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1
:
PON
:2013/06/24(月) 00:44:56 ID:/iRaz9lk
『菜穂ちゃん、入って良い?』
『どうぞ〜』
机に向かっていた菜穂は、ガチャッと開閉する音が聞こえたところで椅子をターンさせる。
『どうしたの、こんな遅くに・・・っ!?』
そこには、男性サイズのパーカーを羽織っただけの中川友香菜の姿があった。
そのパーカーのファスナーは胸の辺りまでしか上げておらず、裾から伸びる脚線はスキニーベージュのストッキングに覆われてまばゆく光っている。
『ちょっと、新しく入手したコレが似合っているか見てもらおうと思ってね』
『・・・また、不法侵入ってわけ?』
友香菜は、パーカーの下に着たチューブトップのビキニを披露した。そして、頬を摘まんで顔の皮膚をピーッと伸ばしている。
『不法侵入だなんて心外ね。ちゃんと、中川友香菜に化けて帰って来たわ♪タイトミニのスーツの下に、たくさんの重ね着をしてね。そんな友香菜のことを家の誰も怪盗の変装だなんて気付かなかったんだから、自宅に帰って来たようなものよ。それより、コレ似合ってる?』
胸を片手で抱え、頼りない四角形の布地から零れそうな美巨乳の迫力をまざまざと見せ付ける。だが、その顔は依然として左半分だけが伸び掛けたままだ。
『お姉ちゃんの変装のことと、その恥知らずな格好のことと、どっちを指しているのかしら?』
『そんなの、両方を聞いてるに決まっているじゃない♪友香菜の美巨乳が、とうとう100センチの大台に乗った記念に、スキンスーツとこのIカップ巨乳に合う水着を新調してみたんだから』
クルリとその場で回って、乳房を大きく弾ませて見せる。
セクシーアイドルのPVでも見ているかのような、扇情的な胸の揺れ具合は、いつ胸の先端が零れ出るかと思えるほどだ。
そして、そんな動きをするだけでもストッキングの上に穿いた超ハイレグビキニがさらに喰い込む。
『いつもより帰りが遅かったのは、それが原因だと言いたいわけ?お姉ちゃんは無事なんでしょうね・・・』
『あらっ、遅くなるのは菜穂ちゃんも知ってるでしょう?美菜から、巨乳美人三姉妹で一緒にお出かけしようっていう誘いを受けていたんだし』
白々しい顔で尋ねてくる友香菜。それを聞いたと同時に、もう一人の姉の美菜のことが頭を過った。
『美菜姉ちゃんも、一緒だったってこと・・・初めから、仕組まれたことだったのね』
『菜穂だけ、勉強があるなんて月並みな理由で断らなければ、もっと楽しく遊べたんだけどね。どうせ、そんなこと言っていながら大和とデートでもしてたんでしょ?』
ストッキング脚を滑らせながら、近寄ってくる友香菜。その眼前で、トップスをずらし上げて、ブルン!と勢いよく弾け出た胸の全容を見せ付けてくるも、菜穂は少しも怯む様子を見せない。
『こっちは、友香菜のスタイルが101−59−88に成長しているのが判ったし収穫はあったけどね。美菜も、あれからスタイル変わっていたし』
背中に作った皮の裂け目から、身体を抜き取り始める。黒のロングヘアを讃えた頭が抜け、肩、胸・・と上半身が友香菜の身体から剥がれると、そこにはスマッシュボブの髪を揺らす中川美菜の顔と上半身が用意されていた。しかも、友香菜とは柄違いのチューブトップビキニを着ている。
『美菜は、上から97−58−86だったわ。サイズがHカップ巨乳にアップしていたし、こうなると菜穂のGカップ巨乳にも期待したくなるわね』
身体を前に倒し、菜穂の胸を指で突こうとするが、菜穂が素直に触らせるはずもなく、それを手ではね退ける。
『んもぉ、姉妹なんだから触らせてくれたって罰は当たらないでしょ?』
叩かれるだけで、釣鐘型をした美菜の乳房はユサユサッと大きく弾んだ。これも、ビキニを支える肩紐が無いためだ。
そうして、友香菜の皮を全て脱いでいけば、その揺れ方もさらに大きくなる。
『アカの他人のくせして、姉妹面しないで欲しいものだわ』
『友香菜は、水着選びをしている時にいくらでも美菜に触らせてくれたのにね。もちろん、美菜も大きくなった乳やアソコを友香菜に触らせてあげたわよ?友香菜の皮を被った偽者の変装とも知らないで・・・ね。菜穂も触ってみる?クククッ』
トップスをずらし上げ、Hカップにまでなったという美菜の乳房を揺すっている。乳首の突起を摘まんでいるのを見て、催眠薬が出て来るかと思った菜穂だが、それでも顔を強張らせるだけで決して怯みはしなかった。
2
:
PON
:2013/06/24(月) 13:05:03 ID:/iRaz9lk
『また、私を眠らせて入れ替わろうっていうの?』
『クスッ、何か出てくるとでも思ったのかな?女の乳から出る物っていったら、母乳くらいしかないのにヘンな妹だね』
グニュッと潰された胸からは、何かが噴射されるわけではなかった。むしろ、美菜の胸そのままを模った膨らみは、あるべき質感で自由自在に形を変えている。
『だいたい、菜穂の身体は一足先に盗ませてもらったばっかりだから、眠らせる必要なんて無いしね♪』
『・・・それって、どういうことよ?』
『どうもこうも、言った通りよ。作ったばかりの菜穂のスキンスーツを、また作り直す必要なんて無いじゃない』
ウィンクをする美菜の顔がひしゃげ、首から上が捲れ上がると同時に、首から下の皮も浮かせた。
『ねっ?菜穂の変装スーツは、眠っている間に友香菜が作らせてもらってたの。大好きな菜穂だから、少しの狂いも無く変装できるようにしておきたいんだ。こうして、マメにリニューアルをしておいて、姉妹だけじゃなくて春佳や大和を騙したいし・・・ね♪』
そこには、美菜の表情を写し取ったように菜穂がウィンクをして、美菜の身体の下から菜穂と同じ美巨乳を揺らす姿があった。
良く見ればセレスト学園の制服を着ているが、シャツのボタンの上半分は外してあるために、美菜たちと同様のビキニで胸を覆っているとわかる。覆うと言うよりは、布を当てているだけと表現する方が正しいのだが。
『そうそう、菜穂も美菜たちとちゃんとお出かけしたことになっているから、話を合わせておいてね』
『なによ、それ!』
『声が大きいよ?そんなに騒いだら、お母さんが来ちゃうわ』
シーッと口に指を当てて、静かにするよう促す。腰まで脱いだスーツの下から覗いた菜穂の胸が、友香菜や美菜たちを再現するようにユサッユサッ・・と揺れ、ビキニもその動きに呼応した。肩や首に掛かる紐が無いせいで、これほど大きく弾むものかと感じられる。
『このビキニを見たらわかるでしょ?仲良し三姉妹で、色違いのチューブトップビキニで砂浜を歩いて美巨乳を見せ付けようって盛り上がったんだ♪菜穂に変装した怪盗レオンが互い唆していたとも知らずに、アッサリ同調してくれたわ』
ビキニとストッキングを下ろし、美菜の皮から全身を抜き取る。胸の弾み方、谷間の具合はより際どくなり、もはや零れ出る寸前といった具合だ。
だが、菜穂自身が見慣れた自分の胸の様子に興味を注がれるわけでもない。美菜の変装の下で制服を着ていたこと、スカートからチラリと覗くビキニの下に光沢を持つ肌色ストッキングを穿いていたことに、呆れたくらいのものだ。
『つまりは、私のせいでお姉ちゃんたちがそんな水着を買わされるハメになったってことなの!?』
『こんな布地の少ないビキニでも1万はしたかな。でも、そこは千の顔を持つ変装の達人、怪盗レオンだからタダ同然なのよね。・・・で、このビキニはもちろん菜穂へのプレゼントってね。菜穂と同じ、上から92−56−86でGカップ巨乳スタイルだから、あなたが着られないはずないわよ♪』
トップスの紐を持ち上げ、さらにはスカートを捲って股間に切れ込むビキニを見せる。スキニーベージュのシームが股間の中心に沿って浮かんでいるが、ワレ目の辺りで恥肉に埋もれているようだ。
『・・・まったく、知らない所で訳のわからないことばかりされて良い迷惑だわ!』
『ただ、お姉ちゃんたちと仲良く水着を買いに行ったってだけじゃない。二人とも、お気に入りの男たちを誘惑できるって喜んでたよ?』
『お姉ちゃんたちに変装したアンタが言ったことでしょ!』
『ククッ、それは当たってるけど、まんざらでも無い感じだったよ?やっぱり、ここまで成長したオッパイを使わない手は無いって思ってるんじゃない?』
ビキニをずり上げて、付け乳首を貼った胸を露わにする。
さらに制服と、重ね穿いたビキニやストッキングを脱ぎ去り、そのたびに菜穂の胸が眼前でたゆんたゆん・・と揺れ動く。そうして、盗み取って一日も経っていない菜穂の身体が見せ付けられた。
3
:
PON
:2013/06/24(月) 13:46:30 ID:/iRaz9lk
『コレは、菜穂が持っていないと話が噛み合わないから、ちゃんと取っておいてよね』
脱ぎ取ったビキニとストッキングを手渡しする。身体の温もりがしっかりと残っており、一着の薄い抜け殻を重ね着ているのに何故温かいのか、その仕組みにはいつも驚かされる。
『こんなに接近されているのに全く警戒しないなんて、私たちも打ち解け合えてるってことなのかな?』
ニッコリと自分の顔で微笑む怪盗だが、ビキニを喰い込ませていたワレ目からはスプレー缶の噴射口と本体がニュルッと覗き出ている。
『だ、誰が!?』
『だって、菜穂のワレ目から睡眠薬を噴き掛けられるかもしれないのよ?』
『警戒なんて無意味だってこと思い知らせたのはどこの誰かしらね!』
『・・・ククッ、それもそうだね。今もこうして、眠っている菜穂から盗み取ったスキンスーツで完璧に変装しちゃってるくらいだもんね。一センチのズレだって見逃したくないから、週一くらいのペースで作り直して・・・ね』
ヌヌヌ・・・と膣奥深くにあったスプレー缶を平然と抜き取りつつ、付け乳首とニプレスを剥がし取った。
グロテスクに捲れ上がったワレ目の具合は、太い異物を吐き出せば元の形に戻っているし、無理矢理に剥がされて伸びていた胸もあるべき状態になっている。
『だったら、後はアンタの好きにしたら?』
菜穂はスクッと立ち上がり、正面から対峙した。
全く同じ姿をした裸の自分は、こうも憎たらしい笑い顔が出来るものかとニヤついている。すると、作ったばかりだというそのマスクやワレ目をグイグイと引っ張って造形を歪めてみせた。
『ククククク・・・そんなに構って欲しいなら、いくらでも遊んであげるけど?でも、そう言われると焦らしたくなるのが、菜穂の性でもあるんだよね。私って、典型的ツンデレ属の女子高生だからさっ☆』
ゴムマスクへと変貌したその顔を、ぶつかるほどの距離にまで近付けてくる。その顔がぶつからないのは、先に胸がぶつかり合っているからだ。そして、伸び切った目の奥に黒い眼球が覗くのが見え、その下に誰の顔があるのかと想像された。
4
:
PON
:2013/06/24(月) 13:47:10 ID:/iRaz9lk
『・・・今回はここまでにしておくとするか』
マスクの内側から、誰のものともわからないアルトボイスが聞こえた。男女、どちらの声にも思える声質だ。
だが、歪めたマスクをそのまま脱いでしまえば、また菜穂の顔が現れ、その顔に合った声がその口から聞こえてきた。
『渡したビキニは、捨てないで取っておいてよね。定期的に菜穂スーツを作りに来た時に確認させてもらうから。せっかくあげたんだし、タンスの肥やしにしないでもらいたいわ。ウブな大和を誘惑するには絶好のアイテムだと思うけど?』
『言うことを聞かないと、危害を加えるってハッキリ言ったらどう?』
『危害まではどうかしらね?でも、着るのを前向きに考えてくれたと思って良さそうね』
ぶつけ合っていた全く同じ造形をした胸を離すと、首から下を脱いでいった。
『ただ、こんなセクシーなチューブトップビキニだし、くれぐれも怪盗レオンの変装だと疑われないように気を付けることをお勧めするわ♪』
ビキニを着たグラマラスなその身体は、菜穂の変装を重ねていたとすぐ判断がつく。そして身体に合わせたビキニとは、菜穂に渡した物と色違いの水着だ。
チャコットの肌色ストッキングがスキンスーツから抜き取られ、先程の再現を見ているかのように、菜穂のビキニ姿を晒す。
股間を覆うビキニは、スプレー缶がそれまで刺さっていたのを証明するように、恥肉の膨らみに埋もれて皺を作っていた。
『言っておくけど、私は少しも前向きに考えてなんていないから。思い上がって、おかしなこと言わないでもらいたいわね!』
自分がこのビキニを着るのかと思うだけで、虫唾が走る思いだ。
『んもぉ〜・・・菜穂がこのスタイルを維持してくれていれば、こんなに綺麗に映えるのよ?ロリ顔に美巨乳を讃えた女子高生だなんて、他の娘にしたら反則モノなんだから♪』
菜穂の周りをゆっくりと歩いて、ハイレグビキニを纏った全身を見てみろとアピールする。一歩一歩動くごとに、四角い布を当てただけの胸が大きくバウンドした。
『ねっ?そうと分かったら、すぐにでも着て見せて欲しいところだけど、それは次の楽しみに取っておくことにするわ』
『フン・・・』
そっぽを向いた菜穂をよそに、脱いだ友香菜と美菜のスキンスーツやマスクを拾い上げ、コンパクトに折りたたんだ。
そして、それを直穿きしたストッキングの中に忍ばせる。恥肉に埋もれたままのビキニやストッキングが引き出され、抜き取ったばかりの皮を潜り込ませた。
『んふふっ、グチュグチュってアソコで音が鳴っているよ♪美菜と友香菜の皮が菜穂のエッチな液に塗れてるなんて、不思議だよね』
手首まで咥え込んで、手にしたモノを膣奥にしまっている。その手を抜き取れば、手にした皮は無くなっており、手首の大きさにまで開いていたワレ目もすっかり閉じていた。
