(*｀Д´)ノ！！！スレ的オリジナル・ネット小説販売所 - 1431394044

1：名無しさん＠おーぷん：2015/05/12(火) 10:27:24 ID:ORiTd2es: ここは(*｀Д´)ノ！！！スレ的オリジナルネット小説を販売しております。ベンツくん関連・余談雑談・東亜等々から湧き出た小説など、貴方のオリジナル溢れる作品を発表し、読者が購入していく場所です。こちらの通貨は、感想やレスが代金となっております。皆様、よろしゅう。楽しんでね♪

※その他のルールは、サブ板ルールに準じます。
※人の嫌がること、ダメダメダメヨー。
※コテさんを登場させるときは、あらかじめ、そのコテさんに了解を得ましょう。それがきっかけでトラブルになった場合、本人同士で解決ヨロ。解決の自信が無い方は、設定を変えましょうネ。
※エロを投稿する場合は、題名や冒頭に【エロ注意】など入れて下さい。エロの基準がわからない場合は、その旨表記。
※ネット小説のオススメなどは、小説スレでご紹介お願いします。
こちらは、オリジナル作品発表となっています。

じゃんじゃんバリバリ書くんだよ(*｀Д´)ノ！！！
2271：JB：2016/11/12(土) 12:38:22 ID:hG35BrZo: >>2244
>>2245

わ～い(^^)/テレッテレ辛抱さんとあっくしゅ、あっくしゅ

両手をふたりの女性に取られて
まったく無防備な三郎さんの姿がほほえましいｗ
そうなんです
もう、手フェチと呼ばれてもいいですｗ
若い人のしなやか手も美しいですけど、
年を経て節くれだった手も素敵だし、
職人さんの、仕事柄ある部分がごつくなった手もカッコイイし・・・

ま、そ～ゆ～こっちゃ、でっす(,,・∀・)ﾉ
2272：JB：2016/11/12(土) 12:55:35 ID:hG35BrZo: チェックしました(,,・∀・)ﾉ

>>1005
>>1008
>>1010
>>1013
>>1031
>>1032

『フクロウノテ繁盛記』　女子高生編
作者・ＪＢ

>>1076
『フクロウノテ繁盛記』　幕間のつぶやき編
作者・ＪＢ

>>1107
>>1108
>>1109
>>1110
『フクロウノテ繁盛記』　リーマン編
作者・ＪＢ

>>1115
『フクロウノテ繁盛記』　幕間のつぶやき編　その２
作者・ＪＢ

>>1627
『フクロウノテ繁盛記』　幕間のつぶやき編　その3
作者・ＪＢ

>>1640
『フクロウノテ繁盛記』　かすてらパラダイスの夏編　
作者・ＪＢ

>>2072
>>2073
『フクロウノテ繁盛記』　アマノスギトが開いたら編
2273：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/12(土) 19:28:55 ID:xys5Vcrg: 両手取られたら、何も出来ないじゃないかい(　γ ｡)ﾉ
2274：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/13(日) 12:22:06 ID:trZtfiUE: 辛抱さん
悪さ防止に最適な両手に花ｗｗｗ♪

JBさん
リンク集、ありがとうございます(*｀Д´)ノ！！！
なにやら、ごっそり抜けてましたね･･･ＯＴＺ　助かりました。
ありがとうございます。

女性は、多かれ少なかれ、誰でも手フェチだそうです。
かくいう私も、手も大好きｗ
形だけでなく、動きまで想像してしまうおバカさんです(*｀Д´)ノ♪
年輪がにじみでた、言葉では言い表せない、あの味わい深さも大好き♪
手が語る事は、多いと思ってます(*｀Д´)ノ♪

小説の感想もありがとうございます♪
ジョージさんは、ミステリアスな雰囲気を大事にしたいと思ってます。
かっこよく書けるかは、乞うご期待(*｀Д´)ノ♪
筆が乗っているのは、別小説が煮詰まって･･･げふんげふんｗｗ
順調です(*｀Д´)ノ♪
2275：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/13(日) 12:59:39 ID:trZtfiUE: あれ？？

音色さんのぐでたま探検隊は、そういえば図書館スレに掲載したものでしたっけ。

音色ちゃん(*｀Д´)ノ！！！
こっちに載せたい、載せよう、載せるんだ、載せましょうと
熱い思いを載せておきまっす♪
2276：JB：2016/11/13(日) 16:38:27 ID:hG35BrZo: >>2274
ミステリアス・ジョージ(^^)楽しみです
2277：リッキー・マーク：2016/11/13(日) 16:42:57 ID:w6WH/mcc: 　ﾊ,,,,,,ﾊ
(.´･∀･`) 略してＭＪ♪

　ﾊ,,,ﾊ
.(　ﾟдﾟ) ＭＧ？？
2278：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) ν◉ )ﾉ：2016/11/13(日) 17:32:35 ID:xys5Vcrg: Gだな( ´ ▽ ` )ﾉ
2279：リッキー・マーク：2016/11/13(日) 17:35:10 ID:w6WH/mcc: .　　ﾊ,,,,,ﾊ
ヽ( ´, ▽ ` )ﾉ ♪(ｵﾝﾌﾟ)
2280：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/13(日) 17:47:48 ID:Sdo1NIXw: ｺｿｯ
|`ｏＧｏ
|´･(ｴ)･`)

ｻｯ
|)彡
2281：リッキー・マーク：2016/11/13(日) 19:49:01 ID:kWCLV22M: |　ﾊRﾊ
|(・ω・) ・・・・・

ジョージ（George）は、英語の男性名。
古典ギリシア語の人名
「ゲオルギオス」（Γεώργιος）に起源を持つ。
この名の本来の語義は
「大地（geo）で働く（erg）人」、
すなわち「農夫」を意味する。
キリスト教の聖人ゲオルギオスを通して
人名として広く使われる。
2282：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/14(月) 08:51:06 ID:trZtfiUE: ただ今連載中。[常時、恋煩い]　

