したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ウクライナ

1NAME:2022/03/28(月) 00:38:43
ウクライナ侵攻
https://www.sankei.com/tag/topic/world_104/
【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(27日の動き)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220327/k10013553281000.html
Wikipedia ウクライナ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A

2NAME:2022/03/28(月) 00:39:06
「真珠湾」発言に釈然としない日本人、世界からどう見えるか
https://diamond.jp/articles/-/299877

これは報道規制でかなりかさ上げされているだろう。とはいえ、21日にロシアの32歳のチェスプレイヤーがSNSでプーチン支持の投稿を繰り返して国際チェス連盟から6カ月の資格停止処分を受けたように、心の底から「西側諸国とウクライナの脅威からロシアを守るためにプーチンは軍事侵攻に踏み切った」と信じて疑わない愛国者もかなりいるのだ。

「真珠湾攻撃はアメリカの陰謀で、太平洋戦争は自衛のための戦争だった」という日本の愛国者の主張と、双子のように瓜二つなのだ。


【動画】「戦争来ないと思っていた」ウクライナ少年の日記
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220309/k10013522291000.html
「ぼくはウクライナに戦争は来ないと思っていた」

これは、ウクライナから隣国のポーランドへ避難した9歳の男の子が日記に書き留めたことばです。私たちの前で朗読をしてくれました。(動画は2分18秒です。データ放送ではご覧になれません)。

(プラトーン君の日記)「プーチンが近づいている。ぼくはウクライナに戦争は来ないと思っていた。冬の日、2022年2月24日にウクライナで戦争が始まった。最初は信じられなかったけど、本当だった。

おばあちゃんから電話がきた。僕たちは怖くて心配していた。ロシアの戦車がおばあちゃんとおばさんの住む街を包囲した。一緒に避難したかったけれど、できなかった。

パパは避難用のスーツケースを用意してと言ってテレビのニュースをみた。パパはとても緊張していると思った。ぼくたちは避難用のスーツケースを用意したけど、避難するとは思わなかった。そのあとぼくも緊張し始めた」
母親のナターシャさんはプラトーン君のかたわらで涙ながらにこう訴えましたー。

「戦争を止めてください。人が亡くならないように。再び家族が一緒に暮らせるようにしてください。そうすれば、子どもたちはパパやママと一緒にいられます。私たちウクライナ人は戦います。プーチンを止めるためだったらどんな手でも使います。私たちには世界中の手助けが必要です」

3NAME:2022/03/28(月) 00:40:24
ロシアで「プーチン離れ」か 38都市で反戦デモ、ルーブル暴落で隣国へ“出国”の動き
2022年3月14日 月曜 午後8:05
https://www.fnn.jp/articles/-/331215?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink

4NAME:2022/03/28(月) 00:42:59
プーチンは戦争に負けたことがない、この戦争は長くは続かない
3/9(水) 16:21配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b29f5f049e8b270699a97329250d6b5bf4b180c5
チェチェンでもクリミア半島でも目的を果たしたこの男は、ウクライナでも勝って西側諸国への復讐を遂げる

政権掌握以来20余年、プーチンはチェチェンやジョージア(グルジア)、シリア、クリミアで戦ってきたが、軍部には常に明確で無理のない目標を与え、結果として勝利を宣言し、ロシア国民を納得させ、しぶしぶながら国際社会にも結果を認めさせてきた。 ウクライナでも、たぶんそうなる。

5NAME:2022/03/28(月) 04:04:54
「卑劣なやり方、許せない」シベリア抑留帰還者 95歳の庄子英吾さん ウクライナ侵攻に
2022/3/27 11:39
奥原 慎平
https://www.sankei.com/article/20220327-X7ZZ4AR36VJL7PMQJQQ6JBSUB4/

ロシア軍のウクライナ侵攻という〝蛮行〟をめぐっては、日本も77年前に同じような暴挙を経験している。ロシア前身国の旧ソ連は昭和20年夏、武装解除した旧満州国の将兵らをシベリアなどに連行し、約6万人が息絶えた。仙台市太白区の庄子英吾さん(95)も抑留された1人。今回のウクライナ侵攻で庄子さんは戦友の命を奪ったソ連の行為が思い起こされ、怒りで唇をかみしめる。 「何ら話し合いもなく、突然武力を持ち込むことは論外だ。プーチン露大統領は正気の沙汰ではないのではないか」

庄子さんは27日までに、産経新聞の取材にこう述べ、プーチン氏を非難した。高齢者向け住宅で暮らす庄子さんはウクライナ侵攻の新聞記事は丹念に目を通す。市民への無差別攻撃もためらわないロシア軍の無法行為と、シベリア抑留が重なるからだ。 「武器を捨て、丸腰になった者を帰国させるとだまして抑留し、悲劇を起こした。卑劣といえるやり方は断じて許せない」

庄子さんは仙台市出身。昭和19年12月、下関港(下関市)から朝鮮半島経由で満州に渡った。満州国陸軍軍官学校で勉学と武道にいそしむ生活は20年8月9日、ソ連が日ソ中立条約を破って一変した。庄子さんも爆弾を背負い戦車に向かう自爆訓練を重ねた。戦車砲も戦車もない。ソ連軍に対峙(たいじ)するには肉弾戦しかなかった。

8月15日、ラジオで玉音放送が流れた。終戦を知り、周りも自分も茫然(ぼうぜん)自失、涙を流した。自殺を図った者は区隊長に諭され、思いとどまった。 ソ連軍の指揮のもと武装を解除した。日本が受諾し、ソ連も参加したポツダム宣言は武装解除した日本の将兵は各自の家庭に復帰させると規定している。庄子さんも復員し、再起を期すと誓った。

