シ姦,((/ ヽ))ミー、
i`,、ゝ, ノ/__,. 、__ヘ i/j これは河童の腕じゃなくて
/<o フ ノ(ヒ_] ヒ_ン `,'。フ 私の足ですよ。
〈 V.ゝ!'" ,___, "' iノゝi
`、_.苕. ヽ _ン ノ苕ノ
.|X|>,、_____, , ,.イ .|X
| | | |
| | | | ガッタン
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/\ /\
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ぎったん /\ /\
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/\ /\
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┃┃┃┃┣┃┃┃┃┃┣┃
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,ネ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ、_''. / ヽ,--- 、.--< ヽ
'、ン 'r ´ ヽ、 ( i ):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ )
,'=i ,'==─- -─==',. ヽ _ _ ノノ:.:.:.:人.:.:.:i.:.:.:.:.:.ヽノ
i | i./イル_\イ人レン/i イ i. ノ>,.- ':.:.:/ ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.:く
レ||. i、|. | .rr=-, r=;ァ.iイリj / ノ.:.:./:.:.:/.( __,. \:ゞ、__ゝ:ゝ
| iヽ「 ! "" "" !Y!. ノ:.::.:(.:.:.:.( rr=-, r=;ァレスヽ
.| |ヽ L」 ー=- ,.'」 /.:.:人:.:.ヽ:ゝ" " b.:ヽ.:\
ヽ |イ|| |ヽ、 ,イ|| | (:/ヽ:( ヽ.:.:.:> ー=- 人ヽ:.)ヽ:)
レ レル. `.ー--一 ´ルレ )レ人>,、 _____, .イ )ノ
あ、そう言えば良いお茶があるんだけど あらそれなら頂かせて貰おうかしら
飲んでく?
81
:
名無しさん
:2010/08/03(火) 23:11:45 ID:7voIeFCI0
なんて訓練された巫女と仙人なんだw
スルースキルが完璧すぎるw
82
:
名無しさん
:2010/08/04(水) 02:49:32 ID:CvPZmxkE0
イズン様寂しいのかなw?
巫女さんは、紅魔郷の時の事をもしやまだ…?
83
:
名無しさん
:2010/08/04(水) 06:23:38 ID:CvPZmxkE0
※「参考にならなさ過ぎる〜」の続編でもありますが、主題とあまり関係ありません
両極端なものは、却ってお互い魅かれやすいのだ。
好きの反対は無関心であるとか、陰陽・善悪・白黒と、相反するものはどちらも
同じであるとか、そんな事は屁理屈だと思っていた。
物事を曖昧にしたい奴か、逆に幼稚な二元論者達の都合の良い言い換えだと。
しかし、あの2人が結んだのは、やはり2人とも極な立場にいたためだと思う。
――人間の代表と言ってもいい究極の巫女
――まず誰も勝てまい妖怪の賢者
本当ならば最も相容れない存在のはず。
その分、2人が出会ったのも必然ならば――――――
「そこに、私が入る場所なんて無いじゃないか」
―――深夜の、無人の喫茶店。
一杯呷った後、八雲藍は、隣の席―――というか、テーブルの上でくつろいでる
饅頭も、飲んでいるか気になってみてみたが、グラスは確かに空になっていた。
どうやって摂取しているのだろう?
ゆっくりれいむ――――あのルーミアから紹介をうけたという、霊夢のゆっくりだ。
「八雲の式が、よりによって博麗の巫女さんにねえ………」
「笑うなら笑ってくれ。趣味で喫茶店を始めたり、ゆっくりの研究を始めたのもね」
あの巫女さんと、一応同じ顔のゆっくりが相手なら却って気持ちが整理できそうだ。
「あんたにとって、主人や橙はなんなのよお?」
「紫様は紫様。―――至上の存在なのは言うまでもないさ。―――霊夢に何も
できずにいられるのは、紫様の存在のおかげね。何があってもあの方が第一なのは
変わらないわ。――――橙も同じ」
「きっかけってなんなの?」
「そうだね―――――――――」
あれはいつの頃からだったのだろう?
「きっかけ」は無い。
一目惚れといった劇的なものではなく、時間をかけて熟成されていった気持ちに違いない。
共にする時間は存外長かったし、紫を通じて情報はいつでも入ってきた。
敬愛する主人の相方、というかなり微妙な距離だ。
「それが一番だったのかな?」
84
:
名無しさん
:2010/08/04(水) 06:27:20 ID:CvPZmxkE0
自分にはできない事を、彼女は簡単にやってのけた。
勿論実戦でも勝てなかったし――――何より、見た事も無い主人の表情を、あの巫女さんは
作り続けた。
不思議と嫉妬は湧かなかった。
純粋な軽い好奇心やらから始まって――――
気がつくと手遅れになっていた。
「そう、気がつくと、あの娘の事を考えてた。本当に子供じみた感覚だろうね。憧れの延長で、
しかも、あんな小娘に惑わされるなんて」
「…………」
「紫様と同調してるという事もあるんだろう。紫様が嬉しければ私も嬉しいと同時に、一緒に
あの娘と会える事が―――」
そこまで聞いて、ゆっくりれいむは、深いため息を聞こえよがしに吐いた
「ふう…… ルーミアちゃんに『あの女狐が落ち込んでた』っていうから来て見たら、趣味で喫茶店を
始めてはいるわ、パンチの無い理由だわ………」
「???」
「これが、妖夢ちゃんがこの女狐を好きになるとか、橙がゆかりんや幽々子をだとかならまだ可愛げが
あるものを」
「えっ?」
85
:
名無しさん
:2010/08/04(水) 06:31:33 ID:CvPZmxkE0
o
. O (/ヽ.
