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原 発

1TOKUMEI:2012/03/14(水) 14:15:49
原発 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB

86NAME:2013/08/23(金) 12:54:53
対策は破綻状態 同型タンクから漏出も現実味
2013.8.22 22:06
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130822/dst13082222070017-n1.htm

東京電力福島第1原発で22日、地上タンクから新たな汚染水漏れの可能性が浮上した。同じ型のタンクは約350基あり、次々と汚染水漏れが出る懸念が拭いきれない。東電や国の対策も手詰まり状態で、タンクに貯蔵するという「最後のとりで」が崩壊した場合どうするか。先が全く見通せないでいる。

 原子力規制委員会の更(ふけ)田(た)豊志委員は21日の汚染水対策検討会で「他のタンクでも汚染水漏れが起きると考えなくてはいけない」と話したが、それがまさに現実味を帯びだした。 問題はタンクから排水溝を通じて外海に直接つながっており、海洋汚染を防ぐ方策がないことだ。東電は再発防止へ、同型のタンクのパトロールをこれまでの1日2回から3時間ごとに改める方針を示したが、抜本的な漏(ろう)洩(えい)防止策はない。

 タンクに汚染水をためないことが一番有効な方法で、東電は山側から建屋に流れ込む地下水を汚染前にくみ上げて海へ放出する計画を立てているが、地元の不信感が高まり頓挫。汚染水から放射性物質を除去する装置も腐食が見つかり停止したまま。事実上、タンクによる保管しかないのが現状だ。 もう一方の汚染水漏れである地下水からの海洋汚染も防ぎ切れていない。

東電はこの日、タービン建屋につながるトレンチ(地下道)にたまっている汚染水(約1万5千トン)の抜き取り作業を始めた。事故直後の平成23年4月にたまったもので、規制委が「早く抜き取るように」と指示していたが、これまで高い放射線量に阻まれて作業ができなかった。 トレンチの汚染水に触れた地下水は海へ流出し続けている。流出をせき止めるために、東電は護岸の地中に薬剤(水ガラス)を注入し地盤を固めた「土の壁」を造成したが、地下水が壁手前でせき止められて水位が上昇。壁を乗り越え港湾内への流出が続いているとみられている。

 港湾内と外海は、シルトフェンス(水中カーテン)で遮断されているが、海水の流れを完全に止めることはできず、一部は外海へと流れている可能性を否定できない。 東電は23年5月以降流出が続いていると仮定した場合、最大で港湾内にトリチウム40兆ベクレル、ストロンチウム10兆ベクレル、放射性セシウム20兆ベクレルが流出したと試算。原発事故はさらに深刻さを増している。(原子力取材班)

87NAME:2013/08/23(金) 12:56:26
福島第1原発汚染水 今後どうなる?解決策なく増え続ける
2013.8.22 00:21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130822/dst13082200230001-n1.htm

東京電力福島第1原発で地上タンクの汚染水漏れが発覚した。解決策の見えない汚染水問題をまとめた。

 Q 福島第1原発の汚染水はどのようにして発生するのか

 A 炉心溶融した1〜3号機の核燃料を冷やすため、原子炉に水を注入し続けている。その水が放射性物質を含む汚染水となり、原子炉建屋地下などにたまっている。

 Q たまった水はどうするのか

 A 建屋地下の汚染水を回収し、放射性セシウムや塩分を取り除き、長さ約3キロにわたって配管をつなぎ合わせて水を循環させ、再び原子炉の冷却に使っている。

 Q 今回問題となった地上タンクの汚染水は

 A 建屋には1日約400トンの地下水も流入しており、新たな汚染水となり増え続けている。循環冷却に使用する以上の汚染水が発生しており、回収した途中で取り出した高濃度の汚染水は地上タンクに貯蔵されている。

 Q 地上タンクはどれぐらいあるのか

 A 事故発生当初から設置され現在約1060基が敷地内に設置されている。このうち今回問題となったボルトでつなぐ簡易な構造の「フランジ式」のタンクは約350基ある。

Q なぜ漏れたのか

 A 原因は分かっていないが、タンク底部やボルトの接合部から漏れ出た可能性が指摘されている。

 Q 隙間ができるのか

 A 接合部を溶接していないため、隙間ができないよう樹脂(パッキン)を挟みボルトで締める。樹脂の耐用年数は5年だが、夏は暑さで膨張し冬は寒さで縮むため接合部は緩みやすく隙間ができる。

 Q 多核種除去装置「ALPS」は活用できないのか

 A トリチウム以外の放射性物質を取り除くため、汚染水対策の“切り札”だが、試運転でタンクの下部に腐食が見つかり、汚染された水滴がでたため現在は動いていない。

 Q 地下水の海洋流出の問題もあるが

 A 地下汚染水は1日300トンが海に流れている可能性がある。地下汚染水はトレンチ(地下道)にたまり、水をくみ上げて除去しているが、抜本的な解決策にはなっていない。

88NAME:2013/09/03(火) 14:33:45
政府・与党、東電任せを反省 強い危機感 福島第1汚染水漏洩
2013.9.2 23:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130902/plc13090223320016-n1.htm

政府・与党は東京電力福島第1原発の汚染水漏(ろう)洩(えい)問題を、安倍晋三政権への信頼を失墜させかねない事態とみて危機感を強めている。首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官が、政府が前面に出る姿勢を繰り返し強調するのもそのためだ。ただ総合対策の実行はこれからで、自民党からは「取り組みが遅い」(塩崎恭久政調会長代理)との批判が相次いでいる。

 「汚染水問題は極めて重要な喫緊の課題だ。東電任せではもう(対策が)難しいと判断した」 菅氏は2日の記者会見で、政府として総合的な対策を立てる狙いをこう強調した。 ただ、自民党が同日開いた資源・エネルギー戦略調査会・経済産業部会合同会議では、「抜本対策といいながら毎回漏れている。これでは誰も信用しなくなる」(山田賢司衆院議員)、「いつまでに何をするかの見通しが見えない」(柴山昌彦総務副大臣)などと、これまでの東電や政府の対応を疑問視する声が続出した。

 同調査会の山本拓会長は産経新聞の取材に「対策を誤れば、高い支持率に支えられてきた政権の勢いが弱まりかねない」と語った。与党は3月と6月の2回にわたり、政府に「地下水の流入により汚染水が増加している現状に対応し、早急に万全な対策を講じる」よう求める緊急提言を示してきただけに、取り組みの鈍さに対する不満は高まっている。

 自民党の大島理(ただ)森(もり)前副総裁は8月29日、党東日本大震災復興加速化本部の総会で「汚染水問題について、党は以前から『危ない』と言ってきた。提言を真剣に受け止めていない」と政府に異例の注文を付けた。 政府がここへ来て対策に本腰を入れ始めた背景には、2020年夏季五輪の開催都市を決めるアルゼンチンでの7日(日本時間8日)の国際オリンピック委員会(IOC)総会を前に「汚染水問題が東京招致へのネガティブキャンペーンに使われている」(首相周辺)事情もある。政府としては総合的な対策を公表することで国際社会に理解を求める考えだ。

89NAME:2013/09/05(木) 22:28:30
韓国で18時間予備電源なし 南部の原発で非常用発電機止め点検作業
2013.9.5 12:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130905/kor13090512420003-n1.htm

韓国南部釜山郊外にある古里原発1号機(加圧水型軽水炉、出力58万7千キロワット)で7月、原子炉の点検中に作業員が2台ある非常用発電機を両方停止させ、予備電源がない状態が約18時間続いていたことが5日、分かった。韓国の原子力安全委員会が明らかにした。

 当時、原子炉は稼働を停止し、核燃料棒は炉から取り出されていたが、構内の水槽には使用済み核燃料が貯蔵されており、外部からの電力供給が止まれば、冷却装置が使えなくなる状況だった。

 原子力安全委員会の運用指針では、いかなる場合でも非常用発電機のうち1台は運転を続けるよう定めている。 韓国では原発への不正な部品納入が次々発覚し、交換のための運転停止で夏場の電力供給危機が起きた。(共同)

90NAME:2013/09/05(木) 22:29:42
節電補助金でしのぐも… 韓国、電力危機のウラに意識の低さ
2012.8.28 13:06
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120828/biz12082813100009-n1.htm

 韓国は猛暑で電力需要が急増し、大規模停電(ブラックアウト)の危機にさらされている。6日には最大電力供給能力から最大電力需要を差し引いた予備電力が供給能力の3.8%に当たる280万キロワットになり、電力警報が発令された。電力当局は企業の節電に対して補助金を支給する需要管理を実施し、ブラックアウトを免れた。

 韓国・朝鮮日報によると、今年6月までに税金から支払われた節電補助金は2400億ウォン(約168億円)で、すでに昨年(949億ウォン)の2.5倍以上に上る。今年の年間支給額は4000億ウォンに達する可能性がある。

 韓国では2008年以降、3年間で電力需要が15%以上増えたが、供給能力は同期間に約5%増えただけだ。このため電力供給予備率は08年の12%から11年には4.1%まで低下した。主要先進国の電力供給予備率は15%前後に保たれている。

 韓国では国策で電力価格が低く抑えられている。産業の国際競争力を高める一方、財政に負担を強いるとともに、節電意識を低くし、浪費による慢性的な電力危機の原因となっている。(フジサンケイビジネスアイ)

91NAME:2013/09/09(月) 15:44:44
福島原発事故、菅元首相や東電幹部ら約40人を不起訴 検察当局
2013.9.9 14:27 [放射能漏れ]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130909/crm13090914290003-n1.htm

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、東電幹部らが業務上過失致死傷などの罪で告訴・告発された問題で、検察当局は9日、菅直人元首相(66)や東電の勝俣恒久前会長(73)ら告訴・告発対象となった約40人を不起訴とした。検査当局は「対策を怠っていたとまでは言えない」と認定した。

 告訴・告発した市民団体側は不起訴を受けて検察審査会に審査を申し立てる意向を示しており、不起訴判断の是非は検審で判断されることになりそうだ。 告訴・告発の対象となったのは、東電旧経営陣のほか、菅氏ら当時の政権首脳や、原子力安全委員会(廃止)の班目春樹元委員長(64)ら原子力行政担当者。

 市民団体側は平成20年に東電が「最大15・7メートルの津波の可能性がある」と試算していたことに着目し、「対策を怠ったことで全電源喪失によるメルトダウンを招き、近隣住民に傷害を引き起こした」などと主張した。

92NAME:2013/09/09(月) 15:49:07
吉田元所長死去で菅元首相、ネット上で大暴走
2013.7.12 11:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130712/plc13071211370004-n1.htm

「吉田所長は東電上層部の意向に反して独断で海水注入を継続した。英断だ」 平成23年3月12日、水素爆発した1号機への海水注入をめぐり、「菅首相の了解が得られない」と中断を求めた東電本店の指示に逆らい、独断で注水を続行した吉田氏を称賛している。 ここまでは尋常だが、この後は文章の趣旨が追悼からずれ、自己弁護と他者攻撃へとどんどん傾く。

「当時安倍晋三氏(現首相)は『海水注入を止めたのは菅総理。即刻辞任しろ』とメルマガで私への辞任を迫った。東電本店のウソの情報を振りかざして、原発事故までも政争の具にしようとした」 また、菅氏は関連して10日付のツイッターではこうも記している。 「海水注入問題では東電が自分たちの判断を官邸の判断とすり替えた」「私を含め官邸の政治家は海水注入は当然と考えており、誰も中止を指示していない」 菅氏は6日付のブログでも「安倍総理の大陰謀」と題し、安倍首相が「東電から頼まれて」でたらめの情報を発信したため、「菅降ろし」が起きたと訴えた。同様に11日には「ネットを利用した安倍晋三総理の巧妙な名誉毀損(きそん)」と書くなどボルテージを上げた。

実際のところはどうか。事実関係をたどると、東電本店が吉田氏に海水注入中断を求めたのは、菅氏自身が「再臨界」に強い懸念を見せたからにほかならない。官邸で一部始終を目撃していた関係者は、「速やかな海水注入を求める専門家らに対し、菅氏はこう怒鳴っていた」と証言する。 「海水を入れると再臨界するという話があるじゃないか。君らは水素爆発はないと言っていたじゃないか。それが再臨界はないって言えるのか。そのへんの整理をもう一度しろ!」 23年5月31日の衆院震災復興特別委員会では、菅氏自身がこう答弁している。 「水素爆発の可能性、再臨界の可能性、そして塩が入ることによるいろいろな影響。そこにいた専門家のみんなに、そこも含めて検討してみてくださいと…」

 当時、原子力安全・保安院や東電が、官邸政治家から「指示なく勝手なことはするな」と厳命されていたのは周知の事実だ。菅氏に「整理」「検討」と言われたら、どう受け止めるか。官邸に詰めていた東電の武黒一郎フェロー(当時)が、菅氏の反応を見て第1原発の吉田氏に電話で「止めろ。官邸がグジグジいってんだよ」と中断を求めたことまで「東電の判断」と言い張る菅氏の主張は無理がある。

 海水注入続行はあくまで吉田氏の独断による「結果オーライ」にすぎない。菅氏の「意向」がそのまま実行に移されていたら、1号機はどうなっていたことか−。結果は想像したくない。(政治部編集委員)

93NAME:2013/09/10(火) 00:06:36
北側地下水も3200ベクレル=タンク汚染水浸透か―福島第1
時事通信 9月9日(月)19時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130909-00000134-jij-soci

 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度の放射能汚染水が漏れた問題で、東電は9日、タンク北側の観測用井戸で8日採取した地下水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり3200ベクレル検出したと発表した。
 タンク南側の井戸では、4日に採取した地下水から同650ベクレル検出されており、東電は「漏れた汚染水が土壌に染み込み、地下水に混じった可能性が高まった」と説明している。

94NAME:2013/09/12(木) 07:06:48
地下水のトリチウム濃度急上昇 漏えいタンク付近、汚染拡大か
2013.9.11 20:41
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130911/dst13091120420005-n1.htm

東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11日、漏えいがあったタンクから北に約20メートル離れた観測用井戸で、地下水1リットル当たり6万4千ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。法定基準(6万ベクレル)を超えており、この井戸のトリチウム濃度は3日間で約15倍に急上昇した。

 汚染水が漏れた「H4」と呼ばれるタンク群の周辺では、地下水に汚染が拡大している可能性が高まっている。 東電は10日に地中約7メートルの地下水を採取した。8日に採取した際は4200ベクレル、9日に採取した際は2万9千ベクレルだった。 H4エリアの海側には、地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」計画用の井戸があり、汚染の恐れが出ている。

95NAME:2013/09/12(木) 23:06:17
汚染水風刺画の仏紙「謝罪しない」 日本大使館は抗議
2013.9.12 21:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130912/erp13091221460005-n1.htm

フランスの週刊紙カナール・アンシェネが2020年夏季五輪の東京開催と東京電力福島第1原発の汚染水漏れを関連づけた風刺画を掲載した件で、同紙のルイマリ・オロ編集長は12日、ラジオ局のインタビューで「謝罪するつもりはない」と述べた。

 同日午前には、在フランス日本大使館の藤原聖也臨時代理大使がオロ氏に電話で「東日本大震災の被災者の心情を傷つけるものであり不適切で遺憾」と抗議。大使館によると、オロ氏は「そういう意図はなかった」などと釈明したという。大使館は同様の内容の書簡も近く送達する。

 しかし、オロ氏はインタビューで「(風刺画は)誰かを傷つけるものではない」と明言。さらに「日本政府の反応に当惑している。問題の本質は東京電力の(汚染水などの)管理能力のなさにあり、怒りを向けるべき先はそちらだ」などと話した。カナール・アンシェネ紙は11日付の紙面で、腕や脚が3本ある力士などを描いた風刺画を掲載。(共同)

96NAME:2013/09/15(日) 02:12:35
政府「原発ゼロ」長期化懸念 汚染水漏れ…再稼働の道筋も不透明
2013.9.14 21:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130914/plc13091421530012-n1.htm

安倍晋三政権は電力の安定供給に向け、原子力規制委員会による安全審査で安全が確認できたものから再稼働させる方針だ。ただ、東京電力福島第1原発の汚染水漏れが発覚し、原発再稼働の道筋も不透明になっている。原発ゼロの状態が続けば、経済政策「アベノミクス」の成長戦略を大きく揺るがしかねない。 安倍首相は7日の記者会見で「エネルギーの安定供給、コスト低減の観点も含めて責任ある政策を構築していく」と強調した。原発は天然ガスや石炭が燃料の火力発電よりもコストが安く、民間企業の国際競争が激化する中で欠かせない。

 原発停止の影響で平成25年度の電気料金が東日本大震災前に比べて25%近く上昇するとの試算もある。政府関係者は「黒字の中小企業も電力料金の値上げで赤字に転落する」と指摘。原発ゼロの長期化が民間活力を引き出す政府の成長戦略に与える影響を警戒する。

 首相はこれまで、原発再稼働について「世界で最も厳しい安全基準のもとで判断する」と主張。安全性の判断は専門家に委ね、政府は安全が確認された原発の再稼働への地元の理解を重視してきた。 そうした中で発覚した汚染水漏れ問題。首相は19日に福島第1原発を視察し、国費470億円を投入する汚染水対策など政府の取り組みをアピールする。自民、公明両党も衆院経済産業委員会の閉会中審査を27、30両日に開き、国民の不安払拭に努める方針だが、実際の対応が進まなければ、原発再稼働への不信感は一気に高まる。

97NAME:2013/09/16(月) 01:15:53
菅元首相、台湾で講演 「次世代に原発ない社会を」
2013.9.15 09:52 [菅直人]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130915/stt13091509540001-n1.htm

 菅直人元首相は14日、台北で講演し、首相時代に起きた東京電力福島第1原発事故の衝撃の大きさを強調、再生エネルギーの開発を進め「原発のない社会を次世代に残そう」などと訴えた。菅氏は、脱原発を求める市民団体の招きで今月12〜15日の日程で台湾を訪問中。視察した原発の設備は「福島原発より優れている」と菅氏が述べたと台湾電力が発表し、菅氏が後にこれを否定する一幕もあった。(共同)

98NAME:2013/09/25(水) 13:15:33
廃炉の原発「三菱重の設計手法に問題あり」 米NRCが指摘
2013.9.24 14:50 [放射能漏れ]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130924/amr13092414520005-n1.htm

 米原子力規制委員会(NRC)は23日、蒸気発生器の事故を起こして廃炉予定のサンオノフレ原発(米カリフォルニア州)に関し、蒸気発生器を製造した三菱重工業に対して設計段階のシミュレーション手法に問題があったと文書で指摘した。

 事故は3号機の細管が蒸気で激しく震動し、摩耗が生じて水漏れが起きた。2号機でも多数の摩耗が見つかった。NRCによると、三菱重工は設計時に細管の震動をコンピューターで予測した際、位置関係が異なる配管の計算結果を一緒に扱って解析していた。

 サンオノフレ原発は2009年以降に蒸気発生器を交換したが、12年1月の事故で運転を停止。電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは今年6月に修理費や維持費が高すぎるとして廃炉を決め、製造元の三菱重工に損害賠償を求める意向を示している。(共同)

99NAME:2013/10/07(月) 09:56:26
汚染水対策「専門家の知識必要」 安倍首相、国際的協力求める 科学技術フォーラム
2013.10.6 18:27
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131006/biz13100618280005-n1.htm

日本最大規模の国際会議となる「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」の第10回年次総会が6日、京都市の国立京都国際会館で、3日間の日程で始まった。開会式に出席した安倍晋三首相は、汚染水処理が難航している東京電力福島第1原発事故への対応について「みなさんの智恵と専門知識を必要としている」と国際的な協力を求めた。

 安倍首相は原発事故を「わが国が学ばざるをえなかった苦い教訓」と表現。その上で「世界中から最も先進的な知見を吸収しなければならない」と強調した。あわせて、温室効果ガスの排出削減に向けた技術革新に関する会議を開く考えも示した。来年10月7、8日に東京で開催する。

 同フォーラムには約100国・地域から約1100人の有識者らが参加し、環境やエネルギー問題など人類社会の持続可能性を中心に議論した。

 米マサチューセッツ工科大のジェローム・フリードマン教授は「気候変動は既に破壊的な影響をもたらしている」と警鐘を鳴らした。会議の創設者である尾身幸次理事長(元財務相)は「人類の未来を長期的視点で考える必要がある」と参加者に訴えた。

100NAME:2013/10/08(火) 10:57:00
桜田文科副大臣「人住めない福島に」 廃棄物処理で 官房長官が口頭注意
2013.10.7 19:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131007/plc13100719400014-n1.htm

桜田義孝文部科学副大臣が、東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含むごみ焼却灰などの指定廃棄物の処理について「原発事故で人の住めなくなった福島の東電の施設に置けばいい」と発言していたことが7日、分かった。菅義偉官房長官は同日、桜田氏に口頭で注意した。

 菅氏は7日の記者会見で、桜田氏に「誤解を与える発言は副大臣として慎むべきだ」と注意したことを明らかにした。辞任を求める考えは否定した。

 桜田氏は5日の千葉県内での同県選出国会議員らの会合で発言。菅氏は桜田氏が「一般論として東電の敷地内で管理したらどうかとの意見もあるという趣旨だった」などと釈明したと説明した。指定廃棄物は焼却灰や汚泥など放射性セシウム濃度が1キロ当たり8千ベクレルを超えるもので、発生した都道府県が処理することが国の方針となっている。

101NAME:2013/10/14(月) 13:47:07
韓国では放射性セシウムをアスファルトに練りこんでいるため、日本よりも遥かに放射線量が高い。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5227.html#comment

店内0.22マイクロシーベルト → 店外に出る 4.32マイクロシーベルト
<参考>
東京 0.03〜0.05マイクロシーベルト

福島の放射線量なんて、全く問題ない!
はっきり言って、福島の除染作業なんて、完全な無駄!
日本政府や福島の各自治体は、ただちに除染作業などやめて、全ての福島県民を自分の土地と家に帰してやれ!
そして、早く日本の原発を再稼働しろ!

