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母の飼い主 1

63母の飼い主 33:2013/11/14(木) 16:38:39

 ふいに、黒のYシャツに同じく黒のジーンズを履いた男が画面にあらわれた。仮面舞踏会でかぶるような目元を隠すマスクをつけている。もちろん、僕にはその男が洋治さん本人であることがすぐ分かった。

 極度の羞恥と罪悪感のために、母はとめどなく震えていた。洋治さんがそんな母の細い肩をゆっくりと引き寄せる。母はちらりと視線を動かして、父の遺影におびえたようなまなざしを向けた。
 ものも言わず、洋治さんは母の唇にみずからの唇を押しつけた。瞬間、母は『ンッ…』とか細い声をもらし、切なそうに眉根をたわめて、男のむさぼるような口づけを受けた。
 数秒も経たないうち、今まで暗く蒼褪めていた母の貌が、みるみるうちに桜色に染まっていった。それはほとんど信じられないような変化だった。いつしか母は、なかば無意識のように両手を回して洋治さんの身体を抱きしめ、侵入してくる男の舌に、夢中になって舌を絡めていた。時どき鼻孔から噴きこぼれる子犬の鳴くような声が、母の激しい興奮を物語っていた。どういうわけか、時折、鈴の音色のようなチリンチリンという物音が断続的に聞こえていた。
 たっぷり数分間もの間、熱烈なディープキスを交わした後、洋治さんはようやく顔を離した。母は唇の端からよだれの糸を垂らしながら、呆けたような表情で洋治さんを見つめている。
『なんだ、その色ボケした面は。お前はほんとうにキスに弱いな』
 洋治さんが笑いながら言うと、母は『ああ…』とか細い声で啼いた。
『もうアソコをぐしょぐしょに濡らしているんだろう?』
 母は両手で顔を覆いながら、こくんとうなずく。
『冬子はもう濡らしています…ごめんなさい…』
『謝るのは俺じゃなくて、兄貴にだろうが』と洋治さんは鼻で笑った。『ほら、兄貴の遺影に向かってきちんと謝ってみせろ』
 母は辛そうな表情でかぶりを振っていたが、洋治さんに何事か囁かれて、おずおずと仏壇のほうに視線を向けた。
『あなた……ごめんなさい。あなたの妻の冬子は…キスだけで興奮してしまう、恥ずかしい女です…。今もあなたのご兄弟の××さん(ここで初めて修正音が入った)にキスしていただいて…うれしくて…しあわせで……冬子、おまんこをぐっしょり濡らしてしまいました…。はしたない不貞妻でごめんなさい…』
『どんな男でもキスされたらこんなに感じるのか?』と洋治さんが意地悪く訊いた。
『ちがいます…あの…』と珍しく反駁しながら母はなぜか顔を赤らめた。『お慕いしている方の…キスだからです…』
『お慕いしている、とは、また古風な言葉を使う女だな』と洋治さんは笑いながら言った。『ようするに、私を愛しているということか?』
『は、はい…愛しています…心の底から…』と母は鼻頭を兎のように赤く染めながら切れ切れに言った。『冬子は××さんの女です…』
『非道い女だな。旦那の前だぞ』
『ああ……ごめんなさい』
『それにお前は、私の女なんてたいそうなもんじゃない。ただのセックスペットだ。そこのところを忘れるな』
『申し訳ございません…』
 母はガックリとうなだれた。
『おら、さっさと着物を脱いで、淫乱妻の躯を亭主に見せてやれ』
 命じられて、母はよろよろと立ち上がると、帯紐をしゅるりと外した。

 果物の皮を剥くように、色白の豊満な裸身があらわれる。むっちりと脂の乗った腰つき、重たげに揺れる乳房は牝牛のそれを思わせるボリュウムで、華奢だった頃の母――それはわずか数ヶ月前のことなのだが――を知っている者からすれば、信じられないくらいに「おんな」を発散させていた。
 驚いたことに、母の熟れた乳房の先端部分、そこだけ少女のような薄桃色の乳首には銀細工のようなものが付けられていた。よく見ると、それは胡桃ほどのサイズの鈴で、乳首を貫通したピアスによって留められていた。さきほどのチリンチリンという物音はこれが原因だったらしい。
 さらにもうひとつ、乳首の鈴とはべつに、母は妙なものを身につけていた。下半身のひそやかな場所を隠す下着である。母が身につけているのはどうみても女児用のそれで、正面の▽部分には子猫のアニメキャラクターを象った刺繍が付いていた。たっぷりとした腰まわりをしているだけ、その女児用パンツはサイズが小さすぎ、今にもはちきれそうだった。


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