庄子さんらは帰国のためとされた貨車に乗り、満州国の新京(現・長春)を後にした。ソ連兵も「トウキョウ、ダモイ(帰国)」とジェスチャーを交え、語りかけた。捕虜になるなど考えず、防寒対策も十分ではなかった。

満州を北上し、黒竜江を渡り、夜に対岸のソ連のブラゴエ駅に到着。鉄道はこの先、分岐している。東に進めば極東ウラジオストク、西に進めばモスクワ。貨車は東の方角の太陽に向かうか、どうか─。 翌朝、貨車は太陽を背に走っていた。

「だまされた!」 同年10月、行きついた先はシベリアど真ん中の炭鉱の町、ブカチャーチャー。ロシア語の呼び名は「悪魔の棲む所」。足元の水たまりは氷が張っていた。 庄子さんらは森林伐採から鉄道敷設、石炭の貨車積み込みに従事した。零下40〜50度になる極寒での作業は鼻が凍傷になっても、まひして気が付かない。手遅れになり指を切断した戦友も数多かった。 食事も少量の大豆スープとわずかな黒パンのみ。育ち盛りの若者にはあまりに少なく、庄子さんも骨と皮の見た目になっていた。

さらにシラミが苦しめた。みなが着替えの服はなく、シラミが大量発生し、発疹チフスを媒介した。ある者は高熱で意識がもうろうとし、部屋を徘徊(はいかい)する。ある者は「船が来た。国に帰る」と叫び、戸外に出て凍死した。大勢の戦友が両親や妻子の名前を呼びながら倒れた。 庄子さんもチフスで1週間以上意識を失った。回復後の仕事は戦友の遺体を大八車に載せ、2、3キロ離れた落葉松が立つ「墓地」に運び、埋葬することだった。棺おけはなく、遺体はテント張りの小屋に安置される。カチコチに凍った遺体は何度も車から滑り落ちては、拾い上げた。

23年9月、飢えと寒さに苦しんだ庄子さんらは帰国を果たす。入ソ当時、約200人いた同期生は83人が亡くなった。旧友と平成初頭、遺骨調査団を結成し、シベリアに渡った。落葉松が立つ墓地から戦友の遺骨を収集、千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)に埋葬した。

庄子さんは長い間、抑留体験を家族にも封印していたが、平成20年代半ばから講演を行い、戦争体験を文書でまとめている。シベリア抑留の事実が学校でろくに教えられていないと知ったからだ。 「俺は帰国の際、必ず迎えに来るからと約束した。その約束を果たすために遺骨収集に参加して遺骨を千鳥ケ淵墓苑に合祀(ごうし)した。これらの英霊に95歳まで生かされたと思っている。だから死ぬまで語り続け、書き続ける覚悟だ」

体の調子を崩し、しゃべることもかなわなくなったが、それでも無理を押し、ひらがなの五十音表に指さしながら取材に応じる。 戦争には反対だ。だが、祖国を守る気概を持つべきだ。庄子さんは若者たちにこう思いを託す。 「望むならば、殴られたら、殴り返す。この気迫だけは持ってほしい。それに耐え得る体力と力を養ってほしい」(奥原慎平)

6NAME:2022/03/29(火) 23:12:37
ゼレンスキー「真珠湾発言」に怒る日本人は、プーチン支持のロシア国民と瓜二つ
窪田順生:ノンフィクションライター
2022.3.24 4:05
https://diamond.jp/articles/-/299877?page=5

それぞれ信じる正義は異なる 日本人が注意すべきこと

 なぜこうなってしまうのかというと、教育と報道によるものだ。そして何よりも大きいのは、「自国の利益や国民の命を守るための戦いは常に正しい」と信じる心、あるいは信じたいという願望など、ナショナリズムのバイアスである。 それがよくわかるのが、モスクワ在住国際政治アナリストの村上大空氏が以下の現地レポートである。
「政治討論番組に至っては、『西側諸国がいかにロシアを騙してきたのか』『ウクライナ政権がどのような非人道的なことをしてきたのか」という論題ばかりになっており、その主張の正当性や事実関係に対しては、疑問が挟まれない。

 このようなメディア空間では、『悪いのは欧米諸国である』『すべては米国の責任』『ウクライナ国民は、洗脳されている』という情報だけがシャワーとして浴びせ続けられる。通常は陰謀論として扱われるような内容が、ロシアでは「真実」として広く共有されている」(現代ビジネス、3月21日)

 上記にある文章内の「ロシア」という言葉を「日本」に、「ウクライナ」を「中国や韓国」に入れ替えていただきたい。ネットやSNSに溢れる日本の愛国者の皆さんの主張そのものではないか。 断っておくが、だからナショナリズムが悪いとか言いたいわけではない。国にはそれぞれ信じている正義が大きく異なっており、単純にあちらが悪い、こちらが洗脳されているというような問題ではないということを指摘したいだけである。そして、自国が信じている正義を、武力を用いて、他国にまで押し付けようとすることこそが、「戦争」というものの本質なのだ。

 ゼレンスキー大統領の演説が賞賛されたことで、日本中でウクライナ支援の声が高まっている。戦争の犠牲になる人々の命を救うためにできる限りの国際協力をするのは当然だが、ウクライナの「正義」だけに肩入れをして、西側諸国と一緒になってロシアを「悪」と断罪するようなことは避けなくてはいけない。「西側諸国の正義」を制裁や武力でロシアに押し付けて屈服させようとしても、それは新たな憎悪と戦争を生み出すだけだ。

 それはまさしく第一次世界大戦後にドイツでナチスが台頭した原因であるし、80年前の日本の軍国主義が先鋭化したきっかけでもある プーチン大統領にもっと厳しい制裁をすべきだ。この戦いを終わらせるためには、ロシア国民を覚醒させて、プーチンを権力の座から引きずり落とすべきだ――。

