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母親が他人に侵される 漫画・小説 #避難所

61名無しさん:2012/11/10(土) 05:52:28
537 名前:大林圭支 ◆M9BaxOHZFs [sage] 投稿日:2012/11/06(火) 23:53:23.63 ID:Sx2QSw2E [3/4]
懇願の顔を、落ち武者に向ける母。しかし物の怪は、口の端に笑いを浮かべたまま。
今度は、煽るために腰を動かすのを止めたりはしない。
そんなことが必要ないと分かっているようだった。
「わしが出さねば、お前は気をやれぬ。さあどうするいさ」
「あああ、そんな。お武家さま」
「嫌ならこの前のように、火照った体で山を降りるがいい。そして二度と、ここに来るな」
「ああ、嫌。そんな」
「このように、ほとをまらで突いてやることもないぞ。二度とな」
「あああ、嫌あ。ほとが、おかしくなる。後生ですお武家さま、ああ、ひい、ひああああ」
「お前がどう尻を振ろうと、もう成らぬ。そういうふうに、なっている。くくく」
浅ましく尻を後ろに突き出しても、甘い声でねだっても、母の求める物は与えられない。
落ち武者は意地悪く笑み、母いさはますます顔色を失っていく。
それを見ている藤次も心がますます寒くなっていた。
何かとんでもなく恐ろしいことが、起こるような気がしている。
木々を揺らす風は、更に冷たく恐ろしく渦巻いていた。
「ああ、お武家さま」
「なんだいさ。いやらしい雌馬のいさ」
「どうか、どうか。あああ、そんな、あああ」
「どうした。なにが言いたい」
「うう、ああ。下さい、ませ。はああああああ」
「なにをだ。情けをか、いさ」
「は、いい。お武家さまの情けを、どうか、下さいませ。はあああ、いいいいい」
「わしの情けを、ほとの奥に欲しいというのだな。くくく」
「はい、はいい。ほとの奥に、欲しい。熱い、お武家さまの情けをたくさん。あううううう」

538 名前:大林圭支 ◆M9BaxOHZFs [sage] 投稿日:2012/11/06(火) 23:56:59.89 ID:Sx2QSw2E [4/4]
「孕んでもいいと、申すのだな」
「あ、あ、あああ。それは」
「言わぬのか」
「ああ、言います。ああ、孕んでも、構いませぬ。ですから、情けを、たくさん、下さいませ」
その時の母は、もう懇願の表情ではなかった。
熱に浮かされ、半ば泡を吹くような様子でその言葉を吐いた。
孕んでもよいと。得体の知れぬ物の怪の精を体の奥に受け、孕んでもよいと言った。

多分、孕むのだ。
母いさは、物の怪の子を。その時自分は、どうなってしまうのだろう。
「よし。ならば望みどおり情けをくれてやろう。心して孕めよ、いさ。くくくく」
「ああ、来た。またまらが、あああ、ひいいい。もっと奥、もっともっと。ひい、ひい、ひいい」
首を元に戻し。また激しく反らし。
母は箍が外れたように声を上げ、尻肉を振りたくり始めた。
気味悪く木々が揺れる山中の隠れ湯で、母いさだけが、激しく熱く揺らめいていた。


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