5
:
PON
:2013/06/24(月) 13:52:16 ID:/iRaz9lk
『それじゃあ、私はお姉ちゃんの部屋に潜んでいるから。興味があったら、覗きに来てよ』
『はぁ!?まだ居るつもりなの?』
『長居するかどうかは、気分次第ってところかな。いかにも、気分屋な菜穂らしいでしょ?』
制服を着たものの、シャツのボタンだけは外れたままだ。家族に見付かろうものなら、何を言われるか分からない。だが、言っていることが本当ならば、近くの部屋に移動するだけのため、心配はいらないだろう。
『す、好きにすれば?』
菜穂は虚勢を張ると、机に向かい直した。
『それじゃ、私の分まで勉強頑張ってよね♪』
背を向けた今なら、菜穂を眠らせるのも簡単なことだ。だが、それでは張り合いが無いようで、トップスの左右の布を繋ぐ紐を引き上げ、今にも零れ出そうな乳房を眺めて遊ぶ。
何か良からぬことをしているのだろうか、そんな一抹の不安を感じつつも、菜穂は決して振り向きはしなかった。すると、怪盗は部屋の扉の音も立てずに忽然と姿を消してしまった。
当然、友香菜と美菜が帰ってくると、菜穂は勉強もそっちのけで小まめに二人の部屋を行き来するのだった。
6
:
PON
:2013/06/24(月) 14:11:35 ID:/iRaz9lk
風呂から出た大和は、廊下で母の秋子に遭遇した。
『あら、今上がったの?』
『うん』
Vネックのニットセーターにハーフパンツ、ペールシナモンストッキングの格好は、秋子のスレンダーなラインがよく映えている。
『・・・どうしたの?』
大和は、自分の顔をジッと見ている秋子に尋ねる。
『目、赤くなってない?』
すると、秋子は顔を近付け、大和の目の周りを触りだした。
母とはいえ、まだ20代とあってこれほど接近されるとドギマギしてしまう。しかも、Vネックセーターから覗く胸の谷間が視界に入るのだから、余計に目のやり場に困ってしまった。
『だ、大丈夫だよ』
『そう?』
大和が何でも無いと伝えても、秋子は顔を覗き込んで離れない。
『何やってんの、そんな所で?』
二人が接近しているところへ、階段から降りてきた妹の碧が声を掛けた。ピンクのショートニットパンツにパーカー、ニーハイソックスと、ラフな格好だ。
『あっ、碧ちゃん。大和君の目が赤くなってるみたいなの。確かめてみて?』
『えぇ〜!?ヤだよ、そんなこと』
『碧ちゃん、そんな嫌がらなくても・・・』
間髪入れず断られ、秋子は困り顔だ。だが、困っているのは大和とて同じだ。碧に邪険にされるのは慣れているが、秋子との距離感はなかなか微妙なものだからだ。
『僕は別に何ともないから・・・』
『ほら、お兄ちゃんもそう言ってるし放してあげなよ』
『そう・・・?』
『気にし過ぎなんだってば』
そう説得され、漸く秋子の顔と胸元が大和から離れた。
『うーん・・・何かあったら、ちゃんと教えるのよ?』
『過保護だなぁ・・・』
半ば呆れ気味の碧は、その場を離れた。そして、秋子も碧の後をついていくように離れた。
『ふぅ・・・』
大和は、安堵の息をついて自分の部屋に戻って行った。
7
:
PON
:2013/06/24(月) 15:06:36 ID:/iRaz9lk
『あれっ、メールが来てる・・・』
発信者は菜穂であった。
『んっ?・・・!』
長文メールを読んでいる途中であったが、部屋の外に気配を感じ、布団を被った。
『起きてる?』
入って来たのは、妹の碧だった。
『ねぇ、電気点いたままだよ?』
大和が起きているのを知っていたのだろう、返事も受けずに中に入ってきた。
『もぉ、起きてるのは知ってるよ!』
そう言ったかと思うと、ベッドに飛び乗ってガバッと布団を剥ぎ取った。ピンクのショートニットに、ニーハイソックスを穿いた碧の姿が下から見える。それどころか、パーカーの下に着たインナーの裾から胸の膨らみまで覗いていた。
『あっ!』
『やっぱり起きてんじゃん♪』
碧はニマッと笑って、大和の上に跨ってきた。パンツの裾から肌色のナイロンと白いインナーが、そして服の裾から見える胸の揺れ具合が近付いたかと思うと、そのまま大和の顔の上に股間を押し付け、腰をグリグリと動かした。
『む、むぐっ!』
『キャハッ、あんまり動くと碧のアソコに鼻が擦れてくすぐったくなっちゃうよぉ〜』
頭を動かして抜け出そうとするも、太腿で顔を挟んでロックされていて抜けられない。
『どうせ、初めから気付いてたんでしょ?』
『ふぁ、ふぁぐ・・っ!』
『だ・か・らぁ〜、そんなに動いたら感じすぎちゃうってば♪ほらぁ、せっかくアソコに仕込んでおいたバイブが出て来ちゃったよ』
碧のニットパンツを膨らませる異物は、大和の口にガポッと嵌ってしまった。
だが、体術を心得ている大和は、碧のシャツを掴みつつ巧みに身体を動かして脱出を試みた。
『あんっ、碧から盗み取ったシャツが破けちゃうじゃない♪』
碧の脚の力が緩んだ隙を狙って、大和は頭を抜き取る。しかし、その拍子に碧の柔らかな胸が大和の顔を挟み込んだ。
『んぶっ!』
『菜穂ちゃんくらいに巨乳だったら、ぱふぱふできたんだけどね。でも、碧もしっかり成長しているんだよ?キャッ!』
碧の身体を無理矢理跳ね除け、なんとかして大和は逃れることができた。
8
:
PON
:2013/06/24(月) 15:32:43 ID:/iRaz9lk
『はぁっ、はぁっ・・・』
『そんなに嫌がらなくても良いじゃない?可愛い妹がここまでして誘惑してあげてるのに・・・あっ、さっきお母さんと会った時に言ったこと、まだ怒ってるの?』
ベッドの上でぺたりと座り込み、上目遣いに聞いてくる碧。両手を開いた脚の間に付け、腕で胸の突起を隠している格好は、何とも愛らしいポーズだ。だが、その布団の弾力に隠れて碧のワレ目からは大和の口を塞ぐほどの異物がひり出るという、異形な姿がある。
『母さんの時のことを知っているってことは、少なくともその時点で潜り込んでいたってことか・・・』
『ねぇ、どうして私が来ているって分かったの?』
『・・・』
問い掛けには答えず、ジリジリと距離を取ろうとする大和。
『碧のDカップオッパイまで見ておいて、今さらダンマリで逃げるつもりじゃないよねぇ?上から、81−55−81のスタイルをした成長途上の身体を見ておいてさ・・・』
『そ、そっちが勝手に見せて来てるだけじゃないか』
碧を相手にしている気分なだけ、まだ言い返せる余裕がある。しかし、いくら妹とはいえ、胸を露わにしながらニーハイソックスを脱ぐ仕草には凝視できずドギマギしてしまう。
そうしてソックスから抜き取った碧の脚は、ナチュラルベージュのストッキングに包まれていた。
『・・・きっと、あの時は母さんに変装していて、その後に碧と入れ替わったんだな』
『ククッ、ピンポ〜ン!大正解♪あの時の碧は、ストッキング穿いていなかったもんね☆』
『母さんと碧は・・・』
『私が本人に危害を加えないことは、お兄ちゃんだって良く知ってるでしょ?そんなことよりも、成長著しい碧の身体をもっと見てもらいたいな♪』
ニットパンツもストッキングも脱いで、一糸纏わぬ裸体を見せてくる。未開発の秘部には、悲鳴を上げそうなほどの極太の疑似男根が先端を覗かせていた。
『碧が変幻自在の怪盗さんに変装されるようになってから、バストが大きくなりっぱなしなの。さっき碧を裸にしたら、この通りまたサイズが変わってるし・・・これも、変装スーツ用の薬を作られるたびに優しく揉みしだかれてるせいなのかもね?』
乳首の突起を摘まんで、グイィィと引っ張る。中学生ながらDカップを誇るその膨らみは、すっかり伸び切った。
『そうそう、お母さんのオッパイはどうだった?Vネックのセーターにノーブラニプレスでいたんだから、ちゃんと眺めてくれたんでしょ?』
『な、何言って・・・』
『でも、碧と同じDカップのオッパイに見惚れているその下では、ハーフパンツにストッキングとインナーをたくさん穿いていながら、このバイブをモッコリさせていたんだよね〜。ねぇ、秋子の裸も見てみる?』
乳首を引っ張り続け、すっかり碧の胸は伸び切っている。
『そ、そんなの見たいわけないだろ!』
胸の谷間から秋子の変装を見せようとしていると思い、大和は慌てて拒んだ。
『なによぉ、妹の裸は見れるけど母親の裸には興味無いって?秋子に話したら、さぞかしショックを受けるだろうね。ククククク・・・』
『別に、そういう意味で言ってるわけじゃなくて!』
『クスッ、じゃあそういうことにしてあげようか。お母さんの裸に興味があるってことだしね♪』
ピーッと裂けた胸の谷間から覗くのは、秋子の変装だと言わんばかりの胸の膨らみだ。
『聞いた話によると、お母さんに変装しているのは、今日の朝にリニューアルした娘だって話だよ?もう、92センチまで大きくなったGカップ巨乳を85センチDカップのオッパイに隠してるみたいでね・・・』
『見せなくても良いって!さっき、中川さんからメールで教えてもらったから知ってるんだ!お前が扉の前に来た時に電波が圏外になったことで、こっちに来たって分かったんだよ』
『ふーん、やっぱり。そんなことだろうと思ったよ』
碧の顔でニヤリと笑いながら、その顔から頭を抜き取っていく。上半身が脱げて、何も纏っていない秋子の胸とニヤケ顔が現れる。
『大和君の携帯を圏外にした機械は、私のオッパイに貼った乳首の下に隠してあったようね?』
ペリリと乳首を外し、突起の内側に入れてあった黒い玉らしきものと取り出す。そして、それをいとも簡単に指で摘まみ潰してしまった。
『これで、アンテナは元に戻ったんじゃないかしら?菜穂ちゃんがメールを待っているかもね♪』
左右の乳首を取り外し、ニプレスも剥がした秋子がベッドにあった携帯を手渡してくる。腰から下はバイブを咥えた碧の下半身、そして上半身は胸を揺らした秋子の姿を直視できず、目を逸らしながら手を伸ばした。
だが、怪盗はわざとその手を避けて焦らしてくるのだった。
9
:
PON
:2013/06/27(木) 01:19:25 ID:/iRaz9lk
『そんなに目を逸らしていたら、眠らされても文句言えないわね?バイブ型の催眠スプレーと、秋子さんの85センチDカップ巨乳のどっちから噴射させてみようかしら?ククッ・・・』
大和は、その声にハッとして相手を見る。
『なーんてね♪残念ながら、バイブにもオッパイにも薬なんて一滴も仕込んでないけどね』
そこには、秋子や碧の表情を写し取ったかのようにニヤニヤと笑う菜穂の顔があった。左手は被っていた秋子マスクを持ち、右手は秋子のスキンスーツの首元を引き伸ばして、隠してある身体を見せている。
『う・・・あっ・・・』
菜穂の胸の谷間を見てしまった大和は、金縛りにあったように言葉を詰まらせた。
『こんなお決まりのお色気作戦に引っ掛かるなんて、大和も単純だよね♪』
目線を合わせ、菜穂の顔と胸元が拝めるようにしてくる。その体勢をキープしながら、秋子から脱皮を始めると、肩まで露出するボーダー柄の服を着た菜穂のスタイルが現れてきた。
『秋子さんのを脱ぐ前に、碧ちゃんの皮も脱がないと・・・か。いい、大和?ぜーったいに、私から目を逸らしたらダメなんだからね!』
『うっ・・・』
菜穂らしからぬキュートな仕草を見せながら、碧のスキンスーツを下ろしていく。ワレ目に刺さったままのバイブは、碧の秘部が剥がれようとも秋子のワレ目にギッチリと挟まれてあった。
『そうそう♪そうやって、菜穂のことをずっと凝視しているのよ?この綺麗な顔でも、Gカップ巨乳でも、まだ見えていないアソコでも、どこを見てても良いからさっ』
釘を差され、止む無く脱皮行為を見ていた大和だが、その視線はどうしても菜穂の顔や胸の谷間よりも股間のモノへと行ってしまう。あれほどの異物が、菜穂の局部まで繋がっているのかもしれないと感じたからだ。
しかし、その異物は秋子の皮が脱ぎ下ろされると同時に、ゴトッと床に落ちた。
『クスッ・・・菜穂の美脚と喰い込みを堪能するために、ストッキングとインナーを重ね穿きしてあるんだから、碧ちゃんが咥えてたバイブを挿入できるはずが無いってね♪』
そして、全てを脱ぎ終えた怪盗は、ボーダーピンクのニットワンピースを着た中川菜穂へと変装を遂げていた。
10
:
PON
:2013/06/27(木) 01:29:20 ID:/iRaz9lk
『どう?こんな服装の菜穂も良いでしょ♪でも、下はいつもみたいにハイレグビキニが喰い込んでるよ☆』
裾をチラリと捲れば、恥肉に埋もれるほどピンク色のビキニを喰い込ませた菜穂の股間がある。
『碧ちゃんが無理矢理バイブを埋め込んでくるから、これよりもっとスゴいことになってたのよ?おかげで、感じすぎちゃってさぁ・・・』
割れた恥肉に指を埋もれさせつつ、その喰い込みを直す。しかし、直した喰い込みもストッキングの上を滑って自然と皺を作り始めた。
『んっ・・・こんなもので良いかな。大和と怪盗レオンには、私のGカップ巨乳の魅力も味わってもらいたいからね・・・ほらぁ〜、こういうグラビアっぽいのも悪くないと思わない?』
ベッドに座ったと思うと、大和に向かって四つん這いのポーズになって見せる。そうするだけでも、ワンピースに隠れた股間には再びビキニが激しく埋もれていたが、正面に立つ大和からはそれが見えない。
『そうそう、携帯を返してなかったね。はいっ、ここに置いたから取りに来て?菜穂の胸のぬくもりが残っているうちに・・・ね♪』
眺め良く揺れる胸の谷間に手を忍ばせると、いつの間にやら挟んでいた携帯を取り出してベッドに置いた。
