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アジア

67NAME:2013/12/19(木) 03:03:12
中国の脅威、日本以上に知る親日国 ラオスはタイ、ベトナムの弟分?
2013.12.18 08:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131218/asi13121809020000-n1.htm

「タイで企業誘致説明会を開く方が効率的でしょうが、なかなか、そうもいかないのです」 ラオス南部、サワナケットにあるサワン・セノ経済特区(SEZ)で会ったラオスの国家経済特区委員会の幹部は、こう言って苦笑いした。(フジサンケイビジネスアイ) 同幹部がしきりに「日本から新たに来るより、タイ進出の日系企業に分散工場を作ってほしい」と言うので、「それならタイで投資説明会を開けばよいのでは?」と尋ねたところ、返ってきたのが冒頭の答えだ。最近はやりの「タイ・プラス・ワン」という表現も、極力使わないようにしているという。 同SEZは、ベトナム−ラオス−タイを結び、ミャンマーへと続くメコンの要路、東西経済回廊沿いに位置し、近くのタイ・ラオス第2友好橋を渡れば、タイ東部ムクダーハーンだ。 ラオスとタイは民族的には同根とされ、歴史的、文化的な共通性もあり、通訳なしで会話ができる。日系企業の中にはバンコクで採用したタイ人を管理職としてラオスに派遣するケースもある。それだけに気をつかうのだ。

「タイ人が実の兄だとすると、ベトナム人は隣に住む大学卒のお兄さん」

隣国というのはどこでも微妙だ。ラオスとタイも例外ではない。「ラオス人にとってタイは長兄。時々おこられるし、たたかれることもある。それでも血を分けた兄弟だから最後はわかり合える関係」だと、解説してくれたのは、サワナケット大学のアドバイザーで、国際協力機構(JICA)客員専門員の宮田伸昭氏だ。 ラオス人のベトナム人に対する見方についても聞いた。「タイ人が実の兄だとすると、ベトナム人は隣に住む大学卒のお兄さん」だとか。そのココロは「勉強もできるし、働き者で偉いと思うが、自分はそこまでやらないし、所詮は他人という関係」(宮田氏)という。 両国政府は同じ社会主義国家で開放経済を進める国同士、「特別な関係」と強調するが、国民の本音とは微妙に違うようだ。 ただ、共通しているのは、ラオス人はタイ人もベトナム人も兄で、自分より上だとみていること。メコン各国を回ってみると、ラオス人が最も温和で奥ゆかしい国民だと感じるのは、私だけではないだろう。ラオス人らしい隣人評といえる。

各国に日本か中国かの二者択一を迫ることには無理が…

ラオスの人口は651万人とメコンの中で最も少なく、ベトナムのわずか7%、タイの9%しかない。カンボジアでさえラオスの2倍強の人口だ。メコンで唯一、海に面していないことも目立たなかった理由だ。 ただ、2015年の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)発足で、ラオスの位置づけは変わるだろう。ラオス人もそのことを意識する。「ビエンチャンがASEANの新たなハブ(中心軸)になる」(ポンサワン銀行のオド・ポンサワン会長)と力強い。 一方、大陸部ASEANを縦に貫く南北経済回廊は、中国雲南省昆明からラオスを経てタイへ抜ける。しばしばラオスはカンボジアと並んで、中国に近いと言われるが、同時に熱烈な親日国でもある。 だからこそ、日本が中国包囲網を意識する余り、各国に日本か中国かの二者択一を迫ることには無理がある。彼らは日本以上に中国の脅威を知っている。押し付けがましいのは、嫌われるだけだ。(編集委員 宮野弘之)


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