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そこが変だよ艦船模型(モデラー)

1ワタ:2008/06/14(土) 00:51:24 ID:zDnendYo0
一つの趣味に没頭していると、廻りから見て奇異なことをしているのに全く気がつかない事って良くありますよね。
結構艦船模型や艦船モデラーでもそんなことが多いのではないでしょうか?
でも、何かの拍子に、アレ?何で艦船模型ってこうなんだ?またはなんで艦船モデラーってこうなんだってフト疑問に思うこともあると思います。
ここではそんな話を書いていこうかと思っています。
もちろん、艦船モデラー以外の方(模型を作らない方を含む)の意見も聞いてみたいですね。

この掲示板ではタイトルが無いので、1行目に【タイトル】もしくはレス番を書いて新規発言またはレスを行ってください。

2ワタ:2008/06/14(土) 00:53:50 ID:zDnendYo0
【なぜ艦船模型の船体は一体成型でなければならないのか?】

実はこのレス自体、一週間前にアップしたMixiの日記がきっかけです。

これは先々週のオフ会の時に私が疑問に思ってみんなに聞いてみた話です。

艦船模型、特に1/350の大型艦の場合は船体部分の金型が大きくなるので開発費がかかりなかなか商品化しにくいと言われてます。
確かにホビーショーで聞いてみても1/350重巡以上の船体を自社設備で製造することが出来ないようなことを聞きました。その場合静岡市内のバンパーの成形をやっているプレス屋さんに持って行ったり、それ以上は大陸方面で行ったりするようです。

ところが、メビウスの原潜シービュー号は胴体の前半と後半をくっつけるという荒技で1mを越える模型化を実現しました。(後で聞きましたが、1/350のタミヤのエンプラも分割船体だそうです)
連斬大和も同じような手段をとってますが、船体部分を自社プレス機に収まるくらいに分割しちゃったらどうなんでしょうね?

今は、CAD/CAMによる設計によりパーツの加工精度が高くなっていますので部品の合いは昔より向上しています。
また作り手側の殆どは動かすわけでもないので、水で走らせる事を前提とした強度は入りませんし(フネカン委員長の言葉とは思えんなぁ)、瞬間接着剤や多種にわたるパテにより、分割の合わせ目の処理がそれほど問題になるとも思えません。

一つのパーツを30cm以内に納めるなら、1/350の大和の船体でも3分割で済みます。言ってみればトラペと提携を解消したピットロードでも1/350の大型艦をリリースできる可能性があるのではないかと思います。

また分割船体であれば、各船体の一部分を代えるだけで同型艦別、年代別の船体も再現できるというメリットもありますし、パッケージ自体小型化が可能です。
実際、箱が大きいと模型店まで配送するのにかさばるので輸送コストはかかるし、模型店も置き場所に困るし、艦船モデラーも奥さんに見つからないように持って帰るのに困るし、うまく隠して持って帰っても置き場所に困るし、見つかって「こんな高そうなもの買ってきて!ウキー!」て家庭内暴動がおこりそうだし、メリット無いじゃない。

うーんデメリットは作る手間が増える...それはしょうがないとして、あとは船体の直線性が出にくい事くらいかとも思いますが、これも内側にキールや補強板を付けることで済みそうです。あと甲板に継ぎ目が出やすいことくらいか。
でもそれは木甲板の多い戦艦くらいかな。空母の甲板は伸縮継手部、巡洋艦や駆逐艦はリノリウム押さえ部で分割すれば済みそうです。

船体は一体でなければならないというのは昔からの艦船模型や艦船モデラーの固定観念ではないでしょうかね? それとも何か一体でなければならない問題ってあるんでしょうか?

3ワタ:2008/10/05(日) 11:46:37 ID:URGrRmfc0
甲板用紙シートって...

来月、静岡模型教材協同組合から大和他長門、金剛、加賀、蒼龍、翔鶴用のレーザー加工ペーパーが出ます。

戦艦 大和用甲板シート(タミヤ用)レーザー加工ペーパー
http://www.1999.co.jp/10078082

空母セットで出したのが好評だったのかどうか、新撰組が始めた甲板用の木シートを見て始めたんではないかと思いますが、私も2年前くらいのホビーショーに行った際に例の木甲板プラシートをタミヤ等に提供したことがあります。

今回のフネカンでは空母新農の甲板に使用するため、木甲板プラシートのデータをデカールへ応用してみましたが、耐水性の問題(これはトップコートを何重にもかけることで対処)とデカールの延びで断念し、応急的にプラシート貼り付けという手段を執りました。

今回出て来る製品でチョット疑問に思うのでここに列記してみます。

1.スケール的に正確なのか?
木甲板プラシートは一枚一枚の板の色の塗り分け表現を手軽に出来ると同時に、現在のPC環境であれば1/700のサイズに忠実に甲板のパターンを再現出来るというので提案したものです。
例えば下記のURLで紹介しているように大和なら5フレーム毎に125mmx4800mmm〜6100mmのサイズで木甲板を貼ってますし、それを大和坂の曲面部の延長差12〜15mmの差を含めて1/700で正確に再現出来ます。

http://homepage1.nifty.com/watakan/yamato/models/plasheet/index.html

レーザー加工というので紙甲板シートには凹凸があるようですが、スケール的にはまるっきり意味がない事です。ましてや実艦では木甲板のスキマはピッチで甲板は平滑に埋められているのですから凹凸自体殆どありません

http://homepage1.nifty.com/watakan/yamato/research/color_general1.html#deck_color

模型的表現でと言うことでしょうが、1枚ごとの塗り分け表現(これも模型的な表現ですけどね)で十分だと感じています。せめて木甲板のパターン自体くらいはスケールに正確にやって欲しいですね。

2.加工が簡単?
紙だから加工が簡単とありますが、空母などは白線をデカールで貼らなければならないようです。
印刷なんだから白線ごと印刷すれば良いんじゃないかと思うのは私だけ?