胸を寄せなくても挟むことができると知り、改めて菜穂の胸の大きさと質感の素晴らしさを実感する大和だが、それは彼女に変装した怪盗レオンとて同じであった。
『ねぇ、いいの?取りに来ないんだったら、私のモノにしちゃうよ?』
明らかに罠だと解っているのだから、簡単に取りに行く気にはなれない。そうこうしているうちに、菜穂は裾をまくって携帯をストッキングの中に忍ばせ始めた。
『携帯なんて咥えたら、菜穂のアソコがすぐに濡れてきちゃうね。防水携帯って、菜穂の愛液も防いでくれるのかな?大和はどう思う?ククククク・・・』
『そ、そんなの止めてくれよ!』
『大和が取りに来ないからだよ♪くふぅ・・・っ、ゴツゴツしたのがぶつかって気持ち良いよぉ・・・』
両手を股間に添えながら顔を赤らめるのを見て、菜穂の手を掴みに掛かった。しかし、それを待っていたかのように寸前に手を抜き取る。
『なーんて・・ね♪』
挿入していたと思われた携帯は、まだ手に隠してあった。それを再び胸に挟み入れたと同時に、大和の手を掴んでストッキングの中に導き入れた。
『うぁ・・・!』
『やっぱり、携帯やバイブなんかよりも男の手の方が感じちゃうぅ・・大好きな大和の手なら、なおさらだよぉ。ふぅぅ、んんんっ!』
すっかり濡れて準備万端な膣内に、大和の手が菜穂の手に引き摺り込まれた。抜こうにも、その細腕に込められた力がそうさせてくれないし、自在に蠢く膣襞が絡み付く感触がそれを忘れようとすらさせる。
二人分の手首を呑み込んで、すっかりガバガバに開かれている異形ぶりだが、菜穂が手を抜けば大和の手全体に全てが密着し、さらに襞から粘液が溢れ出る感触があった。
『菜穂が良いって言うまで、ぜーったいに抜き取ったらダメだからね?もちろん、菜穂から目を逸らしたりしても気持ち良いお仕置きが待ってるからね♪』
そうして、とうとう至近距離で綺麗な菜穂の顔や胸を拝むまでになった。
『それより、今こそ携帯を取り戻すチャンスなんじゃないの?』
胸に手を伸ばせば、すぐに取り返すことができる。しかし、服の中に易々と手に入れられるほどの度胸など、大和にあるはずもない。
『もぉっ、しょうがないな。これなら取りやすいでしょ?』
肩口まで開いているニットワンピースから腕を抜き取る。すると、服はスルリと脱げ落ちて、股間を隠すだけの役割となった。
『ほらぁ、これで上からでも下からでも好きな方から入れられるよ?』
胸が露わになると思われたが、実はもう一着白い服が用意されていた。ただ、裾は胸までしかなく、上もワンピース同様に肩がはだけるデザインなため、服と言うよりは水着と呼ぶ方が正しいくらいだ。
『自然と抜け落ちるまで待っていようなんて、浅はかな考えは止めることね。菜穂の巨乳の質感はそんなに甘いものじゃないし、今は両手がフリーだからいくらでも支えられるわ』
大和の手が挿入されているのも気にせず、腰を上下に動かし、胸を大きく弾ませるものの何も落ちては来ない。しかも、その胸を両手で抱えたりするのだから、携帯は完全に胸に埋もれて見えなくなっていた。
11
:
PON
:2013/06/27(木) 13:04:41 ID:/iRaz9lk
ベッドに身体を倒され、大和は完全に為すがままになってしまった。
『いつまでもウブなままだったら、菜穂とセックスするなんて何十年先になるかしらね?予行演習がてら、私で慣れておくことが大和の為にもなるってのに』
『そ、そんなの大きなお世話・・・んぐっ!』
『むふふっ♪』
大和の言葉を阻むように、怪盗は菜穂の顔で、菜穂の口で大和の口を塞いだ。舌が絡み付くのも拒めず、ピチャピチャと音が鳴る。
『菜穂からのセックスを断ろうだなんて、百年早いわよ?私が好きにして良いって言ってるんだから、素直に従いなさいよね!』
菜穂らしい口調で、怪盗は大和のことを見下ろす。その大和はといえば、滑らかな舌使いのせいで、すっかり戦意喪失寸前だ。
『なーんだ、大和だって準備万端なんじゃない♪そうやって素直じゃないトコロ、似た者同士ってわけね?』
大和の股間を摩れば、分身が怒張状態にあった。
『アソコから手を抜いても良いから、もっと遠慮なく勃起させちゃってよ。ここに、最高のズリネタがあるんだからさ♪』
菜穂のワレ目に咥え込まれた手をズルリと抜き取っていく。名器と称される襞が、抜けるのを名残惜しむようにさらに絡み付き、手には置き土産代わりの愛液が滴っていた。
『ほら、菜穂のエッチな液がついたこの手なら、簡単にシコシコできるでしょ?』
大和の上で四つん這いになる菜穂は、大和の手を掴んで眼前に見せた。
『それとも、菜穂が扱いた方が嬉しい?・・そうだ、私のアソコに一緒に手を入れたついでで、大和のも共同作業で扱こうか♪』
『えっ!?』
『ガタガタ言わないの!今日手に入れたばかりの、菜穂の92−56−86のスタイルを空いた手で弄っても構わないわ。つまりは、Gカップ巨乳に挟んだ携帯を取り返しても良いって言ってるのよ♪』
『う、うぁ・・・』
小さな服の胸元から、その揺れ具合が見えることで、余計に興奮を煽られた。
そこへ、菜穂の手に導かれた自分の手が、股間のモノに触れる。スウェットを下ろされて弄り回すのも、もう思うがままだ。
『まったく・・・この美巨乳を見るのも触るのだって初めてじゃないんだから、そろそろ慣れてくれない?』
『そ、そんなことできるわけない・・・』
『ククッ・・・まぁ、そういう反応の方が楽しくもあるんだけどね♪あ、ドクドクッて脈打ったよ?私のオッパイを見たからかな?それとも、二人の手でシコったせい?』
『・・・・・』
卑猥な言葉を並べられるのと、絶頂に達してしまった恥ずかしさに、大和はすっかりトーンダウンしてしまった。
『そんなこと、言わなくても分かってるでしょう・・・』
『えぇ〜?菜穂、アソコからこんなの生えていないから分からないよぉ〜。大和から直接言って欲しいな〜☆』
おどけながらジッと大和の顔を覗き込む。
本来見るべきは谷間に挟まれた携帯の方なのだが、少し動くだけで揺れる胸の先端が見えそうで見えない、まさにギリギリのラインの光景が、その目的すら見失わせる。
『そうだわ♪生えているような感覚があれば、大和と快感を共有できるかもね?』
『えっ?今、何て・・・』
『クスッ・・・私の綺麗な顔とGカップ巨乳に見惚れてるから、肝心なことを聞き逃すのよ♪』
ワンピースで隠れたストッキングに指を掛け、スルリと脱いでしまう。ペロンと見えた綺麗なヒップラインと共に、大和の手を咥えていた秘部も露わになった。
そして、腰を浮かせると、すっかり元の狭い形に戻っているワレ目にそそり立つ大和のモノを導き入れるのだった。
12
:
PON
:2013/06/27(木) 13:05:13 ID:/iRaz9lk
『ふぁ・・っ、何して・・・』
『言ったじゃない♪大和のがドクドクッて脈動した理由を知るには、私も男のモノを生やした気分になったら分かるかも・・って。だから、大和のを咥えてみてるの☆』
グニュグニュッ・・と絡み付く菜穂の名器を味わうのは初めてではない。だからといって、これほどの名器が締め付けて快感を与えてくるのを耐えられるものではなかった。
『大和のを咥えるのって、何日ぶりかな?達也とか浩輔のも咥えさせられたけど、人間のに限ったらやっぱりカレシのが良くフィットするね。一番感じさせてくれるのは、怪盗レオンが用意してくれたバイブとかスプレー容器だけど♪』
『な、なっ・・・!』
『心配しなくても、菜穂の姿でセックスなんてしてないわ。菜穂が他の女に変装している状態で、男のを咥えただけよ』
そう言ったかと思うと、背中に何層かの裂け目を作っておもむろに脱皮を始めた。頭が脱げて、胸を隠していたシャツと一緒に上半身も脱いでしまう。谷間に挟んであった携帯も、服の中にあると思われるが、脱げた皮と服のどこかに埋もれて判別できない。
『言うまでもないけど、ちょうどこんな感じで・・・ね☆』
髪を振り上げて見せた顔もまた、菜穂のものだ。
チューブトップのビキニを身にしただけの胸は、隠し切れない布地の下で大きく縦横に弾む。そして、大和のモノを咥えた膣襞も蠢いて、絶頂に導こうとする。
『ま、また中川さんに・・・』
『別の男が私とセックスしても、菜穂が名器の持ち主だってことは分からないわ。まさか、目の前で男根を咥えた顔見知りの女のアソコ深くに、菜穂のがあるなんて誰も想像しないものね』
背中のたわみはまだ残っていて、その部分に手を伸ばしてマスクと皮も脱げば、ネックストラップのビキニを着た菜穂の変装姿が現れる。
『つまりは、菜穂のオッパイとアソコを自由に弄んで良いのは、私だけのご主人様・・・怪盗レオンと大和だけってことよ♪』
これだけ脱いでも、まだ菜穂の背中はたわんでいる。もちろん、脱げども脱げども、現れる菜穂の顔もスタイルも、全く変化が無い。
下半身には何も穿いていないが、上半身には胸を隠すためのアイテムが何かしら身に着けてある。だが、今着ている裾の短いタンクトップも含めて胸を隠すというよりはチラ見せするために着ている程度のものばかりだ。
『これで、4着連続で菜穂の皮を脱いだわ。これで、大和のシンボルは4人の菜穂のアソコに挿入してるってわけだけど・・・果たしてあと何枚、中川菜穂の変装を隠してあるのかしら?気に入られると、こんなに重ねられちゃって大変だよ。ククククッ』
自分の顔の前に手を翳して、大和の目の前で握り潰して見せる。美しい菜穂の顔は、一瞬にしてクシャッと崩れてしまった。パーツの穴の向こうに僅かに見える顔も、きっと菜穂の顔なのだろう。
もちろん、ゆるい胸元とザックリと脇の開いたパープルのタンクトップの下で存在感を放つ菜穂の美巨乳の内側でも、同じ美巨乳が隠れているはずだ。
『・・・そうそう、大和にとって重要なことだけど、菜穂のスキンスーツを作った今日の朝時点では、まだ処女膜は破られていないから安心しなさいよね♪』
膣奥までズップリと咥え、股間を密着させながらグリグリと腰を動かす怪盗。いくら、菜穂の顔が歪み切っていても、菜穂の胸が服の上と左右から見え、さらに分かっているだけも4人分の菜穂の膣襞が四方八方から締め付けるのだから、大和の腰も自然と浮いてくる。
『クスッ、自分から腰を振り始めちゃって♪そんなに、菜穂のアソコの奥まで突き刺したいの?』
そのようなつもりは無いのだが、自分の意思と関係なく菜穂の膣奥を求めて大和の身体は動いていた。
13
:
PON
:2013/06/27(木) 13:06:00 ID:/iRaz9lk
『ちょっと待ってよ!私の顔も見ないでイクなんて、許さないわよ?』
腰をグラインドする怪盗と、快感を求めて腰をぶつける大和。だが、まさに絶頂寸前といった所で、怪盗は腰を浮かせて亀頭を僅かに挿入させるポジションを取った。
『こんな状態で精子飛ばされても、私は少しも満足なんてしないからね!』
菜穂の声、菜穂のスタイル、菜穂の秘部、どこを取っても中川菜穂に化けているのは承知しているのだが、肝心とも言うべきその顔は、握り潰された時のままだった。
『鏡が無いと上手く被れないから、大和の手で直してくれないかな?』
『そ、そんなの・・・いつも自分で簡単にやってるのに・・』
『大和にちゃんと被せて欲しいって言ってるの!菜穂のアソコの中でイキたくないの?』
これまでと違い、マスクと身体が分離しているため、首のエッジが浮いてずれ上がっている。スタイルとのギャップを伴う美しい童顔は、生気を感じさせぬ上に口や目のパーツがズレていて、とても美しいとは言えない。マスクエッジの下やパーツの穴から見える肌の持ち主もまた、菜穂なのだろうと想像し、この目で確かめて見たい好奇心にも駆られながら、素直に手を伸ばした。
『この下も菜穂の顔だけど、勝手に捲ったりしたら承知しないからね?』
大和の心を読んだように、釘を差してくる。その代わりとでも言うのか、首から下を浮かせて見せれば、確かに菜穂のサイズと思しき美巨乳が、色違いのタンクトップの中で揺れて見えた。
『ねぇ、そんな汚い物を摘まむようなやり方、止めてくれない?菜穂の顔は怪盗レオンにも気に入られるほど綺麗なんだからね。それと、寝転がったままだと上手く被せられないわよ?』
崩れたままの菜穂の顔の奥から、菜穂の籠った声が聞こえ続ける。
『クスッ、抜け出ちゃうのがイヤなの?だったら、もう少しだけ腰を落としてあげるわ』
ズニュッ・・と膣内に半分ほど埋もれさせてやる。大和の顔が悶えるように歪んだ。
『さぁ、早く直してよね』
まるでキスをせがむように顔を向けてくるも、その顔はただの皺の浮いたマスクであって、とてもグロテスクだ。せめてもの慰みにというのか、大和は菜穂の胸元に視線をチラチラと向ける。だが、そことて首の皮を浮かせ、服の下で揺れる菜穂の胸と、菜穂の胸の内側で揺れる菜穂の胸の4つの双丘があり、結局はその奇妙な光景から目を逸らすことはできなかった。
『あのさぁ、もっと手早くやってくれない?菜穂が短気なの、大和だってよく知ってるでしょ?』
次第に、顔のあるべき場所にパーツが貼り付き、菜穂の顔の原形が出来上がっていたのだが、どうしても顔に浮かぶ皺が残ってしまっていた。頬を伸ばせば口元が、目元を合わせれば鼻の位置が、とズレが生じてしまうのだ。
『こ、こんなのやったことが無いんだからしょうがない・・』
『あらっ、大和のくせに口答えなんてするつもりなの?良い身分になったもの・・・ね!』
『ひゃぅ・・・ぅ』
菜穂は、腰を落として大和のモノを根元まで咥え込んだ。突然襲う快感に、力が抜けてしまう。
『ククッ、情けない声出さないでよ♪大和の期待に応えてあげたっていうのにさぁ』
