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ネット、メディア規制関連情報スレ11

594。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2011/06/27(月) 14:09:17 ID:9r7OESJM
2010/11/16 「このドラマはフィクションです」の始まりはバロム1じゃなかった!
http://www.zetubou.com/nikki/2010/11/16/199.htm
の手の「このドラマはフィクションです」系テロップは1972年の『超人バロム・1』放映時に、ドルゲ少年が学校でいじめられたから悪役の名前を変えてと訴えたときからはじまったと当時も云われていたし、いまもあちこちで云われていて、私もそうだと信じてたんですが、すでにその8年前にはあったのですな。
 テレビに関する蘊蓄話は昔から溢れかえってるのに、なんでこんな基本的なことが何十年も解明されてこなかったのでしょうかね。
 ちょっとだけ調べてみましたが、『超人バロム・1』からこのテロップがはじまったなんて云い出したのが誰なのかはどうもはっきりしませんな。当事者である平山亨さんの『東映ヒーロー名人列伝』なんかを読んでみても、確かにドルゲ少年の訴訟のためにテロップを入れるようになったと書かれてますが、それがテレビドラマ初なんてことは云ってませんし。
 ドルゲ少年側が番組終了を求めたみたいな話も広まってますが、1972年8月25日と9月26日の朝日新聞を読むとあくまでも名前の問題で番組終了など願っていないとドルゲ少年のお父さんは明言しています。和解の内容もテロップを出すことと、再放送以外は12月1日以降にドルゲという名前を出さないということで、番組打切りが条件になっているわけではありません。読売テレビの制作部長は「当初から11月いっぱいで打ち切る予定だった」と語ってまして、和解をした9月25日にはすでに番組終了を決定していたみたいではありますが。
 改めて記事を読んで、ドルゲ家の母国西ドイツでは「氏名権」が民法に明記されていて、それを根拠に訴訟が起されていたことを知りました。ヨーロッパでは氏名権が確立されていて、この手の訴訟はわりとあるようです。氏名権は日本の民法には明記されていないものの、民法第710条「財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない」に含まれるという学説が有力なんだそうで。
 ついこの間もフランスでこんなニュースがあって無茶な話だなと思ったんですが、それなりに正当性はあるみたいです。




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