 今、多くの日本人が、まるで自分たちの戦争であるかのように「ロシアをどうすれば屈服させられるか」を盛んに論じている。かつて自分たちを「テロリスト国家」扱いした「西側諸国の正義」に肩入れをして、それをロシアに押し付けようとしている。

 プーチンの主張を「正義」と感じるロシアの愛国者からすれば、日本は完全に「敵国」である。我々の祖父母が米英に感じていた憎悪と同じものではないか。 このような日本の立ち振る舞いが、平和につながる方法だとはとても思えない。それどころか、新たな国家間紛争の幕開けになっているように感じるのは、筆者だけだろうか。 (ノンフィクションライター 窪田順生)

7NAME:2022/04/02(土) 00:18:18
「住民の一部は餓死した」 マリウポリ脱出の女性2人が語る
2022/4/1 18:28
板東 和正
https://www.sankei.com/article/20220401-NMERQSYF7VMSTKNFZNTSRHGHPE/

【ロンドン=板東和正】ロシア軍の包囲が続くウクライナ東部マリウポリから3月中旬に脱出した2人の女性が1日までにオンライン取材に応じた。現地では食料や水が不足し、危険を避けるため外出もままならない過酷な状況だった。犠牲者の遺体は放置されたままだったといい、「地獄」のようだと振り返った。

ウクライナ西部に逃れた起業家のカタリーナ・イルチェンコさん(35)はマリウポリで医師の夫と9歳の娘と暮らしていた。露軍のウクライナ侵攻開始から数日後には水道や電気、ガス、インターネットが遮断された。

食料や水の不足は深刻で、食事を1日1回しか用意できない日が続いた。寒さに震えながら集めた雪で生活用の水を確保した。食材とするために路上のハトを捕らえる人、店から食料を奪う人もいたという。

8NAME:2022/04/04(月) 08:21:17
ひろゆき氏 「サンジャポ」で杉村太蔵と激論! ウクライナ避難民受け入れめぐり「何言ってんですか?」
スポーツニッポン新聞社 - 昨日 11:45
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%81%b2%e3%82%8d%e3%82%86%e3%81%8d%e6%b0%8f-%e3%80%8c%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%9d%e3%80%8d%e3%81%a7%e6%9d%89%e6%9d%91%e5%a4%aa%e8%94%b5%e3%81%a8%e6%bf%80%e8%ab%96%ef%bc%81-%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e9%81%bf%e9%9b%a3%e6%b0%91%e5%8f%97%e3%81%91%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%82%81%e3%81%90%e3%82%8a%e3%80%8c%e4%bd%95%e8%a8%80%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f%e3%80%8d/ar-AAVNoFX

2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が3日、「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。ロシアによるウクライナ侵攻問題について、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(42)と激論を交わす場面があった。

ウクライナからの避難民を続々と受け入れている日本の現状にひろゆき氏は「なんでウクライナの人だけ受け入れる話になってるんですかね。ロヒンギャの人たちやシリアの難民とか2万人以上(難民)申請してるのに、(認定されたのは)10何人でしょう。なんでみんなウクライナ人だけそんな積極的に助けようとしているんですかね」と問題提起。 これに杉村は「(日本は)難民は受け入れていない。生活文化もあまりにも違うし、なかなか環境を整えるのは難しい。その代わりODAなどで支援している。その国にちゃんと住めるようにしましょうということ」と政府開発援助で間接的に支援していると主張した。

 しかし、ひろゆき氏は「ロヒンギャの人たちなんて国に虐待されてるのに、ODAで国にお金を払ったって、その人たちにお金いくわけないじゃないですか。何言ってんですか?」と真っ向から指摘。 杉村は「虐待とかないようにしようっていうのが日本政府のやり方よ。それが日本のアプローチの仕方ということ。解決にはなかなかなってないけれど」と返し、ひろゆき氏は苦笑するしかない様子だった。

9NAME:2022/04/06(水) 22:21:50
ロシア軍が女性捕虜に「頭髪そり上げたり、全裸にしたり」…ウクライナ側が指摘
読売新聞 2022/04/06 20:22
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e8%bb%8d%e3%81%8c%e5%a5%b3%e6%80%a7%e6%8d%95%e8%99%9c%e3%81%ab-%e9%a0%ad%e9%ab%aa%e3%81%9d%e3%82%8a%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%81%9f%e3%82%8a-%e5%85%a8%e8%a3%b8%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%8a-%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e5%81%b4%e3%81%8c%e6%8c%87%e6%91%98/ar-AAVV734

ウクライナ最高会議(国会)の人権オンブズマンは5日、侵攻を続けるロシア軍が捕虜のウクライナ軍女性兵士を虐待していたと指摘した。虐待を受けた人数は明らかにしていないが、今月初めに、ロシアとの捕虜交換でウクライナに帰還した15人とみられる。 露軍が、女性兵士をロシア西部に連行した際、頭髪をそり上げて何度も尋問していたほか、男性の前で全裸にさせるといった性的虐待も加えたとしている。

 人権オンブズマンは、国連や全欧安保協力機構(OSCE)に、捕虜への人道的処遇を定めたジュネーブ条約に違反すると訴えた。 捕虜の処遇を巡っては、ウクライナ側も、捕虜のロシア兵の個人情報を明かしたり、ロシア兵を脅し、その様子をSNSで公開したりしていたとして、国際人権団体から同条約に違反すると指摘されている。

10NAME:2022/04/08(金) 01:29:40
内村航平さんのライバル、ウクライナ軍入隊か SNSに戦闘服姿
毎日新聞
2022/04/06 21:28
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%86%85%e6%9d%91%e8%88%aa%e5%b9%b3%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%90%e3%83%ab-%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e8%bb%8d%e5%85%a5%e9%9a%8a%e3%81%8b-sns%e3%81%ab%e6%88%a6%e9%97%98%e6%9c%8d%e5%a7%bf/ar-AAVUDsO