102NAME:2013/10/16(水) 08:50:56
中国製原子炉新設にインドが反発、パキスタン南部で計画
2013.10.15 23:19 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131015/asi13101523200005-n1.htm

 15日付のインド紙インディアン・エクスプレスは関係筋の話として、パキスタン南部カラチに中国製原子炉2基を建設する計画が進んでおり、インド政府が中国政府に対し反発していると報じた。

 インドのシン首相は22日から訪中する。訪問前の両国の事務レベル協議でもインド側はこの問題を取り上げたという。 カラチの中国製原子炉新設をめぐっては、パキスタン政府が2013会計年度予算案に用地確保費を計上したことが明らかになっている。(共同)

103NAME:2013/10/18(金) 22:44:30
<国政監査>日本の無礼な答弁書に…「韓国の原子力安全委は何をしていたのか」
2013年10月18日08時32分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/251/177251.html?servcode=A00&sectcode=A10&cloc=jp|article|ichioshi

17日、国会で開かれた未来創造科学放送通信委員会の国政監査で「原子力発電所マフィア」に指定された原子力安全委員会(原安委)と韓国水力原子力(韓水原)に対し、与野党の議員からの叱責があふれた。集中攻撃を受けたのは原安委だった。民主党のイ・サンミン議員は「原安委が日本など隣国の放射能漏出に対するマニュアルを作っても警報を発動しなかった」として「放射能物質が漏れ出ているにもかかわらず安全だという言葉だけを繰り返した真意は何か」と言って責め立てた。セヌリ党の金乙東(キム・ウルドン)議員は「トルコへの原子力発電所の輸出が、福島原子力発電所事態も収拾できない日本に移った」と指摘した。

日本に対する低姿勢も問題になった。民主党議員は、福島原子力発電所の事故についての日本の誠意のない答弁書に対する韓国政府の中途半端な対応を批判し、この過程で李銀哲(イ・ウンチョル)原安委長との舌戦も展開された。

▼ノ・ウンレ(民主)議員=「チェルノブイリ事故の時に日本はロシアに資料を要求して国民にマスクまで使わせたが、韓国の原安委は何をしたか。ホームページを参考にしろとの日本のコメディのような返事に対して追加情報の要請や抗議でもしたのか」。

▼李委員長=「資料価値がない日本の返事に抗議できない点は誤っていた。だが、日本の許諾なしには福島県知事にアプローチもできないという点を勘案してほしい」。

▼崔載千(チェ・ジェチョン、民主)議員=「韓国に輸出される日本の原子力発電所の部品についての安全確認もしていない事実が、日本メディアを通じて報道されている状況だ。福島の実態調査や情報収集もせずに日本の返事だけを待っているのなら規制権限を下ろして自ら解散せよ」。

李委員長は、原子力発電所の拡大可能性を尋ねる民主党ユ・スンヒ議員の質問に対して「基数基準で今後、原子力発電所が増える可能性がある」と明らかにした。ユ議員は「政府が発表した電力需要比重を合わせるためには現在23期の原子力発電所が2035年までに41基に増える可能性がある」として「原子力の比重を低くするように発表した朴槿恵(パク・クネ)政権の見せかけの政治」と主張した。

部品の成績書偽造と金品授受などで大量の検察調査を受けている韓水原も、まないたの上に上がった。セヌリ党の者海珍(チョ・ヘジン)議員は「これまで原子力発電所の不正にかかわって起訴された企業はただの1件もなかった」として「内部情報の提供で検察が韓水原の職員を捜査しなかったら、納品不正は永遠に隠蔽されていただろう」と話した。同党のイ・ウヒョン議員も「原子力発電所の不正が大きくなった後に辞表を出した1級以上の役員がこれまで受け取った給与は75億4200万ウォン(約6億9700万円)で、1人あたり1000万ウォンを超える」として「それでも彼らに対する懲戒は大部分が軽い処罰である休職にとどまった」と指摘した。

無所属のカン・ドンウォン議員は「不正関与職員だけで197人に達する最も腐敗した集団である韓水原が、4年連続で最も尊敬を受ける企業に選ばれた」として「どのようにロビー活動をしたのかは知らないが、賞を与えた能率協会まで感謝しなければならない」と主張した。

104NAME:2013/10/25(金) 03:09:04
安倍首相「原発ゼロ約束は無責任」 小泉元首相を批判
2013年10月24日23時23分
http://www.asahi.com/articles/TKY201310240408.html

安倍晋三首相は24日放送のテレビ朝日の番組で、小泉純一郎元首相の「脱原発」発言について「小泉さんの一つの勘なのだろうが、1年間で4兆円近い国の富が海外に出ていっている。ずっと続いていくと大変だ。今の段階で(原発)ゼロを約束することは無責任だと思う」と批判した。収録は23日。

 首相の発言は、原発停止の影響で火力発電向け燃料の輸入コストがかさみ、原発ゼロを続けるのは現状では難しいとの認識を示したもの。小泉氏は最近、講演で「脱原発」を再三主張し、「経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のごみの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任だ」などと語っている。首相はこれに反論した形だ。

 首相は24日の参院予算委員会では、社民党の吉田忠智党首から、小泉氏と、「原発反対」と発言した昭恵夫人の2人のパネルを示され、「脱原発は首相の決断にかかっている」と促された。首相は「2人とも私にとって極めて重要な人物。ただ、政府としてはエネルギーの安定供給、経済活動にとって(原発は)極めて重要」と述べ、脱原発には同調しなかった。

105NAME:2013/10/26(土) 01:50:56
防護服なしで汚染水を浴びたりしたらどうなりますか?
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa8270274.html

なお、事故の当初に地下室で汚染水に足を浸けた作業員3名がベータ線火傷の疑いで入院しています。実際にはその3名は放医研(放射線医学総合研究所)に入院して経過を観察されましたが、ベータ線火傷の症状は出ず数日後に退院しています。事故による放射線での最初の「傷害」事例になるかと思われていましたが、結果的に症状が出なかったため現在に至るまで事故による放射線での死傷者はゼロのままです。

106NAME:2013/10/26(土) 02:57:08
時論公論 「汚染水対策 あらゆる資源投入を」

時論公論 汚染水対策
http://cgi2.nhk.or.jp/cgiblog/search.cgi

時論公論 「"コントロールされている"のか 原発汚染水」
2013年09月11日 (水)
水野 倫之 解説委員
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/167704.html

107NAME:2013/10/26(土) 06:05:08
6月23日 2号機原子炉建屋の汚染水処理とストロンチウム90検出について 小出裕章(モーニングバード))
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/23/m-bird-jun2/

あの汚染水があるがために作業員たちは猛烈な被ばくをしなければいけない。メガフロートを連れてくると言っても、1万トンしか入らない。いくらやってもそんなものダメ。分かりきってる。 私としては(汚染水が)11万トンあるなら、それを全部どけるということが必要だと思っているので、そのための唯一の方策は巨大タンカーだということは2か月前から提案してる。それを もしやってくれているのであれば、少なくとも汚染水の問題は解決できて、他の作業に集中できたはず。

■「ストロンチウム90が地下水から検出された件について」(玉川徹氏が説明)(小出氏の見解)建屋の外に出たものは、通常、酸性で水になかなか溶けない。水に溶けるためにはアルカリ性になる必要があって、その方法のひとつが、床のコンクリートと反応するとアルカリ性になる。コンクリートまで燃料がいって、地下水までしみ出しているので、一刻も早く地下ダムをつくらないといけない。

108NAME:2013/10/27(日) 02:55:41
安倍首相、「汚染水の影響は港湾の内側で完全にブロック」と強調
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00256499.html

安倍首相は、24日の参議院予算委員会で、福島第1原発の汚染水漏れに関連し、「汚染水の影響は、港湾の内側で完全にブロックされている」とあらためて強調し、国が前面に立って対策に取り組む姿勢を示した。社民党の吉田党首は「『汚染水が完全にブロックされている』と、これはどういう意味か」と述べた。安倍首相は「汚染水の影響は、港湾の内側で、しっかりと完全にブロックされている。この影響が、健康への被害をもたらす事態にはなっていないということ。近海での海水のモニターでも、そういう数値が出ていないということで、ブロックされている」と述べた。
安倍首相は、福島第1原発の汚染水の影響は、「完全にブロックされている」との認識をあらためて示すとともに、「国の最高責任者である私が把握し、今後も外部への影響が出ないよう、責任をもって対処していかなければならない」と強調した。また、公明党の魚住 裕一郎氏が、消費税率引き上げにともなう経済対策の財源にあてるため、「復興特別法人税」の1年前倒し廃止が検討されているのは「違和感がある」と指摘したのに対し、安倍首相は、「確かに異例の措置だ」と認めた。そのうえで、「企業の収益につながれば、賃金の増加に転嫁されていく。異例のことをやったと、経営者に理解してもらうことが大きなポイントだ」と、引き続き、企業側に賃上げを求めていく考えを示した。さらに安倍首相は、オリンピック東京開催にあわせて、「復興の姿を世界に発信したい。2020年は、復興においてもターゲットイヤーだ」と述べ、福島などの東日本大震災の被災地で、同じ年に国際会議などを開催することを検討する意向を示した。 (10/24 20:26)

109NAME:2013/10/30(水) 02:36:37
「火遊び」「やはり変人?」 小泉氏と社民、脱原発で一致!?
2013.10.30 01:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131030/stt13103001050000-n1.htm

社民党の吉田忠智党首は29日、小泉純一郎元首相と都内で会談し、日本が「脱原発」を目指すべきだとの考えで一致した。ただ、吉田氏が連携を求めると、小泉氏は「それぞれの党が努力すべきだ」と慎重な態度に終始した。社民党などは存在感を出すために小泉氏を利用し、原発政策を推進する安倍晋三政権との対決構図を出そうと懸命だが、小泉氏も自らの存在感誇示のために逆利用しただけとの見方が強い小泉氏の「火遊び」に、政府・自民党は「やはり変人だ」(党町村派幹部)と冷ややかだ。

 「もう日本で原発は無理だ。世論を変えることで政府は脱原発に向けた政治決断ができる。主張を続けていきたい」 会談後、記者団の取材に応じた吉田氏によると、小泉氏は安倍政権も「脱原発」への決断が必要だと従来の主張を繰り返した。

 会談は約45分間。吉田氏は記者団に「『元祖脱原発』の社民党党首と会うのも連携の一つではないか」と笑みを見せた。社民党は会談の風景をホームページに掲載するなど、アピールに懸命だ。 みんなの党の渡辺喜美代表は17日の衆院代表質問で9月末に小泉氏と意見交換したことを紹介、生活の党の小沢一郎代表も小泉氏との会談に意欲をみせる。 3党は、小泉氏を「国民世論を覚醒」(浅尾慶一郎みんなの党幹事長)する力があるとみているが、先細り感がある党勢を挽回したい思いもにじむ。

小泉氏は、「脱原発」に関する本を年内に出版する計画もあり、発言は収まりそうにない。ただ、自身の立場を「一民間人」とわきまえている節がある。 16日には千葉県木更津市の講演で、冒頭に「進次郎のことが頭に浮かんで…」と漏らした。次男の進次郎氏が内閣府兼復興政務官として安倍政権の一員にいる中、安倍首相と敵対するまでの考えはない。 菅義偉官房長官は29日の記者会見で「責任あるエネルギー政策を進めることが政府の役割だ」と小泉氏を突き放した。進次郎氏も国会内で記者団に対し「父が誰と会うかはコントロールできない。家族もいろいろだ」と答えた。(小田博士)

110NAME:2013/11/02(土) 15:41:43
ヨルダン原発、ロシア受注へ=三菱重工合弁は敗れる―報道
2013年11月2日 06:56 (時事通信社)
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=2163556

【モスクワ時事】ロシア国営原子力企業ロスアトムは1日、傘下の原発輸出企業アトムストロイエクスポルトが、ヨルダン初の原子力発電所の受注に成功する見通しだと明らかにした。 発注先の最終選考には2陣営が残っている。もう一方の三菱重工業とフランス原子力大手アレバの合弁会社アトメアは、ロシアの受注が確定すれば、競争に敗れることになる。 インタファクス通信によると、ロスアトム広報担当者は「ヨルダン原子力委員会から、ロシアの入札が最優先候補に選ばれ、近く手続きが完了するとの連絡があった」と確認した。 

トルコ原発建設で実質合意=三菱重工など日仏企業連合
2013年10月30日 05:01 (時事通信社)
http://topics.jp.msn.com/flash/article.aspx?articleid=2152219

【イスタンブール時事】トルコの黒海沿岸シノップに原発4基を建設する計画をめぐり、日本・フランスの企業連合とトルコ政府は29日、商業契約の交渉を終了し、実質的に合意した。今後、トルコ国会の承認を経て正式に契約を締結する。 安倍晋三首相はトルコのエルドアン首相との29日の首脳会談で、実質合意を歓迎した。原発建設には日本から三菱重工業、伊藤忠商事が参加。両首脳は5月の会談で原子力協定を締結し、日仏企業連合が排他的交渉権を獲得していた。

111NAME:2013/11/03(日) 02:47:17
「住めないと誰かが言わねば…」
帰還不能地域「明確化を」 原発事故で石破氏
2013.11.2 23:20 [放射能漏れ]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131102/stt13110223220007-n1.htm

 自民党の石破茂幹事長は2日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染を帰還可能な地域から優先的に進めるとした党提言を受け、帰還できない地域を明確にする必要があるとの認識を示した。札幌市での講演などで「この地域は住めないが、こういう手当てをすると、いつか誰かが言わなければならない」と述べた。 将来の東電の在り方に関しては、分社化などの選択肢を挙げ「利害得失を並べて国会が判断すべきだ」と強調。現行の原子力損害賠償法については、原発事故を起こした電力会社が免責された場合、その後の責任をどこが負うのか不明だとして改正を求めた。

112NAME:2013/11/04(月) 03:59:44
原発再稼働は「楽観的で無責任」小泉元総理が反論
テレビ朝日系(ANN) 11月3日(日)17時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20131103-00000019-ann-pol

 小泉元総理大臣は、「原発ゼロは無責任だ」と批判した安倍総理大臣を念頭に、原発再稼働を目指すほうが無責任で楽観的だと反論しました。 小泉元総理大臣:「今も(最終)処分場のめどをつければ原発はやっていける。やらなければいけないと考えるほうが楽観的で無責任だと思う」
 小泉元総理は「私を批判する記事をよく読む」と述べたうえで、最終処分場のめどが立たないまま原発を推進するのは無責任だと反論しました。また、社民党などと脱原発を巡って会談していることを踏まえて、「それぞれの党が議論をすれば必ず良い案が出る」と述べ、原発をゼロにして再生可能エネルギーが普及した社会を目指すべきだと強調しました。.最終更新:11月4日(月)3時43分

113NAME:2013/11/05(火) 02:52:45
汚染水対策「見直しするところまで来ている」 菅長官強調
2013.11.4 22:46 [放射能漏れ]
 菅義偉官房長官は4日、都内で講演し、東京電力福島第1原発の汚染水対策について「そろそろ結論を出さないといけない時期だ。前政権(民主党政権)は政府の関与なしで東電にやらせる道を選んだが、今のままでいいのか。見直しするところまで来ている」と述べ、国の関与を強めるなど再検討すべきだとの考えを示した。

 自民党は、汚染水対策を国の直轄事業とする特別措置法案の原案をまとめている。菅氏は「与党から提案があるので、しっかり調整して取り組みたい」とも語った。

 原発再稼働については「安全第一は国民の思いなので、しっかり担保したい。世界で最も厳しい安全基準を(満たしたと)認めたものは当然、稼働する方向になる」と述べた。

114NAME:2013/11/10(日) 22:58:52
(437)選んだ都民がバカだった!?山本太郎氏に税金年間5000万円
2013.11.10 18:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131110/bks13111018000013-n1.htm

『ニューズウィーク日本版』(11・12)、10ページの大特集「汚染水の真実」、たびたび書くが、こういう記事がなぜ日本の新聞や週刊誌で報じられないのか。 執筆者のひとり、リード・タナカ氏は米海軍で25年以上にわたって原子力対策を担当し、福島第1原発の事故直後には在日米軍司令官および駐日米国大使の放射能対策顧問を務めたというが、冷静に汚染水の現実を見つめ、有効な対策を提案、実に説得力がある。

 微妙かつ複雑な問題なので、詳細は記事を読んでいただくしかないが、たとえば貯蔵タンクの漏水について。 〈今年に入って、程度はさまざまだがタンクの漏水が何度も見つかっている。そのたびに大きく報道されているが、このようなタンクやパイプの漏れであれば、その影響はごく限られたものと考えていい〉

たとえば放出基準について。 〈政府は国民を安心させるために厳しい環境基準を設定したが、結果として期待値を非現実的なレベルにまで上げることになった〉 〈現状では、飲料水と同じくらい厳しい基準を満たさないと汚染水を放出することは許されない。

 日本の飲料水のセシウムの安全基準は、1リットルにつき10ベクレル以下となっている。ところが、福島の地下水を海に放出するためには、セシウムの量が1リットル当たり1ベクレル以下でなくてはならない。(中略) ちなみに、平均的な人間の尿に含まれるカリウムからの自然放射能の量は、1リットル当たり約50ベクレルだ(しかもカリウムに放出基準はない)〉 ぜひ多くの人に読んでほしい記事だ。

それにひきかえ他の週刊誌は情けない。相変わらず、みのもんた。 『週刊朝日』(11・15)『サンデー毎日』(11・17)がそろって長時間の「激白」。『週刊現代』(11・16)が遅ればせの、みの叩(たた)き。ほんとにもういい。 『週刊文春』『週刊新潮』(ともに11月14日号)がトップで揃(そろ)って山本太郎。 こんな男に年間約5千万円の税金が使われる。選んだ66万都民がバカだったということだ。 (『WiLL』編集長)

115NAME:2013/11/19(火) 12:13:55
(438)原発メーカーの金で脱原発主張した小泉元総理
2013.11.17 18:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131117/bks13111718000013-n2.htm

「対案を出さず“原発ゼロ”を主張しても…中身のない山本太郎氏と同じ

小泉純一郎元総理の「原発ゼロ」発言、朝日新聞など、12日の日本記者クラブの会見を1面トップで大ハシャギ。 『週刊新潮』(11月21日号)が早速、胸のすくような一撃。「天啓にうたれたのか? スポットライト症候群か? 原発メーカーに金を出させる『小泉純一郎元総理』の脱原発会見」

 フィンランドの高レベル核廃棄物最終処分場「オンカロ」を見学して、小泉元総理は「原発ゼロ」を確信した。だが、主催したシンクタンクはトヨタ、東電、三菱重工、日立、東芝などが資金を出して元総理のために設立したものだという。〈金を出させておいて、“脱原発ツアー”を催行された原発メーカーもたまったものではない〉 小泉元総理と同期の深谷隆司元通産大臣が一言。 〈「対案を出すことなくして“原発ゼロ”を主張しても(中略)ワーワー言うだけで中身のない山本太郎氏と同じです」〉 困った2人だ。(『WiLL』編集長)

116NAME:2013/11/21(木) 23:59:54
小泉元首相の「原発即ゼロ」に支持57% 自民支持層の評価は分かれる 産経・FNN世論調査
2013.11.18 17:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131118/stt13111817310005-n1.htm

産経新聞社とFNNの合同世論調査では、小泉純一郎元首相が「原発即時ゼロ」を繰り返し主張していることを「支持する」と回答した人が57・0%に上り、「支持しない」(35・1%)を上回った。 支持政党別でみると、公明党支持層では「不支持」が48・6%で、「支持」の42・9%より多かったが、他の政党の支持層はいずれも「支持」が上回った。特に共産党と生活の党、みんなの党の支持層は「支持」が8割を超した。自民党支持層でも、わずかながら支持(46・6%)が、不支持(45・4%)を上回り、自民党の原発政策と小泉氏の主張のギャップに戸惑っている様子がうかがえる。 ただ、小泉氏の「原発ゼロ」発言をめぐっては、78・4%が「実現のための具体的な方策を示すべきだ」と回答。原発ゼロを支持する人の80・0%も「具体的な方策」を求めた。国民の多くは、原発に代わる代替エネルギーの具体的な展望が描けないままでは、なかなか「原発即時ゼロ」は現実味をもたないようだ。

117NAME:2013/12/21(土) 16:47:04
東電事故時50歳超の全社員を…
東電、人員不足で役職社員も現場投入 福島事故当時50歳以上 賠償、除染、廃炉作業へ
2013.12.21 10:29 [放射能漏れ]
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131221/scn13122100400000-n1.htm

 東京電力が、福島第1原発事故当時50歳以上だった役職社員を原則として全員、事故に伴う福島県内での復興業務に投入する方向で検討していることが21日、分かった。転勤後は賠償、除染、廃炉などの作業を担当する。併せて、福島勤務の社員の給与を上乗せするなど待遇改善策も導入し、社員の士気を高める。年内にまとめる総合特別事業計画(再建計画)に盛り込む。

 東電は組織の効率化の一環として、10ある支店を全廃し、それに伴って出る千人程度の人員を福島の復興業務に充てる方針。経験豊富なベテラン社員に現場をリードしてもらい、復興を加速するのが狙いだ。 役職を解いた上で、本人の同意を前提に福島に転勤してもらう。来年4月からの実施を目指しており、定期異動時に転勤してもらう計画。年間150人程度が対象になる見通しという。役員は対象外。 中間貯蔵施設への国費投入など政府の復興指針が決まったのを受け、事故当事者として復興への取り組み強化の姿勢を示す。今後、制度の詳細を詰める。 東電は若手や中堅社員を中心に依願退職者が相次いでいる。復興業務の強化には、意欲があるベテラン社員の協力が不可欠と判断した。

118NAME:2013/12/21(土) 16:48:13
小泉元首相の脱原発論は「首相への助け舟だ」 自民・古賀氏
2013.12.21 13:16 [自民党]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131221/stt13122113170005-n1.htm

 自民党の古賀誠元幹事長は21日午前の民放テレビ番組で、小泉純一郎元首相が唱える脱原発論について「支持率低下の時の仕込みで、安倍晋三首相への一つの助け舟だ。対立ではなく『新師弟関係』だとみている」と述べ、首相の決断を促す環境整備をしているとの見方を示した。 特定秘密保護法成立の影響で低下した内閣支持率には「(発足から)1年経って50%の支持率は非常に高い。異常なぐらいだ」と指摘。自身のインタビュー記事が6月の共産党機関紙「しんぶん赤旗」に掲載されたことに関しては「自分は平和を大事にしている。言うべきことをきちっと言いたい」と語った。

119NAME:2014/01/04(土) 08:47:43
【原発】再稼動をしたがる奴は反日売国奴
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1369114589/

1 :地震雷火事名無し(芋):2013/05/21(火) 14:36:29.17 ID:9XIUFRIW0
左翼どもは『原発(軽水炉)稼働=核武装』と信じて反対しているようだが、実に、愚かの極み。

とは言え、奴らが愚鈍、愚昧ゆえに、わが国の核武装への道筋(ウラン禁輸の電力人質になることで、核武装の最大の障害となっている軽水炉廃絶)
を開いてくれるのは、有難いことだ。

バカと何とかは使いよう、というのは、良く言ったものだ。 逆に、バカはバカでも使えないのが、ネトウヨニート。

こいつらもまた『原発(軽水炉)稼働=核武装』と信じており、そのために、
 〇安全性
 〇経済性
 〇将来性
 〇防衛・安全保障
あらゆるデメリットを無視して、頑なに原発(軽水炉)を擁護する。

原発(軽水炉)を存続させることで、
 〇中朝韓の格好の攻撃目標、わが国の国土防衛上の最大の弱点を温存させる
 〇将来の核武装の道筋を閉ざす
という、これ以上ないほどの、国賊、反日、売国行為をやっているというのに、奴らはその愚かさに気づいていない。

120NAME:2014/01/12(日) 19:51:57
チェルノブイリも空気で冷えた! 「空冷式」は福島第1原発汚染水対策の切り札になるのか
2014.1.12 12:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140112/dst14011212000003-n1.htm