. ノi' ヽ、_,. --──'、> ヽ
し|> く>、_,.r-ァェ-、 -く_',
. i r'ア-'´  ̄  ̄`ヽi
. _Y'ア´.,. ヽ!_ハ ハ_,!ィ ',
.〈イ / /,ォ='ゝY 'ォ=tトハ ノ __ _____ ______
`i. ! !〈'ヒ_r! ヒ.ハi,.イ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
i ヽ ,ゝ" ─' 〈ノ i 'r ´ ヽ、ン、
. ハ .ノVゝ、,_ _,,.イハソ ,'==─- -─==', i
. '^ヽ、,.ィ'ハ二7/´`ヽ./'! i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
iヽ、 /´ ̄ヽ、ヘ、三イヽ, レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
i ヽ/ _!,.!--、-、、-'、 !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
__ヽ、 〈 ィ´ i || | L.',. L」 ノ| .|
`ゝ >ヽ、____________,.ィ-'ゝ、イ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
く !7 /| | ン |ハ ヽ、 レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1.5秒後】
o-、 o、
/ヽ、> ,へ 〉
/> ´ ̄`""''ー'__〉 ',
/-r‐'T´i二rニヽ___ へi
.r',>''"" ̄ `ヽ、!'ヽ、ト,
Y ,___ , , ヽへ_〉
イ ./ ,ィ i、ハ ハ-!、 i `Y __ _____ ______
! 〈7イ旡≧,レ'≦乏'!、ハ | ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
`iヽ,ゝ| | , --- 、 | |ハ i / 'r ´ ヽ、ン、
ゝ人 | | 'ー⌒ ー'| |,,uイ/イノ ,'==─- -─==', i
`レ>.、 ___,,..イナリV .i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
,ヘ、∧ ,ィ' ,-、 ヽ、 レリイi (ヒ_] ::::::ヒ_ン ).| .|、i .||
i ヽ、/ ,. と_ ヽi i !Y!"" ,___, ""::「 !ノ i |
_ゝ、 i イ__,.'-っ、 ` ,' L.',. ::::::::::L」 ノ| .|
`>ー〈  ̄ __ ノ、_ノ | ||ヽ、 ::::::::::,イ| ||イ| /
<、_,,..ヘ/`ー‐''"、 /、 レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
86
:
ヽ___________________ノ
:2010/08/04(水) 06:32:42 ID:CvPZmxkE0
〇 慰み者にしてどうするんだ……
ο
?? o o 〇
ノi^ヽ、_,ヘ、 〇
/ _,,,......,,,_i ο
γノノλノ)) ___ _____ ______. _, -‐
,ヘ,ゝ゚ ヮ゚ノ,) ネ '-´ ̄ ̄`-ゝ、 ' _, -‐  ̄ ‐=ニ=-
,ゝ. (,_`]l[´iン ,ン 'r'´ . 、 _, -‐  ̄‐=ニ二ニ=- _, -‐  ̄
,' ,'. ; .,〜'_, -‐  ̄`ー-----― '
| i ==─- ─==i_,〜'_ッ'-
| i イ ル__ノイ;人レ乂 i イ i .厂
.||. i、 |. | ,__, ,__, .iイリj ⊃
| iヽ「 ! " ,___, "! /〉
ヽ |イL.」、 ,.<))/´二//⊃
レ レル` ー/ / '‐、二ニ⊃` 慰めてあげないと
, -‐'´: : : : :l 丶l ´ヽ〉: : : : \
/: : : : : : : : :| /_/ __人〉|: : : : :|
「ヾ: : : : : : : : : :l_/:_/ヽ. /´ | : : : : :|
〈\ : : : : : : : :,、: :/´∨/`ー'〉 |_| |: : : : :|
o o
87
:
名無しさん
:2010/08/05(木) 00:17:52 ID:M4kxyYk20
何考えているんだw
88
:
縁
:2010/11/21(日) 22:30:49 ID:9nhXVQCoO
善吉×さとり=私のゆう…正義
――午後6時。
青年は歩いていた。
青年はどうやら、学生服を来ているため帰路についているようだ。
「はぁー…疲れたぜ」
ため息をついた。
「ゆっくりできないよ!」
「ゆっくりしね!」
「かえれ!」
「そんなことよりめだかちゃんのむねにはさまりたい!」
「ゆっくりしないでじごくにおちていってね!!!」
「……」
