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イベント

1PON:2014/06/20(金) 20:54:21 ID:w3elsfjA
『どうぞー、イベントやりまーす!』
駅前の広場で、通りすがる人にチラシを配る女性がいた。
カジノのディーラーを思わせる、白のブラウスに赤いベスト、黒のタイトミニスカート、モカブラウンのストッキングに黒のローファーを穿き、コスチュームには彼女のボディラインの良さが映えている。
『ぜひ、お越しくださ〜い』
そんなスタイルながら、童顔で可愛らしいルックスを誇り、クラシカルボブの髪を揺らして人懐っこい笑顔を振り撒いてくれるものだから、呼び掛けに対する反応も好感触だった。
『ふーん、イベント・・・な』
老若男女、至る人に彼女はチラシを渡し続ける。すると、チラシを受け取った一人の男性が、クルリと振り返って彼女の方を見てニヤリとほくそ笑んだ。
『ククッ、面白そうじゃないか・・・』

2PON:2014/07/02(水) 23:03:27 ID:F2Cv5y2A
『本日の4時30分から、ショーをやりますのでお越しくださ〜い』
『イベント?』
『マジックショーをやるんです。お時間があったら、ぜひ!』
制服姿の学生が、足を止めてチラシを受け取った。
ダークグリーンのブレザー、茶色のチェックスカート、紺のスクールソックスを着た学生は、太腿丈ほどのスカートの短さやなど、見掛けからして女子高生と思われた。

『マジック・・・お姉さんも出るんですか?』
『えぇ!まだ見習いなので、出ると言ってもアシスタント役ですけど・・・』
照れ臭そうに笑う表情がまた、何とも愛嬌の良さを感じさせる。
『でも、アシスタントならずっとステージに立っていなきゃだし、大変そうですね』
『それはそうですけど、楽しいですよ♪』
『へぇ〜、マジシャンを目指してるなんてすごいなぁ〜。やっぱり、夢とか目標を追いかけてる女性って素敵だな〜』
女子高生は、尊敬の眼差しで彼女を見つめる。
『え・・・そ、それほどでもぉ〜♪女性マジシャン集団でやってる中の一人なので、他にも同世代の見習いもいますし・・・』
憧れるのもまんざらではないのか、自然と緩んだ表情になった。

『そうだ!お名前教えてくれませんか?』
『あ・・・っと、私はRIKOって名前で活動してます』
『RIKOさんですね。私は、果琳って言います。この後、用事があるんだけど・・・都合ついたら見に行きますんで!』
傾きかけた太陽が、二人の穿いているストッキングをまばゆく光らせる。そうして、涼音は広場を離れていった。
『今日は話し掛けてくれる人がいて助かる〜♪大学生とか高校生とか、若い女性が多いと嬉しくなっちゃうな』
手を振りながら見届けたRIKOは、そんなことを呟くと、引き続いてチラシ配りに勤しんだ。

3PON:2014/07/25(金) 00:41:57 ID:Z.anfCbs
『クククッ、感じたとおり、面白そうだな・・・』
雑居ビルに入った女子高生は、スカートの中に手を忍ばせていた。
股間を覆う股布の深い切れ込みから指を潜らせると、ストッキングの中を這っていく指は、キュッと恥肉の形を膨らませる中心へ達する。
『んっ・・・』
クチュクチュと指が狭いクレバスに挿入されたと思うと、その秘裂から丸まって湿った紙を抜き取る。
その萎びた紙は、既に手にしていたチラシと同じ物だった。

『まさか、RIKOちゃんに話し掛けた桐原果琳が、巨乳女子大生の桐原桃美とか松山鳴海たちと同一人物だと思わないだろうね〜♪』
非常階段の踊り場から駅前を眺めれば、精力的にチラシ配りに励むRIKOの姿が見えた。
そんな彼女を見遣りながら、首の皮を掴んで捲る。すると、果琳の姉である桃美の顔が、さらにシャツのボタンを外してビキニトップスをずり上げれば、既に谷間に出来た裂け目から、今にも零れ出そうな桃美の乳房が覗いていた。
人目につかないことを知った上でその裂け目を開くと、標準サイズの果琳の乳房から、桃美の美巨乳が弾け出るように現れ、その深い谷間にネクタイが挟まった。

『女子大生の松山鳴海、メイドさんの深浦美里、女子大生の桐原桃美、女子高生の桐原果琳と来て・・・次は誰に化けて近付こうかしら♪鳴海たちの誘導尋問のおかげで、あのRIKOって娘が、堀越楓子っていう23歳のマジシャンの卵ってことまで判ったから、あとはあの巨乳のカップと、スリーサイズと、男性経験くらいまで聞き出したいところね』
次なるターゲットを決めた怪盗レオンは、桃美の乳房を露出したままでブレザーを羽織り、ビルの中に戻った。

4PON:2014/08/01(金) 00:18:31 ID:Z.anfCbs
駅前広場からほど近い屋外ステージには、それなりの観客が集まっていた。
『開始30分前でこれなら、もう少し増えてくれそうかな・・・』
ステージの袖から覗き見るRIKO。
そこへ、RIKOとは色違いの紫のベストを着たディーラーコスチュームの女性が姿を見せる。

『あっ、RIKOちゃん!こんな所にいたのね』
RIKOと同じく、ステージに立つ予定のソラだ。
『ん?どうかしたの?』
『最後に、もう一度段取り合わせしておきたくて捜してたのよぉ〜!それなのに、テントとか控室回ってもどこにも見当たらないから焦ったんだからぁ』
『そんなに心配しなくても・・・あぁ、ソラちゃんは今回が初お披露目だっけ』
『そうなの!だから言ってるんだってば!』
『じゃあ、先輩である私が、いっちょ面倒を見てあげますか♪』
『頼みますよ、同い年のセンパイ!』
RIKOの後ろからガバッと抱きついたソラは、そのまま押して控室に向かう。密着されたRIKOの背中には、ずっとソラの乳房が押し潰されているものの、その程度では大人しくしていないぞとでも言うように、歩くたび大きく弾んだ。

5PON:2014/08/01(金) 00:19:07 ID:Z.anfCbs
『ここで私が箱を開けるから、ソラちゃんが・・・』
『パーン!と、格好良くキメポーズをするのよね』
数人は入れる大きな木製の箱から、ハイレグバニースーツに身を包んだソラが、シフォンロングの髪を跳ね上げながら現れる。両手を高々と上げるポーズは、本番さながらだ。
それまで彼女が潜んでいた箱の中には、手錠とソラが着ていたディーラーコスチュームが残っている。
『手錠の早抜けはカンペキだけど、早着替えがちょっと心配かな・・・』
ベアトップのバニースーツをクイッと持ち上げ、着替えの途中で零れ出そうになったであろう乳房を収め直す。
『失敗しないのは何よりだけど、公開ポロリなんてしないように気を付けてよ?』
『アハハ・・・ラストに段取り合わせして正解だったね』
『ソラちゃん、ただでさえ目立つサイズしてるんだから。違う意味でお客さんが興奮しちゃうかも』
『そうならないように、本番ではキツく持ち上げておくよ♪』
本番を想定してか、ソラはバニースーツの胸元をさらに持ち上げる。胸の谷間の面積が多少小さくなったが、その分だけ股間への食い込みが激しくなった。シャイニーベージュのストッキングの上を滑ったコスチュームは、ワレ目の中に埋もれるほど皺を作って股間を締め付ける。
ヒップの方はといえば、こちらもだいぶ埋もれて見えなくなっていた。
『じゃあ、最後にもう一回・・・』
ソラは、箱の中に落ちている衣服を拾い上げ、スカート、ブラウス、ベスト・・・と、バニースーツの上に重ね着ていく。
『あ、あのさ・・・ソラちゃん、痛く・・・』
あまりにギチギチになって股間に喰い込むバニースーツを見て、心配して声を掛けるRIKOだったが、そこへまた色違いのベストにディーラーコスチュームを着た女性が現れた。

『あっ、もしかして最終打ち合わせですか?だったら、私も入れてくださいよ!』
『う、うん。じゃあ、LINOちゃんも一緒に』
二人より年下のLINOだが、そのスタイルはRIKOたちに引けを取らない。
『チッ・・・まぁ、いっか。遅かれ早かれだし』
ボソッと呟いたソラの言葉は、誰の耳にも届いていないようだ。
『これで良し・・・と。じゃあ、LINOちゃんもソラちゃんと一緒に入ってくれる?』
『了解です♪』
手錠を掛けられた紫ベストのソラと、緑ベストのLINOが箱の中に座り込むと、ゆっくりと蓋を閉めてチェーンを掛けた。
『RIKOちゃん、最後の練習なんだから、本番と同じ段取りでやってよ?』
中から、ソラの声が聞こえる。窮屈なのか、LINOの呻き声も微かに聞こえた。
『えっ、チェーンを掛ける所から?』
『そうしないと、ちゃんとした段取りにならないよ』
『でも、私一人だと時間掛かっちゃうし・・・』
『本番までに間に合えば問題ありませんよ。残っている時間は有意義に使いましょう』
LINOも、ソラの意見に同調し、多少の時間は厭わないと言っている。
『じゃあ、出来る限りのことはやるからね・・・それでは、みなさ〜ん!次のマジックは、手錠を掛けられたアシスタントたちが飛び出して・・・』
シナリオ通りにと要求され、RIKOは観客に呼びかけるセリフから始めた。

6PON:2014/08/29(金) 22:18:52 ID:Z.anfCbs
『あっ、ここからは師匠がいないと続けられないじゃない・・・』
『あぁ、そういえばそうでしたね』
『仕方ないけど、ここまでかな。でも、これで安心できたよ。RIKOちゃん、ありがとね』
途中までとなってしまったが、ソラとLINOも満足してくれたようで、RIKOはホッとして箱のチェーンを外しに掛かった。

