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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6
652
:
ピュゼロ
:2017/01/22(日) 02:57:15 ID:IeD7ISTM0
※
熱々の鍋焼きうどんである。
土鍋に一人前のおうどんを入れ、ぐらぐらと煮え滾るぐらい猛烈に熱くした料理である。
伝統の幻想ブン屋、射命丸文の前にだされたものには、おうどんの他にシイタケ、シメジ、マイタケを初めとしたキノコなんかや、ネギ、ホウレン草、三つ葉、ニンジンなどの野菜が入っていて、他には衣のさくさくとした鳥の天ぷら、紅白のかまぼこ。そして一番上に生卵が割り落とされている。
麺はやや柔らかくあげられている。塩は貴重なため、どちらかといえば味付けはやや甘めであるだろう。ネギは二通り、白い部分をざくざくと乱切りにしてだし汁に染み込ませ、葉は刻んで散らして彩りに。
湯気と共に鍋の香りが立ち昇る。卵が少しずつ少しずつ固まっていく。
夜の人里でメシを食わせる処は少ない。夜は妖怪の時間だからだ。
彼女がメシ食う店屋の二階の部分は大きく吹き抜けになっていて、風通しもすこぶる良いし、上空で弾幕でもぶたれていればそれを肴に酒も呑める。人の里という立地を考えなければ、天狗にとって中々気分のいい店だった。
もっとも、彼女らにとっての最良は、いちいち歩いて階下の暖簾などくぐらせずに、そのままうえから飛んで出入りさせる事であるのだが。
射命丸文はもちろん、そんな仕草は毛ほども見せてはいなかった。
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