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尖閣諸島

220NAME:2013/09/08(日) 13:45:51
操舵室は防弾化

 「はてるま」などのPL型巡視船には高い能力も備わる。夜間でも正確に相手を監視できる「赤外線捜索監視装置」があるほか、操(そう)舵(だ)室は防弾化されている。

 荒波でも照準を合わすことができる「射撃管制機能」を有する30ミリ機関砲を搭載、数十メートル先に毎分2万リットルの水を吹き付けることができる遠隔放水銃もある。船体の横揺れを極力抑える設計も施されている。

 海保は、平成16年の中国人活動家による尖閣諸島・魚釣島上陸や、巡視船が銃撃を受けた13年の奄美大島沖の北朝鮮工作船沈没事件などを教訓に、巡視船の装備や警備体制を強化してきた。海保は27年度末までに中国公船に対応する専門部隊を設け、新たに巡視船10隻を建造する予定だが、ここにも過去の経験を生かして新たな工夫をこらす。

一般的に、船には水面を滑るように進む「滑走型」と、船体下部が水面に沈み込む「排水量型」がある。これまで尖閣周辺で主に活動してきた巡視船は高速航行がしやすい滑走型だが、揺れやすいという難点があった。海保では、速度がさほど速くない中国公船には「速度重視の巡視船は不要」(幹部)と判断。10隻には航行時の安定性が保てる排水量型を採用し、乗組員の負担を減らす。

 「根負けするわけにはいかない。これからも冷静に理性的に対処していく」。海保幹部は、長期戦を見据えている。

■海上保安庁の巡視船 全国の海上保安部などに配備され、領海警備や海難救助、海上災害の防止といった任務に従事する。ヘリコプターを搭載したPLH型巡視船(Patrol Vessel Large with Helicopter、ヘリ搭載型大型巡視船)は13隻、その他の排水量1千〜3500トンのPL型は38隻ある。全巡視船艇は355隻。不審船対応を想定した高速巡視船や厚い氷を砕きながら航行できる巡視船もある。


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