したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

お気に入りの議員さんたち

1鎌やん ヽ(´ー`)/:2002/10/05(土) 19:17 ID:xb.oEfZw
お気に入りな議員さんに関して、ミーハー心を満足させるスレッド
前スレ http://www.jbbs.net/news/bbs/read.cgi?BBS=10&KEY=1008840508

119。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/04/22(火) 23:49 ID:4rOJsIVc
民主党の国民保護法制に期待してます(表現の自由を守るって条文がある所もオタクちゃんねる的に良いですね)
自民党の有事立法は本当ひどいので。。。

120カマヤン:2003/04/23(水) 00:04 ID:Jrtk1BW2
>119
遠くから期待しつつ見守るより、どうにか積極的に関わること推奨。

民主党は国政レベルでは優秀な議員が多いけど、このあいだ選挙スタッフ
したときに地方支部の実態を見聞してものすごく脱力してしまったですよ…
優秀でマトモな議員をめ一杯応援しないと、色々トンデモな方向に
曲がる可能性ありますですよ。
地方組織のエライさんはヒッキーさんばっかりで世間知らずですから。

121江田五月MM@カマヤン:2003/04/24(木) 23:26 ID:6E9l5Yx.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  江田五月 メールマガジン 第233 2003/4/24 http://www.eda-jp.com/ (抄)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1)<ショートコメント>・・・《個人情報保護法案》
 個人情報保護法案は、衆議院の特別委員会で最終段階の議論。防衛庁の住基台帳
利用が波乱要因。いずれにしても、官僚が市民・国民をコントロールする政府案には反対。
民主党を中心とする4野党案のように、市民の自己情報コントロール権を明確にして、
第三者機関の「個人情報保護委員会」で、諸官庁をチェックすべき。
----------------------------------------------------------------------
(2)<政策情報サービス.・・・「第156回国会会議録(12)」 <個人情報保護法案について>
1.衆議院個人情報の保護に関する特別委員会会議録<第1号>(平成15年4月8日)
2.衆議院個人情報の保護に関する特別委員会会議録<第2号>(平成15年4月14日)
3.衆議院個人情報の保護に関する特別委員会会議録<第3号>(平成15年4月15日)

以上の情報を、ご希望の方にメールの添付ファイルでお送りしますので、
satsuki@eda-jp.com までお知らせ下さい。
----------------------------------------------------------------------
4月21日(月) 
----------------------------------------------------------------------
 18時半から21時過ぎまで、市民版憲法調査会の勉強会に出席。まず30分間、五十嵐
敬喜教授の大統領制についての講演。ついで私が参議院憲法調査会の報告を中心に話し、
次に武見敬三さんが人間の安全保障を話され、20時過ぎから1時間、質疑応答。
江橋崇教授から、安全保障につき「イラク戦争反対の市民の行動を見ると、日本の平和運動は
憲法9条を越えたのではないかと思う」「逆に、小泉首相の論理を見ると、9条は、日本の若者の
血を流さないために、アメリカの戦争を支持する根拠に使われている」と、興味深い問題提起が
ありました。

122鈴木寛MM@カマヤン:2003/05/01(木) 02:26 ID:GVTFB4qw
すずかんMAGAZINE -No.24- Apr.30.2003

★スズカンの若い仲間たち 統一地方選快勝!ありがとうございます!
 皆さん、ご無沙汰しております。やっと統一選が終わりました(足立区をのぞく)。
東京6区の衆議院補欠選挙、そして全国各地の市区町村の首長・議員選挙で、
民主党の候補、そしてスズカンの仲間を各地で応援をしていただきましたみなさん、
ありがとうございました。
 とりわけうれしいことに、民主党ないしは無所属から立候補していました私スズカンの
若い仲間は、東京都の渋谷区、世田谷区、中野区、江戸川区、豊島区、調布市、
国分寺市、千葉県の市川市、兵庫県の芦屋市、西宮市、大阪府の寝屋川市などの
地方議員選挙で、ほぼ全員当選いたしました。特に、渋谷では第一位と第二位を独占、
中野・江戸川・市川・芦屋でもトップ当選、西宮も第二位、国分寺も第三位となりました。
2年前の秋の葛飾区、昨年の町田市の2つのトップ当選に引き続いての快挙です。
ここまでの快挙は、正直、私も予想していませんでした。ひとえに、皆さんのおかげです。
いずれも政治とは無縁だったけれど、今まで、それぞれの分野でまっとうにがんばってきた
若者が、私たちと出会って、今後は、地域のために、まっとうなことを、まっとうに
やっていこうと確認し、そして、そのことを純粋・真摯に伝えさせていただいたことが、
この成果につながったのかなあと思っていますが、これからよく考えてみたいと思います。
(続く)

