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情報収集用スレ
630
:
名無しさん
:2024/02/24(土) 13:05:33 ID:VzMng1XI
>>629
続き、
⑦結局、全てテクノロジー犯罪でした(天国と地獄)
*盗撮
私は荷物をまとめ、世話になった実家から、いよいよ自宅に戻ることになりました。
帰途につく日、私はバスターミナルのベンチに1人腰かけ、バスを待っていました。
やがて、誰かが私の後ろからそっと近づく気配がしたので、振り向くと、私の斜め横にぴたりと張り付くように1人の女性が立っており、手にスマホを持って、何かを撮影する姿勢で構えていました。
そして、私が振り向くタイミングに合わせて、そのスマホを上に向け、空を映すフリをしたのです。
その不自然な態度から、さっきまで私を撮っていたに違いない、と思いました。
その後、女性は足早に立ち去りました。
当然、ただの一般人の私が、なぜ見知らぬ人から、こんなことをされるのか?疑問が湧いてきました。
しかし、私はその理由を知るよしもありません。
それより何はともあれ、断薬の辛い苦しみから、やっと脱出できた喜びの方が、その時は大きかったです。
こうして私は、自宅での暮らしを再開させました。
その暮らしは最初のうちはすこぶる順調でした。
私は自宅に戻り、体調が日に日に回復して、自宅周辺の散歩をするなど、活力が湧いてきました。
しまいには近郊の低山に家族で出かけ、ハイキングを楽しむまでになりました。本当に嬉しかったです。その山には二回ほど行きました。
このままどんどん元気になって、体調もすっかり回復して、元の元気な自分に戻れる、もう、大丈夫、そう思っていました。そう信じていました。
ところが、そんな希望は長くは続きませんでした。
だんだん体調の浮き沈みが目立つようになりました。
治まっていたはずの下痢が突然再発。動悸、眩暈、脱力で身体が勝手に傾いたり、失神したことさえありました。
しかし、医者に診てもらっても原因が分かりません。
更に不眠まで再発しました。
あれほど順調に回復していた私なのに、また絶不調の振り出しに戻ってしまい、断薬を試みたことは、間違っていたのか?と心底悩みました、
そんな折り、母が知人から、
精神病院に行くより、心療内科に行く方が向いている人も多いらしい、という話を聞き、精神病院から断薬に踏み切った私は、今度は心療内科に行ってみる事にしました。
心療内科に行くと、医師は
「よく今日まで頑張りましたね。さぞお辛かったことでしょう。精神病院が出すそんな強い薬を飲んではいけません。もう、大丈夫、私があなたに合ったお薬を処方します。すぐ元気になりますよ」
と温かい言葉をかけてくれて、私はそれまで張り詰めていた糸がプツリと切れ、思わず涙か溢れました。
その日は、血液検査をして帰り、次回から薬の服用が始まりました。しかし、残念ながら、さして効果はありません。
それどころか突然、言い知れぬ不安感に襲われ、いたたまれない気持ちになって、用もないのに実家の母に朝から電話をかけ続けるという、これまでになかった異常な症状になりました。
それを医師に言うと、じゃあ、薬を増やしておこうと言って、ただでさえ幾種類も飲んでいるのに、薬がどんどん増えていくだけでした。
更にその数日後、事態はもっと深刻になり、朝から拷問のような鬱状態になり、苦しくて仕方ありません。
その日は診察日だったので、私は医師にこの切羽詰まった状態から、救いを求めようと、医院の待合室で待っていいたら、何とそこに私と同じ状態の人を発見しました。
それは、三十半ば位の男性で、口を真一文字にぎゅっと結び、歯を食い縛るように、苦しみに耐えているのです。しかも、その男性の「眼」が電灯のように爛々と輝き、それがその男性の状況を一番良く表していました。
というのも、人間の眼は苦しみの極限状態に置かれると、そのような電灯のような、異様な光り方をすると、後に何かの書物で読んだからです。
きっとその時の私もまた、その男性と同じ「眼」だったに違いありません。
やがてその男性の名前が呼ばれ、診察室に消えていきました。
*パワハラ、怒号
やがてその診察室から、医師の激しい怒号の声が聞こえてきました。
「何度言ったら分かるんだ、あんたはもう」とか「そんな事知るか」とか、相手を徹底的に攻撃する凄まじい怒鳴り声でした。
私は戦慄すると同時に、嫌な予感がしました。
案の定、私の番が来ると、その男性の時と全く同じに、私は激しく罵倒されました。
私は恐怖で震えおののき、うちひしがれて、その診察室を出ました。
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