『じゃーん!って、ココでカッコ良くキメポーズをするんですよね』
『おっと・・・』
勢いよく開いた箱の蓋に驚いたRIKOだが、ぶつかる寸前で避けられた。
『あっ、すみませ〜ん♪』
『言ってることが、ソラちゃんと同じだよぉ・・・って、LINOちゃん!?』
呆れていたRIKOは、相手の格好を見て思わず声を上げて尋ねた。
『えっ?・・・ヤバッ、一着多く脱いじゃった!こっちの出番の時は、ベアトップビスチェにキャメルベージュのストッキングなのに』
そう話すLINOの格好は、ベアトップのエナメルボンテージに光沢の強いヌーディーベージュのストッキング姿だ。だが、RIKOが言いたいのはそこではなく、ベアトップに隠すべき乳房を零れ出し、乳首にフリンジ付きのニプレスを貼っただけの状態になっていた点だった。
『その格好でステージに立つわけじゃないのね・・・』
『もちろんですよぉ〜。早着替え中のハプニングに備えて、付けてるだけです。ポロリを防ぐ最後の砦ってヤツかな☆』
身体を倒して、箱の中に残したコスチュームを拾い上げる。その間も、乳首を隠す飾りはシャリシャリと音を立てていた。

『あれっ、ところでソラちゃんは・・・』
『あっ、そうでしたね。どうりで、私の大事なトコロに何かが当たってる気がしてたんだ』
振り返ったそこには、一人の女性がLINOの秘部に顔を埋めていた。
『ソ、ソラちゃんてば、何やってんの!?』
LINOが箱から出ると、ズルッと身体が横に倒れる。
『えっ、ソラちゃん?』
ソラからの返事は無く、それを見たRIKOが慌てて駆け寄った。
ハイレグバニースーツの相手は、箱の中で髪を乱しながら横たわっている。そして、箱の中に入って身体を起こしてやると、髪で隠れた顔が現れた。
『えっ?ええっ!?』
ソラだと思っていたが、抱えられているのはLINOであった。すぐさま箱の外に出たLINOを見れば、彼女の方は、してやったりといった様子でニンマリと微笑んでいた。

7PON:2014/09/23(火) 14:56:38 ID:ghyGaHPo
『クスッ、すっかり騙されちゃって。よく見てくださいよ♪』
『な、何よ。騙されてるって・・・』
RIKOは、嘲笑われたのが不満のようで、憮然としてLINOのことを見遣る。
『私の方じゃありませんよ。抱えている方のLINOをよ〜く見てください☆』
頬をふにゅふにゅと摩っておどけてみせるLINO。
RIKOを挑発しようという思いの表れなのか、乳首の飾りを揺らしながらエナメルハイレグスーツとシャイニーベージュを脱ぎ下ろしてしまう。とはいえ、LINOの穿いてある物はそれだけでは終わらず、サテン地のハイレグビキニが股間を覆って、再びシャイニーベージュの光沢を帯びた脚線がその深い切れ込みから艶めかしく伸びていた。
『こっちのLINOちゃん?だいたい、どっちが本物のLINOちゃんなの・・・こんなこと、信じらんな・・・っ!?』
手元でぐったりしているLINOの顔をよーく窺うと、彼女の首元の皮が捲れ上がっているのが確認できた。それに驚き、思わずへたり込んでしまう。
『こ、これって、どういう・・・』
好奇心に導かれるまま、RIKOは彼女の捲れた首の皮を摘まんでみた。
すると、皮は引っ張られた力に応じて、何の抵抗も無く捲れ上がっていく。やがて、LINOであったはずの顔の造形と生気は失われ、ズルリと脱げた顔の中から別の女性の顔と髪が現れた。

『ソラ・・・ちゃん・・・どうして!?』
眠っているのがLINOだと思っていただけに、この変化に衝撃を露わにするRIKO。
『LINOちゃん!これは一体どういうことな・・・』
ソラをこのような目に遭わせたLINOのことを問い詰めようと視線を向けたのだが、そこにLINOの姿は無く、ハイレグレオタードやストッキング、RIKOの手に握られたマスクに似た肌色の皺くちゃな物体が残されていた。
忽然と姿を消したLINOの居場所を捜そうと、辺りを見回そうとしたところへ、いきなり背後から声が掛かる。
『クスッ、どこを捜しているんです?』
いつの間に回り込んだのかと驚きながらも、LINOの声に反応して振り向く。
『LI・・・えっ??』
LINOかと思った相手は、全く違う女性だった。

8PON:2014/10/29(水) 23:28:43 ID:djxc2x/U
『マ、マリーさん・・・?』
マリーとは、RIKOたちと同じマジシャンで、キャリアも年齢も一年先輩に当たる女性だ。

『LINO、ちゃんは・・・?』
『LINOちゃん?LINOちゃんなんて、ここには居ないじゃない♪』
チャイナドレスを着たマリーは、箱の縁に絶妙なバランスでしゃがみながらニコリと微笑んだ。左右には深いスリットが入っており、股間を隠す前垂れになっていたが、それが邪魔なのかスッと持ち上げる。
すると、黒く光沢のあるハイレグの着衣に浮かび出る股間の曲線、太腿から下を覆うフレンチオーレのガーターストッキング、ビキニの下に穿いたアーモンドベージュのストッキング脚が見えた。

『あれっ、よく見たらソラちゃんの首に皺があるわね。・・・もしかしたら、ソラちゃんの顔って捲れちゃうのかしら?』
ハッとなってソラの首を見てみる。確かに、マリーが指摘したとおり、先程の再現と思える異変が起こっていた。
『っ・・・』
今度は慎重に構えるより先に、手早くその皺を掴んで捲り上げた。
『ど、どういう・・・こと・・・』
しかし、その下にあった顔もまたソラの顔であり、首や顔を摩って確かめてみても、これ以上顔が脱げる気配はなかった。

9PON:2014/10/29(水) 23:29:59 ID:djxc2x/U
『へぇ〜・・・可愛いソラちゃんの顔が脱げるなんて、いったいどういうことなのかしらね?これも、ソラちゃんとLINOちゃんが仕組んだマジック・・・とか?』
マリーをよそにソラに意識を向けていると、ブチブチッと何かを破る音が聞こえ、何をしているのかと彼女のことを見上げる。
『マリーさん!?な、何して・・・』
マリーはといえば、相変わらず幅の狭い縁の上に座っているのだが、チャイナドレスのボタンを外し、ベアトップボンテージを覗かせていた。
そればかりか、股間を隠すハイレグボンテージの切れ込みから指を忍ばせてアーモンドベージュに穴を開けており、さらにその穴の下にも穿き込んだビキニをずらし、カカオブラウン、マイクロビキニを避けてベージュクレール、インナー・・・と何着も重ねた着衣を、避けたり穴を開けたりしていた。初めは、ストッキングの穴の向こうに何かを穿いているのも見えていたが、幾度かその行為を進めるうちに、その先は見えなくなった。
『クスッ、何をするつもりだと思う?んっ・・・ふぁぁ・・・』
指を股間の奥にねじ込んでいくうちに、マリーが喘ぎ始めた。つまりは、どれほどか穿いてあるストッキングに穴を開け、股間に喰い込む着衣も避け終え、自分の秘所に指を挿入しているということだ。
『まぁ、何の免疫も無いRIKOには解らないだろうな。お前の知っているマリーこと、安達鞠衣が84センチのEカップ美乳を見せながら、こんな変態行為をする女だなんて・・・ね』
気でも触れたのかと思えるほど、マリーは男の言葉を混じらせながら零れ出た乳房と秘部を弄り回す。
『でも、RIKOも私と同じ行為をするようになるさ。本番のステージに立つときは、あふっ・・・きっと私が咥えているコレを代わりに咥えながら、んっ!・・・ハイレグ衣装の上に、ディーラースーツを着てマジックをするんだから・・・クククククッ』
喘ぎながら、全くもって意味不明なことを話すマリーは、ワレ目の中から指をゆっくりと抜き取っていく。だが、横にずらしたインナーやビキニは秘部を隠すことなく避けられたままであった。抜き取った指の後を追うようにして、何かが穴の奥から現れてきたからだ。
『タネも仕掛けもございませ〜ん!どうぞ、お気の済むままにご覧ください☆・・・ってね♪』
止めどなく溢れる愛液と共に吐き出した異物は、スプレー容器を逆さまにした状態で挿入してあったとわかった。マリーがストッキングに作った穴を開いて、本当にタネも仕掛けもなく、異物を自分の秘部からひり出しているのだと証明したことに衝撃を受ける。
『ねっ、少しもないでしょ?』
まだ半分以上を挿入させた状態のまま、マリーは噴射口の向きをRIKOの顔に向けて照準を合わせる。しかし、その言葉もRIKOの耳に届いておらず、相手が噴き掛けた液をまともに顔に浴びてしまった。
『んっ!ぷわっ・・・』
『ククッ、驚いた?』
正気に戻ったRIKOが、マリーに抗議の言葉を掛けようとする。だが、彼女を見詰めるなりまた呆然とする。
ベアトップスーツを引き下げて乳房を露出し、左乳首に刺さっていたニプレス代わりの針付きの蓋を抜いている最中だったのだ。
『んっ・・・痛いけど感じてきちゃう・・・アソコにぶっといのを咥えているせいで、私の新たな一面が開花したのかな?』
針をゆっくりと抜き取るマリーは、身体をビクッビクッと強張らせ、秘部に突き刺さったスプレー容器はズリズリとひり出て、右乳首に貼り付けたままのフリンジも震える。
『ぷわぅ!あっ・・・』
LINOが装着していた物と同じだと感じた瞬間、RIKOの顔には再び液体が噴き掛けられた。その出所は、マリーが手で握り潰している所・・・針を抜き取ったばかりの左乳首からだ。その続け様に、右乳首のフリンジを剥がし、プラスチックの針付きの蓋を抜き取って、さらに浴びせつけた。

