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東トルキスタン ウイグル チベット

222NAME:2023/10/22(日) 13:02:45
「中華民族」という言葉を使い、民族の団結を強く打ち出すようになっているのです。

中国の民族政策の歴史に詳しい東京大学の平野聡教授は、民族の団結を目指す共産党は「宗教や独自の文化を固く守ろうとするウイグル族が、国の統治を揺るがしかねないと見ている」といいます。

東京大学・平野教授「中国の主流な文化に背を向けたような、独自の社会・文化・歴史の強調といったものは、すべて中国の団結を乱し、中国の社会の安定を阻害するものである。ですから、単にテロリストを弾圧するだけでなく、そもそもテロリストが生じかねないような社会的、文化的な土壌そのものを一変する必要があると、習近平政権は考えた」

<流出した資料から浮かび上がる監視の疑惑>

ウイグル族への警戒を強めていった共産党。住民の日常生活の細部にまで、監視を行き渡らせていた疑惑が浮かび上がってきた。 いまはオランダに亡命している自治区の元公務員のアシエ・アブドゥルアハドさんは、2年前、政府内部から流出したとみられる資料を入手した。全部で150ページ以上にのぼる複数の文書。アシエさんは、政府の公式なものだと考え、世界に公開した。 そのひとつが、「カラカシュリスト」と呼ばれる資料。世界中のメディアや人権団体が、このリストに注目し、追跡調査を行ってきた。リストには自治区のカラカシュという地域に住み、施設に収容されたと見られる300人以上について詳細な情報が記されている。

その中には家族構成や交友関係、信仰心のあつさなどの個人情報が書き込まれている。さらに、収容施設で訓練が必要だと判断された理由も記載されていた。パスポートを申請したことや、子どもの数を制限する政策に違反したこと。そして、イスラム教徒の習慣であるベールを着用したり、髭を伸ばしたりしたことなどが挙げられていた。中でも目立ったのが、「安心できない人物」という理由だった。

アシエさん「こんな理由だけで、強制収容施設に送り込まれているのです。ウイグルの人々の状況は、想像以上に悪いということが分かりました」

海外メディアが、このリストの存在を報じたことを受け、自治区政府はその信憑性を強く否定。2020年2月に記者会見を開き「慎重な調査の結果、(リストに載る)人々は通常の生活を送り、職業訓練施設には入っていなかった。独立勢力が偽物のリストを宣伝しようとしているが、誰も本気にしていない」と発言した。

こうした中、取材を進めると、このリストに親族の名前が載っているという人にたどりついた。トルコ、イスタンブールに暮らす、アブドゥルメジット・エルキンさん。リストが作られたとみられるカラカシュで生まれ、6年前まで暮らしていた。リストには20人以上知っている名前があり、いまも連絡が取れないままだという。 アブドゥルメジットさん「マヒレ・マフムット、兄の妻です。私の兄の名前がここ(親族欄)に載っています。それから子どもたちの名前もあります」

さらに男性は、家族や知人でしか知り得ない、宗教的な習慣まで正確に書かれていると語った。 アブドゥルメジットさん「家にいた時、時々一緒にお祈りしました。 こんなにも詳細な情報が記されているのに、作りものだなんてありえません」 しかし、自分が知る限り、リストにのっている人の中で、過激な思想をもっていた人はいないという。

アブドゥルメジットさん「中国は今、宗教的な思想をもつ人をすべてテロリストとみなしているのでしょう。そうでなければ、この人たちがリストに載るはずがありません。あちらにいたら私も『安心できない人物』に入れられていたかもしれません」


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