膨大な量の汚染水に悩む東京電力福島第1原発で、溶け落ちた燃料(デブリ)を冷やすため、水を使わない「空冷式」案が急浮上している。デブリを空冷で冷却できれば、水による冷却で毎日増え続ける汚染水のもとを絶つことができるため、政府や東電の中で、大きな期待が寄せられている。高い放射線量を発するデブリは長期間冷やし続けなければならないが、水でなく空気だけで十分に冷やすことが可能なのか−。(原子力取材班)

現在の注水量は「やりすぎ」

 現在、福島第1原発では毎日360トンもの水をデブリを冷却するために原発にかけている。原子炉工学の専門家である東京大の岡本孝司教授は、この注水量に懐疑的な見方をしている。最近、講演などを頼まれると、汚染水問題の解消に向けて水冷式から空冷式に転換すべきであることを強くアピールしているという。 「数百トンもかけるのは、やりすぎだ。単純に水の蒸発潜熱(液体が気化するのに必要な熱)だけを考えれば毎日25トンで足りる。空冷の場合も、格納容器の温度が少し上がるかもしれないが、簡単に除熱できる」 岡本教授のように、有識者の中でも空冷式を推薦する人が増えており、今年の大きな課題として検討が進むとみられる。 空冷式の提案は、政府や東電の中でも現実的な案として検討していることがこのほど、明らかになった。

東電によると、燃料の崩壊熱は、1〜3号機で150〜200キロワット。もともと原子炉にあった酸化ウラン燃料の量で割れば、重量当たりの発熱量が出てくる。それは、直径約12センチのデブリに付き、発熱量はわずかに30ワットにすぎない。 ちょうど蛍光灯1個分の発熱量で、蛍光灯をみれば分かるとおり、水で冷却されなくても、空気で容易に除熱できている。バイクや車のエンジンを冷やすときにも、風に吹かれることで冷やされている方式が採用されているものもある。

五輪の国際公約で政府も本腰

 無論、冷却効果からすれば水冷式の方が大きい。 しかし福島第1原発は昨年から、喫緊の課題として克服しなければならない汚染水問題がある。 汚染水問題は、五輪の招致レースでも影響が懸念された。安倍晋三首相が昨年9月、アルゼンチンで「状況はコントロールされている」と演説しなければならないほど、国際社会が注視している。 東電任せだった汚染水処理に、政府は「前面に出る」という姿勢を決め、国費の投入も決めた。平成27年までに、原発周辺の敷地を凍らせる「凍土遮水壁」の設置が予定されている。そこで原発への地下水の流入が遮断できれば、あとは冷却としての水を絶つことで、汚染水の抜本的解決につながるのだ。

チェルノブイリも空気で冷やされた

 1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原発では、デブリは空気で冷やされて固まった。この事故でのデブリはコンクリートや砂が混ざって、原子炉の下に廊下やプールがあったので、空気の流れができて冷やされた。 岡本教授によれば、「象の足といわれるような形で固まって存在している」という。 では福島第1原発でも可能なのか。福島第1原発の格納容器の下はコンクリートで、空洞があることが分かっている。同じように考えれば、循環的に空冷できるので、構造的にはそれほど難しくないはずだ。

 政府関係者によると、原子力規制委員会の検討会や、経済産業省傘下の廃炉対策推進会議で今後の議論の対象になる見込みだという。 ただ問題は、デブリがどのような位置で固まっているか分からないことだ。チェルノブイリでは事故から2年半ほどで原子炉内の様子がテレビカメラで調べられるようになっていた。これに対し、福島第1原発ではどのような状態にあるのか、分かっていない。

 東電はロボットなどを入れて確かめようとするが、強い放射線量に阻まれてロボットが故障して思うように調査が進まず、全体像がいまだ判明できないでいる。 このため現状では、注水量を減らしながら様子を見つつ、水冷と空冷の両方を使いながら、徐々に空冷へと移行する方法が現実的であるとみられる。 チェルノブイリでは汚染水は生じておらず、事故収束作業は福島第1原発の方が複雑だとの指摘もある。長期間続く収束作業の試行錯誤は続く。

121NAME:2014/01/15(水) 06:22:38
細川&小泉両元首相の「脱原発タッグ」に九州の政財界から怒りの声 玄海町長「老兵は潔く去るべき」
2014.1.14 20:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140114/stt14011420520007-n1.htm

細川護煕、小泉純一郎の両元首相が「脱原発」でタッグを組んだ。九州から遙かに離れた東京都の知事選(23日告示、2月9日投開票)とはいえ、今後の原発再稼働に及ぼす影響は相当大きい。今夏まで原発ゼロが続けば、九州にはブラックアウト(大規模停電)の危険が迫り、電気料金再値上げも現実味を帯びる。アベノミクスによる景気回復も腰折れしかねない。両元首相による無責任な「原発ゼロ」発言に九州の政財界から怒りの声が噴き出した。(小路克明、田中一世)

 「そもそも東京に原発はないでしょう。地方の原発が作った電力で繁栄を享受した東京でなぜ脱原発なんですか。原発再稼働は日本経済の再生には欠かせません。お二人とも首相経験者なのだから理解しているはずですが…。人気取りかも知れないが、非常に無責任ですよ。老兵は潔く去るべきです!」 佐賀県玄海町の岸本英雄町長はこう憤りをぶちまけた。 とはいえ、影響は早速広がり始めた。茂木敏充経産相は14日の記者会見で、1月下旬に予定されていたエネルギー基本計画の閣議決定について「プロセスが拙速にならないようにしたい」と先送りをほのめかした。

九電の長期借入金は昨年9月に1兆5237億円に達しており、原発が再稼働しなければ、再値上げも避けられない。4月に消費税が8%になることもあり、アベノミクスによる景気回復にも暗雲が広がる。 「細川元首相は熊本県知事を経験した人じゃないですか。本当に九州経済をわかっていれば、脱原発という無責任な発言はできないはず。しかも賞味期限が切れた小泉元首相まで同調するとは…。郵政民営化のように世論を煽るつもりでしょうが、このままでは他の地方選の争点もすべて原発の是非になりかねない。安倍晋三首相はぜひ『原発政策は国の責任なんだから口を出すな』と毅然とはねつけてほしい」

 この指摘の通り、東京都知事選が党派を超えて「脱原発vs原発推進」という構図になれば、他の首長選でも同じ構図が定着しかねない。これが原発再稼働に必要な「地元の同意」の大きな障壁となりかねない。 細川氏の地元・熊本選出の馬場成志参議院議員も「細川さんは文化人としては尊敬しておりますが、20年前に首相を投げ出した人ですよ。優しい言葉で無責任なことを言ってもらったら困る。都知事として責任ある仕事ができるのか、大いに疑問です」と語った。

 川内原発を抱える鹿児島県では、原子力規制委の安全審査をクリアすれば、伊藤祐一郎知事が6月議会で再稼働への同意を判断する段取りだった。県原子力安全対策課の四反田昭二課長は「原発再稼働できずに病院や福祉施設への電気が止まったらどうするつもりなんですか。都知事候補は影響力が大きいだけに現実に立脚した責任ある発言が求められるのではないでしょうか」とこぼした。 ある福岡財界の有力者は「せっかく東京五輪も決まり、日本再生が見えてきたのに小泉氏らの動きは迷惑千万。聞こえのよいだけの政策は民主党政権でもう懲りたはず。また同じ過ちを繰り返すのか」と語った。 細川氏は14日の小泉氏との会談後、記者団に「特に原発の問題は国の存亡に関わる問題だ」と語った。日本を存亡の危機に追い込んでいるのは一体誰なのか。

122NAME:2014/01/15(水) 22:00:35
「福島取材で鼻血が止まらなくなった」 「美味しんぼ」雁屋哲インタビュー記事が物議
J-CASTニュース
2014年01月15日19時48分
http://news.livedoor.com/article/detail/8435248/

人気漫画「美味しんぼ」の原作者、雁屋哲さん(72)が、福島へ取材に行って鼻血が止まらなくなったなどとインタビューで話したと一部で報じられ、物議を醸している。原発事故に揺れる福島県の食事情を漫画で描こうと、雁屋哲さんは、2011年11月からの1年間で3回現地を訪れている。それを元にした「福島の真実」編がビッグコミックスピリッツ(小学館)の13年2月11日号から始まり、ネット上でも話題になった。

「あの周辺は人は住んではいけない」

今回、雁屋さんにインタビューしたのは、オーストラリアの情報を紹介している日本語ミニコミ紙「日豪プレス」だ。記事は、そのサイト上で、「原発問題を考える」と題したシリーズの1つとして14年1月13日に掲載された。インタビューは、オーストラリアにある雁屋さんの自宅で行われたそうだ。 記者から現地の放射能被害について聞かれると、雁屋さんは、目に見えないのが怖いとして、自らの体験をこう語った。「取材から帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなったんです。なんだこれは、と。今までの人生で鼻血なんて出すことはほとんどなかったので驚きました。その後も夜になると鼻血が出るということが何日か続きました」 病院に行っても、放射能とは結び付けられないと言われたというが、雁屋さんは、さらに疑問を投げかける。「取材後にすごく疲労感を感じるようになった」といい、同行スタッフや当時の福島県双葉町の町長も、鼻血や倦怠感に悩まされていたとした。現地の子供たちもだるさを訴えていたとし、「あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった」と漏らしている。

雁屋さんは、福島の食べ物を食べて応援することも疑問だとした。特に、漁業は、何十年経っても復活は無理なのではと指摘し、東北地方の海産物の多くについて、「恐らく食べられなくなるでしょうね」と言っている。

様々な見方があり、真相は不明

日豪プレスの記事では、雁屋哲さんの意見について、「ダイレクトに反応せず、まず一意見として消化し、その後自らの頭でさまざまな事態をとらえるための材料としていただければ」と断っている。しかし、ネット上では、雁屋さんの主張は参考になるといった声はあるものの、批判的な書き込みが多くを占めている状況だ。

被ばく量の測定結果なども示さずに根拠のないことを言うのは無責任ではないかという声が上がっており、鼻血は興奮して血圧が上がったからでは、疲労は恐怖感が続いたのが原因ではないか、といった指摘もあった。また、海産物の多くが食べられなくなるとの主張には、根拠も示さないでは風評被害につながる、福島の人たちに失礼ではないかとの声も出ていた。

確かに、非常に高い放射線量を浴びると、被ばくの症状として、鼻血が出たり倦怠感に襲われたりするとは報じられている。福島民報の2012年4月22日付記事によると、放射線医療の専門家は、500ミリシーベルトから1シーベルトの放射線を浴びると、このような「急性放射線症」の症状が出るとした。しかし、福島の人たちはそれほどの放射線を浴びておらず、鼻血もそれが原因ではないとしている。

ただ、広島などの被爆者や原発作業員らには、こうした症状がみられると週刊誌などでは報じられている。極度の疲労や倦怠感を訴える症状は、「ぶらぶら病」と呼ばれているという。 雁屋さんは、今回のインタビューで「原発の敷地内にも入りましたが、すさまじい破壊でした」と明かしている。もし被ばくしていたとしたら、そのときの影響があった可能性も考えられなくはないが、真相は不明だ。

125NAME:2014/01/16(木) 03:41:05
「東京脱出」が現実になる日 福島第一原発メルトダウン3発の衝撃!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5980?page=3

「セシウムは人体に入ると、骨や脂肪を除く全身にほぼ均等に広がり、晩発性障害で将来的にがんを引き起こす危険性がある。また、放射性物質は一概に距離と比較して薄まるわけではなく、チェルノブイリでもホットスポット的に遠距離でも検出値が高い地域がありました」 出荷直前に安全性を強調しようとした検査で予想外の結果が出た生産農家の心中は察するに余りある。そして神奈川で検出された基準値を超えるセシウムは、1300万人が暮らす首都・東京への放射能汚染の懸念をより強くさせるものだ。その深刻さを計る上で近畿大学・環境解析学教授の山崎秀夫氏の研究データは興味深い。

 山崎氏は東京や埼玉、千葉や茨城、福島の土壌中(地下1cm)の1kg当たりのセシウム濃度を実測。東京の数値が茨城や千葉、埼玉で観測した結果より総じて高いという結果が出たのだ。「首都圏の土壌が汚染されているというのは事実ですが、なぜ東京で比較的高い数値が出たのかは研究の段階です。 いずれも国の定める5000ベクレル以下の数値ではありますが、福島第一原発が爆発する前はどの地点でもほぼ1kg当たり10ベクレル程度の低い数値でしたので、江東区亀戸の3201という数字を見ればいかに異常な状況かが分かります。 セシウムは大気中に舞っている土の粒子や粉塵とともに風に乗って飛散したのでしょう。土壌に吸着すると、雨が降ったくらいでは流されずに強く沈着します。土砂降りで泥そのものが流されない限り、いつまでも(セシウム137の半減期は約30年)そこに留まるのです」(山崎氏)

126NAME:2014/01/16(木) 03:51:02
■放射線障害?暑さのせい?福島小学生鼻血続出の実態!
2011-5-28
http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20110528/p1

≪友達が郡山に住んでいて一昨日連絡したのだが、ここ最近になり体調が悪いらしく休みは寝たきりだそうだ。症状を聞いたら、食欲不振と吐き気(最近は飲んだものも吐く)、だるさがひどいらしい。3月末に連絡した時は家族みんな下痢になってたと聞いた。≫ ≪鼻血は友達はないみたいだけど、一緒に住んでる甥っ子(小学1年)が3月末〜4月下旬まで会津に避難していて今は学校が始まり郡山に戻ってきたそうだが最近鼻血が出るんだってさ。でも子供だから遊んでてぶつけたりして出たかもしれないと言っていたが一応報告。≫

127NAME:2014/01/19(日) 23:24:48
福島で鼻血を出す子供が多いのは事実だった
2011-12-05|原発、震災特集
http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-2419.html

動画:子供の鼻血を見て自主避難を決めた/北海道へ避難した人の声
https://www.youtube.com/watch?v=ajlb0XONPeQ&feature=youtu.be

福島から自主避難された宍戸隆子さんの答弁全文文字起こし(参議院復興特別委員会 12/2)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1191.html

2011 12月2日、
参議院で行われた参議院復興特別委員会で参考人として宍戸隆子さんが答弁しました。宍戸さんは福島県に住み、北海道に自主避難しました。現在は雇用促進住宅桜台宿舎避難者自治組織「桜会」代表をされています。 以下は答弁を抜粋したものです。

自身が避難を決めた理由
 私自身が避難を決断したのは、文部科学省のホームページに1歳児の甲状腺の被ばく量換算のSPEDDIの予測データがあったんですが、それを見たことです。 私は、文科省のホームページのデータを見て避難をきめました。1歳児の甲状腺の被ばくのラインがちょうど私が住んでいた所のはじっこに引っ掛かっていたんですね。それで避難を決めました。

鼻血を出す子供が多い
 で、北海道に避難している方達といろいろ話をしまして、その中で避難、例えば、鼻血なんですけれども、そういうふうな症状を訴えていたお子さんが非常に多かったです。 国は安全だと言う。これ位の低線量では身体的な影響は出ないといいます。私も初めはそう思っていました。自分の娘も鼻血を出したりしたんですが、それでもそれを、あの、被ばくのせいだとは、私ははじめ考えておりませんでしたし、今でも疑っているのも事実です。 目の前で、今まで出したこともないような鼻血を出している子どもたちがいたら、みなさん、どうしますか?偉い学者さんがどんなに安全だと言っても、今起きているその事象を優先しませんか?本当に、あの、お手元に資料が配られていると思うんですが、みんな目の前で起こったこと(子供が鼻血を出している姿)を、それを見て避難を決めている方も沢山いらっしゃいます。

避難を決めた者に浴びさせられる言葉
 私たちは自主避難者です。国の指示を待たず自分たちの意思で避難を決めました。それは、地縁血縁の強い福島ではとても勇気のいることです。おじいちゃん、おばあちゃんの理解が、まず得られません。お父さんと喧嘩をした人も沢山います。「国が安全だと言うのにそれを聞けないのか」そう、もっと強い言葉でなじられている人も沢山います。「自分が安全な場所に避難しておいて、除染して綺麗になった福島に帰ってくるつもりなのか」そういう言葉も投げかけられました。「いいよね〜ぇ、あなた達は逃げられて」そういうふうにも言われます。 私たちは、今福島に残っている人たちのことを本当に心配しています。でもその思いは届きません。私達と、福島に残る人達の間には大きな溝があります。その状況はこの原発事故で引き起こされたものです。

最後に
 国が逃げてもいいと言ってくれたなら、本当に避難したい人は沢山いるんです。福島の復興のために力を尽くす。福島を盛りたてていく、それも大事だと思います。それと同時に避難を考えている人の権利も認めて欲しい。今の福島にいて、何の不安もないと思いますか? 避難している人も、福島で頑張っている人も、みんな苦しんでいます。今、ここにいる皆さんに福島の人は見えていますか?私が見えていますか? どうか、福島で苦しんでいる人、その人たちのために最大限のご配慮をお願いいたします。

128NAME:2014/01/23(木) 13:15:36
朴大統領、原発輸出促進へ=「一度も大きな事故を起こしていない」と強調―韓国メディア
配信日時:2014年1月20日 16時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82051

2014年1月20日、韓国・亜洲経済によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、70人の経済使節団を率いて8日間の“経済外交”の旅に出発した。 16日、朴大統領はインドのマンモハン・シン首相と会談。両国首脳は、実質的な戦略的協力関係を構築することで一致し、共同声明に署名した。インドは、朴大統領が2014年に初めて訪問する外国となり、韓国が世界2位の人口をもつインド市場への参入を急いでいることを表している。朴大統領は「韓国とインドは原発の領域で協力できる余地がある。韓国は原発の建設、安全管理の面でインドに協力できる」と強調した。

朴大統領は「韓国は自主開発を通して原発の安全性と経済性を高めた。2011年の福島の原発事故後には、さらに厳しい安全基準を設けている。1978年の稼働以来、韓国の原発は一度も大きな事故を起こしていない」と述べた。韓国国内では現在、原発への依存度を下げようとしているが、朴政権が示す経済成長モデルでは、韓国は原発輸出の選択肢を捨てていない。2009年にはアラブ首長国連邦に4基の原発を建設する契約を締結した。昨年6月にはサウジアラビアと原発プロジェクトについて協議している。 インドと韓国は2012年、シン首相と時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が会談した際、初めてインド国内への原発建設の構想について話し合った。韓国高官は、「朴大統領の今回の訪問の目的は、韓国企業の原発プロジェクトへの参加を促し、その基礎を築くこと。原発は韓国とインドが手を取り合う新しい領域になるだろう」としている。(翻訳・編集/北田)

129NAME:2014/01/29(水) 05:28:01
首相「原発、やめるわけにいかぬ」再稼働に意欲
読売新聞 1月28日(火)19時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140128-00000944-yom-pol

 安倍首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問が28日、衆院本会議で始まった。 首相はエネルギー政策に関し、「海外からの化石燃料への依存度が高くなっている現実を考えると、『原発はもうやめる』というわけにはいかない」と述べ、停止中の原子力発電所の再稼働に取り組む考えを強調した。

 首相は「原発依存度は可能な限り低減する」と述べ、原子力規制委員会が定めた安全規制を満たした原発だけを再稼働させる考えを重ねて示した。東京都知事選(来月9日投開票)で、原発政策を争点とする動きについては、「様々な機会を捉えて議論が行われるのは望ましい」と語った。 消費税率を法律通り、2015年10月に10%に上げるかどうかに関しては、「経済状況を総合的に勘案し、本年中に適切に判断したい」と述べた。首相は、11〜12月に公表される国内総生産(GDP◎)の7〜9月期の数値などを考慮して最終判断する考えだ。

130NAME:2014/02/02(日) 10:01:56
福島第一原発の汚染水は全く問題ないレベル
藤沢数希
2013年09月26日 14:30
http://blogos.com/article/70680/

大したもんじゃありません。福島第一原発の放水口付近で、4ベクレル/kgから検出限界未満です。
放射性カリウムを含むバナナが100ベクレル/kg、ほうれん草が200ベクレル/kg程度で、干し昆布は2000ベクレル/kg以上の放射能があることを考えれば、実際に海に漏れ出ている放射能がどれほど微量かわかるでしょう。 なんか、地下水を一滴も海に流さないとか、そんな無理ゲーに税金を使うのは勘弁してもらいたい。

131NAME:2014/02/02(日) 10:17:16
原発 4兆円
なぜ原発を止めると燃料費だけで毎年4兆円も損するのか?
2011年08月18日 00:51
http://blogos.com/article/9900/

様々な研究者によって、原発全廃で日本が購入する化石燃料費は4兆円程度増加するといわれている。

日本の化石燃料の総輸入額は、概ね上昇傾向で、20兆円程度になる。日本の発電比率は大まかにいって、原子力3割、火力6割、水力1割だ。

火力発電のコストの内、燃料費は7〜8割程度である。つまり火力発電のコストはほとんど化石燃料代なのである。一方で、原子力発電では、燃料費はたったの1割程度である。しかも原発を止めても、核崩壊により燃料は劣化していくので、ほとんどコストのセーブはできない。つまり耐用年数に達していない原発を止めるのは、丸損なのである。

また、もうひとつ興味深いことは、この原発再稼働反対運動で、毎年数千人の日本人が余分に死ぬことだ。これは現代人の健康被害の主要な汚染物質である粉塵や窒素酸化物や硫黄酸化物が、老朽化した火力発電所のフル稼働により増えるからである。

いずれにしても、年間4兆円もの負担が生じ、さらに電力不安で企業の生産が抑制される。多くの企業の海外流出が進むだろう。もちろん、こんなことを何年も続けることは不可能なので、原発が再稼働するのは(日本がまともな国なら)最初から決まっていたことなのだ。

筆者も(おそらく金融市場も)、原発が本当に全部止まるなどとは露ほどにも思っていない。いずれ再稼働するのだから、下らないパフォーマンスはやめて、国民負担を減らすために、なるべくはやく再稼働させた方がいいのはいうまでもないが、民主主義政治ではある程度のパフォーマンスも必要なので、致し方ないことだろう。

132NAME:2014/02/06(木) 04:40:37
“美味しんぼ”作者・雁屋哲 福島関連の放言で県民から非難の嵐- アサ芸プラス(2014年2月5日09時56分)
http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_20023

 人気グルメマンガ「美味しんぼ」(小学館)の作者・雁屋哲氏(72)が、オーストラリアの生活情報サイトで語ったインタビューが波紋を広げている。「福島の真実」として語られた数々の“放言”は、復興を願う人々にとって看過できないものだった。〈これは私自身の体験ですが、取材から帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなったんです。何だこれは、と。今までの人生で鼻血なんて出すことはほとんどなかったので驚きました。その後も夜になると鼻血が出るということが何日か続きました〉

