したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

母の飼い主 1

61母の飼い主 31:2013/11/14(木) 16:34:40

 野外動画の反響は凄まじかった。

『みじめな犬芸最高www 年下の男女に見られながら生き恥を晒すことができて、マゾの冬子には最高の刺激だったことでしょう』
『むちむちの裸で犬歩きする未亡人、たまらなくエロかったです。かつての良妻賢母も、色ボケするとここまで恥知らずになれるもんなんですねww 死んだ亭主や大学生の息子が可哀想♪』
『後半は完全に犬になりきっていましたね。あの品のいい奥様がとうとうここまで来たかという感じ…。私も相当のSですけど、愛するご主人様の命令でチンチンや尻振りに励む冬子の姿には、多少の哀れみすら覚えました。健気なペットですね。それにしても、飴と鞭を使い分けるスレ主の調教手腕には脱帽です』
 なかにはこんなコメントもあった。
『ここまできたら、次は本物の牡犬(ジャーマン・シェパードなどの大型犬)をつれてきて、冬子と「再婚」させてはいかがでしょう? もちろん、冬子には妻の務めとして、牡犬との「夫婦の営み」を最低毎日一回は義務づけてください♪』

 母の信じられないような痴態に淫欲をかきたてられた閲覧者の感想、あるいは今後の展開に対する妄想・要望で、スレッドは次々と埋められていた。
 black crowこと洋治さんのレスもあった。

《 野外動画、多くの方に楽しんでもらえたようで幸いです。
  冬子について「健気なペット」と誉めてくださった方もいましたが、なーに、私に言わせればただの馬鹿女ですね(笑)玩具としてはわるくないので、賞味期限が切れないうちは、せいぜい使ってやることにします。
  ところで、野外動画に登場してもらったカップルですが、じつはあの後、連絡先を交換しました。彼氏さんも彼女さんも初対面ながらノリノリで撮影に協力してくれましたし、今後も冬子の調教を進めていく上で、彼らとつながりをもっておくのもわるくないと考えたからです。ひとり息子と同じ年頃の大学生で、しかも片方は女性なんて、冬子にとってこれほど嬲られて屈辱を感じる相手はいないですからね。
  おふたりにとっても今回の体験は刺激的だったらしく、「こんどは自分の友だちにも冬子の犬芸を見せてやりたい」とはりきっています。近々、彼ら主催の飲み会に冬子を参加させて、卑猥な余興を披露させる計画が進行中です。冬子にそう伝えると、早くも真っ青な顔をしておりました(笑)
  そんな冬子ですが、今回の野外調教を通して、ますます隷属の度合いが深まったようです。今は冬子の自宅にて、さらに卑劣で陰湿なプレイを強制しています 》

 自宅――――。
 僕はじぶんが生まれ育った家を思いうかべた。
 かつては家族三人で、父の死後は母と僕のふたりで、慎ましく暮らしてきたあの家。そんな懐かしい我が家にも、洋治さんはズカズカと上がり込み、好き放題に母を汚しているのだ――。
 僕はじぶんが完全に悪夢の世界に落ち込んでしまったのを感じた。
 いちばんの悪夢は、洋治さんの魔手に絡め取られた母が、身体ばかりか精神まで虜とされているように見えることだ。あの野外動画を見た今は、いやでもそう認めざるをえなかった。
 飴と鞭。
 閲覧者のひとりが書いていた。きっとそうなのだろう。洋治さんは残酷な顔と甘い顔を使い分けることで、世間知らずな母の素朴な心を染め変えていき、どれだけいたぶられても飼い主から離れられない犬のような、屈辱的なプレイにも諾々と従う女へと変貌させてしまったのだ。それはいわゆる「洗脳」のプロセスと同じものであるはずだった。

 僕は唇をぎりっと噛み締めた。洋治さんに対する憎しみが胃の腑を突き上げる。
 けれども、まだ手遅れではない。
 僕はかならず母を救ってみせる――。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板