色んな罵詈雑言を浴びせられているも、悲しげな顔をしてぽよぽよと去っていく金色のハートの飾りがついたカチューシャが映える桃色の髪のゆっくり。
そこだけなら普通なのだが……管があり、そこを辿ると目がついていた。
その奇妙なゆっくりは、「もう、つかれました……」
青年はただ無口で帰路についている。
いつも通りだ。
「やっぱり『普通』が一番だぜ……!?」
ぽよ、ぽよ、と跳ねるゆっくりを見かけた。
そこまではよくある。
だが、自ら道路に向かっている。
「危ねぇ!」
見事にスライディングしながらゆっくりを救い出す。
服が汚れたがそんな場合ではない。
青年はゆっくりが好きな方だ。
真っ直ぐで、素直だから。
「……いきなりなんですか、ひとよし ぜんきちさん」
青年をジト目で見つめる。
「あぁ、道路に出ようとしてたからな。危ねえだろうが。自殺とか考えてる訳じゃねぇんだろ。」
青年は苦笑いして、ゆっくりの方を見ながらそう言った。
89
:
名無しさん
:2010/11/21(日) 23:10:18 ID:9nhXVQCoO
「…じゃましないでほしかった」
ポツリと独り言のように吐き出す。
「あ?」
今、なんて言った。
青年…人吉善吉は理解か遅れた。
「なぜじゃましたんですか!どうしてぇぇっ!「しね」、「きえろ」なんてくるしむだけなのに!このめのせいで!このふようなめはしなないかぎりずっとみなくていいかんじょうをみなきゃいけない!あなたのせいだ!!っ……」
管と繋がっていた目――第三の目。
その目は、あらゆる動物の心を覗ける。
だが、それはこのゆっくりにとって不幸を呼ぶだけ。
「――ごめんな、だけど俺はゆっくりが大好きだからよ、お前みたいに危険に晒されてるゆっくり見てるとどうも体が勝手に動いちまうんだよな。」
泣いているさとりを持ち上げ、近くのベンチに置いて自分も座る。
「みずしらずのわたしになぜそこまでおもえるんですか」
生まれた時から一人ぼっちだったさとりは、善吉のように優しくされたことがないし、その感情が理解出来なかった。
「さあな、それはお前の目が俺の代わりに答えてるぜ」
ニカッ、と笑う善吉。
「…『ゆっくりがすきだから』ですか」
「そうだな…あぁ…だった、お前名前はなんだ?」
思い出したように名前を聞く。
「さとりです」
眠たげな声と目で名前を告げ、そして瞼を閉じた。
「おい、さとり?」
善吉はさとりを軽く突っつくも反応はない。かわりに「ゆ〜」と言う寝息だ。
「仕方ねぇな…」
さとりを抱え、善吉はまた帰路へついたのであった。
どうしてこうなった
縁から名前を変えたいです
そうだ、善吉はさとりと俺の嫁にしよ…え、ふらんさんレバティン直してください
90
:
名無しさん
:2010/11/26(金) 16:58:02 ID:aYZqbap.0
聞きたくもないことを聞くのってつらいよね
91
:
善吉「戦隊物ってデビル格好良くねぇ?」
:2010/12/01(水) 19:33:44 ID:u6/9SyTAO
善吉「レッド!」
まりさ「ぶるー!」
れいむ「とうめい!」
ぱちゅ「とうめい!」
れみりゃ「とうめい!」
善吉「後半おかしいだろ!なんだよ透明って!もう一回だ!」
善吉「レッド!」
まりさ「きいろ!」
れいむ「しろ!」
ぱちゅ「むらさき!」
れみりゃ「ちのいろ!」
善吉「またもや後半おかしいだろぉお!れみりゃてめぇ血の色とか戦隊物じゃねぇよスプラッタ物じゃねぇかぁぁあああああああああ!」
善吉「…レッド!」
まりさ「くりあ!」
れいむ「くりあ!」
ぱちゅ「くりあ!」
善吉「うぉおおお鍛えた俺の脚に蹴られたい奴は出てこいよおお!!ふざけるんじゃねぇえええぅあああああああああ!!」
乱文お目汚しすみません
自分のSSを見返すと恥ずかしくなる、だけどコメントを見るとゆっくりできる。SS書き始めてよかったとみる度に思います。
縁改め七月
92
:
日常よくあるBADルート
:2011/01/24(月) 01:58:44 ID:bjzmmJYsO
わたしはさくや、おぜうさまの忠実なるメイド。
おぜうさまのためなら何者を始末するのもいとわない。
そう、すべてはおぜうさまのために。
「ゆっくりおはようございます!おぜうさま!」
「ぅ〜…ぅ〜…」
「‥ゆっくりおやすみください」
規律よりもおぜうさまのえがおが第一。
このえがおを曇らせる輩がいたら、ブチ撒けるのがこの世の真理。
そう、すべてはおぜうさまのために。
「おぜうさま、おしょくじのごよういができました。今日の昼食はチキンライスです」
「うっうー♪おいしそぅだぞ♪旗もたっててかっくいぃぞ〜!」
「おそれいります。ゆっくりおめしあがりください」
「うー♪あ〜ぐあ〜ぐ…はぴはぴー!うぁうぁ♪」
小食のおぜうさまですから、おしょくじは美味しく楽しく。
奪う者あらば、その下郎の全てを奪い去る。
そう、すべてはおぜうさまのため。
すべてはおぜうさまのため。
…だけど、おぜうさまのえがおはもう見られないかもしれない。
「さくやー、ただいまー!」
「おかえりなさいませ!おぜうさまがおでかけされてる間におへやのお掃除をすませておきました」
「うっ!?!」
あの時のおぜうさまは忘れもしない。
