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かやわら

17名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/07/07(日) 21:53:09

 鏑木の肢体目掛けて衝突する数多の容赦のない 止まない攻撃の群れ達。軈て黒煙が舞い、辺りに硝煙の匂いが包まれる。
 静寂に包まれた黒煙の中で薄く人影が浮かびその中で狂気の嗤い声が響く。 それは徐々に遠くからも見える程に、くっきりと人型に形成されていく。


 「……何、今の本気? ……余りガッカリさせてくれるなよ。
 泣きたくなるぜ、ホント……。 」
 「やれやれ、団長の頼みじゃあなきゃ『選別』なんて面倒な事しないってのによ。―――オマエら、全員不合格だ。死ねよ。」

 黒煙が晴れ、破れ裂け摧破した 服を鬱陶しく破り捨てれば―――〝掠り傷一無い〟鍛え上げられた上半身の肉体が顕となった鏑木が濁った瞳で“超人達”を見据える。
 然し、怒濤の攻撃にも関わらず“傷一つ”無い身体に対する妙な 違和感は直ぐに証明される。

 ―――〝成長のルーン〟
 

  よく、目を凝らせば身体の節々に文字が刻まれていて、緑色に蛍光し始める。―――細胞を無理やり成長させ、『活性化』させたのである。すると体内の細胞達は異常な速度で“増殖”と“死滅”を繰り返し常軌を超えた“新陳代謝促進”させ怪我すら一瞬で完治する程の『自己治癒力』を得たのである。
 だが、無理矢理に成長させた代償は余りにも大き過ぎるモノであると。
 悟られぬ様に。気取られぬ様に。口元を拭えば、掌に残る“血痕”を握る。


 「」


 「―――星屑、束ねしの巨砲�� スターダスト・ブラスター��」


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