　『その日』

◆―――『その日』のＢＡＲ　ｂＥＡＲ―ｰｰ

「今日、カクテルの味がおかしい」
ジョージが、開店前の試作の時間にて、カクテルの味見をすると、顔をしかめながら、そうつぶやいた。

「そうなんですか？ちょっと、いただき･･･って、ジョージさんの顔ってそんなに赤かったですか？」

「は？」

ジョージは、自分の頬を撫でた。赤くなっているような熱さかどうかなんて、わからない。
ガサっとした、いつもの自分の頬の感触が、手の甲に伝わる。

「熱、測ってみます？」

「いや、熱測ったら、負ける。ここは気合で･･･････」

頭のうしろから、重苦しい足音が響いてきた。頭痛という名の巨人が、ジョージの気合を砕きにやってきた。

「いや、ジョージさん。味がわからなくなったら、致命的でしょ？って、このカクテル、いつもの味じゃないですよ？」

「･･････そっか。今日、閉店にするか･･･････」

「うーん」

「･･････１人で回せる？」

「任せてもらえるなら」

頼もしい答えが返ってきた。ジョージは、マークに店と、店が終わってから薬を届けてほしいと頼んだ。２４時間空いている薬局が
繁華街の中心にあるからだ。深夜までやっているテナントが多い、この地域ならではの、大事な店のひとつだ。

「医者、行った方がいいですよー？」

マークの声が届いたのかどうかはわからない。ひとまず、ジョージはタクシーに乗り込み、どんどん発熱する身体をひきずって
我が家へと帰り着き、気合いで着替えた後、自分のベッドへ身体を押し沈めた。

「それで、私が独りで店を切り盛りしてるんですよ、三郎さん」

「てっきり、ジョージから、のれん分けしてもらったのかと思った」

「いえいえ、まだ私には早いですよ」

「そうなのかな？自分だけじゃないかな？―――そう考えてるのは」

三郎のそんな言い方が、マークは好きだった。

本気にしてはならないような、聞き逃してはならないような
―――やる気を奮い立たせてくれる、そんな意味深な激励が言葉の節々に眠っている。
異性に褒められるのも、確かにいい。
だが、やはり男は･･･････すでに先行く道を歩いている先輩の言葉が、嬉しいものだ。

「･･････閉店までとなると、深夜だな」

「医者に行ってるといいんですけどね」

「たぶん、行ってないな。よしわかった。この件は、ワシに任せろ」

「は？」

「君は知らぬ存ぜぬで通すか、全てワシのせいにしていい。仮にもジョージは君の上司だからな」

携帯電話を素早く取り出すと、三郎は番号登録の３番を押した。

「･･････ああ、蓉子くんか。すまない。時間外手当を出すから、至急、いつもの場所へ来てくれないか」

三郎が電話を切った。三郎と同じ笑顔をマークは浮かべている。
マークは、三郎に追加で、好みのつまみを差し出した。

「本当は、娘を嫁には出したくないが、仕方ない。なかなか行かないのを心配するよりは、数百倍マシだ」

三郎は、本気にしてはならないような、本気のような、そんな呟きを漏らした。
2283：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/14(月) 08:52:32 ID:trZtfiUE: ◆―――『その日』の蓉子

ジョージの家への行先と、買い物リストを社長である三郎にメールで貰った蓉子は、急いで買い物リストにあるものを買いこみ
地下鉄に乗った。
ゴオオオと鳴り響く、黒いトンネルの向こうから、乗るべく電車がやってきた時には安堵したものだ。
乗り継ぎが１回、ＢＡＲからは、１時間弱かかる。鞄の中の、茶色の尻尾がついた鍵を何度も確認する。

（･･･････ドアベルを鳴らす方が迷惑だろうし･･･）

苺の君とは、電話番号を交換した以来、片手で数え足りる程しか、二人きりで会ってはいない。
昼間に会い、映画やイベントを鑑賞したり、行ったことがないカフェで食事をしたり････。

（私が来て･･･････よかったのかな）

少なくとも、彼は私と一緒にいるのは楽しそうだ。
友人にはなっているだろう。
蓉子は、自分の結論と、三郎がくれた結論を胸に、扉の鍵を開けた。

◆―――『その日』のジョージ

ぼんやりした頭で、ドアが開く音を聞いていた。
真っ暗になった部屋で、明かりが点く音がした。自分以外の誰かが、この部屋に入るのは久しぶりだ。
あれは、あれはいつだったろう。思い出せない。

ジョージの部屋は、シンプルで、よく片付いている。
ジョージ、という人柄を現しているものといえば、カクテル類の道具や大量の酒瓶が台所に規則正しく
配置されている、という事実だ。
バーテンダーでなければ、こんな数のリキュール類や道具を揃えたりはしない。
実際、自宅でカクテルの試作をすることもあるし、ウチ飲みもする。
仲間を呼んで、ホームパーティも若い頃はしたけれど、今はあまりしない。

付き合っている彼女が部屋に来ることは、この部屋へ越してからは、１度もなかった。
ジョージは、毎回、彼女たちのおねだりを巧い具合にかわしつづけていたのだ。
部屋に入れた途端に、距離を縮めてくる女性たちにうんざりしたジョージが取った行動だ。

女性は時に、男では計れないほど、感情に暴走する時がある。

その対象が、自分に向けられることに、うんざりしていた。
部屋に絶対に立ち入らせない、頑なの態度は、ある意味、効果的だった。
彼女たちとの関係は、適切な距離で行われてきた。長続きはしなかったけれど、それでよかった。

（マークが薬を持ってきてくれたんだな････起き上がれるかな････）

店の状況など尋ねたい事も、ある。ジョージは、いくぶん、楽になった身体を起こしてみた。

ズキーーーン

頭痛が走る。

こめかみや、後頭部と、頭痛が走り抜ける個所が変わっている。
熱があるのかどうかわからないのも腹立たしい。
起き上がる事ができないジレンマの中、再び、ジョージは目を閉じた。
2284：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/14(月) 08:52:45 ID:trZtfiUE: ふわっと、何か甘く、優しい香りがした気がして、ジョージは閉じた目を再び開けた。
そこには、心配そうに覗きこむ蓉子の顔があった。

