[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【Bイベント】漆黒の帳下りし時 冥府の瞳は開かれる【#12】
117
:
朧月雄大/武闘学科一年
:2010/04/26(月) 23:42:50 ID:f9tve9s2
(地獄の咆哮と凄まじい衝撃波は二人の間でぶつかり合い、周りの暴風だけを残して消えていった)
地獄の番犬は初めて素直に驚く。
{!?……急に奴の衝撃波の出力が上がったようだが…}
先ほどの圧巻の相殺が起きている間に、地獄の番犬は気づいたことが二つあった。
先ほどの咆哮は防御と、心の弱き者に対しての戦意喪失の効果を持つ。
啓がやせ我慢をしているのならば確実にこの攻撃で精神が揺らぐ。
{事実、奴は私の咆哮に恐れを成し、その力を弱めた……つまり自己暗示がこの男の能力に加勢する、もしくは
それこそが奴の能力であるかのどちらかであろう}
そして二つ目は、咆哮した直後のことである。
普通はこの技の前では音や風の攻撃は全く無効であるのだが……
{私が咆哮を続けていた最中でさえ、奴の言葉が頭に反響していた……つまり奴の言葉には何かの仕掛けがあるということだ}
この二つを合わせて浮かび出る答え・・・。
{まさか……【言霊】の力か!?}
「貴様、自身にどのような暗示を掛けた?」
(気づけば異界結界の色も薄くなっていて、安らかな夜の再来はもうすぐであろう。)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板