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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6

160東方魔蓮記第四十五話:2014/06/19(木) 21:35:24 ID:qQ3hNGVE0
……あれ、訂正したはずなのに直っていない。
『学生服』は『コート』に脳内変換していただけるとありがたいです。

スタープラチナを誘導して氷壁の陰に移動したことで、マミゾウの視界からディアボロの姿が消えた直後、時間が止まった。
この間は、時の流れに干渉できるもの以外は例え何をされようとも時が止まっていたことに気づくことはない。
それを利用し、時が止まっている間に自身をスタープラチナに地上まで下ろさせる。
その間に再び時が動き出し、それから間もなく氷の壁にヒビが入り、広がって氷の壁の全体を侵食して砕ける。
あくまでマミゾウの視界に入らなくなる程度の厚さしかないため、耐久性なんてまったく気にしていない。
氷の壁の向こうにディアボロがいないことに気づいたマミゾウは、ディアボロが降下するときに利用していた糸肉がいつの間にかかなり伸びていることに気づき、下の方を見る。
そして、いつの間にか相手が地上にいることに気づき、マミゾウも地上に下りる。
ディアボロの姿は糸肉を使い果たし、コートが無くなっていた状態だったが、それ以外に特に変化は見当たらない。
「……お主、ひょっとして儂らと同じ妖怪ではないのか?」
「違うな。俺は人間だ」
ディアボロの能力の多彩さに、とうとう『人間であるかどうか』すら疑われるようになってしまった。
今まではDISCを変えるところを相手が見ていたためにまだ人間として扱われていた(かもしれない)のだが、この戦いでは一度もDISCを変えていない。
だからこそ、複数の特殊な力を使っている彼を人間として見ることができなかったのだろう。
「そう言われても……」
マミゾウはそう言って氷柱を見る。
ホルス神の能力によってつくられた10mを超えている氷柱は、冷気を風に流されるままに散らしていく。
「あんなものや沢山の氷の槍を作り、コートを操って槍と一緒に飛んできたりロープ代わりにして下りる場面を見せられては到底信じられぬ」
そう言ってディアボロの方を再び向いたマミゾウは、疑惑の目を再びディアボロに向ける。
「それに、氷で弾幕を防いだと思ったら何時の間にかお主は地上にいるときた」
闘いを見ていた狸たちは何の反応もしない。ただマミゾウの話を聞いているだけである。
もしかすると、マミゾウは薄々何か感づいているのだろうか。
「………」
ディアボロはマミゾウの話を聞きながらエアロスミスのレーダーをチェックする。
このタイミングでも、反応の数に変化はない。
「氷を操り、コートを操り、自らの速さを操り、儂や自分を触れずに掴むことができながら、それらの能力に何一つ共通点を見出せぬ」

パチュリーの場合は『精霊魔法の系統』という共通点がある。
萃香の場合は『密と疎を操っている』という共通点がある。

マミゾウの推理は外れている。
彼の能力には、『特殊な道具(DISC)』を使用しているという共通点がある。
だが彼女との戦闘では一度もDISCを取り出しておらず、装備しているDISCの能力には何も共通点を思わせるようなところはなかった。
ただそれだけのことである。


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