「蓉子さん、なんでここにーーーー？」

聞かなくても、３秒でジョージは理解した。自分の声も意外と冷静だったのも、自分自身が驚いた。

「ごめんなさい。勝手に上り込んで。とにかく、これ、薬。飲んでください、お水これです」

蓉子は、ジョージの身体を起こす動作を手伝い、薬と水を飲ませた。
テキパキとした動作が、仕事姿を彷彿とさせる。

「ごめん。水をもう一杯もらっていいかな？」

「そう言うかなと思いまして。これ、買っておきました」

ポカリスエットの５００を渡される。ふたは既に開けられていた。

熱でうなされた身体を補給する水分は、みるみる弱った体に浸透していく。

「もう大丈夫ですか？他にしてほしいことは、ありますか？」

蓉子の言葉は･･････ジョージの今まで貰った言葉とは、大きく違っていた。

「いや････ありがとう。ない、かな」

「そうですか。では、このコップを洗ってから帰りますね」

「いや、いいよ。このままで」

「わかりました。あ、あと、お見舞いの品ってことで、レトルトですが、おかゆと飲むゼリー買ってあるので」

「ありがとう」

「お大事にしてくださいね」

素っ気なく感じるような、事務的な態度はかえって心地がよかった。
上着も脱がずに、初めから長居をする気もないその態度････ジョージが慌てて呼び止めた。

「うちの鍵だけど」

「ああ、大丈夫ですよ。鍵は、ポストから室内に入れるつもりでしたが、今、お返ししましょうか？」

蓉子が、カギを鞄から取り出した。

「君が持ってて？」

「え？」

蓉子は、目を丸くした。

「君に持っててほしい」

「･･････」

顔がみるみるうちに真っ赤になっていく様子が、一目でわかる。
蓉子のその態度は、さきほど、淡々と物事を進めていた態度と大違いだ。

「では、また様子を見に来ますね」

「ありがとう」

蓉子の柔らかい香りが微かに部屋に残っている。鍵がかかる音を遠くの方で感じながら、ジョージはまた眠りについた。

◆―――『その日』を聞いた、電話口の天出先輩。

『なんやもう、似た者同志やなあ』

つづく
2285：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) ν◉ )ﾉ：2016/11/14(月) 08:53:32 ID:j50dBVNU: 危険だ(　ﾟдﾟ)(；ﾟДﾟ)(｡ﾟдﾟ)ﾉ...
2286：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/14(月) 09:00:27 ID:WEYy7OyA: ｺｿｯ
|;=ﾟ(ｴ)ﾟ);´(ｴ)`)*´(ｴ)`)ﾉ♪
2287：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/14(月) 09:51:21 ID:trZtfiUE: この、顔文字三連で小説の感想を表されるのって

･･････すごく嬉しいですねｗｗ

辛抱さん、ジョージさん
ありがとうございます(*｀Д´)ノ♪♪ルンルン
2288：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) ν◉ )ﾉ：2016/11/14(月) 09:52:54 ID:j50dBVNU: ワシの焦り、ジョージの喜びが伝わりますか？
(　γ ｡)♫
2289：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/14(月) 09:54:33 ID:trZtfiUE: ええ、とても(*｀Д´)ノ♪♪

元気を貰ってマスｗｗでは、用事へ～～(´▽｀＊)ノシ
2290：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) ν◉ )ﾉ：2016/11/14(月) 09:55:51 ID:j50dBVNU: “(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪
2291：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 10:16:24 ID:7f1Gjz6w: 　ﾊ,,,ﾊ
( ・.・) 更新されとった・・・♪

　ﾊ,,,ﾊ
(*｀Д´)ノ萌えるなぁぁぁ！！

　ﾊ,,,,ﾊ
(´；ω；`) 君が持っててって・・・・・ｗ♪
2292：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/14(月) 10:17:25 ID:WEYy7OyA: 　　"ｏ照ｏ"
“(((　γ *)))”ﾌﾟﾙｯ♪
2293：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 10:19:22 ID:7f1Gjz6w: 　　"ｏ羨ｏ"
.“(((　γ *)))”ﾌﾟﾙﾙﾝ♪
2294：JB：2016/11/14(月) 10:20:56 ID:hG35BrZo: 「いや････ありがとう。ない・・・かな？かな？」
2295：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 10:29:18 ID:7f1Gjz6w: 　ﾊ,,,ﾊ
(；・ω・) 何だろう。。。読んだ後のこのノスタルジックな感じｗｗｗ
2296：JB：2016/11/14(月) 10:30:31 ID:hG35BrZo: ジョ「このまえのお礼がしたいんだ」
蓉子「そんな、お礼だなんて、別に気にしてくださらなくても」
ジョ「ぼくに対しては”別に”なんて言葉使って欲しくないな」
蓉子「え・・・」
ジョ「パスタは好き？」
蓉子「はい、大好きです！」
ジョ「じゃあ、特上のパスタをごちそうするよ」
蓉子「嬉しいです！え～と、いつに・・・」
ジョ「今から来て」
蓉子「え？どこに？」
ジョ「ココだよ。パスタ王国への鍵はもう渡したよ」

蓉子「天出センパ～～イ・・・」
2297：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 10:31:47 ID:7f1Gjz6w: 　ﾊ,,,,,ﾊ
(⌒∇⌒) イザベルしゃん♪　ワロタｗｗｗ
2298：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/14(月) 10:32:48 ID:j50dBVNU: イカン、ジョージがその気になってしまった(；ﾟДﾟ)
2299：JB：2016/11/14(月) 10:34:18 ID:hG35BrZo: >>2297
パスタというところがね、ミソなんですよ(^^)/
ほんもののジョージはね、パスタ料理が上手なんでっすｗ
2300：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/14(月) 10:35:43 ID:j50dBVNU: ちゅるん、ワシが悪かった、戻っておいで(｡ﾟдﾟ)ﾉ
パスタ王国は蜜の味だ、帰れなくなる(；ﾟДﾟ)..,
2301：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 10:36:23 ID:7f1Gjz6w: ジョ「このまえのパスタ王国に来てくれたお礼がしたいんだ」
蓉子「そんな、お礼だなんて、別に気にしてくださらなくても」
ジョ「ぼくに対しては”別に”なんて言葉使って欲しくないって言ったじゃないかｗ」
蓉子「え・・・」
ジョ「坦々麺は好き？」
蓉子「はい、大好きです！」
ジョ「じゃあ、特製の坦々麺をごちそうするよ」
蓉子「嬉しいです！え～と、いつに・・・」
ジョ「今から来て」
蓉子「え？どこに？」
ジョ「ココだよ。坦々麺王国への鍵はもう持ってるじゃないかｗｗｗ」
蓉子「え？そこはパスタ王国では？」
ジョ「今日は坦々麺王国だよｗｗｗ」