体操男子の内村航平さん(33)と2016年リオデジャネイロ・オリンピック個人総合決勝で金メダルを争い、種目別で平行棒を制したウクライナのオレグ・ベルニャエフ(28)が6日までに、戦闘服を着た画像をインスタグラムに投稿した。軍に入隊したとみられる。

 21年夏の東京五輪のアーティスティックスイミングで銅メダルを獲得したウクライナのエリザベータ・ヤフノ(23)はこの画像に「オリンピックチャンピオン、私の友人、優しい人がウクライナ軍に入った。あなたを誇りに思う。気をつけて」とコメント。そのメッセージをベルニャエフは紹介した。【村社拓信】

11NAME:2022/04/08(金) 01:31:05
ひろゆき氏 「サンジャポ」で杉村太蔵と激論! ウクライナ避難民受け入れめぐり「何言ってんですか?」
スポーツニッポン新聞社 - 昨日 11:45
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%81%b2%e3%82%8d%e3%82%86%e3%81%8d%e6%b0%8f-%e3%80%8c%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%9d%e3%80%8d%e3%81%a7%e6%9d%89%e6%9d%91%e5%a4%aa%e8%94%b5%e3%81%a8%e6%bf%80%e8%ab%96%ef%bc%81-%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e9%81%bf%e9%9b%a3%e6%b0%91%e5%8f%97%e3%81%91%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%82%81%e3%81%90%e3%82%8a%e3%80%8c%e4%bd%95%e8%a8%80%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f%e3%80%8d/ar-AAVNoFX

2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が3日、「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。ロシアによるウクライナ侵攻問題について、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(42)と激論を交わす場面があった。

ウクライナからの避難民を続々と受け入れている日本の現状にひろゆき氏は「なんでウクライナの人だけ受け入れる話になってるんですかね。ロヒンギャの人たちやシリアの難民とか2万人以上(難民)申請してるのに、(認定されたのは)10何人でしょう。なんでみんなウクライナ人だけそんな積極的に助けようとしているんですかね」と問題提起。 これに杉村は「(日本は)難民は受け入れていない。生活文化もあまりにも違うし、なかなか環境を整えるのは難しい。その代わりODAなどで支援している。その国にちゃんと住めるようにしましょうということ」と政府開発援助で間接的に支援していると主張した。

 しかし、ひろゆき氏は「ロヒンギャの人たちなんて国に虐待されてるのに、ODAで国にお金を払ったって、その人たちにお金いくわけないじゃないですか。何言ってんですか?」と真っ向から指摘。 杉村は「虐待とかないようにしようっていうのが日本政府のやり方よ。それが日本のアプローチの仕方ということ。解決にはなかなかなってないけれど」と返し、ひろゆき氏は苦笑するしかない様子だった。

12NAME:2022/04/08(金) 01:37:43
謎に包まれたプーチン氏の娘たち 米制裁で注目集まる
AFPBB News
2022/04/07 22:45
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e8%ac%8e%e3%81%ab%e5%8c%85%e3%81%be%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%83%97%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e6%b0%8f%e3%81%ae%e5%a8%98%e3%81%9f%e3%81%a1-%e7%b1%b3%e5%88%b6%e8%a3%81%e3%81%a7%e6%b3%a8%e7%9b%ae%e9%9b%86%e3%81%be%e3%82%8b/ar-AAVYbgk

【4月7日 AFP=時事】ロシアのウクライナ侵攻に伴う「残虐行為」をめぐり、米政府はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の娘2人に制裁を科した。ただ、この2人については公にほとんど知られていない。

 米財務省によると、2人はカテリーナ・チホノワ(Katerina Tikhonova)氏とマリヤ・ボロンツォワ(Maria Vorontsova)氏。チホノワ氏は「ロシアの防衛産業を支援する仕事に従事するハイテク企業の幹部」。ボロンツォワ氏は、国の出資を受け「プーチン氏が個人的に監督する」遺伝子研究計画を主導する。 米政府は「プーチン氏の資産が家族の間で隠匿されている」とみていると、ある米高官は指摘する。

 ロシア大統領府のウェブサイトに掲載されているプーチン氏の公式な経歴によると、ボロンツォワ氏は1985年生まれ。チホノワ氏は、プーチン氏がソ連時代に国家保安委員会(KGB)の諜報員としてドイツ・ドレスデンに家族と共に赴いた後の1986年に誕生した。 プーチン氏は過去に、娘たちはロシアで大学教育を受け、欧州の数か国語を話し、ロシアに居住していると明かしている。孫も存在するという。ただ、公式にはこれ以上の情報はあまりなく、大統領府はプーチン氏一家の私生活について情報を公開していない。  ロシアメディアによると、ボロンツォワ氏は内分泌科医でがんの治療に重点的に取り組み、政府との関連もある大手の医療研究企業に関与している。  チホノワ氏については、数学者であり、国内トップクラスの国立大学に関連した科学技術財団を率いていると伝えられている。同氏は、アクロバットロックンロールと呼ばれるダンス競技のプロ選手で、権威ある国際大会への出場経験もあるという。

 プーチン氏は2019年の記者会見で、娘たちが実業界で存在感を拡大し、政府とも結び付いているのではないかとの質問を受け、直接的な答えは避けた。両氏を娘とも呼ばず、ただ「女性たち」と表現した。 後年行われた別の記者会見でプーチン氏は「彼女たちのことを誇りに思う。勉学を継続し、職務に就いている」と語った。また、「彼女たちはいかなるビジネス活動にも関与しておらず、政治にも関わっていない」と明言した。

