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ジョジョの奇妙な東方Project.PAD6

159東方魔蓮記第四十五話:2014/06/19(木) 21:33:37 ID:qQ3hNGVE0
おっと、名前を変えるのをしていなかった。
それでは、2行下から再開です。



ディアボロはその状態で地面の方に方向転換すると、氷柱を蹴る。
その衝撃によって彼の体は宙に浮き、もう一度重力に従って落下を開始する。
そして、肉塊の端が氷柱に巻きつけられていたことにより、弾幕を受けたことにより形が崩れつつある学生服型の肉塊は紐解かれるように形を崩していく。
背広から形は崩れていき、それでもなお彼は何度か氷柱を蹴りながら落下を続けていく。
時々弾幕をスタープラチナが防げず、衝撃がディアボロにも伝達するが、それには耐えるしかない。
マミゾウの方も彼に弾幕が届かないことに疑問を抱いたのか、弾幕を撃ったまま右側に移動してきた。
ディアボロもそれをスタープラチナの視界を通して視認し、スタープラチナをマミゾウから直線上の位置に移動させる。
現在、氷柱の半分ほどの大きさを駆け降り、同時に学生服もほとんどなくなりつつある。
解れていく肉を細くすれば学生服が無くなるより先に地上にたどりけるかもしれないが、彼の体重か弾幕で肉が切れる可能性も上がってくる。
だからといってこのままでは、氷柱を降り切るより先に学生服が無くなる。
だが、マミゾウが早々にスタープラチナの手をすり抜けて離れてしまったことによって手が空いたため、いざというときはキャッチさせることもできる。
弾幕が直撃するのは覚悟の上で、だが。
「逃げ続けては儂には勝てんぞ」
「生憎、飛び道具の打合いでは俺に勝ち目がないんでな」
マミゾウの発言を半ばどうでもいいように返しながら降下を続けるが、そろそろ糸の量が限界に近くなってきた。
このまま両袖の形が崩れてしまうと、肉体に纏わせた肉を使うか、ロープとして使えなくなるかのどちらかになる。
そこで、ディアボロがとった行動は……

スタープラチナの防御態勢を解いてディアボロを掴ませ、それと同時に弾幕を防げるように氷の壁を氷柱とつながる様に出現させる。
糸肉が氷壁に押し出されるが、その勢いでちぎれる心配は無用だ。
そして、この氷壁をだした彼の本当の目的は防御ではなく、マミゾウの視界からディアボロを消し去るのが目的だった。
例え大量の弾幕によって想定よりも早く氷の壁が壊されようが構わない。一瞬でも視界から消えれば、それで十分だ。


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