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20181

644名無しさん:2021/06/29(火) 22:56:11
第二次安倍晋三政権以後、日本の国家運営の仕方ががらりと変わった。今までは官僚が大まかに方針を決めて案をだしそれを政治家が国会で発表する、実質「官僚主導型」→国を動かすのは官僚であり政治家は追認するだけ。安倍晋三政権になってからは、選挙で選ばれた政治家が国家の方針を決める→政治家が打ち出した方針にそって官僚が動く「政治家主導型」。昭和時代に比べると、官僚によるボトムアップより(国民に選挙で選ばれた)首相のリーダーシップが重視されトップダウン(→議員内閣制度イギリスの首相やアメリカの大統領制度)に近い。小泉政権が誕生するまで、首相や内閣は官僚が作った案に判を押すだけ、「雇われ社長」のような名誉職だった。それを自民党小泉純一郎政権から「政治家は選挙で選ばれた分民意を反映している(→官僚には選挙という審判がない→そのときの民意を反映しているかどうかわからない)」と考え、内閣に国政の方針決定権を与え責任も重くした。毎年コロコロ首相が変わっていた時代は、政治家は朗読するだけのお飾りで意思を持たない人形→国の方針はすべて官僚が決めたから、官僚がしっかりしていれば首相が猫でも犬でも大丈夫だったが、政治に民意が反映される体制(官邸主導)にしてからは、政治家によって国民の生活が良くなったり悪くなったり結果が見えるようになった。戦略をもつ優れた政治家が居れば国は官僚だけの時より繁栄するが、政治家に良いのがいないと国が迷走する。エリートに任せていれば良かった戦前や敗戦直後と違い、本当の意味で欧米と全く同じ「民主主義」に突入している。アメリカ大統領選挙、連邦議会選挙のように国民が議員や大統領を選んだり育てる過程で判断を誤れば、直接国民に返ってくる→官僚でなく国民に「主権」がある分、利益と損失に関わる全ての責任は国民にある。 国民に知性がないと韓国みたいになるし、国民が賢いとスイスや台湾みたいになれる。民主主義は「自分の運命を決めるのは自分→何があっても他人のせいにできない、嫌な結果でも他人に擦り付けられない」という自業自得・因果応報を表す制度。責任をとりたくない、他人に従って生きたい、自分で自分のことを決めたくない人にとっては世の中でもっともシビアな地獄のような体制が民主主義。

海兵隊って陸海空とどうちがうの?っていう質問が興味深かった。海兵隊から陸海空に移るときは新たに教育を受ける必要はなく、ノーパス。だが陸海空から海兵隊に移るときは海兵隊に入るための教育、試験をパスする必要がある。医療で言い換えれば海兵隊=救急救命センター、陸海空=専門外来みたいな感じ。救急救命センターのスタッフは判断力、即応性が高く、トリアージする能力がないと勤まらない。一方、命に関わらないとわかっていたり、すでに診断が出ている場合は専門医によって丁寧に診察・処置できる専門外来治療の方がいい。傷や病状により救急受診と専門科受診とを分けるようにそれぞれに得意不得意、一長一短がある。海兵隊の面白さはとって変わられることがないよう、常に学び自ら成長していこうとする組織なところ。仕事が降ってくるのを待つのではなく、何が仕事になりそうか自分から探しに行く。官僚機構の一員なのに民間企業みたいな考え方をする、フットワークがいいところを評価され、安倍政権時代の官邸主導外交を支えた経済産業省みたいな組織。


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