3.メーカーでやる事なのか?
確かに個人でレーザー加工は出来ませんが上記の理由で必要性を感じません。
なら、木甲板プラシートのデータを紙に印刷してしまえば、何も買わなくても良いわけですよね。
また、PCに取り込めば建造時の真新しい甲板、捷号時の黒甲板、天号時の汚れた甲板など時期毎の変化を塗装ではなくPC上で加工できる利点もあります。

木甲板のサンプル(大和用)は下記にありますので、使いたい方はどうぞ。

http://homepage1.nifty.com/watakan/yamato/models/plasheet/data/sample01.zip

木甲板一枚当たり150mmx6000mmの大きさで1/700に再現した日本海軍汎用木甲板パターンが欲しい方がいらしたら、載っけますよ。これを元に空母新農に使用しました。


4. 耐久性は?
マキシムの店長さんと話しましたが、AFVでもツインメリットコーティング用の紙シートが発売された事があったようですが、既に廃れてしまいました。原因は経年劣化。数年経つと剥がれてしまうようです。
カビの問題も指摘されているようですが、その点今回の製品は考えられているんでしょうか?

4なべ:2009/01/09(金) 19:29:01 ID:wf/rhNJU0
>私も2年前くらいのホビーショーに行った際に例の木甲板プラシートをタミヤ等に提供したことがあります。
それって、ワンダーフィスティバルで見せてもらった奴ですか?

6名無し:2010/03/09(火) 21:47:55 ID:hsDAkczg0
 なぜに艦船モデラーは、右翼もはだしで逃げ出すような国粋主義なのか?
です。私だって、連合艦隊の船は好きです。でも、だからって、ほかの国の艦船だって美しいと思いますし、かっこいいと思います。したがって、艦船模型スペシャルや、ネイビーヤード誌の特集が外国艦で占められてもちっともがっかりしません。しかし、そうでない人が多いように思えるのはなぜなんでしょうか?少し、引きこもりに過ぎるのでは?趣味なのだから、いいといえばそれまでですが。

7ワタ:2010/03/11(木) 00:07:34 ID:j8kGoMgU0
言ってしまえば日本人だからでしょうか?
小さな頃から零戦と戦艦大和をすり込まれてきたので、日本艦艇贔屓になったのかもしれません。
特に帝国海軍艦艇には、日本人の好きな最大(戦艦大和型、空母信濃型、伊号400型:いずれも排水量は最大)、万能(航空戦艦伊勢型:戦艦と航空母艦が合体)、最強(重雷裝艦北上・大井:魚雷発射能力については最強)というキーワードがゴロゴロした艦艇が多いのも人気の秘密かもしれませんね。

8numa:2010/03/13(土) 09:18:19 ID:ypcrPZ5ko
外国艦は国外メーカーにお願いするにしても、
国内メーカーも、第2次大戦時の帝国海軍に片寄りすぎだとは思います。

1/350の護衛艦とかも、もうちょっと出てもいいんじゃないかなあ。
マイナーなのは自作するしかないにしても、改造用のパーツすらないのはねぇ
……と現用艦ファンは思うのでした。

9ワタ:2010/03/14(日) 23:54:55 ID:j8kGoMgU0
1/350の護衛艦というと現在ではピットのこんごう型しか無かった気が...
せっかく「ひゅうが」も竣工しているんだし、どこかが1/350で模型化しないかな?

10理左衛門:2010/04/21(水) 23:10:10 ID:gEU0kKo20
遅くなりましたが、艦艇模型が一体成型なのは、かつてほとんど全てのキットが動力付きだつたなごりであると思います。
分割式だと浸水して沈没する恐れがあるからです。
 海外のデスプレーモデルには古くから左右分割式がありました。独レベルの戦艦・巡洋艦など精度が悪くプラ角棒で骨組みを造らないと完成しませんでしたが。

11ワタ:2010/04/22(木) 00:48:32 ID:j8kGoMgU0
理左右衛門さん、ワタです。
確かに昔のフロッグ当たりを見ると難物って感じがしますね。
今は接着剤も良いのがあるので、それも前提で開発されているのだと思います。

12ぽぽん太:2010/04/22(木) 08:59:04 ID:lDPQdtsI0
こちらにははじめてお邪魔します。
素朴な疑問なのですが、超有名艦なのに『ドレッドノート』のインジェクションキットが無いのは何故なんでしょうか?
350『定遠』(あれっ、鎮遠だったかな?)が出るって狂喜乱舞してる私です。

13ワタ:2010/04/23(金) 01:24:38 ID:j8kGoMgU0
ども!ぽぽん太さん
> 超有名艦なのに『ドレッドノート』のインジェクションキットが無いのは何故なんでしょうか?
有名と言っても艦船関係者以外知らないと思うし。(弩級の起源さえ知らない人が多い)
海外艦では需要が無いからかなぁ。
某ダイナベクターのモデラーT氏もあるメーカーに出せばと薦めたけどダメだったという話も聞いたことあります。
ちなみに出たら私は買いますが。

14numa:2010/04/23(金) 03:05:38 ID:afFXRq360
ドレッドノートのキットが出ないのは、やはり実戦で活躍しなかったからではないでしょうか。

なんせあの時代は造艦技術の進歩がものすごくて、10年経ったら旧式艦でしたから。

・日清戦争(1894-1895)の主力艦は日露戦争(1904-1905)で旧式化、
・日露戦争の主力艦はドレッドノート出現(1906)で旧式化、
・それが第1次大戦(1914-1918)の頃には超ド級艦が主力化していてもう旧式化

…という。

15ワタ:2010/04/24(土) 01:39:37 ID:j8kGoMgU0
numaさん、どうも!
> やはり実戦で活躍しなかったからではないでしょうか。
うーん、しかし日本には実戦で殆ど活躍しなくても人気のある空母がありますし...

16numa:2010/04/24(土) 17:44:41 ID:WcCAfE2M0
>ワタさん

うーん、実戦で活躍しなかった、というより、実戦の時には第一線になく、二線級だった、というべきでしょうか。
その分、精彩に欠けるところがある、と。なんせ、本家本元のAirfixですらキット化していないわけで。
(あ、レジンキットを含めれば、出来のいいのはあるでしょうけれど。)

その点、日本で人気のある某空母は、活躍しなかったけれど、第一線には在ったわけで。

17 ワタ:2010/04/27(火) 00:41:08 ID:j8kGoMgU0
すいません、今ウェブの方の改装でてんやわんや、というかJavaScriptが満足に動かないです。

> 本家本元のAirfixですらキット化していないわけで。
そういえば、Airfixもキット化しなかったですね。

> その点、日本で人気のある某空母は、活躍しなかったけれど、第一線には在ったわけで。
まあ確かに大鳳はそうでしたが、信濃は何もしないうちに沈んじゃったし...