10PON:2014/11/12(水) 14:01:08 ID:Xsrs6NVY
『ククッ、一丁あがり・・・っと♪痺れ薬と催眠薬をダブルで浴びるなんて珍しい体験をしたわよ?RIKOちゃん☆』
まんまとRIKOを眠らせたマリーは、左右の乳首に滴る液をタオルで拭き取っている。胸から液体が噴き出ようと、柔らかな胸の感触はそのままだ。乳首には針が刺さっていた痕跡なども無く、タオルで擦るうちにその突起はムクムクと起き始める。
『安達鞠衣、24歳・・・マジシャンクラブに入会してもうすぐ2年になる、84−56−85のEカップ巨乳のOL・・・と。おっ、ただ拭いていただけなのに、ピンピンに勃起してるじゃないか。これも、スプレーの奥でバイブを動かしたせいか?』
怪盗レオンは、今ある姿のプロフィールを軽くおさらいをしながら、リモコンを使って膣内を強制的に掻き回していた。狭い穴の中でゴツゴツとスプレー容器にぶつかるうちに、容器がワレ目を捲らせながら徐々に出て来る。

『これで、やっとRIKOを・・・』
箱の中では、ソラと折り重なりながら眠るRIKOがいた。乳房が揺れるのを感じながら箱の中に降り立ち、RIKOの顔に手を触れた。だが、扉の向こうからパタパタと足音が近付いてくるのを聞き、すぐさまハイレグ衣装を引き上げて胸を隠す。
『ったく、今度は誰だよ・・・』
マリーの口から悪態をつく男の声が零れる。しかし、扉が開いて制服姿の女子高生が現れるなり、そんな不機嫌さも吹き飛び、ニヤリと薄く笑みを浮かべていた。

『あっ、マリーさん!すみません、今着替えますんで!』
『あぁ、ラーラちゃん。学生さんは大変ね?』
ラーラと呼ばれた女子高生は、ソラの使用するコスチュームとソラの身体を模った皮が置き捨てられた横をバタバタと通り過ぎて、部屋の隅に移動した
『まだ間に合うから、ゆっくりで良いよ』
『そういうわけにはいきませんよぉ。私だけ、リハーサルできていないんですから』
本番まで時間がないとあって、慌ただしく着替えを始める。
女性同士であることと、中にはインナーシャツと短パンを穿いてあったせいか、その動きに躊躇はない。箱の中にRIKOとソラが眠っているなど、思いもしていないからこそだ。
『それじゃあ、お着替えを手伝ってあげよっか?』
マリーが、ラーラの側に歩み寄ってきた。
チャイナドレスを纏ったその下では、ベアトップハイレグスーツを着込んでいるのだが、スプレー容器をひり出したままとあって、肝心の股間部分だけは横にずれた状態だ。容器サイズに破られた穴からは、歩くたびに滴る愛液が異物を伝って、フレンチオーレのガーターストッキング、ビキニの下に穿いたアーモンドベージュのストッキングを濡らした。
それでありながら、容器が滑り落ちぬよう膣圧を自在に操り、その奥で蠢くバイブをも大人しくさせ、何食わぬ顔でキイに接近する。ハイレグ衣装がやけに喰い込んでいるが、それでも表情を歪めることなくチャイナドレスのボタンを外し、胸をグニュグニュと揉みしだいて噴射準備を整えた。

11PON:2014/11/12(水) 15:14:35 ID:Xsrs6NVY
学校の制服に身を包んだ怪盗レオンは、自分の身体を確かめるように服の上から曲線を撫でていた。
『上から79−55−81のCカップ女子高生、鶴舞うらら16歳。うららって名前で、ラーラか・・・今時らしい、可愛いニックネームしてるじゃねえか。LINOの写メで顔は分かっていたが、やっぱり生で見ると余計に抜群のルックスしてるぜ。これで、乳がもう少しグラマーになってくれれば文句無しだが』
怪盗レオンは、その制服が似合う顔と声、スレンダースタイルを誇る鶴舞うららへと完璧に変装を済ませて姿見の前に立つ。不似合いなのは、その言葉遣いと、執拗に股間と胸を弄る奇行だけだ。
『まっ、まだ16なら成長の余地は十分にあるからな。今はこの程度でも全然構わないさ。んんっ、感度はかなり敏感なようだ・・・ぜ。ふぁぁぁ・・・気持ち良いよぉ・・・』
シャツの胸のボタンだけを外し、ガバッと胸を露わにしてさらに貪るように胸を弄り回す。うららの口からは熱い吐息が漏れ、童顔ルックスを模った偽物の顔には16歳らしからぬ色っぽさを滲み出した。

『リハーサルが出来なくなったが、俺様が代わりを務めてやるから安心しな。先輩お姉様たちだって、私のことをしっかりフォローしてくれるしね』
眠っているうららに、制服から覗く乳房の質感と形状を見せ付ける。そして、マリーの姿も再現したぞとばかりに、穴の開いたストッキングと横にずらしたハイレグ着衣の奥から生え出たモノを指で弾く。
マリーの時と大きく違うのは、スプレー容器を秘部に咥えていたのに対して、本物の男根をそそり立たせていることであった。
『ほらぁ、うららがそんなにギチギチに喰い込ませているせいで、私のアソコまで感じてきちゃったよ?キュンキュンに膣襞が締め付けて絡み付くから、すっかり勃起状態になっちゃった♪』
スカートを捲っていなければ、制服の裏地に先走った液体が付着していたところだ。それほど、今のラーラに興奮しているという証拠である。
そうして、自分の胸が微かに揺れるのを眺めながら、ハイレグビキニにリードベージュのストッキング姿の本物に手早くシャツとタイトスカート、ピンクのベストを着せていけば、すっかり女性ディーラーと見紛うアシスタントの出来上がりとなった。

『あとは、そっちね・・・やっとRIKOさんをモノにできるよ♪』
RIKOは、既に箱から出されて裸の状態だ。一見何も着ていないとしか思えないが、ラーラが胸の谷間から臍に切れ目を入れれば、またも裸のRIKOが現れ、それが幾度も繰り返されるうちに抜け殻と化したRIKOの皮が積み重なった。
『ククッ、私のコレもすっかり興奮MAXだね』
ラーラのワレ目から生える勃起した肉棒は、我慢できなくなったとばかりにスキンスーツを重ね着せられたRIKOの身体に何度も擦り当てられた。

12PON:2014/12/14(日) 18:53:24 ID:gv.d2P2E
『うん、明日の午後4時だよね。わかってるよ』
往来のある街中で、桐原桃美は電話を掛けていた。
『麗那の方こそ、遅れないで来てよ?集まるのは私たちだけじゃないんだから・・・うん・・うん、わかった。じゃあ、また明日ね』
携帯を鞄にしまうと、おもむろに歩き出す。
『大学の人だよね?秋村さんて』
リボンブラウスにキュロットスカート、ピュアベージュのストッキングを穿いた桃美の隣りを歩くのは、高校の制服に身を包む妹の果琳である。赤いチェックのスカートに紺のブレザーは、どこかのアイドルグループを思わせるが、果琳のルックスは姉の桃美と同様、タレントとして活躍しても不思議ないほどだ。
『そうよ。明日、会う約束してるの』
『仲良しだよね〜、大学とバイトも一緒だっていうのに、プライベートでも会うなんて』
果琳は、少々呆れ気味に尋ねる。
『果琳は、そういう仲良しな子いないの?』
『そりゃあ、いるけどさぁ〜。お姉ちゃんたちほどの関係じゃないもん。まさか・・・デキてるなんて言わないよね?』
『そんなことあるわけないでしょ!』
桃美は、果琳の後頭部をポカッと叩いた。
『イッ!たぁ〜』
『痛くないでしょ?軽く叩いただけなのに』
『もうちょっと加減してよね!』
果琳も、小突き返す。その手は桃美の胸に当たった。
『ちょっ・・・どこ押してるのよ!』
『仕返しだよ〜。だいたい、そんなに胸を大きくしているのが悪いんだからね』
『す、好きでこうなったわけじゃないわよ』
人の行き交う場所で胸をグニュッと触られ、桃美は逃げる果琳を追いかけ回した。

『ちょっ!いきなり立ち止まらないでよ』
逃げていた果琳が突然立ち止まった。急に止まれなかった桃美は、彼女に追突してしまう。
『へぇ〜、マジックショーだって♪ちょっと見て行こうよ』
果琳は、桃美の抗議を聞く気はないようだ。
『まったく・・・果琳てば、そういうのに興味あるの?』
『マジックがどうって言うわけじゃないけど、イベントって楽しいじゃん☆』
『私、あんまり人混みが好きじゃないんだけど』
『この程度でも?だいたい、人が集まるような所でバイトしているのに、おかしなこと言ってるなぁ〜』
『それとこれとは違うわ。・・・まぁ、これくらい広いスペースなら気にしないけどさ』
仮設ステージの上では、スーツにシルクハットの男性と、タキシード姿の女性たちがイリュージョンマジックを披露し、歓声を浴びていた。

