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東日本大震災

19NAME:2012/03/25(日) 17:08:23
震災がれき:島田市、受け入れ正式発表…目標年5千トン
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120316k0000m040092000c.html

東日本大震災で生じた岩手県大槌、山田両町のがれきを受け入れる意向を示していた静岡県島田市の桜井勝郎市長は15日、記者会見を開き、「試験焼却で安全は確認された。被災者の痛みを少しでも分かち合いたい」と述べ、同市で焼却処理していくことを正式に発表した。環境省廃棄物対策課によると、東北地方を除く自治体による広域処理は、東京都に次いで全国2例目となる見通し。【小玉沙織】

 1日20トンずつ一般ごみと混ぜ、年間5000トン処理することが目標。国や岩手県などと協議し、輸送方法が固まり次第、受け入れを始める考え。桜井市長の会見に先立ち、同市議会はがれきの受け入れを積極的に進めるよう求める決議を賛成多数で可決した。

 環境省は被災地のがれき約400万トンの処理を沖縄県を除く全国の自治体に呼びかけたが、放射能への不安などから進んでいない。野田佳彦首相は13日、都道府県と政令市に文書で受け入れを要請する方針を表明した。

 ◇解説…試験焼却で住民に安心感
 静岡県島田市が被災地のがれきを受け入れるのに大きな役割を果たしたのが試験焼却だった。ごみ処理施設があり、住民の一部が強く反対していた同市伊太地区の佐藤博海自治会長(73)は15日、市の発表会見に合わせて賛意を表明。「安全を示す具体的なデータで賛成する住民が増えた。試験焼却は必要な過程だった」と話した。

 昨年12月、ごみ処理施設と処分場の周辺住民に市の受け入れ方針について説明会を開いたところ、幼い子どもを持つ母親や茶農家らから放射性物質に対する強い懸念の声が上がった。根底にあったのは、福島第1原発の事故対応などから生まれた国への不信感だった。

 試験焼却の実施を決めた島田市は、国の協力を得て搬出する被災地のがれき置き場、運搬の途中、焼却の前後など7段階で放射能検査を実施。さらに市民が自分の測定機器で検査できるよう焼却後の灰を実際に示すなど、情報公開を進めた。自治会長ら約40人が被災地へ視察に訪れる動きも生まれた。細野豪志環境相も「島田の手法が全国に広がってほしい」と期待する。

 ただ、市にはこれまで1万人に迫る反対署名が寄せられ、不安を訴える住民団体もある。今後も透明性のある説明を継続していくことが必要だ。【小玉沙織】

毎日新聞 2012年3月15日 20時56分(最終更新 3月15日 22時12分)


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