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尖閣諸島

110NAME:2012/11/14(水) 12:29:03
中国の恫喝に屈するな 「反三戦」をただちに撃て!
2012.11.14 03:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121114/chn12111403010000-n1.htm

尖閣をめぐる「三戦」

 いやしくも一国の政府を代表する者が、よくも口汚い言葉を羅列して激高型の演説をしたものである。この秋、ニューヨークの国連総会に出てきた中国の楊潔◆(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相と李保東国連大使が、日本に異様な罵りの言葉を吐いた。それらの演技に既視感があるのは、北朝鮮のけたたましい演説に慣れているせいかもしれない。やはり、中国は北朝鮮の兄貴分であった。外縁に向かって序列の低い異民族を支配する中華帝国なのである。

 その国連演説の中身も卑劣の一語に尽きる。日本による尖閣諸島の国有化は、中国の主権への「重大な侵害だ」とは、勝手な解釈による理不尽な言い分だ。その理由になるとさらに勝手で、日清戦争末期に「中国から盗んだ歴史的事実は変えられない」とウソを承知で罵倒する。日本が尖閣諸島を無主の島であることを確認して領有したのは、1895年4月の下関条約より前のことで、清国が日本に割譲した「台湾及び澎湖島」にも尖閣は含まれていない。続く李大使の用語法も、「強盗のロジックと同じ」「植民地主義的」などと、やはり歴史を絡めて日本を非難した。

 中国が歴史カードを使ったのは、国連そのものが敗戦国を封じる戦勝国クラブとして発足したことに関係する。国連憲章には日本を敵国とみなす「敵国条項」が残されたままである。日本とドイツは「この憲章のいずれかの署名国の敵国であった国」(第53条)と扱われ、国連とは元来が戦勝国による戦勝国のための国際機構だったことを呼び起こす。楊潔◆(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相らは、主要国に日本が「戦犯国家」だったことを思い出させ、彼らを巻き込んで日本を叩く格好の舞台とみた。しかも、歴史カードは日本に罪の意識を呼び起こす金縛りの道具である。

楊外相と李大使の国連演説は、歴史と法律の顔をした巧妙なプロパガンダであったのだ。その品性下劣な言葉遣いに各国の代表は呆れたが、ウソも百篇という効用もある。何度も繰り返されると、本当かも知れないという気にさせる古い詐術だ。彼らはこれを「世論戦」「心理戦」「法律戦」などと呼んで、弾丸なき戦いと心得ている。

もともと、黄河流域で「中原に鹿を逐う」群雄割拠の時代から、互いに宣伝工作戦を磨いてきた。彼らのいう抗日戦争の期間も、中国国民党は戦場での劣勢を補うべく日本軍の「非人道性」をデッチ上げて国際社会に喧伝し、国際世論の獲得に成功している。その国民党を打倒した中国共産党は、戦後の日本で「米帝国主義に対する民族解放闘争」として、日本共産党を煽った。それに失敗すると、今度は日米安全保障条約や軍国主義復活に対する非難キャンペーンに転換する。

 文化大革命を批判する記事を書いて駐在先の北京から追放された産経新聞の柴田穂(当時外信部次長)は、月刊正論の1975年9月号で、中国が日本に対しては「武力闘争よりも政治的、心理的な揺さぶりの方が効果的であると見ている」と早くから警告していた。柴田は「中国が日本を屈伏させようとするならば」として、軍事より心理的な・武装解除・の道を選ぶという。なぜなら、「それがいちばん日本人の弱点であることを中国が知り抜いているからである」と書いた。


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