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取材

1PON:2013/01/27(日) 17:14:40 ID:DAgf5YCI
『おかえり、麗那♪』
『・・・ねぇ、何か変わったこと無かった?』
『変わったこと?・・・別に何も無いよ。ねぇ、清滝さん?』
『そうね。お客さんがだいぶ減ったくらいかしら』
『そっか・・・』
休憩から上がって着た麗那は、まず異変が無かったかを確認した。
しかし、他の店員たちの反応を見ると、それも杞憂だったかと思うのだった。

それからというもの、麗那が感じた嫌な予感は何も起こることなく過ぎていき、気付けば時間もかなり経過していた。
もちろん、何も起こっていないと感じているのは麗那だけで、怪盗レオンの暗躍は人知れず続いており、何度と無く若い女性客に変装した怪盗が、ワレ目に催眠スプレーを咥えたまま麗那の前を何食わぬ顔で通り過ぎていたのだが。

『河原君たち、やっぱり抜けられないのかな・・・』
そんなことを零していると、制服を着た高校生たちが来店した。来客者の顔を見て、麗那の表情が思わず曇る。
『うそぉ・・・あの子たち、また来たのかぁ』
『ど・・・どうしたんですか、秋村さん?』
麗那の近くにいた京野朱里が、どうしたのかと声を掛ける。しかし、心配すべきは朱里の様子の方でもあった。ずっと、股間に仕込まれた異物が振動を続けており、それを抜くこともできず接客に勤しんでいるのだ。
『うん・・・新人の子にこんなことを言うのも何だけど、ちょっと苦手なのよね。特に、メガネを掛けた女の子。いきなり不審者扱いされたり、私の行動をずっと監視したりってこともあったから』
『えっ?それって、ストーカーじゃないですか!』
『京野さん、声が大きい!』
『あっ・・・す、すみません。ひぐっ!』
すぐにしゃがんで陰に隠れた二人。
麗那は向こうを気にして分からないようだが、しゃがんだ拍子にもバイブが朱里の膣襞をグリグリッと擦り上げ、思わず喘ぎ声を上げてしまいそうのなる。
声を聞いてこちらを向いたのは、藤代佳菜を始めとするセレスト学園新聞部の部員たちだ。そして、その中には中川菜穂、鹿島大和の姿もあった。

『あふぁ・・・それにしても、随分と多いですね。んっ、1,2,3・・・合計で10名様ですか』
『ねぇ、桃美!ちょっと、奥のテーブル頼んで良いかな?』
『うん、わかったよ』
多くを言わなくとも解っているといったふうに、桃美はウィンクをして佳菜たちの座る席に向かった。
『中川菜穂が来てくれるとは以外だったわね。これも、常連の藤代佳菜ちゃんのおかげだから、感謝しなくちゃ♪ひとまずは、最近は菜穂の直感が冴えてきているから、バイブのスイッチくらいは切っておいた方が良さそうかな〜。朱里ちゃんたちも、暫くはアソコを疼かせないであげるね☆』
スプレー缶の奥で微動していたバイブを、胸の中に隠したリモコンで操作する。スカートの中に、容器のせいでパックリと割れた秘部があるのだが、桃美は少しの動揺も見せずに佳菜たちを迎えた。

52PON:2013/02/08(金) 12:13:22 ID:DAgf5YCI
箱の中からは、次から次へとコレクションに加えた女性たちの抜け殻が取り出されていた。
しかし、全てを出そうというわけでは無く、目ぼしい皮を選び、また違う場所からも何着かを用意する。
『中学と高校関係の女性はこんなものね。有名タレントとか婦人警官たちのはそこに置いたし、ここのバイトの娘たちは桃美の皮の下にまだあるし・・・あとは、それ以外のそっちのロッカーか』
まさに死屍累々といった、中身のないスキンスーツの山を見下ろし、この後のことを考えながら着衣を脱ぎ下ろす。さんざん身体を弄んで満足したのか、その手際は早く、最後まで抜け落ちることなくぶら下がっていた達也のモノを模った極太バイブも、躊躇なくズルリと引き抜く。
『んふっ・・・ククククッ♪』
だが、ズルリと引き抜くというほど短いモノではなく、姿を覗かせていたそれよりも膣奥に入っていた部分の方が明らかに長い。そのため、抜き取る時にズルッ、ヌチャッ・・・と粘液と膣襞が絡みつく感触には、自然と喘ぎ声が漏れ、バイブを眺めつつ歪んだ笑みを浮かべていた。

桃美を模ったマスク、スキンスーツを脱ぎながら隠し場所へ移動する。僅か数歩でたどり着く程度だが、皮はその途中に置き去られていた。
桃美の下に隠れていたパーツが露わになり、目を見張るほどのスレンダースタイルは怪盗の目を楽しませた。傍目には、那須野花音が自分の身体を見てニヤニヤと笑っているようにしか見えないのだが。
『くしゅん!・・・今頃、私のことを噂してるのかも。本物の私が会う前に、達也さんにご挨拶しちゃったからな・・・って、その前に裸でうろついていたら、くしゃみも出ちゃうか♪もう、アソコまでグショグショだし。こんなんじゃあ、風邪ひいちゃうよぉ』
マネージャー室に居るには相応しくない女性が、その裸体を惜しげもなく晒している。股間のクレバスから滴る透明な粘液が太腿にまで達しているのは、桃美の秘部を貫いた異物が花音の秘部をも掻き回していたからだ。
『まっ、本物の花音なら風邪もひいたかもしれないが・・・な』
顔も声もスタイルまで、全て本物と何ら違いのない那須野花音の姿も、所詮は怪盗レオンの身体を覆う一着の皮に過ぎない。
粘液塗れのワレ目に手首まで突っ込み、大きく口を開けた膣内から愛液を掻き出すと、今度は紅色をした膣襞を力任せに引き裂く。
『うわっ、痛そぉ〜♪こんな所から脱皮しちゃったら、中に居る明日菜ちゃんも恥ずかしいんじゃないかしら?よりによって、一番最初に外気に触れたのが、男のモノを知らないアソコなんだからね。ほらぁ、あんなに掻き出したのに、アソコの奥がまたジュンって濡れてきてるみたいよ♪』
股間の裂け目は、引き裂くほどに臍、胸の谷間、首元まで達した。
そして胸を両横に開き、花音よりも大きな乳房を覗かせたと思うと、そのままマスクにも手を掛けて一体型スーツを脱ぎ去った。
『もぉっ、いくら脱皮するって言っても、アソコからっていうのは恥ずかしすぎますよぉ〜。まず初めに、この87センチのFカップ巨乳をプルプルンって弾かせられるように準備していたのに・・・花音さんの言うとおりで、本当にアソコが濡れてきちゃったんですよ?明日菜の下の娘は水着とストッキングを着ているから、明日菜が感じてるのを認めるしかないのにな』
那須野花音の皮を脱ぎ、山崎明日菜へと変装した怪盗は、恥じらいの表情を見せつつも口元をニヤリと歪ませる。
『今回は、どこまで脱ごうかな。初めから着直すのも良いけど、怪盗レオンの本体を覆っているのが中川菜穂だから、お気に入りの菜穂のままで居る方が楽しいかな?』
明日菜の皮を脱ぎ、清滝千咲の変装にストッキングと水着の重ね穿き姿を見せている。トップスを外し、Iカップもの豊満な乳房を上下左右に揺すりながら水着とストッキングを一着ずつ丁寧に脱ぐ。すると、そのたびに明日菜の顔に浮かべていた表情が千咲の顔にも宿った。そして、股間を覆う布地が減っていくにつれて、怪盗レオンの身体の一部が千咲の股間の曲線にあるまじき形となって浮かび出た。

53PON:2013/02/08(金) 12:45:19 ID:DAgf5YCI
『こうして見ると、着るよりも脱皮した数の方が多かったのかもしれないですね。もし、千咲の変装まで来てたら、このモッコリのせいで怪盗レオンの正体の手掛かりが掴まれる可能性があったんだから』
水着とストッキングの重ね穿きの上からでも、ハッキリと浮かび出た股間の膨らみを摩る千咲。その滑らかな指遣いで、半勃ち状態だった股間のモノは大きな反応を見せた。
『まっ、そうと判ったらすぐに膣奥にしまえば良い話かしらね♪』
直穿きしたストッキングの中に手を忍ばせ、股間を覆う着衣を浮かせれば、怪盗レオンのモノが千咲のワレ目を押し開きながらそそり立っているのがよくわかる。
『あらら?千咲の扱きと膣襞に擦れてるせいか、すっかり勃起しちゃってる・・・さすがにこれだと、今しまうのは難しそうね♪大人しくなるまで待つか、千咲がヌイてすっきりさせるか・・・怪盗さんはどうすれば良いと思います?私なら、こんなに大きなオッパイを持ってるんですけど。クククッ・・・』
答えなど言うまでもないとばかりに、千咲の顔には怪盗の欲望がそのまま映し出されている。
『ふぁー・・・むっ♪』
ストッキングなどを全て腿まで脱ぐと、千咲のIカップ巨乳で自分のモノを挟みながらその先端を口に含んだ。次第に粘液は、怪盗のモノと千咲のワレ目の両方から多量に滴り、千咲の口の中は男女の液体ですっかり粘っていた。

54PON:2013/02/08(金) 12:55:06 ID:DAgf5YCI
『さぁ、今のうちだよ。早くしないと、また勃起しちゃうからね』
ゴクリと喉ごしを味わった口の中は、まだ糸を引いている。それは、千咲スーツの下に隠してあった松山鳴海の口でも同じであった。
『結局、脱ぐ方を選ぶのね。それにしても、浩輔以外のオトコのを口とアソコの両方に咥えたのは初めてだよ・・・だが、そんな余韻に浸ってるヒマは無いよな』
鳴海の皮の下からは、深浦美里が現れる。お気に入りの変装は、やはり大事に準備しておこうというのだろう。
『残るは中川菜穂だけだが、やはりこの二人はこのままでいたいところだな。なにしろ、コイツらが怪盗レオンのフェイバリットスキンだからな。悪いが、このまま俺様のシンボルを咥えていてもらうぜ?』
自分の身体を近くにあった姿見に写す。深浦美里を形作る皮は、大きな乳房から脚線美、ワレ目の形まで、あるべき姿を怪盗レオンの変装として作り上げるが、股間だけは不似合いな肉棒を生やしている。その異様な身体に、滾った興奮が萎れたモノへと伝わってムクムクと動き出す。
『おっと・・・せっかく千咲さんがヌイてくれたのに、また元通りになってしまいそうね』
自分のモノにそっと手をあてがいながら、準備していたスキンスーツに脚を通していく。刻み込まれた女性器に挿入すれば、異物を生やした美里の股間にすっかり貼り付いた。
『ふわ・・・っ、すごい絡みつきね。さすが、名器を備えているだけあるわ。ただ咥えているだけより、やっぱりこうして膣襞にたくさん擦れさせないと、本人の良さも分からないってことかしら?Gカップ巨乳だって、きっと私と同じように乳首まで立たせてしまうはずね。盗聴器と睡眠薬をそれぞれに隠しているなんて少しも分からないくらいに、ピンピンに・・ね』
一体型の抜け殻は、美里の胸も顔も覆い、胸の谷間にある裂け目から僅かに美里の身体を覗かせるだけとなる。怪盗レオンのものを生やし、美里の身体の一部を覗かせながら姿見の前に立つのは、大のお気に入りである中川菜穂だ。鏡に映るその姿を見て、菜穂もまた美里と同じ表情を浮かばせた。
『深浦美里を、中川菜穂がサンドウィッチしちゃったね。女子高生とメイドっていうだけならまだ地味だけど、二人とも美人でたわわなGカップ巨乳を揺らしてるとなったら、さすがに怪盗レオンも満足がいくってものだな。しかも、名器の女たちとなれば、コイツも我慢できずに立っちまうよな。ククククク・・・』
菜穂の膣口に指を掛けて引っ張り、男性器を出し入れすれば、すぐさま萎れ掛けていたシンボルは怒張を始める。
『んんっ、菜穂のヒダヒダが気持ちいいよぉ・・・美里さんのにも擦れてるから、余計に感じちゃう・・・今頃、本物の菜穂もバイブの挿入感をこんなふうに味わっているんだろうね♪』
蟹股になりながら一度動かすと、もう辛抱たまらず、快感に任せて菜穂の女性器を早く動かす。ニュルッと肉棒が出てきたと思えば、すぐに菜穂の局部に埋もれた。
『見掛けは中川菜穂のオナニーだけど、美里さんの皮の下にもまた菜穂の身体が隠れてるし、三人分の名器に一気に挿入したら・・・・ふぁぁ、っ!こ、こんなふうに感じるってことなのね。んんんっ・・同じ名器とはいえど、ビラビラの締め付けや絡み付きがこれほど違うなんて、女のアソコって奥が深いわ♪』
鏡は、卑猥な菜穂の姿をそのままに映している。喘ぎながら唇を舐めるその表情も、秘部を弄っては疑似挿入をする行為も、自慢の乳房が大きく弾むのも、怪盗レオンの欲望を満たしてくれる。そして、菜穂の膣内に引っ込んだ瞬間、菜穂の腰がビクビクッと動いた。
『・・・あっ、もうイっちゃったの?怪盗レオンって、もしかして早漏なんじゃない?クククッ』
ワレ目からズルリと出てきたレオンのモノは、余韻を味わうように小さく律動している。そして、菜穂の膣襞には迸った白い粘液が付着し、滴る液体と二人分の性器が擦れ合ってヌチャヌチャと音を立てた。

55PON:2013/02/08(金) 12:58:14 ID:DAgf5YCI
『私のGカップ巨乳の上に、またGカップ巨乳の女が重なったわ。Gカップの女性限定で怪盗レオンのモノを生やすなんて面白い試みとは思うけど、あなたのコレクションが巨乳揃いだってこと忘れてない?既に、藤代佳菜、深沢愛奈、水沼唯のセレスト学園連中に、婦人警官の小早川夏美、それにYUINAとか片瀬美咲・・・私を入れて、もうかなりいってるよ?』
美人女優、中沢まさみの身体を女性の皮が覆い、分離していたマスクを被れば、野田双葉の裸体が美咲の全てを隠してしまった。
『そうよね、しかも私たちは一人分しか怪盗さんのを咥えられないのに、菜穂さんと美里さんは既に複数重ねてあるだなんて、優遇されていてズルいと思うわ。利用価値でいえば、美咲さんやYUINAちゃんたちは仕方ないと思うけど』
腕組みで胸を寄せ上げながら、鏡に向かって自分自身に抗議をする双葉。
しかし、その身体にもまた裸の女性が重ねられていく。新たに重ねられたその巨乳とて、これまでの女性たちとカップサイズに違いはない。
『しかも、あれから一度も勃起してくれないのも不満よね。こうして、中井里紗まで加わって楽しませてあげてるっていうのに、この調子だもの』
股間に生えたモノを指でブルブルと弾く里紗だが、大きな反応は見られない。しかし、その指遣いもさることながら、乳首をツンと立てながら豊かな胸の膨らみが小刻みに弾む光景は、里紗の顔に怪盗の欲望を反映させた。
そして、続けて一体型のスキンスーツに身体を入れれば、その身体に合った深町恭子の顔が被さる。続け様に美人女優へと変装するも、使い勝手としては早々ないであろう。今、この場所限定で楽しもうというつもりのようだ。
『イキ疲れちゃったようにも見えないのにね。でも、興奮しないように懸命に我慢しているっていうなら、少しは許してあげても良いかな〜。なにしろ、ファンの人たちにしてみれば、生唾ゴックンの痴態をした私たちだもん。マジで勃起してないなんて言ったら、この乳とお口を使って、本気出してやるんだから♪』
世の男どもを射止めんばかりの笑顔を弾けさせながらも、スキンスーツを着込む奇行は続く。
『さぁ、ここからは実用的な女子大生たちの変装になるわよ。まずは、泉川愛里ね。他のGカップ女子よりは少し小さめなのかしら?』
グニュッと握れば、小さ目なのを感じさせないボリュームが手に広がり、卑しい笑みが剥がれることはない。
『続いては、桐原桃美ね。私もまだ一回目の出番だけど、怪盗さんのコレを生やすのが一回目なだけで、また何回も出番は来るはずよ?ねっ、麗那?』
その後も、桐原桃美、秋村麗那の皮を着込み、麗那へと変装した怪盗は、自分の姿に不似合いな肉棒を撫であげる。
『そして、私で最後なんだね。詠美くらいなら、どこにでもいる美人巨乳女子高生ってことで、ピンチになっても上手くやり過ごせそうかな』
詠美の一体型スーツにある胸の裂け目から、麗那が中へ侵入する。マスクが麗那の顔を覆い、最後に詠美の胸が麗那の胸に重なった。裂け目がピラピラと浮くのを引っ張り、早く閉じるように促している。それに従うように、裂け目はすぐに蚯蚓腫れのようになって閉じた。