13PON:2014/12/30(火) 23:11:33 ID:GDOPoptU
『あれっ?』
『どうかした?ラーラちゃん』
『いえ、ちょっと知っている顔がいたので』
『次は私たちの見せ所だから、ちょうど良かったんじゃない?』
『そうですね・・・本物の鶴舞うららにとっては、全くのアカの他人だがな』
『うん?』
うららが小さく呟いた言葉までは、拍手のせいで誰にも聞き取れなかった。声が聞き取れないのだから、彼女のタイトスカートの中からバイブの蠢く音など聞こえるはずもない。
ステージから礼をすると、ストッキングやインナーの重ね穿きを幾重に穿いていながらスカートには円形の膨らみが現れた。
『ぐふぅ・・・膣襞にゴリゴリ擦れすぎよぉ・・』
しかし、面を上げれば膨らみは消え、バイブの刺激にわざとらしく表情を歪めていたキュートな顔に笑みが貼り付く。
『それでは、次の準備まで5分ほどお待ちください』
そのアナウンスと共に、全員が一旦ステージから掃ける。しかし、メンバー全員は衣装を変えるために、休む間もなく着替えを始めた。

『RIKOさんの出番はここまでですよ。あとは、私にお任せくださいね』
タキシード姿で乳房だけを露出させているうららは、胸の突起から滴る液体を指で拭き取った。
『くふふっ、オッパイは少しも小さくなっていないってね♪刺激が良すぎて乳首はピンピンになったがな・・・』
両膝に手を付いて前屈みになるうららの目の前には、睡眠状態のRIKOがいる。うららの乳房はささやかな谷間を作りながら震え、乳首からは胸の中に残っている睡眠薬が再びポタポタと滴り始めていた。
『勢いよく発射させすぎて締まりが悪くなっちまったかな。ツインテールの髪が乳首をくすぐっているのに、あまり感じなくなっているようだし、さっさと脱皮しちまうか。アンタの顔と身体に・・・な』
ニヤリと嗤ったうららは、反応が鈍くなった乳房をグニュグニュと弄ったと思うと、一気に谷間から股間に掛けて皮を引き裂いた。
うららよりもボリューム感のある乳房が零れ出て、異物によってパックリと開き切ったワレ目が剥がれると、その下から同様の光景を晒し出す秘部が現れた。それを眺めて卑しく口角をつり上げるのは、目の前で眠っているRIKO・・・堀越楓子だ。
膝に手をついて前傾姿勢をとると、二の腕に挟まれた胸の谷間がしっかりと出来上がり、うららとは違った大きさを如実に感じさせる。
『楓子の前で、この90−57−87をした身体を堪能しておきたいところだが・・・さっき、さんざん弄っているからな。それに時間も無いし、ここはGカップ巨乳を弾ませるだけにしておくとするか』
身動ぎをするだけでも、十分なほどに迫力ある乳房が勝手に揺れる。その質感、感覚を楽しみながらワレ目に挿入したままのバイブを抜き取ると、すぐ後ろにある肛門へと突き立てた。そして、開き切ったままのワレ目が元の形に閉じようとするところへ、逆さまにしたスプレー容器をズブリと突き立てて咥え込ませていく。
『ひゃうっ・・・冷たぁ〜い♪果たして、楓子のアソコはどこまで咥え込めるかな・・・』
押し込められるのに合わせて、肛門も秘裂も大きく広がった。半分ほど咥えたところで、さらに押し込むべく、バーモンブラウンストッキングとエナメルインナーなどを穿き上げると、ピッチリとした素材が膨らみを無理矢理に収める。
『これだけの衣装を喰い込ませていけば、膨らみも引っ込んでくれるかもね〜』
さらに重ね穿きをして、エナメルバニースーツが激しく喰い込んだ。

『んふぁぁっ、ふぅ・・・やっぱりこのくらいが限界か。あとは、RIKOの膣圧と尻圧で抑えるしかないみたいだね』
サイドの切れ込みを持ち上げてみても、膨らみがハッキリと浮かぶばかりで、これ以上咥え込むことはできない。その膨らみをプニプニと押せば、押し込めた分だけ跳ね返った。
『客にスプレー容器とバイブを咥えているなんて、絶対にバレないようにしなくちゃ。特に、顔見知りの桃美と可愛い妹さんには・・・な。クククククッ』
そうして、本物のRIKOと入れ替わった怪盗レオンは、何食わぬ顔でうららを起こしてから、他のアシスタントたちと共にステージに並び立った。
もちろん、その時にはRIKOのハイレグ衣装はスプレーとバイブの存在など微塵も感じさせず、股間の曲線に沿って貼り付いていた。

14PON:2014/12/31(水) 00:05:36 ID:GDOPoptU
『ここからは私、RIKOがイリュージョンマジックを披露しま〜す』
魅力的な笑顔とスタイルで愛嬌を振り撒くRIKOは、深々と頭を下げた。
真っ赤なロングタキシードを着ているため、後ろに立つLINOたちからはRIKOが咥え込んでいた二つの異物が膨らみを浮かばせていることは見られることはないし、手を合わせて挨拶することで観客たちに歪な曲線を見られるようガードしてある。その代わりにというのか、たわわなGカップ巨乳を着衣の上から二の腕で挟んで強調した。
そして、顔を上げた時には、股間の上に当てた手で異物をズブッと押し込めてしまい、僅かな縦皺を残すばかりだった。

『まずは、私以外の女性たちの手を拘束させてもらいますね。終わった人から、こちらの箱の中に入ってくださ〜い』
その誘導を受け、ソラ、LINO、ラーラ、マリーと、後ろ手に拘束具をつけられた彼女らが笑顔を見せながら箱の中に入っていく。そして、全員が窮屈な箱の中に入り終えると、上蓋を閉じて、さらにチェーンを縦横に巻きつけた。これで、簡単には出て来られないという寸法だ。
段取りに合わせて動くだけで、RIKOの着込んだハイレグ衣装はきつく股間に喰い込み、縦皺をさらに深くしようとする。しかし、RIKOはその刺激にも平然と準備をすすめ、ソラたちが入った箱の上に円形のカーテンを置いた。
そして、そのままの表情を保ちながら、箱の上に片脚を上げれば、男性たちの視線は喰い込みをきつくする彼女の股間の曲線に注がれ、網タイツの模様がバニースーツにクッキリと浮かび出る。
『これから、このカーテンを使ってマジックをしま〜す』
箱の上に立ったRIKOは、円形のフレームを掴んで持ち上げた。RIKOの首から下はカーテンに隠れ、さらには箱の下までを余裕で覆う。
『まずは手始めに、間違い探しをしてもらいますね。さぁ〜、どこが違っているでしょうか?』
そう言ってカーテンを下ろすと、黒のバニースーツを着たRIKOの身体が現れた。そのRIKOの姿を見た観客から、少しだけ歓声が上がる。
『ふむふむ・・・どうやら、お気づきのようですね。正解は、私が着ていたタキシードと、網タイツが消えている!でした〜♪』
カーテンで身体を隠しているほんの僅かな時間でも、片手でカーテンのフレームを持っていればタキシードくらいは簡単に脱げるはずだが、どうやって網タイツまで脱いでしまったのだろうかと、ライトブラウンのストッキングを摘まんで持ち上げるRIKOに観客は少しばかり驚いていた。
『でも、これはほんの序の口・・・次はどうしようかな〜?お客さんたちは、どんなことを期待しちゃってます?』
ニヤッと何か企んでいる表情を滲ませると、再びカーテンを持ち上げて顔から下を隠した。
そして、その状態のまま焦らすようにトークを続ける。観客たちは、この間にもRIKOが何かを仕込んでいると思っているようだ。
その予想に間違いは無く、RIKOは布きれ一枚隔てたその中で、ハイレグ衣装を着たままながらライトブラウンのストッキング、ピンクベージュ、コパーブラウンのストッキングを半脱ぎ状態にし、股間にキツく喰い込む衣装やインナーを横にずらしていた。
ずらしたハイレグ着衣が元の位置に戻らずにいるのは、何も無かったはずのワレ目からスプレー容器の先端が覗いているからだ。
『でも、まだ何もしていませんよ。ほらぁ・・・』
カーテンを引き下げて、何も無いのをアピールしてみせる。
秘部をガバガバに開くほどの異物を咥えている異形の光景を見られてしまえば、大きな騒ぎになってしまう。だが、さすがにそこまでするはずはなく、上半身が見える程度に留めていた。
ストッキングを全て太腿の上まで下ろして生脚を晒しているなど、よほど注意深く見ていない限りは見分けられないだろう。
そうして、一見は何もしていないふうを装いながら、RIKOはカーテンを上げ直し、それと同時にワレ目に咥えたままのスプレーを真下の箱に向けて目一杯に噴射させた。
『んふふっ♪』
その噴射音は会場に流れるBGMに掻き消されて観客の耳にも届かない。一方、箱の中で拘束具を外して出番を待っていたソラたちは、演出に含まれていなかった奇妙な音に疑問を抱きながら、そのまま眠りに落ちた。

15PON:2014/12/31(水) 00:12:28 ID:GDOPoptU
『では、ここからがイリュージョンですよ』
RIKOは、今一度カーテンを下ろした。ハイレグスーツとライトブラウンのストッキング脚を見せて、何もしていないことをアピールする。
裂けるほどワレ目を押し開いていたスプレーは、先に脱いだ網タイツとハイレグスーツと共に、箱とカーテンの隙間に追いやられている。観客からは箱の影になっていて、何が落ちたかなど見えるわけもない。そして、さっきは生脚にハイレグ衣装だったのが、今では下ろしてあった着衣を全て穿き上げて股間に喰い込ませてあることなど、誰も察知できない。
『スリー、ツー、ワン・・・』
すると、RIKOはカウントダウンを始め、カーテンを高く放り投げた。
カーテンの裾は長く、箱の存在は全く見えない。そうして、落ちてくるカーテンを掴みながら現れたのは、箱に閉じ込められたはずのマリーだった。しかも、箱に入った時はRIKOと同じハイレグ衣装に網タイツ、緑のロングタキシードだったはずだが、タキシードと同色のハイレグビキニとカカオブラウンのストッキングに変化している。