18634の28号:2010/05/01(土) 22:51:31 ID:lbqo8WVQ0
 大鳳で思い出しましたが、飛行甲板の構造、どうなっているのでしょうか?仕上げ面が木製だったら爆弾食らうと凸凹になって航空機の運用が一時できなくなるのではと思うのですが、どんなものなのでしょうか。
 加賀、艦首の写真を始めて見ました。そう、前部飛行甲板が6本の支柱で支えられている写真です。真偽の程はどうなんでしょうか?
 ドレッドノート、30年若ければスクラッチするんですが(笑)。

19numa:2010/05/02(日) 07:08:07 ID:kvMyK68o0
ドレッドノート、レジンキットは
Combrig 1/700, HP-Models 1/700, Steel Navy 1/350
が出ているようです。流石にスクラッチは…。
30年若かったら、スクラッチする根性はあっても、資料が読めないや。
ちなみに、手元には Дредноут と書かれた資料がございます。
露助の言葉はようわからん。国親父座ろう!

20ワタ:2010/05/04(火) 14:44:40 ID:j8kGoMgU0
634の28号さん>>
ここら辺確証できる資料が手持ちにないのですが、工廠の人が木甲板を貼っていないと聞いてますので、個人的には木甲板を貼って無いと思うんですけどね。
確かに最近の出版物に大鳳の木甲板だといわれる写真が載っているんですが、あれは他の艦だといういう説もあるようですし(すいません、そこの所は追っているわけではないです。)
あと、空母の木甲板も戦艦と同様の工法で取り付けているとすれば、木甲板取り付け用の固定ボルトを工廠外で溶接するのはチョイと難しいのではないかと思うんですが。
いや、木甲板を装甲板の上に単に並べているだけならありえないことも無いですが。

21ワタ:2010/05/04(火) 15:02:31 ID:j8kGoMgU0
numaさん>>
> Combrig 1/700, HP-Models 1/700, Steel Navy 1/350
HP-Modelsのは持ってますよ。

> ちなみに、手元には Дредноут と書かれた資料がございます。
> 露助の言葉はようわからん。国親父座ろう!
Anatomyでドレッドノートの図面集がありますよ。ちなみにコレも所有してたりします。
http://www.amazon.co.jp/dp/085177895X

22634の28号:2010/05/05(水) 08:59:19 ID:lbqo8WVQ0
 ワタ様、丁寧なレス、ありがとうございます。最近の大鳳関連の書物を見ると殆ど木製飛行甲板になってますが、小生も懐疑的です。いつか”これだ!”との情報が出るまでは先走りせずいようと思います。まさか、T社が之を理由にリニューアルなんて無いでしょうね。

23よしまさ:2010/05/06(木) 11:36:30 ID:269Xpdlo0
634の28号様
 はじめまして よしまさ と申します。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 大鳳の図面ですが、大和ミュージアムにありますので一度ご確認下さい。(知っていたらごめんなさい。)
 大鳳の木製飛行甲板の件ですが、改大鳳の図面では木甲板となっており、大鳳も木甲板の可能性が高いと思っております。
 ちなみにフレーム番号ではf66〜f209となっており、位置としては前部エレベータの直後(二番高角砲(左舷の1番前の高角砲の中心))〜後部エレベータ直前までの範囲となっております。
 ついでに、「厚サ45粍木材ヲ張ルコト」と書かれております。
                               以 上

24634の28号:2010/05/06(木) 22:37:37 ID:lbqo8WVQ0
 よしまさ 様、情報ありがとうございます。装甲飛行甲板の解釈は難儀です。信濃はコンクリ系の甲板と言われてますが、なぜ大鳳と異なる飛行甲板なのか?疑問はあります。運用面の違いは解るのですが、それにしても???です。

25ワタ:2010/05/07(金) 00:03:55 ID:j8kGoMgU0
まさよしさん、634の28号さん、ワタです。

私も付け焼き刃でチョイと調べてみました。
> 改大鳳の図面では木甲板となっており、大鳳も木甲板の可能性が高いと思っております。

信濃も当初木甲板の予定でした。(松本喜太郎著「戦艦大和・武蔵設計と建造より)
この為重心の下降からバルジも1mほど下げたのですが、戦力化を急ぐ為飛行甲板上にセメントを流し込むことにより喫水が下がり、そのバルジのない部分に雷撃を受けた為あっけなく沈んだとも言われてます。

またグランプリ出版の日本の航空母艦によると昭和18年以降の日本空母は資材不足と工程の簡略化の為木甲板の代わりにラテックスやセメントを使われたと有り、当初予定より3ヶ月も早い昭和19年3月に竣工した大鳳の場合も、工程の簡略化や資材不足から木甲板を採用したとは考えにくいと思われます。

まああくまで推論ですけどね。

26よしまさ:2010/05/07(金) 10:11:05 ID:269Xpdlo0
よしまさ です。
>装甲飛行甲板の解釈は難儀です。
 たしか、改大鳳の装甲化されているところは格納庫の上なんですよね。
 ついでにいうと図面では木材が貼ってあるところはその装甲化されている箇所だったかと・・・
 大鳳・改大鳳の場合は飛行甲板そのものを守るよりも格納庫に爆弾が入り込まないことの方が重要だったのではないでしょうか。(そうなると装甲飛行甲板と言ってよいものやら・・・実際どうなんだろ?)
 格納庫の範囲と装甲化されている範囲、木材が貼られている範囲を比較すれば良いのでしょうがその時間がありません。(いずれ模型を作るときに調べるつもりですが・・・)


>またグランプリ出版の日本の航空母艦によると昭和18年以降の日本空母は資材不足と工程の簡略化の為木甲板の代わりにラテックスやセメントを使われたと有り、当初予定より3ヶ月も早い昭和19年3月に竣工した大鳳の場合も、工程の簡略化や資材不足から木甲板を採用したとは考えにくいと思われます。
まああくまで推論ですけどね。
 