56PON:2013/02/08(金) 13:17:47 ID:DAgf5YCI
『あとは、怪盗レオンお馴染みの衣装タイムだね』
待ちかねたと言いたげに、アーモンドブラウンのストッキングに脚を滑り込ませる。
『こんな可愛い女子高生が、まさかストッキングの直穿きで、その上からインナーとかを重ね穿きしながらハイレグ衣装を喰い込ませてるなんて、絶対に思わないでしょ☆あいにく、大事なトコロはこんなにモッコリだけど♪』
インナーを穿き、重ね穿いたそれらの上にベアトップのハイレグバニースーツを穿けば、股間の膨らみも幾分大人しくなって映る。とは言うものの、違和感が消えたわけではない。、だからこそ、セレスト学園の制服まで着込んでいるわけだが、ミニの裾丈なだけに、いつ捲れても不思議はないくらいだ。そもそも、浅野詠美の姿を人前で晒す機会が訪れるかどうかは不明なのだが。
『ここからは、Gカップ巨乳の女っていう縛りも、怪盗レオンさんのコレも無くなるから自由に変装しちゃって良いのね。で、男の人のを咥えられなくなった代わりに、このオモチャとスプレー缶の出番ってわけか。あと、こまめにオッパイにも盗聴器とか催眠スプレーを仕込むの忘れないようにね♪』
次なるスキンスーツを纏い、マスクを被った怪盗は左胸に仕込んだ盗聴器の位置を乳首の上から確かめる。
『ふふふっ、碧を使ってくれたのって、いつぐらいぶりかな?出番なんていっても、私の声も出さないで脱いじゃうくらい短かったもん。順調に成長したDカップのオッパイに、ツルツルのアソコも懐かしく感じられるでしょ♪さっそく、私の乳の中にも七つ道具も隠しておいてよね』
まるで、怪盗レオンの役に立つことを望む口ぶりを操り、詠美の胸にぶつけながら胸の内側をゴソゴソと弄る。そして、手を抜き取って右胸の乳首を摘まめば、その中に仕込んだスプレーが乳首からプシュッ・・・と噴き出た。それを確認したのも束の間、すぐさま皮を着て碧の裸体を押し込めてしまう。
『あいにく、怪盗レオンさんのスキンスーツに掛かれば、同級生の椎名さやかちゃんや、達也さんの仲間の中野小夜子さんみたいなAカップ微乳でも、簡単に隠せちゃうんだけどね。むしろ、小さいオッパイの女の方が、相手もまさか小さな胸に・・って油断し易い利点もあるかもな。こんなふうに・・・ね。私も、Aカップな女子高生だもの。きっと、これから大きくなってくれると思うけど。ククククク・・・』
碧よりも小さめな胸が重なり、自分の裸体を摩るのは、密かに大和に想いを寄せ続けている森田志穂だ。そんな大人しい性格の志穂までもが、鏡の前でささやかな胸の膨らみを撫で、液体を噴射させている。勢いよく出ているのにも関わらず、残量は尽きそうにない。
『クスッ、あんまり調子に乗って出していると、本当に無くなっちゃいますよ?怪盗レオンさんの大事な武器なんだから、大切に残しておかないと。こうして、厳重にいくつも蓋をして・・・ね』
尖ったプラスチックの蓋を乳首に突き刺し、グリグリと胸の中に埋めると、その上からニプレスを貼り付けた。
『ここで乳首に蓋をしちゃいましたから、次の盗聴器を用意しておいてくださいね』
他人事な口ぶりで、志穂の出番はこれで終わりとばかりに下半身を皮の中に忍ばせていく。股間までが覆われると、これから着ようという変装スーツの胸の内側に畳んでおいたマスクとスキンスーツを何着も隠し入れた。もちろん、盗聴器を隠すのも忘れていない。そこまで仕込みを終えて首まで引き上げてから、そのスタイルに合ったマスクを被った。長いその髪は、少し身動ぎをするだけで大きく弾む乳房の先端にくすぐるように触れる。
『むぐっ、ぷふぅ・・・うわぁ〜、一気にオッパイと肩が重くなっちゃいましたよぉ。Aカップの森田志穂から、Hカップの大野愛美に変装するなんてやり過ぎじゃありません?そりゃあ、愛美から脱皮した謎の変装怪盗が、一気に貧乳女子高生になっていれば、ピンチも脱出できますけどね〜』
両腕で抱えても零れ出んばかりの、102センチを誇る爆乳女性が今の怪盗の姿だ。それほどのサイズながら、しっかりと質感や造形も綺麗に保っているのは、これも愛美がバストケアを怠っていないからこそであり、怪盗レオンに狙われてしまうのも納得がいくというものだ。
『これだけ大きければ、スキンスーツはもっと隠せそうですね。時間短縮のためにも、もう少し追加しておきましょうか♪催眠薬は、アソコにでも咥えてしまえば問題もありませんし』
首の皮を掴んで広げれば、乳首を隠した志穂の胸が見える。その中に、さらに多くの皮を忍ばせて元に戻した。
首のエッジを馴染ませるうちに、異物を隠しているとは思えないたわわな双丘が何度も気持ち良さげに震えていた。

57PON:2013/02/08(金) 13:20:45 ID:DAgf5YCI
『碧ちゃんと志穂ちゃんのバージンなアソコに、こんなに太いの挿入してしまいますけど、我慢していてくださいね♪なーに、すぐに気持ち良くなるさ。男のモノなんて、物足りなくなっちまうくらいにな。ククククク・・・・』
スプレー缶を逆さまにし、底面からズブズブと埋めていく。膣口よりもはるかに大きなサイズの異物を、大野愛美は何食わぬ表情で挿入していった。
『私の場合、102センチのHカップが邪魔をして咥え込むのが見えないんだけど、ここには鏡があって良かったですね』
股間に手を当てれば、二の腕は胸を挟み込み、その谷間も膨らみも増して下方の視界をさらに狭めている。
『ふぅ・・っ、愛美さぁん・・・志穂のアソコが裂けそうになってますぅ。私のアソコ、こんなにガバガバになったら鹿島君のを咥えられなくなっちゃいそう・・・』
『私だって、お兄ちゃんのためにバージンを取っておいてあるんだから、スプレーのせいで使い物にならなくなったら許さないですよぉ?んぁ・・・ぁぅ・・』
愛美の表情を苦悶に歪めながら、口からは森田志穂と鹿島碧の喘ぎ声混じりの声が漏れ出る。それでも、手から力を抜くこともなく挿入を続けていけば、太い缶は大きく開かれた愛美の膣奥まで収まり、噴射口までもを呑み込んだ。
『クククッ、それくらいキツいから良いんじゃないですかぁ。しっかり膣圧で咥えておけば、勝手にひり出ることなんて絶対にないからな。これなら、相手に警戒されずに噴射させられるってもんだぜ。・・・自分と同じのっぺりな股間をした女が、閉じたワレ目の中にこんなモノを用意しているなんて絶対に思わないわね♪』
すっかりあるべき形に閉じたワレ目をピラッと捲れば、既に粘液に塗れた噴射口が頭を覗かせる。鏡越しでも、糸が引いているのがわかるほどに。
『念には念を入れて、前バリで蓋をしておくか。メコスジをハイレグ水着に浮かばせるのも楽しみの一つだからな』
男口調で自分の膣口を摘まみ、強力粘着テープで内襞に及ぶまでピッタリと隙間なく貼り付ける。暗い桃色の襞とともに、小さな異物の突起も半透明の前バリに浮かんで見える。
『強い粘着力じゃなかったら、愛美の具がハミ出てたかもね♪』
ギリギリ覆えるほどの幅ながら、少しもズレることなく密着している。これほど小さくては、脚を閉じているとその存在にすら気づけなさそうだ。
そして、その上に肌色や茶系統のストッキングや水着などを続けざまに穿けば、もう異物の存在どころか前バリも見えなくなった。
『うん、これで愛美のメコスジもちゃんと浮かび出たね。でも、コレは本物のメコスジじゃないけど・・・クククククッ』
股間のへこみを摩り、トップスで胸を覆うと、次の皮を手に着込んでいく怪盗だった。

58PON:2013/02/08(金) 13:42:57 ID:DAgf5YCI
『大和、さっきから奥のテーブルの動きが怪しくなかった?』
『えっ、そうだった?』
『何よ、あれだけおかしな素振り見せてたのに全然気にしてなかったの?店員まで加わって何か話してたんだよ?』
『だって、まだお互いに知らないのに怪しんだら失礼だよ。それに、向こうだってプライベートで来てるんだし、変に様子窺ったりしたら悪いよ・・・』
『そ、それはそうかもしれないけどさ・・・』
菜穂と大和は、二人でコソコソとそんなことを話している。
股間の異物感は拭えないままだが、それでも何とか身体は慣れてきたようだ。これまでに2、3回は微動が来たために懸命に我慢していたのだが、ここ暫くは収まっていた。許されるのなら、すぐにでもトイレに行って抜き取りたいが、テープのようなもので蓋をされ、その上から何着ものストッキングと衣装を喰い込まされていては容易に外せない。そのため、ジッと我慢するしかなかった。
一方の新聞部員たちは、ある程度の取材はできたようで、これまでに聞いた話を取りまとめていた。終わったのならば帰して欲しいとは思う二人なのだが、それは許してもらえるような雰囲気でもなく、仕方なく残ることにした。
『でも・・・でも、だよ?ああやって怪盗が姿を見せたんだから、向こうに接触してたとしても少しも不思議はないと思わない?』
大和の窘めに対し、菜穂も納得の態度は示すのだが、どこかで割り切れない面もあった。以前の菜穂ならば、もっと強い口調で反発したであろうが、怪盗66号、怪盗レオンと接触を重ねていくうちに逞しい一面を見せる大和にさらに魅かれたからこその、いじらしい反応とも見える。
『もし、中川さんの不安が的中しているなら、向こうの人たちも前から怪盗との接触を受けていると思った方が良いね。普通なら、怪盗は目の前の相手に気付かれずに変装姿を披露するだけだから、店員まで巻き込んで話し込むのはおかしいよ』
『でしょ?でしょ!?・・んんっ!』
『・・・どうしたの、菜穂ちゃん?そんなに興奮して?』
『あ・・・いえ、なんでも・・・ひぐっ!』
佐伯麻衣をはじめとした部員たちが、一斉に菜穂に注目している。それどころか、周りの客や店員たちもこちらを見ている。今置かれている状況を忘れて、立ち上がった時、座った時に、股間の異物が膣内を刺激し、余計に恥ずかしい思いをしている気がした菜穂。
『や、大和のせいだからね!』
『えっ、何で僕の・・・それより、今のってツラく・・・』
『うるさいっ!黙れっ、大和のくせに・・・』
一旦、熱くなった菜穂トーンは一気に萎んで、とうとう大人しくなってしまった。
『これもみんな、アイツがこんな所にまで現れるからいけないのよ・・・』
スカートの裾を押さえながらシュンとしている菜穂は、刺激の余韻に耐えつつもそんなことをブツブツと呟く。自分のせいにしたり怪盗のせいにしたり、よくわからないな・・・そんなことを思う大和なのだが、ただ取材に応じるつもりだったのに、こんなところで出くわすとは、本当に神出鬼没な奴だと呆れる部分もあった。

59PON:2013/02/08(金) 13:47:15 ID:DAgf5YCI
『達也さん、そんなに向こうを気にしていたら見つかってしまいますよ。せっかく、目立ちにくい席に座ったんですから・・・』
達也たちの座っている席は、店内で死角になり易い場所だ。逆に言えば、店内を見通しにくい席でもある。
『それは理解しているんだけど、やっぱり怪盗の動向が気になるんだ。秋村さんのことも心配だし』
『亜衣さんの学校のお仲間は、気付いてる様子は無いんですか?』
『今のところは、気付いていないと思うよ』
『そうですか?それならば良いんですけど・・・』
いまいち達也の言葉が信じられない、そんな様子を見せる美里。しかし、達也も麗那のことを心配しての行為なわけで、あまり強く言うことができなかった。
『河原くん、そんなに動いてどうしたの?』
背後の出入り口から、麗那が声を掛ける。
『うわっ!あ、秋村さんか・・・』
『やけにホールを見てるから、こっちが気になっちゃって』
『ほら、やっぱり。もう少し大人しくしていた方が良いんじゃないかしら』
このタイミングに乗じて、じっとしているようにと美里が諭す。
『目立ってないと思っていたんだけどなぁ』
『あ、言っておくけど、私は本物だからね』
『それは判ってるよ。怪盗と入れ替わられる暇なんてないくらい、店内に出ていてくれてたから』
『これからは、大人しく見てくれてると有難いかな』
『・・・わかったよ』
達也の言葉を聞き、美里も安心した様子を見せた。

60PON:2013/02/08(金) 14:02:53 ID:DAgf5YCI
『おっ、良いカモ発見!スーツスカートの美人会社員お二人ごあんな〜い♪ってね』
制服に身を包んだ女子高生は、レストランの外壁にもたれてしゃがみながらそんなことを呟いた。
しかし、そんな声が彼女らに届くはずもなく、何かを話しながら店内へと向かっていく。街灯に照らされるライトブラウンのストッキング脚を見て唇を舐めつつ、脚を開いて自分のスカートを眺め下ろした。
『クククッ、私のアソコがこんなにボッコリと膨らんでるし、Jカップの超巨乳も張ってきてるみたい・・・早く、この睡眠薬を使って眠らせたいって言っているみたいだよね♪』
怪盗レオンは、胸と股間の膨らみを摩りながらおもむろに立ち上がった。そして、通用口の前で松浦千波マスクを捲り去り、ボリューム感溢れる深い胸の谷間にマスクを隠し入れた。
『おっと、セレスト学園の制服のままではさすがにマズいわね。マネージャーの結城亜美はピシッとしたスーツ姿で居ないと。だいいち、こんな爆乳をぶら下げた女子高生なんて、あまりにもミスマッチだわ♪』
千波であったはずの女性は、その場で制服も脱いでしまうと、ハイレグレオタードのままで店に入った。
それから、更衣室でタイトミニスカートのスーツに身を包み、レオタードも股間の膨らみさえもをスーツの中に隠す。
『千波マスクは、このままでも良いかしら?この谷間に埋もれていては、彼女たちに見えるはずもないしね』
豊満な胸の存在を隠しきれない白いブラウスには、よく見ればレモンイエローのレオタードの色が透けている。その上からベストを羽織れば、色の違和感も隠れてしまうが、胸のラインばかりはどうすることもできない。むしろ、千波マスクを挟み込んだそこに視点を集めようと、谷間に掛かるボタンだけは肌蹴させていた。

61PON:2013/02/08(金) 14:19:43 ID:DAgf5YCI
タイトミニのスーツを着た女性店員が、キリッとした表情で店内を闊歩する。彼女が通る方向からは、ブブブブ・・・と鈍い振動音が僅かに漏れ聞こえていた。
その音が近づいて来るのと、女性がやってきた気配を感じ、女性客がそちらを振り向く。
『あの・・・お客様?』
『はい?』
“結城”と書いた名札を胸に付けている女性は、客の反応を見て会釈をする。
落ち着きのある佇まいは、明らかに他の店員よりもキャリアがあるのを感じさせる。名札を見れば、名字の上に“マネージャー”と書いてあった。
『もしかしたら、薄いピンクのコンパクトカーでお越しではないですか?』
結城亜美は、身体を前に倒しながらそう伝える。タイトミニのスカートがややずり上がり、ただでさえ短い丈は、ライトブラウンのストッキングに包まれた太腿までもを露わにした。
『はい。そうですけど・・・』
『やっぱりそうでしたか』
それを聞き、亜美はニコッと微笑む。たおやかな笑顔に目をやるも、二人の女性客は、亜美の胸元に目を奪われてしまう。なにしろ、ボリュームのある彼女の胸は開かれた襟元からハッキリと見えているのだ。
明らかに、窮屈でボタンが留まらない・・・そう見てとれる。そして、そう話す間もずっとうねるような振動音が耳に届く。その発生源は、太腿までずり上がったミニスカートの奥からなのだが、亜美は自分の身体から異音を鳴らしていると知らないのか、何も変わらない様子で話をしている。
『お客様のお車ですが、ルームライトが点灯したままになっているようですので、一度戻られた方がよろしいかと思いますよ』
『えっ、本当に?明香さん、私ちょっと見てきます』
仲良しに見える二人だが、会社の先輩後輩の間柄のようで、明香と呼ばれた方の女性が、車の持ち主の女性の先輩にあたる関係らしかった。
『あっ、それならオーダー決めてからでも良いんじゃない?いくらなんでも、すぐにバッテリーあがったりしないよ』
『・・・それもそうですね。良いですか?オーダーしてからでも』
『はい、こちらは一向に構いませんが。では、私の方で承りますね』
そう尋ねられた亜美は、その場で注文を待った。二人がメニューを覗き込んでいる最中も、小さく響く音が鳴り止むことは無い。決まるのを待つ間、亜美は天井にある空調を気にする素振りを何度か見せた。
音が気になっていた二人の客は、亜美の動きを見て、天井から聞こえてくる音かと思いつつ、注文を決めるのだった。

『柏木さんはもう決めた?』
『はい。明香さんも決まったんですね』
『じゃあ、私は・・・』
亜美は、二人からのオーダーを復唱しつつ、ハンディターミナルに入力した。
『それでは、ごゆっくりどうぞ』
お辞儀をする亜美の胸元はユサッ・・と服の上に乗りかかり、その谷間たるやものすごい迫力を誇っている。同じ女性であっても、目を見張ってしまうほどだ。
そうして、テーブルから去っていく際に、ずり上がったスカートの裾をさり気なく引き下げていた。
『ちょっと行ってきます』
『はい、いってらっしゃい♪』
亜美がいなくなったのを見て、すぐさま後輩の女性社員はスカートの裾を払いながら立ち上がった。
『あっ、音が鳴り止んでるわ・・・』
一人になった明香は、天井を見上げながらそんなことを呟いた。

62PON:2013/02/08(金) 14:39:07 ID:DAgf5YCI
『あれっ?ルームライトなんて点いてないじゃない・・・』
『そうでしたか?私の見間違いだったかしら』
『えっ!?』
運転席側の扉を開け、ルームライトのスイッチを確認する彼女の背後から、女性の声がした。振り向けば、そこには先程オーダーを取った結城亜美が立っている。
『どうしてここに・・・?』
『クスッ、どうしてでしょうね?やっぱり、柏木さんが綺麗だから・・・かもしれませんね』
たおやかに笑う仕草は、オーダーを取っていた時の落ち着いた雰囲気そのままだ。しかし、既にベストは脱いでおり、ブラウスのボタンも半分以上が外れて、注目していた彼女の大きな乳房がよりリアルに見え、その下に胸元がザックリと開いたレオタードを着てあったと判る。さらには、彼女のスカートの奥からウィンウィンと聞こえる異音は店内の時よりもハッキリと鳴っていた。

