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卑怯者の天才剣士
1
:
い
:2018/10/15(月) 22:15:47
「おいおいおい……。おい?
お前さん、何か勘違いしちゃいねぇーか?」
「きひひ……"卑怯"?"反則"?ンなモンどーだっていいんだよ。―――『勝てば官軍。敗ければ賊軍。』」
「さぁて、と。……俺様に二度と歯向かわない様に“右腕”折ってやん、よ、…とッ!」
2
:
い
:2018/10/17(水) 19:53:05
「……中々の、どうして。惚れ惚れする太刀筋じゃねーか…。その"才"は紛う事なく『鬼才』だな。」
「今、此処で…
お前さんの芽を摘まなきゃ、この先面倒な事になりそうな予感がビンビンするぜ」
3
:
い
:2018/10/17(水) 20:05:39
「おいおいおい……。おい?
オタク、何か勘違いしちゃいねぇか?」
「ははっ……"卑怯"?"反則"?ンなモンどーだっていいんだよ。―――『勝てば官軍。敗ければ賊軍。』」
「さぁて、と。……アンタにゃ怨みはねぇが。……この“手配書”何かわかるか?」
懐から、ひらり、ひらり、と。1枚の褪せた古紙が邂逅される。
「―――アンタの首に金が掛けられてんだよ。」
4
:
い
:2018/10/17(水) 22:28:22
「おいおいおい……。おい?
オタク、何か勘違いしちゃいねぇか?」
「ははっ……"卑怯"?"反則"?ンなモンどーだっていいんだよ。―――『勝てば官軍。敗ければ賊軍。』」
「さぁて、と。……アンタにゃ怨みはねぇが。……一寸、この“紙”何かわかるか?」
懐から乱雑に放り投げ、ひらり、ひらり、と。1枚の褪せた古紙が邂逅される。その紙には滲んだ血文字で『懸賞金』と書かれていた。
「あゞ、……今宵は月が綺麗だ。」
一突き。
「―――」
5
:
い
:2018/10/23(火) 17:52:59
「おいおいおい……。おい?
オタク、何か勘違いしちゃいねぇか?」
「ははっ……"卑怯"?"反則"?ンなモンどーだっていいんだよ。―――『勝てば官軍。敗ければ賊軍。』」
「さぁて、と。……アンタにゃ怨みはねぇが。……一寸、この“紙”何かわかるか?」
懐から乱雑に放り投げ、ひらり、ひらり、と。1枚の褪せた古紙が邂逅される。その紙には滲んだ血文字で『懸賞金』と書かれていた。
「あゞ、……今宵は月が綺麗だ。」
一突き。
赤き血飛沫が、肢体を染める。
ペロリ、と。血塗られた唇を舐めると。上を仰ぎながら、月に嘆きかける
「―――こんな夜なら、血も映える。」
6
:
い
:2018/10/24(水) 14:18:29
「お前、“強い”のか……?」
血が滴る木刀、それ片手に大胆不敵に闊歩する男。
不気味な程に口角が吊り上がり、その瞳はただ一人の女を見据えていた。
「わしは語るのが不器用じゃき。―――いざ、参る。」
「『匂い』でわかる。
此度、お前を見た時から我が心中収まらん。いざ、立会を所望する」
「なるほど。"強い"……。真剣なら天秤が何方に傾かは定かでは無いが。如何せん、この得物では不得手、か……。」
7
:
い
:2018/10/25(木) 18:10:22
「……『匂い』でわかる。
一寸、おまんを見た時から我が心中。収まらんちゃ。……いざ、わしと剣戟を所望する。」
血が滴る木刀、それ片手に大胆不敵に闊歩する男。
不気味な程に口角が吊り上がり、その瞳はただ一人の女を見据えていた。
「なんじゃあ? ……おまん、わしを舐めとるがか?えい。
―――なら、往ね。」
刃を構えない相手に激しく苛つき、
8
:
い
:2018/10/25(木) 18:22:21
「……ようやく見付けたぜよ。
一寸、おまんを見た時から我が心中。収まらんちゃ。……いざ、わしと剣戟を所望する。」
血が滴る木刀、それ片手に大胆不敵に闊歩する男。
不気味な程に口角が吊り上がり、その瞳はただ一人の女を見据えていた。
「なんじゃあ? ……おまん、わしを舐めとるがか? えい。
―――なら、往ね。」
刃を構えない相手に"失望"に似た感情を抱き、殺気立つ。
木刀の矛を向ければ、たん、と。軽業師と見間違える程の初撃を相手の喉笛。―――を狙う振りをして、突き進むのは鳩尾。
「―――――ッ!?」