蓉子「天出センパ～～イ・・・」

（盗作ｗｗｗｗｗ）
2302：JB：2016/11/14(月) 10:38:12 ID:hG35BrZo: >>2301
声出してわらた～～～ｗ
2303：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/14(月) 10:38:44 ID:j50dBVNU: 担々麺王国なら大丈夫だろう(　γ ｡)ﾉ
2304：JB：2016/11/14(月) 10:40:22 ID:hG35BrZo: >>2303
そうなん？(^^)/
2305：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 10:41:00 ID:7f1Gjz6w: 彡ﾊ彡ﾐﾊミ
.(.∩´∀`)∩ 蟻地獄ならぬ、クマ地獄ｗｗ♪
2306：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/14(月) 10:41:08 ID:j50dBVNU: 蜜の味はしないからね(　γ ｡)ﾉ
2307：JB：2016/11/14(月) 10:43:50 ID:hG35BrZo: パスタ→イタリア男→愛の王国

こんなイメージですか(^^)
2308：JB：2016/11/14(月) 10:49:04 ID:hG35BrZo: あそんでたら出かける時間( ﾟДﾟ)

ﾉｼﾉｼ
2309：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/14(月) 10:49:44 ID:j50dBVNU: 中華のクマって
パンダだからね🐼
2310：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/14(月) 10:58:06 ID:WEYy7OyA: ジョ「このまえの担々麺王国に来てくれたお礼がしたいんだ」
蓉子「そんな、お礼だなんて、別に気にしてくださらなくても」
ジョ「ぼくに対しては”別に”なんて言葉使って欲しくないって言ったじゃないかｗｗ」
蓉子「え・・・」
ジョ「卵かけご飯と納豆は好き？」
蓉子「はい、大好きです！」
ジョ「じゃあ、それをごちそうするよ」
蓉子「嬉しいです！え～と、いつに・・・」
ジョ「今から来て」
蓉子「え？どこに？」
ジョ「ココだよ。卵麺王国への鍵はもう持ってるじゃないかｗｗｗ」
蓉子「え？卵大国？……………」
ジョ「今日は卵王国だよｗｗｗ」

蓉子「天出センパ～～イ・・・CMに染まったお誘い受けました～ｗｗｗｗｗｗｗ、創味の露お手軽ボトルですぅ～～～～ｗｗｗｗｗｗ」

（盗作その２ｗｗｗｗｗ）
2311：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 11:07:56 ID:NKPBFO4o: またワロタｗｗｗｗｗ♪
2312：(　ﾟдﾟ)ノ：2016/11/14(月) 11:19:15 ID:j50dBVNU: ジョージ、上手いな(　γ ｡)♪
2313：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/14(月) 11:27:27 ID:R0gW3V12: ｺｿｯ
|=･(ｴ)･)ﾉ…パクリのパクリです♪www

一応三段落としで～w
2314：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/14(月) 11:42:54 ID:WEYy7OyA: >>2312

これ自宅に女の人招いて、手料理ご馳走しようとすると、使ってる物(中華の出汁と創味のつゆ2ﾊﾟﾀｰﾝ)がバレて困る…

ってCMがあるのでそれもパクりますた…
熱血漢さんが担々麺だったので、続けるなら創味かな…と思いましてw
2315：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) ν◉ )ﾉ：2016/11/14(月) 11:44:31 ID:j50dBVNU: 料理知らずのワシにはちんぷんかんぷんだ～(o｡ﾟдﾟ)ﾉ♫
2316：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 11:56:35 ID:7f1Gjz6w: 　ﾊ,,,,,ﾊ
(⌒∇⌒) さすがジョージさん♪ 良い仕事してますねｗ
ただ、、
「男はみーんな、新しい方を選ぶのよ」には賛同でき兼ねマッソーｗｗ♪
2317：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 16:17:31 ID:7f1Gjz6w: ちなみにｗ
創味の「男はみーんな、新しい方を選ぶのよ」のＣＭはこれです♪
https://www.youtube.com/watch?v=58G9sfGL_8M
2318：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 16:32:03 ID:7f1Gjz6w: ジョージ（George）は、・・・・・「農夫」を意味する。

　ﾊ,,,ﾊ
(　･ิ д ･ิ) まさに「ジョージ」とは男って意味なんですねい♪ﾖｲｼｮ!!ﾖｲｼｮ!!ｗ
2319：ちゅるん：2016/11/14(月) 18:50:25 ID:vxkSQ1Zg: リーフさん、お疲れさまです(・´з`・)/

>>2244
社長の両手に花(・´з`・)/ 癒された事でしょう(*-з-)ウンウン♪
男の人のゴツゴツした手は私もカクイイなぁと思います(*｀Д´)ノ！！
　
前後の感想が面白くて笑っていました♬↓
>>2238～>>2241　>>2251～>>2256
特に辛抱さんとマークさんの表情(・´з`・)/！！
2320：ちゅるん：2016/11/14(月) 18:56:58 ID:vxkSQ1Zg: >>2275
リーフさん、ありがとうございます(・´з`・)/
私も載せたい、載せよう、載せますよ、載せちゃうよ(*｀Д´)ノ！！
図書館の方だったので探してこちらに貼らせていただきます。
2321：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) ν◉ )ﾉ：2016/11/14(月) 18:59:22 ID:xys5Vcrg: ちゅるん(　γ ｡)
ワシの手はゴツゴツしてないよ“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪
2322：ちゅるん：2016/11/14(月) 19:00:48 ID:vxkSQ1Zg: 『花ひらく時』番外編
「常時、恋煩い」　×　「マークのスケベ道」が絡んだ話

の感想まだまとめていないので、まとめたら
送信します(・´з`・)/
2323：ちゅるん：2016/11/14(月) 19:06:50 ID:vxkSQ1Zg: >>2321
女性にない線というのか・・そんな感じです(・´з`・)/
2324：辛抱ﾟдﾟ) γ ｡) νー )ﾉ：2016/11/14(月) 19:08:29 ID:xys5Vcrg: そうか／(^o^)＼
2325：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/14(月) 20:36:59 ID:trZtfiUE: >>2295
マークしゅるん
ノスタルジックを感じてくれますか(*｀Д´)ノ♪嬉しいです♪
甘い切ないコイバナは、いつでもどこでもどんな時でも、メモ帳用意して
アタシ待ってるから(*｀Д´)ノ♪

