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SS妄想・没ネタ投下スレ

1名無しさん:2008/05/31(土) 09:43:22
先に予約を越されてしまった…死んでしまったけどこんなSS予定していた…
この二人を合わせるつもりだった…こんな展開書きたいけど自分には文章力が…

そんな悩める人たちが投下するスレです。
使えるネタがあったら書き手さんの参考になると思うのでぜひ書きましょう。

2名無しさん:2008/05/31(土) 13:13:00
自分の考えていたネタとしてはラバーソールに写真つき名簿を支給させて
誰にも変身できるようにさせようと考えてた時期がありました

3名無しさん:2008/05/31(土) 22:56:42
近々こちらに貼らせて頂く・・・か・も

4名無しさん:2008/05/31(土) 23:47:00
トリッシュ相手に圧迫祭をやらせたかったw

5名無しさん:2008/06/01(日) 13:10:13
ああ……プロ兄とスッピー書きたかったのに……w
しばらくしたら没スレに落とすかな……

6名無しさん:2008/06/01(日) 17:34:44
ポルポの遺産の半分を渡すという条件でサンドマンと組むサーレーを書きたかったぜ……
空にロードローラーを固定する罠を作らせたり

7 ◆FoU.wbC/ko:2008/06/01(日) 18:28:03
>>4
>>6
す、すまない…(´・ω・`)
「こいつは誰も書かないだろう」と思ったキャラに限って、需要があったようだ

8名無しさん:2008/06/01(日) 19:00:09
一応対主催なんだけど


無意識でスタンドが発動して、周りを攻撃してしまう

看守の話を考えてた

9名無しさん:2008/06/01(日) 19:02:04
自重記念のなんでもありの>>47なんだけどね

ポルナレフ、マックイィーン、トニオ、アンジェロを予約予定だった。

で、マックイィーンが腸ぶちまけてポルナレフがキれるけど
トニオ「大丈夫です!これも私の料理の云々」
ポルナレフ様子を見るけどマックイィーン戻らないよ?おいこれどういうことだ、おい
トニオも信じられなーい。そこで瀕死のマックイィーンが
「わかってる…俺みたいなゲスは死ねってことだろ?あんた、やっぱり優しいなぁ〜、
 言うべき事はハッキリと言ってくれた…正確には言ってないけど、料理は口以上に物を言うって言うしなぁ〜
 あんたみたいな人と会えて、俺は本当に幸せだ!俺は死ぬのが怖くないぞうひゃひゃー」
で、ハイウェイトゥヘルがトニオの腹辺りに現れて呆然としてる間にトニオも腸ぶちまける
マックイィーン死亡。ポルナレフ呆然
トニオ「これは、天罰なのかもしれません。私は天狗に云々」
ポルナレフに最後の料理を食べさせるために厨房へ。その間ポルナレフ「あり(ry超(ry」状態
っていうか治療しなければと厨房へと入るがトニオに制される。厨房は綺麗なまま、トニオは調理をしている。
腸をぶちまけたはずなのに何故厨房が汚れてないんだとポルナレフがトニオの腹部をみると
何かで焼いて強引に出血させないようにしているのを見つけてしまう。
ポルナレフがなんでそこまでって問い詰めるとトニオ「厨房は清潔にNE!」
ポルナレフはトニオ疑った事を謝るけどトニオ笑顔で気にしない。
テーブルに運ばれた最後の料理を口にしてポルナレフ涙目。トニオは立って食事の様子を見ている
ポルナレフ「(俺は…言わなきゃ…これは、心からの言葉だ…)美味いっすよ!コックさん!」
トニオ「ありがとう…ございます…」
で、その後トニオマックイィーンの隣の席に座ってマックイィーンにあの世で料理を続ける事を約束して事切れる
ポルナレフ「あんな天使の人が何かするわけねぇ!全ての元凶は!」的な事言いつつマックイィーンの皿を切りつける
当然アクアネックレス
アクア「あの調理人はいい気になってたからな〜、こんな状況で料理なんて余裕のつもりかぁ〜?いい気になってんじゃねーよ!ウププ!」
ポルナレフぶち切れでアクア切りつけるけど効果なし
アクア「てめーヒーロー気分でいい気になってるな?俺は見てるぜー」って言い残して去る
ポルナレフ悔しさで叫びたいけど、泣きたいけど叫ばない、泣かない
ポルナレフ「マックイィーンと、コックさんを迎えにきた天使の邪魔はこれ以上はできねーぜ」って言い残して去る
―どこかの地方では会話が途切れた静かな時間を天使が通ったとか言うらしいです―的な事書いて締め

トニオとマックイィーン死亡って長文ごめんね

10名無しさん:2008/06/01(日) 19:45:12
>>7
あえて言おう
>>4>>6もこの俺だと!
お前を俺の宿敵(ライバル)とみなしますが構いませんねッ!
次の予約の速度じゃ負けねぇぞぉ〜〜〜ッ!

11 ◆FoU.wbC/ko:2008/06/01(日) 20:52:38
>>10
あ〜〜〜ら
ずいぶん情熱的で激しいアプローチの仕方をするお方ねウフフフ
わたしごのみのお・か・た♪

12名無しさん:2008/06/02(月) 09:33:08
メローネとドゥービーでメローネをヘビにやれれる直前から呼び出してドゥービーの体中に沸くヘビでトラウマ再発とかやってみたかったけど
両方通らなかったとか別にそんな事はなかったぜ!

13名無しさん:2008/06/02(月) 15:40:05
ダービー兄にダニー支給してジョナサン会わせ、
ダービー兄がやられたらジョナサンに「ダニエルー! な、何をするだァー!」ってやらせたかった

やらなくて良かったw

14名無しさん:2008/06/02(月) 19:26:30
ラバーソールとオインゴが両方承太郎に化けて鉢合わせして
ちょwww本物来たwww
みたいな展開を考えてた

15名無しさん:2008/06/02(月) 20:20:30
今回の投下、本当はフェルディナンド、ディオ、ジョルノの予定で
最初フェルディナンドとディオが出会って
フェ「君ディエゴにそっくりだね」
デ「は?何言ってんのコイツ」みたいな会話のあと戦闘になって
ディオが相当追い込まれたところでジョルノ登場、戦闘→フェルディナンド撤退
だけどディオ、ジョルノ両者とも恐竜につけられた傷が……
っていう話でした

16名無しさん:2008/06/02(月) 21:09:52
>>14
奇遇だな。俺はアヴさんと承太郎(オインゴ)が合流して
それみてビビッた敗北後ラバーソウルが花京院になって3人PT組む展開を考えてた。

17名無しさん:2008/06/02(月) 22:51:56
>>16
奇遇だ(ry
俺の場合はそれにポルナレフが付くけど

18名無しさん:2008/06/02(月) 23:02:03
顔つき名簿支給してボスに変身したオインゴが暗殺チームと組む話を考えてたなぁ
もちろんボスの近くに配置する

19名無しさん:2008/06/04(水) 22:32:09
ホル・ホースとマウンテン・ティムの
"チーム・カウボーイ"

20名無しさん:2008/06/04(水) 22:45:04
>>19
俺はシーザーとホル・ホースとマウンテン・ティムでトリプルプレイボーイ

21名無しさん:2008/06/04(水) 23:25:30
吉良吉影と露伴の、性格最悪変態コンビとかやってみたかったな…

22名無しさん:2008/06/05(木) 00:02:16
原作的に考えるとあんまり組むことが難しいコンビな気もしなくもない

23名無しさん:2008/06/05(木) 00:14:42
アブ達VSチョコ先生を書きたかった……
チョコ死にそうだよチョコ

24ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/05(木) 07:57:08
ンドゥールがあのまま一人だったら、
第一放送後、禁止エリアにして、そのまま退場させたかったwww

25ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/08(日) 01:22:01
今なら言える。
チャンスがあればスカーレットの被害者をエルメェスにするつもりだった。

26ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/08(日) 03:12:17
今なら言える。
スージーQと吉良で吉良の時間軸が限界だから押そうとしたときで吉良が言葉責めとか爆弾とかで散々スージーQをビビらせて
最期は無事に手首だけにした挙げ句吉良がその手をほおずりレロレロピチャピチャした挙げ句アフウとか言わせる話考えてたっ・・・・

27ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/08(日) 11:12:56
手を持っていかれることには変わりないのねスージーw

28ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/09(月) 22:25:55
サンドマンとイギーでリアルサンド&サウンドとか考えてた。

29ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/10(火) 18:59:46
それ確か1stで康一がゲホゲホ

30ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/06/16(月) 19:58:45
シャーロットちゃんにエボニーデビルが憑いて闘将!人形男とか考えてたけど
デーボの人気がなかったとか別にそんなことはなかったぜ!

31ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/07/16(水) 23:06:57
ジョセフとエリナで祖母様は新妻とか考えてた。
いや、決してそんな下品なうわなにをする

32ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/07/19(土) 01:31:47
没ネタじゃないけど、今後やりたい(やって欲しい)組み合わせ
ホルホース×ミスタ
ンドゥール×F・F
サンドマン×康一
ホルマジオ×グェス
アバッキオ×ヴェルサス

似た者同士で。あとなんかある…?

33ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/07/21(月) 18:41:37
サンドマンと康一ならいけるな

34ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/07/21(月) 19:21:37
ミセス・ロビンスンは吉良かサンドマンあたりと組めば確変起こしそうだが
…オエコモバ?何のことです?

35ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/07/21(月) 23:55:07
ブラックモア×ウェザー(フラグ的にありえそう?)
マイク・O×リゾット×マライヤ(死んだけどブンブーンも)

リゾ&マラが組めば、コンビ相手に同士討ちを狙えそう

36キングクリムゾン:キングクリムゾン
キングクリムゾン

37ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/07/28(月) 22:00:28
今なら言える。
重ちーは名簿に載ってなかったから仗助は偽者だと思ってて
そこからラバーソウルの変装を見破ってそこからバトルってのを考えてた

38 ◆ndtKINSUNc:2008/07/28(月) 22:47:02
仗助は自分の傷も治せるってラバーソールは勘違いしてましたし
そこから変装がばれるっていうのも考えてはいたんですけど柱の男達以外にも脅威が欲しいなぁ、という欲望が勝りました

3937:2008/07/28(月) 22:51:37
OK
>>37は駄書き手の妄言だから気にしないでいいぜ!

アンタのSSは大好きだからな!ぶっちゃけ、そっちのアイディアの方が美味しいと思うぜ?

40ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/02(土) 21:37:05
ss妄想と質問をひとつ。

原作中では承太郎がDIOが時を止めることを“認識したら”
止まった世界を動く→時を止めるという成長をしたということは周知のことだと思う。
だが4部以降【時を止める能力】は周りにかなり知られているので(音石、露伴なども言ってる)
同じタイプのスタンドならという条件は付くと思うが静止した世界を動くことは不可能ではないんじゃないか?
・・・と思うんだが。
たとえばディオ(人間状態だしスタンドさえ知らないが世界の元という意味で)、荒木などは止まった世界を動いても不思議じゃないんじゃないか?と思うのさ。
SSにするにはまだ序盤すぎるし完全オリキャラ化してしまう恐れがあるので……

この書き込みを呼んでいる皆さんッ!君の意見を聞こうッ!

41ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/03(日) 21:04:23
プッチ神父ですら目だけ動かすのが精一杯だったしなぁ…
でも動けないというわけじゃないとは思う
ほんのわずか、ほんのちょっぴりなら時間関係のスタンド使いは動けてもおかしくはないのかもしれない

ディオはともかく荒木に関しては別タイプの能力って言えると思うから無理なんじゃないかな?あくまで個人的な意見だけど

42ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/03(日) 23:00:56
スタンドは精神力だから極端な話、その人のテンションしだいじゃない?
DIOも最高にハイになって9秒止めてたし…

確かに荒木は…、でも荒木だしやってしまいそうwww
特に前回時止めの前に敗北して、悔しさという精神力の底上げもあるし…

43ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/04(月) 05:22:08
今ふとトンデモ理論を思いついた

スタープラチナザワールドで時が止まる…だが、荒木は平然と動いているではないかっ!?

荒木「なるほど…時を止める…ククク、確かに素晴らしい。恐ろしいくらしシンプルで強い…僕でも敵わないなぁ…
だからね…僕の周りの空間だけ、独立させてもらった。
君がどんなに時を止めようとも僕の空間には関係ない…僕の空間は独立しているのだから、ね。
どうぞご自由に、時を止めてればいい。僕はその間にゆうゆうと――

ドグシュッ

君を殺すから♪」

まぁ実際無理だと思うけどね!

44ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/04(月) 07:28:54
2ndの荒木は自重できるだろうか?

45ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/06(水) 00:13:34
むしろセカンド荒木は1stの失敗を知り過剰なまでに干渉を避けてもいいんじゃないかと思っている
そして謎解きのために先陣切って荒木と戦いアイツが散るプロットが(ry

46ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/08/21(木) 08:59:33
時間停止の世界で動くには、時間速度を操る能力が必要である。
具体的には「対象の時間を限りなく遅くするor時を止める」事。
DIOと承太郎は言うまでも無く、「自分以外の全てを極限まで遅くする事」
プッチはメイドインヘブン(常時劣化ザ・ワールド)に目覚めかけていたから動けた。
ただし、完全に世界を止めるだけのパワーではないので停止中に動けたりはしない。

ディアボロと吉良吉影は速度を操れないのでザ・ワールドを認知できない。勿論、動けない。
荒木に関しても同じだけど、>>43で言うように空間を独立した場合、
強力なバリアがあるようなモンなので攻撃を届かなくする事は可能。
でもそんな事したらメタリカorガオンorアヌビスくらいしか対策なくなるNE!
いかに速度=重さで究極のスピードを持っているスタプラでも「絶対通れない空間」は破れない。

47ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/05(金) 20:26:28
1st読んで思ったのが
ジョセフが仗助を庇って死んでしまったけど、今度は逆に仗助がジョセフを庇うなんて展開だったらかっこよかったのに…

48ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/05(金) 23:13:43
今回の作品が良くないと受け取られかねない発言だから気をつけろ。
下手したらパープルヘイズだ

49ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/07(日) 23:21:06
前から疑問だったんだけど時間停止をキングクリムゾンでふっとばすことってできるんだろうか?
ワールド発動前にキンクリ使うとふっとばせそうだけど、発動されたらふっとばせないって感じだと思ってるんだが

50ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/08(月) 00:13:45
時を吹っ飛ばすにしてもそのスタート地点の時がすでに停止してたらキンクリは通じないんじゃねぇかな?

結局早い者勝ちになるのかな、時間操作対決は

51ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/08(月) 00:27:10
時間操作できるキャラ簡単に纏めてみた
キャラ 効果    時間
DIO 止める   9秒
吉良  巻き戻す  ちょっと前
ボス  ふっとばす ちょっと先(余地もできる)
プッチ 加速する  宇宙が一巡するまで

プッチ以外は早いもの勝ちかな
神父は持続力が半端じゃないからな

52ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/08(月) 00:55:10
でも今回はDIO・プッチは参戦時期的に時間操作能力持ってないし
吉良は制限あるかも?だし、結局ボスだけなんだよね。

吉良の制限はなくても面白そうだけど、書き手の負担がとんでもないことになりそうだ。

53ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/08(月) 23:10:13
たまにはリンゴォのことも思い出してやってください

54ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/09(火) 02:54:47
ボスのスタンドって防御には優秀だけど、攻撃にはあまり優秀じゃないんだよね。
奇襲に使う以外には何も無い。

55ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/11(木) 02:07:04
車運転してるときふと思ったけどサーレーのクラフトワークってある意味では時間停止のスタンドだよな
その時、その瞬間で固定しちゃうわけだし

56ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/12(金) 20:56:39
それを言うならプロシュート兄貴やアレッシーも「時間」を操るって解釈も出来るよな?
こう考えると荒木先生のスタンドの発想にびっくりさせられるぜ…

57ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/09/14(日) 16:17:39
そういう意味ならジョルノも時間を操ると解釈する事もできる、か?
生物を生むとかはともかく成長させたりするし

なんでも時を操れるって事にできそうだなこりゃw

58ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/10/20(月) 22:07:25
久々にかぶったというか久々に書きにきた途端に被ったというか……
アレッシーにも鉄塔フラグを立てたかったが出遅れちまったぜ

59ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/10/22(水) 22:13:50
実は俺もダ…
リゾットを鉄塔組に絡ませたかったなぁ…

60ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/10/22(水) 22:14:19
実は俺もダ…
リゾットを鉄塔組に絡ませたかったがメイド・イン・ヘヴンなら仕方ない

61ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2008/10/22(水) 22:15:45
多重スマンorz

62ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/01/24(土) 23:06:52
コッソリ暴露
実は鉄塔話の初期プロットではサーレーじゃなくて神父が死ぬはずだったし
更に、F・Fとダービーも死んで後に残ったジョルノとエシディシの対峙で次にブン投げる気だったww

プロットを変えた理由はナイショ

63ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/01/28(水) 18:19:10
恐らくフラグ関連・・・ただ殺すよりFFの黴フラグと天国ファミリーの魅力に負けたと見ますが・・・

64ネッシー  ◆0ZaALZil.A:2009/01/28(水) 23:07:48
>>62
テレンス「なん・・・だと・・・?」
オエコモバ「大した奴だ・・・」

65ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/02/17(火) 19:49:53
トニオさん組が放送行っちゃったからもういいかな…
ホルホースとスピードワゴンをトニオさん組と絡ませる気だった

戦闘を避けたホルホース組が来店、見張りに出てたマックイーンと遭遇
パニックに陥りながらも店内にいるトニオさんを思い、スタンド発動
話を聞かずにハイウェイ・トゥ・ヘルで三人死のうとする
間一髪の所でトニオさん登場、自殺を止める

場面変わって店内
ポルの様子を見に行くマックイーン
にこやかに話し情報交換をするトニオさんにスピードワゴンがぽつりと一言
「奴に気をつけたほうがいい…」

場面変わり店外
見張りという口実のもと、煙草をくわえ思案にふけるホルホース
ポルの存在を消すためにマックイーンのスタンドを利用することを考える
マックイーンがトニオさんに頼りきりなのはわかった
エンペラーで襲撃者を装いトニオさんを殺害、その際自分は襲撃者を追うふりをする
後は拠り所をなくしたマックイーンが自殺するのを待つだけ
やる、やらないは放送次第にするか、と判断

「ククク…」
必死で高笑いを堪えるホルホースで話終了

66 ◆yxYaCUyrzc:2009/03/22(日) 22:51:00
放送が先着順だったそうで。
まぁ「やべぇ乗り遅れる」って1時間ちょいで書き上げた作品ですので投票にしても先着にしても没だったと思いますがw
とりあえず投下

67蜘蛛の糸〜第一回放送〜 ◆yxYaCUyrzc:2009/03/22(日) 22:51:41
一日目、朝五時四十五分。

そろそろ放送を行う時間だ。
正直、緊張している。何を話せばいいだろうか。

……と言っても、僕が話さなければならない内容なんて大して無い。
死者のリストと禁止エリア、後はせいぜい皆への挨拶程度だろう。

だが、今とても緊張している。
途中で噛んでしまわないだろうか?声は裏返らないか?不安は募るばかり。
どうすればこの緊張をほぐす事が出来るだろうか?