焦り、不安、怖れ、悲しみ…そのすべてがいりまじった顔。
飛ぶのも忘れ、おからだを壁や床に打ちつけても走る姿。
そしてすぐにおへやから聞こえてきた叫び。
「ぅ"ああああああ゛あ゛あ゛!!!なんで!…ど!あ゛ぁ…あ゛! なんでこんなことするのぉぉぉお゛お゛!!!!」
はじめてきいたおぜうさまの『怒り』
…あれからおぜうさまはめったにおへやから出てこられなくなってしまった。
扉には鍵がかかり、わたしがはいることはかなわない。
93
:
日常よくあるBADルート
:2011/01/24(月) 02:10:26 ID:bjzmmJYsO
まいにち扉の前によういしているおしょくじはちゃんとめしあがっておられるご様子。
けれどまえのように明るい声は聞こえない。
時々、おぜうさまにおあいできる時もある。
けれど私とは目をあわせてくれない。あのえがおももちろんない。
わたしはさくや、おぜうさまのえがおを奪ったおろかなメイド。
わたしはどうしたらいい。
「いつもありがとうございます。佐川急便でーす」
「ごくろうさまですわ」
きょうも『箱』がとどく。
おぜうさまの『大事な箱』がとどく。
わたしはさくや、おぜうさまの忠実なるメイド。
これを受け取り、おぜうさまのお部屋に運ぶのがいまのわたしの使命。
今はこの『箱』がおぜうさまの笑顔を一瞬見せてくれる。
ふとみた箱のマークは愚かなわたしをわらっているように見えた。
わたしはさくや…、わたしはさくや…
BADEND…
〜〜〜〜
あとがき
もう1月終わりそうですが明けましておめでとうございます。
お久しぶりのとりあえずパフェです。ようやく頭のつっかえが取れてきました。
久々がこんな話です。
最近部屋を大掃除されてカッとなって書いてしまいました(;-w-)<さくやさんごめんね。
でも多分またこんな話になります。
やる、とか 続く、とか言うと見事に書けなくなるので断言はしません
では byとりあえずパフェ
94
:
名無しさん
:2011/01/24(月) 17:58:52 ID:4SLXbpAg0
箱の中身はやっぱりそこまでよなゲー・・・いやなんでもない
95
:
名無しさん
:2013/03/08(金) 17:45:08 ID:QwwUN6cY0
俺のPCの壁紙もゆっくりwww
96
:
名無しさん
:2013/03/10(日) 10:50:41 ID:OFkgcAKo0
>>95
試してみるか、俺のマウスカーソルもゆっくりだ
97
:
花咲く旅路
:2014/11/12(水) 02:10:27 ID:NENMP9Z.O
むかしむかし―、
山だったろうか、森だったろうか…、多くの木々に囲まれた大きな緑の中、
その中には大層おおきなまりさがいた。
まるで緑の海を泳ぐクジラのようなその姿は悠然と、神々しく…
なんて仰々しい言葉は似合わないけれど、例えるならばまさに見事な『ゆっくり』というものだった。
「ゆぅっくりしていってねぇ〜!」
…何をもって見事なのかはわからないが。まぁ、そう思ってしまうのだ。
おおきなまりさの、さらにおおきなまっ黒帽子や、長いきらきらの髪の中…
その至る所にはたくさんのゆっくりたちが暮らしていた。
『『ゆ〜っきゅいしてってね〜!』』
たくさんのゆっくりたちは皆、まだ小さな子供だった。
産まれて間もないのもいれば、もうすぐ大人くらいのもいた。
子供たちはおおきなまりさの産んだ子ではない
皆、本当の親と様々な形で別れる事になってしまったみなしご。
しかし誰ひとり悲しい顔はしていない。
生まれは違うけど子供たちは今では世界一たくさんの姉妹だから、
そしてそばには温かくゆぅっくりしたおおきなまりさがいつもいるから。
そしていつからだったか子供たちはおおきなまりさの事を
『ドス』、と呼ぶようになっていった。
〜
98
:
花咲く旅路
:2014/11/12(水) 02:58:38 ID:NENMP9Z.O
ドスまりさも元からおおきかったわけじゃあない、
子供の頃はほかと変わらないまりさのおちびさんだった。
まりさの生まれた所はそれはひどいものだった。
ゆっくりとゆっくりが傷つけ合い、人とゆっくりが傷つけ合い…
悲しい事、惨い事がたくさんたくさんあって…
でもまりさの生まれた日はゆっくりも人も『こんなのもう嫌だ』と泣いて、
みんなが間違いに気づけた夜明けの日だった。
まりさはそんな中でたった1人産まれた
その場にいたたくさんのゆっくりたちが泣きながら、笑って頬ずりしてくれたのをまりさは覚えている。
まりさの産みの親はその時、もう死んでいた。まりさもまたみなしごだった。
しかしまりさには三人のお母さんがいた。
すばやく身のこなしの達者なれいせん。
夜でも目の利く無口なぱちゅりー。
そして「一緒にゆっくりしましょう」と手をさしのべてくれた優しいありす。
三人とも他のゆっくりたちとはどこかちょっぴり違っていたけど、まりさはお母さんたちが大好きだった。
〜
99
:
花咲く旅路
:2014/11/12(水) 04:22:05 ID:NENMP9Z.O
「ゆ〜ゆぅ〜♪」
「ゆっ!ゆっ!」
「ぽかぽか〜…Zzz」
木漏れ日の中で思い思いにゆっくり過ごす子供たちを見てまりさは微笑む。