『すみませんでした、明香さん』
車から戻った柏木香純は、スカートの裾に手を当てながら席に座った。
『まだバッテリー大丈夫だったでしょ?』
『えぇ、煌々と点いてました♪』
二人はクスッと笑い合った。
『ところで、車で何かあったの?戻ってくるのに時間かかったみたいだけど』
『ちょうど忘れ物をしたのに気付いて探したんですけど、車のどこにしまったのか分からなくなっちゃって・・・でも、見つけることができました』
探し物はコレだったと、香純はカバンの中から手帳を取り出した。
『あれっ、デザイン変えたのね?』
『えっ?・・・えぇ、そろそろ新しいのも良いかなって思いまして』
少し戸惑った表情の後、ニッコリと微笑む香純。
しかし、彼女が持つ鞄の中身は、いくつかのプラスチックの容器、それに水着やストッキングなどが何着も入っているばかりで、普通のOLが持ち歩くようなものではなかった。
『それじゃ、ドリンクバーに行こうか』
『私、明香さんが戻るのを待ってますね。二人で行っちゃうと留守になって危ないですから』
『そう?別に混んでいないから心配いらないと思うけど・・・』
『クスッ、明香さんらしいですね』
結局、香純を残して明香が先に行くことになり、立ち上がろうとするのだが、そこで再び小さな振動音が聞こえるのを感じた。亜美が気にしていたように空調を見上げるが、その真下に座るのが香純だった。
『まぁ、いいか・・・』
そう呟いた明香は、奥へと向かった。

63PON:2013/02/08(金) 14:42:52 ID:DAgf5YCI
『ふぁ・・・んっ、またイっちゃうぅ・・・!』
声を絞り出し、唇を噛みしめる香純。すると、次の瞬間に身体が小さく律動し、ミディアムボブの髪が揺れた。しかし、まだ股間を刺激する異物の音は続いていて、顔色も赤みが差したままだ。それでも、平然とした口調で独り言を漏らす。
『ふぅ・・・さっきの結城亜美のことを思い出していたようね。不思議な音とセットで、Jカップ爆乳の迫力も蘇っていたのかも。でも、明香さんも私も、そう捨てたモノじゃないと思いますよ?そりゃあ、大きさではあの人に敵わないですけど・・・ね』
白いインナーをクイッと引っ張り、自らの胸元を覗き見る香純。
『私みたいに、81−56−83でCカップのスレンダースタイルが良いって言ってくれる男だっているもの』
香純のタイトスーツの下には、ハイレグビキニが着てあり、Cカップ美乳はささやかな面積の布地に隠れている。ベティーブラウンのストッキングに手を置き、そこからスカートの奥に手を入れて弄れば、ビキニを押し上げるバイブの振動がその手に伝わった。
『私の知り合いの怪盗レオンっていう人なんて、巨乳であろうと無かろうと気にしないどころか、アソコにバイブを咥えてファミレスに来る痴女ですらOKって言ってたわ。つまりは、柏木香純も南城明香も十分にストライクゾーンってことさ。達也の父親の会社に勤めているとなれば、尚更に・・・な。ククククク・・・』
自分の身体に触れ、卑しい表情を浮かべる柏木香純こそ、さっきまで結城亜美として対応していた怪盗レオンの変装であった。
新たなコレクションを加えたレオンは、香純の携帯を操作して、家族や社員の情報をチェックする。
『ふーん、画像を見る限りなかなか粒が揃っているじゃないか。顔と名前が一致しないが、柏木香純に南城明香・・・それに、まだ海原恵と大橋知沙っていう便利な秘書がコレクションにあるんだ。社員の名前くらいすぐに判明するさ』
そうするうちに、明香がカップを手に戻ってきた。
『お待たせ、柏木さん』
『どうやら、鳴り止んだみたいですよ』
『あっ、ほんとね』
二人は空調を見上げ、安心した表情を見せた。
『それじゃ、私もイッてきますね』
今度は、香純がドリンクバーに向かう。すると、歩く彼女のスカートの奥から激しくうねる機械音が鳴り始めた。トップスで寄せ上げた香純の胸の谷間に、リモコンを仕込んでいるのだ。
誰かが近くを通れば、確実に発生源が香純の股間からと気付かれてしまいそうな音が漏れ出ている。
『“イク”って言っても、香純の場合はバイブでイッちゃうって意味だけどな。私って、イキやすい体質みたいだから、車の中でも挿入するだけで2回も・・・んんっ、ふうぅっ!』
コーヒーを注いでいる最中に、香純は内股になりながら身体を何度も震わせた。目は潤み、とても普通の状態では無いと思える反応だが、それも少し経てばバイブを軋ませていると思えぬほど、何食わぬ顔で立っていた。
『クククッ、ここまで感じ易い身体ってのも面白いな。女の快感っていうのは、何度味わっても飽きるものでもないからな・・・こうやって膣圧で自在に挟みながら、乳を弄ってやれば、それだけで・・・はうぅ、んっ!』
再び、バイブの刺激と愛撫で絶頂に達した香純。
『車の中で2回、店に戻る時に1回、待っている時に2回、ここに来て2回・・・か。こんな短い間に合計7回とは、もう見世物にでも使えそうだな。すっかり、ビキニにまで染み渡って来ちまったぜ。あいにく、本物の柏木香純は膣圧を自在に操れないから、ここまでイキ易くは無いだろうが・・・な。ククククク・・・』
香純の声で、香純の姿のままで、本性を覗かせる怪盗レオン。しかし、新聞部員や麗那をチラリと見遣っても、初対面のOLを疑うまでには至らないようだった。

64PON:2013/02/08(金) 14:46:13 ID:DAgf5YCI
『ふぁ・・・っ、ん・・・』
席に戻った柏木香純は、顔を下に向けて小さく喘ぎ声を漏らしていた。
『コレで、9回目・・・っと。クスッ♪』
『柏木さん、どうかした?』
香純の独り言は聞こえなかったようで、明香は香純の仕草を心配する。
『いえ、ちょっとアクビが出ちゃって。疲れてるんですかね?』
見れば、香純は涙目になっている。確かに、アクビをしたのかもしれないが、もう一つ確かなことといえば、あの耳障りな音がまた聞こえ始めていた。それも、天井からというよりは香純の方から聞こえているような気がする。
『そう・・・まぁ、ここのところ休む暇が無いからね』
話を合わせてはみるが、その音は香純の椅子から聞こえているようで、どうしても気がそちらに向いてしまう明香。
怪しんでいるのを知って、香純は胸の谷間からハイレグビキニの中に移動させたリモコンを操作する。テーブルの下の動きまでは見えないため、香純が振動音を弱くしたとは思っていない。
『あっ、また音が聞こえなくなりましたね』
香純につられて天井を見上げた明香だが、その音が天井からでないことにはうすうす気付いている。そこで、気を紛らわそうというのか、彼女はグラスの水を飲んだ。
『(実際には、まだ鳴り止んでいないけどね。しっかり、微動にして香純の膣圧で静めているだけだもの)クククッ・・・』
『ゴメン、ちょっと外すね』
香純の笑みに不穏な何かを感じたのか、明香はトイレへと立ち上がった。

『グフフッ、ちょっと分かり易すぎたかな〜☆でも、きっと明香さんもバイブの良さが解る時が来ますよ?それも、案外早い段階にね。そして、柏木香純から似たような視線を受けることになるはずだわ♪・・・まっ、ここまで堂々とはしないと思うがな』
明香の後姿を見送りつつ、香純は股間を弄って振動音を激しくさせた。
『コレでイったら、10回目・・・だな。ククッ、一人の女で最長記録・・・達成、ね♪う・・・はぅんんんっ!』
声を押さえつつ上体を前に倒す香純は、そのまま快楽に身を任せていた。そして、身体がビクンビクンと律動した直後には、またも涙を浮かべたままながら平然と立ち上がり、トイレへと歩き出すのだった。

65PON:2013/02/08(金) 14:55:15 ID:DAgf5YCI
個室から出て来た南城明香は、鏡の前に立って自分の姿を確認した。そこに写る自分の姿とは、一糸纏わぬ裸体の状態だ。
『一般企業のOL、南城明香25歳。上から、84−59−87・・・と。お椀型の胸は、怪盗レオンさんの予想通りEカップ巨乳だったわね。着やせして見えるくらいでは、あなたの目は誤魔化せないってことかしら?ククククク・・・』
顔から胸、股間へと自分のスタイルを舐めまわすように見つめ、その視線に導かれるように手を触れる。そんな美しいルックスとプロポーションをした若い女性なのだが、股間にある肌色のイビツな物体は、彼女のクレバスからニュルッ・・と生えて微動していた。
『明香のアソコってかなり狭い作りだから、香純のバイブを咥えるのにも一苦労だったわ♪全身性感帯の柏木香純と、バイブを咥えたら放さないキツいワレ目の南城明香か。どっちも、もっと早いうちに見つけ出しておけば、達也とか大和が面白いことになってたのに惜しいことしたわね。怪盗レオンさん?』
腰に手を当てて、鏡に映る自分にウィンクをする明香。軽く身動ぎをして胸を揺らしたり、振動で強制的に動かされる秘部を眺める。時折、胸の突起にはロングヘアが触れてくすぐったそうな表情を見せていたのだが、そうする最中に人の気配がした。
『ふぅ・・・せっかく、明香の裸を堪能しようっていうところだったのによぉ』
サッと個室に身を隠す怪盗。
『まぁ、別に鏡の前で無くても自由に弄り回せるがな・・・って、ソレは明香じゃなくても同じことか。ククククッ』
狭い中には、同じ姿をしたもう一人の女性・・・本物の南城明香がいる。その中で声を潜めて、外の様子を窺うと、複数の若い女性の声が聞こえてきた。

66PON:2013/02/08(金) 14:57:43 ID:DAgf5YCI
『もうそろそろ、取材は終わって良いんじゃない?』
声と内容からして、すぐにコレクションに加え済みの女子高生たちと判明した。
『二人とも、すっかり口数少なくなっちゃったしね』
『ソレは、佳菜のせいでしょ?途中から取材そっちのけになるんだもん!』
『だって、かいと・・・』
『佳菜っ!』
藤代佳菜が怪盗66号の名前を口走ろうとし、それを周りが慌てて制する様子が、そのやり取りをみなくとも分かる。
『あの声からして、藤代佳菜の他に佐伯麻衣、浅野詠美、朝倉和美の上級生組が来てるようだな。・・・複数で来たのは、さしずめ怪盗66号対策ってところかしら?』
明香の密やかな声には気付かずに、佳菜を始めとする全員は、怪盗が潜んでいる個室を見ていることだろう。
『あんたって、本当に懲りないというか、学習しないっていうか・・・』
『それなのに、テストの点は良いんだから納得いかないわよ』
『そりゃあ、かの信長だってうつけを演じてたっていうんだから・・・まっ、能ある鷹は、ってやつ?』
『あ、バカだって認めるんだ?』
『バカとは言ってないでしょ?うつけを演じてるって・・・』
『歴史に名を残すわけでもない一般人が、そんなことしてるってのが、余計にタチ悪いよね・・・』
そんな会話が聞こえるのに乗じて、怪盗はおもむろにマスクを捲り上げた。メリメリッ・・と音が小さく鳴るのも掻き消され、頭に脱ぎ置いた明香マスクの下にあったのは朝倉和絵の顔だった。
『いつもはカマトトぶっている和絵も、佳菜の前では毒舌だよな。・・・こんなに可愛い顔と声をしているっていうのにね。アイツらの中では目立たないけれど、実はこんなに巨乳なのよね♪』
首の皮を引っ張れば、明香の胸の内側で隠れていた胸が支えを失い、気持ち良さそうに震えていた。
『準備は万端だし、上手く和絵と入れ替われたら面白いんだがな。・・・って、アイツらが一緒に居たら、いくらなんでも面倒すぎるな』
やろうと思えば可能であるのだが、大掛かりにするのは面倒だからやらない・・・そういうことなのだろう。今はこうして、和絵の顔で胸の大きさを眺め下ろす程度で収めていた。

67PON:2013/02/08(金) 14:58:15 ID:DAgf5YCI
『ちょっと、佳菜!』
突然、和絵の声が強くなった。
『だって、これまでのパターンからして閉じていたら・・・ってのがお約束じゃない♪』
主語が無くても、佳菜が閉じられた個室を覗こうとしているのは想像がつく。そして、それを他の仲間たちが止めているのだ。だからといって、怪盗が動じるはずもない。それならそれでと、このまま朝倉和絵の変装姿を見せてやろうと待ち構えるつもりだ。
『佳菜ってば本気!?やって良いことと悪いことくらいの区別つかないの?』
『私たちだって、これ以上は面倒見きれないよ!?おかしなことに巻き込まれるのはゴメンだからね!』
だんだんと周りの声が大きくなる。それを受けてか、佳菜もさすがにたじろいだ。
『や、やだなぁ〜・・・冗談だよ、そんなの』
『冗談!?』
『そうそう、冗談に決まってるじゃない!私だって、それくらいの区別はつくってばぁ〜』
『本当に、ただの冗談なのね?』
『麻衣、まさか佳菜のことを信じるっていうの?』
『そんなこと言って、また同じようなこと繰り返すヤツだってこと知ってるよね?』
『あっ、ひどいな!詠美も和絵も、私のことそんなふうに見てたなんて』
『出た出た、その自覚のカケラも無い発言が・・・』
詠美と和絵は、ジトッ・・とした目で見ている。
『まぁまぁ、佳菜も本気じゃないってことだし・・・』
『あーぁ、本当に麻衣って良い子だよ。でも、良い子すぎると、佳菜だけじゃなくてアイツにだってつけこまれるんだからね』
『そ、それは気を付けるよぉ・・・』
佳菜だけならまだしも、怪盗66号の面倒は懲り懲りといった様子だ。
『なによぉ、来るなら来るでハッキリしてよね・・・』
ちょうど驚かす準備をしていた怪盗は、既に和絵マスクだけでなくその下にあったマスクも脱ぎ、セミロングヘアを揺らす佐伯麻衣の顔に似合う上半身を露わにしていた。いつ見つかっても良いよう、スタンバイOKでいたのだが、脱ぎ掛けの皮は全てまた元通りにするだけになってしまった。だが、こうして用意しておいた変装もお気に入りばかりなのだから、無駄手間になろうとまんざらでもない表情だ。
そうして一悶着あった後、佳菜たちはトイレを出ていった。

68PON:2013/02/08(金) 15:01:24 ID:DAgf5YCI
『結局、何も起こらず・・・か。それにしても、本当に佐伯麻衣は良い子だね。あんなトラブルメーカーのことを見捨てないであげてるんだから』
個室を出て再び鏡の前に立つ怪盗は、下半身はバイブを咥えた南城明香のまま、上半身は佐伯麻衣になっている。腰上には、脱皮しかけの一体型スーツやらマスクと分離しているスキンスーツやらが、明香の股間を隠すように垂れ下がる。
『麻衣が良い子なのは、性格だけじゃないよね。この、86−58−85のスタイルでEカップ巨乳なところだって、とても良い子だって証明になってるもの』
ユサユサッ・・と胸を持ち上げ、乳首を弄り回す。麻衣らしからぬ痴態を写し、乳首がムクムクと立ってきたところで、脱ぎ掛けのスキンスーツを持ち上げた。身体が感じてきたというのに、そこで麻衣の身体は隠され、残っていた何着もの皮のさらに奥に収まるのだった。
『麻衣ちゃんの出番はまたそのうちにね。今は、南城明香の変装を堪能しなきゃ。なにしろ、まだ誰も騙せていないんだから』
朝倉和絵まで変装スーツを着直し、マスクを被って和絵の胸の上にスキンスーツを重ねてしまえば、元通り南城明香の姿形を取り戻した。
『明香のストッキング脚は、どんな感じかしら?』
肌色ストッキングを穿き上げ、シームをバイブの先端にしっかりと這わせる。
『やっぱり、ね。クラストベージュのストッキングが一番似合うと思ってたんだ♪こうして直穿きした時に・・・』
ストッキングのゴムを引っ張り上げて、バイブを押し込めようとするも、少し挿入された後、すぐ跳ね返された。
『これくらいの締め付けでは、明香のアソコ深くには入り込まない・・・か。だったら、いつも以上に重ね履きするまでさ。見掛けでは、喰い込みと締め付けを堪能しているなんて思いもしないんだからな』
用意した着衣は十分すぎるほどにある。全てを着なくとも、そのうちに思うような形状を取り戻すだろう。それを期待するようにニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら、もう一枚ストッキングを穿いていき、布地など殆ど無いと言って良いくらいのインナーが喰い込んだ。
『んくっ・・・!ホントにきっついアソコしてるわね。でも、いつまで跳ね返すことができるかしら?ぐふぅ・・・ククッ、ククククク・・・』
ズリュッ、ズリュッと膣襞を引き摺りつつ極太バイブがハイレグ衣装を重ね穿きをするうちに埋もれていく。片目を瞑り、快感に表情を歪めているが、卑しい笑いを漏らしいることからして、これも演技に過ぎないのかもしれない。
『まだモッコリが残ってるな』
なだらかながら、不自然な膨らみを浮かべる股間を摩りつつ、そこを目がけていくつもの衣装が喰い込んでいく。しかし、目を楽しませるのは股間の膨らみだけではない。明香の柔らかな胸が顔に当たったり、滑らかなストッキングの質感や光沢を見るのも、怪盗レオンの欲望を満足させた。