123鈴木寛MM@カマヤン:2003/05/01(木) 02:27 ID:GVTFB4qw
 この選挙戦で、私が、応援に回る各地で訴えてきたことは以下のとおりです。
 すなわち、
 1.まず、選挙に行ってください。なぜなら、みなさんにとって大切な公立の学校・幼稚園
・保育所の運営、介護保険制度、老人福祉施設整備、環境リサイクルなどは、地元の
自治体がその事業主体です。その最終決定権者たる首長や議員を選ぶ選挙ですから、
もっとも生活に関係が深いからです。
 2.これからは、本格的な地域主権の時代です。今回は21世紀初の統一地方選挙ですが、
現在、中央省庁から地方自治体に権限の移譲がされています。特に、この4年間は、
コミュニティ・スクール構想、教育特区制度などによって、教育内容などに関する決定権が
地域の学校現場に委ねられていきます。また、介護保険制度も、その運用改定は地域が
主導しなければなりません。そうした制度改正をどのように利活用するかは地元自治体の
判断にかかっていますから、知恵と才覚のある首長・議員を選ばなければならないのです。
地元政治家の資質によって、地域間格差はどんどん開いていきます。
 3.さらに、地域が決めることとなる予算額が大幅増額します。今までは、霞ヶ関のヒモ付きで
地方自治体に来ていたお金が、地方予算のかなりの部分をしめていましたが、今後は、
国からの税源と財源がかなり地方に移譲され、自由になる予算額が飛躍的に増大します。
その最終決定の場が地方議会ということになります。
 4.こうした環境の変化によって議員の役割が一変します。20世紀は利権をいかに
分捕ってくるかが議員の多くの仕事でしたが、これからは、陳情上手ではなく、問題解決能力の
高い議員が求められます。地域の個別具体の問題に対して、役所と民間企業とNPO・
市民ボランティアなど、あらゆる関係者を巻き込んで具体的に地域の問題を解決していく
コミュニティ・プロデューサーが議員ということになります。
(続く)

124鈴木寛MM@カマヤン:2003/05/01(木) 02:27 ID:GVTFB4qw
 以上の視点をきちんと共有していただける方が、かなり増えてきたのが、われわれの
仲間の快勝に?がっているのだと思いますが、一方で、投票率がさらに下がってしまいました。
都内でいえば、いずれも5割を大幅に下回っていることがとても気がかりです。この点は、
まだまだ、がんばらねばなりません。
 このように政治離れが進むなか、今まで政治とは無縁だった若者が、スズカンの回りから、
公の仕事に関心をもってくれて、そして、勇気をもって果敢に挑戦してくれたことは光明です。
しかし、これからが大変です。それぞれの地域で多くのご期待をいただいた彼ら・彼女らが、
実際に活動を実現していかなければなりません。いろんなところにまだまだ抵抗勢力は
待ち構えています。さらなる皆さんの応援が必要です。
これからもスズカン・ネットワークは、新しいコミュニティ・プロデュース活動を各地で展開して
いきます。引き続きのご支援、お願い申し上げます。
-------------------------------------------------------------
◆すずかんHP      http://www.suzukan.net/
◆すずかんTV      http://www.suzukan.tv/
◆ご意見・ご感想     info@suzukan.net
◆メルマガの登録/解除 http://www.suzukan.net/09_magazine/00index.html
----------------------------------------------------------------
All Rights Reserved,(C) 2001-2003 鈴木 寛 事務所 (Kan Suzuki Office)
―――――――――――――――――――――――――――――――――

