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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6

199セレナード:2014/08/22(金) 23:19:25 ID:BQv8IYvY0
天狗との戦闘をから少し経ち……。
ディアボロはマミゾウの提案に乗り、マミゾウも一緒にリラックスした状態で天狗を待っていた。
見張りがいなくなったせいで静かになっている今は、川辺に近寄りさえしなければ河童からも襲撃されないだろう。


「天狗がカメラを持ってくるまでどのくらいかかるのかい?」
「あまり時間はかからないとは思うが……」
そんな会話をしながら二人は天狗を待つ。
兎に角先ほどの天狗がカメラをもってこなければ、やるべきことが始まらないのだ。

だが、誰にも気づかれにくい今がチャンス。念写の準備をするためにイエローテンパランスによる変装を解除し、3枚のDISCをケースから取り出す。
その3枚をホルス神、ウェザーリポート、スタープラチナと入れ替える。
新しく装備されたDISCの内一枚は、お馴染のジャンピン・ジャック・フラッシュ。
念写の最中に奇襲を受けても、空中を飛べるようにすることで回避できる範囲を広くするつもりだ。
そして彼はすぐに再びイエローテンパランスを全身に纏い、再び変装し、天狗が戻ってくるのを待ちつづける。

それからまた少したって……。
「おや、戻って来たようじゃ」
マミゾウがそう言ったので山の方角を見ると、一体の天狗がこちらに向かって来る。
「……」
ディアボロは無言で向かってくる天狗の姿を見て、その天狗が『命令を書き込んだ天狗と同一の存在』であることを確認する。
天狗は無言でディアボロの側に着地すると、手に持っていたカメラを差し出す。
そのカメラをディアボロは受け取る……と同時にもう一度ヘブンズ・ドアーの能力を発動する。
そしてもう一文、命令を書き込む。
『今から一時間、ディアボロとマミゾウとカメラの存在を認知できなくなる』
この命令を書かれ、ヘブンズ・ドアーの能力を解除された天狗は、まるで何もなかったかのようにその場を去って行った。
ディアボロはそれを見届けた後、早速カメラを確認する、
「(……ポラロイドカメラで、フィルムはちゃんとあるな)」
確認を終えると、彼の両手からイエローテンパランスを離れさせ、スタンドを出す。

彼の両手に出されたのは、紫色の茨。
このスタンドの名前は『ハーミット・パープル』。そしてこのスタンドの本来の持ち主、その者の名は、『ジョセフ・ジョースター』。

青年期は波紋を使う戦士であり、吸血鬼をも餌とする生物である『柱の男』達と戦い勝利を収め、最終的には多くの幸運と偶然を伴いながらも究極の生物と化した柱の男の一人である『カーズ』を地球より放逐することに成功し、運よく生還する。
晩年は不動産王になっており、娘であるホリィ・ジョースターの命を救うべく、一族の宿命の根源である『ディオ・ブランドー』を殺すために承太郎達と共にエジプトへと向かう。
『ディオ・ブランド―』と対の存在である、一族の宿命の始まりの存在である『ジョナサン・ジョースター』の孫であり、ジョースター一族の中で確認できる限り最も長生きした人物でもある。
そしてその機転の利きは、例え彼が年をとっても衰えることはない。

ジョセフの使うスタンドである『ハーミット・パープル』は戦闘向きのスタンドではない。
だが、念写や念聴等の探知能力に優れているのが特徴だ。
カメラを用いた念写は勿論のこと、テレビを使って音声を繋ぐことで念聴を行ったり、地面にぶちまかれた灰を操って地図を作ることができる。
力は強くないが、探索に優れたこのスタンドは、ある意味で頭がよく回るジョセフ・ジョースターらしいスタンドである。


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