69PON:2013/02/09(土) 12:44:42 ID:DAgf5YCI
『さぁ、柏木香純ちゃん。お目覚めの時間よ?』
車に眠らされた香純を起こしに来たのは、タイトミニスーツに身を包んだ南城明香だ。
『いつまでも車の中で女子高生の制服で眠っていては、他のお客に怪しまれるからね』
後部座席に入ると、シートに寝かされた香純の横に膝を立てて覆いかぶさるようにしながら、香純が着ていたスーツを手早く着せていく。
『スカートの裾が短くなっているけれど、気にしないでおいてね。なーに、仲間の南城明香も超ミニに裾上げしているから、一人だけ恥ずかしい思いはさせないわ』
そう話をする間に、明香のスカートはすっかりずり上がり、光沢のあるハイレグバニースーツとストッキング脚が見えてしまう。既に、オフホワイトのインナーを捲り、おまけに中にあるベアトップのバニースーツはずり下げているため、オープンになった彼女の巨乳の谷間が、今にも香純の顔を挟み込んでしまいそうだ。
『う・・・ん』
『おいおい・・・これだけ動かしても、まだ目が覚めないのかよ。念のために、気付け薬を用意しておいて良かったぜ』
男口調を混じらせる明香は、胸をグリッと握り潰し、乳首から液体を搾り出した。ドロッとした、まるでローションのようなゲル状のそれを手にし、胸全体に塗りつける。テラテラと艶やかな胸の光り具合は、まるで下半身の光沢が胸にまで及んでいるように見え、自分の胸を愛撫する手の動きが次第に激しくなった。

『ふぅ・・・すっかり胸が張って乳首もコリコリだわ。これで、柏木さんもお店で一息つけるね』
香純の頭を抱きかかえると、自らの胸に埋めさせる。ふにゅっふにゅっ、と柔らかな感触が香純の顔を包むも、まだ瞼が開かないのは、催眠状態にして暗示を掛けているからだった。
『私が車の扉を閉めたら目を覚ますのよ?あと、私がアソコにバイブを咥えてスカートの上からモッコリが見えるかもしれないけれど、明香の股間がそんなことになっているなんて露にも思わないでね。バイブの音が大きくても、明香を疑うなんて絶対にしちゃダメよ?』
そうして、胸を顔に押し当て、念を押すように何度も柔らかな質感を与えた。

バニースーツに胸を収め、深い谷間にはバイブリモコンを挟み込む。裾を戻したスカートの奥からは、キュインキュイン・・とバイブが軋む音が漏れている。
『私も、柏木さんが起きたらバイブに感じてるのを悟られないようにしないと・・・っ、でも、ただでさえ窮屈なアソコに、こんな極太バイブを咥えて最強モードの状態でいるなんて、我慢できるかしら?』
スカートの上から股間に手を当てれば、男のモノが勃起しているかのような膨らみがある。すっかり短くなったスカートの裾の少し奥では、このような不自然なモノが咥えてあるのだから、座った時などは細心の注意が必要であろう。
しかし、明香はそんな心配や不安など微塵も無いかのように立ち上がると、一旦扉を閉めた。

70PON:2013/02/09(土) 12:55:35 ID:DAgf5YCI
『しかし驚いたわ、柏木さん車の中で眠っちゃってるんだもん』
『自分のことながら、私も驚きました・・・』
何も知らない香純は、起こしに来た明香に連れられて店内に戻ってきた。
『まぁ、いいわ。それよりも、飲み物をおかわりしてきたら?眠気覚ましにコーヒーとか良いんじゃないかな』
『そうですね・・・』
ドリンクバーに向かった香純を見て、明香は自分の携帯をチェックする。
『ふぅーん。見た感じだと、あまり香純と同じ名前は無いみたいね。仕事絡みの交流は、香純よりも少ないってことかしら?』
傍目には、ディスプレイを見ているOLにしか見えない。組んだストッキング脚の奥に、まさか異形のモノが膣奥深くに達するほど咥えてあるなど、誰も想像しないはずだ。
『果たして、この中に南城明香みたいな巨乳さんがどれくらい入っているのか、とっても楽しみね。あっ、別に柏木さんくらいのオッパイでも、それより小さくても文句は無いわよ。私たちのように、ルックスとスタイルが好みならば・・・ね』
インナーを引っ張り、ベアトップのバニースーツに隠れた乳房を覗きこむ明香。谷間にはリモコンを挟み込み、ついさっきまで、柏木香純がやっていた行為を再現しているが、香純の時は首の皮まで引っ張り、その下に隠れた胸を覗くことはなかったはずだ。
つまりはそれだけ気分が良くなって、行為が大胆になってきている証である。
『南城明香っていう一枚の皮を隔てて、柏木香純同士が会話しているっていうのも楽しいものね♪』
明香の胸の内側に隠れている女性こそ、これまで使っていた柏木香純の身体に間違いない。さらに、その下に隠れた身体も覗き込めば、今度は香純よりも小さ目な胸の存在が見えたが、この身体も新たにリニューアルしたばかりの黒河あさぎのものだった。
『・・・んっ、このポジションが奥まで当たって、私のエッチな汁が溢れ出てくるわ♪』
バイブのうねりは依然として激しく、胸を眺めるのもそこそこに、こまめに腰を動かし始めた。見た目には涼しい顔をしながらも、その刺激を受けて次第に紅潮してくる。
そして、スカートの裾から手を入れて股間を摩ってみれば、あれほど股間を覆ったストッキングなどを伝っているのか、収まりきらない異物の先端を中心にして、じんわりと湿った感触があった。
『濡れだしたと思ったら、一気に来たようね♪』
振動し続けるその膨らみを指で押し込め、跳ね返るソレをまた指で押し込んで・・と繰り返すうちに、溢れる愛液の量はさらに多くなった。
『ただでさえ、アソコのビラビラが絡み付いてすごいことになってるのに・・・んんっ!っとぉ、柏木さん、おかえりなさい♪』
苦悶に似た表情が明香の顔に宿るも、香純が戻って来たと同時に何食わぬ顔を貼り付かせた。その後も、テーブルの下で股間を弄り、バイブを出し入れしたのだが、穏やかな表情一つ変えることも無い。
胸の膨らみに手を触れ、谷間に埋もれるリモコンを操作しようと、軋むような音が聞こえていようと、明香は平然としている。そして催眠を施された香純も、その音を怪しんでこない。それに興奮するように、明香の股間の膨らみは大きくなり、スカートにその存在が浮かび出るほどにまでなった。

71PON:2013/02/09(土) 13:19:58 ID:DAgf5YCI
『はぁ・・・やっと解放されるよ』
『私たちが居た意味って、そんなに無かったよね?』
『まぁ、向こうも予定外なヤツが出没したせいで、思うように行かなかったみたいだからね』
新聞部の生徒たちは、取材に一段落をつけて店を立とうとしている。
それを離れた席からチラチラと見ているのが怪盗レオンだ。結局、あれ以降は正体を見破られることも無く、美人OL南城明香に成りすまして、人知れず明香の身体を使って痴態を行っている。正面に座る柏木香純は、この明香が名も知らぬ怪盗が変装した姿であるなど疑いもしない。
『・・・っと、ちょっと外すわね』
部員たちの様子を窺っていた明香は、スッと立ち上がり、女子トイレへと向かった。

『やっぱり、まだ閉まったままだわ!』
藤代佳菜は、仲間たちの目を盗んでトイレにやってきていた。
『マジで、怪盗66号がここに・・・!?』
佳菜は、考えるより先に行動に移った。ノックをしたが返事は無く、扉にはカギが掛かっている。
『まさしく、怪盗66号のいつものパターン・・・カメラを持ってきておいて良かったわ。これで、新たな状況証拠を押さえることができる!』
すぐさま隣の個室に入り、踏み外さないようにしながら水洗タンクの上に立って隣を見下ろす。そこには、アウターを羽織っただけの裸の南城明香が眠っていた。
見掛けでは、裸でいるようにしか映らないが、実際には明香の身体を模った何着ものスキンスーツが覆っているため、本当に裸でいるわけではない。怪盗が何着もスキンスーツを用意するためと、防寒の意味も込めているのだ。
『この女性、途中で入ってきたスーツ姿の二人のうちの一人だわ。入れ替わったあとは、こんなふうにされていたのね・・・』
狭い個室には、鞄が置かれてある。その中身は、おそらく怪盗にとっての必需品が入っているのだろう。他にも、紙袋にはセレスト学園の制服や、ストッキング、ミレーズのコスチュームが入っているのも覗けていた。それら証拠となるものを、カメラに収める佳菜。
『あの袋か鞄の中に、変装のためのマスクとかも入っているのかも・・・あっ、もしかしてあの天井のパネルは、怪盗が移動のために開けた跡かしら・・・』
すると、天井のパネルが少しだけズレているのに気付いた。しかし、彼女の位置からではそのパネルには届かない。
『これは大スクープだわ!早く、皆の助けを借りに行かないと!』
一人ではこれ以上は難しいと、佳菜はひとまず下に降り立った。

72PON:2013/02/09(土) 14:04:48 ID:DAgf5YCI
『ちょっと、危ないわね。ちゃんと前を見てよ』
『ごめんなさい、ちょっと急いでるんで!』
トイレを出ようとした瞬間、スーツを着た女性と鉢合わせた佳菜。
すぐに横をすり抜けようとしたのだが、そのミディアムボブの綺麗な女性に、ガッと手を掴まれてしまった。
『礼儀がなってないのね。女子高生だからって許してもらえると思ったら大間違いよ?』
『あっ!』
奥に引き戻された佳菜は、向き直った次の瞬間に思いもよらぬものを目にした。相手の女性は、インナーを引き上げて形の整った乳房を露わにしていたのだ。
『礼儀といえば、カギの掛かった個室を覗くだなんてとんでも無い行為も同じよね?』
『あ・・・そういえば、そのスーツってそこの個室に居た人の・・・』
『そうよ。あなたがそっちに気を取られていたおかげで、陰で明香マスクを脱いでこっちの顔に化けてたの。南城明香の身体で、柏木香純の顔だなんておかしな組み合わせになったけど、油断させることができて何よりだったわ。ククッ・・』
『うわっ!・・・』
相手の奇行を目の当たりにし、いつもの怪盗66号の手口だと気付いた時には、既に胸に仕込んだ痺れ薬の餌食となっていた。

『本当に、藤代佳菜は油断ならないんだから・・・懲りてくれないなら、トラウマになるまで何度でも懲らしめるしかないわね。佳菜が美人でスタイル抜群の女子高生でいてくれるおかげで、こっちも楽しみようがあるからね』
脱力した佳菜を、正面から受け止める怪盗レオン。明香の胸が自分の胸とぶつかっており、怪盗はその質感をさらに味わおうと押し付けてくる。脚も明香の両脚に挟まれていて、ゴリゴリと股間が当たっているものの、そこにある膨らみの感触までは感じることはできない。
『うぅ・・・もうちょっと、だっ・・たのに・・・ぃ』
しかし、そんな行為を受けても、佳菜は拒絶するでもなく、ただ残念そうに呟くのみだ。
『はぁ〜・・・あなたみたいなリアクションを取る子って、本当に珍しいわ。これからどんな目に遭うのかを心配するどころか、私と接触できたのを喜んでいるなんてね。その苦労が報われて、怪盗レオンの正体を拝める日が来ると良いけどね。ククククク・・・』
怪盗は、佳菜を抱きかかえた体勢のまま、空いている個室へと運び入れた。

73PON:2013/02/09(土) 14:12:47 ID:DAgf5YCI
『時間が無いからあっという間だけど、佳菜ちゃんの取材意欲に敬意を表して、ここで脱皮変装を披露してあげるわね。せっかくだから、まずは南城明香から始めるほうが良いでしょ?』
既に、着衣は脱ぎ去ってあり、胸から股間に至るまでの全てを曝け出している。手に持っていたマスクを被り、南城明香のスタイルに合った顔を装着すれば、皺だらけのマスクに生気が宿り、完璧な南城明香ができあがった。
『こんな至近距離でマスクを被って見せるなんて、滅多にないことだからね?』
扉を閉め、便座に座らせた佳菜に顔を近付ける怪盗レオン。
明香の巨乳は震え、股間に刺さった異物もブルブルと震えていて、その痴態と痛々しさに目を覆いたくなるのが、本来あるべき反応といえるだろう。だが、佳菜の場合は、捕らわれて身動ぎもできないにも関わらず目は爛々としており、とても嬉しそうだ。
『あんまり喜ばれると拍子抜けだけど・・・まぁいいわ』
明香の顔と声を使いこなしつつ、改めてマスクを脱ぐ。
そして、顔を下に向けて長い髪で顔を隠しながらスキンスーツを脱ぎ下ろしていくと、髪の隙間から谷間を作りつつ大きく揺れる女性の胸が露わになった。脚までもを抜き取れば、新しく現れた股間に刺さる異物が少しだけひり出ているように映るが、それでもワレ目に埋もれるその太さや具合からして、半分以上は膣内に残っており、見えているよりもさらに太いサイズであろうことは想像に難くない。
『ミレーズのコスチュームを着ていないけど、あなたなら私の顔を見ただけで思い出してくれますよね?』
『あ、うぅ・・』
上手く喋れないが、佳菜の眼差しは何かを言いたげだ。
『私ってば、その日のうちにこうして怪盗さんのコレクションに加わってしまったんですよ。ちなみに、最初に出会った時の私は、怪盗さんが変装した私・・・つまり、佳菜さんの当てずっぽうな指摘は見事に当たっていたってことですね♪』
佳菜が、何かを言いたいのを知っていながらも、まずはこの変装を見てみろと裸体を眼前にまで近付ける。
『あかりって名前だけは教えたけれど、本名は京野朱里っていうGカップ巨乳の18歳なんですよ。大人しそうな顔をして、見てのとおり91−59−88なんて抜群のグラマラスボディをしているから、印象にも強く残してもらえますよね?』
胸をユサユサと持ち上げる朱里は、その谷間に指を這わせた。指が辿った跡には、カッターで切ったように引き裂かれた皮がある。そして、鮮血が一滴も出ない代わりに、中に隠れた女性の胸の膨らみがグググ・・・と、その裂け目をさらに押し開いた。
『朱里のことを覚えてもらえたところで、今度はこの女性ですよ。変装怪盗がこの店で怪しまれずに行動するには、やっぱり店員に化けるのが一番便利ですからね。ミレーズの店員ってことは、やっぱり巨乳であることがステータスなので、当然期待に漏れずにこんな爆乳が隠れているの♪』
胸の裂け目を開いて、朱里よりも大きな膨らみをした胸を晒す怪盗。弾かれたように現れたその胸の存在感と、触れるほど目の前にある迫力のある深く大きな谷間は、佳菜の脳裏に一人の店員の姿を思い浮かばせた。
『私の自慢の爆乳コレクションの一人、清滝千咲っていう店員が、もうすぐあなたの目の前で全てを晒してくれますからね。でも、この迫力あるオッパイに見惚れて、柏木香純のことを忘れないであげてくださいよ?』
香純の名前を出されても、佳菜には誰の事だか分かりはしない。しかし、脱ぎ去った明香スーツの裂け目に手を入れ、中から肌色の抜け殻を引き摺り出したのを見た瞬間、あの時のミディアムボブの女性の名前であると理解した。そして、あの時遭遇した女性の変装は、明香から朱里へと脱皮した時、重ねて脱いでいたことも、併せて理解したのだった。

74PON:2013/02/10(日) 21:25:21 ID:DAgf5YCI
『ねっ?あなたには、お馴染みの店員さんで間違いないでしょう?』
谷間の裂け目を起点に、朱里マスクを脱いで全身もを脱皮した怪盗は、すっかり清滝千咲の顔とスタイル、声を自分のモノとしていた。
『あいにく、あなたの知っている千咲ちゃんは、人前で平然とバイブを咥えているような娘ではないけどね♪ほらぁ、アソコよりも太いモノが、こんなにズップリと入ってビラビラに絡まってるの・・・あ、ふぅ・・っ♪』
異物を握ると、ソレをゆっくり引き摺り出した。千咲のワレ目が無理矢理に開かれ、内襞は今にも捲り上がりそうな光景で、その刺激に感じたような喘ぎ声が艶っぽい口から漏れ出る。
『でも、このくらいでは抜き取れたりしないのよね。だって、コレって太いだけじゃないから・・・くふふっ♪』
千咲の手は、男性器よりも太く長い造形と判るその異物から離れた。だが、手を離しても、ブランブラン・・と意思を持っているかのように前後に大きく動く。
『こんなふうに自在に動くってことは、まだまだアソコの中に入れてあるってこと。私の膣圧なら、コレくらいの極太バイブも生き物のように扱えるわ。ククククク・・・』
手を後ろに回している千咲は、平然と股間のモノをズリズリと出し入れしたり、動かして見せる。まるで手品でも見ているかのようだ。
そうして、股間に気を取らせる間、千咲の背中は腰から首に掛けて大きく割れていた。