125簗瀬進国会通信@カマヤン:2003/05/12(月) 00:59 ID:9NXnqZNY
参議院議員簗瀬進の国会通信 No.577  2003-5/12 (抄)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【武力攻撃事態対処法案につての民主党案】
1 過去に学ぼうとしない日本
2 民主党案の解説
3 自民党の対応
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【過去に学ぼうとしない日本】
●衆議院においては、前国会から継続している、武力攻撃事態対処法案の審議が
大詰めを迎えてきた。先週火曜日に自民、民主双方の責任者の修正協議の
第一回が行なわれ、翌日の7日(水)、その報告のための両院議員懇談会が開催された。
●私は、わが国に対する武力攻撃等の緊急事態に対処するための体制を
整えておくのは当然だと思う。ただ問題は、その際の人権の制約要件を確立する
ことであり、また軍部の民主的なコントロール(民主的統制)の確保である。
●言うまでもなく、過去のわが国は、軍部の圧倒的な強制力のもとで戒厳令を布き、
戦争の泥沼に国民を引きずり込んでいった。
そんな歴史の教訓を踏まえながら充分な議論を展開すべきである。
●特に憲法の保障する人権を真正面から制約するのを認める法律なのだから、
人権制約の要件については厳密な上にも厳密でなければならない。
●また、武力攻撃に対処するためには、当然自衛隊を中心とした実力集団が前面に
たたねばならないのは当然である。
しかし、合法的な武力集団である軍隊は常に暴走する危険性をもっている。そして、
それをしっかりとコントロールできるのは強力な政治力しかない。民主的に選ばれた
議会による強力な統制が保障されていなければ、軍隊は必ず暴走する。今のわが国の
政治の現状にそれが期待できるだろうか。

126簗瀬進国会通信@カマヤン:2003/05/12(月) 00:59 ID:9NXnqZNY
●しかし、現在の自民党にはそんな配慮は極めて希薄である。
9/11テロという強烈なインパクトや、北朝鮮の異常で無軌道な行動を追い風に、
この法律を一気呵成に仕上げようとしている。
●戦前のわが国がなぜ愚かな世界戦争への道をひた走っていったのか。
5・15事件や2・26事件、満鉄爆破等の軍部の暴発などのきちんとしたケーススタディーは
単なる昔話ではないのである。過去の歴史の冷静で広範な事例研究は不可欠なのに、
そんな議論はわが国では起こってこない。貴重な歴史の教訓を吸収する努力は、
今回もこの国では行なわれていない。日本は歴史に学べない国なのだろうか。
歴史に学習せず、事態に漂流する国なのだろうか。

【民主党案の解説】
●民主党は、政府の法案に対して
「基本法案の制定」と「個別法案への7項目修正」の二つの方面から提案している。
●基本法案の制定は、単なる武力攻撃自体に限定せず、大災害を含む国家的な
「緊急事態」に対する基本法案を制定すべきであるとの提案であり、内閣に危機管理庁の
設置を提案している。
●7項目の修正提案は、基本法案の中味をベースに、個別修正において、できるだけ
基本法案の趣旨を反映しようとするものである。
以下簡単にその内容を紹介する。

127 簗瀬進国会通信@カマヤン:2003/05/12(月) 01:00 ID:9NXnqZNY
―――――――――――――――――――――――――――――――
◆第一 「緊急事態への対処及びその未然の防止に関する基本法案」
① 武力攻撃自体にとどまらず、すべての緊急事態における国の責務や、対処のための
指針・理念を規定する。
② 国家権力の濫用・暴走を防ぐため、侵してはならない基本的人権、そして自衛隊に
対する民主的統制の原則を明らかにする。
③ 危機管理の権限を集中し、十分な人員と予算を確保した新たな組織=危機管理庁の
設置を明記するもの。
● 基本原則
〔基本的人権の保障〕
 〜緊急事態においても制約が許されない人権を列挙し、さらに人権補償や救済手続きを明記。
1 人権保障について差別的取り扱いの禁止
2 思想・良心の自由の絶対的な保障
3 報道・表現の自由の不可侵
4 国民の協力は強制にわたってはならない
5 特別な犠牲に対する正当な補償
6 不服申し立てその他の救済手続の必要性

