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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6

404東方魔蓮記第五十五話:2015/05/05(火) 10:55:17 ID:utyl322Y0
色とりどりの弾幕やらなんやらが飛び交うのを他所に、ディアボロと永琳はにらみ合いを続けている。

永琳は自らの眼前に立ちはだかる男を突破する手段を考えていた。

姫の能力についていけるのならば、彼の隙をついて突破し、姫の援護に向かうことは非常に困難。
仮に先ほどのように幻覚で欺けても、彼の幻覚が解けた瞬間に再び刹那の如き素早さで再び距離を詰められてしまう可能性がある。
さらに、姫の能力は彼の手によって封じられてしまっている。
この状況であの男がもう一度あの能力を発動すれば、対抗手段を失った今、簡単にやられてしまう。

だが、姫の能力が解けた後に彼は追撃せず、もう一度あの能力が発動する様子はない。
あの能力が体に負担をかけるのか、それとも発動していられる時間に限りがあるのかはわからない。
それにもう一つ、気になることがある。
戦闘の最中に、一瞬で状況が変化していることが度々あった。
あの二人の位置が変わっているだけでなく、弾幕の数が減っていたり、攻撃されていないはずなのにダメージを受けていたり……。
まるで、静止した時の中を自由に動けないと引き起こせないような現象が起きている。
もしもあの男が時を止められるのなら、姫に劣るはずのあの能力を用いて張り合えていたのも納得できる。

……ならばせめて、私一人を相手にさせて彼を疲弊させた方がいい。
姫がいる以上全力は出せないけど、彼の足止めは十分にできるはず。

永琳はそう考え、彼と闘うことを選択した。


一方のディアボロは、とにかく彼女の行動を妨害することを考えていた。

今取れる選択肢は時間停止に加速、それに無重力化に気象操作。
……先ほどの一時的な限界突破と長時間のスタンド能力発動で精神が消耗してきているが、まだスタンドを出すことはできる。
彼女がどんな戦い方をしてくるのかは分からないが、まだまだ懐には数多の選択肢が潜んでいる。
薬の使用も封じた以上、毒を使われる可能性もない。
いくら精神が強くても、肉体は所詮人間。毒を使われれば、衰弱も麻痺も容易く起こされる。
それの可能性を封じれた今なら、充分に勝機はある。
妹紅も、能力を封じた輝夜と1対1ならまともに戦えるだろう。

ディアボロはそう考え、永琳と輝夜の合流を阻止すべく、永琳との戦闘を行うことを選択した。


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