菜穂の襞が、大和の快感を煽るように絡み付く。しかし、二度ほどピストン運動をした所で、再び動きを止めた。さらに逞しく勃起した分身は、またも菜穂の膣内に半分ほど埋もれた状態となる。
『ねぇ、手が止まったままだよ?こうすれば、すぐに皺が取れて菜穂の綺麗なお顔が元通りになるのも早いから試してみなよ』
せっかくここまで復元させたが、怪盗はマスクのエッジを掴んでグイッと引っ張り下げた。皺の浮いた顔が一変して、何の造形も無い平たいゴムのようになってしまう。
『はいっ、ここから始めてみて?ほらぁ、早く!』
菜穂の語気が強くなり、渋々ながらエッジを掴む。これまでよりも、グニュッ・・とした感覚が強く伝わって気持ち悪さを覚えた。
14
:
PON
:2013/06/27(木) 13:07:22 ID:/iRaz9lk
『そうそう、やればできるじゃない♪』
顔を撫でつつ、残ったズレを丁寧に戻していくうちに、漸く菜穂の顔が元に戻った。
『ふぅ・・・』
『私も、ずっと中腰だったから疲れちゃった♪んんっ・・・』
『うっ!』
菜穂が腰を落とすと同時に、大和は小さく声を上げる。挿入しかけのままだった菜穂の膣が、またも根元まで肉棒を咥えたのだからそれも仕方がないのだが。
『ふぁ・・・大和のが、菜穂のアソコの奥深くまでぶつかってるわ♪あとは、携帯を取り返せば終わりだね。私のことは気にしないで、早く探したら?んふっ・・』
『ちょっ・・・今は止め・・・』
携帯の在り処は凡その見当がついている。しかし、菜穂が大和の両脇に手をついて腰を上下に動かすものだから、菜穂の胸が服の内側で大きく揺れるのが見えるのと、無数の襞が与える快感が襲って、探すどころではなかった。
『なんでぇ?菜穂のマスクを戻してくれたご褒美をあげてるんだから、素直に好意を受け取ってよ。大和だって・・・んっ、菜穂の喘ぎ声を聞きたいでしょ?』
タンクトップの脇から片手を忍ばせ、縦横に弾む胸を愛撫する。
『ひゃん・・・っ!大和のが突き上げてくるだけでも気持ち良いのに・・オッパイまでなんてぇ・・・んっ!乳首がコリコリになってきちゃった・・』
完全に動きが止まった大和の手を掴み、脇の下から潜り込ませた。確かに、手に収まらないほどの巨乳の先端が固くなっている感触がある。
『ほらぁ・・ねっ♪大和のみたいに、勃起してるでしょ?もう、携帯なんて後回しにして、菜穂とのセックスを楽しもうよ。あっ、ソコぉ・・・もっと強く摘まんで欲しいのぉ〜』
さっきは、さっさと探し出せと言っていたのに、勝手なこと言うな・・というのが、大和の思いである。
しかし、それを伝えるよりも先に、菜穂の行為によって敢え無く絶頂に達してしまうのだった。
15
:
PON
:2013/06/27(木) 13:07:57 ID:/iRaz9lk
『これで、5回目だっけ?よく頑張ったね、大和♪』
『・・・』
『なによぉ、これだけアソコの中に出しておいて、気持ち良く無かったっていうの?』
息の掛かるほど近くで、菜穂が膨れっ面を見せている。すると、腰を少しだけ動かす。未だに挿入したままの互いの股間から、グチュッ・・と粘着質のある音が鳴った。
『ふぅっ!・・・そ、そういう話じゃないでしょう・・・』
『じゃあ、どういうイミ?』
今の大和は、菜穂の密着を完全に許してしまっていた。しかも、そこから離れることができない。何度もセックスを強要されて疲労していることもそうだが、菜穂の着ているタンクトップに上半身を入れられているのも理由の一つだ。
『この服、とっても伸縮性があるから、セックスしたり身体を起こしたところで、少しも破れたり伸び切ったりしないの。スゴイでしょ?』
『っ・・・そんなこと、今さら言わなくとも、さんざん思い知らされてますから・・・』
菜穂が手をついて身体を起こそうとしても、膣内に分身を挿入させられた大和も一緒に持ち上がる。少しばかり開いた互いの身体の空間では、菜穂の胸が大和の身体から離れるのを拒むようにして触れており、その先端は見ることができなかった。
そして、見えない下半身では依然として脱ぎ掛けのワンピースに、同じく脱ぎ掛けの菜穂の抜け殻が垂れ下がって、大和に触れている。
『ふぅーん、ツレない反応ね?そんな冷たくするなら、さらに5回イかせちゃうぞ?』
菜穂の身体を使えば、何度でも精液を出させることができると自慢しているかのように笑みが浮かぶ。
『もう、無茶苦茶だよ・・・』
『そんなこと無いわよ?もう、菜穂のアソコの中が大和ので広げられてきてるのがよーく分かるもの♪』
『それは、あなたのせいで・・・』
卑しく笑いながらも、自在に動く膣襞で刺激を与えるのだから、誰しもがそうなってしまうだろう。
『ねぇ?もう、こんな不毛でキリの無いお話は止めにしない?』
『それも、全部あなたの気分次第・・・むごっ!』
『おしゃべりなお口は、私の92センチGカップ美乳で塞いであげるんだから・・・ねっ♪』
大和の口を、菜穂の右胸がガポッと塞いだ。
『むむぅ・・っ』
『鼻で呼吸すれば、息苦しくなんてならないわ。ぁ、ふん・・・舌でそんなに乳首を転がしちゃダメぇ〜☆』
胸を押し付けたり、谷間に挟み込んだりと、自慢の美巨乳を思うまま操りながら、残りわずかな精液を搾り取りに掛かる菜穂。
やがて、大和の身体は精も根も尽き果ててしまうのだった。
16
:
PON
:2013/06/27(木) 13:26:28 ID:/iRaz9lk
『まったく・・・身体のあちこちが痛いし、ヒリヒリするよ』
駅の改札で佇む大和は、その場で軽く屈伸をしたり肩を回していた。しかも、身体がズッシリと重くなったような倦怠感も残っている。
『これも、怪盗の仕業とはいえ・・・僕の意思の弱さも原因だよなぁ。結局、起きたら朝になってたし』
あれほど菜穂とのセックスを強要されたが、ベッドや部屋を荒らされた形跡は無く、脱いだ衣服や皮も残っていなかった。
『それにしても、あの後・・・いつ頃に解放されたんだろう?ただ、コレを取り返すだけの目的だったはずなのにな・・・』
奪われた携帯は、しっかりと机の上に置かれていた。
心配してメールを送ってくれた菜穂に返事もできぬまま、今に至るわけだが、怪盗レオンの手に堕ちていたのだから、どうしようもなかった。
『だいたい、中川さんの身体を利用して、あんな所へ仕込むなんて卑怯だ・・イテッ!』
手にある携帯が、菜穂の胸の谷間に挟まれていたことを振り返りながら呟く大和だったが、突然誰かが後頭部を思い切り叩いてきた。
『何が卑怯だって?私の気も知らないでさぁ!』
『な、中川さん・・』
振り向けば、改札から出て来た中川菜穂が膨れっ面で立っていた。手にした鞄で、思いっきり叩いたようだ。
『いや、そういうことじゃなくて・・・』
急いで弁解しようとする大和だが、菜穂の目をよく見てみれば、明らかに疲れの色が浮かんでいた。
『・・・・・』
『何、ジロジロ見てるのよ!そんなに寝不足の顔が珍しい?』
『い、いえ。そういうわけでは・・・』
『勉強のし過ぎで眠れなくなったの!それより、話は後でジックリと聞かせてもらうわ。早く行くわよ!』
不機嫌な菜穂の剣幕に気圧され、大和はスゴスゴと後をついて行くのだった。
17
:
PON
:2013/06/27(木) 13:27:38 ID:/iRaz9lk
『何で、そんなに離れて歩いてるのよ?』
『え?いや、そんなつもりは・・・』
『それだと話できないでしょ?昨日あったこと、教えてよ』
声のトーンが落ち着いていることから、大和の無事を確認できた分だけ機嫌も直りつつあるようだ。それを察して、大和は菜穂の横に並んだ。
『僕に何があったかは、知っている・・・んだよね?』
『当たり前でしょ!いつも来るはずの返事が無かったんだから』
聞く覚悟はできているようだが、だからといって詳細を話すのは得策ではないと思った大和は、核心を避けながら伝えた。
『・・・そんなわけで、中川さんの他に母さんと碧に化けて、自慢の変装を見せ付けてきたよ』
『ふーん・・・それで全部なのね?』
『う、うん・・・』
『あっそ・・・ならば、そういうことにしておいてあげる。もし、それ以上のことがあったとしても聞きたくも無いし』
大和の思いを見透かしているのか、怪盗レオンがそれくらいで終わりにするはずが無いと思っているのか、とにかく、その程度で終わった訳ではないと、うすうす感付いているようだ。
まさか、菜穂らしからぬ痴態を晒しながら、10回近くもセックスして、全て膣内に精射したとは思いもしないだろうが。
『でも、僕の家に来る前に中川さんの家に立ち寄っていたなら、中川さんだって同様の被害に遭ったんじゃないの?』
『遅い!』
『え!?』
『聞くのが遅いって言ってるの!私のこと、心配じゃないの?』
『し、心配に決まってるさ!』
『だったら、真っ先にそれくらい尋ねてくるのが彼氏ってものでしょ!アイツが居なくなってからだって、メールか電話するくらいの時間あったはずでしょ?』
『いや・・・その、あまりに時間が遅かったから・・・』
『そりゃあ、携帯が繋がらなくなった時点で、大和がどうしようも無くなってるとは思ってたけどさ。ただ、心配している方の身にもなれって話よ!』
そこまで言われて、寝不足の理由が勉強で無いことを改めて理解した。そして、機嫌が荒れている理由も、自分の不手際にあったと反省するのだった。
18
:
PON
:2013/06/27(木) 13:28:54 ID:/iRaz9lk
『もういいわ。人付き合いの苦手な大和だし、少しずつ勉強していってくれれば』
『ご、ごめん・・・』
『だから、謝らなくて良いって言ってるの!ただ、周りはアンタが思っているよりも見てくれているってことよ。だから、塞ぎ込む余裕があったら、もっと視野を広くもつことね』
『わ、わかりました。・・・それでは、今さらで申し訳ないけど、中川さんはどうだったのか教えてください!』
菜穂なりの励ましを受け、大和もこれ以上ウジウジするまいと、顔を上げた。
『固っ苦しいわね〜・・・』
『そ、そう?僕なりの誠意で言ったつもりなんだけど』
『伝わってるわよ、クドいくらいにね』
呆れ顔の菜穂に、どうしたらよいものかと思案する大和。
『まったく、私もどうしてこんなヤツのことを好きになっちゃったんだか・・・あっ!』
思わず呟いた言葉に、菜穂は思わず顔を赤らめた。
見れば、大和も突然の告白にドギマギしている。
『ちょっ・・・い、今の聞いちゃった?』
『うん、ハッキリと・・・』
『・・・・・』
『あ、ありがとう!僕も、中川さんのこと大好・・・』
『わ、わかったわ!そんなこと、今ここで言わなくても良いから!』
状況を考えろと言わんばかりに、急いで大和の口を塞ぐ。怪盗に気に入られるほどの美巨乳が身体にぶつかるも、菜穂にとってはそれどころではないようだ。
一方の大和は、怪盗の変装ではない、菜穂本人からのスキンシップに、これまでにない興奮と喜びを感じて舞い上がった。
『でも、本当に僕の気持ちは・・・』
『とにかく!私のことを想ってくれてるなら、こんな所で言わなくていいってば!それよりも・・・』
『・・・それよりも?』
『そろそろ、呼び方を何とかしてもらいたいわね』
『呼び方?』
視線を泳がせ、照れ混じりにそう話す。
『クラスの中でならそれでも構わないけど、二人きりの時まで名字で呼ばれるのはどうなの?ってこと。他人行儀じゃない?』
『あぁ・・・』
恋愛事情には、とことん疎い大和だが、ここまで言われればさすがに理解できた。
『もっと、親密な関係に相応しい呼び方ってことだね?』
『だーかーらー!わざわざ、いちいち解説しなくて良いんだってば!』
鈍い大和のことを、菜穂は思い切り小突いた。
『それで、中川さんは何て呼んで欲しい?』
『・・・・・はぁ』
それを大和自身に決めてほしいと言っているのだが、真意まで理解してくれない大和に呆れていた。
『へぇ〜。少し見ない間に、随分と仲睦まじくなったわね?』
『ぴゃっ!』
『えっ?』
振り向けば、後ろには二人の学生が立っていた。
『随分と可愛い声上げたわね・・・』
『は、春佳先輩!』
『あ、三浦先輩も・・・』
『よっ!』
挨拶を交わすのは、2年の平井春佳と三浦一樹だった。
以前は、春佳が一樹にフラれたことでギクシャクした関係に陥ったが、時間の経過とともに、すっかり以前の関係を取り戻していた。
『ぬ、盗み聞きですか!?』
『そういうつもりは無かったんだけどね。いつもツンツンしてる中川さんが、あまりにコミカルに動いてて可愛かったんだもん』
『コミ、カル・・・』
可愛い、コミカルだ、などと言われたことが無かっただけに、菜穂には恥ずかしさが込み上げていた。
『そ、それで、いつから・・・?』
『“まったく、どうしてこんなヤツのことを・・・”の頃だったかな?ね、カズキくん?』
春佳は、菜穂の口調を真似つつ、一樹に話を振った。
『あれっ?鹿島が、中川さんを何て呼ぶかって話辺りじゃなかったっけ?』
恍けたことを言う一樹だが、春佳がそれよりも前の会話を知っているのだから、今さら聞くまでも無いということだ。
『あ・・・あ・・・・・』
菜穂は、すっかり目が点になり、口をパクパクと動かしていた。まるで、気が抜けてしまったかのようだ。かと思えば、さらに恥ずかしさが込み上げたのか、一気に耳まで赤くなった。
『あっ、蒸気噴いたみたい・・・』
『ちょっ、中川さん!?』
ポヒーーッ!と音が鳴ったと思うほど、硬直していた菜穂の身体が再び脱力し、そのまま大和にもたれ掛った。
『ロボットでも見てるみたいだな?中川さんて、こんなユニークな子だったっけ?』
おもちゃでも見ているかのように、春佳と一樹は菜穂の挙動を面白がっていた。
19
:
PON