128簗瀬進国会通信@カマヤン:2003/05/12(月) 01:00 ID:9NXnqZNY
〔国会による民主的統制のあり方〕
〜緊急事態における国の安全確保・公共秩序維持のための重要施策は、民主的統制を
確保するため、国会による関与を保障。
 1 原則として事前の国会承認が必要。(できない場合は事後)
 2 国会は措置の中止の決定ができる。
● 緊急事態においてとられた対処措置に関する事後的検証。 
対処措置が終了した場合にあたり、措置の相当性にかかる事後的検証を行う旨を規定。
● 緊急事態における国民の保護
   〜 緊急事態において、国・地方公共団体が行う国民保護のための措置について列挙。
● 危機管理庁の設置 
 ・ 現状では、危機に対応する中核組織が存在しないため、緊急事態おける国民保護に
関する中枢機能を担う新たな組織を、内閣におく旨を規定。
 ・ 危機管理に関する専門家の確保を規定。 (第13条)
● テロ・不審船等をはじめとする多様な事態への対応
  〜 テロ・不審船の事態等への対応のため、警察機能の充実、出入国管理体制の強化、
自衛隊の補完機能等に言及。
● 我が国の安全を確保するための国際協力など
 ・ 予防外交・ PKO   ・ 軍備管理・軍縮
 ・ テロ防止・ ODA   ・ 安全保障分野における協力

129簗瀬進国会通信@カマヤン:2003/05/12(月) 01:01 ID:9NXnqZNY
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆第二 「武力攻撃事態対処法案」に対する修正案
① 武力攻撃事態の定義及び認定について
 ・政府案は、武力攻撃事態(武力攻撃予測事態)の認定にあたり、その客観的基準が明確でない。
 → 「認定の根拠となった具体的事実」を対処基本方針に書き込むように修正すべきである。
② 基本的人権の保障(基本法案と同じ内容)
③ 国会承認・民主的統制のあり方について
 ・ 対処措置を実施する必要がなくなったと国会が判断した場合の規定がない。
 → 国会の議決による対処措置の終了手続を規定せよ。
④ 国民への情報提供について
 ・ 政府の説明責任を明示し、適切な情報公開がなされないと、民主社会を脅かす危険がある。
 → 政府が適時適切に国民に情報提供を行う旨を義務付ける規定を盛り込む。
⑤ 指定公共機関の定義について
 ・ 放送事業者が含まれることになれば、報道の自由の侵害につながる恐れがある。
 → 指定公共機関の定義から、「民間放送事業者」を除外する旨を規定。
⑥ 国際法及び国際慣例の遵守
 ・ 外部からの武力攻撃を排除するための武力行使にあたっては、「国際法及び国際
慣習を遵守すべき」旨を明記。
⑦ 施行期日について
事態対処法制(国民保護法制等を含む)について「2年以内に整備」とのプログラム規定を
削除するとともに、「武力攻撃事態対処法修正案」の施行期日を、これら事態対処法制の
整備を待って施行することとする。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

130簗瀬進国会通信@カマヤン:2003/05/12(月) 01:02 ID:9NXnqZNY
【自民党の対応】
●上記の民主党の対案について自民党は
1 基本法案は、制定の必要なし
2 7点の修正要求について③④の2点を除いて不用
3 修正協議のタイムリミットは明日8日
という対応であった。
● マスコミの民主党案に対する評価は、
危機管理庁の提案や、民主的統制の提案、人権保障の個別的な明記など民主党案を
評価する見解が目立った。
●タイムリミットは、その後今週に持ち込むことになったが、もし与党が強引な対応をとるなら
一挙に国会の緊張感は沸騰点に高まるであろう。今週前半が山場である。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
●国会事務所 千代田区永田町2-1-1参議院議員会館334
tel 03-3508-8334 fax 03-3593-8567
●栃木事務所 宇都宮市松が峰1-1-16
tel 028-633-5421 fax 028-636-1017
●Eメール QZF03141@nifty.ne.jp(ご意見お待ちしています。)
● ホームページhttp://www.s-yanase.com
2003/4/30