 たしかに、その可能性もありますね。いつでも考えを変更できるようにその可能性は頭の片隅にはあります。ヾ(ーー )ォィ
 木甲板からラテックスに変更したのであれば、海軍と川崎重工との間でその旨の文書のやりとりがあるはずですから「公文備考」か「防衛省の資料」に残っているはずなんですが・・・。

27ワタ:2010/05/08(土) 01:39:30 ID:j8kGoMgU0
> 木甲板からラテックスに変更したのであれば、海軍と川崎重工との間でその旨の文書のやりとりがあるはず
確かにここらへんの資料があれば良いのですが、逆に大鳳用の木甲板の調達と艤装関連の資料もあると良いですよね。
大鳳の設計時の予定排水量(または喫水の高さ)と完成した際の排水量(同)に明確な差異(重量増加)があるかないかでも甲板素材に何を使用したかを推測できないか..いや、戯言ですから気にしないで下さい。

28おじさん:2010/05/13(木) 20:25:03 ID:BbhXfPdQ0
大鳳の飛行甲板に45㎜の木甲板を貼るとなると、甲板に中心表示灯を
埋め込むクリアランスがないんです。蛍光灯を埋め込んだとしても、
当時の灯器と管、カバーのガラスで45㎜以内に収まるとは考えにくいですね。
木甲板を取りつけるためには、装甲鋼板にボルト穴を開けるわけには
いかないでしょうから、加工可能な鉄板を溶接することなると、その分の厚みも
指示する必要があるのではないかと考えます。
また、この作業は相当な工数を要すると思いますので、工程短縮のためにもラテックス
貼りのほうが納得できるんですが。

29ワタ:2010/05/15(土) 00:33:01 ID:j8kGoMgU0
そうですね。当時の日本の溶接技術や工数を考えると3ヶ月の短縮を行うのは難しいでしょう。
それでなくても工場の熟練者までが戦場に引っ張り出されて生産能力自体が落ちている状態ですから。
これらを解決出来たとしても、何故信濃ではコンクリを使用したのか?
大鳳で使用したとされる木甲板工法を使えば、喫水も下がらず4本程度の魚雷ならなんとか呉までたどり着けたかも知れないですしね。

30艦船モデラー:2010/06/06(日) 22:38:56 ID:N2.5sASc0
「大鳳沈没要因について」
上述についてパソコンや携帯で手軽に検索できるが、事実と違うんじゃないの?という情報が多い気が汁。
例えば、ウィキペでは以下のとおり、
飛行甲板の開口部を塞いでしまった。艦内には気化したガソリンが充満し、
目を開けるのも辛い状態にあったが、戦闘中のため充分な換気が出来なかった。もしエレベーターを降ろすこと
ができれば、気化燃料を、あるいは万一引火したとしても爆風を、開口部から逃がすことができたかもしれなか
った。
ほかにも漏れた気化ガスに気づかなかったとか、着艦した航空機の火花で爆発したとか。
どこで調べたの?って思う。書籍ではそんな記述みたことないけど???
少なくとも、気化ガスには気づいていたし、換気作業もしているし、引火爆発した原因はわかっていない。
開口部をふさいだことが艦内に気化ガスを充満させた訳でもない。

31ワタ:2010/06/08(火) 01:05:40 ID:j8kGoMgU0
艦船モデラーさん、こんばんわ、ワタです。

大鳳については私もあまり調べてはいないので、戦闘詳報関連を漁ってみたのですが、アテネ書房版にも大鳳自体の戦闘詳報は載ってないですね。(調べたのはアテネ書房の航空母艦戦闘記録と連合艦隊・艦隊戦闘詳報)
マリアナ沖海戦でも潜水艦の魚雷が大鳳に1発命中し沈没程度という記述しか無く、捷号作戦時の武蔵の戦闘詳報の戦訓のようなものがあればはっきりするんでしょうけど。
あ、まだ戦史叢書は見てませんね。今度調べておきます。

32艦船モデラー:2010/06/08(火) 22:55:33 ID:N2.5sASc0
ワタ様、
REPORTS OF THE U.S.S NAVAL MISSION TO JAPAN(1945-1946)のINDEX No.S-06-2で
大鳳の戦没について調査しています。NET で上述の文を検索すれば出てきます。
米軍が海軍省や大鳳の乗組員などから聞き取り調査しています。
海軍省が大鳳の戦没について調査報告書としてまとめたが、1945年5月の空襲で海軍省が爆撃され、
焼失ことも記載しています。
ここでは大鳳が雷撃され、約5時間後に気化ガソリンが爆発し、その1時間半後に右舷に傾斜沈没
したと記載されています。
自然通気による換気のため、ドアやハッチをすべて開放したが、かえって格納庫内全体に気化ガソ
リンを拡散させてしまったようです。次に換気装置を稼動させたが逆効果だったこと、エレベータ
ーピットからガソリンの排出を試みたが、失敗したことなどが記載されています。
爆発時に装甲飛行甲板が格納庫に落下し、格納庫の側壁が吹き飛んだことも記載されています。
引火爆発した原因は不明とのこと。
わたしのつたない英語力では誤訳もあるかもしれませんが。

33ワタ:2010/06/09(水) 00:18:03 ID:j8kGoMgU0
艦船モデラーさん、ご紹介ありがとうございます。
ググって行ってみました。
ここは面白そうですね。さっそくブックマーク付けましたよ。
私もいろいろと調べて見ます。

34艦船モデラー:2010/06/09(水) 22:49:09 ID:N2.5sASc0
ワタ様、
なぜ「大鳳の沈没要因」についてか?と申しますと、
漣工房の長10cmを入手できまして、大鳳を作ろうと思っているのです。
そこで、やはり「マリアナ沖海戦」なる書籍の例の写真です。
甲板をどうしようかと思い悩んで、NETでいろいろと大鳳について
調べていると、おかしな情報がいっぱい出てきたわけです。
やはり、甲板はラテックス張りで行こうと思っています。
モノクロの写真から色を推定するのは不可能だと思っているのですが、
近頃、甲板前端部を白く塗っている作例を見ます。だが、これも???と思
っています。それなら、甲板後端部(駐機天山の後ろ)も白くないか?と思
いますが。独断で前後のこのあたりは鋼製でほかはラテックスにしよう
かなと思います。
先の資料のINDEX S-96(N)は飛行甲板のラテックス張りに関するレポートです。
ラテックスの素材や施工方法が記載されています。ラテックスは2回に分けて
塗り、仕上げにPALU-BLUEの油性塗料を塗ると記載されているのが興味深いです。
思い切って、ドイツ機下面色のどれかを塗ろうかかなとも考えています。
変ですかね。

35艦船モデラー:2010/06/09(水) 22:59:39 ID:N2.5sASc0
修正
PALU-BLUE→PALE-BLUE
失礼しました。

36ワタ:2010/06/09(水) 23:46:17 ID:j8kGoMgU0
艦船モデラーさん、どうも!