 プーチン氏は2020年のインタビューで、「安全上の懸念」があるため、家族に関する情報の共有は望んでいないとの考えを示した。孫の存在は認めたものの、何人いるのかは明かさなかった。 プーチン氏は「孫たちがいる。私は幸せだ。大変良い子たちで、とてもかわいい。一緒に時間を過ごすのを本当に楽しんでいる」と話している。 【翻訳編集】AFPBB News

13NAME:2022/04/08(金) 01:39:24
ウクライナで中国人が人身売買。赤ちゃん連れ去り国境で逮捕、戦時下の女性や子どもを狙う蛮行に世界が激怒
2022.03.18
https://www.mag2.com/p/news/532605

ロシアからの侵攻を受け数百万人の難民が発生しているウクライナ。女性や子どもがポーランドをはじめとした周辺国へ移動する中、中国人男性が新生児を人身売買するため連れ去ったとして逮捕された。多くのウクライナ人が命を落として戦っているのを尻目に及んだ中国人の蛮行に世界中から非難の声があがっている。

中国人男性がウクライナで赤ちゃん連れ去り逮捕

ウクライナ出入国管理局の公式サイトは14日、チェルニウチ州ポルブネ検問所で、新生児と推定される赤ちゃんを抱えて国境を渡ろうとした中国人男性2人をウクライナ国境警察が逮捕したと発表した。 コリア・エコノミクスによると、男性2人がルーマニアに出国しようと試みたものの、赤ちゃんの身分証明書類を持っていなかったため拘束されたという。ウクライナに2人が入国した際、子連れではなかった点、また滞在期間が短いことから、男たちの目的は人身売買とみれらる。

「赤ちゃんはウクライナ政府で世話をしており、現在は安全な状態」と国境警察は伝えているが、ウクライナ現地には他にも仲間がいるとみて、調べを進めている。 外見から異民族だとはっきりわかる中国人だったため検問で止めることができたが、これは氷山の一角に過ぎない。

ウクライナ国境では難民を狙った犯罪が急増。ウクライナの難民がポーランドに入る主要関門の一つであるメディカ国境検問所の前では、女性と子供たちだけを選んで車両に乗せようとした男性が関係者によって制止されてなどしている。 また、ウクライナ難民の受け入れ先の国では、人身売買業者が孤児となった子供たちを標的にしているとの報道もある。

【関連】ウクライナ侵攻は序章。プーチンがこれから世界に仕掛ける覇権戦争

なぜ中国で人身売買が過熱するのか

中国では今年1月に東部江蘇省の農村で人身売買の被害者が納屋の中で鎖で拘束されている動画がインターネット上で拡散され、世界中に衝撃を与えたばかり。女性の夫が逮捕され、問題を放置した地元当局の幹部も処分された。 中国の検察機関では昨年1年間で人身売買に関わる犯罪で約1500人起訴されているが、なぜこれほどまでに中国で人身売買が盛んなのか?

中国国家統計局の資料によると、2020年の時点で全人口における男女の人数の差は、男性の方が3490万人も多い。人口性比(女性100人に対する男性の数)は105.07となり、“男余り”の実態が浮き彫りとなっている。さらに、結婚適齢期のに20代から40代に限れば、比率は108.9とさらに上がっているのが実情だ。 ちなみに、日本は総務省統計局によると、女性の方が270万人と多く、人口性比は95.8。中国とはまったく逆で男性の方が少数となっている。 こうした背景も中国による人身売買が減らないことの要因であるといえそうだ。

つい先日も中国のSNSで「私はウクライナの美女が無事に中国に輸入されるかどうかだけを気にしている」「未婚のウクライナの女の子を、戦争から保護する必要がある」 など、ウクライナ女性を“もの扱い”する投稿が飛び交って波紋を呼んた。 また、ロシアのウクライナ侵攻後から中国人男性がウェイボー(微博)でウクライナ女性とのマッチング希望者が急増しているとクーリエジャポンが報じた。

【関連】プーチン最大の誤算。“民度の高い”ウクライナ人の前に散る大国ロシア

東ヨーロッパからの人身売買は以前から国際的にも問題視されているが、今回の侵攻でさらに拍車がかかっていることは間違いない。女性や子どもがこれ以上被害に合わないためにも、ウクライナ侵攻が一刻も早く停戦に至ることが望まれている。

「ろくでなし」「外道」世界中から大非難

14NAME:2022/04/13(水) 18:06:03
クリミア併合「人権状況に重大な悪影響」、誘拐や拷問も 米の報告書
朝日新聞社 2022/04/13 11:14
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%82%A2%E4%BD%B5%E5%90%88-%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%AB%E9%87%8D%E5%A4%A7%E3%81%AA%E6%82%AA%E5%BD%B1%E9%9F%BF-%E8%AA%98%E6%8B%90%E3%82%84%E6%8B%B7%E5%95%8F%E3%82%82-%E7%B1%B3%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8/ar-AAW9Exh?ocid=msedgntp&cvid=5b55a9a502f943e5a9961988ee2d8aa1

米国務省は12日、世界各国の人権状況をまとめた2021年版の報告書を発表した。ロシアが14年に併合を宣言したクリミア半島では「現地の人権状況に重大な悪影響が出ている」と指摘した。ウクライナ東部ドンバス地方の一部を支配している親ロシア派武装勢力が「市民に危害を与え、誘拐や拷問、身体的虐待に関与している」ことを明らかにした。

 ブリンケン米国務長官は同日の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、「(ロシア軍が)広範囲にわたって残虐行為を働いた証拠が積み重なっている」と述べ、人権問題としてロシアの責任を問う考えを示した。

15NAME:2022/04/15(金) 15:08:11
ウクライナ支援でも語り継がれる日本の人道〜ポーランド「イエジキ部隊」慰霊碑
2022/4/7 06:00
小島 新一
https://www.sankei.com/article/20220407-GJ65SRHPHNJF5KVDGVRYEUWGVE/