131江田五月MM@カマヤン:2003/05/12(月) 23:51 ID:lUoK0.j2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    江田五月 メールマガジン 第238 2003/5/12 http://www.eda-jp.com/ (抄)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月8日(木)
----------------------------------------------------------------------
16時から1時間、出会い系サイト規制法案についての打合せ。政府提出法案は、
性的搾取行為の犠牲となった児童を処罰することになりかねない点があり、児童の
商業的性的搾取に反対する世界会議の宣言(ストックホルム宣言)に抵触するおそれが
あるため、修正を求めようというものです。その後、明日の国家基本政策委員会両
院合同幹事会の開催につき、電話連絡。
----------------------------------------------------------------------
5月9日(金) 
----------------------------------------------------------------------
今日は9時半から、議員総会。角田会長が、自由党との合流問題につき、「民主、自由、
社民の3党は、政権交代に向け、それぞれの持ち味を最大限発揮し、統一首班候補と
統一閣僚名簿を作り、300小選挙区の完全選挙協力で連携プレーで闘い、その成果を
持ち寄るべき」と、持論を強調されました。
また、個人情報特別委員会が設置され、委員長を自民に取られるので、金融経済特別委
の委員長を民主で取ることになりました。

10時から2時間、本会議。個人情報特委が設置され、個人情報関連5法案につき
趣旨説明と質疑。高嶋良充さんが歯切れよく質問。3委員会で可決された5法案
を可決。

12時から、人権擁護法案の野党3党対案作りのための勉強会。日弁連のワーキング
チームの役員の皆さんから、意見聴取。法務省の外局では誰も納得しません。私は
冒頭の挨拶だけで、その後は千葉景子さんに進行役をお願いして中座し、12時半から、
国家基本政策委員会両院合同幹事会。党首討論の委員会です。

132原口一博日記:2003/05/13(火) 13:03 ID:pfjPzTTM
http://haraguti.com/day/calen/calen.cgi?mode=main&amp;action=view&amp;YMD=20030512&amp;w=1
予算委員会参考人質疑の経過・緊急事態法制修正協議 2003年05月12日 (月)

(緊急事態法制修正協議大詰め)
 基本的人権の擁護を明示した民主党提出の基本法について与党の中からも柔軟に
対処すべきとの意見が出てきました。筆頭理事間の粘り強い協議が歩み寄りの形で
決着できるように努力を注ぎます。
 「戦後、半世紀以上続いた現実なき不毛な防衛議論を脱皮するための清算事業のようだな。」
と仲間が言います。「横路」さんのグループがどうの保守系がどうのとレッテルを張り、
民主党内の意見の多様性を揶揄する人もいますが、私たちは、古い55年体制的な安保議論を
超えようとする共通の問題意識のもと、そのための努力を重ねて協力してきた同志です。
 壁を乗り越えようと努力する者が、努力と無縁のものから嘲笑われなければならない理由はありません。