 1月13日、オーストラリアの生活情報を紹介している「日豪プレス」のサイト上に雁屋氏のインタビューが掲載された。「シリーズ・原発問題を考える」と題した特集内で、放射能の被害について質問された雁屋氏は、鼻血との因果関係を疑った。病院で診察を受けたが、放射能との結び付きを否定されたといい、放射能による別の疑問をさらにこう語った。〈取材後にすごく疲労感を感じるようになった。取材に同行したスタッフも双葉町の村長(原文ママ)も、鼻血と倦怠感に悩まされていましたよ。低線量だから被害はないと言いますが本当でしょうかね。子どもたちは学校でも塾でも、ぼーっとして何もできない、スポーツもしたくない、動きたくないと言っていました。残酷な言い方になるけど、あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった〉

 こうした雁屋氏の体験について、放射線防護学が専門の日本大学准教授・野口邦和氏はこう反論する。「放射線被曝が原因なら全身が被曝しているわけだから、鼻血だけの出血では収まらない。もし非常に高い線量の放射線を一度に被曝した場合には、『急性放射線症』が考えられます。血液細胞を作る骨髄に障害が起きて、血小板などが減少して出血が止まらなくなることがある。ただ、最低でも500ミリシーベルト以上被曝していなければその症状は出ないし、震災後、急性放射線症が出るような線量の放射線を被曝した一般住民はいません。原発作業者の中でも鼻血の情報は聞いたことがない」

 雁屋氏がどのくらいの放射線量を浴びたのか、記事の中で数値は公表されていない。倦怠感の悩みについても、前出の野口氏はこう説明する。「倦怠感は放射能ではなく、ストレスが原因。一瞬にして震災で家族や知人を亡くした人や、想像を絶する町の様子に無気力になる人がいても不思議ではない」

 インタビューで雁屋氏は、福島の「食」についても触れ、そこでは、被災地の感情を逆なでするような発言も飛び出していた。〈『福島の食べ物を食べて応援しよう』というキャンペーンもありますが、これもどうかと思います。仮に市場に出回る食品自体は大丈夫だとしても、土の汚染はすごいですから。農作業中は、土が肌に触れたり、気管から吸い込んでしまったりします。そういう意味では農作業に携わる人の被曝量はものすごいものになります。(中略)僕は福島で一番問題なのは漁業だと思いますね。これから先、何十年経っても漁業復活は無理なのではないかと思います〉

 このグルメマンガ作者の“重みのある意見”に、福島の漁師たちは怒り心頭だという。福島県水産課の担当者も憤りを隠さない。「原発事故によって海が汚染されましたが、時間の経過とともに海水とか海底の土壌とか、魚介類も含めて食品衛生基準の100ベクレルをかなり下回っています。一昨年の6月下旬から福島県の漁業再開のため、試験操業も始まり、厳しい日本の検査体制の基準をクリアした安全なものを出荷しています。(雁屋氏は)要するに福島でどのように検査して出荷しているのか、理解せずに発言しているように思われます。県のホームページでは、毎週1回モニタリングして業種ごとに公開しています。農林水産物全て検査した内容を表示しているので、確認してほしいです」

 インタビューの発言内容について、雁屋氏に取材を申し込んだが、「ネットで何を言われているのか知りませんが、『美味しんぼ』の『福島の真実篇』はまだ連載の途中ですので、今の段階であれこれと、作品の内容について言うことはできません」 と返答するのみだった。福島県在住の40代の女性は被災地の置かれた現状をこう明かす。「今年の正月に、韓国旅行に行った時、現地で出会った外国人に出身地を聞かれ『福島』だと答えると、露骨にイヤな顔をされた。風評被害の苦しみは、震災以降、ほとんど変わってないのです」 もちろん雁屋氏に事態を憂慮している気持ちはあるのだろう。しかし、あまりにも曖昧な表現づくしの「福島の真実」は、県民たちには無責任で腹立たしい発言にしか聞こえないのである。

133NAME:2014/02/09(日) 15:00:08
日本共産党に聞いてみたいこと。 中国は、原発13基が稼働しています。2020年までに、さらに60基を新設する計画です。中国共産党と仲がいいそうですが、脱原発は、日本だけですか? 赤い原発は絶対に安全なのでしょうか?放射能も赤色ですか?
https://twitter.com/gatapi21/status/432378165193740289/photo/1

134NAME:2014/02/11(火) 10:26:24
福島県の小児甲状腺がん(確定+疑い)75人に
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/598c99a2ee75b39a65b7203abfd2c4c5

『人口がベラルーシの5分の1の福島県で75人』

2011年3月11日の福島第一原発事故発生から3年目、日本では小児甲状腺がんが爆発的に発症しています。
チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ(人口1000万人)に当てはめれば人口が200万人の福島県の75人とは、375人に相当する無茶苦茶な数字なのです。
ベラルーシでは、最悪だったチェルノブイリ事故から9年後の1995年でも発症者は100人を超えていない。
福島県は7日、東京電力福島第一原発の事故当時に18歳以下だった子ども(36万人)の甲状腺検査で、結果がまとまった25万4千人のうち75人が甲状腺がんやがんの疑いがあると診断されたと発表した。

135NAME:2014/02/21(金) 16:36:36
放射能 食品 検査 機関

農林水産省/輸出食品等に対する放射性物質に関する検査の実施機関について
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/kensa_kikan.html
食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
国内の放射線検査機関
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110427_02.html

136NAME:2014/02/21(金) 17:41:44
放射能 食品 検査 機関

農林水産省/輸出食品等に対する放射性物質に関する検査の実施機関について
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/kensa_kikan.html
食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
国内の放射線検査機関
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110427_02.html

企業用
「サーベイメータによる表面汚染測定」(料金:一測定につき3,200円)
「ゲルマニウム半導体検出器による濃度測定」(料金:一測定につき18,800円)

個人でも可
シンチレーション 7000円 25ベクまで 50以下なら○ 50以上なら100かもしれないので×
ゲルマニウム 厳密に 15000円

基準1kg 100ベクまで
椎茸 ホダギからの移行率高く、3倍になる

食品 ベクレル 安全値
放射性セシウムの基準値
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201204/3.html
一般食品 100

基準値を超える汚染食品が市場に流出!110ベクレルの宮城県産シイタケが流通済み!茨城や群馬の基準値超も市場へ流出!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1386.html
既に流通済みの宮城県産シイタケから一キログラムあたり110ベクレルの放射性セシウムを検出したとのこと
今の政府は「基準値を四捨五入すればOK」という滅茶苦茶な規則を定めているため、食品から101ベクレルの放射能が検出されたとしても出荷許可が降りてしまうのです。現に2012年度産のお米から102.8ベクレルの放射性セシウムが検出された時も、「四捨五入をすれば100ベクレルだから出荷OK」という謎の理論で、そのまま出荷されています。

【重要】食べ物で簡単に放射能被曝対策!ビタミン療法やスピルリナ、リンゴペクチンなど!マスコミが報道しない本当の被曝対策!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-90.html
アースライズ社製造のスピルリナは、科学的な製造方法の基準とFDA(米国食品医薬品局)の安全品質基準を満たしGRAS承 認を受けています。スピルリナは、世界中の健康補助食品店などでお求めが可能になっています。
→ https://www.suruga-kai.com/spirulina/106er-spirulinagold.html

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1386.html
はじめまして。
大変参考になるサイトです。ありがとうございます。 さて、放射性セシウムの新基準値が、「一キログラムあたり100ベクレル」とされているようですが、
原発事故以前の、実際の食品の値をご存知でしょうか。

事故以前の食品でも100ベクレル以上であったなら、現状100ベクレル以上でも問題無い気がします。

匿 名 #t50BOgd. | URL | 2014/02/21 17:40

137NAME:2014/02/22(土) 02:34:47
汚染水漏洩 発覚前、配管弁「開」に、隠蔽の可能性も 福島第1原発
2014.2.21 22:46
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140221/dst14022122470004-n1.htm

東京電力福島第1原発で地上タンクから約100トンの高濃度汚染水が漏れた問題で東電は21日、閉まっていたと説明していたタンクにつながる配管の弁が、漏洩(ろうえい)当時に開いていた可能性が高いことを明らかにした。 東電は「故障の可能性は低い」とし、人為ミスの疑いが強まった。漏洩後、何者かが弁を戻しミスを隠蔽(いんぺい)した可能性もある。

 東電によると、汚染水が漏れた「H6」タンク群で、漏洩前の19日午前11時ごろに別の目的で偶然撮影された写真から、弁が開いている状態だったことが判明。漏洩発覚後に作業員が弁を確認すると閉まっていたという。 タンクにつながる配管には3つの弁があり、3つとも開いているとタンクに移送される。そのため、東電は20日の記者会見で「弁の故障の可能性がある」と説明していた。

 汚染水は、本来「E」タンク群に移送する予定だった。Eのタンク水位計を確認すると、流量を増やしても水位が増えない期間があり、東電はこの期間は弁が開き、EからH6に流れていたとみている。 配管の弁を操作する予定はなく、東電は「なぜ開いていて、その後閉められたのか理由はわからない」としている。

138NAME:2014/03/08(土) 00:55:11
日本のプルトニウム300キロに懸念、兵器転用可能な核物質の存在、核不拡散に対するリスク―中国外交部
2014年2月18日 10:26 (Record China)
http://topics.jp.msn.com/wadai/recordchina/article.aspx?articleid=3367596

2014年2月17日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、オバマ米政権が日本政府に対し、冷戦時代に米国などが日本に提供したプルトニウム約300キロの返還を求めていることについて、「日本は関係国に対して説明すべきだ」と懸念を表明した。中国網が伝えた。 華報道官は「日本国内に兵器転用可能な核物質が大量に存在することは、核不拡散に対するリスクだ」と強調した上で、「日本は核物質の需給の不均衡を速やかに是正すべき」と述べ、日本に対し、核不拡散の義務を順守するよう要求した。(翻訳・編集/NY)

米、日本のプルトニウムに“懸念なし” 中国の日本批判に対抗か?
2014年3月7日 11:50 (NewSphere(ニュースフィア))
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=3577657

日本は、1960年代に研究目的でアメリカから提供されたプルトニウムを所有している。これに対し先月2月に中国外務省が強い懸念を表明したが、3月5日に国際原子力機関(IAEA)で開かれた会議でアメリカの代表は、アメリカは日本のプルトニウムの扱い方について懸念していないと明らかにした。

【「懸念は一切抱いていない」】

 ロイターによれば、アメリカのマクマナスIAEA担当大使は、「我々は日本がプルトニウムを不適切に扱ったり、返還予定がなくなったりするなどの懸念は一切抱いていない」とコメント。また、プルトニウムは1960年代に研究目的でアメリカから提供されたもので、今月ハーグで開かれる核安全保障サミットにて、アメリカ、日本の両国はプルトニウム返還に関する合意に達するであろう、との文部科学省の役人のコメントも紹介した。

【中国は改めて懸念を表明】

 一方、中国共産党機関紙、人民日報は、アメリカのマクマナス大使の発言には触れず、同会議での中国代表の発言を伝えている。同紙によると、中国の成競業国連ウィーン常駐大使が、兵器級プルトニウム300kg、兵器級ウラン200kgをアメリカに返却することを日本が拒んでいることに関して中国は大きな懸念を抱いている、とコメントした。 また成競業大使は、「日本が多くのプルトニウムを保持しているということは、プルトニウムの供給と需要のバランスを強調している、IAEAによるプルトニウム管理に関するガイドラインと明らかに一致しないものである」、「多くの核物質や核施設を所有している核兵器非保有国を、IAEAは、厳格で効果的な方法で監視し続けるべきだ」と述べた。

【年間2000個の核爆弾を製造可能?】

 米公共放送のPBSニュースアワーは、日本の、巨大な再処理工場の再稼働計画に関して今年初めにオバマ政権が懸念を抱いていていたこと、再処理工場の再稼働により、中国や韓国といった近隣諸国に深刻な影響を与えるだろう、とのアメリカによる日本への警告について言及した。また、日本政府は再処理工場は平和利用のためのみであると述べているが、年間2000個の核爆弾を製造できるほどのプルトニウムを生産することが可能であると伝えている。

139NAME:2014/03/16(日) 13:35:34
福島の子どもの甲状腺がん 報道ステーションの報道に福島県立医科大が見解
2014年3月13日 19:52 (J-CASTニュース)
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=3659124

福島県で発生している子どもの甲状腺がんを取り上げたテレビ朝日系の報道ステーションで、取材に応じていた福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センターが2014年3月12日、自身のホームページで改めて見解を公表した。 子どもの甲状腺がんは「100万人に1人か2人」とされているが、福島県では東日本大震災当時18歳以下の子ども約27万人のうち33人が甲状腺がんと診断され、摘出手術を受けた子どももいるという。

■福島県立医大が情報を一括管理、「詳しい検査結果も知ることができない」 子どもの成長や発達を促す甲状腺ホルモンをつくりだす甲状腺は、原発事故による「放射性ヨウ素」を取り込みやすい。そのため、子どもほど放射線の影響を受けやすい。 福島県では東日本大震災から7か月後に、甲状腺検査を始めた。検査は2段階。1次検査では、異常がないとされるとA1判定。5ミリメートル以下のしこりや甲状腺に水分が溜まってできるのう胞が20ミリメートル以下の小さいものがあるとA2判定。それを超える大きなしこりやのう胞が見つかるとB判定、C判定とされ、2次検査が必要になる。がんの疑いもあるためさらに詳細な検査が行われる。

 ところが、現地ではこうした検査や診断のあり方に疑問がもたれているというのだ。 報道ステーションでは、東日本大震災から3年目を迎えた2014年3月11日、「子どもが甲状腺がんに… 母が苦悩の告白」として報じた。 番組では、「『甲状腺がんのことを他にしゃべると就職にも差し障るかもしれないから黙っていたほうがいい』と医師に口止めされた人がいた」ことや「診断は県立医大のみ可能。個人病院で診断を受けようとしたが断られる」こと、「他の病院では県立医大と同じ検査方法を取らないといけない」こと、「受診者は流れ作業のようだった」こと、「2次検査まで半年も待たされた」こと、「県立医大が情報を一括管理していて、詳しい検査結果も知ることができない」ことなどを、甲状腺がんに罹った子どもを抱える母親の証言などをまじえて、まとめていた。 さらに、福島県立医科大や福島県民健康管理調査検討委員会などが当時18歳以下の県内の子どもに甲状腺がんが出たことについて、「原発事故との因果関係は考えにくい」との認識にあることに、疑義を示していた。

 番組を見ていた視聴者からはツイッターで、「医者から圧力をかけられるなんて。子どもが甲状腺ガンになっただけで、地獄のような思いなのに」「詳しい検査情報を開示しなければ、どうすればいいのかわからないじゃん」「福島では27万人で33人もの(甲状腺がんの)発生が確認されているが、原発事故との因果関係はないと云うのが国や県の公式見解となっている。これだけでも、有り得ない嘘だと判る筈なのだが…」と、番組に同調する声が多く寄せられていた。

■チェルノブイリで見られた「0〜5歳の甲状腺がんは見つかっていない」 報道ステーションでは、甲状腺の第一人者で検査の責任者でもある、福島県立医科大学の鈴木眞一教授にも、きちんと話を聞いている。それによると「同じやり方で検査しなければ、異なる診断が出てしまい混乱を招く」ということのようだ。 とはいえ、県立医大にとって番組は、どうも「消化不良」であるらしい。番組中では言いたいことがうまく伝えられなかったと考えているようだ。 2014年3月12日にホームページに公開した「見解」によると、甲状腺検査の実施や判定の権限を県立医大に「集中させている」との番組の指摘について、県立医大は「県立医大が主体であるものの、実施の権限が県立医大に集中しているわけではない」と否定。検査は、福島県内の医療関係者が実施できるよう準備を進めていて、「14年度は県指定の県内医療機関でも検査ができる体制が順次整っていく見通し」という。 また、 甲状腺がんの発症と原発事故との因果関係については「番組内ではチェルノブイリとの比較において、被ばく線量についてほとんど触れられていなかった」と指摘。そのうえで、「チェルノブイリと比べて、福島における県民の被ばく線量が低いことがわかってきている」としている。

 加えて、福島県で見つかっている甲状腺がんの患者の平均年齢が16.9歳(2013年12月末日現在)で、従来より知られている小児甲状腺がんの年齢分布に非常に似通っていること。チェルノブイリでは放射線の感受性が高い0〜5歳(被ばく時年齢)の層に多くの甲状腺がんが見つかったのに対して、県内では現在のところ、その年齢層で甲状腺がんが見つかっていないことや、甲状腺がんの発見率に地域差がみられないことから、「現在見つかっている、甲状腺がんと診断された人については福島第一原発事故の影響によるものとは考えにくい」と説明した。

140NAME:2014/03/24(月) 21:37:30
(437)選んだ都民がバカだった!?山本太郎氏に税金年間5000万円
2013.11.10 18:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131110/bks13111018000013-n1.htm

『ニューズウィーク日本版』(11・12)、10ページの大特集「汚染水の真実」、たびたび書くが、こういう記事がなぜ日本の新聞や週刊誌で報じられないのか。 執筆者のひとり、リード・タナカ氏は米海軍で25年以上にわたって原子力対策を担当し、福島第1原発の事故直後には在日米軍司令官および駐日米国大使の放射能対策顧問を務めたというが、冷静に汚染水の現実を見つめ、有効な対策を提案、実に説得力がある。 微妙かつ複雑な問題なので、詳細は記事を読んでいただくしかないが、たとえば貯蔵タンクの漏水について。 〈今年に入って、程度はさまざまだがタンクの漏水が何度も見つかっている。そのたびに大きく報道されているが、このようなタンクやパイプの漏れであれば、その影響はごく限られたものと考えていい〉

たとえば放出基準について。 〈政府は国民を安心させるために厳しい環境基準を設定したが、結果として期待値を非現実的なレベルにまで上げることになった〉 〈現状では、飲料水と同じくらい厳しい基準を満たさないと汚染水を放出することは許されない。 日本の飲料水のセシウムの安全基準は、1リットルにつき10ベクレル以下となっている。ところが、福島の地下水を海に放出するためには、セシウムの量が1リットル当たり1ベクレル以下でなくてはならない。(中略) ちなみに、平均的な人間の尿に含まれるカリウムからの自然放射能の量は、1リットル当たり約50ベクレルだ(しかもカリウムに放出基準はない)〉 ぜひ多くの人に読んでほしい記事だ。

それにひきかえ他の週刊誌は情けない。相変わらず、みのもんた。 『週刊朝日』(11・15)『サンデー毎日』(11・17)がそろって長時間の「激白」。『週刊現代』(11・16)が遅ればせの、みの叩(たた)き。ほんとにもういい。 『週刊文春』『週刊新潮』(ともに11月14日号)がトップで揃(そろ)って山本太郎。 こんな男に年間約5千万円の税金が使われる。選んだ66万都民がバカだったということだ。 (『WiLL』編集長)

141NAME:2014/03/25(火) 21:26:09
首相「核安保、日本が主導する責任」核サミットで表明 核物質「保持最小化」
2014.3.25 01:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140325/plc14032501130000-n1.htm

【ハーグ=宮下日出男、水内茂幸】53カ国4機関が参加し、核テロ対策を議論する核安全保障サミットが24日、オランダ・ハーグで開幕した。安倍晋三首相は演説で、東京電力福島第1原発事故の経験を踏まえ、「日本には核安全保障の強化を主導する責任があり、私自身が先頭に立って取り組む」と述べ、世界的な核不拡散・核軍縮の推進に積極的に取り組む決意を表明した。

 首相は、サミット開幕直前に発表した日米共同声明を紹介し、「(所持する)核物質の最小化と適正管理に取り組む」と述べた。 日米共同声明は、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構が高速炉臨界実験装置(FCA)での研究用に所持していたプルトニウム(331キログラム)と高濃縮ウランを米国に返還することが主な内容だ。

 安倍首相は、中国が「核不拡散に対するリスク」(華春瑩=かしゅんえい=外務省報道官)と批判していることも念頭に「利用目的のないプルトニウムは持たない」と訴えた。米英仏韓と共同でまとめた核物質の輸送時の安全向上策も示した。 核サミットは2010年にオバマ米大統領の提唱で初めて開催され、今回が3回目。核兵器転用が可能な高濃縮ウランとプルトニウムの貯蔵量の最小化、核物質の防護などが主要議題となる。25日夕に協議の成果をまとめた共同コミュニケを採択する。 ロシアからはプーチン大統領の代わりにラブロフ外相が参加した。

142NAME:2014/04/19(土) 20:03:12
番外編・アトムの涙 手塚治虫が込めた思い (下) 原作を読むきっかけに:日本を創る - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/47topics/tsukuru/article/post_106.html

東京電力福島第1原発事故の後、インターネットの掲示板などに「鉄腕アトム」への批判的な意見が相次いだ。多くは「原発のイメージアップに加担しているのではないか」という書き込みだ。 手塚治虫の長女るみ子(48)は不安に駆られ、何度も声を上げそうになったが、そのたびにファンが反論して"疑惑"を打ち消してくれた。 おかげで今はそんな批判も、冷静に受け止められるようになった。「あらためて原作を読み、真意をくみ取るきっかけにしてほしい」

 有名なアトム誕生のエピソードからして「父の思いがよく出ている」とるみ子は言う。 わが子を失った天馬博士が悲しみのあまり、息子そっくりのロボット、アトムをつくる。博士は最初は喜んでかわいがるが、成長しないアトムにいらだち、ついに追い出してしまう...。 「幸福のためにあるはずの科学技術が、人のエゴや欲でゆがめられてしまう。アトムはいつもそのはざまで悩んでいるんです」

 手塚は1985年夏、東京・西新宿で開催した「手塚治虫漫画40年展」で1枚の風刺漫画を展示した。 米国が行った核実験で被ばくした「第五福竜丸」が海に浮かんでいる。 アトムに向かって「この原子力ロボットめ、死の灰を降らせるな!」と叫ぶ村人たち。涙を浮かべたアトムに、手塚はこうつぶやかせている。「ボクは正義の味方だと思っていたのになあ」 「アドルフに告ぐ」「グリンゴ」など手塚は後年、社会派の作品を残した。時流に敏感な手塚が生きていたら、原発事故から着想を得て、シリアスな人間ドラマを描いたに違いない。

 「なのはな」「プルート夫人」など、福島の事故後、原発をテーマにした作品を次々に発表した漫画家の萩尾望都(63)は、「鉄腕アトム」が原発と関連づけて語られることにやるせなさを感じ、こんな「アトム最終話」のあらすじを考えた。 原発の事故直後、アトム、コバルトの兄弟と妹ウランが一緒に、放射性物質の除染のために福島に向かう。3人は発電所内で除染を終えた後、壊れて動かなくなる...。 「その物語を、いつか私に描かせてほしい。(福島の現状を見て)手塚先生は、きっと許してくださると思うんです」(大津薫、文中敬称略)

143NAME:2014/04/29(火) 23:10:10
原発取材後に原因不明の鼻血描写 人気漫画「美味しんぼ」に批判相次ぐ
2014.4.29 20:29
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140429/dst14042920290008-n1.htm