75PON:2013/02/10(日) 21:26:23 ID:DAgf5YCI
『私の変装って、何度見ても不思議なものだな〜・・・とでも思っているのかな?』
背中の皮に手を入れ、その手を引っ張る千咲。
千咲よりは小さくなっているが、それでも巨乳と呼ぶに相応しい若々しくたわわな胸の谷間に、千咲スーツの皮を挟み込んだ。
『バイブが窮屈に締められている気がするわ。でも、千咲の下にあるワレ目に、脱げ掛けの皮とバイブが喰い込んでいる感じもするのよね♪ほらっ、後ろもお尻の谷間に激しく喰い込んでいるの』
背中を向けている怪盗の姿は、顔と下半身が清滝千咲で、それ以外は新しい女性の身体と、何とも中途半端な脱皮状態だ。
『いやぁ・・私の顔の中を何かが這いずり回っているみたい・・・むごぉ、っ』
恐怖に怯える表情になったと思うと、首の下から忍ばせた手が口や鼻を浮かせて、生気を奪ってしまう。そうして、顔が脱げ落ちると、その抜け殻は一気に股間にぶら下がるバイブの所まで脱げ落ちた。
『ふぁぁ〜、何だかとてもスッキリした気分だわ♪』
あとは仕上げにそれを足元まで下ろしてしまえば、千咲からの脱皮も完了だ。軽く開いた脚の間にはバイブがぶら下がっているが、その向こうに胸の膨らみがユラユラと動いているのが見える。
『これで、ようやくスキンスーツの喰い込みから解放されたわ・・・ってことは、佳菜の大好きな脱皮ショータイムも、これで終わりなのね』
マスクの下から黒髪が零れ、内巻きのミディアムヘアーが耳を隠す。佳菜が、その声と後姿にピンと来たと同時に、怪盗は正面に向き直った。豊かな胸の膨らみが、振り向いた勢いで大きく揺れる。
『どう?変装怪盗の脱皮劇、もちろん満足してもらえたわよね?』
裸でニンマリと笑みを浮かべる怪盗は、自分と全く同じ姿をしていた。そんな自分が、ウィンクをしながら胸を抱え上げ、乳首をコリコリと弄るような痴態を晒している。
『時間があったら、私のコレで佳菜同士のセックスに及んでみたかったんだけどね・・・』
佳菜の上に覆いかぶさる怪盗は、彼女のスカートの上から股間のモノを擦り付けた。
『佳菜だって、大好きな変装怪盗とヤれるなら、きっと拒んだりしないでしょ?』
見た目でも明らかに自分の秘部に入らない、おぞましいモノが当たっているのを見て、恐怖を覚える。しかし、身体が痺れているために、ゴツゴツとした感触が全くない。
そもそも、佳菜と同じ質感とサイズを備えたGカップ巨乳が顔に触れるほど垂れ下がって、視界を遮っているのだから、そんな危機に晒されていることも直視できていないのだが。
『ククククッ、薬のせいで顔には出ていないけど、怖がっているのが丸わかりよ?本当にコイツをぶち込んでやれたら楽しかったろうにな』
脅し掛ける自分の顔は、これまでに見せたことのない表情で笑っている。
『まっ、極太バイブを突っ込まれた佳菜のアソコの具合は、私のアソコで見ておいてよ。全く同じなのは、外見だけじゃなくてアソコのサイズとビラビラの襞もなんだから』
前傾の身体を起こし直し、股間に突き刺さったままのバイブを抜き取っていく。既に粘液で濡れているバイブに、佳菜の秘部の奥から溢れる愛液がさらに加わったものが、床にポタポタと糸を引いて落ちた。
『どこまで入っているのか?ってくらいに、ズルズルッ・・・て出てくるでしょ?このイヤらしい音は、佳菜のアソコから鳴っているんだよ♪部活にばかり没頭しているように思えて、意外にヤることはヤってるのね☆もう、処女膜も破れてるし。ククククク・・・』
ゆっくりと焦らすように引き抜くせいで、バイブは余計に長いモノと錯覚させられる。サイズの形状に合わせ、佳菜のワレ目はさらに開いたり閉じ掛けたりと自在に変化した。
『果たして、本物の佳菜はこの極太バイブをどこまで咥えられるのかしらね〜♪』
やがて、壊れるほど開いたワレ目が少しずつ閉じてくる。そうして、男の亀頭を模った先端が現れた頃には、捲れていた膣襞がすっかり見えなくなっていた。

76PON:2013/02/11(月) 01:26:29 ID:DAgf5YCI
『コレが、藤代佳菜のあるべきアソコの形ってことね。ピラッて捲れば、こんな赤い襞が広がっているのよ?佳菜だって、スカートの下に穿いた下着を脱いだら、コレと同じアソコが・・・ククククッ』
さっきまで、あれほどのモノが挿入されていたと思えないくらいに、狭いクレバスが備わり、その奥には紅色の襞が広がっている。自分でも見たことのない部分が、怪盗の手によって知らしめられた。
すると、怪盗は艶めかしい指遣いで菜穂の股間を摩りだし、下着の埋もれた部分を強く押し当てた。
『あっ、恥肉にストッキングごとめり込んでる感触からして、佳菜のアソコはこの辺りね。・・・うん、ちょうど私のアソコの位置とおんなじだわ』
佳菜と自分の股間を弄り、同じポジションであるとアピールしている。
『佳菜と寸分違わない私のワレ目には、今度はコレを挿入しておくわ。バイブの代わりってところだけど、実用性はバイブよりも上だね。コイツで眠らされちゃうのは、佐伯麻衣かな?それとも中川菜穂かしら?ククッ』
催眠スプレーの缶を手に、それを底面から逆にして膣内に挿入していく。いきなり缶の太い部分から押し込んだため、佳菜のワレ目はゴムのように広がって苦しげに咥え込むも、そこから先は何の抵抗も無くズブズブと咥えてしまう。
『クスッ、裂けそうにパックリ広がってる具合からして、バイブよりも一回り太いみたいよ?でも、表面がツルツルだし、佳菜の愛液も溢れているから、内襞が絡み付く前に入っていっちゃうみたいね。・・・あれっ、もう咥え終わっちゃったか』
いつでも噴射できるようにという準備なのか、発射口だけを残し、あれほどの太さをした缶は全て膣内に呑み込んでしまった。

『あとは、佳菜の動きが分かるように、盗聴器を準備しておけば万全・・と』
取り出したのは、二本のイヤホンコードだ。肌色にカムフラージュしたそれを、何の躊躇いも無く乳首の突起に突き刺す。
『こっちも全然痛く無いわよ?佳菜は、アソコのスプレーと乳首のコードと、どっちが痛そうに感じるのかしら?』
乳首が陥没するほどグリグリと動かすと、コードは手を離しても落ちないほど深くに刺さっていた。あとは、それを耳に差せば盗聴の準備もすっかり整う。イヤホンは小さく、しかも耳は髪で隠れているのだから、その存在は傍目には気付けない。
『これで、あとは服を着るだけになったよ。でも制服の前に、南城明香を起こしてくるからね』
そう話した怪盗は、佳菜の座る便座に脚を乗せ、壁板に跨った。目の前に突き付けられた、異物を咥えている自分の股間は、板に飛び乗った拍子にめり込んでいて、噴射口などすっかり見えなくなった。パックリと割れた恥肉に壁板が埋もれ、痛そうにしか見えない。
しかし、脚を上げて隣の個室に降り立ってしまうまでの間、一瞬たりとも怪盗の表情は歪まなかった。

77PON:2013/02/11(月) 01:31:13 ID:DAgf5YCI
扉が閉まる音が聞こえたと思うと、すぐ隣の個室の扉が開いた。
『ただいまっ☆このハイレグ水着、似合ってるでしょ?』
佳菜の姿をした怪盗が、水着を着て戻ってきた。だが、薄茶色をした乳首、Gカップ巨乳は露わにしたままだ。動くたびに揺れるその質感は、とても偽物とは思えない。そしてもう一つ気になるのは、股間に激しく喰い込んでいるビキニだ。ビキニの下に穿いたストッキングの向こうに、まだ水着かインナーかを穿いてあるのが覗けるのに加え、秘部のある場所に固い突起の存在が浮いている。
『もうすぐ、南城明香は出て行ってくれるわ。それまでは、大人しくね♪・・・って、薬のせいで喋ることも動くことだってできないか☆』
ニコッと微笑んで見せる偽者の佳菜。この身体も表情も、その口調とて何ら本物の佳菜と変わらないだろう、そう言っているかのように顔を近付けている。
そこまで接近されて、ようやく耳に仕込んだイヤホンのコードの存在が見えた。身体に貼り付いて耳に伸びているのだから、見た目ではわからないはずである。
だが、乳首から生やしていたはずのコードなのに、今の怪盗は佳菜の胸の形をすっかり再現している。そのコードは、よく目を凝らせば、胸と乳輪の境目から伸びているのが分かった。そこまで気付かせるために、わざと佳菜の眼前にまで接近しているのだ。
『全然わからないでしょ?コレが、付け乳首だってこと♪』
摘まんでも、まだ偽物と区別がつきにくい。それほどのディテールを誇っている。それをペリッと剥がして、怪盗の言うとおり偽物なのが気付けた。剥がれたその下にニプレスが貼ってあって、コードを生やした佳菜の乳首はその下に隠れている。怪盗は、わざわざそれを印象付けた後、再びニプレスの上にそれを貼り付けた。

78PON:2013/02/11(月) 01:33:44 ID:DAgf5YCI
『あっ、隣の人は出て行ったみたい。私もこれだけ重ね穿きできたし、あとはセレストの制服で終わりね』
明香が目を覚まし、トイレを出て行ったのを聞き届けるまでの間、物音を立てぬよう、スキニーベージュのストッキングを摘まんで見せた。それにつられ、その下に穿いたストッキングも伸びる。それが幾重にもつらなっている光景は、女子高生に限らず、普通の女性ならあり得ない重ね穿きの量だった。
そんな光景を見せびらしつつ、スカートを穿く。股間の膨らみも、ハイレグTバックのビキニも、完全に裾の中に隠れた。それから、トップスは用意しておいたが、肩紐を通しただけでカップはずらしている。それを承知でボタンを留めていく。
『ちょっとした細工をしてみるわ。麻衣たちは、私の異変に気づいてくれるかしら?』
胸周りを除いて、ボタンを留め終えた。開かれた所から胸が零れ出ていて、佳菜のGカップを誇る美巨乳が、さらにその存在感を強調しているようだ。
『これくらいの痴態なら、菜穂ちゃんたちの方が早く気づくかもしれないわね。菜穂ちゃんたちって、怪盗66号にイヤっていうほどいじめられてるからね。ククククク・・・』
ルーズにネクタイを結び、それを胸の谷間に挟み込んでからブレザーのボタンを留める。外見は制服を着た普通の女子高生だが、身体を前に倒せば、胸の谷間が露わになって、乳首の突起が厚い布地に擦れているのが見えた。

『佳菜のサイズに合わせた制服だからね。ミニスカートから伸びるストッキング脚も、胸の苦しさもピッタリだ合ってるよ。これで、佳菜に騙されて入れ替わられるのが誰になるのか楽しみだと思わない?一応、次はこの顔と身体を用意してあるんだけど』
胸の膨らみに指を埋もれさせると、簡単に皮が破れてしまい、その下から佳菜の乳首を貫通しているコードが見えた。新たに覗けた、コードを生やしている豊かな胸の膨らみは、捲り上げた佳菜マスクの下から見えている、中川菜穂の美巨乳に間違いない。
『もし、薬の効き目が抜けて、部員たちに合流できた時には、真っ先に私を疑ってみてはどうですか?本当に中川菜穂に化けているとは限りませんけどね♪』
ダメ押しとばかりに、菜穂の変装を見せた怪盗は、菜穂の顔の上にマスクを、そして破れた胸の皮を菜穂の胸に這わせた。すると、何もなかったかのように佳菜の姿を取り戻す。
『残った衣装とかは、あなたに取られないように天井裏に置いておくから。どんなに頑張っても届かないと思うけど、おかしなことしようものなら、すぐバレるからね。佳菜の知らない場所に盗聴器を隠してあるってこと、お忘れなく♪』
ニヤリと不敵に笑い、怪盗は天井裏に荷物を隠した。身体は僅かに動くようになっており、首を上に向ければ、水洗タンクの上に立っている怪盗のスカートの中が完全に見える。イビツな形状を浮かばせる股間の前後の膨らみ、スキニーベージュの光沢、そしてブレザーの裾から覗く下乳の存在まで、藤代佳菜という女子高生の存在を疑わせることのないスタイルがそこにはあった。
『じゃあ、俺様は一足早めに部員たちの元に向かうとするか。早く私たちに追いつけると良いわね。でも、麻衣に電話かけて私のことを知らせようと思ってもムダだよ。怪盗レオンが変装した佳菜は、お尻の穴に電波妨害器を仕込んであるからね。ククククク・・・』
変装の達人である自分の性別を悟らせない作戦なのか、佳菜の声を使いながらも男口調を混じらせる怪盗は、佳菜の鞄を盗んでからタンクの上から扉を跨いだ。
『ぐふぅ・・・っ、スプレー缶がさらにアソコ深くに挿入されちゃったよ。子宮まで突き上げる感覚って、こんな快感なのね♪でも、きっと歩いているうちに、また出て来ちゃうんだろうな。まっ、そうしておかないと、いざという時に取り出せないかもしれないから、少しくらい出てる方が良いんだけどね。ククッ』
両脚を揺らし、さらにワレ目に埋もれさせようとしているらしい。確かに、スカートを捲れば、そこには佳菜の秘部が悲鳴をあげそうなほどに、扉の板が激しくめり込んでいた。

79PON:2013/02/11(月) 12:21:33 ID:DAgf5YCI
『あっ、どこ行ってたのよ佳菜ぁ〜!』
店の入り口に立っていた佐伯麻衣が、真っ先に声を掛けてきた。
『ゴメンね、ちょっとトイレ行きたくなってさ・・・』
『みんな!佳菜、いたよ〜!』
麻衣が部員たちを呼び、全員と合流した。
『まったく、どこまで人騒がせなんだか』
『ゴメンゴメン』
『部長、ドリンクをガブ飲みしてましたもんね』
『だって、同じお金払うんだったら、たくさん飲まなきゃ損じゃない?』
『胸張ったって、そんなの自慢にもならないってば』
佳菜は、文字通り胸を張っているのだが、朝倉和絵に冷静に突っ込まれてしまった。
しかし、見るべきはそのポーズではなく、佳菜のブレザーの中である。ワイシャツのボタンを外し、Gカップもの巨乳を露出して、ネクタイをその谷間に挟んでいるのだ。
佳菜の言いそうなことを、佳菜らしい口調とポーズで示す怪盗レオンは、騙されている部員たちを内心で笑っていた。

80PON:2013/02/11(月) 12:22:04 ID:DAgf5YCI
『あれっ、菜穂ちゃんたちは?』
キョロキョロと辺りを見回す佳菜。しかし、目当ての二人は見つからない。
『先に帰ったよ。これ以上、佳菜のことで迷惑掛けるのも悪いじゃない』
『えっ、そうなの!?なんだぁ〜、まだ零れ話くらいは聞きたかったのにぃ』
『これ以上、何を聞くっていうのよ?ただでさえ邪魔が入ったりで、長く付きあわせちゃったんだよ?』
『何を聞くって、そんなの大和くんとの進捗状況に決まってるでしょ♪いつも、詠美ののろけ話だけじゃ飽きるし。・・・みんなだって、聞きたかったんじゃない?』
佳菜が、ウィンクをして全員に尋ねる。その問いに対する否定の声は上がらない。
『そ、それは・・・ちょっと聞いてみたいかな〜って思うけど』
『いつも、詠美の話だけよりは、色んな人たちのコイバナも・・・ねぇ?』
『何よぉ、麻衣と和絵までぇ!私の話にはもう興味も無いってわけ!?』
詠美は、二人のことを小突いた。
『だいたい、佳菜が勝手な行動してなければ、菜穂ちゃんたちだって引き止められたかもしれないってこと、忘れないでよね』
『だから、ゴメンてばぁ〜』
拝むように前傾姿勢をする佳菜。胸を二の腕で寄せているため、ブレザーの中から豊かな胸の膨らみがチラリと覗けてしまいそうだが、既に夜の暗がりの中とあって、周りには気付かれていない。
『まっ、佳菜の挑発に時間をかけ過ぎた俺様の責任でもあるし、帰っちまったのは仕方ないか。菜穂のアソコに仕込んだバイブも、自分の愛液でテープがふやけて剥がせるようになるだろうしな。だが、菜穂で遊べなかった代わりは、藤代佳菜の身体で果たしてもらうぜ?』
菜穂のことは早々に諦めた怪盗は、人知れずそんな呟きを漏らした。

81PON:2013/02/11(月) 12:23:02 ID:DAgf5YCI
『ところで、トイレに行ったってことは、佳菜のことだから確認したんでしょ?』
『あはは・・・やっぱりわかっちゃう?』
『ダテに副部長はやってないわよ』
『鋭いね〜、麻衣ちゃんは』
『そんなの、麻衣じゃなくても分かるわよ』
『そうそう!部員なら誰だって分かってるわ』
麻衣と佳菜の会話に、詠美と和絵も加わる。
『でも、そうやって聞くってことは、やっぱり皆して興味津々なんだ?あの個室に怪盗66号の証拠があったかどうか・・・』
『そりゃあ・・・ねぇ?』
『私たちを放っておいて、一人で勝手に行っちゃうんだもん。ズルいよねぇ〜』
『クククッ・・・麻衣たちだって、分かりやすいじゃない♪』
結局は、自分と同じだろうと言われ、ぐうの音も出ない麻衣たち。そんな彼女たちを嘲笑うような笑いを漏らす佳菜。
この笑い方が、先程の短い間に佳菜にまんまと変装してしてしまったぞ、という怪盗レオンからのささやかなアピールだった。