日本の近現代の足跡を、国内外に訪ねます。明治時代に急速な近代化を成し遂げ、国際連盟の常任理事国入りしたわが国は、大東亜戦争で国家衰亡の危機にひんしました。偏った「日本悪玉史観」によって封印されてきた、先人の苦難と誇りが刻まれた現場の数々を紹介します。初回は、ロシアの侵略と戦うウクライナ支援で注目されるポーランドから。(大阪正論室長 小島新一)

「武器をもって戦うウクライナの人々の士気は高く、戦闘は長期化するでしょう。われわれは、逃れてくるウクライナの人々をすべて受け入れます。それは、かつて日本がポーランドの子供たちを受け入れてくれたことへの『お返し』なのです」

ロシア軍がウクライナに全面侵攻を始めて間もない今年2月26日。東京都渋谷区の社会福祉法人「福田(ふくでん)会」で開かれた講演会にゲストとして招かれたパヴェウ・ミレフスキ駐日ポーランド大使は、約50人の日本人参加者に、こう語りかけた。

16NAME:2022/04/25(月) 00:46:17
ウクライナ避難者、1日最大2400円を支給へ 身寄りない人を対象
朝日新聞社
2022/04/07 19:56
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e9%81%bf%e9%9b%a3%e8%80%85-1%e6%97%a5%e6%9c%80%e5%a4%a72400%e5%86%86%e3%82%92%e6%94%af%e7%b5%a6%e3%81%b8-%e8%ba%ab%e5%af%84%e3%82%8a%e3%81%aa%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%82%92%e5%af%be%e8%b1%a1/ar-AAVXC03

ロシア軍の侵攻を受けて日本に避難してきたウクライナの人たちへの支援をめぐり、出入国在留管理庁が1日あたり最大で2400円の生活費を支給する方向で調整していることが分かった。 政府関係者によると、対象は日本に知人や親族といった身寄りがない避難者。一時的に滞在するホテルを食事と共に提供している間は、1日当たりの生活費として、12歳以上には1千円、11歳以下には500円を支給する。 国はこの間にそれぞれの希望を聞き、住居や就労機会の提供を申し出ている自治体や企業などにつないでいく。引受先に移った後は、光熱費なども発生する可能性があるため、12歳以上は1日2400円(2人目以降は1600円)、11歳以下は1200円に支給額を引き上げる方向で検討しているという。

■支給期間は6カ月を想定 現地情勢によっては延長も

 支給期間は、現時点で入国から6カ月ほどを想定している。ただ、現地情勢がなかなか好転しなかったり、長期滞在を希望する人が出てきたりする可能性もあるため、今後の状況を見極めて支給期間の延長も検討するという。 国は生活費に加えて医療費の実費分の負担も検討。通訳や就労支援、日本語教育、子どもの教育といった支援も実施していく。(田内康介)

17NAME:2022/04/25(月) 01:22:26
ロシアに侵略されても備えはできている 最強の防衛戦略を持つ「軍事大国」フィンランド
危機時には国民・企業を“総動員”
https://courrier.jp/news/archives/285907/

過去にロシアから何度も占領されてきたフィンランドは、ロシア侵攻を含むさまざまな危機にも耐えられるよう、国民を総動員する形の防衛体制を以前から築いてきたという。世界が見習うべき、そんなフィンランドの安全保障戦略に、英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」が迫った──。

もしもヨーロッパで最悪の事態が起こり、ロシアがウクライナ以外の隣国を侵略したとしても、フィンランドは対応できるであろう。 まずフィンランドには物資がある。主要燃料や穀物は少なくとも6ヵ月分、製薬会社は輸入医薬品の3〜10ヵ月分を戦略的に備蓄することが義務づけられている。 さらに市民の防衛力も高い。一定規模以上の建物には防空壕の設置が求められており、それ以外の場に住む人々は地下駐車場やアイスリンク、プールなどを避難所として利用できるようになっている。 そして戦闘要員も備えている。フィンランドの成人人口の約3分の1が予備役で、ヨーロッパで最大級の軍隊を結成できる。 フィンランドのEU担当大臣ティッティ・トゥップライネンは言う。「私たちは第二次世界大戦以来、このような事態に備えて社会的な準備をし、訓練を受けてきました」 旧ソ連、今はロシアの影で80年間を過ごしたフィンランドの人々には、ヨーロッパにおける戦争の脅威は「驚きではない」そうだ。

軍事だけでない「総合的」安全保障

ウクライナでは、ロシアから自国を防衛するために一般人が武器を手にしている。その即席の「総合防衛」戦略は、世界中の人々の興味を惹きつけた。 一方、フィンランドは「総合的な安全保障」戦略を持ち、社会全体で自らを守る強力なシステムを事前に構築している。そこで想定されるのは、他国による侵略だけでなく、自然災害やサイバー攻撃、パンデミックなどもだ。 そしてこの戦略が意味するのは、軍事面の備えだけではない。危機時に法律や規則が機能するようにするための「退屈な仕事」にまで及ぶ。危機が起きる前にシステムを可能な限りレジリエンスにすべく、自国の主な弱点を絶えず探し、修正しているのだ。また、政界、財界、NGOのエリートによる非公式なネットワークも作られ、最悪の事態に備えてきた。

