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陰謀
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:2024/03/29(金) 00:25:24
▽過激化した行動
大阪拘置所の面会室。アクリル板越しに座った村井大介は、新型コロナのワクチン接種に反対する理由を尋ねると、身を乗り出しながら述べた。「子供たちが人口削減計画の犠牲になってはならない」
村井は反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」の代表を務める。2022年に生活保護費をだまし取った容疑で逮捕され、勾留期間は1年以上に及ぶ。「保釈請求は何度も却下されている。ディープステートによる圧力以外の何物でもない」。自らの考えを記したノートを手に、逮捕の不当性を訴えた。
公安関係者によると、会が結成されたのは2021年秋ごろ。「コロナは存在しない」「世界は闇の政府に支配されている」といった陰謀論を背景に、SNSを通して急速に賛同者を増やし、一時は全国デモに6千人を動員した。
活動は、半年ほどで急激に過激化。2022年には東京都内などのワクチン接種会場に押し入り、メンバーが逮捕される事件を起こした。有罪判決が下され謝罪を述べるメンバーもいたが、村井はこの事件を評価している。「子どもたちの命を救えたのなら、素晴らしい行為だったと思う」
米国で陰謀論を信奉する勢力「Qアノン」との関係を尋ねると、村井はこう答えた。「『Q』の世界の人間としては共通しているが、同じではない」
ジャーナリストの藤倉善郎は、会の母体が「Qアノン」をインターネット上で紹介する人物のファンサークルなどだったとして、こう指摘した。「世界を闇の勢力から救うのは日本人といったナショナリズム色が強く、活動の手段として反ワクチンを掲げている」
ただ、事件後に神真都Q会は離脱者が相次いだ。理事を務める斎藤康彦によると、現在の規模は「200人ほど」。減少の原因は「敵対勢力の分断工作」として、宗教団体などの名を挙げた。
斎藤は「現在は法律を守って活動している」と話すが、藤倉は懸念を隠さない。「統制の取れていない組織だけに、人数は減っても社会的には危険な存在だ」
デモは今も続いている。今年1月下旬、茨城県つくば市で行われたデモには10人のメンバーが参加。「ワクチンは猛毒」などと訴えた。トランプ前米大統領が大好きという60代の女性はこう言った。「真実を知った以上、行動しなくてはならない」
根拠のない陰謀論ではないか。そうただすと、女性は即答した。「それはディープステートが、真実を隠すために作った言葉だ」
▽「元大使」に群がる人々
ユーチューブ番組にゲスト出演した馬渕睦夫は、スーツ姿で時折笑みを浮かべながら国際情勢を解説していた。だが、話題がウクライナ戦争に及ぶと、口元を引き締めた。「プーチンは戦争を長引かせて、ディープステートを徹底的にたたく戦略だ」
馬渕は元外交官。1968年に外務省へ入省し、2005〜08年にはウクライナ大使を務めた。だが日本政府とは全く異なる考えを展開している。闇の勢力「ディープステート」がロシアを支配するため、ウクライナを利用してプーチン大統領に戦争を仕掛けたという。
馬淵は自らの考えが「全て公開情報に基づいている」と強調する。だが、数々の証拠からロシアが関与したと多くの国によってみなされているウクライナ・ブチャでの民間人虐殺について、ウクライナ側が行ったと述べるなど、その主張はロシア側と重なる。前回のアメリカ大統領選ではトランプが勝利したとも断言し、そうした内容は陰謀論が色濃くにじむ。
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