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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6
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東方魔蓮記第五十六話
:2015/11/13(金) 00:14:09 ID:cUB.bFFE0
飛びかかって襲い掛かってきた永琳の両方の手首を、ディアボロはザ・ワールドで掴む。
今の永琳から逃げたところで、殺意さえ抱いている彼女は執念深く、追跡を振り切れるとは到底思えない。
それならばいっそ、殺す覚悟で挑んだ方がこちらに有利になると判断したのだ。
「させるかぁッ!」
スタンドのパワーを全開にし、一切の加減をせずに永琳を思いっきり蹴る。
その衝撃で彼女が吹き飛びそうになるが、両手首を掴まれているために吹き飛ぶ代わりに両足が地面から離れる。
「がぁっ……!」
すかさずメイド・イン・ヘブンの手刀が彼女の頭部に振り下ろされ、それで怯んだ直後にホワイトスネイクのアッパーが永琳の顎に命中する。
それで真上に吹っ飛んだ直後、ザ・ワールドの踵落としが永琳の頭上に炸裂する。
スタープラチナの全力のパンチで吸血鬼であったDIOの頭蓋骨を砕くことができたことから考えると、間違いなくこの一撃で永琳の脳は……『破壊される』。
頭蓋骨を砕かれ、脳に攻撃を受けた永琳の肉体は、血液を体外に流しながら地面に叩き付けられる。
だが、ディアボロには『それでも彼女は死なない』という確信がどことなくあった。
何故なら……『不老不死』の身である輝夜の従者でありつづけているのなら、彼女もまた『不老不死』であるはずなのだから。
ただ若返りの薬を服用していたのでは、不慮の事故などで輝夜を置いて行ってしまう恐れもある。
彼女は、自分が輝夜を置いて逝ってしまうことを不安に思っているのかもしれない。
そう考えると、若返りの薬を服用しつづけるよりも、輝夜と同じ存在である蓬莱人になった方がずっとそばに居られるだろう。
不意打ちに備えてディアボロが数歩下がったその時である。
永琳の左手が、握っていた矢を握力だけで折ってしまう。そしてそのまま体に力を入れて起き上がる。
彼女の頭から血が流れ、顔は真っ赤に染まり、息を荒げながらも、殺意を込めたその目線は変わらない。
その気迫にディアボロは呑まれないが、何も知らない人が見たら逃げ出しそうである。
永琳は右手に握っていた矢を思いっきりディアボロ目掛けて投げ、懐から二本追加で取り出して更に襲い掛かる。
ディアボロはその矢を回避し、永琳の攻撃に備える。
直後、永琳がディアボロを蹴り上げようとし、彼は後退してその攻撃を回避する。
それに対して永琳は上げた足を勢いよく地面に叩き付け、そのまま地面を蹴ってディアボロに飛びかかる。
手にもっている二本の矢をディアボロに刺すつもりだろうが、そうはいかない。
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