:2013/06/27(木) 13:30:26 ID:/iRaz9lk
『・・・何だか、中川さんの周りだけ真っ白に燃え尽きたようだな』
『そうだね』
『誰のせいですか・・・でも、大和にも責任あるんだからね』
ベンチに座った菜穂の抗議の言葉には、いまいちキレが無い。
『ご、ごめん。早く決めていれば・・・』
『だからぁ〜、問題はソコじゃないんだってば』
もう、責める気力も残っていない。それだけは明らかだ。
『クスッ、大和くんて、意外と天然だよね♪』
『意外ってほどでも無い気がするけど。ソコにウブの要素が足されるんだから、中川さんも苦労するわな』
『えっ?僕って、そうなんですか?』
菜穂が大ダメージを負ったためか、今度は大和に矛先が向き始めた。
そんな二人に、菜穂はジロリと睨みをきかせる。
『あ・・・ゴメンゴメン』
『典型的なツンデレ属性だな』
ボソッと一樹が呟く。
『何か言いました?三浦センパイ!』
『いや、何にも言ってないぞ?それより、回復したならもう行こうぜ?』
不機嫌に戻ってしまった菜穂をいなしつつ、促された全員は再び歩き出した。
20
:
PON
:2013/06/27(木) 14:43:10 ID:/iRaz9lk
『ところで、菜穂ちゃん。最近、どう・・?』
『・・・何がですか?』
機嫌を窺いがてら話題を振った春佳だったが、その様子は素っ気ない。
『アイツのことに決まってるわ。一昨日、妹の夏穂に変装して私の前に現れたの。その直後に私に化けて、“この変装は、今日盗み取ったばかりだから何もかも私と同じだ”なんて自慢しながらさ。暫く現れないから安心してたのに・・・』
『あっ、それって私と同じです。私と大和も、昨日・・・あ・・・』
『えっ、菜穂ちゃんもだったの?』
春佳も同じ目に遭わされたと聞き、思わず食いついてしまった菜穂。怒っていたのも忘れて話したことが、バツが悪いと感じているようだ。しかし、春佳がすかさず会話を繋げたため、もう諦めるしかなくなった。
『お姉ちゃんに変装して私の前に現れたと思ったら、私に化けて、その後に大和の家に行ったみたいなんです。大和に気を付けるようにってメールしたけど、アイツったら今日会うまで返事すらよこさなかったんです。こっちは、心配で眠れずにいたっていうのにですよ?』
『うわぁ・・・それは大和くんが悪いわ』
『ごめんなさい・・・もう、返す言葉も無いです・・・』
『まぁまぁ。全部が全部、鹿島のせいってわけでも無いんだろ?』
反省頻りの大和を見て、不憫に思った一樹が助け舟を出す。
『それはもちろんですよ!元を辿れば、アイツがやったことですから。私だって、別に大和を悪者に仕立てようってわけで言ってるんじゃないのに、大和がハッキリしないから・・・』
奥手な大和に焦れったさを感じている。それを見た春佳と一樹は、クスリと笑い合った。
21
:
PON
:2013/06/27(木) 14:43:52 ID:/iRaz9lk
『春佳が一昨日で、二人が昨日・・・今日あたり、俺の所にも来るつもりじゃないだろうな?』
『うーん、集まって対策会議でも練っておく?あの変装を見破るのは至難だし、所詮は付け焼刃にしかならないだろうけど・・・』
『あっ、“集まる”で思い出した!亜衣センパイから、“家に集まろう”って誘われたんだ・・・』
会話に春佳たちが加わったことで後回しにしてしまった話題を、ふと菜穂が口にした。
『亜衣センパイって、部活の先輩の?』
『他に誰が居るっていうのよ?』
『それは、ごもっともで・・・』
『明日、家で働いているお手伝いさんたちが全員来るから、紹介したいんだって』
尻に敷かれた大和が面白いようで、後ろを歩く春佳たちはニヤニヤと笑い合う。
『それで、春佳先輩たちも・・・って、どうしたんです?』
『うぇっ!?ううん、なんでもないよ?』
不意を突かれ、春佳の声が裏返った。一樹が、後ろから鞄で小突く。
また、冷やかそうとでもしていたのかと、菜穂はジトッとした視線で睨んだ。それを、苦笑いで躱そうとする二人。
『じゃあ、いま私が何を話してたのか言ってみてください』
『え?・・・えっと・・』
冷ややかな視線を浴び、困惑した様子の春佳。
『部活の先輩に、家に来るよう誘われたんだろ?でも、それっていつなんだい?』
『そうそう!バスケ部の河原亜衣さんだよね』
抜け目なく耳を傾けていた一樹の言葉に、春佳もすかさず同調する。ズルいな・・と不満げな表情を見せつつ、
『あ・・・明日の話ですけど』
ボソリと、菜穂は呟いた。
『明日かぁ〜。明日は部活があって抜けられないんだよな〜。今日だったら、対策も取れて助かるんだけど』
『でも、一樹くんなら怪盗の対象外なんじゃない?私たちと比べたら、接触される頻度は随分低いし・・・ちなみに、明日なら私は空いてるよ』
『僕は、明日柔道の稽古が・・・』
『何言ってんの?大和に拒否権なんて初めから無いわよ』
菜穂は、しれっと大和の意見を却下した。
『えっ?』
『大和は、強制参加だって言ってるの。何か文句でもある?』
『あ、でも・・・明日は大会前の最後の稽古で・・・』
『まさか、来ないだなんて言うはず無いわよね?まだ、昨日のお詫びだってしてもらってないんだし』
『う・・・』
それを言われてしまうと、もう何の主張もできない。
『クスッ、大和くんも参加で決まりだね♪・・でも、私までついて行って良いのかな?』
『大丈夫ですよ。亜衣センパイは、そういうの気にする人じゃないですから』
『そっか♪河原先輩って、お嬢様なんでしょ?どれくらいの豪邸に住んでるの?』
『それが、まだ私もお邪魔したこと無いんですよ。新聞部の人とか、藤代先輩たちと仲良しの生徒会の人は何度か行ったみたいなんですけど』
『へぇ〜、菜穂ちゃんたちが行っていないのは意外だな。怪盗の言動とか、警察署で話してた様子からして、すごく気に入られてそうじゃない?』
『・・まぁ、文化祭の準備とかでもコスプレさせられて、すっかり亜衣センパイのオモチャになってますけど・・・』
春佳と菜穂は、すっかり明日のことで盛り上がっている。
『あ、あの・・・』
完全に口を挟む余地が無くなった大和の肩を、一樹がポンポンと叩く。そうして、大和は稽古を休むための言い訳を考えるのだった。
22
:
PON
:2013/06/28(金) 14:40:38 ID:/iRaz9lk
『ねぇ、亜衣。この前の新聞部の人たちと違って、今日は落ち着いた女子会になりそうだね』
『あの・・・一人だけ男子が入っているんですけど・・・』
『そんなの、気にしない気にしない♪』
大和の性格は知られているせいか、大和を男子扱いしてもらえていないようだ。
『三人とも新聞部じゃないんだよね?』
『はい。大和と私がクラスメイトで、春佳センパイはあることがきっかけで仲良くなったんです』
『あぁ、警察署に呼ばれた時のこと?』
『えぇ、まぁ・・・そんなところです』
前を歩く河原亜衣、西浦琴海、中川菜穂の三人がそんな会話をしている。一方、その後ろでは、平井春佳、鹿島大和の二人が違う話をしていた。
『ねぇ、大和くん。怪盗って、現れたりするのかな・・・』
『僕もそれを考えてました。きっと、中川さんも同じ不安を抱いてると思いますが』
『現れるとしたら、どっちの怪盗だろう?まさか、両方ともなんてこと無いよね?』
『それは何とも・・・ただ、今日のことは知られているでしょうし、怪盗が出没する可能性も高い気がします』
『私たちが河原さんの家に行くなんて、アイツにしてみたら楽しいイベントの一つになるってことね』
『正体を明かして来るか、何食わぬ顔で紛れ込んでそのままか・・・これも、怪盗の気分次第でしょうね。春佳先輩の鋭い洞察力が発揮される、良い機会とも言えますが』
『やめてよ、私そんなの持ってないよ』
『でも、今村警部と怪盗レオンからのお墨付きですから。この前、怪盗が言っていたんですけど、藤代先輩もかなりの直感を持っているらしいですよ?』
『喜んで良いんだか、照れて良いんだか・・・よくわからないよ』
冴えない笑みを見せる春佳に、大和も何とも言いようのない苦笑を浮かべる。前を歩く菜穂は、その様子をチラチラと窺っていた。
23
:
PON
:2013/06/28(金) 14:43:09 ID:/iRaz9lk
『うわぁ・・・』
菜穂、春佳、大和の三人は、家の広さに感嘆の声を漏らした。
『へへ〜、広いでしょ?奥の建物や庭も含めて、全部がこの家の敷地なんだから!』
琴海が、誇らしげに胸を張る。
『何で、琴海が自慢するのよ?』
『別にいいじゃん!私だって、ここの関係者なんだから♪』
『ただの使用人だけどね』
『それは言わない約束じゃないですかぁ〜、亜衣お嬢様っ♪』
『琴海こそ、私を“お嬢様”って呼ばなで!って約束はどうしたのよ!』
『あれぇ〜、そんな約束したっけ?』
『あっそ・・・そういえば、パパがメイドを雇い過ぎたなんて話をしてたっけな〜』
『ちょっ、ちょっと待ってよ!その話、冗談にしては笑えないよぉ!?』
『でも、一人くらい辞めてもらっても困らないと思わない?ねっ、琴海?』
肩をポンポンと叩かれ、琴海の表情が引きつる。
『亜衣・・ちゃん?それ、マジで言って・・る?』
『まぁ、そんなこともある“かも”ね〜☆』
『あ・・・亜衣〜!!』
『キャーッ!大和くん、助けてぇ〜♪』
『えっ!?何で、僕が?』
『だって、格闘技習ってるんでしょ?菜穂ちゃんから教えてもらったよ?』
『だからって・・・』
『大和くん、そこをどきなさい!そこのオテンバお嬢様には、キツーいお仕置きをしてやるんだから!』
大和は、すっかり二人の馴れ合いに巻き込まれてしまった。
『菜穂ちゃん、さっきの会話・・・気になる?』
『え・・・そんなの、別に・・・』
『クスッ、菜穂ちゃんらしいな。・・・ただ、アイツが出没するのかな?って話をしてただけだよ。それで、菜穂ちゃんもそれを気掛かりに思っているんじゃないか?って』
菜穂の性格も熟知している春佳は、そう言って疑念を払拭させてやった。
24
:
PON
:2013/06/28(金) 14:46:33 ID:/iRaz9lk
『あっ、亜衣さん。お帰りなさい』
声を揃えて迎えたのは、那須野花音と神宮寺霧乃だった。
『ただいま〜。・・・菜穂ちゃんたちにも紹介するね。この前、新しく入ったばかりの花音ちゃんと霧乃ちゃんだよ』
『初めまして。亜衣さんのご学友の方々ですね、よろしくお願いします』
『あ・・・いえ、こちらこそお世話になります』
互いにペコリと頭を下げる。
『私たちは、いつもの所でお茶してるから、落ち着いたら顔出してね♪』
『花音さん、霧乃さん、私も着替えたらお手伝いしますんで』
『はい』
ニコッとたおやかな微笑みを返し、花音と霧乃は五人を見送る。
『じゃあ、亜衣。私は先に行ってるから』
そうして、琴海だけは足早に家へと入っていった。
『ククッ、やっとお出ましか。待ちくたびれて、コレクションをリニューアルしまくっちまったぜ。メイドだけじゃなく、他の女たちもたくさんと・・な』
達也の父親の秘書、海原恵が空き部屋の窓からニヤニヤと笑いを浮かべて外を見ている。
『コイツで、この屋敷のメイドたちはコンプリート・・私は、この屋敷にいる誰にでも変装して堂々と出歩ける・・・ってね♪』
様子を窺いながらその裸体をスキンスーツに収めると、男根を模ったバイブがクレバスを貫き、恵とは別の女性の裸体が出来上がった。そして、異物を押し込むべくストッキングなどを重ね、メイド制服を纏っていく。異物が秘部を刺激する感覚と、胸の揺れ具合を眺められる楽しさのせいか、恵の表情は不敵に歪む。
『あなたは、暫くここで眠っていてね。私の気分次第では、すぐに違う女性が起こしに来てくれるかもしれませんね。ククククク・・・』
手にしたマスクを被り、鏡の前で微調整を施すと、乳首に刺したイヤホンを耳に装着した。準備が整い、服の上から身体を撫でれば、恵と同じ表情で笑うメイドの姿があった。
25
:
PON
:2013/07/12(金) 23:29:59 ID:/iRaz9lk
琴海は一足先に着替えに行ったため、一行は亜衣を先頭にして歩いていた。
『ねぇ、気付いた?』
『・・・ってことは、やっぱりそうだったんだ?どこかで会ったような記憶があったけど』
菜穂の問い掛けを受け、既視感は正しかったと実感した大和。
『え?何かあったの?』
『さっき紹介された、霧乃さんっていう女性・・・前に怪盗が変装していたんです』
『新聞部の人たちにミレーズに呼び出されて取材を受けたんですけど、その時にあの女性に化けていて・・・人目を避けるようにしながら、思い切り胸を見せ付けて来たんですよ』
『うわ・・・アイツならやりそうな手口だな・・・でも、大和くんには目の保養になったのかもね?』
そう言われると、菜穂がジロリと鋭い視線を投げてきた。
『な、なんでそうなるんですか?僕は、中川さんだけで・・・』
『あれっ?今のはどういう意味かな〜?』
『い、いえ・・・それより、他にも怪盗が見せた変装をここで見ることがあるかもしれないから、気を付けないといけませんよ』
『まったく、はぐらかすの下手なんだから・・・』
『ねぇ!ちゃんと聞いてるの?家で迷子になってもしらないよ?』
先を歩く亜衣は、色々と案内をしてくれていたが、三人はすっかり話に夢中になっており、結局もう一度説明を頼むのだった。
26
:
PON
:2013/07/12(金) 23:36:32 ID:/iRaz9lk
着替えに戻った亜衣を待つ間、三人は部屋で待たされる形となった。
『亜衣センパイって、本当にお嬢様だったんだ・・・』