『それで、どうだったの?』
『それがね〜、残念ながら個室は空いてたわ』
『・・・ってことは、やっぱり佳菜の予想は外れてたってことか』
『何よぉ、“やっぱり”ってぇ〜』
『そのまんまの意味だよ♪』
『ミラーズに居た時は、本当に店員さんに変装した怪盗66号のことを見抜いてスゴイと思ったけど、ただのまぐれだったのね』
膨れ面をする佳菜のことを、冷やかしながら受け流す面々。
しかし、それも怪盗にとっては愉快なことでしかない。自らの首に手を触れている素振りをしながら、実際にはそこを這うコードをクイッと引っ張って、ブレザーに直接当たっている乳首をリモコンのように動かしているのだ。
『(本当は、佳菜の直感が見事に的中していたんだがな。お前たちも、もう少し佳菜のことを信用してやった方が良いぜ?麻衣たちだって、変装が得意な怪盗さんのこと、もっとよく知りたいんでしょ?)ククククク・・・』
そのうち、コードに触れた手は首の皮の中にズブズブと埋もれて、ニヤリと笑う佳菜の口元や頬など、顔の造形を僅かに歪ませたが、彼女らに見えないようなポジションで行っていたために、見つかるような失態には繋がらなかった。

82PON:2013/02/11(月) 12:24:13 ID:DAgf5YCI
『あれっ、電波が立っていませんね・・・』
『あっ、私もだ。でも、外にいるのに何で繋がらないの?これっておかしくない?』
後ろを歩いていた鈴村楓と神尾由佳が、携帯電話の異変に気付いた。
それを聞いた部員たちも、自分たちの電話を確認する。確かに、全員のアンテナが圏外になっていた。もちろん、その行為をした中には、何食わぬ顔をして紛れ込んだ怪盗レオンも含まれている。
『そういえば、怪盗66号は携帯電波を妨害する道具を持っているって話が無かった?』
真っ先に、佐伯麻衣が怪盗の手口を思い出した。
『そうそう!そんなことありましたよ!お互いに連絡を取れなくするための手段だって、警察の人たちが言ってました。しかも、超小型の機器だから、簡単に見つけるのは難しいとか・・・』
鈴村楓も、その言葉に同調する。
『・・・ってことは、私たちの中に怪盗66号が!?・・・誰?誰に化けてるの?』
目を輝かせて話すのは、藤代佳菜だ。怪盗が変装している佳菜ではあるものの、本物の佳菜がするであろう反応を、本人さながらに演じている。
『ちょっと待ってよ、佳菜ぁ。その電波妨害の機械があったとしても、それを怪盗66号が持っているとは限らないよ?この中の誰かの服に仕込まれた可能性だってあり得るわ』
『そうだね、私たちに接近した時のどさくさに・・・なんてこと、怪盗66号なら造作も無いはずだよ』
佐伯麻衣と浅野詠美は冷静に分析して、部員全体に広まり掛けた動揺を収めようとする。
『でも、あの時なら私と恵美ちゃんは携帯使ってましたよ。だから、もし仕込まれたとしたら、その後の話だと思いますけど』
神尾由佳も、一瞬の動揺の後、すぐに落ち着いてその時のことを振り返った。
『なんだぁ〜、怪盗66号じゃないのか』
両膝に手を付き、あからさまにガッカリした様子になのは、部長である佳菜だ。その反応を見て、部員たちは苦笑いをするのだが、一番笑いたいのは、佳菜に化けた怪盗本人だ。
膝を付いた拍子に、スカートの中ではビキニに浮かぶ膨らみが一段と大きくなっているのだから。
『(お前たちの邪魔をしている道具は、こんなに身近な場所に隠してあるっていうのにな。残念ながら、妨害器は超小型ばかりではないんだ。こんなふうに遊べるように、バイブに仕込んで股間の穴に咥えたりもしてるのさ)』
そんなことを思いながら、俯いたその顔には、禍々しいほどの笑みが浮かんでいる。そして、さり気なく手を触れたスカートの上から、股間の前後に仕込んだ機器をズブズブと押し込んでいた。
『(まぁ、こうしてわざとGカップ巨乳をブレザーから零れさせそうにしているのにすら気付けないようでは、アソコのスプレーも肛門のコイツも分かるはず無いだろうな。ほらぁ、佳菜の股間に喰い込んでるTバックビキニには、女の子の股間にあるはずのない、おかしな膨らみがあるんだよ?)ククククク・・・』
人知れずほくそ笑む佳菜であるが、顔を上げた次の瞬間には、いつもの佳菜の表情が自然と貼り付いた。膝の上にできた何重にもできたストッキングの皺と、前傾になってもう一度美巨乳をチラつかせたのが、外見上で怪盗の変装と気付ける数少ない手掛かりではあった。

83PON:2013/02/11(月) 12:34:10 ID:DAgf5YCI
『それじゃあさ、一人ずつ離れて歩いてみようか?そうすれば、誰がその機械を付けられているかわかるかもよ?』
妨害電波を発しているのが誰か、それを探り出そうと言ったのは藤代佳菜だ。つまりは、怪盗自身が矢面に立つようなことを口走り始めたのだ。
『そんなのイヤだよぉ。誰が持っているかが判った途端、皆でその人を遠ざけることになるんでしょ?だったら、最初からこのままの方が良いよ』
『それに、その機械が出してる妨害電波っていうのが、少し離れたくらいで効果が薄れるかどうかも疑問だしね』
『あと、一人だけに仕掛けられたとも限らないじゃない』
佐伯麻衣と浅野詠美、朝倉和絵の三人が、あぶり出し作戦を却下する意見を上げた。それは、神尾由佳ら後輩部員たちも三人と同じ思いだった。
『そう?それなら、別に構わないけど。そういえば、今村警部さんが、怪盗の妨害器の効き目は機械のサイズによって違う、なんてこと言ってた気がするわ。小さいほど、持ちが短いんだって』
佳菜は、あたかも伝え聞いたような口ぶりだが、もちろん本物の佳菜はそんなことまでは知るはずがない。なにしろ、佳菜のしつこさに今村美沙も閉口してしまうくらいなのだから。
『そうなの?こうして、皆を見ただけでわからないくらいだから、仕掛けられたのは小さいサイズのやつってことじゃない?』
『一応、鞄の中とか調べてみようか。皆も、それくらいなら構わないよね?』
全員が一斉に鞄の中を捜索するも、おかしな物は見付からなかった。
それもそのはずだ。そのおかしな物とは、佳菜の肛門の中に挿入してあり、少しだけひり出た状態で隠れているのだから。
『(怪盗レオンがこうしてお前たちと行動を共にしている限り、圏外表示のままだぜ?なにしろ、極太バイブをデザインした妨害機器だからな。そんなモノを佳菜は、お尻の穴に咥え込んでいるんだよ♪ほんの少ししか覗き出ていないほどに・・・つまりは、簡単に電池切れなんて起こさないってことさ)グフフフッ・・・』
佳菜の卑しい笑いなど聞こえていない部員たちは、何も見つからなかったことに安心した。

84PON:2013/02/11(月) 12:59:01 ID:DAgf5YCI
『誰も持っていないということは、少しの我慢なんですね。良かったぁ〜・・・このまま圏外だったらどうしようって、不安だったんですよぉ』
『ごめんね、佳菜ってば空気読めなくて・・・』
後輩部員たちが、ホッと胸をなで下ろしながら顔を見合わせる。すぐさま、和絵が安心させようと言葉を掛けにいく。
『・・・もぉ、佳菜が余計なこと言うから、皆が不安になったんだよ?』
『えぇ〜!?別に、そんなつもりじゃなかったんだけどなぁ〜・・・』
たいした反省の色も見せず、佳菜は鞄を肩に掛け直す。豊かな胸に、その鞄をグニュグニュと押し当てているのも、この行為の中では不穏なものとは映らなかった。

『それにしても、麻衣ちゃんたちは優しいね〜。その包容力は、ココにも現れているんだよねっ♪』
苦し紛れに話題を変えたかと思ったところへ、佳菜は麻衣たちの背後に回って、後ろから抱きついた。
いや、抱きついたと見せ掛けて、実際には麻衣と詠美の脇から手を回し、彼女らの胸に手を触れているのだ。巨乳女子高生のその質感を味わおうと、ふにゅふにゅと揉みしだきつつ、同じ女子高生である佳菜も自分の胸を二人に押し当てる。
『キャッ!ちょっ・・・』
『ちょっと、佳菜ぁ!ドサクサに何してんのよぉ!』
『いえね、優しい麻衣ちゃんたちの、優しさの詰まった所をこの手で触ってみたくなっちゃって♪部員の成長を見守っていくのも、部長の大切な役目なのよん☆』
『やだぁ〜!んっ・・・く、くすぐったいよぉ!』
『や、やめなってば!佳菜ぁ〜』
『ふむふむ、麻衣は86センチのEカップのままと・・・詠美の方は、あれっ?89センチのGカップって、また大きくなったんじゃない?』
『なっ!?・・ど、どうしてそんなことまでわかるのよぉ・・・』
『新聞部の部長たるもの、部員たちのスリーサイズくらい知ってて当然でしょ♪それくらい情報収集能力に長けていなかったら、務まるものも務まらないわ』
ブレザーの中に手を忍ばせ、シャツの上から弄る指遣いは、下着を着けていようと麻衣と詠美の感度を上げている。そして、その巧みな指遣いは、カップだけでなく数字まで的確に当てていた。
『じゃあ、今度はこっち♪』
素早く離れた佳菜は、今度は後輩部員たちのケアをしていた朝倉和絵の背後に回り、両手で揉み回す。
『キャーッ!なになになに!?』
『優しさの詰まった部員たちのオッパイの成長具合を確かめるための、巡回に来ました〜♪』
『麻衣たちとじゃれ合ってたのは、こんなことしてたからなの!?・・・あんっ、もお・・やめてよぉ・・・』
抵抗する和絵だが、触られて僅かだというのにもう力が弱まっている。
『ちょっと、何ヘンな声出してるのよ?私までおかしな気分になってきちゃうから、やめてよね♪』
『だって、佳菜がぁ・・・』
『何で、和絵が感じやすいのが私のせいになるのよ?(お前の感じやすい場所なんて、とっくに知ってるさ。菜穂ちゃんの変装の下にある和絵の身体が、こうしているだけでも感じてきそうだぜ)クククク・・・あれっ、和絵も大きくなった?89センチのGカップになってるじゃない』
『・・・・・・』
感じすぎているのか、的確に言い当てられたのが恥ずかしいのか、和絵からは何の返答も無い。
『偶然だけど、私も89センチのGカップだから、これで詠美と和絵と私が揃って同じカップとサイズになったんだね。Gカップ巨乳娘が一つの部活に集まるなんて、珍しいこともあるもんだわ♪』
『か、佳菜ぁ〜!そんなことに感心してないで、いい加減に・・・』
『しょうがないなぁ〜。ククッ・・・』
背中から自分の胸も同じサイズであるのをアピールしていた佳菜だが、耳元で含み笑いを漏らしつつ、和絵の言葉を聞き入れてやるのだった。

85PON:2013/02/11(月) 13:01:52 ID:DAgf5YCI
『さーて、お次は可愛い後輩たち・・・と♪』
指をワキワキと動かし、日高恵美と神尾由佳の方を向いた佳菜。しかし、そこには詠美と麻衣が立っており、その瞬間にゴツン!とげんこつが頭に落ちてきた。
『痛っ!!』
『はぁ・・・はぁ・・・もう、そのへんにしておきなさいよ?』
『あまり調子に乗ってると、鉄拳制裁を加えるからね!』
二人の顔は、すっかり怒りに満ちている。
『言う前から、叩いてるじゃないかぁ・・・』
『何か言った?』
二人が声を揃えて、佳菜のことをギロリと睨んだ。
『いーえ・・・何でもないですよぉ〜!』
あまりの剣幕にたじろいだ佳菜だが、拗ねた口ぶりなのは反省もそれなりにしかしていない表れでもある。
しかし、灸を据えてもらったおかげで、危害が及ばなかったことに恵美、由佳、楓の三人は一安心した。
『ほらっ、岸本君!こういう時こそ、男の子がしっかり守ってよ!』
『そんな弱腰だと、恵美ちゃんに愛想つかされちゃうかもよ?』
『え・・・?あ、すみません・・・』
いきなり矛先が向いて戸惑った雄介は、ただ謝るのみだ。
『ちょっと、先輩!由佳ちゃんまで・・・雄介くん、私は嫌いになったりしてないよ?』
『恵美ちゃん、そうやって甘やかさないの!』
『これからは、藤代部長の魔の手に掛かりそうになったら、岸本君に守ってもらいましょうか♪』
楓も、一緒になって雄介のことを盛り立てる。こうなっては、雄介も引くに引けなくなってしまった。
『わ、わかりましたよ。・・・部長、これ以上は止めてもらいますからね』
雄介は、佳菜の方を向いて毅然とそう伝えた。
『言われなくても、もうしませんよ〜!フン!』
舌を出し、すっかり機嫌を損ねた素振りを見せて背を向ける佳菜。
『あいにく、ここに居る男は岸本雄介だけじゃないがな。私だって、一応股間をモッコリさせてるし。本物のおチンチンは、コレのもっと奥深くだけど・・・ククッ・・・』
そう囁く佳菜の表情は、ニヤニヤと笑っており、拗ねてなどいないことを物語る。さり気なく股間を摩れば、そこには男のモノよりも遥かに大きく太い膨らみが浮かび出ていた。
『今のところは、これくらいで終わらせてやるさ。だが、朝倉和絵も浅野詠美も、またスキンスーツを作るために協力してもらわないとな。ついでに、触れなかった神尾由佳と鈴村楓と、ここに居ない部員たちのボディチェックも進めるとするか。学校で待ち伏せるなんて我慢できないから、こっちから出向いてやるさ。顔見知りに化けて・・・な』

86PON:2013/02/11(月) 23:55:02 ID:DAgf5YCI
ファミレスからの二次会の如く、新聞部員たちの話は盛り上がり続けた。そのため、歩みは遅く駅に着くのにも遠回りでもしたくらいの時間が掛かっていた。
そんな会話の中でも、佳菜は首元を摩って、肌色にカムフラージュしたコードを引っ張っていた。乳首が引き摺られる感覚を楽しみながら、しっかりと盗聴している相手の行動に聞き耳を立てているのだ。
『ククッ・・・(そろそろ良い頃か)』
駅に着いて、改札を通ろうとした所で、佳菜は人目も憚らず内股になって股間を押さえた。
『やっぱり、もうダメ!麻衣、悪いけどカバン持ってて!』
『えっ!佳菜!?』
佳菜は、麻衣にカバンを押し付け、トイレへと走っていった。
『麻衣、どうしたの?』
『あれっ、佳菜は?』
『うん、猛ダッシュしてトイレに行っちゃった・・・』
唖然として見送った麻衣は、渡された鞄を抱えたままだ。
『あーぁ、ガブ飲みの祟りだね。こりゃ』
詠美は、そんなことを言って手をひらひらとさせる。
『みんな、先に帰って良いよ。私、待ってるから』
『そんなの危ないよ、怪盗66号に接触した後なんだから。皆でいるうちは、できる限り単独行動は控えようよ』
『和絵の言うとおりだよ。麻衣だけ置いていくってのは反対!』
『でも、佳菜は一人で行っちゃったよ?』
『あの娘は良いの!何度でも痛い目に遭ってもらって、恐怖ってものを学習させなきゃいけないんだから』
『うーん・・・』
腑に落ちていない麻衣だが、ひとまずは詠美たちの意見に合わせることにした。
『でも、由佳ちゃんたちは先に帰って良いよ?』
『そうだね。このまま佳菜のペースに合わせてたら、どんどん帰りが遅くなり過ぎちゃうもの』
『そうですか?じゃあ、お言葉に甘えますね』
そうして、3年の部員と1,2年部員で別れることとなり、神尾由佳、日高恵美、岸本雄介、鈴村楓の4人が先に帰って行った。

87PON:2013/02/11(月) 23:55:38 ID:DAgf5YCI
『お嬢さん、塾から帰りの途中だったのかな?』
駅のトイレは人の出入りが多いものだ。だが、怪盗はその流れの間隙を縫って、個室を出ようとした女性をすぐさま押し戻し、カギを掛けた。そして、口を覆った次の瞬間、股間に隠していたスプレーを抜き取り、付着した愛液混じりの睡眠薬を噴き掛けていた。
『む、むぐっ・・・』
『大人しくするのね。・・・って言っても、もう身動き取れないし、すぐ眠くなっちまうがな』
耳元で囁くのは、自分と同じように制服姿の女子高生だ。その女子高生が、いきなり襲い掛かって来たことに加え、時折男の声で話している姿にも驚いたのだが、今となっては抗議することもできない。
『ふーん、滝沢遥ちゃんて名前なんだ?私と同じ、高校3年か・・・家は、大和くんの所に近いかな』
生徒手帳を見つけ、名前や住所を確認する。さらには携帯電話などから、彼女についての情報を楽々入手した。
『遥ちゃんもついてないよね。でも、私に目をつけられちゃうくらいの美貌とスタイルを持ってるから、こんな目に遭うんだよ?かく言う私も、遥ちゃんみたいな美人巨乳女子高生だから、同じ目に遭ったんだけどね♪』
何を言っているのか分からせようと、佳菜は自分の頬を掴んで見せた。クシャッと潰れた顔はゴムのように伸びている場所と、皺の寄った場所とだけになり、その造形は完全に崩れている。首元に手を当てて引き摺れば、その手は首の皮の中にズブズブと埋もれていった。
『!!!』
声にならない驚きは、目を見開くほどの表情で察することができる。それを見届けたいのか、佳菜は歪みきった顔から手を離し、マスクを丁寧に調節した。
『果たして、佳菜の美巨乳と比べて、どっちが大きいかしら?ククククク・・・』
佳菜の顔が元通りになると、今度はブレザーのボタンを外していく。すると、ワイシャツの中から露出してあった佳菜の胸が現れた。
なぜ、そのようなことをしていたのか理解できぬままの遥をよそに、スカートを下ろしていけば、ハイレグビキニを激しく喰い込ませ、スキニーベージュに彩られたストッキング脚が露わになる。既にスプレーは抜いてあり、愛液の染みを付着させた衣装は、佳菜のワレ目に激しく喰い込んでいた。
『遥の全てを見るのは、眠ってからにしてあげるよ。だって、いきなり初対面の人に見られるのに、意識があったら余計に恥ずかしいでしょ?だから、眠るまでの短い間は私のことを見ていてよ。佳菜の身体だって、この顔と同じように本当の裸じゃないし、少しも恥ずかしくなんてないからね』
意味不明な説明を聞きながら、遥はただ目の前で行われる奇行を見届けるしかない。
ワイシャツを脱ぎ、支えを失った胸は、水着やストッキングを脱ぐたびに大きく揺れる。その揺れ具合は、明らかに女性の胸の質感そのものだが、先程見せられたマスクと思しき顔の歪みのことを思い出せば、この身体も偽物なのであろうかと疑問が過る。
しかし、その疑問も睡魔によって思考が衰えてしまい、振り子のように動く佳菜の胸を見ながら眠りにおちてしまうのだった。