小学館の漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の5月12、19日合併号(4月28日発売)に掲載された人気漫画「美味しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面が描かれ、批判が相次いでいることが分かった。 編集部は「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はありません」などとするコメントを同誌のサイトで発表した。

 掲載されたストーリーは、主人公の新聞記者らが同原発の取材後に鼻血を出したり疲労感に見舞われたりする描写の後、井戸川克隆・前福島県双葉町長が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と明かすという設定。一方で、主人公を診察した医師は「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」と話す場面もある。 同編集部は「鼻血や疲労感は綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した。取材先や作者の実体験について、医師に見解を問う展開となっている」とした上で、これまでの連載のなかでは、検査で安全と証明されている食品・食材を無理解で買わない風評被害を批判してきたと説明している。

原発取材で鼻血は考えにくい

 北海道大学の奈良林直(ただし)教授(原子炉工学)の話 炉心に立ち入ったのではなく、福島第1原発を取材しただけで、鼻血が出るほどの放射線を浴びることは考えにくい。作中で「関連づける知見はない」との説明も同時にしているようだが、読み手に微量の放射線の影響ですぐさま体調が悪化するとの誤解を与えかねない表現といえるだろう。

144NAME:2014/04/30(水) 01:15:36
「原発やめると言えない」「日本は電力輸入極めて困難」 安倍首相、独紙に書面で
2014.4.29 21:09 [安倍首相]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140429/plc14042921090012-n1.htm

 安倍晋三首相は29日付のドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネとの書面インタビューで「原子力をやめると軽々しく言うことはできない」と述べ、原発の再稼働にあらためて意欲を示した。 ドイツは東京電力福島第1原発事故後、2022年末までの「脱原発」を決めている。安倍政権が原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、再稼働方針を明記したエネルギー基本計画を閣議決定したことについて、同紙は「多くのドイツ人が理解できない」と質問した。 首相はこれに対し「日本は島国で、近隣諸国から電力を輸入することは極めて困難だ」と指摘。資源に乏しい日本では原発は引き続き重要な役割を果たすとし、安全確保を徹底した上で再稼働を進めたいと表明した。また中国、韓国との関係改善に向け「対話のドアは常に開いている」とも述べた。(共同)

145NAME:2014/05/02(金) 22:06:29
美味しんぼ鼻血描写 次号で特集
「美味しんぼ」の鼻血描写に批判相次ぐ 19日発売号で特集記事掲載へ
2014.5.2 14:35
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140502/waf14050214350020-n1.htm

小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の人気漫画「美味しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面が描かれ、風評被害を助長するのではないか−との批判が集まっている問題で、5月19日発売の同誌で、寄せられた意見をまとめた特集記事が掲載される予定になっていることが分かった。 同誌編集部が公式ツイッターで明らかにした。

 同社広報担当によると、発売後から電話やメールなどで、批判を含む意見が相次いでいることから、記事の掲載を決めたという。ツイッターで編集部は「多数のご批判とご意見をいただいた。すべてを真摯(しんし)に受け止め、今後の誌面作りに活(い)かしてまいります」と説明している。「識者のご見解やご批判を含むご意見を集約した特集記事を掲載する予定」としている。 批判を集めているのは5月12、19日合併号(4月28日発売)に掲載された内容。福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出したりする描写の後、井戸川克隆・前福島県双葉町長が、「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と明かす設定。 同編集部はこれまで、公式サイトで「鼻血や疲労感は綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した。取材先や作者の実体験について、医師に見解を問う展開となっている」としている。

146NAME:2014/05/03(土) 23:31:35
悩む台湾“日の丸原発”どうする
「日の丸」原発問題に揺れる台湾
2014.5.3 18:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140503/chn14050318000001-n1.htm

建設中の台湾電力第4原子力発電所をめぐり、台湾社会が揺れている。日本企業が主要部品を供給する“日の丸原発”だが、着工から15年目となる今年も完成していない。建設過程でトラブルが多発したのが原因の一端で、東京電力福島第1原発事故の発生により一般市民にも懸念が広がった。11月の統一地方選や2016年の次期総統選を控え、逆風を避けたい馬英九政権の建設推進の姿勢に変化が生じつつある。(台北 吉村剛史、写真も)

 「失礼ですが、東電福島第1原発に比べて津波防波堤をはじめ、より手厚い7つの防災施設が設計されています」 4月26日、台湾北部・新北市貢寮の第4原発建設地。台電は有馬朗人元東京大総長や細田博之自民党幹事長代行など、日本から迎えた識者や国会議員計16人を前に安全性を強調した。 西に約40キロ離れた台北市内ではこの日、反原発の市民団体が総統府前で抗議の座り込みを行った。翌27日には約3万人(警察発表)規模の反原発デモがあり、原発の即時建設中止を求める最大野党、民主進歩党の蔡英文前主席らも参加した。民放テレビの世論調査では約6割の市民が建設に反対しているという。

地下資源に乏しい台湾はエネルギーの9割以上を輸入に頼っている。しかし、民進党の広報担当者は「台湾は面積が小さく地震も多い。第4原発の半径30キロの人口は600万。米露に続いて日本で事故が起きた以上、危険性は明白だ」と指摘し、LED(発光ダイオード)電球の普及推進などで電力不足は回避できると主張する。 一方、第4原発に詳しい輔仁大学の謝牧謙教授は、「原発はすでに完成直前。試運転は行うべきだ。順調に進んでも稼働は16年以降になる」と主張する。

 米国企業中心の第1〜3原発とは違い、第4原発では初めて台電が事業主体となった。主要部品は日本が供給したが、細かい部品を担当する日本企業は一本化されず、建屋や配管工事も地元に分割発注された。 謝教授は、モザイクのような寄せ集めになったため建設中にトラブルが多発したと指摘。資金は当初予定の倍近い3千億台湾元(約1兆円)まで膨らんだ。 こうした中、馬英九政権は4月27日、第4原発1号機は安全検査後に作業を全面停止し、2号機は施工を即時停止すると決めた。馬政権は第4原発の商業運転を14〜16年に始め、第1〜3原発は寿命を延長せずに順次停止する漸減政策を掲げてきたが、野党や市民の反発でさらなる後退を余儀なくされている。

民放の世論調査では、馬政権の支持率は10%前後に低迷している。不人気な政策を押し通す支持基盤に欠けており、与党の中国国民党の幹部は「主要選挙前にこの問題に触れるのは不利だ」とし、馬総統の任期内の決着を事実上見送る姿勢をにじませた。 台湾電力第4原発 改良型沸騰水型軽水炉(ABWR、出力135万キロワット)2基で構成。正式名は「龍門」。1980年計画開始。99年着工。日立製作所が1号機、東芝が2号機の原子炉圧力容器を供給。2基ともタービン発電機は三菱重工業が担う。

147NAME:2014/05/04(日) 14:17:30
福1廃炉作業員、生活環境の実態
福島第1原発廃炉作業の「質」にも影響 進む作業員の生活環境改善、その実態は
2014.5.4 12:00 (1/5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140504/dst14050412000001-n1.htm

東京電力福島第1原発事故の収束作業の一環で、東電は作業員の生活環境改善を進めている。現場で相次ぐ人為ミスの背景に作業環境の悪化があると指摘されたためで、環境改善は廃炉工程の「質」に影響するからだ。東電は福島に多くの社員を常駐させており、協力企業の作業員だけでなく、仮設のプレハブ社員寮も改善が進む。だが、今なお福島では約13万人が仮設住宅などでの避難生活を余儀なくされている。「改善はありがたいが、被災者を思うと多少の不便は当然との思いもある」(東電)。東電が進める作業環境改善の実態は…。

作業の「質」確保へ休息施設の建設進む

 福島第1原発では東電社員と協力企業の作業員を合わせ、1日約4千人が作業に従事している。 原発に隣接する敷地では4月7日、1000人を収容できる3階建ての仮設休憩所が運用を開始した。仮設でない1200人が収容できる地上8階建ての恒常的な作業員の大型休憩施設や、作業員らの食事を賄う給食センターも今年度中の完成を目指し建設が進む。来年度には社員向けの新事務棟も新設する。

148NAME:2014/05/13(火) 21:47:57
美味しんぼ描写に福島被災者「鼻血、聞いたことない」「偏見の助長心配」
2014.5.12 21:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140512/dst14051221330015-n1.htm

福島県内外で暮らす被災者や、実際に被災者の相談を受ける医師らからも批判の声が上がった。 「ストレスで血圧が上がることはあったが鼻血が出たことはない。周囲でもそんな話は聞かない」と話すのは、福島県田村市都路町で酒店を営んでいた遠藤テル子さん(69)。原発から半径30キロ圏内にある店舗兼自宅は除染が昨年11月に終わり、ようやく住めるようになった。「住民が戻らず仕事が成り立たないから帰れない人も多い。責任ある立場の人には、故郷に住めないとか住んではいけないとか簡単に言ってほしくない」という。

 福島県南相馬市から東京都江東区の東雲(しののめ)住宅に避難している主婦の高井由比子さん(44)は「影響力のある雑誌で、医学的根拠のないことを言うことの影響を考えてほしい。発信力のある人だからこそ言葉を選んでほしかった」とため息をつく。 原発事故直後には新潟、千葉、大阪の避難所を転々とした。「子供はもちろん、大人でも福島出身と打ち明けるのに勇気がいる。いろいろな考えや意見の人がいてもかまわないが、今回の件で福島県や出身者への偏見が助長されることにならないか心配だ」

「鼻血で搬送された患者の話は聞いたことがない」

被災者の内部被曝調査を行い、被災者や子供への影響を不安視する母親らの相談に乗っている南相馬市立総合病院の非常勤医師、坪倉正治医師も「ストレスによりめまいが増えたとの話を聞くことはあるが、鼻血で搬送された患者の話は聞いたことがない」という。 「(原発事故から)3年たっても急性放射線障害についての誤った認識が議論になることに驚いている」という坪倉医師は、「これでは5年たっても10年たっても状況は同じではないか」と語った。

 東京電力によると、福島第1原発では現在、1日3000人から4000人の作業員が、被曝管理を徹底した上で高線量下の収束作業に当たっている。夏場などには、作業員に熱中症などの体調不良が多発するが、東電によると、被曝によって鼻血が出るといった体調不良について、福島第1原発に常駐する医師らからは報告されていないという。 福島第1原発で勤務したことのある作業員は「収束作業の現場を必要以上に不安視されてしまうことが残念でならない」と話した。

149NAME:2014/05/13(火) 21:50:56
小泉元首相、脱原発で財界と決別
小泉元首相、財界と決別 東電など設立の研究機関顧問辞任
2014.5.12 09:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140512/plc14051209050009-n1.htm

■原発めぐる立場、相いれず

 小泉純一郎元首相(72)が、財界を中心に設立された民間シンクタンク「国際公共政策研究センター」(CIPPS)の顧問を4月末に辞任したことが11日、分かった。細川護煕(もりひろ)元首相(76)とタッグを組んで訴える「脱原発」に向け、原発推進で立場が相いれない財界との事実上の“決別”を決断した形だ。 CIPPSは平成19年3月、トヨタ自動車やキヤノン、東京電力、新日本製鉄(現・新日鉄住金)が発起人となり設立された。経団連会長だった奥田碩(ひろし)元トヨタ会長が旗振り役となり、国内の主要企業80社が約18億円の設立資金を提供した。奥田氏が会長に就任し、首相退任後の小泉氏を顧問で迎えた。

 CIPPS関係者によると、小泉氏の顧問辞任の申し出に奥田氏が慰留したが小泉氏は翻意しなかったという。小泉氏は20年9月の政界引退後も、CIPPSを拠点に活動を続けてきた。 小泉氏は2月の東京都知事選で脱原発を掲げる細川氏を全面支援したが、3位の惨敗に終わった。しかし7日には細川氏とともに原発ゼロを目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立し再始動した。 CIPPSは発起人の東電のほか、理事に日立製作所やIHIなど原発関連企業のトップが名を連ねており、小泉氏は原発ゼロを目指す上で一線を画すべきだと判断したようだ。

150NAME:2014/05/14(水) 02:02:14
脱原発決めた独の不都合な現実
(462)元首相に読ませたいドイツ「脱原発」の大失敗
2014.5.11 18:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140511/bks14051118000001-n1.htm

先週、「他誌合併号については次回」と書いたが、『週刊文春』(5月8日・15日ゴールデンウィーク特大号)『週刊新潮』(5月8・15日ゴールデンウイーク特大号)以外は全く精彩がないので取り上げるまでもない。 『新潮』では特別読み物4本が充実。合併号、1冊買うなら『新潮』だ。 川口マーン惠美さん(作家)の「実は大失敗だったドイツの『脱原発』」。福島の原発事故後、古い原発8基を止め(9基は今も稼働中)、2022年の脱原発を決めたドイツの“不都合な現実”を余す所なく伝えている。小泉、細川無責任コンビにぜひ読ませたい。

151NAME:2014/05/14(水) 21:14:01
小泉進次郎氏「美味しんぼ」描写に反論 「あれだけ行ってるのに鼻血流したことない」「行くたびに元気に」
J-CASTニュース 5月14日(水)15時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140514-00000001-jct-soci

漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発を訪れた主人公らが鼻血を出すなどの描写が波紋を広げる中、小泉進次郎復興大臣政務官(33)が内容に反論した。  小泉氏は何度も被災地を訪問しているが健康被害は出ておらず、「到底信じられません」と主張した。

■「私、到底信じられません」

 小泉氏は2014年5月13日、東京青年会議所の例会に出席して講演を行った。その中で「震災から3年を超えた今の段階で、風化が心配だなと思っていたところ、いちばん話題になっているのが『美味しんぼ』だ」と、作品に言及した。  2011年3月当時、自民党青年局長だった小泉氏は、毎月11日に被災地に足を運び続ける活動を開始。復興大臣政務官となった今も度々訪問し、復興のために力を注いでいる。その上で、「私、不思議なことがあるんですよね。あの『美味しんぼ』の中には福島に行った人が鼻血は出るし、疲労感が襲ってくると書いてある。私あれだけ行ってるのにね、鼻血流したこともないし、毎回行くたびに元気になって帰ってくるんですよ」と、これまでに健康被害を受けたことがないことを強調した。

 先日も福島を訪れた小泉氏は、少しの時間立ち寄った郡山駅近くのイタリアンチェーン「サイゼリヤ」でたくさんの中高生らと交流し、「元気をもらった」という。小泉氏の後に登壇する福島の人々も「元気」で、自身が見聞きした経験から考えても問題となっている描写には納得がいかないようだ。「私、到底信じられません」と主張した。その上で、「むしろ『美味しんぼ』の件をきっかけに、ますます頑張ろうという気が沸いてきました」として、今後も福島の復興のために力を尽くしていくと宣言した。

「科学的な見地に基づいて」閣僚も続々コメント

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」5月12日発売号に掲載された最新話には、井戸川克隆・前双葉町長が「私が思うに、福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いるのは、被ばくしたからですよ」と語ったり、福島大学行政政策学科類准教授の荒木田岳氏が「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語ったりする様子が描かれている。  こうした内容について原作者の雁屋哲氏は、2年間の取材ですくい取った「真実」だとブログで主張しているが、閣僚からは批判が相次いでいる。菅義偉官房長官が12日に「科学的な見地に基づいて正確な知識をしっかりと伝えていくことが大事だ」と述べたのをはじめ、報道によると、根本匠復興相、森雅子消費者相、太田昭宏国土交通相、下村博文文部科学相、石原伸晃環境相らもコメント。風評被害への懸念を示すなど、これを問題視した。

152NAME:2014/05/14(水) 23:58:29
「美味しんぼ」鼻血描写 環境省が反論「除染効果は確認している」
2014.5.14 11:01
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140514/trd14051411010013-n1.htm

漫画「美味しんぼ」で「福島に住んではいけない」などと福島の除染効果を疑問視する描写が描かれたことを受け、環境省は13日、ホームページに見解を発表し、除染の効果は確認しているなどと反論した。石原伸晃環境相は同日の閣議後会見で「福島県の人の気持ちを考えると非常に遺憾。正しい情報発信をするしかない」と述べた。 同省は「放射性物質対策に関する不安の声について」と題して見解を掲示。除染の効果について「除染前後の測定結果から、空間線量の低減が確認されている」と説明した。また、震災がれきを受け入れた大阪市内の焼却場近くの多数住民が不快な症状を訴えたとの描写に対しても「排ガスの放射能濃度などの実測データは検出下限値未満であり、安全に処理できている」とした。 「美味しんぼ」の「福島の真実」編では、実在する福島県双葉町の前町長や福島大の准教授が「福島県内には住むな」などと主張。同省担当者は「漫画に目くじらを立てたくないが、不当な風評被害の防止と福島県内の方の心情に配慮した」と話す。

一方、東京電力福島第1原発事故に伴う食品などへの風評被害対策を行う消費者庁は、主人公らが福島第1原発を訪問後に鼻血を出すなどの描写について、「被曝と鼻血に科学的な因果関係はない。消費者に冷静に対応してもらえるように、正確な情報を丁寧に説明していきたい」と話す。 消費者庁はこれまでに消費者に放射線について理解してもらうため、全国で専門家による説明会を実施。ホームページやパンフレットでも広報を続け、流通する福島県産の食品については、含まれる放射性物質について厳しい基準に基づいて検査されていることなどを説明してきた。

153NAME:2014/05/17(土) 04:29:30
「美味しんぼ」一時休載へ 最新号で「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解 19日発売
2014.5.16 23:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140516/dst14051623260014-n1.htm

東京電力福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血や倦怠(けんたい)感を訴える描写や、「今の福島に住んではいけない」などの表現で議論を呼んでいた漫画「美味しんぼ」を連載する小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」最新号(19日発売)に、「ご批判、お怒りは真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」などとする編集部の見解が掲載されていることが16日、分かった。自治体や有識者による描写への賛否両論を並べた特集も掲載された。

 併せて、美味しんぼを次号からしばらく休載することが明らかにされた。編集部によると、休載は以前から決まっていたという。 「『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見」と題した特集では、有識者13人の意見や福島県庁、同県双葉町、大阪府・大阪市から送られた抗議文が10ページにわたって展開された。

 この中で、立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)は、1シーベルト超の被曝(ひばく)をしなければ倦怠感は表れないが、漫画で第1原発を見学した際の被曝線量ははるかに低く、倦怠感が残ったり鼻血が出たりすることは考えにくいと指摘。「率直に申し上げれば、『美味しんぼ』で取り上げられた内容は、的が外れていると思います」「200万人の福島県民の将来への生きる力を削(そ)ぐようなことはしてほしくない」と訴えた。

福島県川内村の遠藤雄幸(ゆうこう)村長も「多くの読者がいる御社の雑誌の一言一言は重い。自主避難者支援は理解できますが、全ての被災者が同じように受け止めることができるかどうかは疑問だと思う」とした。 一方で、岡山大の津田敏秀教授(疫学、環境医学)は「チェルノブイリでも福島でも鼻血の訴えは多いことが知られています」「『低線量放射線と鼻血に因果関係はない』と言って批判をされる方には、『因果関係がない』という証明を出せと求めればいい」と擁護。「こんな穏当な漫画に福島県の放射線のことが描かれたからといって文句を言う人のほうが、むしろ放射線を特別視して不安をあおっているのではないでしょうか」とつづった。

 同号には一連の問題描写が載っていた美味しんぼ「福島の真実」編の最終話も掲載。主人公らが福島県飯舘村から北海道に移住し畜産に挑む男性らを訪ねたり、福島の伝統料理を食べたりする内容で「偽善は言えない」「真実を語るしかない」との会話もあった。

154NAME:2014/05/17(土) 19:50:42
鼻血描写に首相「国として対応」
安倍首相「根拠ない風評に国として全力で対応」
2014.5.17 15:36 [安倍首相]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140517/dst14051715360008-n1.htm

 安倍晋三首相は17日午後、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味(おい)しんぼ」に主人公らが東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出すなどの描写があった問題に関し「政府としては、根拠のない風評を払拭をしていくためにも、しっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく。国として全力を挙げて対応していく必要がある」と述べた。

 同時に「今までの伝え方で良かったかということも検証する」と語った。 視察先の福島市内で記者団の質問に答えた。

155NAME:2014/05/20(火) 23:17:41
美味しんぼの被曝鼻血を検証する
「美味しんぼ」“鼻血は被曝”を検証 構内見学した記者に異常なく…放射線の影響「量で判断が必要」
2014.5.20 07:43
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140520/trd14052007430001-n1.htm

小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』の漫画「美味(おい)しんぼ」で、東京電力福島第1原発事故による放射線被曝(ひばく)が原因で、福島で鼻血が出た人がたくさんいるなどの描写があった。放射線の体への影響は既に多くのことが分かっており、漫画に描かれたような事実はあるのか。被災地の復興のためにも合理的な判断と冷静な対応が求められている。(平沢裕子)

1000ミリシーベルト超で急性障害

 鼻血は、放射線による急性障害の場合に出ることが知られている。被曝で骨髄の造血能力が著しく抑制され、白血球や血小板が減少することで出血しやすくなるためだ。ただ、急性障害は一度に1千ミリシーベルト以上の放射線被曝をした場合に起こるとされる。 東電によると、今回の事故以降に現場作業に携わった人でも一度に1千ミリシーベルト超の被曝をした人はおらず、これまでの累積被曝線量でも1千ミリシーベルト超の人はいない。廃炉作業にかかわる作業者に鼻血が多発するような事例もないという。 福島県の調査では、放射性物質の降下量が多かった飯舘(いいたて)村や浪江町を含む相双地域の住民が事故後、約4カ月で受けた推定の外部被曝線量は10ミリシーベルト未満が99・8%、10ミリシーベルト超は127人いたが、最大で25ミリシーベルトだった。

第1原発取材の記者、被曝線量は…

漫画では、登場人物が第1原発構内の見学後に鼻血を出し、疲れやすくなったとする描写がある。記者も今年2月、同様の見学をしたが、同行者で鼻血を出した人はいなかった。記者自身、疲れやすくなったということもない。見学では構内に入る前に個人線量計をつけ、構内でどれだけの線量を浴びたかを調べる。記者の場合は0・01ミリシーベルトで、航空機旅行「東京−ニューヨーク」(片道)の10分の1の線量だ。 もちろん、事故後に福島県内で鼻血が出た人はいただろう。鼻血は高血圧や動脈硬化など循環器系の病気や腎臓・肝臓病などでも出やすくなる。ワーファリンなどの抗凝固薬を服用している人や女性では生理中に出やすい。また、知らないうちに鼻をぶつけたり、風邪などで鼻に炎症ができても鼻血は出る。

影響小さい低線量

 漫画ではまた、低線量被曝の健康影響を心配し、前双葉町長の「今の福島に住んではいけない」との言葉を紹介している。福島に住んでいる人や福島への旅行を計画している人の中には不安に思った人がいるかもしれない。 ただ、100ミリシーベルト以下の低線量被曝の健康への影響については100年近くも研究されており、極めて小さいことが分かっている。現在、福島県で暮らす人々が原発事故によって余分に受ける放射線量は年間1ミリシーベルト程度で、健康への影響が心配される数値ではない。