そうだ。話すことをメモしておこう……いや、台本を書いてしまう方がいいだろうか?
うん、そうしよう。それを読めばいいし、後で読み返すこともできる。

―――そういう訳で、以下に第一回放送で話す内容を記述する。

68蜘蛛の糸〜第一回放送〜 ◆yxYaCUyrzc:2009/03/22(日) 22:52:11
(少し緊張した素振りで。咳払いを入れてもよい)
あ、あー、皆聞こえてるかな?
おはようの挨拶も兼ねて、ここで第一回の放送を始めまーす。


(少し楽しそうに)
君達はこの一晩、どんな心境で過ごしたのかな?
震えて眠れなかった?怒りに打ち震えた?楽しさで笑いが止まらなかった?
僕はとてもいい気分だ!今なら何だって出来る気がするよ!そんな僕の気持を皆が少しでも受け取ってくれたら幸いだ。


(一呼吸置いて落ち着いた口調で)
でも、これだけは覚えておいてほしい。
君達がこのゲームに、そして僕にどんな気持ちを抱こうとも……この“バトル・ロワイヤル”は動き出した。いや、動き出している。
ブレーキが効かないトロッコ、とでも表現しようか?そう。もう止められないんだよ。この僕自身でもね……


(淡々とした口調で)
それじゃあこれから、そんな“トロッコ”から振り落とされてしまった人たちを紹介しよう。
ジャック・ザ・リパー、ロメオ、ラング・ラングラー、ダイアー、スージーQ、
ケンゾー、トリッシュ・ウナ、エリザベス・ジョースター、オエコモバ、エルメェス・コステロ、
ワンチェン、モハメド・アヴドゥル、ギアッチョ、ストレイツォ、サンタナ、
ベンジャミン・ブンブーン、矢安宮重清、東方仗助、ドノヴァン、エンポリオ・アルニーニョ、
マライア、サーレー、ンドゥール、広瀬康一、ワムウ、
ウィル・A・ツェペリ

……二十六人。いいペースじゃあないか。
僕の言った意味が分かったろ?このゲームは確実に動いているのさ。案外……隣に立っているそいつが動かしてるかもしれないよ?
(少し笑う、そのあと一呼吸置く)


それじゃあ、禁止エリアだ。いくよ?
まず今から一時間後の七時、G−4。
その二時間後、九時にC−9。
最後に十一時、A−6。

最初の放送だから特別にもう一度言ってあげよう。G−4、C−9、A−6だ。覚えるなりメモするなりしたまえ。


(胸を張って大きな声で)
さぁ、放送はこれでお終いだ。皆の健闘を祈るよ!それじゃあ、また十二時に会おう!



―――以上を放送の内容とする。

69蜘蛛の糸〜第一回放送〜 ◆yxYaCUyrzc:2009/03/22(日) 22:52:42
……どうだろうか。みんなはこれを聞いてどう思うだろう?
興味と不安は尽きない。この“放送”と言う僕からのコンタクトは参加者に“対荒木挑戦権”を与えているようなものだ。
その可能性を汲みとってくれる人が現れる事をどこか心の中で期待してしまう。
なぜだろう?開催者である僕には障害以外の何物でもないのに?……それはこの後の六時間で考えることにしよう。

最後に禁止エリア設定の理由も書いておこう。
街中、郊外、そして“何もない場所”これがいいと思う。
「なぜ何もないところをわざわざ設定するのか?」これは皆の頭に大きな疑問符を浮かべる要因となるだろう。
禁止エリアそのもので殺す気もない。あくまでも恐怖と疑念を植え付けられればそれで良いのだ。



最後に、このページを読み返す僕へ。
第一回放送の時、僕はこんな事を考えていた。
今の僕の考えに、少しでも参考になればと思う。
過去を知ることは未来を望むより大事なことだと思うからね。それじゃあ。

70蜘蛛の糸〜第一回放送〜 ◆yxYaCUyrzc:2009/03/22(日) 22:53:14
* * * * *

ペンを置き、ふうと息をつく荒木飛呂彦。
肩をぐるぐると回して凝りをほぐす。が、その手、そして指先は震えっぱなしだった。
疲労でも寒さでもない。緊張……とも違う。武者震いと言うやつだろうか。

「後でこの事も書いておこう……と、やばいやばい。もう放送の時間だな」

スッと立ち上がりその“台本”を手に取る。
何度か深呼吸し、咳払いをひとつして……少し緊張した素振りで―――
「あ、あー、皆聞こえてるかな?おはようの挨拶も兼ねて、ここで第一回の放送を始めまーす。」

―――放送を開始した。


To Be Continued ...

71 ◆yxYaCUyrzc:2009/03/22(日) 22:54:14
以上で終了です。
タイトルの由来は本文中にも意味として出てきた【絶望の中での一つの可能性】というところから。

日記に台本やら何やら書いていた、と言う事を読み取ってもらえたら幸いです。
【直接(セリフとして)放送しない放送SS】ってどうなんだろう?と思いますが……皆さんの意見を待ちますw
禁止エリア設定の理由も本文中の通りです。あえて密集地にも関わらず人が少ないところ、動かしたいキャラの隣エリアとしてみました。


まぁ没でも読んでくれたら幸いです。ではでは

72 ◆xrS1C1q/DM:2009/03/22(日) 22:56:26
放送前の原稿と言うアイディアはなかった!
これは没ネタじゃなくて第二回放送辺りでも流用すればよかったんじゃないっすか?
()の部分で何故か笑ってしまったww


もうちょっと間を置くべきだった気がするけどまぁいいやww
勢いに乗って俺も放送案を投下します

73第一放送〜主催偏屈伝〜:2009/03/22(日) 22:58:18
やぁ六時間ぶりだね、元気にしてた人も元気じゃない人も……死んだ人はいいや。
とにかく僕の放送をよ〜く聞いておくんだぞ?
さっきまで僕とお喋りを楽しんでた人もいるんだけどね。
いやぁ、内緒の話なんだけど僕と会いたいならまだ幾つか方法が残ってるから頑張って探してみるんだぞ。
ちなみに今僕の後ろで流れているのはピンク・フロイドの『狂気』ってアルバムさ。
狂気……まさにこの殺し合いを象徴していると思わないかい?
ピンク・フロイドかぁ〜。そういえば関係者が二人ほどいたねぇ。
残念ながらこのアルバムには入ってないんだけど、機会があればゆっくり流したいところさ。
本当に長い曲だからかなり時間があるときにしか流せそうにないのが欠点なんだけどね。
今後からも放送時は僕のお気に入りのアルバムから無作為にいくから楽しみに待ってほしいな。


さて、そろそろ本題と行こうか。
君たちも一体誰が死んで誰が生き残っているかは知りたいだろう?
この殺し合い、バトルロワイヤルに乗っている人も……乗っていない人もね。
思った以上に諸君が優秀すぎるせいで既に四分の一以上が死んじゃってるんだ。
たくさん死んじゃう事を見越して多めに連れて来たのに関わらずだよ!
主催者の僕としては嬉しくて嬉しくてしょうがないや。
みんながこんなにも頑張ってくれるとついつい放送にも力が入るってヤツだね。
いくらでも言葉が出てきそうだよ。
だけどやっぱり早く情報が聞きたいだろう?
家族、友人、恋人、仇敵、主君、誰が死んででもおかしく無いからね。
でも、あえて今回は禁止エリアから先に紹介させてもらうよ。
禁止エリアについては最初の舞台で説明したはずだけどおさらいで言っておくからよ〜く確認しておくんだぞ。
一人や二人くらいなら爆死しても面白いかもしれないけど、そう何人も死なれたら流石に興ざめだからさ。
聞こえようが聞こえないが一回ぽっきりで終わりにするぞ〜。
爆弾の威力は既に分かっているはずだしね。
あっと、自分や他人の防御能力や再生能力に期待してる人がいるかもしれないけど全部無駄だからお勧めしないよ。
気付いた人もいるようだけど、爆発したら絶対に死ぬように対策はしてるからね。
……一人くらいならやっても面白いかもなぁ。
自信がある人は是非ともチャレンジしてくれないかな?
ニヤリと笑えるような事はたくさんあったけど大爆笑しちゃったのは一回しかないんだ。
命と引き換えに僕に笑いを提供してくれる人。
勇気さえあればいつでもやってくれてオッケーだよ。
ダイアー君みたいな面白い死に様を晒す人が放送ごとに一人はいてもありだし。
支給した僕もあの支給品の使われ方には笑いが止まらなかったよ。
あっ、ヤバイヤバイ。
いきなり死んだ人の情報をばらしちゃったよ。
まっあんまり影響が無さそうな人だしいいかな。
ゴメンね、中々本題に入れないみたいだ。
六時間そこらで性格が何とかなるわけないけど次の放送までには何とかできるように考えとくよ。
あくまでも考えとくだけだけどさ。