88PON:2013/02/11(月) 23:56:22 ID:DAgf5YCI
『フフフッ、案外堕ちるのが早かったね♪』
すっかり裸になった佳菜は、遥の顔をピタピタと叩いた。だが、それに対する反応は無い。
『早く、滝沢遥のスキンスーツを作らなきゃだな』
スキンスーツを作ると言っても、麻衣に鞄を預けたこともあって、今の怪盗は手ぶらの状態だ。しかし、それに慌てるでも無く、付け乳首とニプレスを剥がし、イヤホンコードも引き抜くと、手早く佳菜のスキンスーツを脱ぎに掛かった。
背中に作った裂け目から、身体を引き抜く。すると、たわわな美乳と美貌を備えた、中川菜穂の裸体が現れる。佳菜にチラリと見せ付けたあの時の変装が、まさしく今の姿だ。
『菜穂の巨乳に仕込んでおいて正解だったよ。せっかく容量のある便利な隠し場所なのに、盗聴器だけだと物足りないと思ってたのよね♪』
豊満な胸を掴んで横に引き裂くと、中から女性の胸が零れ出る。しかし、その胸を弄り回すより先に、菜穂の胸の内側に手を忍ばせた。新たに覗いた胸が中でぶつかるものの、それも億劫に感じることなく、ゴム風船のような物に入った液体を取り出した。

菜穂の姿のまま、今度は遥の制服を脱がしていく。便座に座らせた状態で、しかも脱力してしまっているために脱がしにくいはずなのだが、怪盗は手早く慣れた手つきで脱がし取る。
『菜穂のオッパイが当たっちゃうけど、気にしないでよね♪』
すっかり元の形状に戻った菜穂の胸が遥の顔を覆い、また、互いの胸とがぶつかって形を歪ませる。とても、中身を抜き取ったとは思えないディテールを誇る菜穂の胸であるが、それを楽しむよりもまず、服を脱がしてすぐにスキンスーツを作る準備を整えた。肛門には、佳菜の変装で挿入した機器も抜けそうで抜けないまま刺さっているが、それを抜き取る暇さえ惜しんで手を進める怪盗だった。
そうして、ゲル状の液体を手に塗り付け、遥の身体全体、そして顔にも塗り付けていけば、あとは出来上がりを待つばかりとなった。

89PON:2013/02/11(月) 23:58:18 ID:DAgf5YCI
『出来るのを待つ間に、お着替えをするとしますか☆』
怪盗の次なる準備とは、新しい衣装を準備することだ。だが、これも手ぶらであろうと既に用意はできている。
改めて裂け目を作った菜穂の皮から、身体を抜き取っていくと、先程覗いた胸の持ち主が黒いボブカットの髪を揺らしながら現れた。
『クスッ、明科カナのことを見てくれる一般人が誰もいないのが惜しいわね♪』
明科カナへと変装を遂げた怪盗レオン。もし、このような場所で裸の美人女優が居ると知れれば、例え偽者であろうと大騒ぎになるだろうが、目の前の遥も含めて、誰もその存在に気付くことはない。
『クククッ、こんなに可愛い顔して、巨乳を備えてるってのは反則だよな・・・』
身体を舐めまわすように見下ろし、その視線の後を辿るように摩っていくカナ。卑猥な行為と共に、卑猥な笑みが浮かんでいる。
だが、それでも脱皮の準備は着々と進んでいる。摩っていた両胸の膨らみの間には、裂け目を作ってあった。そこを支点に皮を開いていけば、青いメタリックのTシャツを着た女性の上半身が現れた。シャツの裾は、胸下までしかない。
『せっかく、フィギュアのコスチュームを着ておいたんだけど・・・誰にも見せてやれないのが残念だよな〜』
ブラウン掛かったミディアムロングヘアを揺らすのは、フィギュアスケーターの安藤麻姫だ。アスリートであるはずの麻姫が、女優明科カナの身体を脱いでいくという、変装名人の怪盗にしか出来ない芸当が、この狭い中で行われている。
カナの下半身が脱げていくと、そこには白のショートデニムにダンス用の肌色ストッキングを穿いた麻姫の下半身があった。
『もったいないね、私はこの服を提供するために登場して終わりなんだから♪』
シャツを浮かせ、自分の胸の谷間を眺めれば、コスチュームの中ではニプレスを貼った麻姫の胸が、窮屈そうに潰れていた。
『もちろん、私の裸を怪盗レオンの目に収めさせてあげないと気が済まないよ?だいたい、私が着ているのって、実際にフィギュアのエキシビジョンで使うくらい派手な衣装だもん。パンツは良いとしても、シャツは外で出歩くには目立ちすぎるね。他の娘が着ているやつを使う方が実用的だわ』
確かに、メタリックブルーで臍や腰のくびれを出すような格好では、周りの人間に見てくださいと言っているようなものだ。
『そもそも、麻姫がエキシビジョンで使ったシャツよりは丈が短いし、パッドも外してあるけどね。そういえば、ショートパンツだって、ストッキング越しにアソコに激しく擦れるほど固い生地じゃなかったかも♪ククククク・・・』
ショートデニムにTシャツという格好は、一見スポーティーな着こなしに見える。しかし、デニムの布地はハイレグカットになっており、固い布地は麻姫の股間にギッチリと喰い込んでいた。
『それに、まだまだ必要な小道具も足りないよね。私が準備しているのって、服を除けば、睡眠薬を仕込んだ極太の張り形とスキンスーツだけだから』
デニムのボタンを外して脱ぎ下ろしていけば、麻姫がインナー代わりに穿いた黒のハイレグTバックが見えだす。ワレ目の筋を浮かばせるほどハイレグが喰い込んでいるが、デニムの突き上げから解放された股間から、自然と男性器を模った異物がヌヌヌ・・・とビキニの上にその姿を浮かばせる。
『クククッ、ストッキングとかインナーの重ね穿きをしてるのに、すっかり染み渡ってるじゃない♪この色じゃなかったら、アソコの染みが見えてたよ?』
股間にできた男性器を思わせる膨らみをズブズブと押し戻すが、すぐに跳ね返すようにして戻ってくる。それに合わせて、ニチャニチャと粘液の染み出る量も増えていた。

90PON:2013/02/12(火) 00:30:22 ID:DAgf5YCI
ワレ目に手を添えて無理矢理に広げるも、膣内深くに刺さった張り形は抜け落ちてこない。パックリと割れた秘部を見遣りながら、胸の谷間に出来た裂け目から脱皮を図ると、引っ張られた麻姫の皮は、股間の異物をきつく締め上げる。異物もろとも、股間にギリギリと喰い込みながら、スキンスーツは脱げ落ちた。
『男のを模ったコレに引っ掛かると思ったけど・・・濡れ過ぎたからかな。クスッ♪』
股間に挿入した異物はそのままで、麻姫の皮を拾い上げるのは、タレントの真鍋さゆりであった。しゃがんだ拍子に、ひり出ていた張り形が床にぶつかって押し戻されるも、さゆりは何も無かったように抜け殻を弄る。そして、胸の内側から女性の姿を模ったモノが何着も取り出された。
『分離したやつと一体型と・・・これだけあれば十分すぎるくらいだな。麻姫ちゃんが巨乳でいてくれて助かったんじゃない?まっ、私の乳の中にも隠してあるから、イヤでもまだまだ出て来ちゃうんだけど♪』
取り出したスキンスーツを遥の鞄の上に乗せる。さゆりの顔も胸も、怪盗の欲望を満たすに十分のルックスを誇っているからこそ、その揺れ具合、ウェーブの掛かった髪がその胸の先端をくすぐるのを楽しげに眺めていた。

『ようやく、まともな服を用意できたぜ。あとは、この脱皮したモノを着ていくだけだな』
スキンスーツの数もさることながら、ストッキングとインナーの数もかなりの量を占めている。ここに至るまで、脱衣と脱皮を繰り返したものの、まだ数分程度しか経っていないのは、あれこれ独り言を言っていても手際が早いからこそだ。
『ちょうど、滝沢遥の皮も出来上がったようだし、早速一着目を着込んでみるとするか』
遥の身体に手を触れる怪盗の口調は男性のものになっているが、怪盗の正体は現れていない。女性のモノを模ったワレ目には、薬品を入れた容器を挿入したままであり、胸の膨らみもしっかりと備わっている。本体に近付けば、怪盗の分身が秘部から生え出ているはずなのだが、こうしてワレ目を大きく開いて容器を咥え込んであるということは、まだこの下にどれだけかの女性の変装が隠れているわけだ。そもそもが、人の出入りが多い駅の構内で、怪盗レオンがその本体を晒すわけも無いのだが。
『遥さんて、南野涼音と同じ、美星女学院の生徒らしいですね?どうりで、清楚な雰囲気が滲み出ていると思っていましたよ。後輩にこんなことをされるのは屈辱かもしれないけど、涼音にあなたの身体を献上してくださいね〜♪』
怪盗は、南野涼音の顔に似合った声と話し振りをする。
ネイビーのブレザー、ワインレッドのリボン、青と紫のタータンチェックのプリーツスカートを見た時点で、美星女学院というお嬢様学校の生徒であると知っていたはずだが、何とも白々しい口ぶりだ。ただ、南野涼音の同級生程度しか発掘していなかったため、滝沢遥にまでチェックが及んでいなかったことは事実である。
『どうやら、完璧に出来上がったな。時間のせいで3着しか出来なかったが、今は文句も言うまい・・・』
また男口調に戻っているが、この状況下では大したことではないようだ。身体の中に隠しておいたカッターを使い、裂け目から手際良く遥の身体を抜き取っていくと、また遥の身体が現れる。そうして、1着また1着と脱がす度に、互いの胸がグニュグニュとぶつかり、股間に刺さったままの容器は遥の身体にぶつかって押し戻されたりもしたが、それに構う様子は無かった。

91PON:2013/02/12(火) 00:41:33 ID:DAgf5YCI
胸に作った裂け目が閉じる前に、南野涼音の裸が皺くちゃになった皮の中に収まっていった。股間には、涼音が咥え込んでいた異物がそのままスキンスーツを貫通して、当人も未知の大きさにまで広がっている。
マスクは涼音の顔パーツにあてがわれて、生気の抜けた顔に表情を宿した。涼音を呑み込んだ入口も自然と閉じようとしている最中で、覗けていた胸の膨らみの中にスキンスーツやらマスクを大量に隠し入れる。それを終えてしまうと、新たな身体は何も無かったかのように南野涼音の全てを覆い、豊かな胸をプルンプルンと震わせていた。
『んんっ、うんっ・・・あーっ、あー・・・ククククッ、こんなもんね♪』
外に聞こえないよう気を配りつつ、声色を確かめると、滝沢遥がコレクションに加わった喜びを、本人らしからぬ卑しい表情と笑いで示した。
『どう?遥ちゃん。私も、滝沢遥になっちゃったよ♪ミディアムロングの黒髪に、Gカップもある隠れ巨乳、それに87−56−84のスリーサイズまで完璧に・・・このオッパイの中に詰まっているのは、全く違うモノだけどね』
互いの胸をぶつけて潰し合うも、乳首の突起からハリのある膨らみの質感まで、何を取っても本物と偽物の区別など全くつかない。この胸の内側に本当にたくさんの女性の皮が隠れているとは、遥本人とて信じないだろう。
『あれっ?遥ってば、こんなことしてるうちに感じてきちゃったんじゃない?私なんて、既にアソコの入れ物がヒダヒダに擦れ合う快感に加えて、乳首を擦れ合せているから
余計に感じているのよね♪・・・ってことは、遥が感じているのは私のせいってことなのかな?まだバージンなのに、こんなぶっといモノを咥えたら、感じやすくもなるよね〜』
『んっ・・・』
すると、ここで遥が顔をしかめた。快感に反応したためか、ゆっくりと瞼を開いたのだ。

92PON:2013/02/12(火) 00:44:19 ID:DAgf5YCI
『うん?・・・・・ヒッ!』
『おっと、こんな場所で大声出さないでくれよな』
遥は、驚きの余り息を呑んだ。なにしろ、何も着ていない女性が自分の目の前にいるのだからそれも当然だ。しかも、その相手とは、自分と同じ顔をしており、見た瞬間に自分と同じスタイルであるとわかる。
『さーて、私は誰でしょう?・・・なーんてな。クククク・・』
今の自分をアピールしようというのか、彼女は手に取ったジェルのような液体を、顔から胸、腰、股間の曲線、そこに刻まれたクレバスの奥、脚へと艶めかしい指遣いで余すところなく塗り付けていく。身体がテラテラと光るが、次のパーツに移った時にはもう輝きが消えていた。
そんな姿をした相手を見て、すぐさま声を上げそうになったが、それよりも早く、相手が口を覆って来た。
『ここで騒ぎを起こせば、恥ずかしい思いをするのが誰が・・・言わなくてもわかってるよな?』
よくよく見てみれば、相手だけでなく自分まで裸にされている。
眠っている間に、直に身体に触れられている感覚はあったが、それは夢では無かったと理解した。だが、そうは言っても、このような場所で全て見られていることの羞恥心も働いてしまう。どうすれば良いのか、相手の言うことの理解できるものの、パニックになるなというのが無理な話だった。
『今、この狭い場所には、滝沢遥しか居ないんだからね?何も着ていない、87−56−84のスタイルをしてGカップ巨乳を揺らしている、滝沢遥しか・・・ね♪』
念を押すように、遥のことを黙らせに掛かる偽者の遥。乾いた身体に、またもジェルを塗り込めていく。細部を撫で回す手付きは、その肢体の質感が滝沢遥であることに何ら疑う余地が無い。
外見だけでなく、声も口調も、穏やかに微笑むその表情も、自分とは何ら変わらないことを思い知る。もう一度胸を擦り合わせ、股間の異物を遥の脚にぶつけて来たと思うと、
『ククククク・・・遥のアソコに入っているモノ、なんだと思う?』
と、遥の耳元で囁くように笑ってきた。
そして、身体を離して彼女に見えるように、股間のモノを引き抜き始めた。太く長い異物は、ポタポタと粘液を滴らせながら出てくるのだが、壊れるほどに突き刺さったモノは、さらに太さを増してガバガバに開こうとしている。
『遥も、この入れ物を咥えてみる?これくらい極太なら、一気にバージンを卒業できちゃうよ?それどころか、一生子供を産めない身体になっちゃうかも♪ククククク・・・』
卑しく笑う偽者を見るうちに、恐怖と驚きはピークに達し、遥は痴態を晒す自分を見つめたまま気を失ってしまった。
『・・・ん?なんだよ、睡眠薬を使う前に自分から眠っちまったのか』
楽しみを中断させられて、不満そうにする怪盗レオン。
『しっかたねぇな〜』
遥の顔と声で、彼女らしからぬ言葉を漏らしながら、残した衣類をスキンスーツと共に全て重ね着ていく。脚を入れ、引っ張り上げた皺くちゃの皮が一気に伸びれば、胸も顔も全てを覆い、全く別人の女性がニヤリと笑い顔を浮かべながら、七つ道具を自分の身体の中に挿入していく。
『あと2着残した滝沢遥は、どこに着るかな・・・』
ストッキングを穿き上げながら、次なる楽しみを想像する怪盗レオンの姿は、様々な女性へと変わっていき、装着していた皮を胸にしまい込みつつ、胸にしまってあった皮を今度は着用していった。

93PON:2013/02/12(火) 11:15:25 ID:DAgf5YCI
『クククッ、やっぱりこの娘に変装して出歩かなきゃ意味ないよな』
最後の一着となったスキンスーツを、スムーズに着込んでいく。
『右のオッパイに盗聴器とか七つ道具、左のオッパイに睡眠薬と女の子の皮を仕込んであるのね?私、こんなことするの初めてだから、間違えないようにしなくちゃ』
右胸の乳首からは既にコードが伸びており、右耳にイヤホンを差してある。左胸を軽く握れば、摘まんだ乳首からプシュッ・・と霧吹きのように液体が噴射した。
『キャッ!乳首の突起から噴き出るのって、何だか不思議な感覚ですね』
声を押さえながら、ツンと上を向いた乳首をコリコリと弄るうちに、固さを増していく感触がある。見掛けも感触も乳首そのものながら、あるべき機能を果たしていることに遥の顔で満足げに微笑む怪盗だ。

