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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6
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東方魔蓮記第五十七話
:2016/02/18(木) 01:02:29 ID:9B4vADzA0
追う者と追われる者の立場は入れ替わった。
狂わされた者は策を巡らせ追っ手を嵌めようとし、追っ手は逃がすまいと追跡する。
ここは迷いの竹林。
迷わせ、迷わせ、迷わせ、迷いの果てに疲弊すれば獣が襲い来る場所。
無事にここから生還したければ、白兎の加護か案内人の導きが必要な場所。
本来ならば、此処で追いかけっこをやっていること自体が異常なのだ。
なれど誰もその追いかけっこに割って入ることはできず、ただ見送ることしかできない。
なんせその追いかけっこを繰り広げている者達は……自分たちが関わっても得しないと分かる存在だったからだ。
ビシュッ!
矢が空を切る音と共に、標的に向かって飛ぶ。
ディアボロはそれを回避しながら、一枚のDISCを取り出す。
DISCの中身は『ストーン・フリー』。己の体を糸に変化させるスタンドだ。
元の持ち主は、希望を紡ぐためにこの能力を使ってある少年を逃がし、自らを囮に散っていった。
希望は無事紡がれ、少年はある男の野望をくじいてくれた。
こいつで永琳を拘束し、一気に叩くつもりなのだろう。
しかし、身体を糸にするということは血管や神経や骨すらも糸になってしまえる。
もしもこれらを糸にした状態で切断されてしまえば、自分の体への影響は些細なものでは済まされない。
ハイエロファントと違って、伸ばし過ぎには注意である。
一方の永琳は矢と弾幕でディアボロの行動を妨害し、その隙に一気に上空へと飛び立つ。
ディアボロがそれらを突破してストーンフリーを伸ばしたときには、既に自分の骨を使っても届かない距離まで飛んでいた。
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