『ジャーン!いかがですか?RIKOが、マリーへと早変わりしてしまいました♪』
カーテンを置くと、体操選手の如く、軽くトンボを切って箱の前に着地する。
『いかがですか?』
Eカップの乳房が浅いカップから零れ出そうに弾むと、それをさり気なくトップスをクイッと持ち上げて直し、谷間を強調させてみせた。
水着にストッキングという、箱に入った時と違った格好なのもさることながら、何か仕掛けを施せるような隠し場所が僅かだとあって、観衆からはどよめきに似た歓声が起こる。それを聞いたマリーは、ニヤリと不敵に微笑んだ。
それは、さっきまでこの場に立っていたRIKOの表情を写し取ったようでもある。
そして、ストッキング脚という滑りやすい足元の状態なのも全く苦にせず、再びバック宙で軽やかに箱の上に飛び乗ると、カカオブラウンに覆われた脚を使ってカーテンを高く放り上げた。
『スリー、ツー、ワーン・・・』
一枚の布の中からマリーの声がする。だが、カーテンの中からは、ピンクのハイレグビキニにキャメルベージュを穿いたラーラが、高々と手を上げてポーズを取っていた。
『ジャーン!』
ハスキーがかったその声は、マリーのソプラノボイスとは全く違う。

カーテンに隠れた箱の後ろでは、マリーが着ていたグリーンのビキニ、ハイレグインナー、カカオブラウン、それに女性の身体を模った肌色の抜け殻が落ちており、その下にもビキニやら抜け殻が無造作に脱ぎ捨てられていた。

16PON:2014/12/31(水) 00:19:14 ID:GDOPoptU
『今度は私、ラーラで〜す♪』
ラーラも他の仲間に負けじと、軽やかに箱からバック宙をして下り立つ。Cカップの胸はマリーよりも劣るため、シアーベージュのストッキング脚で着地しても、迫力ある弾み方ではない。しかし、ラーラはそれを寂しがることもなく、ハイレグ水着の喰い込みを直しつつ、フレッシュイエローのトップスをずらし上げた。
『さて・・・RIKOさんやマリーさんは、どこへ行っちゃったんでしょうね〜?』
ラーラは、箱の中に彼女らが居るのをアピールするようにノックをする。
『うーん、中から何か物音が聞こえてきますね』
身体を倒して耳を傾けるが、観客までは中からの音は届かない。実際には、眠らされた彼女らの寝息くらいしか音は出ていないのだが。
『もしも〜し、中の皆さ〜ん?』
すると、長く垂れ下がったカーテンの裾を持ち上げて、身を潜らせた。
『RIKOさん、マリーさん?聞こえていたら、返事をしてくださ〜い』
カーテンの中でラーラが動くのが見え、箱の中に向かって尋ねる声も聞こえてくる。
『おーい、みんな〜』
そう言いながら、カーテンの中から一人の女性がひょっこりと姿を見せる。
だが、現れ出たのはラーラではなく、激しく喰い込む水色のハイレグビキニにバフベージュのストッキングを穿いたLINOであった。

『あれっ、ラーラちゃんは?』
ラーラだと思った相手が、今度はLINOへと変わり、会場はまたもどよめく。
『さっき、箱の外から声がしていたのにな・・・』
LINOは箱の手前側に両手をつき、不思議そうにキョロキョロと見回す。二の腕に挟まれた胸が、ハーフカップのスカイブルーのトップスから覗くDカップの谷間を強調している。
『皆さん、ラーラちゃんたちがどこへ行ったのか知りませんか?』
そう尋ねつつ、さり気なくニマッと笑うと、おもむろに逆立ちを始めた。そのまま、箱の上に両脚を乗せてブリッジの格好を取ったものだから、Tバックになるほど激しい水着の喰い込みを惜しげも無く見せ付けた状態だ。
『まっ、この私・・・LINOをもって箱の中に入った全員を見てもらえたので、良しとしましょうか♪』
喰い込みを見せ付けるのもそこそこに、軟体を起こしたLINOは箱の上で腕組みをしながらそう零した。
『こうして、早着替えもお披露目できましたし・・・ね☆』
マリーの緑、ラーラの黄色、ソラの桃色と同様で、LINOが箱に入るまで着ていたロングタキシードと同色の水着なのは言うまでもない。その水着に映えるスタイルをアピールするLINOは、しゃがんでカーテンを拾い上げると、ストッキングの上を滑ってさらに際どく喰い込んだ水着に指を忍ばせ、Tバック状態になった水着を直した。
『あっ、と・・・そういえば、RIKOさんだけ水着になっていませんでしたね』
LINOは、この後何が起こるのかを予告するような口ぶりでカーテンの中に姿を隠した。そして、翳したカーテンをものの数秒で下ろせば、ワインレッドのハイレグビキニにベージュクレールのストッキングを穿いたRIKOが、LINOの予言した姿で現れた。
『クスッ、これで私たち見習いアシスタントの水着姿、お見せできちゃいました♪』
アシスタント5人の中で、一番の巨乳を誇るRIKOが、両手を挙げてキメポーズを取れば、迫力ある彼女の乳房も誇らしげに、たゆんたゆん・・・と弾んだ。

17PON:2015/01/21(水) 13:43:31 ID:WmU.gmVA
RIKOは、クルリと踵を返してステージ後部に向かった。
ベージュクレールのストッキングの上をハイレグビキニが滑り、今にもヒップに埋もれそうになるのを、クイッと引っ張り出す。
『今度は、この縦長の箱を使いたいと思いま〜す。まぁ、箱というか、ロッカーにペイントをして、扉を二つ作った程度の物なんですけどね☆』
そう言って、置いてあったキャスター付きの細長い箱をゴロゴロと運んできた。そして、扉を開け放したままクルリと一回りさせて、何も仕掛けが無いことをアピールしてみせる。
開いた扉の向こうには、ハイレグビキニを着たRIKOの姿が見え、Fカップもの巨乳とハイレグの喰い込みがやけに印象に残った。
『では、扉を閉めさせてもらいますね』
二箇所の扉を閉めたRIKOは、すぐさま観客から見えない後ろ側の扉を開けて中に入る。果たして、今度は何が起こるのだろうか・・・すると、わずか数秒というところで、観客側の扉が開いた。
『おぉ〜・・・』
アシスタントが次々に入れ替わった時ほどではないが、歓声が起こる。
それまでハイレグビキニ姿だったRIKOが、ワインレッドのハイレグレオタードにスキニーベージュのストッキング姿に変化したことによる驚きだ。
『クスッ♪』
反応があったことが嬉しかったのか、RIKOは小さく笑いを浮かべる。
彼女が通り抜けて来た箱には、何も見えていない。
実際には観客の死角に、今のRIKOと寸分の狂いも無い彼女の姿を模った肌色の抜け殻と、ストッキング、ビキニ、インナーなどが何着か脱ぎ捨ててあるのだが。
しかし、それに気付きもしない観客たちは、どうやって一瞬のうちに着込んだのか・・・レオタードからビキニへという順序であれば、重ね着していたのを脱いだだけと判断できるのに、と疑問符を浮かべるばかりだ。

『あ・・・そういえば、他のアシスタントを助けてあげないといけないんでした♪』
自分のコスチュームが変化したことには触れず、舌を出しておどけてみせる。
そんなRIKOの表情とスタイルの良さが男性たちの注目を集めるが、彼女のハイレグを喰い込ませた股間には、それまでハイレグビキニ姿の時には見られなかった奇妙な膨らみがうっすらと浮かび出ており、しかもヒップの方には明らかな異物の膨らみがボッコリと現れていた。

18PON:2015/01/21(水) 13:44:22 ID:WmU.gmVA
『よっ・・・と』
箱の上に両手をついたRIKOは、そこで逆立ちを始めた。新体操選手か雑技団員かと思われるくらいの柔軟さで、抜群のバランスを保っている。
尻の穴からハッキリと判るほどの膨らみと、ワレ目からもうっすらと見えていたハイレグレオタードに浮かぶ歪な膨らみは消え、本来あるべき股間の曲線に沿って貼り付いている。
『あっ、んんっ・・・ふぅぅ・・・っ!』
バランスと取ろうと声を小さく漏らしているようだが、喘ぎ声とも取れる。実際に、ワレ目と肛門に咥えた極太異物は、逆立ちをしながら様々なポーズを取るうちに、ズリズリとそれぞれの狭い穴の奥に埋もれていった。
『んっ、んんっ、あぁ・・・っ・・・よっ!』
しかし、それに気付かせることなく、RIKOはハイレグレオタードが喰い込むのと、胸元から乳房が零れてしまいそうなのを見せ付けながら、カーテンのリングを脚で拾い上げ、上半身を布の中に隠す。直後にはレオタードを引き下げてガバッと胸元を開き、魅力的な乳房を完全に露出させていた。
『ククッ、ククククク・・・』
そして、片手で自分の体重を支えながら、箱の方を向いた乳首をグリュッと握り潰し、それと同時にストッキング脚だけでカーテンを上へ放り上げた。さらに、箱からスモークが勢いよく噴き出して、観客からの視界を覆う。
『・・・コイツもダメ押しで使っとくか』
素早く着地をすると、スモークで隠れているうちにと、ストッキングを下ろしつつインナーをずらした。狭いワレ目が限界以上に開き、ニュルッ・・・と黒い球形の物体がゴトリと落ちてくる。
『ふぁぁ・・・っ、ふぅぅ〜んっ』
一つではなく、閉じてはまたパックリと割れて次の球を落とす様は、生物が卵でも生み落しているかのようだ。そうして、RIKOは粘液で滑った球をストッキング脚で踏みつぶしていき、その数は5つも数えた。
『わわわっ!煙が出過ぎちゃった!これじゃあ、何も見えないよ〜!』
自身で行ったことではあるが、ハプニングが起こったとばかりに、わたわたと慌てながら手で煙を仰ぐ姿が観客からも僅かに見え、笑いを誘う。
『皆さ〜ん、警察に通報しないでくださいね!これも、イリュージョンの一つなんですからぁ〜』
濃い煙に完全に隠れたRIKOは、屋外ステージという場所に立ちながらも全ての着衣を脱ぎ去っていた。お気に入りのFカップ巨乳を縦横に激しく弾ませて動き回る間にも、RIKOは悠々と脱着行為を始め、まんまと脱ぎ去ってあったスキンスーツと水着、ストッキングまで、RIKOの身体の内側に秘めたあらゆる隠し場所に収めてしまった。
もちろん、その煙幕が晴れた時には、箱のカギを外して中の4人に催眠術を施しておいた。
『はぁ・・・はぁ・・・やっと煙が消えてくれました・・・』
疲れ切った様子でシャイニーベージュストッキングの膝に手をつくRIKOの姿は、ワインレッドのロングタキシードにハイレグバニースーツで、伸縮性の薄い生地がストッキングもろとも激しく喰い込む様と、二の腕で挟んだ巨乳の谷間が観客にしっかりとアピールされている。
こうしてRIKOが着ているこの衣装は、箱の中で眠らされていたソラ、LINOらと色違いの物であり、これで早変わりと早着替えを見せた5人の美女たちが元の格好に戻ったんだなと、誰もが思わされた。