じゃあ気を取り直して説明に入るとしよう。
まず、禁止エリアに制定されたエリアに入ったら首輪が爆発する。
警告は〜あるかもしれないしないかもしれない。
命を賭けることにはなっちゃうけど確かめてみるのもありだね。
禁止エリアが効力を発揮するのはこの放送の終了後からキッチリ2時間づつ。
近くにいる人は逃げたほうがいいよ。
いや、逃げられなくなってじわじわと追い詰められてくってのも面白いけどね。
一応忠告しとくのが僕の優しささ。
では発表しまぁ〜す。
今回の禁止エリアは


今から2時間後にF-2

次の4時間後にはB-8

次の放送と同時にA-8


の三つでいいかな?

74第一放送〜主催偏屈伝〜:2009/03/22(日) 22:59:01
個人的感情ははないよ、いや本当に。
僕がこの六時間で必死に頭を捻った結果がこの三つのエリアなんだ。
怨むなら僕じゃなくて、自分の行いを怨むんだね。
それに僕はとても優しいんだ。
大切な人が死んだって動揺で禁止エリアの告知を聞き逃さないように先に言ってあげたんだぜ?
焦らしてるのかと思われるかもしれないけど、これはあくまでも僕なりの配慮なんだから勘違いしないでくれよ。
善意が誤解される。
これは実に実に悲しいことだ。
分かってたつもりだけど、やっぱりこういう状況になって改めて分かることもあるよね。
当人達にとっては悲劇であり……そして、僕にとっては喜劇のような状況がね。
さて、もう死者の発表まで秒読みになってきたよ。
君たちはどうするのかな?
さっきから楽しみで楽しみでしょうがないんだ。
大体の様子は分かってるんだけどさ……やっぱり実際に体験したほうがわかりやすいだろう?
人数を先に言おうかな? 名前から先に言おうかな?
とりあえず人数を言っておいちゃおうか。
26人だよ26人!
僕が興奮するのも分かってもらえたんじゃない?
ちなみに一人で三人も殺した猛者が三人もいるよ。
現在は君たちがトップだから誇るべきだね。
で、どうだい? さっきまでは他人事のように放送を聞いてた君も少しは焦りだしたんじゃないかな?
四分の一と聞いてもピンとこないだろうけど、実際の数字を聞いちゃうと何故だか鮮明にイメージできちゃうからね。
じゃあ、死んでいった26名の名を発表しよう。
諸君! 遠くへ去っていた彼らに敬礼!
なんちゃって。
ゆ〜っくり言ってくから聞き逃さないようにね。


ジャック・ザ・リパー、ロメオ、ラング・ラングラー、ダイアー、スージーQ
ケンゾー、トリッシュ・ウナ、リサリサ、オエコモバ、エルメェス・コステロ
ワンチェン、モハメド・アヴドゥル、ギアッチョ、ストレイツォ、サンタナ
ベンジャミン・ブンブーン、矢安宮重清、東方仗助、ドノヴァン
エンポリオ・アルニーニョ、マライア、サーレー、ンドゥール、広瀬康一
ワムウ、ウィル・A・ツェペリ


もう一度言っておくけど、以上26名がこの腐りきった殺し合いで尊い命を散らせたメンバーだよ。
こんなにたくさんいたのに噛まずに全員分言えた自分を褒めてやりたいね。
特にオコモエバかオエコモバか悩んだ時は冷や汗すら出てきちゃってさ。
ほら、僕の貴重な見せ場だろ?
ここで噛んじゃったりしたら最高に恥ずかしいからね。
しかし、あの四人が真っ先に死んだメンバーに入ったってのは意外だったよ。
やっぱり実力だけじゃなくて運の要素が大きく絡むのがバトルロワイヤルの醍醐味だね。


じゃあ、そろそろお別れの時間だから最後に一つだけ言っておくね。
なんだか僕を倒そうと考えている連中が一人二人じゃなくてかなりいるようなんだけど……あえて止めたりはしないよ。
足掻いて足掻いて結果的には絶望しながら死んでいくのを見るのも乙だしね。
それに、万が一会場に残った全員が僕に反逆したとしても僕は君たちを簡単に殺すことが出来る。
しばらく様子を見てるから、殺し合いに積極的な人もそうでない人も頑張ってくれれば幸いさ。

おっとすまない、一つ言い忘れてたことがある。
これが本当の最後だから聞いておくれ。
優勝した人には僕の出来る限りのことで願いを叶えてあげよう。
あくまでも僕に出来る範囲のことだけだからあまり高望みはしないようにね。
では、大多数の諸君は六時間目にまた会おうじゃないか〜。
運よく僕にあう方法を見つけた人は今すぐにでも再会するかもしれないけどね。



★  ☆  ★


「日記にも書いてあったけど、放送というのは本当に緊張するね」

嬉々とした様子で大仕事を終えた荒木飛呂彦は部屋の隅に立つ人影に話しかける。
返事は――――――ない。

75第一放送〜主催偏屈伝〜:2009/03/22(日) 23:02:04
まぁ、あれです。音楽のところが本放送と被ったりしたのに多少凹んだのは仕様ですww
それとネタに走りすぎた部分があるのは反省していない。没ネタでは徐倫のマスターb(オラァ のことでも暴露させる気でした
どう考えてもやりすぎです

元ネタは荒木飛呂彦が原案協力した『奇人偏屈伝』からです

76ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/03/23(月) 15:12:56
放送多すぎwww
そしてすべてにおいて荒木自重しろwww
どれも魅力的なほうそうだな…投票いったら逆に票が割れてそうだったな、これは!

77 ◆bAvEh6dTC.:2009/03/24(火) 08:36:51
仮投稿に誤爆した者です・・・

前回のジョジョロワで「バトル・ロワイヤル(スタンドの方)」
の描写がすくなかったのが残念だったので
その事をメインに書いてます。

78 ◆bAvEh6dTC.:2009/03/24(火) 08:37:26
ーーーー四方を汚れ一つ無い真っ白な壁に閉ざされた空間ーーーー
その空間には棚や机と椅子、それと窓が一つあったが、淡い青色のカーテンがかけられ、
外の世界をうかがい知ることはできなかったーーーー

   
・・・・・・・・外の世界?


くつくつと「彼」は笑った。
   
「外の世界」『外の世界』なんて面白い言葉なんだろう!
「彼」は窓の近くまで歩いてゆき、カーテンをめくりあげようとして
手を止めた。
・・・・そしてゆっくりと思い出す。
自分達がこの空間を作り上げた時の会話を。
このゲームを開始する前の話を。

大好きな自分の主の言葉を。






「机と椅子・・・・う〜ん、棚もいるかな?」


       ーかしこまりました。これでよろしいでしょうか?


「うんそれでいい・・・あ。だめだ机はもっと大きいのがいい、
 書類とか積めるくらいのを。」


       ーこれはいかがですか?


「おお!これこれ!
 いやーこれから忙しくなるしね〜、
 参加者の能力どこまで制限できるとかさー、地図の縮尺とかさ、
 頑張って色々決めたはいいんだけど、決めたことが多くって
 自分でもちょっと覚えきれていないんだよね。
 だから紙に書いて手元に置いとこうと思ってね。

       
        ーなるほど。


「あ、そうだ窓も作ろうよ。カーテンの色は・・・
 青がいいな。薄い青。」


        ー窓?