『んんっ・・・これまでに咥えさせてもらったヤツよりも、だいぶ太いみたいですね?こんなに極太サイズのバイブを、他の皆が咥えてたなんて信じられないけど、バージンの私でも難なく挿入できてしまうみたいよ?身体は正直に反応してヌレヌレだけど・・・ククククク』
手で押し込めていくと、狭い膣内に広がる襞の一枚一枚に擦れながらズブズブと埋もれていった。
『クスッ、もうすっかり閉じちゃってる♪極太バイブが、こののっぺりとした股間の中にあるなんて思えないくらい・・・』
ワレ目に指を添え、パックリと開いてみても、紅い膣襞が広がっているだけだ。しかし、よく覗いてみれば、紅い襞の中に肌色をした異物が隙間なくギッチリと潜んでいるのが見える。先程挿入した異物は、ここまで深く埋もれているのだ。
『私、こんなモノを咥えたまま出歩くの初めてだから、いきなりひり出たり、アソコから溢れたグチュグチュなのが水着に染みないようにしておいてくださいね?』
怪盗にねだるような口ぶりであるが、前バリを貼り付ける口実にでもするつもりなだけだ。
恥肉をぷにぷにと摘まみ、その中心にあるワレ目にねじ込むようにして半透明のテープを貼っていく。膣襞にまでビッタリと貼り付かせてから全体に及ばせたため、外に出ている割合はかなり少ない。
『一見、頼りなく見えるけど、これでも粘着力抜群なのよね?まぁ、モッコリする程度なら我慢してあげますよ』
そうなることを期待してか、股間に浮かぶ縦スジを何度も擦り上げる。そして、いよいよとばかりにベビーベージュのストッキングで脚線を彩っていく。
『さーて、後はこの娘に最後の仕上げをしておかなきゃ。トラウマが残ったりしたら大変だからね』
こうして、催眠術を掛けたり、催眠薬やら盗聴コードやらを準備する分だけ、僅かに時間を要していたが、それでも微々たる違いでしかなかった。

94PON:2013/02/12(火) 11:27:25 ID:DAgf5YCI
『そういえばさ、新しく部員になりたい子がいるって話、知ってる?』
『えっ、また佳菜が強引に勧誘してきたの?』
『大人しそうな子を捕まえて部員増やすの、止めた方が良いって話したんでしょ?』
副部長の佐伯麻衣が、待っている間にそんなことを話題にしていた。
『もちろん、それは話してあるよ。でも、今回は楓ちゃんが誘ってきてくれたの』
『楓ちゃんこそ、大人しい性格が災いして佳菜に引っ張り込まれた被害者じゃない!?』
『佳菜が後ろで手を引いていたとか・・・?』
佳菜の行動は、どうも詠美や和絵には良い印象として映っていないようだ。とはいえ、部活優先主義になって暴走する点を除けば、普通に仲の良い親友として見られるので、毛嫌いするわけでもない。
『今回は、佳菜が絡んでの話じゃないみたいなの。本当に、楓ちゃんが一人でやったことで・・・クラスで大人しい子を見つけたら、自分から積極的に声を掛けたんだって』
『大人しい子狙いなら、なおさら佳菜の差し金って感じじゃない?』
『アハハハ・・・』
正直に伝えてもフォローをしても佳菜を非難する言葉に繋がるのは、それだけ日頃の行いが良くないことでもある。これには、麻衣も苦笑いするしかなかった。

『・・・そういえば、最近の楓ちゃんって明るくなったよね〜』
『そうね、最初はビクビクしてて話もしてこなかったのに』
『性格を変えさせた原因は、新聞部に入部したことにあるのも強ち間違いでもない。か・・・佳菜も、人のためになることをしてたんだねぇ』
三人は、鈴村楓の変わりぶりをしみじみと思い返していた。
『でも、この時期に新入部員なんてタイミング悪いよね。今のわたしたちって、散々な目に遭ってるじゃない』
『そうそう、問題はそこなの。佳菜が言うには、希望者が3人くらい居るんだけど、みんな可愛らしい子だったよ・・って』
『可愛らしい・・・か。主観によって意味合いも変わるけどね』
怪盗レオンの名前を出さないまでも、三人の不安はそこに尽きている。
『ただ、今となったら、セレストの生徒なら誰しもが被害に遭ってる可能性は否めないんじゃない?菜穂ちゃんとか平井さんは直接接触されているからしょうがないけど、菜穂ちゃんの部活の子やクラスの子だって、コレクションに入っちゃってるって話だし』
『それは、確かにそうかもね・・・ところで、佳菜は新しい子たちにその話題には触れていないよね?』
『いくらなんでも、入部前の子にそこまで話していないと思うよ?もし、文化祭の展示物にするとか校内新聞で扱うとか、本気で何かしらの形にしていくなら、いずれは話すことにもなると思う・・・』
明らかに気乗りしない様子の麻衣。さんざん脅されても、全く懲りていない佳菜のことが、どうしても心配なのだ。
『本当に記事にするつもりなのかな、アイツ・・・』
『警察に止められているくらいの情報だよ?さすがに、そこまで無鉄砲とは思わないわ・・・っていうか、思いたくない・・・』
『相変わらず、麻衣ちゃんは佳菜の肩を持つよね〜』
佳菜のことは、三人ともが良く知っている。中でも、麻衣が付き合いとしては一番長い。だからこそ、肩も持ちたくなるのだった。
『どうせ、こんな不確かで夢物語みたいな話なんて、誰も信じてくれないよ。とにかく、佳菜のことは私が全力で抑え込んでおくから!』
『そりゃあ・・・ね、私たちだってこんな信じがたい話が表沙汰になったら、好奇な目で見られるかもしれないし、活動自体だって止めさせられちゃう心配もあるからね』
『今みたいに、水面下で行動しているくらいがちょうど良いよね。秘密裏に行動するのを、皆だって楽しんでるみたいだし』
『そういう、和絵もでしょ?』
『ま、まぁ・・・ね』
新入部員の話題からは逸れたが、佳菜の暴走を食い止めることについては、連携を確認し合う麻衣たちだった。

95PON:2013/02/12(火) 11:50:48 ID:DAgf5YCI
『はあっ、はあっ・・・』
佳菜を待つ三人の背後から、息を切らして走って来る生徒がいる。その生徒は、佐伯麻衣に圧し掛からんばかりにぶつかってきた。
『キャッ!』
『や、やっと追いついた・・・』
『なによ、佳菜だったの?トイレから出て来るのに、何で息切らしてるのよ』
『用が済んだなら、早く・・・ん?』
これでやっと帰れると思ったのだが、ふと三人の頭に疑問符が浮かんだ。出て来るはずの方向と全く逆方向から駆けてきたからだった。

『ねぇ、佳菜!あんた、どこから来た!?』
詠美はそう問い掛けたが、疲労困憊の佳菜はすぐに答えられない様子だ。だが、彼女からの返答を待たずとも、思い描いたことは誰しもが同じだった。
『麻衣、ここで待ってて!詠美、行ってみよう!』
珍しく和絵の方がイニシャチブを取り、詠美と一緒に女子トイレに走って行った。

96PON:2013/02/12(火) 12:08:30 ID:DAgf5YCI
『あの・・・大丈夫ですか?すっごく、ツラそうですけど』
詠美と和絵がトイレに向かった直後、佳菜の様子を心配した女性が、付き添っている麻衣に声を掛けてきた。確かに、よほど勢いよく走って来たのか、麻衣に抱えられて脱力している佳菜は、もはやいつもの佳菜らしくもない。
『助けを呼んだ方が良いでしょうか?』
ミディアムロングの髪を揺らし、佳菜の顔を覗き込む女性。膝についた手の回りには、ストッキングの皺が浮かんでいる。
『すいません、心配掛けちゃって。全速力で走ったみたいで、まだ息が整わないんですけど、暫くすれば元に戻ると思いますから』
『・・・そうですか?無理しないでくださいね』
ニコリと微笑みつつ小さくお辞儀をし、相手の女性はそのまま立ち去って行った。
『私より年下の子かな?その割には、随分としっかりしてる感じだったな・・・佳菜と比べたら、どっちが年下だかわかんないね』
落ち着いた佇まいながら、服装は白のデニムショートにボーダーのチュニックで、襟ぐりは緩く、右肩だけははだけている。その下にあるインナーもまた、メタリックブルーのTシャツで、豊かな胸の谷間もハッキリと見えるほどのギャル系ファッションなのが、とてもギャップを感じさせた。

97PON:2013/02/12(火) 12:23:22 ID:DAgf5YCI
利用者は居たものの、そんなことに構っていられないと、空いている個室を片っ端から覗いていった詠美と和絵。すると、和絵が扉を開けようしたのと同時に、制服姿の女子高生が出てきた。
『あっ、ごめんなさい!』
『・・・はぇっ?あぁ、いえ・・・』
鈍い反応を見せた女子高生は、やや力の抜けた足取りで、洗面台の前に手をついて立っていた。ミディアムロングの黒髪が、彼女の顔を隠そうとしている。
『あ、あの・・・大丈夫ですか?』
心配になった和絵は、彼女に声を掛ける。だが、心配すると同時に、別の予測が立ったのも事実だ。それを見た詠美も、もはや他を調べる必要は無さそうだと側に寄って来た。
『いえ、なんでもないです。ちょっと、眠ってたみたいで・・・塾帰りで疲れちゃったのかな。ハハハ・・・』
滝沢遥は、相手に気を遣わせまいと、冴えないながらも笑ってみせた。まさか、自分が眠らされたなどと思ってもいない。催眠術で、佳菜に襲い掛かられた時の記憶を封じられたのだから、それも当然だ。記憶を封じるだけでなく、重ね穿かされたストッキングと激しく喰い込む水着の置き土産にも気づかないようにされている。そのため、ナイロンと少ない布地が股間を突き上げる感覚があろうとも、脱ぐという選択肢は無かった。
『んんっ・・・でも、もう目が覚めてきてみたいなので、安心してください』
人目のつく場所で、水着の喰い込みを直したくないという思いもあって、遥は平気であることを装う。
『そう・・・?無理しないでくださいね』
一方の和絵たちも、これ以上付き添っていたら、今度は麻衣たちが心配するだろうという不安もあり、ひとまず二人は様子を気にしつつ外に出た。

98PON:2013/02/12(火) 12:27:42 ID:DAgf5YCI
『どうだった?』
戻って来た詠美たちに真っ先に尋ねたのは、息が整った佳菜だった。
『あっ、もう回復してる』
『おかげ様でね!それで、私に化けた怪盗66号は居たの?』
『残念ながら、もう消えてたよ。このとおり、佳菜の変装は解いちゃったみたい・・・』
詠美が、ビニール袋に入った物を見せた。とはいえ、往来のある場所で堂々と見せるわけにもいかず、鞄の中を覗かせるようにしている。
その中身は、明らかに肌色の面積が多く、一体型スーツであると判る。しかも、袋に女性の顔がへばりつくようにして入っていて、その髪の長さから造形に至るまで、いくら抜け殻とはいえども、藤代佳菜を模っていると判明できる。
『これが、トイレのタンクに残ってたんだ。こんなふうに、佳菜の顔が見やすいように入れてあるんだから、私たちが見つけるのも織り込み済みだったんだろうね』
『そのタンクのあった個室に、元々は美星女学院の制服を着た女の子が入っていたの。おそらく、眠らされていたんじゃないかと思う・・・』
そこまで聞けば、当然気になるのはその女子高生のことだ。
『それで、その女子高生はどうしたの!?』
いつもの佳菜であれば、ものすごい剣幕で問い詰めてきただろうが、まだ疲れているのだろう。そのトーンにキレが無い。
『鏡の前でボーッとしてたわ。見るからに、意識がハッキリしていない感じだったな・・・声を掛けてみたけど、大丈夫だからって言うから、深入りはしなかったよ』
『もしかしたら、その子が怪盗の変装だっていう可能性もあったしね・・・あっ、ちょうど出て来たよ』
制服を着た一人の女子高生が、トイレから姿を見せた。手を額に当て、顔を遮っているのは、まだ本調子でないことの表れだろう。それでも、歩くまで回復はしているらしく、自力で改札へと向かっていった。

99PON:2013/02/12(火) 12:35:35 ID:DAgf5YCI
『あ・・・ねぇ、佳菜?もしかしてあの人・・・さっき、私たちに声を掛けた人じゃない?』
『えぇ!?私、下見てたからわかんないよぉ』
佳菜から明確な答えを得られなかったが、遥が額から手を離しているのを見て、確信を得た。
『うん、やっぱりあの人だよ!服装が違うだけで印象はガラッと変わってるけど、心配して声を掛けてくれたの、あの人だ・・・』
『・・・ってことは、どちらかが怪盗66号の変装?』
『間違いなく、私たちに接触した方が怪盗66号だわ。服装が、これまでのパターンと酷似してたもん・・・』
胸の谷間をアピールするほどの服装、そしてショートパンツから伸びた肌色のストッキング脚、これだけでも怪盗の変装だと証明するには十分な材料だ。
『ウソ・・・そんなに近くに現れたのに、みすみす逃しちゃったってこと!?』
佳菜は、慌てて辺りを見回したが、これだけの人混みの中から遥と同じ顔をした女性を見付けるのは困難すぎた。

『あーーーっ!!』
もう遅かったと、落胆し掛けた佳菜。すると、いきなり和絵が大きな声を上げた。
『えっ、見つけたの!?』
『うぅん・・・』
我を失ったかのような顔色になって、首を振る和絵。人目を憚らずに大声を上げたと思うと、今度は蚊の鳴くような声で話している。
『怪盗66号に・・・触られた・・・』
『へっ!?』
『胸を思いっきり触られたの・・・』
『む、胸を・・・?』
きょとんとしている佳菜をよそに、和絵は自分の身体を抱えるようにして、わなわなと震えながら呟く。
『あぁ〜・・・そういえば、そうだわ』
『私も・・・・・』
詠美と麻衣も、すぐにあの時のやりとりを思い出した。
『ふぇぇぇー!お嫁に行く前に、あんなことされちゃったよぉ!』
詠美に抱きつきながら、悲嘆する和絵。
『私もぉーーーー!だって、あの時の佳菜が偽者だなんて思わないよぉ〜〜』
そして、しっかり者の麻衣までもが、詠美に抱きつく。
『おぉ、よしよし・・・』
『ねぇ、詠美?・・・二人とも、いったいどうしたの?』
『つまりね・・・』
詠美は、ミレーズを出てからここに至るまでの経緯を話す。彼女も和絵たちと同じ目に遭っているのだが、ショックはそれほどでも無いようで、サバサバと振り返った。

『なーんだ、そういうこと?』
佳菜の無神経な言葉に、麻衣と和絵がピタッと泣き止む。
『あちゃぁー・・・』
詠美は、額に手を当てて天を仰ぐが、佳菜自身は彼女らの反応など見ていない。
『私なんて、今日だけで二度も触られたんだから!それも、胸だけじゃなくて身体の隅々まで弄られたんだか・・・』
辱めを受けるほどの被害に遭ったというのに、語る口調はとても誇らしげだ。しかし、そんな佳菜の言葉を聞き入れるつもりはないようで、三人が口を揃えて、
『佳菜は自業自得じゃない!』
『佳菜は自業自得でしょ!』
『佳菜は自業自得だよ・・・』
と言い返されてしまう。
『・・・息が合ってるじゃない』
さすがの佳菜も、この剣幕にはたじろいでしまった。

100PON:2013/02/12(火) 12:39:47 ID:DAgf5YCI
『ククッ、怪盗のこともそっちのけで、なーに漫才やってんだか♪』
耳に掛かる髪をかき上げ、イヤホンコードをたぐりながら、遠巻きにそれを監視している怪盗レオン。耳に仕込んだイヤホンには、騒がしい四人の女子高生の会話が聞こえていた。
しかし、耳を出してみたところで、極小サイズのイヤホンや、耳の後ろを這って乳首にまで達する肌色のコードも、目を凝らさなければ見つけることもできない。
『もう少し、躍起になって捜しに来てくれると思ってたけどね。こっちは、こうして滝沢遥の変装でいてあげてるんだからさ』
往来のある駅のコンコースであっても、首から胸の谷間を経由して乳首の突起にまで伸びるコードの存在を、近くを通りすがる誰一人として気付いてはいない。
『まっ、捜しに来たらこの顔を脱いじゃってたかもしれないけど♪』
首元に手を当て、力を込めると、指がグニュッ・・と身体の中に埋もれた。今にも、顔まで歪んでしまいそうだ。
『でも、顔を脱いだところで服装でバレるか。麻衣には、この格好を見られてるからな』
今の服装は、まさに麻衣に話し掛けた時の格好そのものだった。
ショートパンツをクイッと浮かせれば、中に穿いた黄色のビキニに膨らみが浮かび出る。しかし、その手をパッと離すと、固いデニム地が股間を突き上げるほど喰い込んで、異物も押し戻された。
『んくぅ・・・っ、こんな場所で公開オナニーなんてやめてくださいよ?下手をしたら、退学させられちゃうかもしれないですから』
誰に対してでもなく、自分にいじらしい表情を見せながら話している遥。すると、襟ぐりの開いたチュニックの中にあるシャツを浮かせ、
『その代わり、いくらでもオッパイを眺めてくれて構いませんからね』
などと、本人が言うはずもない言葉を呟きながら歩き出した。

『それにしても、良い情報を聞かせてもらっちゃいましたね。新聞部に、新しい子が入るだなんて。私と同じ一年生なら、こんなふうにGカップ巨乳を揺らして歩くような、成長の早い女の子も居るかもしれませんね?なにしろ、別称、巨乳部なんて言われている部活ですから♪』
遥の視線の先には、彼女が言った通りの光景があり、肩に掛かる重さと、ユサユサと揺れる質感を堪能しているのだった。

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