まるで昔に自分がしてもらったみたいな『お母さんたちのゆっくり』みたいだ―、と
「ね〜!たかいたかいして!」「みょん!」「うにゅ〜」「れぃむも!」
そしてこんな時もある、一緒に遊ぶのも大事なゆっくりだ
「よぉ〜しぃ…ん〜〜〜、たかぁいたかぁ〜いぃ〜〜」
「ゆ〜っ!!」「すかいはーい!」「うにゅ〜」
しかし子供たちとゆっくりした時間を過ごす度にちょっとだけ思う。
ホントにちょっとだけ、
気のせいじゃないかってくらいだけど、残念に思う時がある
「ドスしゅごーい♪おしょらとんでるよ〜♪」
自分はこの子たちの『ドス』で『お母さん』じゃないんだなぁ、と。
何か悪いわけでもないのに不思議とそう思ってしまうのだ。
その度にドスは『もしかしてお母さんたちも…?』と考えてしまう。
しかし子供たちの声は物思いに耽る暇もなく『ドスぅ、ドスぅ』と呼ぶ。
おかげで次のゆっくりを考える事が出来る。
《ぐぅ〜〜〜っ…》
あぁ そういえばそろそろお腹がすく頃だね。
〜
100
:
花咲く旅路
:2014/11/12(水) 10:29:19 ID:NENMP9Z.O
木々の中をゆくと、時折様々な家庭の姿を見かける事がある。
カップルになったばかりの仲睦まじい姿。
茎が宿って母親になってパートナーを気遣う姿。
たくさんの我が子に囲まれてしあわせそうな姿。
「んぅー………」
そんな光景を目にする度、ドスはしばしば足を止めた。
単純にそんな姿を見るのが好きというのもある、
同時に自分にはいままでも、これからも起こり得ない憧れみたいなものもあった。
ドスがそうしてる間、子供たちもその様子を見ている。
「すてきね…」「んきゅー…」
恋にときめいたり
「うー、あかちゃん♪」「がんばるんだじぇー」
産まれてくる赤ちゃんにテンション上がったり
「ぅ…だでぃ…」「おかーさん…」
もう会えなくなってしまった家族を思い出していた。
『『ゆぅっくりしていってぇね〜!』』
さびしさが顔を覗かせてきたら、この言葉と共にスィーっと歩きだす。
「ゆっくりしていってね!…ゆゆ?」
「ゅー……ゆーくりっ、ゆーくりっ!ゆーくりっ!」
「あかちゃんがしゃべった、しゃべったよ!」
だからなのか、ドスたちは不思議なことに声はすれども姿は見えず
とてもゆっくりしている時に聞こえる…
そうさな、ゆっくりの神様みたいなもんに思われていった。
「「ゆっくりしていってね!」」
〜
101
:
花咲く旅路
:2014/11/13(木) 02:04:33 ID:CiJEkwgYO
「ゆぅっくりしていってぇね〜」
まりさの言葉はぱちゅりーお母さんから教わったもの。
ぱちゅりーお母さんは普段あんまり喋らないし、表情もあんまり変わらないゆっくりだったけど
言葉を教えてくれる時は一言一言噛み砕いて軟らかくしたみたいな面白い喋り方をしてて
おかげでまりさはすぐに真似して覚えられた。
「ゆぅっくりしていってぇね〜」
「ゅ〜くりぃしてぃて〜〜ね」
そしてまりさが言葉を覚えると、そばにいたありすお母さんがすごく喜んで
その時ぱちゅりーお母さんもほにゃっと笑うのだった。
いまではあまり必要ないけど足場の不安定な場所や高い所の登り方はれいせんお母さんに教わった。
「まず木や虫や水や石、いろんな音をよくきくんです…」
「お〜とぉ?」
「そうです、そうすると…ゆっ!」
《たんっ、ぱっ、たたたん、ぽゆっ》
苔の生えた岩のてっぺんまで瞬く間に駆け上がるれいせんお母さんはとてもかっこよかった。
しゅった、ぽんっ「こういうこともできます!」
…いつもすばやく動くからか、れいせんお母さんは明後日の方向を向いて話してる時が時々あった。
「ゆぅ〜ぅ!」
「いつみてもすごいわね!」
けど、ありすお母さんと一緒にぱちぱちしていると
すぐこっちへ向き直って耳を揺らして応えてくれるのだった。
〜
102
:
花咲く旅路
:2014/11/14(金) 03:30:32 ID:jrlBKXioO
最近ドスは気になる
「ドスー」
「なぁんだぁ〜い?」
「うー!えっとねぇれみぃー、ドスにねぇ……えっとね、えっとね……」
「?」
「…うっうー!なんだったかわすれちゃったぁ〜!ゆっくりしてね〜!」
「そ〜う、ゆぅっくりしていってぇね〜」
この所こんな感じの事がある
最初は普通に話してたのに急にもじもじしだして、最後は『なんでもない』と急いで隠してしまう。
何か言いたい事でもあるのかな、お願い事でもあるのかな
独り立ちしたいのかもしれない、もしかして一緒に頑張りたい子がいるのかもしれない、
いままで何人もそうしていった。
けど、だから今さらあんな風に隠す事もないはず…
「ねぇ、どしゅー」
「なぁんだぁ〜い?」
「りぇーむね!えっとね!……ゅー…ゆゅ」
「?」
「…な、なんもでなくってね!ゆっくいしてね!」
「そ〜う、ゆぅっくりしていってぇね〜」
…それを考えるには…ちょっとおちびさんすぎるれいむだね。
余計わからなくなってドスは気になってしまいます。
●
夜になった時も
「ゆっ……そろそろいこうね?」
「わきゃるょー」
「ぁゃゃゃ」
ゆ……ゆ……ゆ……
みんなが眠りはじめた頃にそろそろとどこかへ出掛ける子たちがいる、中には小さい子もいる。