「そう窓!カーテンは閉めた状態で作ってね。可能性は残しておきたいから。」
 

        ー可能性?
(なんだかたずねてばっかりだな自分・・・)


「シュレディンガーの猫って知ってるかい?」
      

         ーはい。


(たしか箱に猫を閉じ込めて、箱の中の猫は生きているのか、死んでるのか
思考するとかいった哲学だったはず。)


   ーそれではこのカーテンを開くとシュレディンガーの猫が
    生きてたり、死んでたりする可能性が見えるのですね。


「いいや違うよ『バトル・ロワイヤル』」


モナ・リザ似の男はニヤリと笑うとこう続けた。




              ・・・
「シュレディンガーの猫は僕達だ。」

79 ◆bAvEh6dTC.:2009/03/24(火) 08:41:10

「この部屋にいるのは僕と君だ。
そしてあのカーテンの奥にいるのも僕と君だ。
その部屋のカーテンの奥にいるのも僕と君だ。
その部屋の奥の奥にいるのも僕と君、その奥の奥の奥の部屋にいるのも
・・・・・・・僕と君だ。」


       ー・・・・・・・・・。


「このカーテンが閉まっているかぎり、その可能性は消える事が無い。」
「だから、もし僕と君が今から行われるゲームに敗北し死亡したとしても・・・。」
いつのまにかモナ・リザ似の男の手には本があった。
かなり古いものなのだろう、表紙は色あせ角は降り曲がっていた。
所々破れたり、濡れて乾いたかのような箇所も見られた。


       ー・・・・・・・・・。


「あのカーテンの向こうでは僕と君が『バトル・ロワイヤル』を続けてる。」

「そしてカーテンの向こうにいる僕はこう思うんだ。
 『ああ、あのカーテンの奥の外の世界では
  僕と君がゲームを楽しんでいるんだ。』」

「それってとても素敵な事だと思わないかい?」

80 ◆bAvEh6dTC.:2009/03/24(火) 08:42:13

 「えー皆聞こえてるかな?それじゃあただいまから一回目の放送を行いま〜す。」

バトル・ロワイヤルは、はっと声のした方を振り返った。
もうそんな時間になっていたらしい。


 「う〜ん……どうしようかな。
 最初の放送とはいえ実はそんなに話すことなんてないんだ。
 そうだな、まず死んだ参加者から話そうか。
 君たちだっていの一番に知りたいだろう?
 ………誰の『運命』が潰れたのかを。 」


荒木飛呂彦はよほど楽しいらしい、
声も高らかに手元の原稿を読み上げている。


 「死亡者を発表するよ。死亡したのは――――
ジャック・ザ・リパー、ロメオ、ラング・ラングラー、ダイアー、スージーQ、
ケンゾー、トリッシュ・ウナ、リサリサ、オエコモバ、エルメェス・コステロ
ストレイツォ、サンタナ、ベンジャミン・ブンブーン、ワンチェン、
モハメド・アブドゥル、ギアッチョ、矢安宮重清、東方仗助、ドノヴァン
エンポリオ・アルニーニョ、マライア、サーレー、ンドゥール、広瀬康一、
ワムウ、ウィル・A・ツェペリ。」


楽しそうな主の手には一冊の本。
表紙は色あせ角は降り曲がってる本。
「荒木飛呂彦」の日記。


「 ……26人。およそ四分の一か。
 なかなかどうして頑張るねぇ。この分だと今日中に終るかもしれないな。」


バトル・ロワイヤルは「荒木飛呂彦」の日記に憎憎しげな目を向けた。
こんな物があるから主はあんな弱気な発言をしたのだ。
自分と主がゲームに敗北するなどという・・・・・。


「 そして、もう一つの重要事項、禁止エリアについて話すよ。
 一度しか言わないからよく聞いて欲しい。該当するエリアは――― 」


『だから、もし僕と君が今から行われるゲームに敗北し、死亡したとしても・・・。』
そう言った時の主の表情が忘れられない。



「 まず7時からA-8
  次に9時に B-8
  最後に…11時にF-2
  とりあえずこの3箇所にしたよ。 」



あんな・・・あんな顔をさせてはいけない。




 「もちろんその時間までに禁止エリアに留まっていたら、首輪の仕掛けが発動する。
  自分自身のせいで『生命』を奪わないように注意してくれ。 」


泣き出しそうな子供のような顔。



 「予想以上の進行具合に私は非常に満足している。 
  これからもゲームを余すことなく楽しんで欲しい。
  とはいえ……妙な考えはあまり関心しないな。例えばそう――――ゲーム台無しにしようとするなんて、ね。
  言い忘れていたけど、このゲームを頑張った人には何かプレゼントを差し上げようと思う。 」


このゲームが終わったらあのカーテンを開けよう。
バトル・ロワイヤルはそう思った。
そして指し示すのだ、カーテンの外の世界には主が不安がるものなど何も無いのだと。
自分たちは箱の中の猫では無い。
箱の中に猫を入れる側の者なのだと。

81 ◆bAvEh6dTC.:2009/03/24(火) 08:42:46

 「何とまでは言えないけど、とても『素晴らしいもの』であることは約束しよう。
  巨万の富?最強の種族になれる処世術?あるいは……ブラフ?なんてね。
  まあいいさ。どう解釈するかは君たち次第だから。 」



あのカーテンの奥は可能性で満たされている。




 「生き残っている61人の参加者のみんな、おめでとう。やっと夜が明けた。
 最後になるかもしれない『朝日のあたたかさ』を充分に味わっておくといい。
 次の放送は……正午かな。」


このゲームをとどこおりなく終了させた暁には、
きっと主も自信を取り戻し・・・あんな日記の事など忘れてくれる。



 「じゃあ、おおむねそうゆうことでよろしくね――― (カチッ)
  ・・・・あぁ〜〜、こんなもんでイイッすかねェェェェェーーーーと。」

放送は終わったらしい。荒木飛呂彦はコキコキと首を鳴らしながら近付いて来た。


               −上出来です。我が主。


「ざっとこんなもんよ。つーか君は何してるのそんな所で。」

カーテンの裾をつかんだままのバトル・ロワイヤルに興味を持ったらしい。
荒木飛呂彦はバトル・ロワイヤルに近づくと後ろから抱き締め、肩ごしに手元を覗き込んだ。

属に言う「ジョジョ立ち」状態である。

主の体の重みを幸福に感じながらバトル・ロワイヤルは答えた。
                

                

            ー箱の中に猫を入れているんです。



その言葉と態度に、彼が何を言わんとしているのか気づいた荒木飛呂彦は
きょとんとした後、次の瞬間には顔中に満面の笑みを浮かべ、
バトル・ロワイヤルを抱きしめる腕に力を込め、
・・・しかし口調だけはそっけなくつぶやいた。

「ああ、あったねぇそんなの」


【謎の小部屋(?-?)/一日目/早朝】

82 ◆bAvEh6dTC.:2009/03/24(火) 08:45:32
御目汚し失礼しました。
勢いで書いたから所々おかしいと思います。

83 ◆0ZaALZil.A:2009/04/23(木) 18:14:16 ID:???
今回の話は最初デイパックを入れ替えない方向で考えていましたが、
青酸カリと変身能力という最高の相性を持つ組み合わせにひかれてあのようにしました。
変身能力持ちに服を支給すんのも都合良すぎるよなってのもありましたが……

84ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/06/27(土) 22:17:54 ID:???
近々ここに没プロットを書くことになるかもしれない……

85ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/06/28(日) 14:01:58 ID:???
承太郎とディオを戦わせてディオを時の世界に入門させる、とか考えてた。

あとボスを承太郎やリンゴォと組ませて時止めやマンダム発動直後にキンクリで時をふっ飛ばして能力連続使用とかもありかと思った。

86ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2009/07/27(月) 22:09:32 ID:???
ディアボロのキャラがあまりにも変わってないので
ジョセフがディアボロに対し「お前あれか? 厨二病ってやつか? 邪気眼が共鳴すんのか?」
と言うネタを考えていたが、狙いすぎな気がしてやめた

87ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/03/25(木) 08:00:10 ID:???
棺桶ディオとジョナサンを鉢合わせるつもりだったなんてそんなこと……

88ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/24(土) 22:40:22 ID:???
打ち寄せる波が潮の匂いを運び、島にいる三人の鼻腔をくすぐる。
それを感じることができるのはただ一人。『ゲームマスター』ダービー。
ダービーは潮風が運んだテーブル上の砂粒に気付くと顔をしかめた。そそくさと収納棚に向かうと布巾はなかったかな、と独り言をポツリ。

穏やかな南国を思わせる島は鮮やかな植物が植え込まれ、見渡す限りどこまでも広がる海に囲まれている。
極楽を想像させるこの場所はその印象通り、最も天国に近い楽園。
天まで昇る、を文字通り体験することができる唯一の場所でダービーは参加者を導く天使の役目を果たしていた。

エリナ・ペントルドンを始め、シーザー・アントニオ・ツェペリとの一戦。そして岸辺露伴との激闘。
いずれもダービーは己の仕事をせっせとこなし、既に二人の男をあの世一歩手前まで案内済み。岸辺露伴にしても今は休戦中なだけであり、再戦は遠くない。

だがそれでもダービーは暇をもて余していた。ギャング・ペッシの来店にしてもちょっとした顔合わせみたいなもの。
ダービーからしたら少しばかりの休息と言ったところだろうけれども、『見てる側』としてはその数時間も無駄使い。
ゆっくり精神を休める暇も与えてはくれない。バカンスに終わりはつきものだ。
なんせ閻魔大王、荒木飛呂彦はエンターテイナー。無茶な要求、イヤでも通す。
天使だからといって休暇をとりっぱなしにできるほどあの世は暇ではない、と言うに違いない。

胸ポケットに振動を感じるとテーブルを磨いていた手を止める。思いっきり舌打ち一つ。こき使われるもののささやかな抵抗だ。
ポケットから出した携帯電話を睨み付ける。止まるはずのない振動、とらなくてはならない電話なのだがすぐにとるのは癇に障る。
だがいつまでもそうしてるわけにはいくまい。ため息を一つ、盛大に。
絶対的な力の差。ゲームマスターとしての役割。使う側、使われる側。首のヒンヤリとしたブツ。
仕方がない。嫌々ながらもコールボタンをダービーは押した。