>>2296
フイタｗｗｗｗｗ
いつぞやの、ジョージさんご紹介のペペロンチーノ美味しそうでしたもんねｗ

>>2300
辛抱さん、作品に寄せたツッコミ嬉しス(*｀Д´)ノ♪ルンルン♪

>>2301
担担麺ｗｗｗｗｗｗフイタｗｗｗｗｗ
楽しんでくれてありがとう～♪

>>2310
卵ｗｗｗｗｗｗフイタｗｗｗｗｗ
ジョージさん、和風でまとめているし、三段落ちにしてくれてありがとうございますｗｗｗ

>>2316-2317
この娘、カワイイ(*｀Д´)ノ♪
創味のつゆは、私も使ってます♪

音色ちゃん
感想、ありがとう(*｀Д´)ノ♪　やる気でるうｗｗ
ぐでたま探検隊は、お願いしますm(_ _)m やったあ♪ｗ

まだまだ感想、待ってます(*｀Д´)ノ♪
いつでも気にせず、アップしてねｗｗ
2326：リッキー・マーク：2016/11/14(月) 20:56:27 ID:sJUhmiUM: もぉ恋なんてしないなんてぇぇぇ♪
　ﾊ,,,ﾊ
(*｀Д´)ノ言わないよぜえたい～～～～～♪
2327：ちゅるん：2016/11/15(火) 10:01:59 ID:vxkSQ1Zg: >>2295 >>2282 >>2283 >>2284

蓉子ちゃん(・´з`・)/ 自分だったらこういう行動とるんだろうなぁ
というのがあちこちにありました(*ﾉωﾉ)

いろいろ考えて、でもそれがベストなのかどうかその時はわからない事が多いんですけどね。
社長の粋なはからいで（蓉子ちゃんは気づいていないんでしょうけど( ﾟдﾟ)ﾊｯ!）
ジョージさんとの距離が少しづつ縮まっていくのかな、と思いました。
　
リーフさん、ありがとうございます(*｀Д´)ノ！！がんばれ蓉子！！

>>2296､>>2301､>>2310
面白いです(*｀Д´)ノ！！

パスタと卵かけごはんと納豆は大好きです(・´з`・)/
担々麺食べた事ないかも( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
見つけたら食べてみようかなと思いました(・´з`・)♬
2328：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 10:08:52 ID:j50dBVNU: 距離が縮まるのをハラハラしながら見てる(　ﾟдﾟ)
2329：JB：2016/11/15(火) 10:13:14 ID:hG35BrZo: ヒロイン♪、おっは～(^^)/
2330：蓉子：2016/11/15(火) 10:17:10 ID:vxkSQ1Zg: >>2328　
(・´з`・)/

社長、携帯番号登録３番が私だそうですが１番と２番は
いったいどなたなんでしょうか（・´з`・)♬
2331：蓉子：2016/11/15(火) 10:18:18 ID:vxkSQ1Zg: ＪＢさん、おっはようございます(∩´∀｀)∩
2332：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 10:20:18 ID:j50dBVNU: 蓉子くん、長年一緒にいて君がわからないはずないだろう？
想像してごらん♪

ん？　正解だな(　γ ｡)♫
2333：蓉子：2016/11/15(火) 10:25:53 ID:vxkSQ1Zg: 1番、奥さま　2番、鈴音さん(・´з`・)/？？
2334：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 10:30:00 ID:j50dBVNU: 蓉子くん(｡ﾟдﾟ)ﾉ
ワシはプライベートと仕事はきっちり分けるんだよ？
二番に鈴音さんを持ってきたら、アヒルが心配するだろう？
一番アヒル、はその通りw
二番はワシの母親だよ、そして三番が君だ(　γ ｡)♫
これからも頼んだぞ(o｡ﾟдﾟ)ﾉ
2335：JB：2016/11/15(火) 10:33:48 ID:hG35BrZo: >>2334
さすガースー(^^)/
2336：蓉子：2016/11/15(火) 10:41:37 ID:vxkSQ1Zg: そうでしたか(・´з`・)♬
奥様、お母様の次に私とは光栄です(*｀Д´)ノ！！
2337：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 10:47:58 ID:j50dBVNU: 秘書の蓉子くんが居なくては、おちおち遊んでもいられないでしょ“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪
2338：蓉子：2016/11/15(火) 11:00:48 ID:vxkSQ1Zg: “(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪いただきました♪(・´з｀・)ノ〝ε=ε=φ

社長は仕事と遊びの両立がお上手なので心配はしておりませんが
支えとなるよう励みますので、安心して遊んでくださいね(・´з`・)♬

（文章難しいｗｗｗ）
2339：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 11:06:22 ID:j50dBVNU: 大丈夫だよ(　γ ｡)♫
秘書は、台湾語で「ぴ～す～」だよ、
覚えておいてねw
2340：蓉子：2016/11/15(火) 11:16:54 ID:vxkSQ1Zg: >>2339
(´з｀) ホッ

保存しました～(・´з`・)/
2341：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 11:20:45 ID:j50dBVNU: 抑揚が難しいのだ(　γ ｡)♫
ぴ～⤵す～⤴
2342：ちゅるん：2016/11/15(火) 11:26:03 ID:vxkSQ1Zg: やってみたら、頭も一緒に上下に動いた( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
2343：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 11:26:54 ID:j50dBVNU: わかる、わかるヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ
2344：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 12:04:22 ID:j50dBVNU: ちゅるんがオルカツ中だから、こっちへ(　γ ｡)♫

https://twitter.com/uttori_animal/status/798337261951557632

ジョージ、犬になってもワシから逃れることは出来ないのだψ(｀∇´)ψ
2345：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/15(火) 13:13:20 ID:jb1cHNdc: `　､､､､
(´･e･)
∈ﾐ∞ﾉｏ .｡oO(…ﾎｳﾎｳ♪
(*´･ｖ･)∧∧
( つ旦O)(ﾟｪﾟ`;)< ｴｯ…
と＿)＿)c(uu)c■~
2346：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 13:21:22 ID:j50dBVNU: コトリなったワタシ～♪
も、カワイイ(　γ ｡)
2347：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/15(火) 13:26:09 ID:dmqh/D0Q: ｺｿｯ
|=･(ｴ)･)っhttp://i.imgur.com/9egE1Ap.jpg
2348：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 13:29:59 ID:j50dBVNU: カワユス(´；ω；`)♬
2349：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/15(火) 13:39:10 ID:jb1cHNdc: 　　､､､　∧辛∧
`(´･e･)(･ｪ･`=)< ﾆｬｰﾝ♪
∈ﾐ∞ﾉ　　(uu)o”
2350：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 13:51:47 ID:j50dBVNU: ネコはナリスマリス？(　ﾟдﾟ)
2351：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/15(火) 13:54:45 ID:dmqh/D0Q: 　　　∧∧
c(っつ´ｰｪｰ)< ｵﾋﾙﾈﾁｭｰ…