133枝野NL@カマヤン:2003/05/15(木) 21:34 ID:Umk5rGNI
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Vol. 95 [ 2003/05/15 ]
えだの幸男の今週の発言
----------------------------------------------------------
 いわゆる「有事法制」が衆議院で可決されました。
この法案については民主党の対案と修正案の主要部分を政府与党が受け入れたために
修正合意が成立し民主党も賛成しました。
 万が一の場合に備えて自衛隊が存在している以上その自衛隊の行動などについて
あらかじめきちんと法律を整備しておくことはある意味で当然のことだと思います。
しかしその法律は国民の生命・財産を守るという政治の責任・自衛隊の役割を踏まえて
作られなければなりません。
 有事における自衛隊の行動についてはすでに自衛隊法の中で規定されており
今回はじめて「有事法制」を作るのではありません。
現状では不完全な法制度を改善するのが今回の法整備ですからそのこと自体を
否定することはありえないと思いますし一方では中身を問わずに有事法制を急が
なければならないというのも本末転倒になります。
 政府の提出した法案は究極の目的である「国民の保護」に関する部分が完全に
先送りされていました。
また、緊急事態においては国民の基本的人権に対する制約が合理的な範囲を超えて
不当な人権侵害に及ぶ可能性も大きくなります。
この点に配慮した規定も政府案には欠けています。
さらに民主主義国家において緊急事態という重大事については国民の民意を受けた国会が
十分な関与をする必要があります。
もちろん緊急事態においては国会を開いて議論する時間的余裕がない場合がありますが
「原則」は国会が関与すべきです。
(続く)

134枝野NL@カマヤン:2003/05/15(木) 21:35 ID:Umk5rGNI
 こうした主要部分について与党も民主党の主張を取り入れましたので
共同修正して賛成することになったものです。
 民主党の主張に基づく修正ができたからと言って有事法制全体が完璧なものに
なったとは思っていません。
与野党合意がなされた基本法制定を急がなければなりませんし国民保護法制の整備が
合意に基づいて一年以内整備されなければ法体系として欠陥品と言わざるをえません。
その他にも条文の解釈や運用についてさらに詰めなければならない課題もあります。
 今回の修正合意はよりよい法整備に向けた大きな前進であると同時に
最初の一歩であるとも言えます。
今後もこうした姿勢でさらに良いものとして作り上げていく努力を重ねていくつもりです。

135枝野NL@カマヤン:2003/05/15(木) 21:35 ID:Umk5rGNI
□■□□□
「 政治の説明責任 〜マニフェストとは何か?〜 」
5月のオープンミーティングのご案内
----------------------------------------------------------
 政治の説明責任とは、政治家が自らの目指すもの、活動内容、政策判断の理由などに
ついて、主権者である国民にわかりやすく説明する責任です。
 主権者である国民が政治を選択する際に、その判断材料が乏しければ、正常な
代表制民主主義を機能させることはできません。
 今回のオープンミーティングは、最近話題になっている「マニフェスト」を中心として、
政治の説明責任をテーマに開催します。ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加下さい。
 ●オープンミーティングとは?
 毎月、枝野から政策を訴え、皆さんと政策を語る会を開催しています。
参加費は予約は不要です。お気軽にご参加ください。

●日 時:5月18日(日)午後2時〜午後4時 開場1時30分
●会 場:大宮ソニックシティ市民ホール403・4(ビル棟の4階です)
●入場無料・予約不要です。
●会場地図等詳細:  http://www.edano.gr.jp/om/om-info.html

136枝野NL@カマヤン:2003/05/15(木) 21:36 ID:Umk5rGNI
□□■□□
「 NHK日曜討論 」
----------------------------------------------------------
 枝野がテレビ出演することが決定しましたのでお知らせします。
●放送局:NHK(総合テレビ・衛星第2テレビ・ラジオ第1)
●番組名:「日曜討論」
●日 時:5月18日(日)午前9時〜10時
●内 容:株価対策など経済政策について/その他重要政策課題について議論予定

□□□■□
民主党政調会長記者会見内容
----------------------------------------------------------
定例記者会見の内容はリンク先をご覧下さい。

▼4月08日記者会見内容
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030408.html 
▼4月16日記者会見内容
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030416.html
▼4月23日記者会見内容
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030423.html
▼4月24日記者会見内容
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030424.html
▼5月07日記者会見内容
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030507.html

137枝野NL@カマヤン:2003/05/15(木) 21:36 ID:Umk5rGNI
□□□□■
民主党政調会長談話
----------------------------------------------------------
最近の政調会長談話内容は下記のとおりです。
詳細は下記リンクをクリックしてください。