夜は危ない、
けど必ずおねえちゃんがついていて、しばらくしたらちゃんとみんな揃って帰ってくる。
きっとそんな遠くには行ってないと思うけど、それを夜の間みんなでちょっとずつやっている。
なにしてるのかな…
心配もあるけど、出ていく時も帰ってきた時も子供たちの目はなにか一生懸命
きっと大事ななにかをゆっくりやっているんだね。
心配もあるけど、ドスはみんなを信じるよ…ゆっくりがんばってね。
〜
103
:
名無しさん
:2014/11/15(土) 06:56:13 ID:Ii4hE2gk0
なんか良さげなSSが来てる
104
:
花咲く旅路
:2014/11/15(土) 23:38:26 ID:kZk4mV8MO
ありすお母さんはまりさにお花の育て方を教えてくれた。
「おはぁな、おはぁな、まだぁ〜かぁな♪」
「そんなにすぐは咲かないわ、ゆっくりゆっくり待ちましょう」
「ゆ!おはぁな、ゆぅっく〜り…」
言葉や身のこなしほど重要なものじゃなかったけど、
暇さえあれば『はやく芽が出ないか』『どっか行っちゃわないか』『もう咲いたか』とずっと見ていた。
咲いたときは得意になって何度もお母さんたちを引っ張ってきては見せていた。
どれもまりさの楽しい思い出、ゆっくりのシンボルかもしれない。
「お花ってすごいのよ?」
ありすお母さんは教える時にそう言ってた。
「おめでたい時にあったら嬉しいし」
「だれかに贈っても喜ばれるし」
「死んじゃった時はお供え物にもなるし」
「どんな時も無駄にならないの」
そして最後にくすくす笑いながら
わたしたちにはおいしいものだしね、って言っていた。
おはなすごい
小さかったまりさはわかる範囲でそれだけしっかり覚えた。
〜
105
:
花咲く旅路
:2014/11/16(日) 09:59:19 ID:ZE9rwp/gO
月日は流れて、まりさは三人のお母さんともお別れをした。
まりさは泣かなかった
かわりに花の種を一面に蒔いてお母さんたちに贈った
《ざ…ざざざ……》
そよ風が木々の枝をそっと揺らして、まりさの頬を撫でた。
それがまりさにはお母さんたちが笑ってくれてるみたいに思えて
それが嬉しくって、まりさは元気いっぱいに駆け出した。
「ゆっ、ゆっゆ、ゆゆ」
踏んだら滑る苔、凸凹した木の根、おおきくゴツゴツした岩…
むかし苦労した自然のアスレチックも、この頃のまりさにはすっかり平らな道のようだった。
〜
106
:
花咲く旅路
:2014/11/17(月) 06:22:08 ID:3ZTwyuqYO
朝、ドスが目を覚ましたら子供たちの数がいつもよりもあきらかに少なかった。
不思議に思ってドスがぐるぅ〜っと周りを見回し始めると、残ってた子たちがドスの起きたのに気づきました。
『他の子たちはどうしたの?』ドスがと聞こうとしました
が、それよりはやく子供たちはドスをどこかへと引っ張っていきます。
「こっち、こっちだよ!」
「もこ!」「もこ♪」
「ちいてきておくりぇ」「よいじょっ!」「えーきしゃまもちれてくんだよ!」「まるっ!」
「どうぅした〜のぅ〜?」ドスが聞きます。
でもみんな「ゆっくりついてきて!」としか言いません。
そうしてくうちに周りの木や草の背がどんどん高くなっていきます。
進む先も凸凹としてきます。
かすかに水の音がします、これはたしか湧き水だ。
倒れた木もある、この中は大きな芋虫がいるけど時々リスもいた。
この先にはこわい顔に見える木がいっぱいあって暗くなると目をつむってたからよく転んだ…
「ゆ…」
ドスはこのあたりを知っています。
子供たちはいつ見つけたんでしょう?
もしかしたら近くにつれてきた事があったのかもしれません。
自分が大きくなって見え方がすこし違っていたから気づかなかったのかもしれません。
でも覚えています。思い出してきます。
ここはドスが『まりさ』だった頃の…
ぽてっ「も、こっ!」
と、一人のもこうが転んでしまいました。
「…ぅ…うあぁぁん!」
「もこ!なかないで」すりすり
「いたくないいたくないよ!」
「ゆ、がんばんな!」「いたいのばつっ!いたいのばつっ!」
泣いてしまったもこうをみんなが励ます。
そう、このあたりはおちびさんだと転びやすいんだ。
「ゆぅっくりしていぃってぇ〜ね〜」
「「ゆゆー?」」
だからドスはをみんなを頭にのせてあげました。
「ゆぅっくり〜ゆぅっくりしていってぇ〜ね〜」
「ゆぅ…もこ!ゆっくいもこ!」
「げんきになったよ!」
「ありゃりゃ、でもこれじゃちれてけないよ」「まる〜…ばつ〜…ほりゅー!」
「あぁりが〜と、だ〜いじょう〜ぶぅだ〜よ」
「「ゆゆっ?」」
《ぽゆゅぅん、ぽゆゅぅん》
子供たちをのせてドスは進みます。
きっとあそこだ
またあそこにみんながつれてきてくれた
ドスの頭の上で子供たちは自分たちが案内するはずだった道をスィースィーといくドスをとても不思議に思うのでした。
〜
107
:
花咲く旅路
:2014/11/17(月) 23:54:38 ID:3ZTwyuqYO
少し前の事、ある山に色んな物が棄てられた。
それは人間が場所に困ってわざわざ山まで運んできた、ようはゴミだった。
ゴミといっても大半は売れ残りの食べ物。