http://i.imgur.com/AMUa1JL.jpg
2352：幸抱堪らん“(((　γ ｡)))”ﾌﾟﾙｯ♪：2016/11/15(火) 13:57:21 ID:j50dBVNU: 可愛い(´；ω；`)b
どっちがジョージで、どっちがアイナメさんか分からなくなった(；ﾟДﾟ)
2353：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/15(火) 18:46:54 ID:trZtfiUE: みなさん、小説の世界観を楽しんでくれて
嬉しいんだよ(*｀Д´)ノ♪♪

音色さん、感想ありがとうございます。わーい(´▽｀＊)
みんなの心の琴線に触れてるようで、安堵しています♪♪
2354：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:11:59 ID:trZtfiUE: こそっと刺激物を投下(*｀Д´)ノ！！！
2355：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:12:13 ID:trZtfiUE: 『マークのスケベ道』

「妄想」　

「というわけで、私の先生になるわね。宮田先生でっす」
「今日はよろしくお願いします」

がっしりとした手首と、指をしている。まるで拳法家のような顔つきと体つきをしている白髪が混じった男性に
にこやかに握手を求められ、少し戸惑いながら、マークは愛想笑いをした。
着ている服も、紺色の作務衣だ。陶芸家か、そば打ちかと思うような趣のある風貌。
柔道家から、マッサージ師になったという黄金パターンの先生かもしれない。

（オイルマッサージというよりは、整体を激しくやられて、身体が悲鳴をあげそうだ････）

少しだけ、ほんの少しだけ甘い展開を期待していたマークは、出鼻をくじかれた気分だ。
マッサージ用の服に着替え、診察台の上に、うつぶせで寝転がった。

（うーん、なんか、なんだか今日は････････ちょっと、いや、かなりブルーだ･･････）

『２人っきりにはならないから、安心してね』

前回、アロママッサージの実験台になるということで、今日という日をワクワクしていたのに
なんと酷いこの仕打ち。

葉月が女性だったため、もう一人の先生も反射的に、女性だと思ったのだ。
50代か、60代前半の、こんな体格のいい男性の先生がやってくるとは････マークの想像を超えている。

葉月診療院に掲げてある賞状の数々を眺めていると、葉月の年齢が３０代後半だということはわかった。
マークは、今は27歳だから、ちょうど10歳ぐらい上なんだろうと思っている。
葉月は、30代後半には見えない。お世辞で20代後半、実際には30歳前半だと思っていた。
40歳が近いなんて、とても思えない。

マークの心の中の文句など、二人には聞こえない。

アロマオイルの瓶を机に置く音、その他、いろんな音が聞こえてくる。
トリガーポイント療法というのが、どういったものか、興味はあったが

誰がやってくれるかというのが、こんなに大事だとは思ってなかった。

しかも････今日のマッサージ用の服は、いつもの服と違って、特殊な形状をしている。
わかりやすく言うと、エプロンを着るようなものだった。背中にある４箇所の紐を外すと
一気に裸になってしまう。
もちろん、トランクスは着用しているので、全裸にはならない。

「では、葉月ちゃん。お願いします」

「はい」

（葉月ちゃん･･････？）

違和感のある、ちゃん付けに、なにやらモヤモヤしながら、マークは目を閉じた。
どうやら、葉月が自分の身体を触っているようだ。少しオイルが塗ってあるのか、背中がぬるっとする。

今は、凝りを揉み解すというよりは、筋肉を暖めているようだ。葉月の両手の指が、マークの
筋肉が見える肩や、肩甲骨、腰と、上から下へと円を描くように動いていく。
痛くもない、かといって、くすぐったくもない、葉月の指使いは、マークの冷え気味の身体を暖めていく。

葉月から宮田へと交代したのか、手から加えられる圧だけでなく、背中で感じる熱も変わった。
どっしりとした、逞しい厚みのある手が、マークの背中や肩や、肩甲骨、腰、太もも、ふくらはぎと
動いていく。昔、受けたことがある、スポーツトレーナーによるマッサージを思い出した。
宮田の指の動きは、マークの身体の何かを探るような、ピリピリした感じが伝わってきていた。

マッサージというよりは、触診をされている気分。

葉月と宮田の会話を聞いてると、マークが感じてるように、まず筋肉を暖めてから、触診を行い
筋肉と筋肉のつなぎや、骨と筋肉のつなぎで起きているねじれや、痛みの引き金、つまりトリガーポイントを
探っているのだという。
血行不良がいわゆる、コリになる。
そのコリの部分を探している、という塩梅だ。

ときおり、葉月は宮田に質問をし、メモを取っている。
カルテに書き込むときと同じ、ボールペンの音が耳に届く。

（本当に実験台なんだなあ･･･････今日の俺）
2356：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:12:43 ID:trZtfiUE: マークは、もういっそ寝てしまおうかと思った。アロマオイルのおかげか、部屋の温度か･･･
身体もだんだんと温まって、気持ちがいい。

「しかし、彼も相当、凝ってるね」

「ですよねえ」

「この間の葉月ちゃんよりも、凝ってる」

「あー、あの後、おかげさまで身体がラクになりましたよ。講習も施術もして頂いて、私トクしましたね」

「いやいや、私も久しぶりに若い子の肌に触れて、元気になったよ」

「はっはっは。いやですわ、先生。私は、いい年したおばさんですよ？若いなんて」

「いやー、うちの常連さんたちに比べたら、格段･･････」

「ですよね････私の年だと確かにひよっこで、いつも吸い取られています･･･」

同業者同士、通じるものがあるのだろう。
顧客の年齢層は、確かに鍼灸院やマッサージを利用するとあれば、高そうだ。
マークは、自分に構うことなく自然に業界の話をしている２人が面白かった。
だが、先ほどのもやもやに加えて････さらに感じたもやもやを具体的に妄想し始めた。