低線量被曝の場合は健康への影響少ない

リスクコミュニケーション(リスコミ)を研究する「リテラジャパン」代表で、原発事故後、飯舘村のアドバイザーを務めた西沢真理子さんは「事故後、リスクを正確に伝えるリスコミが適切になされなかったことで、放射線のリスクを正しく認識できない人が今も多いのは残念」と指摘。そのうえで、「放射線に発がん性があるのは確かだが、健康への影響は量で考える必要がある。低線量被曝の場合、喫煙や野菜不足よりもがんになるリスクが低く、現在の福島が心配されるような状況ではないことを理解してほしい」と話している。

■放射性物質は通常の食品にも

 今回の件で、福島県の農水産物への風評被害が心配される。しかし、農水産物は生産・出荷などの実態に応じて計画的に行うモニタリング(監視)検査が実施され、安全を確認したうえで出荷される仕組みとなっている。 原発事故と関係なく、放射線を出す放射性物質は通常の食品にも含まれる。中でもカリウムに含まれるカリウム40からの放射線が一番多い。食品1キロ当たりに含まれるカリウム40は、ホウレンソウ200ベクレル▽魚100ベクレル▽コメ30ベクレル▽ポテトチップス400ベクレル。カリウムは人間にとって必要な栄養素で、かつ、いずれ排泄され、健康なら体内で一定量以上にはならない。

156NAME:2014/05/20(火) 23:52:15
橋下氏「美味しんぼはもう十分」
橋下市長、休載に「主人公が父親と和解し、終わっていた」…特集記事は「もう十分、あとは読者の判断」
2014.5.19 11:26
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140519/wlf14051911260006-n1.htm

小学館が19日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」に漫画「美味(おい)しんぼ」に対する批判を含む特集記事を掲載したことを受け、大阪市の橋下徹市長は同日、「こちらは事実として違うと抗議し、フェアな掲載をしてもらった。もう十分。あとは読者に判断してもらえばいい」と述べた。記者団の取材に答えた。 東日本大震災の被災地のがれきを処理した大阪市内の焼却場近くの住民が鼻血などの症状を訴えているとの描写に対し、同市は大阪府とともに12日付で抗議していた。

 橋下市長は鼻血の描写については、「医学的にも事実としても根拠が薄い中で表現したのは問題。社会的影響力もあるので、表現者は自由とともに責任を負わなければならない」と答えた。 一部の識者らから「言論への圧力」などの批判が上がっているが、橋下市長は「『今回の漫画は根拠がない』と言論で対抗したのであって問題はない。主張を押し殺そうとするつもりなど毛頭ない」と述べた。 美味しんぼは今後休載するが、「主人公が父親と和解したことで、あの話はひとつ終わっていたのではないか」と話した。

157NAME:2014/05/22(木) 06:20:18
「脱原発ありき」の非現実的な判決 上級審で理性的な審理を
2014.5.21 21:44
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140521/waf14052121440047-n1.htm

大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、福井地裁は原子力規制委員会が「世界一厳しい」とされる新規制基準に適合するか審査中という時期に運転差し止めを命じた。原発行政に影響を及ぼす可能性をどこまで考慮したのか。あまりに拙速で「脱原発ありき」の判断と言わざるを得ない。 判決は、関西電力の安全対策を「楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆弱(ぜいじゃく)なもの」と指摘。緊急時に原子炉を冷やす機能と放射性物質を閉じ込める機能に欠陥があるとした。ただ、その理由は「冷却システムが崩壊すると(関電が)想定する揺れよりも、大きな地震がこないという確たる根拠はない」などとするだけで、欠陥と言い切れるほどの具体性はない。

 もっとも関電の安全対策が後手に回ったことも事実だ。昨年7月に2基の審査を申請後、規制委から周辺の3つの活断層が連動した揺れが起きる可能性や、想定する震源が深すぎる点を指摘され、原発施設の耐震設計のもとになる基準地震動を2度も見直した。再稼働が暗礁に乗り上げていることからも想定が甘かった点は否めない。 判決は「原発に求められる安全性や信頼性は極めて高度なものでなければならない」とした。その指摘は当然だとしても、そもそも「100%の絶対安全」などあり得ない。

 さらに判決は、原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても「国富の流出や喪失というべきでない」と言及。国富を「豊かな国土に国民が根を下ろして生活していること」と定義し、それを取り戻せなくなることが「国富の喪失だ」という現実を軽視した“思想”もにじませた。 上級審では、ゼロリスクに固執せず、脱原発による国力低下という現実のリスクも踏まえた理性的な審理が求められる。(林佳代子)

158NAME:2014/05/22(木) 12:29:15
菅元首相がTwitterで大はしゃぎ
「勝った、勝った、勝った」菅元首相、ツイッターで大はしゃぎ 大飯原発の再稼働差し止め命じる判決
2014年5月21日 18:42 (J-CASTニュース)
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=4455112

定期検査のため現在運転を停止している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について、周辺住民らが「安全対策が不十分」などとして関西電力に運転の差し止めを求めた訴訟の判決が2014年5月21日、福井地方裁判所であった。 判決は「運転再開を認めない」。「地震が起きた時に原子炉を冷却する機能に欠陥がある」(樋口英明裁判長)などと理由が述べられた。福島第一原発事故後、原発の運転再開を認めないとする判決が下されるのは初めてで、元首相の菅直人衆議院議員ら反原発派は歓喜。一方、政府は再稼働方針について「全く変わらない」としている。

■菅官房長官「政府の再稼働方針は変わらない」

 判決を報じたニュースを受け、ネット上では「素晴らしき御裁き」「エクセレント!!訴訟を起こした住民の方々に感謝します」「樋口英明裁判長こそが『国民栄誉賞』に値する」など、反原発派のネットユーザーらが歓喜の声を上げている。 裁判を傍聴していたという菅氏もツイッターを更新。 「勝った、勝った、勝った。大飯3・4号原発訴訟で運転してはならないとの判決。福島原発事故で原子力委員長が示した最悪の場合250キロ圏から避難が必要になるという指摘を引いて、大飯原発から250キロ圏の住民の訴えを認めた。沖縄以外の全ての県が原発から250キロ圏」
「福井地裁の判決は福島原発事故を極めて重要な判断基準としている。福島で避難の過程で『少なくとも60人が命を失った』と指摘し、250キロ圏の避難の可能性にも触れている。また被告の電力会社の主張を楽観的見通し過ぎると批判。画期的な判決だ」(原文ママ)
と興奮を隠さない。

 関西電力は判決を「誠に遺憾」とした上で、控訴する意向を示している。 なお、菅義偉官房長官は判決が下された後の5月21日の会見で、原子力規制委員会が安全性を確認した原発を再稼働させるという政府の方針については「全く変わらない」と強調した。

159NAME:2014/05/24(土) 15:34:38
小泉氏、細川氏原発0へ本格始動
原発ゼロへ本格始動 小泉、細川元首相
2014.5.23 21:58
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140523/trd14052321580019-n1.htm

原発ゼロを目指して小泉純一郎、細川護煕両元首相が立ち上げた一般社団法人「自然エネルギー推進会議」は23日、発起人・賛同人懇談会を東京都内で初めて開催し、本格的に始動した。体調不良のため当面活動を休止する意向だった細川氏も姿を見せ、今後は月1回程度、自然エネルギー関連施設を視察する方針を決めた。

 具体的な視察先としては福島県の地熱発電所や、千葉県内でのエネルギーを効率的に使う次世代型都市「スマートシティ」の取り組み、神奈川県内のバイオマス発電などを検討している。有識者を招いた懇談会も月1回ペースで開く方針だ。 小泉、細川両氏は懇談会で、東京電力福島第1原発事故を受けてソフトバンクの孫正義社長が設立した自然エネルギー財団のトーマス・コーベリエル理事長と意見交換した。

160NAME:2014/06/04(水) 12:22:03
政府の『美味しんぼ』批判の背景に“カネの問題”?福島県調査で異常ながん発症率
文=藤野光太郎/ジャーナリスト.
2014.05.29
http://biz-journal.jp/2014/05/post_4986.html

主人公らが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出すなどの描写が議論を呼んでいる漫画『美味しんぼ「福島の真実篇」』の「その24」が、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館/5月19日発売号)に掲載され、同誌には次号からしばらく休載する旨が告知された。原作者・雁屋哲氏は22日、自身のブログで「『美味しんぼ』の休載は、去年から決まっていたことです」と説明し、一部描写が賛否両論を呼んでいることが休載の理由ではないとしている。 一連の騒動をめぐっては、安倍晋三首相をはじめとする政府要人からは『美味しんぼ』に批判的な発言が相次ぎ、中でも環境行政を司る環境省の石原伸晃大臣は、「専門家からは福島第1原発の事故による被ばくと鼻血との因果関係はないと評価が出ている。風評被害を引き起こすようなことがあってはならないと思う」とコメントし、話題を呼んだ。

 このように政府が『美味しんぼ』に批判的な姿勢をみせている背景について、国土交通省の外郭団体幹部は次のように語る。「まずは金ですね。政府は原発事故の被害を受けた土地の買収費や住民の医療費、被ばく補償の総額を試算しています。その額は莫大ですから簡単には認めない。『風評など風化してほしい』というのが本音ではないでしょうか」

 原発事故直後、日本に滞在していた外国人が各国政府の避難勧告で日本から脱出し、日本政府も管理区域を設定し人々の出入りを禁止したほど、放射性物質による被ばくの危機が懸念視された。にもかかわらず、自民党の現役閣僚が「科学的根拠なき風評に過ぎない」と発言することに対しては批判の声も寄せられている。 今年3月まで行われた福島県の調査では、県内30万人の子供の中で甲状腺がん発症が「確定」されたのは50人、「疑い」を入れると89人に上った。「10代の甲状腺がんは100万人に1〜9人程度」(国立がん研究センター)という確率と照合すれば、驚異的な発症率だ。さらにこの数値はあくまで現時点でのデータに過ぎず、鼻血を含む多様な症状の報告がある旧ソ連・チェルノブイリ原発事故(1986年)では、事故から4〜5年後に子供の甲状腺がん発症が増加している。

 もし、『美味しんぼ』が描く、事故現場である土地にいた人々の「鼻血が出た」という告白が事実であれば、「風評被害を招く」「因果関係を示せ」などと『美味しんぼ』を責め立てる政府の姿勢には、疑問を感じざるをえない。
(文=藤野光太郎/ジャーナリスト)

161NAME:2014/06/10(火) 21:14:04
生活圏の放射線量最大80%減 福島・帰還困難区域の除染効果
2014.6.10 18:57
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140610/scn14061018570002-n1.htm

 環境省は10日、放射線量が高い福島県内の帰還困難区域で除染の効果を検証するモデル事業を実施した結果、「生活圏の空間線量が約50〜80%低減した」とする報告をまとめた。しかし帰還の目安となる年間20ミリシーベルトまで下がらない場所も少なくなく、同省除染チームは「これ以上の低減は除染以外の要素が必要」としている。

 政府は今後、放射性物質の自然減衰などのデータも参考に帰還困難区域の将来的な線量変化の見通しを試算。地元自治体に提示し除染の在り方を検討する。 福島の原発事故に伴う国の除染は、年間追加被ばく線量1ミリシーベルト以上の地域が対象。ただし年間50ミリシーベルトを超える帰還困難区域は除染の効果が分からず、作業員の被ばくの問題もあるため先送りにされている。 モデル事業は昨年9月〜今年2月、浪江町と双葉町で実施し、除染の前後で空間線量を測定。その結果、浪江町の生活圏で49〜71%低減、双葉町の生活圏では65〜80%減った。

162NAME:2014/06/27(金) 01:28:53
ドイツの「脱原発」真似てはいけない エネ問題に詳しい在独作家・川口マーン恵美氏
2014.6.26 08:44
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140626/trd14062608440006-n1.htm

ドイツ在住約30年で、現地のエネルギー事情に詳しい作家の川口マーン恵美氏が25日、産経新聞のインタビューに応じ、「日本は、『脱原発』を急ぎすぎて失敗しているドイツをまねすべきではない」と訴えた。川口氏は高品質で二酸化炭素(CO2)排出量の少ない電力を安く調達しようとすれば、当面は原子力発電が必要と唱えている。

 東京電力の福島第1原発事故後、ドイツは17基の原発のうち、老朽化した8基を停止。残る9基も2022年までに止める方針を打ち出した。この判断について、川口氏は「環境保護意識が高くて怖がりやすい人たち。原発事故で急速な脱原発に突っ走ってしまった」と分析する。 ドイツは、太陽光や風力など再生可能エネルギーを一定価格で買い取るよう電力会社に義務づける固定価格買い取り制度(FIT)を導入し、原発の代替電源にしようとした。 しかし、買い取り量が増えた結果、電気料金に上乗せされる消費者の負担金は年々膨らみ続け、13年の標準家庭の電気料金は円換算で月1万円程度と00年の約2倍だ。 川口氏は「FITで太陽光や風力を増やそうとすれば、今後も電気料金はアップし続ける。しかも、電気を大量に使う大企業は負担金を減免されているので、家庭と中小企業の不公平感は強い」と懸念する。

さらに、電力不足を補うため、自国産出の褐炭(低品質の石炭)を燃料とする火力発電所を増強しているため、CO2排出量が急増しているという。 川口氏は「世界的に原発は増えている。島国の日本は、電力不足になれば近隣国と送電網がつながっているドイツよりも深刻な事態に陥る。ドイツはいずれエネルギー政策を修正するはずで、日本もドイツの脱原発をまねすべきではない」と警鐘を鳴らした。(藤原章裕)

 かわぐち・まーん・えみ 独シュツットガルト国立音楽大大学院ピアノ学科修了。1985年にドイツ人と結婚し独在住の日本人作家として活躍。「フセイン独裁下のイラクで暮らして」「住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち」など著書多数。57歳。大阪府出身。

163NAME:2014/06/29(日) 22:01:57
福島第1「氷の壁」凍結せず 同じ技術の凍土壁に影響も
2014.6.29 16:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140629/dst14062916380006-n1.htm

東京電力福島第1原発の汚染水問題で、2号機タービン建屋から海側のトレンチ(地下道)へ流れ込む汚染水をせき止める「氷の壁」が2カ月近くたっても十分に凍結していないことが28日、分かった。事態を重く見た原子力規制委員会は、来月にも開かれる検討会で対応を議論する方針を決定。特に氷の壁は、2日に着工した「凍土遮水壁」と同じ凍結技術を使っており、凍土壁の信頼性にも疑問の声が出ている。 2号機海側の地下には、配管やケーブルを敷設するためのトレンチがあり、高濃度の汚染水が1万トン以上たまっている。トレンチは海側の取水口付近とつながっており、海洋流出の危険があることから、早急に汚染水を取り除く必要があった。

 東電はタービン建屋とトレンチの接合部にセメント袋を並べ、そこに凍結管を通し周囲の水を凍らせて「氷の壁」を設ける工事に着手。壁でタービン建屋からの汚染水流入をせき止め、その後、トレンチ内の汚染水を抜き取る計画で、4月には凍結管に冷媒を流し始めた。 しかし東電が今月中旬、内部の温度を測ったところ、十分に凍結していないことが判明。トレンチ内には障害物があり、均等に汚染水が凍らなかったことが原因とみられる。

東電は、新たに凍結管を増やしたり、トンネルにセメントを少しずつ流し込んで壁を造ったりする代替案を検討中という。 凍結管の中に冷媒を通して水分を凍らせる技術は、約1500本の凍結管で1〜4号機の周囲の土中の水分を凍らせる「凍土遮水壁」と同じ。凍土壁は、政府が汚染水問題解決の「切り札」と期待して、約320億円の国費を投じ、来年3月の完成を目指している。 原子力規制庁幹部は「海側に滞留している汚染水は濃度が高く、最もリスクが高い。なぜうまくいかないのか原因分析とともに、凍土壁の有効性も議論していく」と話し、次回会合で議題に上げることを明らかにした。(原子力取材班)

164NAME:2014/07/09(水) 19:05:28
社会学者や哲学者が原子力に終止符を打った
「原子力リスクの分析を技術者だけに任せてはいけない」と判断したドイツ人 (中)
熊谷 徹
>>バックナンバー2011年9月2日(金)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110824/222245/?rt=nocnt

(前回から読む) メルケル政権は、「2022年末までに原子力発電所を全廃する」と決断するにあたって、次の2つの委員会に意見を求めた。・原子炉安全委員会(RSK)・安全なエネルギー供給に関する倫理委員会

 前回の当コラムでは、RSKが 鑑定書の中に「ドイツの原発には安全性に問題があるので、直ちに止めるべきだ」とは一行も書かなかったことをお伝えした。むしろRSKは「ドイツの原発は、航空機の墜落を除けば、比較的高い耐久性を持っている」と主張し、「福島の事故で得られた知見に照らすと、ドイツの原発では停電と洪水について、福島第一原発よりも高い安全措置が講じられている」と評価したのである。

 日本の読者の皆さんの中には、「原子力のプロである技術者が原発の停止を勧告していないのに、なぜドイツ政府は脱原発に踏み切ったのだろう」と不思議に思われる方が多いかもしれない。 ドイツでも、RSKが、原発の危険性を指摘することを予想していた人は、この鑑定書を読んで失望した。緑の党や環境団体は、RSKの鑑定書の内容を「甘すぎる」と批判した。原子力に批判的なレットゲン環境大臣(キリスト教民主同盟・CDU)も、記者会見で「あわてて原発を止める必要がないことがわかったが、航空機の墜落についての耐久性は十分ではないので、政府の脱原子力の方針には 変わりはない」と歯切れの悪い発言をしていた。

メルケル首相は倫理委員会を重視

 RSKが、航空機の墜落を除けば、原発の安全性について太鼓判を押したにもかかわらず、メルケル首相は脱原子力に踏み切った。彼女はもう一つの諮問委員会である、「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」の提言書の方を重視したのである。 日本では原子炉のストレステストは予定されているが、倫理委員会の設置は予定されていない。「なぜ原子力エネルギーをめぐる議論に“倫理”がからんでくるのか」と不思議に思われる方もいるだろう。そこで今回と次回の当コラムでは、この倫理委員会の提言書について詳しくお伝えしたい。

 ドイツで以前から原子炉の安全問題を担当していたRSKとは異なり、倫理委員会は福島事故後にメルケル首相によって急遽招集された。 倫理委員会の委員長は、2人。その内の1人、クラウス・テップファー元連邦環境大臣はCDUの党員で、国連環境計画UNEPの事務局長を務めたこともある、ドイツで環境問題に最も精通した政治家の1人だ。彼は提言書の作成に取りかかる前に「“原発を廃止する”と宣言するだけでは十分ではない。我々は、原発の廃止が電力供給のリスクをどの程度高めるのか、先進国ドイツの経済的な安定性を確保できるのかについても、分析しなくてはならない」と語っていたが、シュレーダー政権が2002年に導入した最初の脱原子力政策については前向きに評価していた。もう1人の委員長は、ドイツ研究者連盟のマティアス・クライナー会長。ドルトムント技術大学の教授で、金属工学が専門である。その他の委員15名は、次の通り。

165NAME:2014/07/18(金) 21:28:30
エスカレートする“反原発” 保育園児まで署名簿に
2014.7.17 08:23
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140717/trd14071708230004-n1.htm

平成24年6月。東シナ海に面した鹿児島県西部のいちき串木野市の山中に、白塗りのワゴン車が現れた。仲元進次(仮名)が経営する電気設備の施工会社の近くに止まると、車の屋根に積まれた拡声器が、がなり立て始めた。付近には、仲元宅を含めても民家は4、5軒しかない。拡声器からは2時間にもわたって、九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働反対を叫ぶ嫌がらせが執拗(しつよう)に続いた。

 選挙カーすらめったに訪れない静かな集落で起きた異様な光景だ。 だが、仲元には心当たりがあった。 この日、鹿児島県の地元紙である南日本新聞の朝刊に、仲元は実名で登場した。川内原発再稼働の是非を取り上げた記事の中で、「原発停止の影響が、地域にボディブローのように効きつつある」とコメントしていたのだ。原因はこれ以外に考えられなかった。 「反原発団体がこの記事を読み、圧力をかけに来たのでしょう。記事には会社名も入っていました。これは言論弾圧ではないのでしょうか…」 身の危険を感じた仲元は、南日本新聞社の薩摩川内総局を訪れ、相談した。だが、対応した責任者は迷惑をかけたというだけで、取材協力者が嫌がらせを受ける異常な事態は放置されたままとなっている。

川内原発の安全審査を進めてきた原子力規制委員会は16日、新規制基準に基づく事実上の「合格証」を出した。国内の原発の中で、再稼働に最も近い原発だといえる。それだけに、反原発団体は「川内再稼働の絶対阻止」を旗印に、運動を鹿児島に集中する。 いちき串木野市も、川内原発がある薩摩川内市に隣接することから、反原発運動の標的にされた。 今年6月24日、「避難計画を考える緊急署名の会」(緊急署名の会)が、再稼働反対を求める署名を、市長の田畑誠一(74)に提出した。5月から署名を集め、その数は市民3万人の半数を超える1万5千人分に達した。

 だが、この署名が、いちき串木野の民意を正確に反映しているとは言い難い実態が、浮かび上がる。 5月下旬、市内の男性会社員(41)の自宅を、署名を求めて若い男性が訪れた。 若い男性は当初「川内原発再稼働に反対する署名をいただきに来ました」と語った。会社員が断ると、今度は「原発事故発生時に備えた避難計画の策定を求める署名です」と説明を変えた。それでも会社員が断ると、「原発は核廃棄物の処分方法も決まっていないのに…」などと言いながら、その場は引き下がった。 ところが、その後も2回に渡って訪れ「なぜ署名できないのか。できない理由を教えてくれ」「この近くで署名しない家は2軒だけだ」などと語気を強め、保育園に通う2人の子供も含めた家族全員の署名を迫ったという。

166NAME:2014/07/18(金) 21:29:02
「こんな乱暴なやり方では、お年寄りの独り暮らしだったら、帰ってもらうために署名に応じる人もいるでしょう。そもそも原発に対して自分の意思を持っていない保育園児をカウントする署名なんて、一体何の意味があるんでしょうか?」 会社員は、怒りが覚めやらぬ表情でこう語った。

 強引ともいえる署名集めの被害に遭ったのは、この会社員だけではない。 市内の高齢女性は「家に10分以上居座られた。迷惑だし、引き取ってもらうために仕方なく署名した」と嘆く。 このほか、署名を断ったら、捨てぜりふを吐いて家を出た▽「名前だけ教えてください。私が書いておくから」と言われた▽勤め先のトップに指示されて署名させられそうになった▽農作業中に声をかけられ、うっとうしいので「署名したよ」と答えたら自宅を教えるよう迫られた−などのケースがあった。請われるがまま、3回も署名した人もいた。 緊急署名の会の中心メンバーで、フリーのイラストレーターの高木章次(63)は産経新聞の取材に対し「私たちは、そんなケースは聞いていないが、もし本当ならとんでもないこと。署名集めに協力している人に、二度としないでくれと言いたい」と述べた。 だが、インターネット上に全国の反原発団体が設けた掲示板には、何筆署名を獲得したかの“武勇伝”があふれかえっている。