「何処じゃ!? ……また逃げるがか!?」
突き先は虚空。
そして影も形も無く消えて行った女に、投げ掛け嘆く。
9
:
い
:2018/10/25(木) 18:42:08
「何じゃあ、おまん…?」
「わしは今腹の虫が悪いきに、斬られとおなかったら。わしの前から消え――――」
「……『匂う』
おまんから、"特異"の匂いがしゅうがか。」
「―――前言撤回じゃあ。おまんが何者でもえい。正義の味方気取りや傍観者、人斬りでも何でもえい。―――屍は語らん」
10
:
い
:2018/10/25(木) 18:52:38
「何じゃあ、おまん…?」
「わしは今腹の虫が悪いきに、斬られとおなかったら。わしの前から消え――――」
明らかにその表情は、厄介者を追い払う表情そのもので、大抵の人間は萎縮し怯んで立ち尽くしてしまうだろう。それ程迄に、苛立っていた。
例の如く、少し殺気立たせて追い払おうと思案していたが、一目視線を泳がせていた所。言葉尻を詰まらせて、何かを考える様に顎を擦る。
「……『匂う』
おまんから、"特異"の匂いがしゅうがか。」
「―――前言撤回じゃあ。おまんが何者でもえい。正義の味方気取りや傍観者、人斬りでも何でもえい。―――屍は語らん。」
11
:
い
:2018/10/26(金) 00:37:35
「何じゃあ、おまん…?」
「わしは今腹の虫が悪いきに、斬られとおなかったら。わしの前から消え――――」
明らかにその表情は、厄介者を追い払う表情そのもので、大抵の人間は萎縮し怯んで立ち尽くしてしまうだろう。それ程迄に、苛立っていた。
例の如く、少し殺気立たせて追い払おうと思案していたが、一目視線を泳がせていた所。言葉尻を詰まらせて、何かを考える様に顎を擦る。
「……『匂う』
おまんから、"特異"の匂いがしゅうがか。」
「―――前言撤回じゃあ。おまんが何者でもえい。正義の味方気取りや傍観者、人斬りでも何でもえい。
―――斬り合いに理由《ワケ》なんて要らん。」
「」
12
:
い
:2018/10/26(金) 01:27:21
「何じゃあ、おまん…?」
「わしは今腹の虫が悪いきに、斬られとおなかったら。わしの前から消え――――」
明らかにその表情は、厄介者を追い払う表情そのもので、大抵の人間は萎縮し怯んで立ち尽くしてしまうだろう。それ程迄に、苛立っていた。
例の如く、少し殺気立たせて追い払おうと思案していたが、一目視線を泳がせていた所。言葉尻を詰まらせて、何かを考える様に顎を擦る。
「……『匂う』
おまんから、"特異"な匂いがしゅうがか。」
「―――前言撤回じゃあ。おまんが何者でもえい。正義の味方気取りや傍観者、はたまた人斬りでも何でもえい。
―――死合いに理由《ワケ》なんて要らんちゃ。」
「なぁ、そうじゃろ?」
一歩。その踏み込みは余りにも速く。その軌道は余りにも冷酷に。一度、瞳を閉じたら瞬間移動
13
:
い
:2018/10/26(金) 01:37:03
「わしの『最速の突き』を捌くとは、えい腕じゃのお。―――最も得物が"木刀"じゃのおたら楽しゅう、死合いが出来たんじゃが。」
「まぁだ、遊んでとおせ。」
14
:
い
:2018/10/29(月) 17:58:45
「・・・えい、太刀筋じゃあ。」
「然しそれは、一見正しいように見えた今の攻撃��
だがそれは
大いなる間違
別に慢心や怠惰でも在りません。―――じゃあ何故って?」
「只々、至極簡単な理由で剣戟の高揚が好きで。此の能力と私の性格上相性が悪いだけだ。」
刃に手を翳せば徐々に、錆びる様に。刃が雪崩の様に溢れ。―――霧散していく。
ふわり、と。辺りに鋼色の粒子が浮遊し、己の瞳を綴じると。鋼色の粒子が花弁サイズに形成され、ゆっくり、と。渦を巻く。強風に煽られ青髪が揺れ動く。
「故に、この能力を邂逅するのには滅多に無い。・・・勘違いしないで下さい
別に貴方と死合が面白くないと言う訳じゃありません。―――寧ろ"逆"。」
「これでも買っているんですよ? 貴方の実力を。ですから『ご武運を』」
15
:
い
:2018/10/31(水) 18:16:08
「えい反応じゃあ。―――が。一見正しいように見えてそれは大いなる過ちでもあると。」
にやり、と。彼は嗤い囁いた。
刃と刃が邂逅する紙一重で、重心を後ろに傾ける事で、寸での所で○の刃が虚空を穿つ。