「………もしもし」





     ◇   ◆   ◇

89ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/24(土) 22:40:54 ID:???
「…マンマミヤー………」

目が覚めたらそこは島国でした、ってか?
試しに足元の砂をすくってみる。パラパラとした感触、ちょっと傾いた太陽の温かさがまだ残ってる。
ザザーンと音をたて近づいてきた波、軽くさわってみる。ヒンヤリとしていて気持ちいい。舐めたらちょっぴり塩辛かった。
オーケー、とりあえず夢じゃない。幻覚でもなけりゃ俺の妄想でもないってわけだ。
…となると決まってる。

「何の用だ、ダービーさんよォ?」

椅子を引くのも億劫で軽く蹴飛ばし華麗に座る。四人座りのテーブルには既に二人の影。
右手にはそのダービー。カードには自信のある俺でもその手さばきにはビックリだ。今も目にも止まらぬ、って言っても大袈裟じゃないスピードでカードシャッフルを続ける。
左手には俺がカードゲームを仕掛けた時からいた中年紳士。すっかり血色もよくなっている。それどころか、ダービーが出したのか?ちゃっかりコーヒーを口にしてくつろぎムードだ。

さて、自分から聞いたはいいものの、状況はヘビー、俺の心はブルー一色。
今の今までほったらかしだった俺を目覚めさせたってことは十中八九俺にとっちゃ悪い話に決まってる。
しかも俺は一度コイツに完璧と言っていいほどに叩きのめされた。敗北の瞬間を忘れた、なんて都合のいい頭を俺は持っちゃいねぇんだな。

じんわりと手のひらに汗をかくのを感じた。さりげない感じでズボンで汗をふき取る。なんでもないはずのダービーの仕草がやけに気になった。
ダービーは黙ったままシャッフルを続ける。紳士はコーヒーを飲み干すとダービーに視線を向けた。
カチンと置き皿とカップがぶつかり合う音が聞こえた。
そしてそのタイミングを見計らったかのようにダービーが一言。

「タイムオーバーです」

…あん?

「どういうことだ、それは?」
「言葉通り受け取って頂ければ結構…そのままの意味です」
「私達にわかるように説明してくれるかな?」

ああ、もっともだ。タイムオーバーだなんて言われたってこっちはお前にあんな状態されてたんだ。
察しろなんて言われたって無理に決まってる。
だがダービーは動じない。黙ったままシャッフルを続け綺麗にカードを弾いていく。その様がやけに鼻にかかる。俺のイライラに拍車をかける。

「ジョージ・ジョースター様、そしてシーザー・アントニオ・ツェペリ様。あなた方は『休みすぎた』」

天気の話でもするかのように不意にダービーは話を始めた。手は止めずシャッフルしたカードを円のように広げる。

「その結果放送を越え、強者との戦いも避け、ただ日光浴に励むだけでこうして『生き永らえた』…おわかりでしょうか?」

ピンッ、と端のカードを指で軽く弾く。まるで生き物かのようにカードが立ち上がっていく。
そして綺麗なカードの円の完成だ。ニコリと笑顔のダービー。

「荒木氏はお二人が数時間もここに寝転がってるだけの状態に我慢ならないのです」
「そういう意味でのタイムオーバーってことかね?」
「焦れってぇな、ハッキリいいな、ダービー。それで荒木は俺たちになにをさせてぇんだ?」
「いえいえ、簡単な話です」

90ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/24(土) 22:41:47 ID:???
一枚のカードを手に取ると見せびらかすように俺たちに向ける。手に取ったカードはジョーカー。
プリントされてるのは荒木飛呂彦、その人。
ダービーに負けないぐらいの満面の笑み。男二人の笑顔なんて誰が見たいもんか。

「もう一勝負です、お二人方。勝てば殺し合いの地獄へ真っ逆さま、負ければ身体と生き別れ天国へまっしぐら」

ビビってるかって?ああ、ビビっちまうさ。魂を賭けた、じゃねぇ。命を賭けたギャンブル。
正真正銘のジャンキーだ。何が天国地獄だ。救いもクソもないくせによ、クソッタレ………ッ!

「やりますか?やりませんか?尤も断ればボンッ!ですが………どうしますか?」

それに対して俺は………

「YES、とで答えると思ったのか?生憎俺は―――「いいだろう、やろうじゃないか、ダービー君」

ん………?

「その代わり私が勝ったら即刻君にこのギャンブルゲームをやめてもらおうか」
「ジョースター様、その場合貴方は二度勝たなければなりませんが?」
「構わない。この殺し合いを計画した荒木もだが、ダービー君ッ!君のこの行為も断じて許されるものではないッ!」
「………どう言われても結構。それでは貴方自身の口から直々に宣言していただきましょうか」
「いいだろう。この勝負、命を賭けようッ!」

…あん?

「グッドッ!」
「その代わり条件が二つある。まず競技はこちらで決めさせて貰おう。そしてもう一つ、シーザー君と相談しても構わないかね?」
「どうぞ。私はゲームマスター。そして同時に『こっち側』である以上私が競技を決めるのはナンセンスでございます。いかなるゲームも受けてたちます」
「じゃシーザー君、此方に来てくれないかい?」

ちょっ………は………?






     ◇   ◆   ◇

91ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/24(土) 22:43:32 ID:???
的はずれもいいところだ。この私が許せない?許せないだと言ったのか?ジョージ・ジョースターよ。
舌打ちをしたくなるような気分を必死で抑える。どいつもこいつも鈍い連中だ。こっちの身にもなってみろ。
エリナ・ペンドルトンにしてもそう。このシーザー・アントニオ・ツェペリにしてもだ。
どいつもこいつもまるでわかってない。だから『騙される』…『見抜けない』…この私のトリック…イカサマ…そして荒木飛呂彦の狙いが。

この私が悪?いったい何がだ?被害者面するのはいい加減にしてもらおうか、ジョージ・ジョースター。魂を抜かれなければ死んだ分際が…恥を知れッ!
『ただの参加者』であることを感謝しろッ!貴様の浅はかな考えをこの私に押し付けるなッ!
胸糞悪くなるような声が脳裏でガンガン響く。頭痛がする。吐き気もだ。
首輪を巻かれ命を脅される。自由に動くことも敵わなければ首輪を存分にチェックすることも敵わない。
私とてこの舞台のひとつの駒。そして貴様達参加者より圧倒的に自由は少ないのだ。そんなこともわからないのかッ?!

勝つ。必ず勝ってやる。この私を侮辱したことは高くつくぞ、ジョージ・ジョースターよ!
………それにしても今更作戦会議など無意味、無駄。どんな競技であろうともこの私は負けない。
尤もあまりに一方的ではつまらないがな。どれ、それでは………

「お決まりになられましたか?」
「ああ、充分だ」
「ジョースター卿、どうも俺はその案に…」
「頼む、シーザー君。私を信じてくれ」
「………そこまで言われたら俺は何も言いません」
「それでは聞きましょう。ゲームは何に致しましょうか?」


「うむ、我々が勝負を申し込むのは『じじ抜き』だ」





     ◇   ◆   ◇

92ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/24(土) 22:44:15 ID:???

―――以下、ジョージ・ジョースターⅠ世、シーザー・アントニオ・ツェペリの会話

「さあ、シーザー君、こちらへ」
「ちょっ…ちょっと待ってくれ。えーと、ジョージさん…って言ったか?」
「…?どうかしたかね?」
「あー…アンタがどうやってダービーに魂を取られたとか、どうしてこうなったとか気になる事はいろいろあるが…」
「…」
「とりあえずまず最初にひとつ質問させてくれ。『ジョセフ・ジョースター』という名前に聞き覚えは?」
「ジョセフ………いや、すまないが心当たりはないな」
「そうか。すまねぇ。それで話は戻るが………アンタは本当にダービーに勝てると思ってるのか?」
「どういう意味だね?」
「どうって…当然アンタも一回負けてんだろ?
「いや、私は直接ダービー君とは戦ってないのだよ」
「え………?」
「詳しく話したいが時間がない。とにかく私に協力してくれないか、シーザー君。お願いだ。ジョースター家当主として、ジョージ・ジョースターとしてお願いする」
「ジョースター卿、勇気と無謀は違いますよ。明らかに負ける戦いに挑むのは馬鹿がやることだ」
「当然策はあるさ。そしてそれには、シーザー君、君の度胸と不思議な力が必要だ。セキュリィテーシールを貼りなおすような、シャボン玉でレンズを作ってしまう、そんな力が」
「なんでそれを知って………?!」
「先の戦いを見てただけさ。君も露伴君の戦いを見てただろ?」
「いや、俺はあの棚の中にいたから外はなにも見えませんでしたよ…?」
「………とにかくだ。頼む、シーザー君。お願いだ。どっちみダービー君は宣言どおり我々が戦わなかった場合首輪を爆破するだろう。やるしかないんだよ、シーザー君!頼む!」
「…わかりましたよ。その代わりまずは貴方の作戦を聞かせてくださいよ」
「ありがとう。まず第一に『ギャンブル』で彼に勝つのは不可能だ」
「…」
「彼は『プロ中のプロ』。対して私はたしなむ程度、真っ向勝負じゃ相手にもならないだろう。イカサマを仕掛けようにも君も見たとおりダービー君には通じない。それにイカサマというのは種を仕掛ける時間が必要だがそれもない
では露伴君のように『駆け引き』や『心理戦』を越えた競技?いや、それも通用しまい。露伴君でさえ引き分けがやっとだ。シーザー君も敗北前ならまだしも今の精神状態じゃ敵わないだろう」
「ジョースター卿、今のは聞き捨てなりませんよ。俺がブルッてるように見えるんですか?」
「気を悪くしたらすまない。だがあらゆる可能性を考えると私の作のほうが確率が高そうなんだ。それに君が勝てたとしても私は勝てないんだ」
 さっきも言ったとおり私の策には君が必要なんだ。『私』と『シーザー君』のふたりが死なないための策にはね」
「それは…?」
「最近飲み仲間のひとりの教えてもらったゲームでね…Old Maid、ババ抜きを少し変えたゲーム、『じじ抜き』さ」





