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【雑談】意見用スレ【感想】
74
:
Mark
:2011/03/23(水) 17:24:52
VSへびどうなるんだろうねトミー……
★狼疾走 #3(レイドサイド−完成版)
「誰であろうが――」
「敵は!俺がぶっ潰すだけだッ!!」
レイドは剣を真横に構えながらゾンビの突進を避け、炎を纏った斬撃で彼らを一斉に切り裂く。
両断された獣の体。地に落ちる直前、剣から数発の炎弾を放ち彼らの体を大きく燃やす。
燃え上がる炎を背にレイドは迫りくる蛇のゾンビに突っ込み、一閃で頭部を吹き飛ばし、
モンスターが横から触手を伸ばしてくれば、その体に炎弾を飛ばし、怯んだ隙に近づき剣で一突きする。
列を成して迫る何体ものゾンビに何発も炎弾を放ち弾をすり抜けて来たゾンビを斬る、斬る、斬る!
足元をすくおうとしたゲル状のモンスターを避け、それと同時に炎弾を放ち蒸発させる。
そして高速で突進してくる巨大コウモリめがけ先ほど突き刺した触手型のゾンビを放り投げると、
ゾンビの中に溜まった炎が吹き上がり、大爆発が起こした。
**
レイドがこの場所に残り、ゾンビの相手をしたのは他にも理由があった。
彼は廃鉱に入ってから、奇妙な魔力の〝波動〟を感じていた。
この波動には覚えがあった――祖国ソノラトの険しい山々で採れた宝石から出る波動。
それらの宝石は多かれ少なかれ中に魔力を秘め、冒険者たちの間でお守りとして使われていた。
だが、レイドが今感じる波動は遠い距離からでもはっきりと読み取れるほど強いものだった。
知人から聞いたことがある。鉱石の中には長い年月を経ることで魔力が変質し、自我を持たぬ魔物のように人を狂わせ、呪うと。
自分自身の魔力量はわずかで、そのため波動の狂気と連動することはなかったが、
もし暴走したエゴの動力が魔法だとしたら……
波動の発生源は廃鉱の奥。ゾンビ達がやって来た方向であり、ナイン達と目指していた方向だ。
ゾンビの数は更に多くいるかもしれない。だが、レイドは全て倒す心構えでいた。
傷ついて戻ってくるだろう仲間のために道を開くことが最優先だった。
仲間たちがそれぞれの役目を果たす中で、レイドもまた己の成すべき事をしようとしている。
**
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