････葉月先生は、宮田先生に施術してもらったのか･･････

『アロママッサージはね、誤解されやすいのよね』

葉月の先日の言葉を思い出す。
マークはそのまま、少し懸想する。自身の現在の格好を考える。
アロマオイルが直接肌に塗らなくてはいけないものであれば････

―――葉月は、ほぼ全裸に近い形になり、宮田の前で施術を受けた事になる。

自分の今の格好をそのまま、想像の葉月に当てはめてみる。

葉月は上半身、裸だ。腋の下のからは、診察台に押しつぶされた胸の膨らみが見える。
･･････下は、どうだろう。冷え防止に、バスタオルをかけられて
･･････ショーツ一枚の姿に違いない。
バスタオルの下から、すらりと伸びているふくらはぎによって描かれた脚線は、きゅっとした足首へと続いている。

年輪を思わせるような、ゴツイ指の････節々の関節部分が彼の人生を現している。
その手は、弧を描くように、彼女の白い肌の上を滑り落ちていく。
見ようによっては艶めかしく映る、彼女のうなじのライン。
華奢な、なで肩へと、手は動く。

ウエストへと続く、肩甲骨の下からのラインは、女性がビクンと身体を奮わせるエリアだ。
胸へと続く、腋の下の側面も、バスタオルに隠された腰から下も･･･全てを触診してゆく老齢の手･･････。

彼女は彼女で、気持ちが良ければ、思わず息も漏らしたかもしれない。

『あ･････････』

この―――今でも現役かもしれない、白髪交じりの男性の手によって、吐息を漏らす彼女―――。

マークは、自分の妄想を心の中で叩き斬った。

（よし、寝る！）

マークは、深くて短い睡眠に落ちた。
2357：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:13:08 ID:trZtfiUE: 目を覚ますと、宮田の姿が見当たらなかった。
肌触りがよい毛布をかけられて、仰向けになって寝ていた。
診療用のベッドは狭いので、ベッドから落ちそうになって起きたらしい。片足がぶらーんと落ちている。

「あら、おはよう。といっても、1時間ぐらいしか経ってないけど、お仕事大丈夫？」

「あー･･･、はい。今日は完全にオフなんで･･･えと、宮田先生は？」

「次の予定があるそうよ。どう身体？」

「あー･･･、すごく軽いです。ありがとうございます」

「宮田先生が、ほとんどされてたけどね。はい、お水」

施術後の水が、妙に美味く感じることができた。
試しに肩を回してみると、滑らかな動きで、肩と腕の軽さが、たまらなくいい。
こんなに快調なのは、何年振りだろう。

「足はね、あまり、やらなかったのよ。上半身に時間がかかってしまって」

「･･････はい」

「下半身だとね、お尻をね、こうぎゅぎゅっと揉む療法もあるから、寝ちゃってたから、やらなかったわ」

マークは、眠っててよかったと思った。
どちらの先生がやるにしろ、葉月の手振りを見ていると、あんな調子で尻を揉まれたら
いろいろ堪らない。

「よかったら、少しだけやる？オイルもまだあるから、足の裏を重点的にしましょうか」

「いいんですか？」

「うん。その前に、着替えてきて？多分、その格好じゃあ寒いから」

一瞬、尻を揉むのかと警戒したが、足の裏や足首より下なら、いいか、と心の中で呟いた。

着替えを促されると、眠る前に浮かんだ妄想がまた浮上してくる。
あれこれ考えるのは苦手なので、思い切って尋ねてしまうことにした。

「葉月先生も、この服、着たんですか？」

「え？あ、ああ、そうか。宮田先生のところでした施術のことね････ううん、着てないわよ」

「え」

「あ、やだ。全裸で受けたわけではないわよ？」

「俺、そんなこと一言も言ってませんけど？」

「よね～、宮田先生は女性の患者さんをする時は、着衣が絶対だから、施術を受けたのは
　マークがいつも来てるマッサージ用の服と同じものよ」

葉月が、少し慌ててるのがおかしかった。
マークは、いつもからかわれる立場なので、一矢報いた気がした。

「そうなんですねぃ」

「着衣のままでも、トリガーポイント療法はできるのよ。本当は肌に直接が望ましいけど････」

葉月は、足湯用の桶とお湯が入ったボトルを、ガラガラと音を立ててカートに載せて持ってきた。
足湯用の桶を、下ろし、お湯を満たす。そして、そこにアロマオイルを２滴ほど垂らす。
檜風呂のような、爽やかな木の香りがした。
足湯用の桶は、保温機能がついているらしい。
スイッチを入れられると、ブウンと音を立てて、湯の温度を一定に保ち始めた。
2358：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:13:42 ID:trZtfiUE: 「ここに、足をいれて？」

「こうですか？」

「そうそう」

足湯用の桶は、片足ずつのポジションが決まっていて、膝ぐらいの深さまでお湯が満たせるようになっている。
けっこうの水量なので、この水を捨てるのは大変そうだった。

「これ、後片付け、手伝いますね」

「あら、嬉しいわ。水って重いのよね。なんとか運べたけれど、助かります」

葉月はそう言いつつ、マークの両脚が入っている足湯用の桶に手を入れ、足を掴んだ。

「ちょ、ちょっと先生、何してるんですか！汚いですよ！」

「え、何言ってんの？お湯につけながら、マッサージするんだけど？」

「ええ？！！本当に、こんなこと、するもんなんですか！！」

ぴちゃぴちゃと、お湯の音が、マークの足をマッサージしていく葉月の手と共に、聞こえてくる。
くすぐったいような、気持ちがいいような。

（なんだこれ、よく時代劇では旅籠に寄った旅人が疲れた足を洗われてる場面はあるけれど･･･これは････）

―――女が跪き、男の足を洗う。

構図としては、ただそれだけなのだが、こんなことは滅多にない。
いや、ない。

自分の足の先を洗い、手入れをしてくれるその姿は、誓いを立てられている気分になる。

マークは診療台に腰かけた形で、床に跪く葉月を上から下へと見る為、
葉月を見下ろす形になっている。
少し、茶色っぽい髪の毛は触ったら柔らかそうだ。葉月の目が伏し目がちになっているので
案外、まつ毛が長く、黒色だということにも気づいた。