紹介して貰ったURLは以前アメリカ国防省にあった資料ですね。(<- 今頃気がつくな)
一応PDFで頂いてたので、OCRソフトに読み込ませて英語/日本語の変換をかけようかなと思ってたものでした。
特に噴進砲の資料もあったので、追考察用に使おうと思ってたところでした。

> やはり、甲板はラテックス張りで行こうと思っています。
そうですね。私も大鳳を作るならラテックス張りで行きますね。木甲板は状況的に難しかったのではないかと思います。
完成したら画像掲示板にでもアップして下さい。宜しくお願い致します。

37634の28号:2010/12/10(金) 22:12:21 ID:l/ofHpA.0
 フジミの大鳳は木甲板で発売されました。なんでも新資料うんぬん〜、まさかあの例の書籍からなら遅すぎるような〜。故にホビーショーとは異なる仕様ですが、ラテックス甲板も発売されそうな気配です。一体何の資料によったのか気になります。小生もラテックスを支持したいです。ま、両方制作して並べて真実の解明を待ちますか。

38<撃沈しました>:<撃沈しました>
<撃沈しました>

39ワタ:2010/12/14(火) 00:20:27 ID:j8kGoMgU0
634の28号さん、遅レスで申し訳ないです。

実は私もラテックス派です。木甲板版も買いましたが、多分作らないでしょ
うね。
やっぱり自分で作るスケールモデルにはそれなりに主張を込めたいし、木甲
板だといろいろと考証を突かれたとき私自身は反論できない部分もあります
し。

とはいうものの、一応資料は調べたりしています。

KKベストセラーズの海軍艦艇史3航空母艦のP179よりP183まで大鳳の資料が
載っていますが、P181から3ページにかけて川崎重工業造船設計部作成の大
鳳の模型が掲載されています。
写真はモノクロでハッキリ判りませんが、ラテックス表現なのでしょうね。
この模型自体川崎重工神戸では全力を尽くし社宝として残すべく技術幹部が
福井静夫氏と設計・作成されたもので、当時残っていた川重の資料と、当時
はまだ大鳳に関わった多くの技術者が健在だったので当時としては比較的正
確な大鳳が作られたようです。
作図自体は当時の造船設計部長と艦船設計主任の下村栄一氏(旧姓川村)技
術大佐が行ったと書かれており、この模型を抜きにして大鳳を語ることは出
来ないのではないかと思います。
ただ現在の考証に対して不正確な部分があるのはやむを得ないと思いますが、
福井静夫氏に川崎重工のそうそうたるメンバーが連なる中飛行甲板を木甲板
とラテックスと間違えることは無いと思います。
いってみれば重巡高雄の甲板に木張りをするようなものですから。

米国防省の資料でも

Surface warship hull design.pdf
No wood was ordinarily used as deck covering for the flight decks of
Japanese aircraft carriers.
Wood was used on the converted carriers of the HAYATAKA class,
however.
The flight deck coverlng used for the three classes chosen for
discussion was a non-skid paint.
(意訳..多分だと思う)
木材は、日本の空母(雲龍型・大鳳・信濃)の飛行甲板用途には使用されませ
んでした。
しかし、改造空母の準鷹型迄は使用されていました。
上記の3空母の飛行甲板には滑り止め塗料が施されてました。

とあり、甲板素材への言及は無いものの、戦時中に完成した正規空母(信濃
も正規空母とされてますが)には木甲板は採用されていなかったというレポ
ートになってます。

ただ木甲板の証言もあるのでないがしろには出来ないのですが、造船側がラ
テックスを主張し、しかも就役後3ヶ月で沈んでますからどこで木甲板に変
えたのかが証明できないと木甲板派は苦しいでしょうね。

以前ロートシルトさんの掲示板できうちさんがラテックスと木甲板の混在の
可能性も示唆していましたが、段差が出来そうなのでどうかなぁとも思いま
すが、非常に面白い考え方だと思います。

というのはラテックス自体以下の問題を含んでます。
(l) Anti-skid properties are mediocre.
(2) Adhesive qualities need improvement.
(3) The material becomes brittle and cracks.
(グーグル直訳)
(l)のアンチスキッドプロパティは平凡です。
(2)接着剤の品質は改善する必要があります。
(3)材料は脆性割れになります。

とあり、滑りやすく剥がれやすく脆かったようです。
運用中にラテックス部が破損してしまい、その部分の補修に木を使ったとか。
木の固定方法は応急的な方法で固定したとか。まあ妄想ではありますが。
ちなみにラテックス表面は滑り止めの塗装がされていたというような事が書
いてありますね。

> 一体何の資料によったのか気になります。
いや、確かに。
発売前に変更するくらい凄い資料なら是非見てみたいですね。

40634の28号:2010/12/14(火) 22:59:02 ID:l/ofHpA.0
ワタ 様、丁寧なレス、ありがとうございます。新資料、いつかフジミから発表あるかしら?と、フジミから天城が・・・!

41ワタ:2010/12/15(水) 01:02:23 ID:j8kGoMgU0
634の28号さん、どうも!

> フジミから天城が・・・!
うん、これは意表を突いたというか。
でも航空機模型ではプランのみの機体も出ているので、ようやく艦船もそちら
の方向に向かえるようになったという事ですかね。
ホントにフジミはぶっ飛んでます。あ、でも喜んで買いますよ。

どうせなら仮想戦記とタイアップするとかの展開も考えて良いんじゃないかなぁ。
例えば巡戦天城の活躍する新作電子書籍版仮想戦記の購入券付きとか。
来年もフジミには期待しましょう。

42よしまさ:2010/12/17(金) 09:49:43 ID:52xWa8Jc0
ご無沙汰しております。
 フジミの大鳳の件ですが「木甲板派」の私としては喜ばしい事ではあるのですが、改大鳳の図面の関係で「全面木甲板」ではないと思っております。
 
どちらにせよ、艦船模型では1/500以上でしか興味がないので買いませんが、凶悪なぐらい八八艦隊好きの私としては「天城」は迷うなあ〜。
 ただ、あの「天城」ですが大和ミュージアムに艦内側面図があるのですが、かなり違うのですわ。
 平賀譲デジタルアーカイブの天城の図面とも根本的なところが違うというか間違えています。
 ロートシルト様のホームページにトレースした図面の画面を掲載してますので、見ていただければと。
 そういえば、フジミは超大和も販売していましたね。
 他のメーカーと違い未完成艦に対する考え方が、根本的に違うのかも。
 ということは戦艦加賀も出すのでしょうか?

43ワタ:2010/12/19(日) 22:44:22 ID:j8kGoMgU0
よしまささん、どうも!
すいません、先週より室内のAV機器の取り替え行っておりましてバタバタしております。

> ただ、あの「天城」ですが大和ミュージアムに艦内側面図があるのですが、かなり違うのですわ。
煙突が前後繋がっているタイプですか。レキシントン級もこんな煙突だったのじゃなかったっけ?
そういえば遠藤昭氏の戦前船舶だったかには4砲塔の天城型(加賀型かも)という話もありましたね。
まあ、実際には戦艦としては完成しなかったのでいろんな検討案があったのだと思います。

> そういえば、フジミは超大和も販売していましたね。
関係の方に聞いた話では大和の次に売れたらしいです。これが巡戦天城を出すきっかけになったのかも。

> ということは戦艦加賀も出すのでしょうか?
その前に空母加賀を出してくれないと。

44よしまさ:2010/12/20(月) 00:21:07 ID:yEDt.4wU0
ワタ様 返信ありがとうございます。
>すいません、先週より室内のAV機器の取り替え行っておりましてバタバタしております。
返信は落ち着いたときでいいですよ。私ものんびりしてますから。

>煙突が前後繋がっているタイプですか。レキシントン級もこんな煙突だったのじゃなかったっけ?
 いや私が知っている限りはCC-1レシキントンは初期案では7本煙突で最後の案が2本煙突です。
 集合煙突はBB-49サウスダコタ型ですね。(ちょっと好きになれない形ですが・・・(^_^;))

>そういえば遠藤昭氏の戦前船舶だったかには4砲塔の天城型(加賀型かも)という話もありましたね。
 天城は確かに連装4基案がB-62でありましたね。
 ついでに加賀は陸奥の時に平賀譲が提案した「陸奥変体」の連装5基が発端です。

>関係の方に聞いた話では大和の次に売れたらしいです。これが巡戦天城を出すきっかけになったのかも。
 そうだったんですか。さすが「大和型」の眷属ですね。
 だからと言って「巡洋戦艦 天城」が売れるのかな?(作るほうからすれば非常に楽になりますが。)

>その前に空母加賀を出してくれないと。
 そりゃそうだ。ただ、図面がないのよね。大和ミュージアムにあるのは大体図でしたし・・・。

45numa:2010/12/20(月) 21:20:33 ID:IAJvYyyk0
巡洋戦艦「天城」ですか。もう仮想戦記の世界ですね。どっちかというと、屈曲煙突の「長門」とかの方が面白いと思いますが。

仮想戦記といえば、「傭兵空母《天城》」なんてのもありましたなあ。
史実では関東大震災で破壊された「天城」が空母として完成したという設定で、
ヨーロッパで大暴れ、というお話。登場人物がどいつもこいつも関西系お笑い芸人をモデルにしていて、
艦長が藤田まことだったりする。

「大鳳」の木甲板も、仮想戦記だと思えばいいじゃないですか。
大鳳型装甲空母がいくつも出てくるのもあったはず。「南溟の乾坤」だったかな。

46ワタ:2010/12/21(火) 22:33:17 ID:j8kGoMgU0
よしまささん、numaさん、ワタです。

そういえば今までインジェクション化された計画・仮想艦艇って
・ニチモ 30cm 航空戦艦アイオワ・ニュージャージー
・ピットロード 護衛艦みらい
・フジミ 超大和型
の3つくらいですかね。
しかもこれらは既存のキットにオプションパーツを追加しただけの製品でしたが、天城は砲塔や機銃などの流用はあるかもしれませんが、一から新規設計。
これはこれからの艦船模型製作に対する新たな提案と言えるかも知れませんね。

もともとが実際に完成した艦艇ではないのですから、天城がレイテ沖海戦に出たと仮定して改装した天城1944、航空戦艦化改造、戦後まで生き残りミサイル戦艦に改造などいろいろと遊べそうで、艦船模型の新たな楽しみ方が出来そうです。
少なくとも天城はフネカン用にフルハルで作らなきゃ。(ハセガワフルハル赤城の艦底部が付けばいいけど)

47numa:2010/12/22(水) 00:02:39 ID:OuEJAZBk0
外国のを入れれば、ドイツレベルのグラーフ・ツェッペリンなんかもあります。

飛行機だとけっこうありますよ。
ジェット震電とか、ドイツの大戦末計画機とか、
仮想マーキングまで含めると、烈風の実戦配備マーキングとか空自の日の丸付けたユーロファイターとか。
あ、でかいのを忘れていた! TSR.2MSとか!

戦車も、人気のドイツ軍は出尽くしていて、
いまや計画図しかなかったのまでキット化されていますし。

実は仮想戦記モデリングって、いけるのかも。

48よしまさ:2010/12/22(水) 00:16:33 ID:yEDt.4wU0
ワタさま どうもです。
 レジンだったらかなりあるんですけどね。
 (ヤンキーモデルで1/350のモンタナというのもありましたね。)

>これはこれからの艦船模型製作に対する新たな提案と言えるかも知れませんね。
 そうですね。
 考えてみたら、ちょっと前までタミヤの1/350やニチモの1/200、1/500というものがあったものの殆どが1/700でWW2時であったわけですから、可能性はまだまだあるはずです。
 そういう意味でもリスクが高いにも関わらず今回の天城や1/500シリーズを出したフジミは凄いと思いますよ。(ただ、無理はするなと言いたいです。)
 フジミの行動は私たち買う側だけでなく、他のメーカーにも提案しているようにも見えるのは気のせいかな?