緊急事態関連法案の衆議院通過を受けて(談話)5月15日
テロ特措法に基づく自衛隊派遣の再延長問題について(談話)5月09日
個人情報保護法案関連5法案の衆院通過について(談話)5月06日
緊急株価対策を断行せよ(談話)4月16日等

http://www.edano.gr.jp/danwa200212.html#20030515
----------------------------------------------------------
■■■┌─ NEWS えだの幸男のEメールニュースレター
■■■├─ 発行:衆議院議員枝野幸男事務所(さいたま市東町1-26)   
■■■└─ HP: http://www.edano.gr.jp    MAIL: omiya@edano.gr.jp 
----------------------------------------------------------

138鈴木寛マガジン@カマヤン:2003/05/27(火) 02:38 ID:cVdCmJCE
BELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELL
すずかんMAGAZINE -No.25- May.26.2003
BELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELL
★国立大学法人法案!本当にこれでいいのか?
 現在、国会において国立大学法人法案が審議されています。私、鈴木 寛も、
民主党の大学改革ワーキングチーム事務局長としてこの問題に当選以来
携わってきました。この法案は、戦後の大学行政の根本を50年ぶりに大転換する
極めて重要なものですが、政府提出法案を見て唖然としました。
「羊頭狗肉」「換骨奪胎」「だまし討ち」とはまさにこのことです。そもそも我々民主党が、
大学改革論議をリードして来たこともあって、昨年春には、参議院で大学問題集中審議が
行われ、昨年秋の臨時国会では、私立大学の学部学科新設・再編を許可制から
届出制に緩和し、専門職大学院制度も創設するなどの学校教育法の改正が図られました。

 そうした流れのなかで今回の国立大学改革についても、当初、政府からは、国立大学に
対して独立の法人格が付与され、より自律的で機動的な運営が確保されるようになりますとか、
事前規制ではなく第三者評価導入による事後チェック方式に移行しますといった方針が
説明されていましたので、私も、「知の時代」の主役である大学の発展にとって、有意義な
第一歩となると期待しておりました。ところが、法案をみて、期待は完全に裏切られました。

139鈴木寛マガジン:2003/05/27(火) 02:39 ID:cVdCmJCE
 大学ごとに法人格は付与されるものの、自律的運営や事後チェック・第三者評価とは
逆行し、 霞 ヶ 関 に よ る 大学自治への介入を推し進める内容となっています。
即ち、各大学の中期目標は文部科学省が定め、財務省にまで協議することになっています。
財務省は、いずれにしても、毎年の予算編成で、予算査定をするわけですから、
それに加えて、6年間にわたる中期目標や中期計画を事前に口出しするいわれは
全くありません。予算単年度主義のなかで、将来の予算をコミットできるわけでもないですし、
目標や計画が、予算制約によってはじめからシュリンクした内容になってしまいます。
これからは、大学も国から予算がつかなければ、大学の才覚と努力で、他から研究費を
引っ張って来ることもできるわけですから、目標や計画は、大学が自由に作るべきです。
また、理事の数や経営協議会の人員構成比など各大学に任せればいいことまで仔細に
法律で縛っています。例えば、理事の数が、九州大学は8人、東京大学は7人と法定されて
いますが、そこにどんな合理的根拠があるのでしょうか? こうしたことは、理事は10人以内と
規定しておいて、大学側の自主判断に委ねればいいと思います。

140鈴木寛マガジン:2003/05/27(火) 02:40 ID:cVdCmJCE
 また、独立行政法人通則法が準用され、省庁による管理・監督権限は一段と強化、
さらにはお目付け役として 監 事 は 文 部 省 か ら の 天 下 り が送り込まれる
ことになります。特に、研究については、文部官僚がどうしてその目標を定めたり、計画を
認可したりできるのでしょうか? こうした、愚策によって、日本の研究者が研究の本筋とは
関係の薄い、お 役 所 へ の 報 告 書 作 成 作 業 に 翻 弄 され、
研究へのエネルギーがどんどん削がれていきます。京都大学の佐和隆光教授は、
衆議院参考人の質疑で、 大 学 の ソ ヴ ィ エ ト 化 に他ならないとおっしