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2025年1月3日〜

880名無しさん:2025/02/20(木) 14:11:44
古代エジプト王の墓見つかる、「トトメス2世」の治世探る手がかりに
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2/20(木) 11:22配信


1888年出版の書籍「From Pharaoh to Fellah」に掲載されたトトメス2世のミイラの挿絵
(CNN) エジプトの観光・考古省は18日、古代エジプト王の墓が発掘されたと発表した。関係者らはこれを「驚くべき」発見と評している。

【画像】青い碑文や黄色い星のモチーフなどが入った破片も見つかった

エジプトと英国の合同考古学調査団は、この墓が紀元前2000年から1001年の間に統治した古代エジプト王トトメス2世のものであると特定した。

当初は「墓C4」とのみ特定されていたこの墓は、エジプト・ルクソール地方にある「王家の谷」の西約2.4キロに位置している。

考古学チームは2022年に初めて墓の入り口と主要通路を発見した当初、それを王妃のうちの1人のものであると考えていた。ハトシェプスト女王の墓とトトメス3世の妻の墓の近くにあったためだという。

合同調査団はその後数年をかけて、墓が実際にはトトメス2世のものであったことを明らかにした。

墓の場所はファラオのものとしてはきわめて珍しい。

新王国研究財団のフィールドディレクター、ピアーズ・リザーランド氏は、「墓は二つの滝の下で、水が流れ落ちるであろう(そして実際に流れ落ちた)斜面の底という不適切な場所に位置している。第18王朝時代ははるかに雨の多い気候だった」と指摘した。

墓がトトメス2世のものであることを示す証拠の中には、その名が刻まれたアラバスター製の壺(つぼ)の破片が含まれる。破片はトトメス2世が「亡き王」であることを示しているほか、妻で異母姉であるハトシェプスト女王の名前も刻まれていた。
エジプトの考古最高評議会のハレド事務局長によると、この発見は近年で有数の重要な考古学的進展を示すものだ。同氏は、墓で発見された遺物からはこの地域の歴史とトトメス2世の治世に関する重要な洞察が得られるとの見方を示した。

トトメス2世について知られていることはほとんどない。学者たちは治世の期間さえ議論しており、3、4年か14年以上だった可能性がある。

リザーランド氏は、墓は「彼がハトシェプストによって埋葬されたのであって、息子である幼いトトメス3世によって埋葬されたのではないことを示している。先代を埋葬することがファラオの義務だったにもかかわらず」と指摘した。

リザーランド氏は、このことによって、若いトトメスがハトシェプストとの関係を断ち切り、「父と祖父とのつながりを強調」することに「非常に熱心だった」理由を説明できると考えている。

調査団によると、王の死後間もなく起きたと思われる洪水のために、発見されたときの墓の保存状態は悪かった。墓の内部は水で傷み、墓の中にあった遺物は別の場所に移された可能性が高いことが予備調査で示唆されている。

しかし、考古学チームは墓の中の剥がれ落ちた壁土の破片を修復することができた。その中には、青色の碑文、黄色い星のモチーフ、古代エジプト王墓に関連する宗教文書である「アムドゥアト書」の一部が刻まれたものがあった。

リザーランド氏は、この墓の単純な建築デザインは、その後の第18王朝の王墓の基本型になったと指摘した。調査団は今後もこの地域のさらなる秘密を解明し、墓に元々あった品々が最終的に安置された場所を見つけるための作業を続けるという。


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