それを一人のゆっくりが見つけ、こっそりと食べた。
「むーしゃむーしゃ…!?!」
一口でゆっくりは驚いた、噛むとゆっくりはまた驚いた
頬張ると口の中一杯に今まで味わった事のない刺激と快感が走った、
ゆっくりは取り憑かれたように夢中で秘密のご馳走を貪った。
しかしゴミの中はそんな食べ物だけではなかった。
それはこの世のモノとは思えない色鮮やかな液体だったが
鳥にも獣にも魚にも、棄てた人間自身にも…
どんな生き物にとっても、それは『毒』だった。
「しあわせぇー!」
しかしゆっくりにはどうだったのだろう…、いややはりそれは毒だったはずだ。
だが今まで食べていたモノでは満足しきれなくなったゆっくりは、その後も時々それを食べ続けた…。
それから程なくしてゆっくりが子を作った。
産まれた子は皆まともな身ではなかった、
ただ偶然かそのゆっくりと同じ種の子だけは健常だった。
それからゆっくりは自分と同じ種以外を明らかに見下すようになった。
それまで大切にしていた妻も、同じ種を増やす為の道具として扱っていった。
別の種が実った時は、それを涼しい顔で茎から千切っては子供に『あまあま』だと言って与えた。
そうなった頃にはもうかつての面影はなくなって
毒を食べたゆっくりは、毒そのモノになった。
〜
108
:
花咲く旅路
:2014/11/18(火) 12:48:28 ID:NzKgqUwgO
まりさは一度だけ産まれた日の夢を見た。
まりさの本当のお父さんとお母さんはまりさと同じまりさのゆっくりだった。
まりさが産まれる直前、そのまりさはもう一歩も動けないほど傷だらけのボロボロで、
それをたくさんのゆっくりとたくさんの人間がグルリと囲んでいた。
みんな怒ったような、悲しいような、悔しいような、苦しいような、疲れきったような
全部が混ざったちっともゆっくり出来てない目で
「よくも…!」「…殺してやる」「お前のせいで!」と口々に言っていた、
まりさはまるで体中の傷から風が抜けるみたいに「ひゅー、ひゅー」と息をしていたけど、
狂った獣のような形相でその人たちを睨みつけ、似たような事を言っていた。
周りには潰されたり共食いをして死んだまりさの『姉妹』だったものが散らばっていて
まるでこの世の嫌な黒いモノを全部押し固めたみたいだった。
その黒いモノがみんなの中で煮詰まって、泡になって、膨らんで、また弾けそうになった瞬間、
―――――――!?!!!
声になったのかわからないような断末魔を上げ、早回しのようにに見る見る朽ちて、まりさは息絶えた。
そんな最期を目の当たりにして、それまで殺気立っていたモノたちも感情の行き場を失い、困惑し呆然とした。
ただ一人のゆっくりだけが静かに亡骸と対峙していた。
白い髪と赤い目のありす、ありすお母さんだった
「―――。」
ありすお母さんは亡骸に向かって、ポツリと何かを言ってそっと目を閉じた。
〇
全部終わった、
そうみんなが思い始めた時、信じられない事が起きた。
朽ちたまりさから茎が生えたのだ。
茎の先には一人だけ子供が実って、また早回しのようにみるみるそれは産まれる寸前まで成長した。
それがまりさ、まりさは両親でなく一人のまりさから産まれた。
まりさを見て、周りのモノたちのくすぶりかけた感情は再び燃え上がり
それは実ったばかりのまりさに向けられた。
大勢のゆっくりたちがまだ目も開いていないまりさを噛み潰そうと一斉に群がった。
「「やめてぇ!!!!」」
誰かがそう叫んだ。
集まっていた中から、遠くから、その中心から
確かに心からそう叫んだ。
〜
109
:
花咲く旅路
:2014/11/19(水) 00:20:18 ID:cJRcnS.YO
《ぽゆゅうん》
「こぉ〜こだねぇ〜?」
「もこっ!」「つぃーたにぇ!」
「Zzz…」「よいじょ!」「Σんがっく…!?ふぁー…らくちんだったね!」
「ゆっ!みんな!きーたよーー!」
「もこもこのってゆー、いぃなー!」「だ!ぜ!」「ゅ!」
「まにまったみょーん!」「しーっ、まだいったらだめよ」「わかゆよー!」
ゆっ、ゆっ、ゆっゆっ…
ドスがたどりついた先に子供たちはそろって待っていました。
やっぱりお母さんたちと過ごしたあの場所をみんなが見つけたみたいです。
ぽかぽかお昼寝した木、字を教わったりらくがきした粘土の地面、
あんなに登る訓練をしたのは岩だと思ってたらちょっと大きい石だった。
探せばもっとあるでしょう、みんなあの頃のままです。
ただ、お別れの日に種を蒔いたはずのあの花がどこにも見当たらない。
時間が経ってなくなってしまったのでしょうか?
ドスはちょっぴり残念になりましたが『仕方ないね』と受け入れました。
なにより今は子供たちの事です
「みぃん〜なぁど〜し〜たぁのぅ?」
「ゆぅ、じつはね………みんなドスにいいたいことがあったの!」
「けどみんな、いおーとすると…はずかしくなっちって…」「うー…///」
「だかやみんやで…ゅ…じゅん、び?」「そう、じゅんび、したんだよ」
「ゆっくり、ゆっくりになっちゃったけどね」「ぱんぱかーってできたよ!」
「じゃお!」「うふふ…」「しょーなのだー」
準備?出来た?なんのだろう?
みんなが言いたいことってなんなんだろう?
「いっくよー!せーの…!」
「「「ゆぅーっ!」」」
かけ声に合わせて空の飛べる子たちが一斉に何かをくわえて飛び上がる
「「「く〜、りっ!」」」
そしてそれを合図で離すと下で待つ子たちが受けとめて
みんなで『準備して』『出来上がった』それを見せてくれた
それは今までドスにも見たことのない大きな、大きな、おお〜〜〜きな花の冠だった
今まで子供たちがドスに隠れて夜に何かしていたのは交代で花を集めたり、編んでいたからだった
見れば所々萎れていたり、枯れている部分もあります
それだけ長い間これを作っていた事がわかります。
「ゆぅ……………!!!」ドスはおどろきました
その冠の中でもまだ新しく鮮やかな黄色と紫のお花、それは…
〇
110
:
花咲く旅路
:2014/11/19(水) 00:30:47 ID:cJRcnS.YO
「おはぁな、なぁま〜え、なぁ〜に?」
「このお花はね、パンジーっていうのよ。綺麗でしょう?」
「ゆぅ〜、おはぁな、おかぁ〜さぁんのいろ〜!」
「ゆっ?そうね、紫のはぱちゅりーとれいせんの色ね!」
「おかぁ〜さぁんも!」
「?」
お母さん、まりさの目にはね、お日様の中のお母さんがね
「おかぁ〜さぁん、きーろ!まりさとぉおんなぁじ!きーろ!」
「!!……そう、そうね…まりさとお母さんおんなじね…」
「ゆぅ〜ぅ♪」
〇
111
:
花咲く旅路
:2014/11/19(水) 01:31:22 ID:cJRcnS.YO
「「「いつもゆぅっくぅりさせてくれてありがと〜う…」」」
「「「おかぁーさぁん!!ゆぅっくりしていぃ〜ってね!!!」」」
『お母さん』子供たちは確かにそうまりさを呼びました。
子供たちはもう一度力いっぱいその大きな大きな花の冠を持ち上げて
えいっ、とドスの頭の上へ投げた。
大きな大きな花の冠は弧を描き ふぁさっ、とドスの頭に綺麗にのっかった。
「れぃむたち、ドスをずっとおかぁさぁんってよびたかったの!」「うー!」
「おーきぃくて」「ぽかぁぽかー」「はなまるっ!」
「ゆぅっくり〜」「うにゅ〜♪」「むきゅ♪」
「おかぁ〜さぁん…?」
まりさはもう何もかもに驚いた、
驚いて…、嬉しかった。
子供たちがもう一度この思い出の場所につれてきてくれた事―、
みんなでこんな素敵な冠を作ってプレゼントしてくれた事―、
それに思い出の花を使ってくれた事―、
ずっと憧れていた『お母さん』と呼んでくれた事―、
《ざざ…ざ……ざ》
そよ風がまりさの頬と髪を撫でた、
まるでお母さんたちがまりさに『おめでとう』を言ってくれたみたいだった。
花の冠のパンジーの匂いがした、
思い出の中だけだったお母さんたちがそばに居てくれるみたいだった。
まりさは心の中がゆっくりでいっぱいで、自然と溢れてしまった
「ゆぅっくりしていってぇ〜ね〜!!」
そのまりさの想いに元気をもらったみたいに
花の冠の萎れていたり枯れていた部分が緑を取り戻して
生まれ変わるように再び花が咲いて、冠はより綺麗なものになりました。
「ゆぅっくりしていってぇ〜ね〜」
「「「ゆぅっくいしてい〜ってぇ〜ね〜!」」」
〜
112
:
花咲く旅路
:2014/11/20(木) 00:26:49 ID:vvPxw2c.O
むかしむかし―、の後。
山にも、森にも…、豊かな緑がどこまでも広がるの自然の世界。
その中に大層おおきくてしあわせなまりさがいた。
まるで緑の海を泳ぐクジラのようなその姿は悠然と、神々しく…なんて仰々しい言葉は似合わない。
けれど…あたまのまっ黒帽子にかかった黄色と紫のパンジーがいっぱいなおおきな花の冠がすごくゆっくりとしていた。
「ゆぅっくりしていってぇ〜ねぇ〜!」
花の冠はまりさの宝物。大切な子供たちからのプレゼントです。
まりさのおおきなまっ黒帽子や、長いきらきらの髪の中にはたくさんの子供たちが今日も暮らしています。
『『ゆ〜っくぅりしていってね〜!』』
みんなちょっとだけ大きくなったけどやっぱりまだちょっとだけ子供。
皆、本当の親と様々な形で別れる事になってしまったみなしご。まりさも皆と同じみなしご。
だけど今はみんなで世界一たくさんの家族になりました。
子供たちのそばにはいつもまりさお母さんが、
まりさのそばにはいつも子供たちと『お母さんたち』が一緒にいます。
まりさは子供たちと今日もいきます
緑の世界で続く、しあわせな花咲く旅路を…
いつしかゆっくりたちの間にこんな話が広まっていきました。
―いつもどこかにそれはそれはゆぅっくりしたおおきな『ドスまりさ』がいる
、
ドスは頭におおきなお花畑みたいな花の冠をつけていて、
それはどんなに強い雨の中でも寒い冬でもずっとずーっと綺麗に咲き続けているんだという。
おしまい。
113
:
花咲く旅路・あとがき
:2014/11/20(木) 00:40:35 ID:vvPxw2c.O
お久しぶりですのとりあえずパフェです。
SSが書けてなかった間にこんな話が出来ました。
パンジーの花言葉は「私を思って」
紫のパンジーは「You occupy my thoughts(あなたのことで頭がいっぱい)」
黄色いパンジーは「つつましい幸せ」「remembrance(記憶)」
けど白いパンジーがあってもよかった…
※白いパンジーは「thoughts of love(愛の思い)」
>>103
おしまいまでこんなにかかっちゃいましたが、楽しんでいただけてたら幸いです。
114
:
名無しさん
:2014/12/13(土) 18:14:10 ID:h4qB30Tk0
主役のドスもいいが赤ちゃんゆっくりもかわいくて面白かった
115
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 17:32:55 ID:zOPYZBPw0
ケツ穴パンジー大噴射!!!回転肉棒白濁スプリンクラー!!!へそ穴カップに生クリームパフェをご堪能あれ!!!
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