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東トルキスタン ウイグル チベット

216NAME:2023/07/16(日) 06:46:36
トルコ 中国 関係
第 10 章 コロナ禍におけるトルコ・中国関係
──ウイグル問題を中心に
https://www.jiia.or.jp/pdf/research/R03_Middle_East/02-10.pdf
長年中国から逃れてきたウイグル人を迎え入れてきたにもかかわらず、近年では逆に彼らの政治活動を厳しく取り締まり、一部の活動家らを中国へ送還しているともみられている。

柿﨑 正樹
https://researchmap.jp/mkakizaki76
テンプル大学ジャパンキャンパス 政治学部 教授
昭和女子大学 国際学部 国際学科 非常勤講師 人文・社会 / 地域研究 / トルコ研究

トルコ、対中関係に溝 ウイグル族引き渡し問題で
中国・台湾
2023年1月10日 19:11 [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB090OX0Z00C23A1000000/

【イスタンブール=シナン・タウシャン】トルコが少数民族ウイグル族の扱いをめぐって、中国との関係に溝が生じている。中国政府がトルコ国籍を含むウイグル族の引き渡しを繰り返し要求しているとして、トルコ政府は拒否したうえで反発を強めている。6月までに実施される大統領選・議会選を控え、国内に強い外交姿勢を示す狙いもありそうだ。

トルコのチャブシオール外相は昨年12月下旬の記者会見で「中国との関係が減速して...

(アジアに浸透する中国)ウイグル問題を抱える中国とトルコ
https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Eyes/2018/ISQ201820_028.html

トルコと中国の関係の歴史は意外と浅い。1970年代前半の米中和解以後、両国は外交関係をスタートさせたが、その関係は希薄であった。両国の関係が近くなり、政府高官の往来が激しくなるのは、2010年前後からであった 4。中国は現在、世界第2位の経済大国であるが、トルコと中国の関係も経済および貿易が中心であり、政治分野での協調は限定的である。

テュルク系民族としてのウイグル族

一方で、両国の間の最大の政治問題は、いわゆるウイグル問題である。中国の新疆には、民族的にトルコ人に近いと言われる、約1000万人のテュルク系ウイグル族が住んでいる 6。しかし、漢民族が中心の中国では、異民族であるウイグル族に対して常に厳しい対応が採られてきた。

ウイグル族の民族旗を見たことがあるだろうか。水色の中に白地の三日月と星がデザインされたものであるが、これはトルコ共和国の国旗と色が違うだけである(トルコ国旗は赤地)。この民族旗からも、ウイグル族の人々とトルコの親和性を感じ取ることができる。トルコ国内でもカイセリ県やイスタンブル県に多くのウイグル族が住んでいる。トルコ民衆の間でも「同族」であるウイグル族に対して同情的な意見が強く、中国のウイグル族に対する対応に反発を感じる人も多い。

トルコ政府もこの点を考慮し、中国との関係強化を目指しつつもウイグル族に対する配慮も忘れていない。例えば、前大統領のアブドゥッラー・ギュルや、現大統領のレジェップ・タイイップ・エルドアンは、中国訪問に際して最初に新疆ウイグル自治区を訪れている 7。

また、数年に一度、トルコにおいてウイグル族の現状に対する不満が顕在化することがある。例えば、2009年7月5日に新疆ウイグル自治区のウルムチで起こったウイグル族と漢民族の間の騒乱に対して、トルコ政府も野党も次々と声明を発表した 8。エルドアン首相(当時)は、「我々は中国で起こった騒乱を憂慮し、悲しく思っている」と述べ、さらに国連非常任理事国(当時)としてこの問題を安全保障理事会の議題として扱うよう要請する可能性も示唆した 9。また、ナショナリスト政党として知られる民族主義者行動党の党首デヴレット・バフチェリは、駐中国大使を召還しない政府の対応を批判した。

2015年7月には、中国国内でのラマダン(イスラーム教の断食)を許可しない中国政府の姿勢に反発してトルコで暴動が起き、イスタンブルで2軒の中華料理店が破壊されたり、中国人と間違えられた韓国人が襲撃を受けて負傷したり、アンカラの中国大使館前で反対運動が起きたりするなどの被害が出た。


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