《先週1人で89筆集めたKSさんの記録を塗り替えようと、気合が入りました。出水から参加のMNさんは90筆超え。トップかと息巻いておられましたが、その前に上がった私はちょうど100筆。残念でした》 《川内原発最大の被害自治体、いちき串木野市へ行こう!在宅のお宅ではおよそ8割の方が署名に応じてくださいます》 《いちき串木野市「全戸署名」にご協力ください!事務所に体一つで来ていただければ、住宅地図をお渡しします》

 緊急署名の会代表の石神斉也(81)は、6月26日付西日本新聞朝刊南九州ワイド面に「再稼働不安 大きさ実感 反対署名過半数 “準地元”の声尊重を」との見出しで掲載されたインタビューで「再稼働に対する市民の不安の大きさを実感した」「田畑市長は、伊藤(祐一郎鹿児島県)知事や九電に、人口の過半数が再稼働に反対した事実を伝えてほしい」と訴えた。 すべてではないにしろ、強引ともいえる手法で集められた上、自分の意思を十分に示せない子供の署名や、名前の重複など、さまざまな問題を抱えた署名に、どれほどの重みがあるというのか。 いちき串木野市内に住む自営業の男性(65)は「反原発といって活動するのは、市内では本当に一握り。意図的なのかもしれませんが、どのマスコミも数ばかり追いかけて、実態を無視しています。あんな署名はインチキですよ」と吐き捨てた。(敬称略)

167NAME:2014/07/19(土) 00:20:36
細川、小泉、鳩山、菅…原発ゼロの元首相4人衆 初のそろい踏み
2014.7.18 21:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140718/stt14071821100004-n1.htm

「原発ゼロ」を主張する細川護煕、小泉純一郎、鳩山由紀夫、菅直人の元首相4人が18日、東京都内で一堂に会した。細川、小泉両氏の「自然エネルギー推進会議」が主催した講演会に鳩山、菅両氏が一般参加者として来場した。

 退任後に4人が公の場で顔をそろえたのは初めて。来場者の前で直接のやり取りはなかったが、講演会前に「時候のあいさつ」(推進会議関係者)を交わしたという。 講演会の講師は、自然エネルギー推進派のエイモリー・ロビンス氏で、菅、鳩山両氏は熱心に耳を傾けていた。菅氏は自身のツイッターで「自然エネルギーで必要なエネルギーは十分供給でき、そのリーダー役を日本に期待するという、ポジティブな話だった」と感想を述べた。

168NAME:2014/08/19(火) 00:28:39
部下を絶賛「日本有数」と吉田氏
【吉田調書】
「日本有数の技術屋だ」 現場作業員の奮闘ぶり、吉田氏高く評価
2014.8.18 17:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140818/dst14081817030014-n1.htm

「吉田調書」では、吉田昌郎氏が現場の作業員について、「日本有数の技術屋」「(危険な)現場に(自ら率先して)行こうとすることに本当に感動した」と、高く評価する言葉を述べていた。調書からは「フクシマ・フィフティーズ(福島の50人)」と世界が称賛した勇敢な姿だけでなく、現場の作業員の有事での工夫と判断力で事故の被害を最小限に抑えられたことが浮かび上がる。

 平成23年3月11日に全交流電源喪失後、2号機では原子炉隔離時冷却系(RCIC)が動いているか確認できない状況が続いていた。12日午前2時55分にRCICの運転を確認したが、バッテリーが8時間しか持たないことから、電源の選別が迫られた。 この時の状況について、吉田氏は「不要な負荷を全部切ったのは現場の判断。私がそこまで言っていない。私はそこまで分からないというか、逆によくやってくれたなと思っている」と語り、現場が瞬時に状況判断したことを評価した。 また、バッテリーが足らない時には「うちの連中は、車のバッテリーを外したり、ものすごい知恵を働かせてやれることを全部やった」とも語った。

さらに、事故直後に専門技能を持つ協力企業もいないなかで、ケーブルや給水ラインの調達、接続ができたことについても言及。「口幅ったいようだが、ここの発電所の発電員、補修員は優秀だ。今までトラブルも経験し、肌身で作業してきた経験があるから、これだけのことができたと思う」と評価した。 そのうえで、「私が指揮官として合格だったかどうか、私は全然できませんけども、部下たちはそういう意味では、日本で有数の手が動く技術屋だった」と絶賛した。 3号機爆発直後は、高線量のがれき撤去や注水のためのホース交換をしなければならず、作業員を危険な現場に送り出さざるを得なかった。吉田氏は「注水の準備に即応してくれと、頭を下げて頼んだ。本当に感動したのは、みんな現場に行こうとするわけです」と、危険を顧みずに職務を全うしようとする姿をたたえた。

169NAME:2014/08/19(火) 00:36:57
吉田所長、菅元首相の言動に憤り
【吉田調書】
吉田所長、「全面撤退」明確に否定 福島第1原発事故
2014.8.18 05:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140818/plc14081805000001-n1.htm

平成23年3月の東京電力福島第1原発事故に関し、産経新聞は17日、政府の事故調査・検証委員会が事故発生時に所長として対応に当たった吉田昌郎氏(25年7月9日死去)に聞き取り調査してまとめた「聴取結果書」(吉田調書)を入手した。吉田氏は東電が事故発生3日後の14日から15日にかけて第1原発から「全面撤退」しようとしていたとする菅直人首相(当時)らの主張を強く否定し、官邸からの電話指示が混乱を招いた実態を証言している。吉田氏は一方で、現場にとどまった所員には感謝を示すなど、極限状態での手探りの事故対応の様子を生々しく語っている。

 吉田氏への聴取は23年7月から11月にかけ、事故収束作業の拠点であるサッカー施設「Jヴィレッジ」と第1原発免震重要棟で計13回、延べ27時間以上にわたり行われた。吉田調書はA4判で約400ページに及ぶ。 それによると、吉田氏は聴取担当者の「例えば、(東電)本店から、全員逃げろとか、そういう話は」との質問に「全くない」と明確に否定した。細野豪志首相補佐官(当時)に事前に電話し「(事務関係者ら)関係ない人は退避させる必要があると私は考えています。今、そういう準備もしています」と話したことも明かした。

特に、東電の全面撤退を疑い、15日早朝に東電本店に乗り込んで「撤退したら東電は百パーセント潰れる」と怒鳴った菅氏に対する評価は手厳しい。吉田氏は「『撤退』みたいな言葉は、菅氏が言ったのか、誰が言ったのか知りませんけれども、そんな言葉を使うわけがない」などと、菅氏を批判している。 朝日新聞は、吉田調書を基に5月20日付朝刊で「所長命令に違反 原発撤退」「福島第1 所員の9割」と書き、23年3月15日朝に第1原発にいた所員の9割に当たる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第2原発へ撤退していたと指摘している。 ところが実際に調書を読むと、吉田氏は「伝言ゲーム」による指示の混乱について語ってはいるが、所員らが自身の命令に反して撤退したとの認識は示していない。 また、「退避」は指示しているものの「待機」を命じてはいない。反対に質問者が「すぐに何かをしなければいけないという人以外はとりあえず一旦」と尋ねると、吉田氏が「2F(第2原発)とか、そういうところに退避していただく」と答える場面は出てくる。

170NAME:2014/08/19(火) 00:42:11
「何で官邸がくるんだ」吉田調書
【吉田調書】
「水素爆発の仕組みは?」最前線に空疎な質問…官邸が招いた混乱
2014.8.18 08:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140818/plc14081808390008-n1.htm

政府の事故調査・検証委員会が平成24年7月にまとめた報告書は、福島第1原発事故における菅直人元首相をはじめとする首相官邸サイドからの介入についてこう総括した。 「介入は現場を混乱させ、重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害の方が大きい」 これは当然、吉田昌郎元所長からの聴取結果を反映しての結論だろう。吉田氏は、直接官邸と現場がやりとりすることの違和感を繰り返し語っている(23年8月8、9日の聴取)。

 「何で官邸なんだというのがまず最初です。何で官邸が直接こちらにくるんだ。本店の本部は何をしているんだ」 「最初、官邸と電話なんかする気は全くなかった」 「官邸と現場がつながるということ自体が本来あり得ない」 その上で、不眠不休の極限状況の中で菅氏から受けた電話の内容の空疎さについて、こう明かしている。

「水素爆発はどういうメカニズムで起こるんだということとか、それは水蒸気爆発と違うのかというようなご質問をなさっていた」 「ごく初歩的な質問を菅さんがして、私が説明し始めたら、ちょっと待ってくれ、その質問は日比野(靖内閣官房参与)さんがしているからということで、日比野さんに代わって、結構忙しいときだった」 菅氏から電話があったのは4回ほどで、このほか「警戒区域と避難区域、20キロ、30キロの話について、こう決めたけれども、所長はどう思う」と問われて吉田氏が「知りません」「現場の判断ではない」と答える場面も出てくる。 また、同年11月6日の聴取では政府事故調の質問者から、官邸内で海江田万里経済産業相や細野豪志首相補佐官ら政治家や東電幹部、班目(まだらめ)春樹原子力安全委員長らが「勉強会」を開き、そこで出た疑問を現場に電話で問い合わせていたと聞き、吉田氏はあきれてこんな感想を語っている。 「何をもってこの国は動いていくんですかね。面白い国ですね」

吉田氏は、細野氏にはあらかじめ、協力企業関係者や事務職員ら「関係ない人は退避させることも考えています」と言って、プラント制御に最低限必要な人員は残す考えを伝えていた。 ところが、細野氏は23年11月の民間事故調のヒアリングでは東電に全面撤退論があったとの立場でこう菅氏を持ち上げている。

 「菅氏は、何の躊躇(ちゅうちょ)もなく『(東電の)撤退はあり得ない』と言った。私は(菅氏が)日本を救ったと今でも思っている」 菅氏自身は今年6月21日付のツイッターで「私の原発事故対応に対する嵐のような批判も、吉田調書や(関電大飯原発第3、第4号機の運転差し止めを命じた)福井判決で風向きが変わってきた」と記した。 吉田調書は、あくまで吉田氏個人の記憶に基づく証言であり、すべて正確だとまでは言えないだろう。とはいえ、現場で事故対応の前線指揮を執った当事者の証言は極めて重い。

171NAME:2014/08/19(火) 00:44:16
吉田所長「アホみたいな政治家」
【吉田調書】
「あのおっさんに発言する権利があるんですか」 吉田所長、菅元首相に強い憤り
2014.8.18 05:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140818/plc14081805000002-n1.htm

「私にとって吉田(昌郎)さんは『戦友』でした。現(安倍)政権はこの(吉田)調書を非公開としていますが、これは特定秘密にも該当しないし、全面的に公開されるべきです」 菅直人元首相は月刊宝島8月号で、ジャーナリスト(元朝日新聞記者)の山田厚史氏のインタビューに対し、東電福島第1原発の元所長、吉田氏を自らの「戦友」だと述べている。 だが、産経新聞が入手した吉田調書を読むと、吉田氏側は菅氏のことを「戦友」とは見ていない。むしろ、現場を混乱させたその言動に強い憤りを覚えていたことが分かる。

 例えば、政府事故調査・検証委員会の平成23年11月6日の聴取では、「菅さんが自分が東電が逃げるのを止めたんだみたいな(ことを言っていたが)」と聞かれてこう答えている。 「(首相を)辞めた途端に。あのおっさんがそんなのを発言する権利があるんですか」 「あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。辞めて、自分だけの考えをテレビで言うというのはアンフェアも限りない」

「アホみたいな国のアホみたいな政治家」

菅氏は同年8月の首相辞任後、産経新聞を除く新聞各紙やテレビ番組のインタビューに次々と応じ、自身の事故対応を正当化する発言を繰り返していた。これを吉田氏が批判的に見ていたことがうかがえる。 また、菅氏が自分も政府事故調の「被告」と述べていたことから、吉田氏は「被告がべらべらしゃべるんじゃない」とも指摘し、事故調が菅氏に注意すべきだとの意見を表明した。

 菅氏だけでなく、当時の海江田万里経済産業相や細野豪志首相補佐官ら菅政権の中枢にいる政治家たちが、東電が全面撤退する意向だと考えていたことに対しては「アホみたいな国のアホみたいな政治家」とばっさり切り捨てている。 その菅氏は今年7月24日付のツイッターで、吉田調書についてこう書いた。 「吉田調書など(で)当時の状況が明らかになり、発生翌朝現地で吉田所長から話を聞き、撤退問題で東電本店に行った事も理解が増えています」 吉田氏の肉声はこれとは食い違う。政府事故調の聴取(23年7月22日)で「(菅氏は)何のために来るということだったんですか」と質問され、こう突き放している。 「知りません」 「行くよという話しかこちらはもらっていません」

テレビ会話は気分悪かった

さらに必死で作業を続けている所員らに菅氏が激励もせずに帰っていったことを証言している。 菅氏が震災発生4日後の15日早朝、東電本店に乗り込んだことにも冷ややかだ。同じ頃、現場でまさに死と向き合っていた吉田氏は7月29日の聴取で、テレビ会話を通してみた菅氏の東電本店での叱責演説についてこう語っている。 「ほとんど何をしゃべったか分からないですけれども、気分悪かったことだけ覚えています」 「何か喚いていらっしゃるうちに、この事象(2号機で大きな衝撃音、4号機が水素爆発)になってしまった」

172NAME:2014/08/23(土) 23:58:18
3号機爆発 「死者出たなら腹切り死のうと」
2014.8.23 10:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140823/dst14082310030002-n1.htm

東京電力福島第1原発事故で、所長として現場の指揮を執った吉田昌郎氏の聞き取り調査をまとめた「吉田調書」。6回目は、3号機が爆発したときの証言をまとめた。 〈ヒアリングは平成23年3月14日の行動に移っている。14日は午前6時半ごろに3号機で原子炉圧力が上昇し、爆発する可能性が高まっていた。危険と判断されたため約1時間、作業を中断、作業員は現場から退避していた〉

 吉田氏「退避かけても2号機のラインを作ったりとか、放っておけないんでものすごく迷ったんです。作業させるか、させないか、再開させるのかどうか。これは議事録には載ってませんけれど、このとき本店と『いつまで退避させるんだ』という話があり、『爆発する可能性があって現場に人間をやれない』と私は言ったんです。ただ2号機の注水とかあるんで、どこかでやる必要があるという話をしました」 〈作業を進めたい本店と作業員の安全を考え、再開に迷う吉田氏。安全だけを考え作業が滞れば、状況はさらに悪化する。吉田氏はジレンマを抱えていた〉

 吉田氏「そろそろ現場をやってくれないかと話があり、『非常に危険だけれども現場でやらないと次のステップにいけないんでお願いします』と(作業員に)指示したと思います。圧力が落ち着いてきたから、急に爆発することはない、との判断で現場に出したら爆発した」

−−現場に行ってから爆発までどれぐらいの時間があったのか

 吉田氏「(再開の)『ゴー』かけて、よしじゃあという段取りにかかったぐらいで。自衛隊の方も行かれていて準備したらすぐ『バーン』という感じだったと聞いています。最初、現場から『四十何人行方不明』という話が入ってきた。私、そのとき死のうと思いました。四十何人亡くなっているんだとすると、そこで腹切ろうと思っていました」 〈情報が錯綜する中、多数の死者を出した責任を取ることを考えていた吉田氏。だが、徐々に情報が入り行方不明者はいなくなっていった〉 吉田氏「自衛隊は免震重要棟に寄らないで配備されたんで状況が入ってこなかったが、4人けがをされていて1人は結構深手だったと聞いています。皆さん命はとりとめ、不幸中の幸いです。がれきが吹っ飛んでくる中で現場にいて、1人も死んでいない。私は仏様のおかげとしか思えないんです」

 −−すごい映像ですものね。あの爆発。1号機と違いますね

 吉田氏「1号機は板だけですから、ポーンで終わりなんですが、3号機はコンクリートが飛んでますからね」

 −−爆発をしてからの対応ですが、作業は

 吉田氏「全部中止」

 −−現場から引き揚げることになるわけですね。次に再開するのが、どこかの時点でありますね。それはどういう情報が入り、どう判断したのですか

 吉田氏「1号機の時と同じく爆発しているわけですから、注水ラインだとかいろんなラインが死んでしまっている可能性が高い。1号機、3号機の注水も止まっている。それ以外の機器も止まっている。みんな茫然としているのと、思考停止状態みたいになっているわけです」

 〈茫然自失の部下に指揮官は、どのように対応したのか〉 吉田氏「そこで、全員集めて『こんな状態で作業を再開してこんな状態になって、私の判断が悪かった。申し訳ない』と話をして、現時点で注水が止まっている、放っておくともっとひどい状態になる。現場はがれきの山になっているはずだから、がれきの撤去、注水の準備に即応してくれと頭を下げて頼んだんです。そうしたら、本当に感動したのは、みんな現場に行こうとするわけです」

173NAME:2014/08/24(日) 23:16:03
「腐った指示むかむか」吉田調書
政府への不信 「腐った指示ばかりだった」
2014.8.24 17:30
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140824/dst14082417300008-n1.htm

平成23年3月11日の東京電力福島第1原発事故で、当時の吉田昌郎所長への聞き取り調査をまとめた「吉田調書」。7回目は、吉田氏と政府側とのやり取りに関する証言をまとめた。 〈第1原発で事故が発生した場合、経済産業省原子力安全・保安院が福島県大熊町の緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)に関係者を緊急招集し、陣頭指揮にあたることになっていた〉

 −−保安院の保安検査官は(第1原発内の)保安院の事務所に通常詰めていますね 吉田氏「はい」

 −−その人たちは一旦退避か何かでどこかへ行かれたんですね 吉田氏「はい」

 −−それから、また戻ってくるんですね 吉田氏「かなりたってからです」

 −−また戻ってきたのは大体どれくらいか 吉田氏「よく覚えていないが、事象が起こったときは保安院の方もみんな逃げてきて、免震重要棟に入られた。それからオフサイトセンターができたので、オフサイトセンターに出ていった。途中でオフサイトセンターから保安検査官をこちらに送り込むという話はあったんです。結局あれは14日だったんですけれども、来られなかった」

−−来なかったのか 吉田氏「はい。私は記憶がないんだけれど、24時間駐在で来られるようになったのはもうちょっと後だと思います」

 −−保安院から所長に直接、今どういう状況かみたいな電話はないのか 吉田氏「ないです」 〈13日には3号機の爆発を避けようと、建屋にたまった水素を抜くためのブローアウトパネルの開放が検討された〉

 −−保安院からの指示として、パネルを具体的にどうしようかという話はしていたのか 吉田氏「していました。パネルを開けないといけない。だけれども、(19年の)中越沖地震で(柏崎刈羽原発のパネルが)がたっと落ちて開いてしまったから、開きづらい方向に改造していたんです。どうしようもないわけですよ。だったら保安院来てやれ、馬鹿野郎と言いたくなるわけですよ。こんな腐った指示ばかりしやがってと。いまだにこのときのことはむかむか来ます」

 −−保安院の出先の事務所は 吉田氏「このころはもういません。1人もいないです」〈菅直人首相ら官邸からも吉田氏に電話が入った〉

 −−菅首相との電話は 吉田氏「菅さんとはどっちかというと質問です。水素爆発はどういうメカニズムで起こるんだということとか、それは水蒸気爆発と違うのかというようなご質問をなさっていたのが1点ですね」 「それから、菅さんの脇に日比野靖さんという(内閣官房)参与がいた。ごく初歩的な質問を菅さんがして、私が説明をし始めたら、ちょっと待ってくれ、その質問は日比野さんがしているからということで、日比野さんに代わって、結構忙しいときだったんだと思うんだけれども、縷(る)々(る)ご説明をしたと」 「もう1点は、警戒区域と避難区域、20キロ、30キロの話についてこう決めたけれども、所長はどう思うみたいな話をしてきたんです。知りませんと。本店なり、そちら側の解析しているところで評価してくれと。現場の判断ではないということは申し上げました」

 −−現場はどうなっているんだというので、ちょっと電話してみればみたいな話になると、所長のところに電話をするのが、東電の武黒一郎フェロー、川俣晋原子力・品質安全部長だったり、場合によっては細野豪志首相補佐官だった。どちらかというと、みんなで勉強会というか、そんな感じだったらしい。官邸で首相以下の指示がぼーんと決まって、これで行けとか、そんな感じではなかった 吉田氏「勉強会だったんですね」

 −−いざ聞いてみると、みんなそういうふうに言う。別に司令塔ではないと 吉田氏「しかし、何をもってこの国は動いていくんですかね。面白い国ですね」(肩書は当時)

174NAME:2014/09/11(木) 02:04:17
福島原発事故:1週間後にも放射性雲 東北、関東へ拡散
毎日新聞 2014年09月05日 15時00分(最終更新 09月05日 19時28分)
http://mainichi.jp/select/news/20140905k0000e040237000c.html

東京電力福島第1原発事故後、上空に巻き上げられた放射性物質の雲状の塊「放射性プルーム(放射性雲)」が、これまで知られていた2011年3月15〜16日に加え、約1週間後の20〜21日にも、東北・関東地方に拡散していく状況が、原子力規制庁と環境省による大気汚染監視装置のデータ分析から裏付けられた。1回目の放射性雲の影響で高くなった空間線量に隠れて、2回目の放射性雲が見逃されていた地域もあった。専門家は「データは住民の初期被ばく量を正確に見積もるのに役立つ」とみている。

 放射性雲の拡散はこれまで、「緊急時迅速放射能影響予測システム」(SPEEDI)を使ったコンピューター計算に各地の空間線量や航空機による観測データを突き合わせて推定してきた。 今回、環境省が各都道府県に設置している自動車の排ガスなどを常時監視する装置に着目。東京大大気海洋研究所や首都大学東京などに依頼し、大気中に浮遊するちりを1時間ごとに捕まえたろ紙を9都県約90カ所の測定局から回収して、3月12〜23日分の放射性物質濃度を調べた。

 その結果、福島市の一つの測定局では15日夜、放射性セシウム137と134の濃度が1立方メートルあたり最大計45.5ベクレルを計測した。16〜19日も、原発から放射性雲が出続けていた考えられるが、西風で太平洋側に運ばれたため、大気中濃度は上がらなかったらしい。その後、風向きが変わり、20日午後3時に同計104.1ベクレルに高まり、その状況は21日朝まで続いた。 雨が降った15日は放射性物質が地表や家屋に沈着し、空間線量が1時間あたり20マイクロシーベルト程度まで急上昇したため、放射性雲が飛来したことが広く知られているが、雨が降らなかった20〜21日は、既に高くなっていた空間線量計の値が目立って上昇しなかったため、放射性雲が見過ごされてきたと考えられる。 関東地方では、15日と21日の2回、帯状に高濃度の放射性雲の拡散が確かめられた。特に21日朝は茨城県南部や千葉県北東部で放射性セシウム濃度が急上昇。その後、東京湾北東沿岸部へと南西に移動した。その間、雨で沈着し、各地で「ホットスポット」と呼ばれる局地的に線量の高い場所を作ったとみられる。