19PON:2015/02/06(金) 15:46:41 ID:LDrEchJI
『すみませんが、私たちのショーにゲスト参加してもらえませんか?』
『私!?』
ハイレグバニースーツにシャイニーベージュ、ワインレッドのロングタキシードに身を包んだ、茶髪のクラシカルボブの女性が手を差し伸べてくる。
『え・・・っと、良いですけど・・・』
声を掛けられた制服姿の女子高生は、戸惑いながら小さく頷いた。
快諾をもらえたとRIKOはニッコリ微笑み、尋ねられた桐原果琳の方も、つられて小さく笑みを返した。隣に居た、姉の桃美はといえば、こちらも突然のことでキョトンとしたまま果琳のことを見送った。

『お名前を教えて頂いてよろしいですか?』
『かりん、です・・・』
『そのお姿からして、学生さんでいらっしゃいます?』
『えぇ、まぁ・・・』
RIKOの質問に、果琳はドギマギしながら言葉少なに返答する。
『おやっ、緊張されているようですね?心配いりませんよ、ここにいる皆、みっちり練習を積んだお姉さんたちですから』
『でも、さっき煙出し過ぎてましたよね・・・?』
『えっ!?あ、あれはですね・・・』
思わぬ返しに、観客からは笑いが起こり、今度はRIKOの挙動がおかしくなった。
『もう、あんな失敗はしませんから!それまでは、順調に出来ていたのは見てもらえていたでしょう?』
何とか信用を取り戻そうと、身振り手振りや飛び跳ねたりして訴えかけるRIKOの仕草は、何とも微笑ましい。だが、身動きするたびに衣装から覗く胸は弾み、ストッキングの上を滑って股間に喰い込もうとするハイレグを痛そうにもせず着こなしている。さらには、人知れず抜群のスタイルに密着した着衣の股間に、極太バイブの底面を僅かに浮かばせているのだから、さしずめ小動物の皮を被った変態と例えるのが正しいだろうか。

『こちらを使って、ラストにしたいと思いますのでご協力お願いしますね』
そう言って、ステージ前方に用意したのは、先程RIKOがビキニから一瞬にしてレオタードへとコスチュームを変えた時の箱だ。
だが、あの時に箱の中に脱ぎ去ったRIKOの身体も着衣も、今ではRIKOが着た身体の中で、中身は何もない。
『では、果琳さん。箱の中にお入りくださ〜い♪』
箱に入ったとはいえ、一カ所に設けられた蓋を開けば小窓から外の様子を見ることができる。視点を落とせば、箱にカギを掛けているRIKOが見えた。果琳が見ていることなど気にもしていないのか、窓にぶつかるほどたわわな胸を接近させるものだから、
『おっきい・・・それにしても痛くないのかな・・・』
胸のサイズに見惚れると共に、股間をピッチリと覆いながら激しく喰い込むハイレグ衣装の様子に、小さく感想を零した。
それが聞こえたのか、RIKOはさり気なく喰い込みを直しつつ、少しだけ口元をつり上げた。
『さーて、皆さんご注目くださ〜い!』

こうして、果琳を交えたマジックも好評を博し、漸く終演を迎えた。

20PON:2015/02/07(土) 21:54:55 ID:LDrEchJI
『お待たせ♪』
『本当よ、随分と待たされちゃった』
『サインとかもらってたんだもん。あぁ〜、楽しかった♪』
果琳は、誇らしげに5人のアシスタントたちが書いたサインを見せ付けた。
『ステージに上がった時は、浮かない様子だったのにね』
『アレは、いきなりで緊張しただけだよ』
果琳は、制服のミニスカートを翻しながら機嫌良さげに歩き出す。黒のニーハイソックスの下に穿いたトーストブラウンの奥まで見えそうになったが、サッと裾を手で押さえ、その手を股間に押し付けていた。

『ねぇ、お姉ちゃん?』
果琳は、テーブルに両肘をつきながら桃美の顔を覗き込んでいる。
『なに?』
『・・・うーん、何でもない』
何を言い掛けたのかと不思議に感じた桃美だったが、果琳は気に留める様子も無く立ち上がった。
『ちょっと電話してくるね』
『・・・わざわざ席を外すの?』
『だって、周りのお客さんに迷惑だもん』
『・・・へぇ〜、一丁前に気を利かせられるようになったのね』
『クククッ、女子高生だからって甘く見ないでよね』
そう言って、果琳は店の外に向かった。
『・・・・・』
彼女の行方を見届けた桃美は、おもむろに携帯を取り出し、メールを打ち始めた。
そうして、10分ほどしてから、果琳が桃美の元へと戻って来た。

21PON:2015/02/08(日) 22:13:03 ID:LDrEchJI
『あれっ、果琳。顔に何かついてる』
『えっ、とってとって♪』
果琳は、顔をスッと近付けてきた。
彼女の顔に手を触れた桃美は、果琳の頬をふにゅっ・・・と抓った。
想像していた感触が指に伝わったのは一瞬であり、指に力を込めてグッと引っ張れば、想像以上に伸びて、果琳の顔の造形を僅かに歪めていた。
『やっぱり、そうだった・・・』
『チッ・・・何だよ、いつから気付いてたんだ?』
顔を抓られたまま話す果琳は、口が動いていない。それでいながら、僅かに声が籠るだけでハッキリと聞き取れたのは、伸びた顔の下から覗いた女性の口が、果琳の声を操っていたからだ。
『少しずつ、果琳が俺様の変装だと気付かせてやるつもりだったのにな』
桃美は、偽者の果琳が正体を明らかにしたところで、顔から手を離した。
『でも、着々と準備は始めておいたんだぜ?お姉ちゃんから離れるごとに、果琳の一体型スーツがマスクとボディの分離型になって、髪もウィッグに変わっていったからね』
額から上に指を潜らせれば、生え際の下に指が入り込み、桃美の視点からはスキンヘッド状態の果琳の頭が見えた。
『この次は、ニプレスを剥がしてノーブラなのを解り易くさせて、それでも気付かなければアソコに咥えたバイブを動かす予定だったんだけどね』
果琳は、胸の膨らみに手を添え、あるべき曲線を浮かべる股間をスリスリと摩った。

『果琳はどこなの?いつ、入れ替わったの?』
『さぁ〜、いつだろうね?』
挑発するように、シャツのボタンを外して胸の膨らみを覗かせてくる。
『でも、お姉ちゃんのことだから、おおよその予想はついてるんじゃない?そうでなければ、頬を抓り上げるなんて真似しないだろうからね』
胸を見せ付けながら、果琳はテーブルに両手をついておもむろに立ち上がった。トップスのサイズに合っていない小ぶりな胸が、乳首の存在まで覗かせる。
『ちょっと、どこに行くつもりよ!?』
ここで逃がすわけにはいかないと、桃美は店を出る果琳の後をついていった。

22PON:2015/02/09(月) 11:00:41 ID:LDrEchJI
『あのマジックショーの時に入れ替わったのね?』
『ふーん、何でそう思うの?』
桃美は、歩みを進める果琳のことを厳しく問い詰める。
だが、果琳は立ち止まることなくスタスタと進んでいく。
わざわざ、スカートの中に指を忍ばせてハイレグの喰い込みを直したり、胸を直に揉みしだくなど、桃美への挑発も忘れていない。
『電話よ!』
『電話?』
『電話するって、席を外したじゃない!』
『あぁ〜、あの時ね』
人差し指を口に当て、視線を中空に向ける。
『別に、普通に電話するって立ち上がって、暫くして帰ってきただけのつもりだったんだけどな〜。実際には、電話なんてしないで果琳の皮の下の変装を色々と入れ替えてたんだよね♪』
ピラッとマスクエッジを捲り、今にも脱ぎ去ってしまおうとしてみせる。
『こ、こんな所で脱ぐつもりなの!?』
『ククッ、そんなわけないよ。ちょっと捲っただけじゃない♪』
一瞬だけ果琳の顔がマスクと化したが、すぐに生気を帯びて元に戻る。
『それで、私が席を外したくらいで、何でわかっちゃうのぉ〜?』
桃美の前に出て、顔を覗き込みながら後ろ歩きになる。
外されたボタンの隙間から、またも胸の谷間を覗かせようという腹積もりだろう。そして、後に回した指は、自分の股間をグリグリと弄り上げていた。