ウクライナ侵攻によって、ロシアと国境を1340kmも接するフィンランドも、ロシアの侵略に晒されうることが明らかになった。フィンランドのリーダーたちは現在NATOへの加盟について議論している。フィンランド人の過半数がNATO加盟を支持しているのは、フィンランド史上初めてのことだ。 しかし、同時に人口550万人のフィンランドは、独自の国家戦略の向上が急務だとも考えている。国防省のヤンネ・クーセラ防衛政策局長は言う。 「フィンランドの地政学的な位置、広大な国土にまばらに人が住んでいることを考えると、私たちは国を守るためにすべてを備えておく必要があります。 私たちは定期的にさまざまなレベルで訓練を行い、何をすべきか誰もが理解するようにしています。危機時における政治的な決断、銀行の役割、教会の役割、産業の役割、メディアの役割などです。その結果、必要なときには、この社会を“危機モード”にできるのです」

18NAME:2022/04/25(月) 01:22:40
苦い過去ゆえの徹底的な備え

フィンランドがこれほど危機に備えているのは、かつてのロシアとの戦争に端を発する。1939〜40年にフィンランドはかつてのソ連に侵略され、過酷な冬戦争を戦ったものの、国際都市ヴィボルグや主要産業地域の一部など、多くの領土を失った。そして復興の過程で、フィンランド人は「もうこれを二度と起こさない」と誓ったのだ。 「私たちは、歴史の中で何度もつらい経験をしたことを忘れてはいません。私たちのDNAに染み付いています。だからこそ、私たちはレジリエンスを保つことに細心の注意を払ってきたのです」と、サウリ・ニーニスト大統領は言う。

ニーニスト大統領は、フィンランド人の約4分の3が自国のために戦うことを望んでいるとする世論調査を示したが、これはヨーロッパにおいて圧倒的に高い数字だ。 フィンランドの戦時兵力は約28万人で、予備役として訓練された兵力を含めると計90万人にもなる。冷戦終結後にヨーロッパの多くの国が徴兵制を廃止し、防衛費を削減した後も、フィンランドは男子の学卒者全員を対象とした徴兵制を継続し、多くの国防費を維持してきた。

さらに侵略に対処するための詳細計画もある。国内各地の遠隔地への戦闘機の配備、主要経路への地雷敷設、橋の爆破などの陸上防衛の準備などだ。軍の諜報組織によって攻撃の可能性が検知されると部隊が動員され、可能な限り民間人は危険地域から避難させられる。 首都ヘルシンキは「スイスチーズ」のようになっていると、フィンランド国防軍の元司令官ヤルモ・リンドベリは言う。何十kmものトンネルがいくつもあり、すべての軍隊の本部は、30〜40メートルの花こう岩の下にある丘陵地にあるそうだ。

防衛は国民の意志─危機に率先して対応するのは大企業

フィンランドは、国連の調査で、5年連続で世界でもっとも幸福な国であるとされている。そんなフィンランドの戦略の核心は、国を守り、戦おうとする国民の意志にあると防衛政策局長のクーセラは言う。 「フィンランド人であることは契約なのです。私たちは世界の幸福度ランキングでトップを保持していますが、一方でこれを守る覚悟が必要です。第二次世界大戦でほとんど崩れた経験が、私たちを強くしてくれたのです」 ニーニスト大統領も、「私たちは社会を強化し、困難な状況に対処できるよう努めています。準備と覚悟はフィンランド人の心の奥底にあるものです」と語る。

ここで特筆すべきは、フィンランドの企業部門が準備と危機管理をリードしていることだ。フィンランド国際問題研究所の安全保障専門家チャーリー・サロニウス・パステルナクは、フィンランドでは国家的危機に際して、大企業を呼び集められる状態になっていると言う。非常事態に備えた「プレッパー社会に市場経済を活用できている」そうだ。 通信、食糧、エネルギーなどの重要産業の代表は年に数回会合を開き、充分に助言も得た上で、自分たちの産業に影響を及ぼしかねない問題について話し合う。

「基本的には、ある企業や産業が影響を受けたとしても、どう問題を解決するかと考えます。たとえばバルト海が封鎖されたら国民にどうやって食糧やトイレットペーパーを供給するか、などです」とサロニウス=パステルナークは言う。 クーセラは、フィンランドの企業は“わかっている”と述べる。「企業の幹部は兵役を経験しています。防衛に失敗すれば、ビジネスも福祉も成長も望めません。それがよく理解されているのです」(つづく)

19NAME:2022/04/25(月) 01:29:07
“世界で最も幸福”なフィンランドは隣国ロシアに対する「防衛戦略」を常に想定してきた
トレーニングを徹底的に受けるエリートたち
https://courrier.jp/news/archives/285908/

何度もロシアに占領された過去を持つフィンランドでは、危機時に国を守るため、セクターを超えて官民が協力し合う体制ができている。エリートたちは、そのために危機に備えるためのトレーニングを徹底的に受けるという。“幸福大国”の安全保障戦略に関するルポの後半をお届けしよう。

緊急時のために国家が物資を備蓄

フィンランドには、危機時に企業のネットワークを調整する国家緊急供給庁(NESA)があり、同庁は25億ユーロ(約3470億円)の「戦略的資産」を持つ。これは小麦やオート麦などの穀物、ガソリンやディーゼルなどの燃料の6ヵ月分の戦略的備蓄と、国家送電網の一部所有権などを含む非公開資産から成る。 NESAの最高責任者ヤンネ・カンカネンは、ロシアのウクライナ侵攻によって備えを強化すべきだという議論が高まり、備蓄を増やす可能性があると言う。しかし「このような危機的状況においても、システムがあるのでゼロから何かを作り始める必要はありません」。 同庁は重要物資を迅速に購入するだけでなく、たとえばフィンランドの農家が今シーズンは充分な穀物を生産できるかなど、広い分野の問題も監視している。最近までは新型コロナウイルスの大流行に注力していたが、昨年12月以降は一転し、ウクライナ情勢を「特に集中的に」監視している。 同庁はあらゆる分野の企業とのネットワークを通じ、現状と潜在的な問題について双方向に情報共有することで、「状況認識を維持・発展」させられると言う。