菜穂は、部屋を見回しながらうわ言のように呟く。部屋と言うよりも広間というほどの面積で、そこかしこにアンティークらしき家具・雑貨などが整然と置かれている。
『触ってみても良いのかな・・・?』
春佳も、洒落た部屋にある物に興味津々のようだ。
『こんなに豪華な家だと、逆に落ち着けないねぇ〜』
『あの・・・そんなことよりも、河原先輩が紹介してくれたメイドの人たちで気になることありませんでしたか?』
『何よぉ、せっかくゴージャスな気分に浸ってたのに』
浮かれモードの二人を、大和が現実に戻す。
『でも、戻ってきちゃったらこうして話もしづらくなるよ?』
『それもそうね・・・で、大和はどうだったの?』
『残念ながらとでも言うのかな・・・殆どの人が該当してたと思うんだ』
『私も同じだわ・・・アイツの変装ってバリエーションが多すぎるからハッキリとは覚えてないけど、初対面なはずなのに会った気がする人ばっかりなのよね』
『そうなんだ・・・?私は、二人ほどじゃないけど、何人かは怪盗の変装で会った覚えがあるかな』
広い部屋でコソコソと話し合っていると、ノック音が聞こえた。その直後に扉が開いたため、三人はピタッと会話を中止して入口の方を見た。
『失礼しま・・・す。今、よろしいですか?』
様子を気にしつつ、入室したのは一人のメイドだった。
『はい。どうぞどうぞ・・・』
促されたメイドは、サービスワゴンを押しながら、ぎこちない反応を見せる三人の側へ来る。
『皆さん、紅茶でよろしいですか?』
『・・・はい』
返事を受け、彼女は手際よく準備を始めた。
27
:
PON
:2013/07/12(金) 23:39:09 ID:/iRaz9lk
『何て言うんだろう・・・個室のファミレス・・・的な?』
『それも、無料のファミレス・・・的な?』
菜穂と春佳が、しずしずと準備をするメイドを見て思わず零した。
『クスッ・・・』
それを聞いていたのか、メイドは思わず笑ってしまう。
『ここは外ではありませんから、ゆっくり寛いでくださいね』
『いや、それはさすがに・・・あっ、すみません』
恐縮頻りの大和も、思わずそう返してしまった。
『お見えになった亜衣さんのお友達も初めはそうでしたけど、今では楽しく歓談されていますから、お気になさらないでください』
ニコリと優しく微笑むメイドに、目を奪われそうになるが、それは白いブラウスを押し上げる胸の膨らみとて同じことだ。カップにお湯を注ぎ、テーブルに置くという、何気ない給仕の仕草をするだけでもユサユサと揺れているのが目に見えて明らかなのだ。
『あの・・・倉田さんでしたよね?』
『あら、もう私の名前を覚えてくださったんですか?ありがとうございます。倉田綾乃と申します、改めましてよろしくお願いいたします』
深々とお辞儀をする綾乃。たわわな胸は服の中でどうなっているのだろうと想像してしまうほど、ブラウスに圧し掛かっている。そして、短いスカートの裾はずり上がっていて、背後からその中が見えてしまいそうだ。
『いえ、ご丁寧にどうも・・・』
名前を尋ねた春佳も、綾乃のペースに戸惑っているようだった。
『この家って、どれくらいのメイドさんがいらっしゃるんですか?』
『人数ですか?えっと、先日新しい方が加わられたので・・・いち、にぃ・・・』
綾乃は頭の中で名前を挙げて、指折りながら人数をカウントしている。
『あれ?えぇと・・・いち、にぃ・・・』
途中から分からなくなってしまったのか、もう一度数え直す。だが、やはり途中で指の動きが止まってしまい、また数え直し・・・を何度も繰り返していた。
『あの・・・』
『はい?・・あ、またわからなくなってしまいましたぁ・・・』
『倉田さんて、天然ですか?』
『!!・・・なぜ、そう思われるのでしょうか?』
三人とも、綾乃からギクッ!と擬音が鳴ったのを聞いた気がした。どうやら図星のようだ。
『いえ、何となくそうなんじゃないかな〜って・・・』
『私はそんなことは無いと思っているのですが・・・いくら否定しても、周りの皆さんが間違いないと仰るんです。この前いらした、亜衣さんのお友達にも同じ指摘を受けてしまって・・・』
『・・・アイツが気に入りそうな要素がプンプン漂ってるわね』
春佳と大和も無言でウンウンと頷く。
『大和、アンタは人のこと言えないわよ?天然の人って、自覚が無いから・・・』
それを言われ、大和はピタッと硬直する。
『はい?何か仰いましたか?』
『いえ、そんな倉田さんもまた可愛らしいなと思いまして・・・』
『そ、そんなお世辞は止めてください。それよりも、メイドの数ですよね・・・』
『では、紙に書き連ねて見ましょうか?』
『そうですね!それならば、確実にわかりますね』
そうして、挙がった名前は9人に及んだ。
『あんなに苦戦していたのに、書くと一人もトチらずに挙げられるんですね・・・』
『そうなんですよねぇ〜・・・』
他人事のような口ぶりだが、確かに全員の名前はスムーズに書かれていた。
『この紙、もらっても良いですか?皆さんのお顔と名前を一致させておきたいんで』
『えぇ、構いませんよ♪では、ごゆっくりどうぞ』
そう告げると、綾乃は再度お辞儀をして立ち去った。
28
:
PON
:2013/07/12(金) 23:40:49 ID:/iRaz9lk
『倉田さんって、私たちが揃っている時に怪盗が変装して見せたよね』
『はい、それも幾度となく・・・』
『あの迫力を自分の物にできたら、自慢したくもなるってことかな?』
何の迫力かは言わずとも、皆一致している。大和は、綾乃の胸の大きさを思い出したのか、顔を赤らめながら口をつむんだ。
『ところで、さっきの倉田さんは怪盗だったと思いますか?』
『たぶん違うね』
春佳は、自信ありげにそう答えた。
『何故、そう言い切れるんですか?』
『そりゃあもう、今村警部と怪盗がお墨付きをくれた私の直感ってやつかな♪』
『直感ですか・・・』
他の誰かが言ったならば鼻で笑われるところだが、春佳が言ったとなれば、非科学的根拠であっても信じることができた。これまで、その直感で何度も助けてもらったからだ。
『それよりも、これだけの人がいるなんて・・・どうする?』
『まだ、この人たち全員には会えていないはずだよね』
『でも、見た途端に思い出すってこともあるし・・・』
三人は、綾乃の筆跡で書かれたメモに視線を落とす。怪盗が潜んでいるとしたら、隠れ蓑にできる人間が多くて、まさしくよりどりみどりだろう。さらに、亜衣の家族や自分たちまで含めたら、もっと化けたい放題だ。
『まぁ、怪盗が出没したところで僕たちが何ができるかと言っても・・・』
『それもそっか。アハハッ』
人が騙されるのを楽しむ愉快犯の相手など、どうしようもない。それに同調した菜穂と春佳は、声を合わせて小さく笑い合った。
『あれっ?どうしたの、すっかり和んじゃって』
するとそこへ、私服に着替えた亜衣と、メイドの制服に着替えた琴海が揃って入って来た。
29
:
PON
:2013/07/12(金) 23:45:34 ID:/iRaz9lk
『どう?似合うでしょ♪』
琴海は、フレアスカートの裾を軽く摘まんでポーズを取った。
『皆さん、デザインが異なっているんですね』
『初めは、統一されていたらしいんだけど、私がここに来る前に種類を増やしたんだって。ねっ、亜衣?』
『うちのお姉ちゃん、モデルとかキャンギャルしているから、せっかくならもっとバリエーションを増やした方が良いって、もっともらしい意見を出したの。で、それが皆にも評判で定着したってわけ』
『へぇ〜、お姉さんはモデルをやってるんですか・・・』
『菜穂ちゃんは、会ったことあるよね?』
亜衣の言うように、既に菜穂と美香は顔見知りになっていた。
それがきっかけで、アイドル活動まですることになったのだが、実はそこに大和も紛れていた。ただ、大和は怪盗66号の悪戯のせいで、九条ひかるや潮村麻美に変装させられていて、一度たりとも本当の姿で立っていることは無かったのだが。
そんな経緯があるからこそ、知っている素振りをしないようにと、大和は意識を強めた。
『高校生の時から始めてるから、モデル歴は結構長い方だよ。その分、デザインにも興味が出るのは解るけど、調子に乗ってメイドの皆を着せ替え人形にしだしちゃってさ。今では、メイドさんの間で被ることはまず無いね』
『そうだね〜。今日も、全員何かしら違ってるよね。女の子にとっては、それが嬉しいんだけど』
『でも、それが味を占めさせるきっかけにもなるんだよ?』
そんな会話を聞いている最中に、菜穂は自分が亜衣の着せ替え人形になってしまうのは、同じ血が流れているからなんだなと感じていた。
『何言ってるのかな?亜衣ちゃんは〜!』
すると会話の最中、ここに座る誰でも無い声が聞こえる。
気配を消して近付いて背後に立っていたのは、話題の主である姉の美香であった。
『イタッ!イダダダダ・・・いつの間に入って来たのよぉ』
両手で拳を作り、頭をグリグリと痛めつけている美香。
『話に夢中になってるのが悪いのよ。他の子たちは、ちゃんと気付いてたわよ?』
『まったく、少しくらい手加減してよね・・・みんな、コレが美香姉ちゃんだよ』
『あ、よろしくお願い・・・』
『“コレ”とは何よ、“コレ”とは!ちゃんと紹介しなさいよね!』
菜穂たちが挨拶をしようとするが、紹介のされ方が気に食わなかったようで、亜衣の頭をパシンと叩く。
『中身が足りないと、良い音を奏でるわね』
『うるさいなぁ〜!』
すっかり、姉妹喧嘩でも始まりそうな気配だが、琴海は止めもせずに涼しい顔で傍観している。どうやら、これもいつものことのようだ。
『あーぁ、またやってるんですか?』
『相変わらず仲が良いですね・・・』
すると、そこへ星野千鶴と潮村麻美の二人が入ってきた。そのおかげで、冷や冷やもののやり取りが中断されることとなり、ホッと胸を撫で下ろす三人だった。
30
:
PON
:2013/07/12(金) 23:47:57 ID:/iRaz9lk
『春佳ちゃんに、大和くんね。こんな妹だけど、これからも仲良くしてやってね』
『いえ、こちらこそ・・・』
『菜穂ちゃんは、これからのことも含めてよろしくね』
『それって、活動のことですか・・・?』
『もちろん♪』
他の二人と比べて親しく話をしてもらえるものの、それでもまだ恐縮頻りなのは、九条ひかるとのタレント活動にあたって、怪盗66号に弄ばれた苦い過去が焼き付いているせいだ。
『菜穂ちゃんに目を付けられるようになったキッカケが私の機転にあったこと、感謝してよね』
『そこは、ちゃんと感謝してるわよ』
『ふぅーん・・・見た感じだと、菜穂さんて亜衣ちゃんのオモチャ扱いされてそうな臭いがプンプンしますね♪』
『たしかに・・・』
千鶴と麻美は、鋭く見抜いた。
『わかる〜?だって、菜穂ちゃんてばとっても可愛いんだもん♪』
すると、亜衣は菜穂の背後に回り、抱きしめながら顎を頭の上に乗せている。
『亜衣センパイ・・・恥ずかしいですから』
世話になっている先輩を邪険にもできず、困惑顔の菜穂。
『いつもは強気な菜穂ちゃんも、亜衣先輩の前ではタジタジだね・・・』
『そうそう、女バスの子たちは揃ってツンだって言うんだけど、私の前ではそんな要素殆ど見せないんだよ?』
『きっと、照れてるんですよ♪こんなに積極的にスキンシップ取ってくれる人、これまで居なかったんでしょうから』
『は、春佳センパイ!余計なこと言わないで・・・』
『へぇ〜!だったら、私は菜穂ちゃんにとって貴重な相手ってことだ♪』
『あっ、じゃあ私もグリグリって頬ずりしても良いですか?菜穂さんのこと、可愛がってみたいです!』
千鶴まで亜衣と同じように密着してくる。
『・・・く、苦しいですってば』
『うわぁ・・・女の子同士とはいえ、三人もピッタリくっつき合っているのは暑苦しく映るわね。でも、後で私も菜穂ちゃんと話させてよ?やっぱり、そのビジュアルに、制服の上からでもわかるスタイルの良さ・・・何度見ても、モデルデザイナーの血が疼いてくるわ。他人事に思ってる春佳ちゃんも、その時に・・ね』
『えっ?』
美香は、春佳にも目を付けたようで、肩をポンポンと叩いてくる。
『あれっ、もう春佳ちゃんにも目を付けたの?』
『良いでしょ?亜衣には、菜穂ちゃんが居るんだから』
ニンマリと笑う美香。まさか、自分にまで目が及ぶとはと、春佳も困惑気味だ。
『じゃあ、私は友達を迎える準備があるから、またあとでね』
そう言って、ウィンクをすると居間を出て行った。
31
:
PON
:2013/07/12(金) 23:50:24 ID:/iRaz9lk
『ところで、さっき倉田さんという方がお茶を運んでくださったんですが、私たちがお会いできていないメイドさんはあと何人くらいいらっしゃるんですか?』
これまで警戒心を強くしていなかった春佳が、何気なく核心に迫る質問を亜衣に投げ掛けた。もちろん、亜衣がその真意を知るわけがなく素直に答える。
『うーんと・・・これまでに誰と会ったっけ?入り口で霧乃ちゃんと花音ちゃん、それから玄関で佳美さんに会ったから・・・そういえば、美里さんには会った?彼女たちのリーダーみたいな人なんだけど』
『いえ、まだお会いしてないと思います』
だが、三人ともが美里という名前に聞き覚えがあった。聞いた覚えだけでなく、どんな姿であるかすらもピンと来るものがある。何しろ、怪盗レオンと怪盗66号の両方ともが、菜穂と並ぶ大のお気に入りと称して、さんざん変装をして見せたからだ。
『それならば、ぜひ美里さんもご紹介しないと。ね、麻美ちゃん』
『そうですね』
そう言って、千鶴と麻美がおもむろに立ち上がった。肩口まで広めに開いた千鶴の服の胸元から谷間が見えそうになり、大和は慌てて目を逸らす。
