したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

東日本大震災

101NAME:2014/05/18(日) 23:40:39
韓国沈没事故と東日本大震災の共通点とは?―中国メディア
配信日時:2014年5月1日 22時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87478

2014年5月1日、韓国・珍島沖で発生した旅客船「セウォル」号沈没事故では、船が大きく傾いているにもかかわらず、救命胴着を着た学生らが、「その場を動かないように」という船内放送に従って、船内にとどまる様子に、多くの人が「なぜ外に出て、海に飛び込まないのか」と驚きと苛立ちを隠せない。大人の指示に従った学生らは最後まで船内にとどまり、脱出の機会を逃してしまった。北京青年報が報じた。 災害や事故が発生すると、さまざまな判断を下すための時間は往々にして数分、ひいては数秒しか残されていないことがある。そしてその判断が、生死さえ分けてしまう。

日本の小中学校では毎年、地震に備える防災訓練が3〜4回実施される。その訓練では、教師らが、「先生の指示に従いなさい」と生徒に教えてきた。そのため、生徒らも指示に従うことに慣れ、考える前に行動することが習慣になっている。しかし、2011年3月11日に東日本大震災が発生して以降は、教師が現場におらず、生徒が自分でどのように行動するかを判断する訓練が増えた。 当時、宮城県石巻市大川小学校の教師は、生徒を裏山の高台ではなく、校庭に集合させていた。そして教師と住民との間で2次避難先の話し合いをしたため、避難に手間取り、結局地震から避難開始まで約40分かかり、避難のための貴重な時間を無駄にしてしまった。結果、生徒74人と教職員10人が、避難の途中に襲ってきた津波に呑み込まれ、犠牲になった。 この状況と、今回の「セウォル」号沈没事故では、一方は校庭で、もう一方は船内で、いずれも生徒が「待っていた」という類似点がある。そして、本来は残されていた避難のための時間が、指示に従ったために奪われてしまった点も同じだ。

大川小学校とは対照的だったのは岩手県釜石市市立東中学校だ。海からわずか500m足らずの近距離に位置しているにもかかわらず、同中学校と鵜住居(うのすまい)小学校の児童・生徒、約570人は全員、押し寄せる津波から生き延び、「釜石の奇跡」と言われている。同中学校は、「自分の命は自分で守る」という考えを防災教育で生徒らに徹底して教えている。災害がやって来た時は避難を優先する訓練を徹底し、緊急時に一緒にいない家族の事を考える必要はなく、まず自分の安全を確保するようにと生徒に教えているのだ。 例えば、ただ避難するだけではなく、訓練の中に様々なアクシデントを盛り込んで、生徒が自分で考え判断して行動できるようにしている。わざとケガ人を作って、保健室に待機させ、警報が鳴り、点呼時に生徒が一人足りない時に、生徒らがどのような行動を取るか観察したりしているのだ。そして、その行動に反省点があれば、教師らはすぐに指示ではなく、アドバイスを送る。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板