『電話をしたのは、二度目だったってことよ!」
『二度目?』
『一度目の時は、店の中で携帯使ってたの!』
『・・・あぁ〜、そういうことか』
同じような場面が、今日既にあった。
それを知らなかった怪盗は、自発的に席を外したために、桃美は不審さを抱いたわけだ。
『なんだぁ〜、あの時に私の皮の下の順番を変えに行ったばかりに、疑われるハメになったってわけか。墓穴掘っちゃったなぁ〜』
可愛らしく頭をポリポリと掻く。
『それで?お姉ちゃんの判断でやったんじゃないでしょ?』
『“やる”って、何をよ?』
『ミレーズで閉じ込められた時のトラウマがあるのに、怪盗レオンの顔に触れてマスクを引っ張ろうとするなんておかしいもん。桐原桃美なんて名器を備えたGカップ巨乳女子大生なら、何度だって同じ目に遭う可能性あると思うんだけど』
やはり、心理戦にも長けている怪盗レオンとあって、鋭い所を突いてくる。
『誰の助けを得たんだろうけど・・・達也さんでしょ?横恋慕してる』
『よ、横恋慕!?何言ってるのよ!』
揺さぶりを掛けられて、声が自然と大きくなる。
『アハハッ、図星だ♪お姉ちゃんてば、素直だよね。周り見えなくなって大きな声あげるトコロとかさ』
ハッと気付いた桃美のトーンが落ちる。
『・・・河原くんからアドバイスをもらったのは当たってるわ』
達也からの助けを得たのは認めるが、横恋慕と言われるのは許せないようだ。
そんな複雑な思いを見透かした怪盗は、果琳の顔で小さくほくそ笑んだ。
『気付いていないフリして、顔を引っ張ってみろって?』
桃美の目の前で、マスクを引っ張り下げて、正体を見破られた時のことを再現する。
『きっと、達也さんのことだから、“正体を見破ったところで無茶はするな”って釘を差してきたんじゃない?』
『そういう返事だったわ』
『それなのに、深追いしちゃって良かったのかな?』
『・・・・・』
すっかり怪盗のペースに巻き込まれ、いつのまにか雑居ビルのエレベーターに二人きりで乗っていた。
果琳は、“10”のボタンを押して扉を閉めていた。
『せっかくのアドバイスも、お姉ちゃんには意味なかったかもね。積極的に二人きりになりに来ちゃってさ。これじゃあ、眠らされても仕方ないよね』
ニヤリと嗤っているのだろうが、マスクの造形が歪んでいて表情は全く見えない。
その歪んだ顔の状態のまま、果琳は制服の中に手を入れてモゾモゾと動かしている。
『オッパイから浴びせられるのと、アソコに咥えたヤツから浴びるのと、どっちが良い?』
胸のボタンを外して乳房を露出させてから、スカートを捲ってストッキングとインナーを下ろし、パックリと異物によって開かれた秘部を見せ付ける。
生気の無いマスクの目の向こうで、黒目がギョロッと桃美を捉えているのが不気味に見える。桃美は、それをただジッと見据えるまま、達也の忠告を忘れて熱くなっていたことを悔やんだ。

23PON:2015/02/10(火) 21:50:39 ID:LDrEchJI
『な〜んてね♪』
覚悟をした桃美を嘲笑うように、怪盗は胸と股間に触れていた手を引っ込めた。
『こんな所でお姉ちゃんを眠らせても、後の処理が困るだけだから止めておくよ』
服を乱し、顔も歪めたまま、怪盗は首の後ろを弄ったり指を摘まんでいる。
すると、両腕の中身が抜けて、次の瞬間には制服はそのままに果琳の顔と胸がズルリと一気に脱げてしまった。
ワイシャツの間からは、果琳よりも大きな乳房がブルン!と弾かれたように現れ、怪盗は自分と同じ顔でニヤリと不敵に嗤う。
『っ・・・・・』
決して怯むまいと、桃美は狭いエレベーターの中でグッと堪える。しかし、目的階に到着した時には、思わず扉の方を向いて取り乱してしまった。
『クククッ、残念だったね。桃美のGカップ美巨乳と、果琳のパックリわれたアソコを誰かに見てもらえたかもしれないのに』
誰も居らず、胸を撫で下ろす桃美と、胸を隠しもせずに卑しい表情を見せる桃美。
腰から下は果琳の姿とは言っても、脱皮途中と知られなければ、桃美の痴態として捉えられただろう。
『所詮、オンボロ雑居ビルだからね。そんなに人の出入りもないでしょ♪』
設備が古いだけに、監視カメラなど設置されていない。
そして、人の出入りはないと判っているせいなのか、桃美が制しようとするのをスルリと避けてフロアに降り立った。胸に手が触れてグニュッと潰れたが、やはり自分が知っているあの質感そのもので、乳首の突起も震える様子もリアルすぎている。
避けた怪盗の背後を追おうとした時には、既に制服は脱ぎ捨てて、果琳の皮からハイレグレオタードとバフベージュのストッキングを穿いた下半身を抜き取り終えた所だった。
『あっ、そうそう。その制服、果琳のやつだから拾って届けておいてね』
クルリと桃美に向いた怪盗は、腰から上が脱ぎ掛け状態だったレオタードに肩を通している。
胸を覆うにはサイズは明らかに小さく、股間への喰い込みも尋常ではないほどだ。
それでも、偽者は痛そうな素振りも見せず平然と廊下を歩く。乳首は辛うじて隠れるも、突起はハッキリと見えており、ヒップどころかワレ目にすら埋もれた股間から伸びるストッキングが、スリスリと擦れる音を発した。
『ちょっと、一体どこへ・・・』
『すぐそこまでよ。こんなビルに細かな行き先なんてないわ』
ストッキングを滑るレオタードの喰い込みを頻りに直しつつ、突き当たりの扉を開けると、非常階段があった。そこに見渡すほどの視界はなく、すぐ正面には隣りのビルの屋上が接近している。
『こんな所へ来て何を・・・』
そう尋ねようとした桃美だったが、既に怪盗は柵に飛び立った。その勢いだけで、美巨乳が桃美を嘲笑うように弾んで今にも零れ出そうになる。それを、弄ぶようにしながらグニュグニュと押し込め、乳首の突起に何度も触れてみせた。
『ククッ、10階ともなればさすがに高いよね〜♪誰も見てなければ良いけど・・・まぁ、私はそれでも構わないかな。どうせ、本当の私の身体じゃないし、自慢の巨乳と綺麗なストッキング脚を見せ付けないのは勿体ないもの』
一たびバランスを崩せば、地上に真っ逆さまだが、少しの恐怖も感じていない。その場で、おもむろにレオタードとストッキングを下ろしていく行為は、サーカスでも見ているかのようだ。
ストッキングを脱いでも、その下はまたナイロンに包まれた脚線が現れ、まばゆく日の光に照らされている。
またストッキングに手を掛け、脱ぎ下ろすかと思われたその途端、怪盗は後ろに向かってジャンプした。
『あ・・・』
桃美は、捕まえにいくのも忘れ、もう一人の自分の行く先を唖然と見ていた。

24PON:2015/02/11(水) 14:02:27 ID:LDrEchJI
『ククッ、落ちると思った?おっ・・・と』
怪盗の行方は、隣りのビルの屋上であった。しかし、ストッキング脚が災いしたのか着地バランスを崩している。
『あっ!!』
『そんなに声を上げたら、桃美の裸を誰かに見られちゃうよ?』
ただの演技だったのか、怪盗はしっかりとビルの縁に立っていた。腕組みで胸を寄せ上げながら桃美を見遣るその表情は、まさしくしてやったりといった具合だ。
『桃美も飛んでみる?たかが1メートルくらいの幅なら、なんてことないでしょ?』
『バカ言わないで!』
『また、そんな大声出して・・・そんなに、私の裸を誰かに見せたいの?まぁ、このGカップスタイルに自信あるし、本当の私の裸じゃないから、全然構わないんだけど・・・って、さっき言ったっけね♪』
レオタードとストッキングを脱ぎ下ろし、白昼堂々と裸を晒してみせる。
股間に刻み込まれた桃美のワレ目からは、ニュルッと紺色の薄い何かが覗けていた。しかし、それまでの固い容器とは違って、閉じた状態になっているために、それが何なのか判別しづらい。
『これだけ自信満々に露出して見せれば、例え見られても構わないって思えてくるよね。だって、それほどのスタイルと美貌を備えているんだもの』
『わ、私は構うわよ!それと、果琳は今・・・』
桃美の抗議にも、怪盗は胸を抱えつつ股間を摩っていて、どこ吹く風だ。
そして、風を受けてピラピラと揺れていた紺色の物を摘まんだ。ワレ目の中からズルッ・・・と現れたのは、取っ手の付いた袋だった。
『ちょっと、話聞いてるの!?』
怪盗は、桃美の声を聞き流し、抜き取ったそれを放り投げる。どうせ風に飛ばされるかと思われたが、しっかりと桃美の足元まで届いた。
そして、指で恐る恐る摘まみ上げると、何の変哲も無いエコバッグとわかる。すると、その中からテニスボールが落ちてきた。これが重しの役割をしていたようだ。
『ちゃんと受け取ってくださいよ?自分のアソコに入っていたものなんですから。桃美さんの温もりが冷めないうちに、早く拾わないと・・・・クククッ』
桃美とは違う、明るい女性の声が耳に届く。
どうやら、少し目を離した隙に怪盗は別の女性に変装してしまったかと察した。