隣の麻美のブラウスはボタンで留められていたおかげで、胸を眺めずに済んだのだが。
『・・・ところで、もう一人のメイドさん?』
『ふぁい?』
目の前のケーキを貪っていた琴海が返事をする。
『琴海も、一緒に捜して来てちょうだい!』
『え〜〜〜!せっかく、後輩が遊びに来てるんだからこういう時くらい良いじゃない!?』
『こういう時だからこそ、ちゃんと仕事をしている所を見せるべきじゃないの?それとも、パパに言っちゃって良いのかな〜♪』
『わ、わかりましたよ!亜衣お嬢様!!』
『わかればよろしい♪』
そうして、渋々ながら琴海も美里を捜しに向かった。
そして、本物の美里が現れた時が一番警戒するべきなのではないかと菜穂たちは警戒心を強めた。
32
:
PON
:2013/07/13(土) 00:38:11 ID:/iRaz9lk
『あっ、ひかるちゃん!美里さん、見ませんでした?』
先に美里を捜しに出た千鶴と麻美が、向こうから歩いて来た九条ひかるに尋ねた。
『美里さんですか?それなら、そちらの部屋で誰かとお話しているようでしたが』
『本当に?ありがとう』
『もう、お客様はお見えになったんですよね?』
『うん。それで、亜衣ちゃんから美里さんを捜して来てって頼まれたの。皆さんに紹介したいんだって』
『では、私もそちらのお手伝いをした方が良さそうですね』
『そうかもしれないね。亜衣ちゃんも、話し相手が多いと喜ぶだろうし』
そう告げると、麻美と共に側の部屋の扉をノックする。だが、返事が無いとみると、探るようにして中に入って行った。そして、広間に移動すると思われたひかるも、その後ろをブラウスの胸のボタンを外しながらついて行くのだった。
33
:
PON
:2013/07/13(土) 01:14:24 ID:/iRaz9lk
『一気に二人も眠らせちゃいましたね。・・って、本物の私も眠っているんだから、これで三人目か』
九条ひかるは、ソファーにもたれて眠る裸の千鶴と麻美を見下ろしながら、腕組みをして笑っていた。
寄せ上げられた胸からは、噴き出した催眠薬がまだ滴のように垂れていて、ブラウスの袖を濡らす。
『ちなみに、あなたたちが捜していた深浦美里は、ちゃーんとココに居ましたよ?』
備え付けられたチェストを開ければ、そこには袋に入った一体型や分離型のスキンスーツが無造作に押し込められており、どれもが深浦美里の姿を模っていた。
『ついでだから、西浦琴海もコイツを使っておびき出しておくか・・・ククククッ』
ブラウスとスカートを脱ぎ、さらにストッキングなどの着衣を全て脱いだ九条ひかるの姿は、極太バイブをひり出して乳首からコードを生やしている異形な格好となっていた。
すると、乳首のコードを抜き取り、取り出した美里の一体型スーツに脚から全身へと忍ばせていく。
『制服は、その場凌ぎに私のを使用してくださいね。どうせ、すぐ別のメイドに変装するんですから、それで充分でしょ?裸でうろつかないで済むだけマシってものね』
股間のバイブが美里の股間をも貫き、Dカップの胸にはそれより大きなGカップサイズの乳房が備わって、気持ち良さげにプルンプルンと揺れる。
その揺れを眼下に見て卑しく笑うひかるの顔は、次第に一枚のマスクの下に隠れ、同じ表情で笑う美里が映し出された。
『しっかり、ひかるの乳首に重ねておけば、私でも噴射させることができるわね』
埋もれるほど柔らかな美巨乳に手を触れて乳首を摘まめば、まだまだ底をついていないとでも言うかのように、液体が勢いよく噴き出した。
34
:
PON
:2013/07/13(土) 01:15:52 ID:/iRaz9lk
『あっ、美里さん見付けた!』
部屋から出た美里を見つけるなり、西浦琴海が声を掛けてきた。
『あらっ、どうしたんですか?』
フリルのついた白いブラウスは、美里の胸が密着するように膨らめられていて、無理矢理に押し込めているかのようだ。
しかも、よく見ればフリルスカートの裾から歪な膨らみまで覗いている。
『亜衣がね、美里さんを捜して来いって言うのよ』
異変にも気付かず、懐っこく接近する琴海。
『それより、コレを見てもらえます?』
『うわっ!むぐぅ・・・』
『私のGカップ巨乳に、九条さんの服を合わせてみたんですよ♪』
美里は、その細腕に似合わない力で琴海の腕を握ると、自分の胸に琴海の顔を押し当てる。そして自分の胸を力強く握り潰した。すると、噴射音と共にブラウスの乳首が触れている部分だけが濡れ、その色形がハッキリと浮かび出ていた。
35
:
PON
:2013/07/13(土) 01:33:35 ID:/iRaz9lk
互いのストッキング脚を擦り合わせながら、美里は琴海を部屋に運び入れた。
向かいの部屋では、潮村麻美と星野千鶴が眠らされており、彼女らを眠らせた九条ひかるの抜け殻もそこに横たえてある。そして、こちらでは琴海を眠らせて、裸の琴海からさらにスキンスーツを作っておこうという腹づもりのようだ。
『琴海さん、あまり身体を預けないでくださいね?アソコに入れたバイブがさらに埋もれてしまいますから・・んんっ!言っている側から、脚をぶつけないでくださいよぉ』
膨らみを浮かべる股間を摩りつつ、麻美の向かいのソファーに琴海を座らせて服を脱がせる。
『ふぅ・・・少しの間だったとはいえ、Gカップを押し込めるのは窮屈だったわ♪』
ボタンを外し、きつく収められていた胸を解放すると、美里の乳首はじんわりと濡れており、まるで母乳でも出ていたかのように見える。そして、スカートのファスナーを下ろせば、Tバック水着を喰い込ませつつ極太バイブの膨らみを浮かばせる股間が現れた。
『今度は、ちゃんとスタイルに合った制服を着るとしましょうか。でもその前に、侵入するのに使った海原恵や大橋知沙の変装は脱いでも良いかしらね』
胸を揺らしながら股間に直穿きしたストッキングを下ろすと、美里はバイブを咥えた裸体を姿見に映して悦に入っている。
その痴態を見ながらスキンスーツを脱げば、バイブを咥えた痴態を晒す九条ひかる、海原恵、大橋知沙もまた同じ表情で嗤った。
『さて、大橋知沙まで脱いだのは良いとして、あとどれくらいまで脱皮するとしようかな』
さらに、亜衣やメイドたち以外にも、直接この家に関係の無い女性たちの皮も脱いでいき、潮村麻美の姿が現れた所で脱皮を止めた。
『まぁ、10着も脱げば十分でしょうね。このバイブは・・・まだ咥えたままにしておきます?処女のアソコにはとても窮屈ですけど、私に気を遣わなくても良いですよ?』
隙間なく突き刺さるバイブを指でブルブルと弾こうとも、苦悶の表情一つ見せない。そして、麻美は平然と机の側へと向かう。
椅子に座り、バイブが自分のモノであるかのように自然に脚を組みつつ、引き出しを開ける。すると、そこにはいくつものプラスチックケースが入れてあった。
『あぁ、そういえばここにあるメイドたちもお古になってしまったんでしたね。となれば、他の場所の物も随時リニューアルする必要がありますね』
脚に挟まれたモノをゴリゴリと動かしつつ、取り出したケースを一つ一つ開ける。それぞれの中には、何着もの肌色の皮が畳まれていた。
『今のうちに、私の身体も大量生産しておきましょうか。どうせ着ながらにして短時間で作れるんですから、私を含めた9人のメイドたちで怪盗レオン様のモノを快楽で満たしてさしあげますね』
そう言いながら、手際よく作り立てのスキンスーツに液体を塗り付けては、また別のメイドが、股間から生え出た怪盗レオンの分身を弄っているのだった。
36
:
PON
:2013/07/13(土) 01:38:08 ID:/iRaz9lk
『私のスキンスーツで最後っと・・・星野千鶴の脱皮を何回繰り返したら、違うメイドさんが現れるんでしたっけね♪』
鏡に写る自分に微笑み掛ける千鶴は、萎れた股間のモノをブルブルと弄っている。そして、捲れた首の皮からは肌色コードが伸びており、盗聴の用意も万端のようだ。
『花音ちゃんのフェラは相当効いたみたいですね〜?だからって、私のおもてなしを受け付けないなんて許しませんよ☆私だって、コレを弄るの楽しみにしていたんですから』
しかし、そのしなやかな指で扱いても、まだ萎びたままだ。
『少々、趣向を変えてみますか。私も露出まがいのことに興味もありましたし♪』
すると、裸で男性器を生やした姿のまま、扉を開けた・・・
『向かいの部屋に移動する程度じゃ、遭遇もしないかと思ったけど・・・見事に出くわしちゃったね。おかげで、余計に怪盗レオンの分身が縮こまっちゃったよ』
胸を押し当てながら神宮寺霧乃を運び入れ、続けて那須野花音も引き摺り込む。
『星野千鶴が裸で出歩いていたなんて事実、ちゃんと催眠術で消去しておいてくださいよ?もちろん、愛液を垂らしながら男のアレを生やしていたこととか、オッパイから睡眠薬を発射したことも・・・ね』
二人の顔に付着した液を手で拭き取る千鶴。そして、彼女らの目の前で前屈みになり、まるで自分の巨乳と股間のモノで催眠術を施すかのように、男性と女性ならではの武器をユラユラと揺らし始めた。
『露出するにも、それなりの限度を弁えて出歩くとするか。スリルが薄らいでつまらないけどな・・・』
そう言いながら、千鶴はストッキングに紐ビキニを着ていく。ワレ目から生えているシンボルがストッキングに押し潰され、それをビキニで隠すも、その程度で膨らみが消えるはずもなく、先端は勃起すればビキニから覗けてしまいそうだ。
『オッパイは、ニプレスと付け乳首で十分でしょ♪偽物の乳首なら、言い訳も立つ・・・わけないか♪』
胸にも一応の準備を施し、七つ道具である催眠薬は、双頭バイブに仕込んで肛門に埋め込んだ。
『後ろの穴の膨らみは、お尻を突きだしたら見える程度だね。あとは、千鶴からメイド服を奪って終わりかな』
裸でいるのと大した違いは無いが、その格好で扉を開ける。今度は、誰とも遭遇することなく、千鶴と麻美の眠る部屋へ移ることができた。
37
:
PON
:2013/07/13(土) 01:42:29 ID:/iRaz9lk
怪盗は、胸元にリボンのついたブラウスに、プリーツスカートを穿いた。これが、今の顔にあるべき格好だ。
『サイズもピッタリだわ。まだ千鶴の温もり、残ってるみたいよ?』
ノーブラの胸が服に浮かぶ存在感は、サイズ以上の迫力がある。そして、メイド服を着た偽者の千鶴の正面では、本物の千鶴と麻美がスヤスヤと眠っている。
『見掛けは裸で眠っていて寒そうだけど、自分の身体を模ったコレのおかげで、少しも寒くなんてない・・ってね♪』
首の皮を掴んで引っ張れば、グイィィと長く伸びる。それが、千鶴や麻美、他の部屋で眠らされた霧乃、花音、琴海にも幾重にも用意されているわけだ。
それほどスキンスーツを纏っていても、一人の女性が裸でいるようにしか見えない。
『すっかり乾いたようだね。じゃあ、もっとたくさん作らせてもらおうか』
胸から肩に掛けて大きく開いたブラウスから、千鶴の谷間が覗けるだけでなく、乳首の突起まで浮かんでいる。眠っている自分に見せ付けるようにしながら、二人の身体に液体を塗り付けた。見掛けに変化はないが、極薄の皮が彼女らの身体に重なっている。
『他の娘たちにも、もっと塗り付けておくか。私のおチンチン、これだけやっても大きくならないようだしね。ククククク・・・・』
誰にも怪しまれない、本来あるべき格好をした千鶴は、堂々と部屋を巡ってスキンスーツを本人たちから作り上げる準備を施した。
『若くて美人のメイドさんたちに触れ続けたおかげかな、肉棒が勃起しそうな気配を感じるよ♪』
スカートの上から、怪盗レオンの正体となる唯一の存在を摩る。
『でも、まだ快感とか刺激が足りないかな・・・もう少し出歩いてみようか。私のオッパイが揺れるのを眺めたり、水着やストッキングが擦れているうちに勃起するかもしれないし』
扉を開け、廊下に出る。
38
:
PON
:2013/07/13(土) 01:46:48 ID:/iRaz9lk
『あっ、そうそう。さすがに乳首のポッチが見えるのは、はしたなしすぎるよね。偽物の乳首とはいえ、ちゃんと隠しておいて・・・と』
既に、人前につくような場所ではあるが、その場でブラウスを浮かせ、左右の突起を用意していたニプレスで隠す。そして、何事も無いかのように、しずしずと歩き始めた。
スカートの内側では、直穿きしたパールベージュのストッキングがくすぐるように触れ、千鶴の膣襞を押し広げながら固くなる感覚がある。そうして歩くうちに、ハイレグ紐ビキニと、重ね穿いたストッキングなどによる締め付けが強くなってきた。
『クスッ、痛そぉ〜♪』
部屋を見回って美里を捜すフリをしながら、ワレ目から生えるモノに手を押し当てる。次第に、ドクンドクンと滾る鼓動が強くなりだした。
『ククッ・・・かわいそうだから、解放してあげよっか?』
自分の分身がこれほど痛々しい姿になっていようとも、千鶴マスクに映る表情はいつもの彼女を思わせる、愛嬌のある笑顔だ。
すると、廊下を歩きながらスカートの中に手を忍ばせ、ビキニの紐を解く。そして、脱がし取った水着を胸の谷間深くにしまい込んだ。だが、ストッキングを重ね穿いた状態では、解放するには至らない。そこで、髪を止めていたヘアピンを抜き取り、ストッキングのシームに突き刺した。
ブチブチッ・・と、ナイロンに穴が開く音が響く。そして、ピンが千鶴の襞にまで達すると、その穴を指で500円玉ほどのサイズにまで広げた。
『まるで、男の人がトイレでする時みたいだね♪』