     ◇   ◆   ◇





シーザーは気づいていた。それでもジョージを信じるしかなかった。どれだけ作戦に穴があろうとも今のシーザーにはジョージの策に縋るしかなかった。
ダービーに敗北し命を握られシーザーはいつもの自分を見失う。

93ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/26(月) 00:42:09 ID:???
この後本当は
→手札を捨てる時波紋で一枚適当にトランプをくっつける
→余りが二枚で来て終わりがないのが終わり
→シーザー上がりでジョージ「ディオとジョナサンを頼む」
→ダービーズアイランドから戻るシーザー「ディオだって…?」
→とにかくジョージを助けるためにも凄腕のギャンブラーを見つけねーと&露伴探すぜ!で状態表

→戻ってアイランド。電話は荒木からのものでダービーに二人をどうにかしろ的な内容だった。それを聞いてたジョージの策は終わりがないのが終わり。
→でも肉体は限界だった。だからダービーは見え見えのいかさまを見送った。シーザーが帰りジョージが死ねば荒木からの任務は達成できるから。
→ジョージ「私の体はあとどのぐらいもつかね?」ダービー「さあ?」
→ジョージ「一人の男として君にギャンブルを申し込むッ!」 カードをめくってのハイ&ロウ

→場面変わって荒木とダービーの携帯会話 「それで結局君は負けてしまったわけだ」
→机の上で笑顔で死に果てるジョージ 手にはトランプカード だんまりのダービー
→「仕方ないね、ルールだから」次の参加者に情報を渡すよう指示 同時にダービーにくぎを刺す
→「別に負けてもか構わないさ。でもね君ならスタンド使えば勝てたんじゃないの?」
→だんまりのダービー 構わず電話を切る荒木
→ギャンブラーとしてのプライドをとったのだ。悔いはない。だが確かにジョージは立ち向かった。
 力に屈さず自分を信じた。そんな相手に負けたのだ、私は…
→机で逝ったジョージを見て唇をかみしめるダービーで終了

って予定だった。やれやれ、的外れだぜ…

94ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:18:03 ID:???
さらに↑にはプロトタイプとも呼べるものがある
ついでに投下してみる

95ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:21:25 ID:???
右端にスペードのクイーン………中央に3が重ねられる………残りの手札は僅か………ここが勝負どころッ!
岸辺露伴も同じく僅かッ…ここは畳み掛ける時………ッ!

残り五枚…三枚………そしてラストッ!


「「決着ゥーーーッ!」」


   バシィイイーーーーッ!

またもや、だった。私と岸辺露伴は互いにカードを叩きつけたままの体勢で身動ぎしない。
一秒、二秒と沈黙が流れる。
そして私のスタンドは…動かないままだった。
これは岸辺露伴が知らぬことだが、仮に…仮に私が敗北していたら。敗北を少しでも、髪の毛一本ほどでも感じ取っていたら。
言うまでもない。公平(フェア)に私のスタンドは動き出し、魂が弱まった私の手元からジョージ・ジョースターとシーザー・ツェペリの精神を取り上げてしまうだろう。
そして同様に…仮に岸辺露伴が敗北を悟っていたとしたら。彼の体は今頃物言わぬ者となり、机に突っ伏したままであろう。

岸辺露伴が何事もなかったかのようにカードを集め始めた。
かさばるカードを一まとめにし、軽やかにカードをシャッフルしていく。
つまりは互いに敗北を認めなかった。シンプルな結論が今の現状を表している。

彼からカードを手渡され、私もシャッフルを行いながらも思案を続ける。
どうしたら勝てるのか…なにをしたら良いのか…この拮抗をどうやって打ち破ればいいのか…。

「余計なお世話だとわかってはいるし…なによりも生粋のギャンブラーのあんたにこう言うのも不躾だとはわかってるんだが………」

テーブル越しに岸辺露伴が声をかけてきた。私はほとんど無意識に手を動かしながらも目を向ける。
手の中でカードが跳ね回る。

「一つだけ気になったことがあるんで言わせて貰おうか」
「どうぞ…ミスター・岸辺………」

これは仮定の話だが、私の対戦相手があの空条承太郎であったらこの勝負、どうなっていただろうか?
最強のスタンド、スター・プラチナ…その精密機械かのような動き、銃弾をも掴む素早さ。
そして何よりも、承太郎という人間………

「ショットガンシャッフルはカードを痛めるぜ」
「…これはご丁寧にご忠告ありがとうございます」

ビシィッ!と私に指を突き付け岸辺露伴は軽口を叩いた。その表情には幾度も魂を賭けた戦いをしたとは思えない程の余裕が伺える。
顔には汗一つ浮かべず、それどころか笑みを浮かべている。
ダービー君、この戦いは僕にとっちゃただのコーヒーブレイクにも等しい遊戯なんだ、そう言いだしかねないほど今のこの男には絶対的自信が満ち溢れていた。

シャッフルを終えた私はカードを岸辺露伴に返した。
二、三度カードを混ぜ返した彼は丁寧にその山を二分していく。
自分の場に一枚、私に一枚、自分の場に一枚、私に一枚………。

96ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:22:48 ID:???
おっと、さっきの仮定の話に答を出してなかったな…。そうだな、これはあくまでも私の主観だが…
勝負はその時になってみないとわからない…そんな単純なものが答えだろう。

スター・プラチナは確かに強力なスタンドだ。だがその使い手がイカレポンチな奴だったら…?
馬は乗り手の恐怖を感じとるらしい。公道を運転する一般人がF1車に乗ると最初のカーブを曲がりきれずに激突してしまうらしい。
乗り物がモンスターならば乗り手もそれに振り回されない程の精神がなければならない。
スター・プラチナは空条承太郎という男だからこそ操れるモンスターエンジンなのだ。
だから勝負はその時になってみないとわからない。
こちらの精神状態、向こうの精神状態、気候、体力、気力、感情………

配り終わったカードを整える。カードの枚数は確かに一緒であった。枚数を告げると同じ数が岸辺露伴の口から告げられた。
その点でこの男はブレることがないッ!勝負に最も影響を与える精神力を既にこの男はコントロールしているッ!
試合中にフィジカルが向上することはあり得ない。だからこそ精神力、集中力で100%の力を発揮してくるこの男は………ッ!

「私も一つ訪ねるべきことがありました…ミスター・岸辺………」
「…なんだい?」

だがッ!このテレンス・T・ダービー!二度も負けるわけにはいかんのだッ!

「そろそろ十二時を向かえます…。つまりは放送があるということなのですが…」
「………」
「いかがなさいますか?このまま私とスピード勝負を続けるのも良し。一度帰って放送後に来るのも良し」
「…フン」
「貴方には選択の権利がございます」

この砂浜、そして舞台…広がるテーブルに用意されたゲーム機。
私は…悔やんでいた!
あの時、承太郎との勝負で…なぜ私は負けを考えてしまった?
確かにスタンドは通用しない。だが承太郎はゲームの『素人』だ…私には『誇り』があったはずなのだッ!
土壇場で自分を信じきれなくなった自分!スタンドが通用しない?それがなんだって言うんだ!
…そう私は考えれなかったのだ。

そう、あの時自分がすべきだったことは…そして最も難しかったことは!


   『自分を乗り越える事』だったのだ!


「それってつまりここには放送が流れないってことかい?」
「さあ?」
「ここでお開きにしたら勝負はどうなる?」
「お答えできません」
「フン…愚問だね…勝負は続行だ、テレンス・T・ダービー」
「放送を聞かなくてもかまわないと?」
「今僕が一番に考えないといけないことはどうやったらこの目の前にいるやつの自信をへし折ることができるか、さ」

97ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:23:36 ID:???
荒木がなにをしようが構わない。私は強制でここに来たのではないッ!
一人のテレンス・T・ダービーとして、『ダービー・ザ・プレイヤー』の名を冠するため!
そして、過去の自分に打ち勝つためにここに来たのだッ!