「―――ほぉら、踊れ。」
△が自身の刃に手を翳せば徐々に、錆びる様に。刃が雪崩の様に溢れ。―――霧散していく。
ふわり、と。辺りに鋼色の粒子が浮遊し、己の瞳を綴じると。鋼色の粒子が花弁サイズに形成され、ゆっくり、と。。強風に煽られ青髪が。
「故に、この能力を邂逅するのには多に無い。・・・勘違いしないで下さ
別に貴方と死合が面白くないと言う訳じゃありません。―――
「これでも買っているんですよ? 方の実力を。ですから『ご武運を』」
16
:
い
:2018/10/31(水) 18:21:48
「えい反応じゃあ。―――が。一見正しいように見えてそれは大いなる過ちでもあると。」
にやり、と。彼は嗤い囁いた。
刃と刃が邂逅する紙一重で、重心を後ろに傾ける事で、寸での所で○の刃が虚空を穿つ。
「―――ほぉら、踊りや。」
△が自身の刃に手を翳せば徐々に、錆びる様に。刃が雪崩の様に溢れ。―――霧散していく。
ふわり、と。辺りに鋼色の粒子が浮遊し、己の瞳を綴じると。鋼色の粒子が花弁サイズに形成され、ゆっくり、と。。強風に煽られ青髪が。
「故に、この能力を邂逅するのには多に無い。・・・勘違いしないで下さ
別に貴方と死合が面白くないと言う訳じゃありません。―――
「これでも買っているんですよ? 方の実力を。ですから『ご武運を』」
17
:
い
:2018/10/31(水) 18:34:37
「“縮地法”って知っちょるか?―――とある武術で瞬で間合いを詰める技法じゃあ。」
「こんな風にのおッ!」
たん、と。音と砂埃だけを残した。
瞳を瞑れば、彼の矛は喉を裂くので無く。突き破る程の異様な速度で襲い掛かるだろう。
18
:
い
:2018/10/31(水) 18:40:15
、
「かかっ、わしの前じゃ妖とて赤子と同じぜよ。」
19
:
い
:2018/11/02(金) 13:19:54
「嗚呼、…わしはおまんに出逢えて良かっ。―――、“火を斬る”機会を与え、」
「今のわしは“概念”すら斬り尽くし」
「もっと、もっとじゃあ!」
「わしの、心はおまんの炎より熱く昂ぶっちょるッ!
わしを焼死させちゅうたかったら、もっともっと!もっと!燃やせっ!」
「ヴィアアアア」
20
:
い
:2018/11/02(金) 16:18:44
「あー、……要らん。要らん。
わしは頭が悪いきに、問答ちゅうのは不要かつ不粋じゃろ。」
「―――わしは"コレ"でしか語れん。えいじゃろ?」
「おまん“縮地法”って知っちょるか?―――とある武術で瞬で間合いを詰める技法じゃあ。」
「そう。――こんな通りッ!」
たん、と。音と砂埃だけを残した。
瞳を瞑れば、彼の矛は喉を裂くので無く。突き破る程の異様な速度で襲い掛かるだろう。
21
:
い
:2018/11/04(日) 15:47:44
「(何じゃあ、誰も彼奴もわしを見りゃ蜘蛛の子を散らしちゅう…。)」
「……云いたい事が、あんならハッキリせいっ!
“そがな眼”でわしを見んなやッ!」
―――薄汚れた路地裏。
一人の飢えた獣が慟哭し、苛まれる。
彼は、この世界で過ごすのには些か不器用過ぎたのかも知れない。人を信用した故に、自ら孤立していく。―――触れたくても、触れられない針鼠の様に。
「……まっこと眩しいのお。
眩し過ぎて吐き気がしそうじゃあ。」
路地裏から差し込む光を求め、手を延ばす、と。その光明は痛々しい程に眩しく、純粋に。
22
:
い
:2018/11/04(日) 15:56:44
「(何じゃあ、誰も彼奴もわしを見りゃ蜘蛛の子を散らしちゅう…。)」
「……云いたい事が、あんならハッキリせいっ!
“そがな眼”でわしを見んなやッ!」
―――薄汚れた路地裏。
一人の飢えた獣が慟哭し、苛まれる。
彼は、この世界で過ごすのには些か不器用過ぎたのかも知れない。人と接する方法が判らない故に、牙を向く。―――触れたくても、触れられない針鼠の様に。
「……まっこと眩しいのお。
眩し過ぎて吐き気がしそうじゃあ。」
路地裏から差し込む光を求め、手を延ばす、と。その光明は痛々しい程に眩しく、純粋に。
騒音が耳を擽る。粗相品が鼻腔を刺激する。
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