業界を超えて考える防衛のあり方

また、政治家やビジネスリーダー、教会やメディア、NGOの代表者などフィンランドのエリート数十人は、年に4回、国家防衛コースと呼ばれる1ヵ月間の集中プログラムに参加する。そこで彼らは、軍幹部や政府高官による講義、危機シミュレーションなどを受け、フィンランドの抱える問題やリスクについて学ぶ。 ノキアの元社長ヨルマ・オリラや、ファッションブランド「マリメッコ」会長のミカ・イハムオティラなどのビジネスリーダーはCEO就任直後、そしてEU担当大臣のトゥプライネンもこのプログラムに2014年に参加した。 そこでは、バルト海の水位上昇によって原子力発電所の停止、あるいは疫病発生というようなシナリオで、ビジネスリーダーが政治家、あるいはその逆を演じるようなプログラムもあるそうだ。 サロニウス=パステルナークは言う。「それらに解決策はあるのでしょうか? もちろんありません。重要なのは、人々を理解し、そして危機下で企業や政府にどんな問題が起こりうるかを知ることです」 過去60年間で1万人がこのコースで訓練を受け、ほとんどのかつての受講生は今でも定期的に会合を開き、問題を話し合っている。さらに6万人が地域の防衛コースに参加している。

あらゆるリスクを想定して対応

また、2014年のロシアによるクリミア併合以降、フィンランド当局は国内のすべての安全保障法を徹底的に調べた。目的に適っているか、抜け穴が利用されないかを確認するためだ。 そして、たとえば国家の緊急事態時に同じ分野の企業が協力してもカルテルと非難されないよう法律を修正するなど、危機的状況に備えて、関係者は骨の折れる作業をしてきた。 「各法律の条文に『危機時にはこの規定を停止する』といった内容を盛り込むくらいの簡単なことでもよいのです」と、あるフィンランドの公務員は述べる。 また、フィンランドは侵略の脅威だけでなく、水源の汚染や発電所の機能停止といった地域的な危機や、サイバー攻撃のような国家の緊急事態まで、さまざまな形態の攻撃にも注目している。

ヘルシンキに拠点を置く欧州ハイブリッド脅威対策センターのテイヤ・ティリカイネン所長は、フィンランドは事前に自国の脆弱性を「より積極的に」特定する必要があると述べる。たとえば2015年には、ロシアが国境を越えて不法移民を送り込んできたが、気づかないままだった。 「ロシアが小さな隣国に対して戦争を始めたことで、自分たちの脆弱性に関する理解がより深まりました。リスクや脅威に対する国民の理解は高いです」とティリカイネンは言う。 フィンランドは、今再びこの点に焦点を当てるべきだとニーニスト大統領は主張する。「平和で福祉が充実していたこの数十年間は、以前よりも暮らしやすく、心配事や悪いことが遠のきました。そのために今私たちは改善に向けて警鐘を鳴らしているのです」

20NAME:2022/04/25(月) 01:29:20
フィンランドの体制もまだ完璧ではない

ウクライナ侵攻以前には、フィンランドは新型コロナウイルスによってその備えを試された。一般的には、フィンランドはこのパンデミックをうまく乗り切ったと考えられているが、改善の余地があると専門家は指摘する。 主な課題は、政府の決定の効率的な実行や伝達が難しかったことだ。たとえば空港に到着した乗客を検査するように政府が決定しても、その実行には21の異なるアクターの関与が必要だった。 フィンランド安全保障委員会のペトリ・トイヴォネン事務局長はこう説明する。「まずは危機管理システムを効率化する必要があります。その一方で、新型コロナウイルスには有効だけれど、軍事攻撃にはそうではないというようなシステムを持つのは避けたいのです」 前回の危機を踏まえ、当局が毎度物事を修正するのは危険である。フィンランドの強みは、社会の「主要機能」の保護に集中することによって、「ブラックスワン」と呼ばれる予期せぬ出来事に備えられることだと、トイヴォネンは言う。 また、もう一つの問題は、体制が整っていれば個人は関係ないと誤解し、一般市民を見落とすことがあることだ。「人々は、自分が基本的に何をすべきか知る必要があります。それは簡単なことで、危機の初めの72時間や96時間に有効です。しかし、この点については、まだ不充分であり、学ぶべき点があります」とサロニウス=パステルナークは語る。

フィンランドがNATOに加盟しても変わらないもの

ウクライナ侵攻によってフィンランド人が不安になっているのは間違いない。ロシアと長い国境を共有するがゆえに、フィンランド政府はロシアとの良好な関係構築を常に目指してきたが、その希望は打ち砕かれた。 冷戦時代、フィンランドはその立地から、ソ連の抑止のために中立を受け入れざるを得なかった。しかし、1995年にEUに加盟し、過去数十年にわたってNATOと接近している。そして今、NATO加盟によって西側の独立国としての地位を固めようという意識がフィンランド政府では強まっている。 一方、ウクライナ侵攻によって、フィンランドの過去のアプローチの賢さが証明されたと見る考え方もある。

サロニウス=パステルナークは言う。「守る価値のある国だから、どんな立場の人であっても、自分には大きな責任があると考えます。ウクライナからは、何かを実現しようという意志が本当に重要だということを学びました。その強い意志に、小さな国ならではの有効なネットワークと充分な準備があれば、本当に大きな力を発揮します」 その根底にあるのは、ウクライナやNATOの議論によってフィンランドが大きく変わろうとも、フィンランドはロシアの隣国であり続けるという意識だ。 元国防長官であるリンドベリは、「我々はロシアと32回、あるいは42回も戦争をしたと言われています。確かなのは、ロシアは常にそこにあり、我々は準備ができているということだけです」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板