「承りました…それでは………」
「ああ、やろうか、ダービー…」

そうだ、これは『試練』だ…。

「いえ、お待ちください。まだ話は終わっていません…」
「…?」

未熟な過去に打ち勝ち成長するため…

「私には『レイズ』の権利がある」
「…『レイズ』」

誇りを取り戻し弱い自分を乗り越えるため…

「『レイズ』を宣言!次の勝負に私がベットするのは…」

そのために、このテレンス・T・ダービー、一世一代の………!

「私の魂と荒木飛呂彦の情報だ」





倍プッシュだ。






   ◇   ◆   ◇

98ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:24:13 ID:???
「荒木飛呂彦の情報だと…?」
「ミスター・岸辺…もしも貴方がコールするというのなら…貴方にもそれと同等のものを支払っていただきます…」

僕が一番知りたかった情報。僕がここに残った目的が今目の前に転がり混んできた。
とは言えラッキー!とは素直に喜べないヘビーな状態が今の現状だ。
どう背伸びしたって僕の魂は一つしかない。奴は荒木の情報なんて強力なカードを切ってきたんだからな。
ビビってはいないが負けた時のことを考えるとなにをやらされることか…それを知らなければ。

「ダービー…正直な話僕は負けるとは微塵も思ってない。だからこんなことを聞くのもあまり気が進まないんだが…」
「…」
「荒木飛呂彦の情報…大歓迎さ。まさに魂を賭けるに相応しい。けど残念ながら釣り合わないんだ。
コール!…と宣言したくても生憎僕の魂は一つでね…君の魂と僕の魂じゃ価値が違うってなら納得できるんだが?」

ダービーは黙ったまま、殆ど習慣のようにカードを弄んでいた。
スゥと円のようにカードを広げたり、シャッフルを無駄に重ねたり…。
もしかして何か『仕込み』があるのか?それが奴の狙い?
だとしたらやけにチンケな相手と勝負してるものだな…。

「簡単な話です…仲間も賭ける…そう言ってくださればそれで済む話でございまして…」
「おいおい、ダービー…魂を賭けるにしてもシーザーはもうお前が持っていっちまったんだぜ?今さらどうしろって言うんだ?」

シャッフルがピタリと止まった。空気が変わり、緊張感が高まるのを肌で感じる。
ダービーは僕の目を見るとどこまでも無表情に言った。

「次に賭けるのは魂じゃない…正真正銘あなた方の『命』です…。
魂、それはこの私、テレンス・T・ダービーが敗北を認めた瞬間に解き放たれてしまいます。つまりは誰かが私を倒せば『生き返る』ことが可能なのです…。
しかし次は違うッ!見えるか、岸辺露伴…この私にもかせられた、この首輪がッ!」

ゴクリ、と唾を呑み込むために僕の喉が動いた。一瞬前まで汗一つかいていなかった額にうっすらと滲むものがあるのを意識せざるを得なかった。
恐怖しないわけはなかった。でもそれだけだ。軽口を叩くような余裕があるわけじゃないが何も変わらない。
少なくとも僕にはそう思えた。

「ダービー…魂を奪われたら、敗北したら死ぬも同然。その覚悟でやって来たんだ。今更それが本物の命になったからって僕が動揺するとでも?」
「そうでしょうね…だが二人分…他人の命を背負って戦う貴方が依然と同じように動くことができるか…。分が悪い賭けではないと思ってます。」

指をビシィイッと僕に突きつけるとダービーはニヒルな笑みを浮かべる。
勝てる、とたかをくくってるわけじゃない。絶対な自信があるわけでもない。
こいつは『勝つつもり』なんだッ!自分の命を同時に賭けたのは背水の陣としてでも僕に勝つという覚悟ッ!
こいつはやると言ったらやるだけの…凄みがあるッ!

「さぁ、コールか…ドロップか…宣言をお願いします…ミスター・岸辺…」

だが…実際に戦うにしても『誰』の魂を賭ければいい?
シーザーは駄目だ。それは即ち彼の『運命』に干渉してしまう。ウエストウッドも論外。
となると僕の時代の知り合いとなるが…本人の許可なしに宣言するのもどうだろうか。
クソッタレの仗助の魂ぐらいなら…と思わないわけでもないがアイツに借りを作らないといけないのは僕のプライドが許さない。
さて、どうしたものか…

『私の魂でよければ…ぜひとも使ってくれないか?岸辺…露伴君…』

そんな僕の思考を遮る声が一つ。
音源に首を向けると青白い顔をした老人がそこに倒れていた。



   ◆

99ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:24:51 ID:???
『寝そべったままで名乗らせてもらう失礼を許して貰いたい。私の名前はジョージ・ジョースター。荒木の言葉を借りるなら参加者ってところだ…』
「ジョースター卿…ありがたい話なんですがこれは僕とダービーとの戦いでね…貴方の命を賭けるべきじゃないと僕は思いますよ。それにダービーが許すとでも?」
『駄目かね…ダービー君?』
「私は構いません」
『ありがとう』
「おいおい、ダービーいくら君が決めてもこの僕はウンとは言わないぜ?身も知らない誰かに借りを作るなんて真っ平だ。それだったら康一君にでも頼むね」
「…そうですか。とのことですが、ジョースター卿?」
『私の息子二人がこの殺し合いに参加させられてる言ったら…君はどう思う?』
「…!」
『どっちみち私の身体は血を失いすぎた…魂が帰って来た所で私は死んでしまうだろう。
だったら!それだったら!せめて見える範囲で、できる範囲でこの殺し合いをどうにかしたい!主催者荒木に繋がる道があるならばそれを進む!
お願いだ…岸辺露伴君。時間があまりない…。こうやって話している今でも息子たちが危険な目にあってるかもしれないんだッ!』
「……いかがいたしますか、ミスター・岸辺?」
「………」
『重荷を背負わせてしまって申し訳ないとは思ってる。だか私は君を信じる。
君が負けたとしても…私は一切悔いなく逝けるだろう…私は一度死んだ身なんだから。ただ元に戻るだけなんだよ、露伴君』
「………聞き捨てなりませんね、ジョースター卿…。負ける?この僕が?いや、そんなことにはなりませんよ…。
僕は同情から動いたわけじゃない。極端な話、貴方の息子がどうなろうが…勿論助けれるならほっときはしませんが…知ったこっちゃないんだ」
『…』
「…」
「でもね、僕が負けるなんて…僕の精神がこの男に打ち負けるなんて真っ平ですよ。いいだろう、ダービー!二つの命をベット!僕は『コール』だッ!」
『露伴君…』
「グッド!その言葉が聞きたかった!」
「ただしダービー…君はゲームマスターだし、この提案を持ちかけたのも君だ。対戦形式は僕が指定させて貰おうか…」
「構いません。何が来ようと…このゲームマスター…私は負ける気がしません」
「それじゃ勝負はこれで決めさせて貰おうか…」
『…?』
「…これ?」
「おいおい、僕はもう構えてるんだぜ。君も早く勝負に備えなよ…」
『…まさか』


「勝負はじゃんけん三回勝負だ。いいだろ?シンプルで」





   ◆   ◇   ◆

100ゲロ以下のにおいがプンプンする名無しさん:2010/04/28(水) 23:25:40 ID:???
『じゃァアンンけェエエーーーーーーーンン……………!』
じゃんけんは2人以上の参加者によって行う。参加者は向き合い(あるいは円になり)、片腕を体の前に出す。
参加者全員で呼吸を合わせ、「じゃん、けん、ぽん」の三拍子のかけ声を発し、「ぽん」の発声と同時に出した腕の先に「手」を出す。
この「手」の組み合わせによって勝者と敗者を決定する。
勝負が決定しなかった場合を「あいこ」と言う。あいこのときは「あい、こで、しょ」のかけ声を同様に行い、「しょ」で再び「手」を出す。
「あいこでしょ」は勝敗が決定するまで繰り返される。


「さて、最初は何で行こうか…迷ってるんだが、やはり最初はグー、の言葉通りで行こうかな」
「では私もそれに従いましょうか。ミスター・岸辺のグーに対してパーで一先ず一勝を頂きましょうか」
「ジョースターさん、見届けの準備はいいですか?」
『ああ、頼むよ、露伴君…プレッシャーをかけるつもりはないが…勝ってくれ』
「それでは…ミスター・岸辺………」
「ああ、やろうか…」

   
   「「じゃーんけーん ポンッ!」」


△岸辺露伴 パー   △テレンス・T・ダービー パー


「引き分けでございます」
「ちょっと予想外だったな。まさか君がそんなに素直だったとは思わなかったよ」
「そうですか。では…次の勝負に私は続けてパーを出す、と宣言させてもらいます」
「ふぅん…」


○岸辺露伴 パー   ●テレンス・T・ダービー グー


「まずは一つ」
「…続けましょう。次は私はグーを出さない、そう宣言します」
「おいおい、そう勝負を急ぐなってダービー…。この短い時間が勝負の醍醐味、駆け引きの時間だろ?」
「…その通りでございます。ミスター・岸辺、貴方の性格からして三回目もパーを出すとは思えません。」
「どうして?」
「」
「」
「」


(中略)






   ◆   ◇   ◆


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