辺りを見回る素振りをしながら、ストッキングの穴に指を入れて、千鶴の膣襞をモゾモゾと弄る。そうして、彼女の襞から生え出ているモノを引き摺り出した。外気に触れるのを待っていたかのように、歩く動作に合わせてブルブルと動いた。
『これで、好きなだけ勃起して良くなりましたよ♪』
これまで、美里たち8人のメイドの姿で精液を搾り取っているが、これほどの行為をした成果が、漸く表れてきた・・・そんな状態だ。スカートの裾には、ちょうど怪盗のモノが触れている箇所だけ、奇妙な膨らみができあがっている。
『私のアソコがストッキングの穴から丸見えになったせいで、だいぶ濡れてきたみたい。それに、締まりもキツくなってきちゃった☆露出行為って、案外クセになりそうだね』
さらに勃起を促そうと、千鶴は男性器と女性器を巧みに刺激しながら見回りを続けた。
39
:
PON
:2013/07/18(木) 16:08:42 ID:/iRaz9lk
『ククッ、やっとそそり立ってくれたね♪早速、どこかの部屋で千鶴の口を使って・・・』
『あっ、千鶴ちゃん。美里さん知らない?』
スカートにできた不自然な膨らみを摩る千鶴に、背後から声を掛かる。振り向けば、木村佳美が立っていた。
『美里さんですか?ちょうど、私も捜していたんですよ。どこに行っちゃったんでしょうね?』
『そっかぁ、聞きたいことがあったんだけどな』
今や、完全にスカートの下で男のモノが勃起した状態であるが、千鶴は後ろに手を回して自分を見てくれと言っているかのようだ。
『あれっ、千鶴ちゃん・・・もしかして、ノーブラ・・?』
『アハッ、バレちゃいました?いちおう、ニプレス貼っておいたんですけどね〜☆』
露骨なアピールにも、佳美が気になったのは上半身の方だ。
胸元をクイッと引っ張って、胸の膨らみを拝めるように見せてくる。ブラジャーの存在はどこにもない。
『当たり前じゃない。ただでさえ、千鶴ちゃんて胸が大きいんだし、そのブラウスなら尚更だわ』
『そうなんですよね〜。さっき測ってみたら、88センチのGカップにサイズアップしてて・・・琴海ちゃんも、いつの間にか85センチのFカップだし、ひかるちゃんも86センチのEカップで、皆さんも苦労されてますよね』
他のメイドたちも、確かに胸のサイズが上がっている。ついさっき調べたばかりなのだから、その変化に気付かないわけがない。
だが、千鶴がそこまで詳しくしっていること自体、妙な話であり、佳美も不思議そうな表情だ。
『そうそう、佳美さんも85センチのEカップになってましたよね』
『えっ、私のも知ってるの?』
『えぇ、この前教えてくれたじゃないですか♪』
ニコッと微笑みながら話す千鶴。だが、胸のことを誰かに話した覚えも無く、余計に不思議に思ってしまう。
だが、そう思うことこそ千鶴の思う壺であり、難なく接近した千鶴の背後では、スカートの中に手を忍ばせて、肛門に仕込んだバイブを抜き取る姿があった。
40
:
PON
:2013/07/18(木) 16:09:59 ID:/iRaz9lk
『佳美さんがすぐ側に居るのに、こんなことするなんて恥ずかしいけど。でも、佳美さんも裸で居るんだしお互い様かな・・・あむっ♪』
正面に座り、スキンスーツの準備を施された佳美を見ながら、千鶴は自らもソファーに座る。柔軟な身体を駆使して、ストッキングの穴から覗く男性器を口に咥えると、ピチャピチャと舌を使ってさらに勃起をさせようとした。
『佳美さんも、もう怪盗レオンさんのコレを咥えたんだから、羨ましくなんてないですよね?それに、今でも佳美さんのアソコからだってコレが生えてるんだし』
既に、メイド全員の変装が千鶴の皮の下でも用意されている。ワレ目に指を入れて引き伸ばせば、襞や色の異なる女性器が奥深くに広がって、その所々からアンダーヘアが見えていた。ヘアを生やしているスキンスーツ、生えていないスーツがランダムに着せられているようだ。
『美里さんと同じ、Gカップ巨乳が初めて男のモノを挟むのが怪盗レオンさんだなんて私としても光栄の限りですね』
それまで挟んであったのは、佳美を眠らせるのに使用した極太バイブだ。それをブラウスを捲って抜き取ると、腰を浮かせて、それまでしまってあったもう一つの穴に突き立てる。
『あ、ふぅ・・・っ』
躊躇無く腰を落とせば、行き場の無い異物は勢いよく千鶴の肛門へとひとりでに収まっていき、だらしなく開かれた千鶴の口から、甘い吐息が漏れた。
『クスッ、一気に先っぽを覗かせるほどにまで隠れちゃって・・・佳美さんを眠らせた時の姿の再現ですね』
千鶴は、空いた胸の谷間に本物の男性器を挟み込む。谷間から覗いた先端を口に含んでは、また柔らかな胸の谷間に埋もれさせてを繰り返すうちに、やっと期待通りの反応が見られるようになった。
『さーて、快感を煽りがてら・・・』
すると、スッと立ち上がって姿見の前に立つ。そして、着衣を脱ぎストッキングから分身を勃起させる奇妙な姿を映した。
『勃起したおかげで、ストッキングが引っ張られて、シームがお尻の谷間にどんどん埋もれてくるよぉ・・・』
奇妙な行為はさらに続き、首の皮を捲って全身の皮も脱いでいく。イヤホンが耳から外れるのも構わず、脱いだマスクの下からは、脱げたばかりの星野千鶴の顔が、剥がれたGカップもの乳房の下からは全く同じ造形、質感を持った美巨乳が現れた。唯一、大きく違う点と言えば、イヤホンコードが乳首から伸びていることだ。
『私のオッパイに見惚れるのも良いけど、アソコのヒダヒダが擦れながら剥がれていく感覚も、とくと味わってくださいね♪たかが一着脱いだくらいで、千鶴のアソコから解放されるはずが無いのは、知っての通りですよ?んくっ・・・』
ストッキングを脱いだ後に、続けて下半身を脱いでいけば、一旦怪盗のモノが千鶴の膣内に埋もれる。それに合わせて小さな喘ぎ声が漏れるが、すぐに千鶴の膣襞に挟まれた姿で現れた。
41
:
PON
:2013/07/18(木) 16:11:03 ID:/iRaz9lk
『今度は、千鶴のGカップ美巨乳で挟みながら脱皮してみせますね。でも、その準備の間は私の生脚でシコシコしてあげますから。私の指遣いで簡単にイっちゃったりしないでくださいよ?』
留守になったシンボルを脚で扱きながら、二の腕では胸を挟み、物欲しそうな表情で千鶴の顔をした自分に尋ねる。片脚で立ちながらこのような行為ができるとは、柔軟性もさることながら、そのバランス感覚も素晴らしい物がある。
すると、そのグニュッと潰された胸を自らの手でさらに強く握り潰し、左右に引き裂いた。そこから勢いよく零れ出るのもまた、千鶴のものと全く同じ乳房だ。
『今回は、もうワンランク上のパイズリにチャレンジですよ。抱えられるかどうかわからないですけどね』
千鶴の胸にさらに裂け目を作りだすと、やはり同じ乳房が現れる。横へ横へと追いやられた乳房を寄せ集めるようにして抱えるが、胸に備わった美巨乳は行き場も無く、千鶴の顔を埋もれさせた。
『上手く並んだら、6つの千鶴のオッパイでパイズリだけど・・・できるかな〜?』
擦っていた脚からの刺激を解放し、興奮が冷めぬうちにと身体を倒して数カ所に出来た胸の谷間の一つに挟み込もうとする。
『んっ・・・オッパイがありすぎて、上手く挟めないね』
鏡を見ながら、上手く狙いを定めるも、胸にぶつかったり横に逸れたりしてしまう。
『・・・千の顔を持つ怪盗レオン様ともあろうものが、何とも間抜けな姿じゃねえか。牛みたいに、巨乳をいくつもぶら下げるなんて自分のモノを挟むのにも苦労するなんてな。クククッ』
千鶴の顔に似合わぬ、野太い声が彼女の口から漏れ、自嘲とも取れる笑いを浮かべる。鏡越しに向けた視線の先には、依然として木村佳美が一見すると裸で眠っている。
『こんなところを一般人に見られようものなら、どうにも言い逃れできねぇな。もっとも、怪盗レオンの存在すら知らないヤツにしたら、唯一の正体を窺わせる男のモノを見たところで、星野千鶴が男だと誤解するだけだろうが・・・あっ、オッパイに挟まったみたいですよ?』
ふにゅふにゅと千鶴の胸に当たる感触も悪くないと思い始めたところで、漸く目的の谷間に挟むことができた。あとは奥深くに挿入していくだけだが、またすぐに千鶴の胸に突き当たる。そうして、四方八方から胸が密着して乳首の突起が擦れる感触は、膣内に挿入せずとも極上の快楽を与えるほどだ。
『オッパイの森を潜り抜けてるみたいですね・・・ふぁ、っ・・乳圧の感触って思ったよりスゴいかも。私のアソコまでジュンジュンしてきてる・・・怪盗さんのも、そろそろヤバいんじゃないですか?』
抱えた胸で、ズニュズニュッと動かすうちに、はち切れるほどに怒張する。そうして、柔らかな感触に包まれながらも肉棒は強制的に動かされ、根元を咥えている千鶴を始めとする多くのメイドたちの膣襞も擦れ続けた。
『ふぁぅ・・ぅ、どうせこのまま脱皮するだけですから、千鶴の巨乳にぶちまけて構わないですよ?でも、最後は私もお口に欲しいから、少しくらいは残しておいて・・・あっ・・イ、イっちゃうぅ・・っ!』
千鶴の喘ぎ声が高くなってくると、腰の律動に合わせてそのまま胸の中に精液が迸った。
『あふ・・・っ、やっとイッてもらえましたぁ・・・』
脚がガクガク震えて、千鶴の膣襞から零れた愛液も糸を引きながらカーペットに滴っている。
『ねぇ、佳美さぁ・・ん。私も、怪盗さんをイカせることができましたよぉ〜』
佳美の方へ向き直った千鶴は、そのまま佳美の正面に立った。
42
:
PON
:2013/07/18(木) 16:15:39 ID:/iRaz9lk
『ん・・・ぁ』
千鶴は、佳美の鼻を摘まんだ。しかし、息が苦しくなっても目を覚ますことはなく、口を自然と開いた。
『佳美さんにも、怪盗さんの精液を分けてあげますね♪』
開いた佳美の口に、萎れた自分のモノを咥えさせ、自身は胸に付着した精液を谷間に埋めながら舐めている。ピチャピチャと卑猥な音を立てつつ、股間のモノを佳美の口でフェラをさせている状況だ。
『これまでに、木村佳美の口で何度も精子を受け止めているが、本人に生で咥えてもらうのも堪らないな。あいにく、本物の佳美は少しも外に出ていないが・・・な』
腰を前後に振り、精子を注ごうとしているのだが、既に幾度も絶頂に達しているため思うほどは出て来ない。
すると、せっかく口に挿入したモノを諦め良く抜き取った。
『ダメですよ?残りの精子は、千鶴のお口の中に出してもらう決まりなんですから♪』
見掛けは萎み切っているものの、佳美の唾液が付着したモノをその手でブルブルと震わせれば、僅かに反応が見られる。
『クスッ、佳美さんにも私の脱皮シーンをお見せしますからね』
胸に出来た裂け目を広げながら、頭を抜き取り、開いたままのクレバスも脱いでいく。
『んくっ・・・怪盗さんのコレがヒダヒダに擦れて感じるの、私にも伝わってますよ♪千鶴スーツの残りが尽きる前に、早く勃起してくださいね』
一着脱いでも、千鶴の胸は中から零れ出た胸に引っ掛かって横に開かれている。さらにスーツを脱ぎ、漸く千鶴の胸の膨らみが2つに戻った。すると、腰まで脱いだスーツの胸の内側に手を忍ばせ、胸を手袋のようにしながら股間のモノを両手で扱いた。
『コレも、パイズリっていうのかな?普通のパイズリよりも胸が自在に動くから、感度も相当違うだろうね。きゃふぅ・・・乳首が千鶴のクリトリスに当たってますよぉ・・イかせるのは、私じゃなくて怪盗レオンさんのヤツなのにぃ』
垂れ下がる千鶴の皮で見えないが、千鶴の膣内からは粘液が止めどなく流れていた。
『あぁ・・・またイっちゃう・・っ!佳美さんのすぐ側で、エッチな汁が溢れちゃう・・・っ、んんっ!』
既に、身体は敏感になっているとあってか、怪盗の分身よりも千鶴の方がエクスタシーに達してしまった。
だが、身体がビクンビクンと律動することで、怪盗のモノは締め付けられて強制的に勃起を促されるのだった。
43
:
PON
:2013/07/18(木) 16:19:13 ID:/iRaz9lk
『う・・・ふぅ』
千鶴のワレ目が怪盗のモノを咥えたままズルリと剥がれ、次なる千鶴の皮を纏った怪盗の姿がこれまでと何ら変わらない姿となって現れた。
『あっ、これは佳美さんのオッパイじゃないですか。やっと、私の皮も最後の一着になりましたね』
千鶴の周りには、もう何着もの千鶴のスキンスーツが転がっている。
胸の谷間に作った裂け目から身体を覗けば、零れ出た乳房の膨らみが星野千鶴とは違った女性の物と分かる。
『でも、これだけパンパンに勃起していれば、約束通り私のお口で受け止めるのも簡単かな♪薄くて少ないと思うけど、一滴も残さずに吸い上げてやるぜ。ククククク・・・』
千鶴の顔で、千鶴の声で、怪盗の思惑が滲み出た。
姿見の角度を変え、ソファーが映るようにすると、ドカッと座って脚を組む。交差した脚の間から生え出るモノを摩るように撫で上げれば、千鶴の顔が快楽に歪んだ。さらに、千鶴のワレ目にも指を挿入してクチュクチュと刺激するだけで、噛み殺したような声が漏れ出る。
『ん・・・』
艶っぽく開いた口に糸が引く。そして、ゆっくりと身体を倒していけば、佳美の胸が覗いていたのも分からぬほど、元通りになった千鶴のGカップ巨乳がユラユラと動いた。
交差した脚をゆっくりと上げ、その付け根でそそり立つモノ目がけて咥え込めば、千鶴の顔と怪盗の分身が柔らかな胸の膨らみに埋もれた。
『ふぁむ・・・ん』
千鶴の股間からピチャピチャと粘着質のある音が絶え間なく聞こえてくる。胸を愛撫し、口で男性器と女性器の股間を責めるのだが、絶頂に達するのは期待外れなほど早かった。
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