25PON:2015/02/12(木) 06:48:40 ID:LDrEchJI
『クスッ、クククククク・・・』
先程の桃美の再現とばかりに、怪盗レオンはニヤニヤと不敵な笑みを偽物の顔に貼り付かせながら、腕組みで立派な豊乳を寄せ上げる。ベアトップバニースーツの胸元から、今にも胸が零れ出てしまいそうだ。
『くれぐれも、妹さんを攫った私のこと恨まないでくださいよ?私だって、怪盗レオンの被害者の一人なんですから。こんな場所で、こんな格好させられた挙げ句、Gカップ巨乳もアソコも弄り放題されて・・・』
際どいハイレグコスチュームを難なく着こなす美女は、果琳をステージに上げた女性、見習いマジシャンのRIKOだ。深い切れ込みから伸びる肌色ストッキング脚は、日の光を受けて強い光沢を放っており、脚、胸、股間、顔・・・と思うが儘に摩っている。
『あっ、そうそう。こうして怪盗レオンがRIKOの身体に酔い痴れている間に、制服を袋に入れておいたらどうです?全てちゃんと、持ち主に届けてくださいね。肌色ストッキングとインナーとビキニは、協力してくれたお礼ですからお好きなように♪』
『だから!果琳の居場所を教えなさいよ!』
苛立ちを見せる桃美にも、RIKOは涼しい顔でバニースーツを脱いでストッキングの下からまたストッキング脚を覗かせる。ユラユラと揺れる胸も股間も、一切隠しもせず見せ付けようというのだが、真意はRIKOの姿だけに留まらないという意味も含んでいる。
そして、現れた秘部からは、またも布が少しだけ覗いて風に靡いている。
『んふぁぁ・・・RIKOのビラビラがすごく擦れて感じちゃうぅ・・・』
喘ぎ顔を見せながら、閉じたワレ目からズルズルと抜き取った途端、自分の前に翳し、桃美からの視界を遮ってみせる。その直後、ラーラと名乗った見習いマジシャンがハイレグバニースーツ姿で立っていた。

26PON:2015/02/13(金) 18:10:18 ID:09gs38SI
『ククッ、ラーラのイリュージョン、ちゃんと見てもらえました?狭いアソコの中に、布を仕込んでおくのはなかなか大変だったんですよ♪』
『まったく、もう・・・』
会話にならない、そんな様子を滲ませる桃美。
『あぁ、果琳さんのことでしたね。彼女のことなら、Cカップの私より巨乳のマリーさんが知っているみたいですし、お呼びしますね』
ハイレグの横からストッキングを下ろし、バニースーツを横にずらす。
予想に違わず、ワレ目からは薄い布が覗いていた。
『んんっ・・・私のアソコはもっと狭くてキツいから、抜きづらいよ・・・っ、んぁっ、あっ!』
RIKOの再現をし、まるで絶頂を迎えたふうに身体を律動させながら、抜き取ったマントで身を隠せば、一瞬のうちにハイレグ衣装のマリーが現れ、ラーラはといえば、彼女の足元ですっかり中身を失っていた。
『ふぅ・・・ラーラさんの小さなオッパイに押し込められて、窮屈でした・・・それより、果琳さんですよね』
胸を執拗に摩りつつ、股間の喰い込みを直す。
今さら確認するまでも無いが、あのイリュージョンに出ていた女性は、全て怪盗レオンに入れ替わられていたと察した。
『彼女でしたら、あの会場のトイレにある用具室で眠ってもらっていますよ・・・って、眠らせたのは私じゃなくてマリーなんですけどね。ちなみに、RIKOちゃんが眠らされた相手は、桐原果琳ちゃんなんですよ♪』
今度は、何も翳さずに、胸を掴んで引き裂いた裂け目から、ソラへと脱皮する。
ハイレグ衣装と一緒にマリーの皮を脱いだ下にも、しっかりとバニースーツを着込んであった。
『マリーってば、ちょっと抜けているから、ストッキングとビキニの重ね穿きだけにさせたそうですよ。ずっと放っておいたら、風邪ひいちゃうかもしれないのに・・・かくいう私たちも、お外でハイレグバニーの格好しているから、似たようなものかな♪』
『どうせ、まだまだスキンスーツってやつを着ているんだから、裸に見えていても風邪なんてひくわけがないって言いたいんでしょ!』
『あっ、せっかく怪盗さんがお決まりのセリフ、ソラが言わせてもらえると思ってたのにな〜』
『もう、あなたになんて構っていられないから!』
『クククッ、せいぜい怪盗レオンに入れ替わられた果琳に騙されないようにね』
それを聞いて、一目散に向かおうとした脚がピタッと止まる。
『桃美さんを追い抜くなんて、私にしてみれば造作もないことだから♪それに、私がソラの変装のままここを出るなんて思っていないでしょ?果たして、このビルから出て来る私を待ち伏せることができるかな?ククククク・・・』
顔の皮を引き伸ばしながら、首元の皮を引きおろし、隠してあった次なる胸をプルンと露わにする。
その時はまた顔を引っ張って確認してやる、そう言ってやりたい思いだったが、接着液を使われていたらもう判別できない。どうせ、何を言っても嘲笑われるだけとここは我慢して、すぐにこの場を後にした。

『あーぁ・・・LINOの変装も見せてあげようと思ったのに』
マスクを捲り上げ、バニースーツの胸元を下げたLINOの姿が現れるが、見届ける人間は誰もいない。
『私だけ、桃美ちゃんに見てもらえなかったけど、いくらでもチャンスはあるもんね』
胸を揺らしながら脱ぎ去った物を次々と拾い上げる。屈んでは拾い上げるたびに、ハイレグがLINOの股間に激しく喰い込んだ。
そして、ストッキングと衣装の喰い込みを直してから、再びジャンプをして桃美が立ち去ったビルの方へと飛び戻った。

27PON:2015/02/14(土) 09:41:15 ID:09gs38SI
『はあ・・・はぁ・・・ここよね・・・』
怪盗に連れられた桃美は、マジックショーの会場へと戻り、女子トイレ前までやってきた。
近辺に人の気配はあるが、薄く扉を開けて様子を窺うと、この中には誰もいないようだ。
『これで、怪盗が既に果琳と入れ替わっていたら、今度は私が・・・』
もし眠らされれば、おそらく桃美に変装した怪盗が、果琳を起こして何食わぬ顔で街を出歩くのだろう。そんな予想を描くが、後先を恐れていたら、制服を奪われた果琳は解放されないままだ。
早く助けなければという一心から、達也に相談をするという選択も忘れて扉を開けた。

個室は一つだけ閉じている。
それに不安を覚えるが、怪盗の話だと用具室に眠らせたと言っていた。その用具室は、トイレの一番奥だ。
ゴクリ・・・と唾を飲んで、意を決したように奥へと進む。
そして、ゆっくりと扉を開けると、ギイィィィ・・・と低く軋む音が響いた。
『あっ・・・騙された!?』
中には、掃除用具があるだけで、果琳の姿などどこにもなかった。
『まったくもう!果琳はどこに・・・』
こうなると、また怪盗からの接触を待つしかないのか・・・苛立ちを露わにする桃美は、用具入れに向けてエコバッグを投げつける。
すると、閉じていた個室の扉が開いた。
冷静さを欠いていた桃美は、我を忘れて声を出したことに焦る。
『あれっ、お姉ちゃん?』
『か、果琳・・・?』
想定していなかったわけではないが、中から姿を見せたのは果琳だ。
しかし、制服を着ているとまでは想定していなかった。ならば、怪盗が着ていた制服は自分で用意したものだったのか?と考えるが、まずは二人きりの状況から抜け出す必要がある。
『お姉ちゃんがどこに行ったのか、捜してたんだからね』
『それは私だって同じよ・・・とにかく行こうよ』
今のところは、何も不穏な様子はない。
外に出ようと誘ってみれば、それに素直に応じてくれた。
もし怪盗ならば、ここで服を脱ぐなり奇行に及んだはずだ。
そうして、外に出歩いた二人なのだが、話すうちにこの果琳は本物のようだと実感していた。

28PON:2015/02/15(日) 06:45:18 ID:09gs38SI
『・・・ってことがあったのよ』
『アイツってば、何がしたいんだか全く理解できないわ・・・』
桃美は、昨日の出来事を秋村麗那に話していた。
『その後は、何事も無く過ごせたのよね?』
『うん、全然楽しむ余裕なんて無かったけどね』
『でも、今日私たちが集まることを知って、事前に接触を試みてきたのかも・・・って思うんだ』
『それはもう、絶対にそうだわ。怪盗レオンのことを忘れるなよってアピールね』
手をヒラヒラと動かし、呆れた様子を見せる麗那。
『それで、河原君に助けを求めたなら、ちゃんと報告はしたんでしょうね?』
『うん、したはしたんだけど・・・自分のことも考えて冷静になれ、って窘められたよ・・・』
『全く、同意見だね。ミレーズでアイツがアイドルに変装して見せた時もそうだけど、桃美ってばすぐ周りが見えなくなっちゃうんだもん』
『だって、妹のことだよ!?』
『何も、果琳ちゃんを見捨てろなんて言っているんじゃないわ。ただ、怪盗の性格も把握しているんだから、命の危機にまで及ばないことだってわかってるでしょ?』
『うん・・・』
『あの変態怪盗は、本人と入れ替わるなりして、変態行為をする程度なの。そうやって、桃美みたいに取り乱しちゃうのは、変態野郎にしたら格好のからかい相手だわ。それが心配だって言ってるの!』
怪盗に腹を立てているが、桃美が自分を大事にしないことにも腹が立つのか、段々と語気が強くなってくる。
『だいたい、あの変態はさぁ・・・』
『あ、あのさ・・・麗那も、自分を大事にした方が良いよ?そんなに、へ・・・変態って言葉を連呼してると・・・』
桃美にそう言われて見回すと、何人かが自分たちに注目していた。

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