175NAME:2014/09/11(木) 21:08:42
「当初から誤報と」福島50呆れ
「当初から誤報と思っていた」 朝日報道に呆れる“福島フィフティー”「俺たちは原発に向かった」
2014.9.11 20:06
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140911/crm14091120060029-n1.htm

「普通の人が逃げるところに俺たちは行ったんだよ? そんな連中が吉田昌郎所長の命令に違反して逃げるわけがない。朝日新聞の報道は当初から誤報だと思って黙殺していた」 福島第1原発の収束作業に従事し続けた東電協力会社の30代社員は、吉田調書の公開を受けて振り返る。 2号機圧力抑制室の圧力がゼロになった後も原発に残った作業員約50人を海外メディアが「福島50」と報道。その後収束に入った作業員もいつしか含まれるようになった。男性はその一人だ。

 平成23年3月11日の震災当日、原発近くの建設現場にいた。1号機が水素爆発した翌12日、上司から「危ないらしい」と連絡を受けて関東地方の自宅に一旦帰ったが、13日、その上司が「とにかく行ってくれ」と原発に戻るよう要請。妻と2人の幼い子供を残し、北に向かった。 「やんなきゃ、やんなきゃ、としか考えていなかった」。がれきをかきわけながら、外部電源を原発につなぐための分電盤を運んだ。1時間の作業だけで、被曝(ひばく)線量は8ミリシーベルトを超えていた。

無名でも、爆発が止められればいいと思ってきた。ただ、今年5月、朝日新聞が「所長命令に違反」と報じたときは、東電社員のなかにも悔しがる人がいたという。 「吉田さんは本当にいい人だった。朝日新聞がどう報じようが訂正しようが、俺たちの功績も変わらない」。男性はいまも原発を離れることなく、除染作業の指揮に汗を流している。

176NAME:2014/10/02(木) 06:34:43
ベトナム人実習生6000人を日本に呼び、時給300円で原発作業に投入へ
http://read2ch.net/news/1309684133/#r691

ベトナムから原発技能実習生を受け入れ 国際人材育成機構が延べ6千人規模  インドネシアなど東南アジア諸国から実習生を受け入れて、日本の技能を習得させる取り組みを進めている国際人材育成機構(アイム・ジャパン)は、ベトナム人の原子力発電技術者の養成事業に乗り出す。計6千人を受け入れて国内の原子力発電所で作業に携わり、高水準の技能習得を目指す。ベトナム政府は中南部のニントゥアン省で原子力発電所の建設計画を進めており、アイム・ジャパンは受け入れた実習生がベトナムでの原発の安全確保や現地経済の発展に役立てるよう支援する考えだ。

 アイム・ジャパンは、受け入れた実習生を日本の企業に紹介し、紹介先企業の生産現場などで、実務経験を積むプログラムを提供している。 実習生はプログラム終了後、母国で日系企業や現地企業に就職したり、起業したりして、日本で学んだノウハウを母国の経済発展に生かす。 今回のプログラムは国内電力会社と連携して実施する。実習生は原発の作業現場で運転や修理などに携わり、実務を通じて必要な技能を習得する。 ベトナムでは政府が2014年に原発の建設に着手し、21年に稼働させる計画を進めている。アイム・ジャパンではこの原発や、関連施設に携わる作業員を育成することを念頭に、年間1千人、計6千人の実習生を受け入れる方針で、現地で原発関連の仕事に就けるようにする。

ただアイム・ジャパンは、育成プログラムの受講条件として高卒以上の学歴があることを定めている。経済的に恵まれていない事情などを背景に、実習生が十分な教育を受けられていない場合もあることから、同社は算数や日本語など必要な教育を受けられるプログラムも用意する。 柳澤共栄会長は「原発が建設されると周辺に商店や溶接工場などができ、産業を興すことにつながる。地域住民にとってもためになる話なので、人材の育成に努めたい」と話している。

177NAME:2014/10/07(火) 19:48:44
      ,,-‐''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;‐ 、
     〃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;心、
    ,〃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''  ヾヽ
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.     r‐.v=====l  (★ .ノ .ゝ、_,,,,ノヽ
     ! .ヘヾ|   ヽ.,,,,. -''   )ヽ.  |
     ヽゞヘ     ノ ゝ--‐'' _,  ノ <僕の叔父の志位正二は、
     ヽ人     ---‐‐‐'''. ノ . /   ソ連のスパイで自首したんだぞ
        ヽ,,_    ` ‐--‐''  /     エライだろう? 検索してみな>
         `'''''‐.,,,,,,,_____,,,,ノ

178NAME:2014/11/04(火) 05:57:18
韓国原発で使用済み核燃料、床に落下 2009年春から公表せず
2014.11.3 22:40更新
http://www.sankei.com/world/news/141103/wor1411030046-n1.html

韓国慶州の月城原発1号機で2009年、使用済み核燃料を原子炉から出し、燃料プールへ移す過程で燃料集合体が破損し、燃料の一部が格納容器内の床に落ちる事故があったことが3日分かった。韓国の原子力安全委員会は外部への放射能漏れはないとしている。

 運営会社の韓国水力原子力は、作業員1人を格納容器内に入らせ、床の燃料を集めプールに落とす作業をさせていた。野党正義党の金霽南国会議員が公表し、原子力委も認めた。 韓水原は事故を同委に報告しなかった。検察が韓水原の納品不正事件を捜査した際、作業員は「作業後、体調がすぐれない」と供述した。原子力委は昨年8月、検察から事故の通報を受けたが、公表しなかった。原子力委は、作業員の被ばく線量は7ミリシーベルト弱で原発従事者の年間被ばく線量上限の50ミリシーベルトより低く問題ないとしている。(共同)

179NAME:2014/12/29(月) 17:16:40
「何で俺が来たと思っているのだ」原発作業員に向けた激高 政府の原発事故調・検証委の調書で浮かぶ「イラ菅」と政府の混迷ぶり
2014.12.28 12:00更新
(1/7ページ)
http://www.sankei.com/premium/news/141228/prm1412280018-n1.html

東京電力福島第1原発事故で政府の事故調査・検証委員会が関係者から当時の状況を聞いた「聴取結果書(調書)」は、政治家や官僚、専門家など、これまでに202人分が公開された。吉田昌郎(まさお)福島第1原発所長の「吉田調書」で判明した現場の奮闘ぶりとは対照的に、公開された調書から浮かぶのは混迷する政府、及び腰の保安検査官、現場を乱す菅直人元首相の「イラ菅」ぶりだった。主な調書から事故の対応を振り返る。(「吉田調書」取材班)=肩書は当時

海江田万里経済産業相

 【事故直後の首相】 《菅直人首相が3月11日午後7時3分に原子力緊急事態宣言を行う。これに先立ち海江田万里氏は官邸に報告に出向いていた》 (菅首相は)とにかく「大変なことなのだ、わかっているのか」ということを何度も言ったことは確か。「大変なことになる。大変なことになる」と何度も。「いや、大変なことだから来たんだ」とよっぽど言おうと思ったが、そこはぐっとこらえた。

 【ベント】 《12日未明から東電は1号機のベント(排気)準備を始める》 どうすればいいのかという話になり、そこでまずベントをやって圧力を逃がすということだという話で、そのとき「ベント」というのは初めて聞く言葉で、申し訳ないけれども。では、とにかくベントをやってくれと

《ベント実施が決まってもなかなか実行できない状態が続いた》 いらだちという言葉がいいかどうか分からないけれども、とにかくなんでベントができないのだろうかとずっと思って現場に電話した。吉田昌郎所長と直接話し、「とにかくベントをやってくれ」「わかりました。全力でやります」とのことだった。

 【撤退問題】 (最初に聞いたのは)私の記憶では、清水正孝社長からの電話。秘書官経由で。覚えているのは「撤退」ではない。あれは「退避」という言葉。第1原発から第2原発への退避。そばにいた人に第1から第2へ行ったらどうなるのか聞いた。そうすれば第1原発は5、6号機も全部爆発だと、そう聞いたから、それは無理だと言った。 厳しい状況は分かっているから、「なんとか残って下さい」と言ったと思う。そうしたら「そうですか」みたいなやりとりで、「絶対だめだ」とかそういう言い方ではない。急性被(ひ)曝(ばく)の可能性もあるから、こちらも非常に深刻だった。

池田元久経産副大臣

 【首相の現地視察】 《政府の現地対策本部で本部長を務めていた池田元久氏は、3月12日朝に菅直人首相が現地を訪れるとの連絡を受ける》 これは困ったなと。未曽有の災害対策としてこれはまずいと。人命救助は(生存率が急激に下がる発生から)72時間が鉄則ですよね。だから72時間は人命救助に努力すべきだと。

180NAME:2014/12/29(月) 17:19:53
《それでも強行した菅首相はいらだっていた》 イラ菅で有名だが、この日は特別なものがあって…。バスに乗り込んだら、武藤(栄東電副社長)さんにいきなり怒鳴りつけて、何が何だか分からない。 今度は免震重要棟に入った。そこで交代勤務だと思うが、作業員の人が大勢いた。中には上半身裸というか、除染などの人だと思うのだが、大変だなと思った。その前で菅氏はなんと言ったかというと、「何で俺がここに来たと思っているのだ」と言った。これには呆(あき)れました。 一般の人の前で言ったので、イラ菅にしても今日はひどすぎると思った。秘書官なんかもみんなびっくりしたと思う。つまらないことで怒鳴ってみたり、終始ひどかった。大荒れだった。 菅氏の態度については大変遺憾だと思う。特に民間人に「一体何のために俺がここに来たと思っているのだ」は本当に呆れた。 非常に遺憾なのは、(菅首相は)打ち消しにかかって「あの日以外はほとんど冷静だった」と朝日の記事で言わせたり。ということは、あの日は激高したということでしょう。

安井正也資源エネルギー庁部長

 【3月13日の状況】 朝方、3号機の(原子炉を冷却する高圧注水系)HPCIが停止し、水位が下がり始めたと報告がきた。HPCIが停止して2時間以上経過して(報告が)上がってきた。注水が停止したという一番重要な情報がくるのがあまりに遅すぎると思った。

《その後、安井正也氏は平岡英治原子力安全・保安院次長に代わり官邸で状況説明を行う》 政治家の関心は「3号機も1号機と同じく水素爆発するか」だった。私は「大規模な爆発が発生する可能性がある」と説明した。班目(春樹原子力安全委員会)委員長も何か発言していた。少し楽観的な意見という記憶がある。「もう少しシビアサイドに事態を判断すべきでないか」との印象を持った。 官邸到着直後、3号機の海水注入が開始されたと報告が入り、それを聞いた班目委員長は「バンザイ、助かった」と興奮し、妙にハイテンションになっていた。通常であれば安全委委員長という立場は重く、その意見は尊重されるべきところだが、官邸全体に班目委員長をリスペクト(尊敬)する雰囲気はなく、何か意見を言っても尊重されている状況でなかった。

 【2号機のベント】

 《14日には2号機はベント(排気)の弁を開けることが難航し危機が迫っていた》 2号機への注水が難航している状況について菅総理に説明を行った際、菅総理から「銃で格納容器や弁を撃ち抜くということも考えたか」と言われた。 専門家からすればびっくりするような案だが、実現可能性を別として考えれば格納容器から大気中に抜け道を作るという意味ではベントと同じ理屈であり、菅総理がそこまで考えていたのかと思った。

近藤駿介原子力委員会委員長 《近藤駿介氏は事故の最悪シナリオを試算した。シナリオは、1〜3号機のいずれかで再び水素爆発が起き、原発内の放射線量が上昇。冷却作業が長期間できず、4号機プールの燃料が全て溶融したと仮定したものだ。チェルノブイリ原発事故の強制移住地域並みの汚染が半径170キロ圏に広がるという結果だった》

181NAME:2014/12/29(月) 17:20:41
 【最悪シナリオ作成経緯】

 3月22日に総理執務室で菅首相から「そろそろ事故状況が落ち着いてきたから、最悪シナリオを考えてくれ」と言われた。私からは、今起きていることがまさに最悪のことと思うが、現状でさらに都合の悪いことが起きたらどうなるかということでよければ、2、3日で何か用意してみましょうと伝えた。 本来であれば、そのような最悪シナリオは(4号機が水素爆発し、2号機の圧力が低下した翌日の)16日の一番危機だった時に作るべきなのにと思った。 25日夕刻には、このメモを細野豪志首相補佐官に提出した。原子力安全委員会にも作業の進捗(しんちょく)に応じて説明し意見を求めた。メモに個人名を記したのは、原子力委員会として審議・決定したものではなく、私の責任で事務局に指示して作業したものであるからだ。

不測の事態に対処するためにこのシナリオを検討したのであって、仮に公表するのであれば、書きぶりについてもう少し考えなければいけないと思っていた。シナリオは原子力委員長としてではなく、私個人として、現場で指揮する細野補佐官に対して、原発事故対処に際して何を注意すべきかということを伝えるために作ったもので、公表を前提としたものではない。

原子力安全・保安院現地事務所副所長 《経済産業省原子力安全・保安院の福島第1原発保安検査官事務所副所長は匿名を条件に調書の公開を認めた》

 【検査官の再派遣】

 地震発生当時、定期検査で保安検査官6人と本院補佐1人と福島第1原発にいた。4人の保安検査官と本院補佐を敷地内にとどまらせ、所長と私はオフサイトセンター(OFC)立ち上げに向かった。 残った4人の保安検査官と本院補佐は免震重要棟にいたが、翌3月12日にはOFCに戻ってきた。敷地内の放射線量が上昇し、身の危険を感じたためであり、彼ら自身の判断だったと聞いている。その後、現地対策本部から所長に、保安検査官を第1原発に再度派遣するようにとの指示があった。 所長への指示は「現地に保安院関係者が誰もいないというのはあり得ない」という海江田万里経産相の意向を受けたものであるということだった。

これを受け、所長は4人の保安検査官が2人ずつの班に分かれて12時間交代で免震重要棟に詰めて、情報収集に当たる体制を考案した。第1原発周辺の線量上昇で、OFCと第1原発を行き来することは危険だったので、情報収集にあたる4人の保安検査官全員が第1原発に派遣された。 この決定を受けて、保安検査官7人で協議した結果、4人の保安検査官が再度派遣されることになった。うち3人は再派遣は仕方ないという感じであったが、1人は「保安検査官が現地に行ってもどうにもならないであろう。なぜ行かなければならないのか」と再派遣に強く反対してた。最終的には所長が説得して4人の再派遣が決まった。

 ■政府の事故調査・検証委員会 東京電力福島第1原発事故で政府が平成23年6月に設置した第三者機関。畑村洋太郎東京大名誉教授を委員長に、研究者や法曹関係者らで構成。事故原因や被害拡大防止対策などについて、菅直人元首相、海江田万里元経済産業相ら事故当時の政府関係者、東電幹部ら計772人を計1479時間にわたり非公開で聴取した。24年7月に最終報告書をまとめた。公開された調書は内閣官房のホームページに掲載している。

182NAME:2015/04/12(日) 00:17:34
原発調査ロボット、格納容器内を十数m進み停止
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8e%9f%e7%99%ba%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88%e3%80%81%e6%a0%bc%e7%b4%8d%e5%ae%b9%e5%99%a8%e5%86%85%e3%82%92%e5%8d%81%e6%95%b0%ef%bd%8d%e9%80%b2%e3%81%bf%e5%81%9c%e6%ad%a2/ar-AAaHByX

東京電力は10日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器の内部を、ロボットを使って調査したが、ロボットは投入開始から約5時間後に移動できなくなった。東電は原因を調べ、ロボットを回収できるか検討している。

炉心溶融した1〜3号機の格納容器内にロボットを入れるのは初めて。今回の調査は、格納容器の底に溶け落ちたとみられる核燃料の取り出しに向け、格納容器内の状況を調べるのが狙い。ロボットは、長さ60センチ、幅7センチ、高さ9・5センチの細長い形をしており、配管内を進んで格納容器1階に到達すると「コ」の字に変形する。ロボットは10日午前9時25分頃に投入され、格納容器内部を撮影したり、放射線量や温度を測ったりしながら1階部分を反時計回りに走行した。だが、午後2時9分頃、十数メートル進んで動けなくなったという。

183NAME:2015/10/08(木) 12:20:56
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8141.html
100万人に1人と言われている小児甲状腺がんの数が福島だけで100人を超えました。福島の人口は約200万人なので、この数値は平時の何百倍も異常な数値です。
それでも、国や医療機関は「原発事故との関連は分からない」と強調しており、可能性すらもまともに調査していません。

先日に癌で亡くなった川島さんや闘病中の北斗晶さん達はいずれも福島で応援活動をしており、この時に大なり小なりの被ばくをしたはずです。北斗さんに至ってはかなり活発に何度も福島を訪問したことがブログ上にも記載されているので、都内に住んでいる人よりも被ばくは多いと予想されます。

他にも食べて応援などを活発していた有名人らが相次いで白血病などになっていますが、彼らの症状には共通点が多く見られました。まずは福島を応援して活動した点、次は癌を発見してから広がるまでの速度が異常に速いことです。
北斗晶さんの例は典型的で、ブログ上の記事でも「進行が異常に早く1年間でここまで大きくなってしまった」と打ち明けています。

また、福島で小児甲状腺がんを発症した子供たちを含めて、異常に癌の転移速度が速いのも気になるところです。大人が発症するときは暴飲暴食やストレス、ハードな仕事等で疲労している時に多く、無理をし過ぎないでユックリと休むことが第一の対策になると言えます。

184NAME:2015/10/15(木) 21:31:48
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
原発恐れず議論の時
2013.11.4 03:18更新
http://www.sankei.com/politics/news/131104/plt1311040009-n1.html

原発事故で被災した福島・浜通りの人々約30人が9月、チェルノブイリを訪れた。そこで彼らが見たのは日本で報じられてきた放射能汚染に苦しむ荒廃した町とは全く異なる、よみがえった町と子育てにいそしむ人々の姿だった。 ウクライナの首都キエフでは国立放射線医学病院を訪れ、原発事故の健康被害についても学んだ。同病院が原発職員や周辺住民約2万3千人を27年間追跡調査した結果、他地域の住民との間にがん発生率で有意の差はなかったとの分析に、浜通りの人々は驚いた。チェルノブイリの放射線拡散量は福島の50倍といわれているのに、である。

 ウクライナは実は広島と長崎の体験に学び、被曝(ひばく)者手帳の配布と定期診断で人々の健康データを一括管理してきた。浜通りの人々のまとめ役として訪露したNPO法人ハッピーロードネット理事長の西本由美子さんは「チェルノブイリは広島、長崎から学んだ。なぜ、福島はチェルノブイリ、さらには広島、長崎に学べないのでしょう」と問う。 こうした事例に学ばず科学に背を向けたことが、不必要な恐怖を引き起こした一因であろう。たとえばCT検査1回で10ミリシーベルトの放射線量を受けることが明らかな中で、安全のためには1ミリシーベルト/年を超えてはならないというかのような過度な恐れが、今も人々を福島から遠ざけている。人の戻らない故郷は廃虚となる。

 ウクライナは1986年の原発事故後、90年に原発を全廃した。すると経済が破綻し、自殺者が急増した。旧ソ連の崩壊でウクライナは共和国として独立、93年、安全性を高めて原発を再稼働させ、経済と人々の暮らしを立て直した。現在15基が運転中で、さらに2基を計画中である。 放射能も原発も、正しく恐れることが大事だ。恐れすぎ、厳しく規制しすぎることの負の影響はかつてのウクライナ、現在の福島に見てとれる。浜通りの人々は深刻なのは放射能汚染よりも情報汚染であることを知ったという。

 日本で今顕著な情報汚染は汚染水問題だろう。汚染水はALPS(多核種除去設備)で処理し、希釈して海に放出するのが国際社会のとっている方法であり、人体への被害を示すエビデンスはない。 だが、国も専門家も世論の反発と不信の前で、科学的に処理すれば汚染水は安全だと説明できない。他方大半のメディアは反原発の視点で非科学的な汚染水報道を続ける。 これでは汚染水問題はおろか、原発、エネルギー政策、アベノミクス、ひいては日本の安全保障政策など、まともに論じられるはずがない。

 日本の原発の安全性は3・11の後、顕著に高まりつつある。安全重視を大前提として、日本経済および安全保障にどれほど原発が必要かを広く論ずるときではないか。 原発の停止によって電力会社が支払う燃料輸入代金が増大化し、日本は2011年、30年ぶりの貿易赤字に陥った。12年度の赤字幅は8・2兆円に膨らみ、13年度の燃料費はさらに3・6兆円増える。

185NAME:2015/10/15(木) 23:05:44
 日本の1次エネルギーの海外依存率は今、92%、1973年の石油ショック時より高い。一気に40年前に引き戻された状況で、いかにしてアベノミクスを成功させるというのか。 燃料輸入を続けるにしても、シーレーン(海上交通路)には危険要因がついて回る。日本の原油輸入の83%は中東に、うち80%はホルムズ海峡に依存するが、シリアの内戦は言うまでもなく、イラン、イラク、アフガニスタン、エジプト、リビアなど、中東の政治情勢は極めて不安定である。いつも安定して輸入ができるとはかぎらないのである。

 加えて、経済成長、人口増加要因などから米、中、欧州、インドなどの諸国はエネルギーの安定供給を目指して原子力推進に走っている。21世紀は間違いなく原発推進の世紀である。 東アジアに限っても、現在稼働中の原発は、中国17、韓国23、台湾6である。建設中を加えるとおのおの、71、32、8になる。日本が原発から撤退しても、わが国周辺で優に3桁の数の原発が運転される。 いかにしてこれらの国々の原発の安全性を高めるかは日本の命運にもかかってくる。その技術に今、他のどの国よりも貢献できるのが日本である。世界展開する商業用原子炉メーカー4グループで、日本企業3社が中核を占め、情報公開や安全性で共通基盤を有する日米欧の3極体制を作り上げている。韓国、中国、ロシアの企業グループも存在するが、彼らの原発も含めて、最重要の原子炉圧力容器は、世界の8割が日本製鋼所の技術に依拠している。

 また、核非保有国として日本は唯一、核燃料サイクルの保有を認められ、ウラン濃縮および核燃料の再処理を許されている。これは日本が平和に徹してきたこと、核燃料サイクルの構築に関して公正さと透明さを保ってきたことへの高い評価と信頼の証しである。 世界は日本を原子力でも核問題でも信用しているのである。それだけの信頼を国際社会から寄せられていることを肝に銘じたい。そのうえで日本と自分たちへの信頼を取り戻したい。

 汚染水にも原発の事故処理にも、厳しく、しかし、あくまでも科学的に公正な検証を加え、政府も関係者も、世論の反発におびえるのでなく、正しく説明し続けることが大切である。日本こそ原発を必要とし、その技術を介してアジアと世界への貢献を求められていることを、明確な表現で国民に説き始めてはどうか。


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