>もともとが実際に完成した艦艇ではないのですから、天城がレイテ沖海戦に出たと仮定して改装した天城1944、航空戦艦化改造、戦後まで生き残りミサイル戦艦に改造などいろいろと遊べそうで、艦船模型の新たな楽しみ方が出来そうです。
 天城を作ろうと決めた時はまさにその天城1944を作ろうとしていたのですが、図面を引いていると天城の本来の形が益々好きになり、ついには天城1944は作る気がなくなっちゃいました。(^^)
 ついでに好きではなかったはずの金剛型の新造時や陸奥の新造時/屈曲煙突時まで好きになってしまいました。しかも5500トン軽巡の新造時まで興味を持ちはじめています。
 困ったことにそれを作りたいという気持ちが強くなっているんですね。しかも1/500で!!(^_^;)

>少なくとも天城はフネカン用にフルハルで作らなきゃ。(ハセガワフルハル赤城の艦底部が付けばいいけど)
 ご存知と思いますが天城型が空母に改装された時、第二船艙甲板より上はほとんど別物ですから、できないことはないと思いますがちょっと難しいかも・・・

49ワタ:2010/12/23(木) 00:54:39 ID:j8kGoMgU0
numaさん、どうも!

> 外国のを入れれば、ドイツレベルのグラーフ・ツェッペリンなんかもあります。
そうでした。グラーフツェッペリンがありましたね。
あれは洋上に浮かんだものの確かに未成艦です。
それに未完成や仮想艦艇が流行るなら、ピットロードが生駒や笠置を出してくる可能性もありますね。
突然タミヤが何を思ってか鈴谷型の船体を利用して伊吹を出してくるとかだったら思いっきり褒めてあげたい。

> 戦車も、人気のドイツ軍は出尽くしていて、
> いまや計画図しかなかったのまでキット化されていますし。
マウスやE-100あたりは判るんですが、車体は出来てましたよね。
4式や5式も試作は出来ていたんでしたっけ。
となると図面のみとなると何でしたっけ?

50ワタ:2010/12/23(木) 00:55:23 ID:j8kGoMgU0
よしまささん、どうも!

> そういう意味でもリスクが高いにも関わらず今回の天城や1/500シリーズを出したフジミは凄いと思いますよ。
それだけではないですね。
WLS時代に開発したキットは、WLSを脱退した頃と値段をあまり変えずに今も出してますので、初心者やチョット船を造ってみたいというライトユーザーには良いのではないでしょうか?
少なくとも下記の棲み分けが出来ているんじゃないかと思います。
初心者:スカイウェーブシリーズ(旧ウォーターラインシリーズ)
初心者+:エッチング入りスカイウェーブシリーズ
中級以上:最近開発した特シリーズ
WLSを出している他の3社も見習って欲しいです。

また他のメーカーに比べ輸送艦艇も積極的に出しているのも特徴です。

> ついには天城1944は作る気がなくなっちゃいました。(^^)
例えばですね、巡戦天城型や巡戦高雄型、戦艦加賀型が竣工したため運用維持費用がかかるため、金剛型や扶桑型を他国に売却するとかのシチュエーションも面白いのではないかと。
タイとかロシアの手によって改装された金剛型や扶桑型を妄想するのも楽しいですよ。
いや、46cm単装砲塔を載せた海防戦艦扶桑というのも面白いなぁ。

> ご存知と思いますが天城型が空母に改装された時、第二船艙甲板より上はほとんど別物ですから、できないことはないと思いますがちょっと難しいかも・・・
ニチモ大和の艦底をタミヤやフジミ大和に付けたり、アオシマの新旧扶桑にニチモ30cm伊勢型の艦艇付けたり、タミヤのロドネィにニチモ30cmシリーズの大和の艦底を付けたり、今年はハセガワの祥鳳にニチモ30cmの翔鶴の艦底付けたりしているので多分大丈夫だと思います。

51numa:2010/12/23(木) 01:44:30 ID:18w2QYZ20
>ワタさん

トランペッターで 1/35 E-75 てのが出ていたと思いますが、あれって試作までいってましたっけ?

M's PLUSのサイトから引用:
URL: http://www.ms-plus.com/search.asp?id=40120
-------------------------------------------
●「E-75」は、「キングタイガー」に匹敵する重量を持ち、事実上の後継車両でした
●前述の如く計画車両に終わった為に、車体のみの図面しかなく、砲塔を付けた「E-75」という完璧な姿は存在しないようです
●ただし、「キングタイガー」の後継車両という位置付けから、「キングタイガー」の戦闘力を増強する為に計画された「レンジファインダー」付きの砲塔を装備するのが定説となっており、これまでレジンキットを中心にモデル化が行われています

●この「E-75」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●計画戦車の「E-75」をキット化、砲塔は、「キングタイガー」に装備される予定だった「レンジファインダー」付きの新型砲塔を載せた状態が再現されています
●「E-75」の特徴であるサスペンションユニット、転輪配置が忠実に再現され、足周りが簡略化されながらも、ドイツ的な研ぎ澄まされたようなフォルムを兼ね備えた迫力在る姿を楽しむことができる内容となっています
-------------------------------------------
引用ここまで

上記のように解説されていたので、図面止まりだろうと思ったんですが。

52numa:2010/12/23(木) 02:09:48 ID:18w2QYZ20
>>50
ワタさん、細かいけれど、いちおうチェック。

引用始め
--------------------------------
WLS時代に開発したキットは、WLSを脱退した頃と値段をあまり変えずに今も出してますので、初心者やチョット船を造ってみたいというライトユーザーには良いのではないでしょうか?
少なくとも下記の棲み分けが出来ているんじゃないかと思います。
初心者:スカイウェーブシリーズ(旧ウォーターラインシリーズ)
初心者+:エッチング入りスカイウェーブシリーズ
中級以上:最近開発した特シリーズ
WLSを出している他の3社も見習って欲しいです。
--------------------------------
引用終わり