施術中のため、だいぶ力を入れてくれているのかもしれない。
体温があがってるのだろう、頬がわずかに桃色へと染まっている。

マークは、とにかく、早く終わってほしい恥ずかしさに全身、包まれた。

「はい、終わり。じゃあ、足を拭くわね」

「じ、自分で拭きます！！」

「だーめ。足を拭いたら、オイルを塗ってマッサージするわね」

「ぐぐぬ･･････」

柔軟剤をよく使われてるのか、それとも製品自体の品質か、なめらかで柔らかい白色のタオルに
ゆっくりと足が包み込まれる。

―――ここで、くすぐったさを感じるのは、なんなのか。

至れり尽くせりの形で、足を丹念に拭き取ってもらう。
水滴がついていると、オイルマッサージもしにくいということで、優しくしっかりと水滴が拭われた。

葉月の手のひらで、じんわりと暖められたオイルも塗られ、続いてマッサージが施される。
指と指の間のツボや、足指のはらの部分が押されると、こんなに痛いと感じるものか、という驚きはあったものの
さすがに、そこはプロの腕なのか、痛みはすぐに和らぎ、不快な気分にはならなかった。

タオルに包まれた時に感じたあの、くすぐったさは、一体なんなのか。
マークが不思議に思っていると、
急に葉月が、何かを思いついたように、口を開いた。

「なんだか、あれね。マグダラのマリアみたいね」

「え？」

「有名なキリスト教の絵画よ。香油を塗る女、という絵画だったかしら」

「はあ･･････」

「たぶん、画をみたら、わかると思うわ。キリストの足を洗い、あなたは赦されたと言われる。
　足を洗うから、赦されたってわけじゃないんだろうけど･･･」

「はあ･･････」

葉月のその話は、単に思いついただけなのか、それとも意味があるのか･･･。
マークは、全身マッサージをされた上に、足湯と足マッサージと、これ以上ないコースを体験できたが
精神的な疲労も同時に感じたため、複雑な心地だ。
2359：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:14:01 ID:trZtfiUE: ボーっとする頭で、葉月の意図を考えることは不可能だった。

ただ、足も身体も軽くなったのは確かで、施術は受けてよかったと思う。

（もうひと眠りすれば、もっとラクになるのかな･･････）

今回は、実験台ということで、治療費を払わなくていいらしいが････それでは気が済まない。
もちろん、足湯の水を捨てる事を手伝うなど、造作もない。

それ以上に、何かをしてあげたい、とマークは思った。

もしかして････自分の身体の凝りが、あまりにもひどいから
それでも、整体の予約がいっぱいだから、葉月はトリガーポイント療法を提案してくれたのか･･･

―――きっと、そうに違いない
俺が鍼灸師だったら、そうする。マークは、世間話をしながら、思った。
自分の仕事のポリシーと、重なる。

「あの」

「なあに？」

「また、店に来てくださいね。カクテル、ご馳走します」

「あら、嬉しいわ。じゃあ、リッキーを作ってくれる？私、リッキー、好きなの」

「辛めが好きでしたか」

「そう。甘くない男性が、好きなのと同じね」

つづく
2360：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:16:02 ID:trZtfiUE: 以上です(*｀Д´)ノ♪♪

[壁]´，_ゝ`)ﾌﾌﾌ

壁｜ミｻｯ
2361：幸抱堪らんフクロウ♪：2016/11/17(木) 13:23:06 ID:j50dBVNU: エロい(；ﾟДﾟ)...
回春するかとおもた(　γ ｡)♪
2362：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/17(木) 13:28:01 ID:EwWHkaoU: ｺｿｯ
|=･(ｴ)･)ﾉ…マーク…二度残念からの～再びビックリ……からのまたまた残念～www

(;´(ｴ)`)ﾉ…生殺し状態だな…w

.｡oO(…マークじゃなくて良かった～.........ww)

ｻｯ
|)彡

ｿｰ
|(ｴ)･)ﾉリーフさん、乙でした～！
2363：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:29:14 ID:trZtfiUE: 幸抱さん、ただのマッサージです(*｀Д´)ノ♪♪

読んでくださってありがとうございますｗ
いろいろ語りたいですが、また夜にでも(´▽｀*)
用事にイッテキマス(´▽｀*)ノシ
2364：ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.：2016/11/17(木) 13:30:24 ID:trZtfiUE: >>2362
クマーさん、ただのマッサージです(*｀Д´)ノ♪♪ほほほほ。

読んでくださってありがとうございますｗｗ
では、いってきまつｗ
2365：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/17(木) 14:29:18 ID:rU/.mhd.: ｲﾃﾗ～(=･(ｴ)･)ﾉｼ
2366：リッキー・マーク：2016/11/17(木) 15:04:21 ID:7f1Gjz6w: 　ﾊ,,,ﾊ
(*｀Д´)ノ春を回してえな、おい！！ｗｗｗ

　ﾊ,,,,,ﾊ
(o´ω`o) ○ッコリ笑みがこぼれますなぁ♪

　ﾊ,,,,,,,ﾊ
(.´・∀・`) 人生のテーマは辛抱ですからねい、ワタクヒ♪
2367：リッキー・マーク：2016/11/17(木) 15:13:32 ID:7f1Gjz6w: 　ﾊ,,,,,,,ﾊ
(.´・∀・`) リーフしゃん♪

　ﾊ,,,ﾊ
.(　ﾟдﾟ) マークしゅるんて・・・ｗ

　ﾊ,,,,,ﾊ
(o´ω`o) 本当にマッサージされてる様な気分になりましたよ♪
2368：名無しさん＠ベンツ君：2016/11/17(木) 15:55:45 ID:EwWHkaoU: ｺｿｯ
|=▼(ｴ)▼)...ﾇﾙﾇﾙ＆ｶﾁｶﾁ!?www
2369：リッキー・マーク：2016/11/17(木) 15:58:34 ID:7f1Gjz6w: |,,,ﾊ
|皿▼) 本当は・・・ｗ
2370：幸抱堪らんフクロウ♪：2016/11/17(木) 15:59:39 ID:j50dBVNU: ｺｿｯ
|=▼v▼)...ヌル、フニャ!?
(´；v；`)...