「スカイウェーブシリーズ」はピットロードで、フジミの旧作は「シーウェイモデル」じゃなかったかと。

まあ、こういう名称変更をやったせいで、一般用語としての「ウォーターラインモデル」(喫水線以下を省略した模型)を「シーウェイモデル」に言い換えたりする、苦しい言い訳みたいなものがフジミの組み立て説明書にあったりします。

53ワタ:2010/12/23(木) 09:37:57 ID:j8kGoMgU0
Wikiを読むと車体のみ完成していたようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/E-100

まあ航空機やAFVなら試作・量産というのがありますが、艦艇の場合は同型艦があるものの基本一点ものだし、そこが違うところですね。
で、航空機になるとXB-70のような試作機はもとより、独の計画機とかYF117(想像案)とかホントに計画のみとか想像図のみの機体までインジェクションにて製品化されたりして面白いんですけどね。
こういう展開になると、今までの艦船模型は第2次大戦もしく現用艦艇が主体でしたが、今後は天城を切っ掛けに計画・未成・仮想艦に走るのか、それとも対抗して3段空母赤城や初春1933のような大正・昭和初期の竣工時に走るのか、それより前の日清日露に走るのか。来年が楽しみです。

とはいえ坂の上の雲が放映されているけどフォーサイトやハセガワがやっても続かなかったし日清日露は無理かなぁ...

竣工時や最終時などはアオシマが頑張ってるんで今後はどうなるかですが、出来れば屈曲煙突時代の長門は是非やって欲しいですね。
私としては、いろいろなオリジナル設定が作れる計画・未成・仮想艦が流行ると面白いのですが。

> 「スカイウェーブシリーズ」はピットロードで、フジミの旧作は「シーウェイモデル」じゃなかったかと。
そうでした。オオボケ噛ましてました。申し訳ない。

54よしまさ:2010/12/24(金) 02:04:50 ID:yEDt.4wU0
ワタ様 numaどうもです。

>出来れば屈曲煙突時代の長門は是非やって欲しいですね。
 金剛や扶桑などの新造時も魅力です。

 ついでに未成艦であれば、改大鳳、BB-67モンタナ BB-49サウスダコタ CC-1レキシントン
 あと、まずありえないと思いますが、ソ連のプロジェクト82スターリングラードでしょうか。 
 こいつがかっこいいんだ!! ドイツとイタリアの戦艦のデザインが見事に融合した上にソ連のデザインが加わるという・・・(^^)
 
 仮想艦であれば、征途のイージス大和かな?(レジンで出ていたみたいですが)
 ちょっと暴走気味です。すみませんm(__)m

55numa:2010/12/24(金) 06:51:39 ID:4OVp6FIU0
ワタさん

E-75は、車体は試作品レベルまで進んでいたけれど、砲塔などは図面すらなかったということみたいですね。
これでは、「図面だけ」という言い方も間違いか。ああ、めんどくさい。戦車の話は、ここの話題としては不適切なんで、いいかげん終わりにします。

ではでは。

56よしまさ:2010/12/24(金) 13:51:04 ID:52xWa8Jc0
numa様 申し訳ございません。
「54」で敬称を付けておりませんでした。

57おじさん:2010/12/29(水) 09:00:22 ID:BbhXfPdQ0
某社でひそかに屈曲煙突艦の企画が進行中だとか。→初夢になるかも。

58634の28号:2010/12/29(水) 09:09:04 ID:l/ofHpA.0
 本当ですか!?それは嬉しいお年玉ですね。A社かH社かF社か・・・。まさかT社やD社はないだろうけど。88艦隊が視野に入ってきました。来年も又期待してしまいますね!

59ワタ:2011/01/03(月) 22:32:21 ID:j8kGoMgU0
numaさん、よしまささん、おじさん、634の28号さん

あけましておめでとうございます。

今年の年末は某トミーテック用に甲板フィルムシートの改良をし送付、またコミケに行って、年頭は靖国参拝に親類と会食などしておりました。
また複合機を購入したのでこれまで貯めていた模型誌やアスキーの切り抜きのPDF化に、AV機器の接続設定などなんか忙しい状況でした。
こんな調子でご挨拶が遅れ申しわけございません。

numaさん>>
> 戦車の話は、ここの話題としては不適切なんで、いいかげん終わりにします。
ランドシップスレッドを作るという手もありますがどうします?

おじさん、634の28号さん>>
屈曲煙突の長門がうまく実現すると良いですね。
天城と一緒にフネカンで走らせたいです。

それでは本年も宜しくお願い致します。

渡辺久志

60numa:2011/01/05(水) 23:46:02 ID:.AzDIO220
ワタさん:
> ランドシップスレッドを作るという手もありますがどうします?

そういえば、B社が新作のウォーカーギャリアを出した頃、モデルグラフィックス誌の特集で作っていましたねえ、ランドシップ。
なかなか艦船模型愛に溢れる作例だったかと。

まぁ、ランドシップについては、それに関わるネタが発生したときに改めて考えればいいのでは? 今すぐ出せるネタもないし。

ところで、ランドシップがありならスペースシップはいかがでしょう?
1/500 ヤマト(≠大和)の話とか…。

61ワタ:2011/01/08(土) 23:58:16 ID:j8kGoMgU0
numaさん、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

> B社が新作のウォーカーギャリアを出した頃、モデルグラフィックス誌の特集で作っていましたねえ、ランドシップ。
ランドシップというとWWIの英軍菱形戦車の名前だったような。
言い方としては戦車の別称というイメージだったもので。
まあこれに習ってブングルに登場した陸上移動基地もランドシップと言ったのかもしれませんけど。
ちなみに1/100のWGは購入しましたよ。というより昔はあのシリーズのWMは全部買ったと思いました。

> ところで、ランドシップがありならスペースシップはいかがでしょう?
> 1/500 ヤマト(≠大和)の話とか…。
私は一向にかまいませんけど。好きですし。
ただ1/500のヤマトは買ったものの、今は3階に絶賛積んどく中です。
いや話が出て来れば降ろしてきますよ。

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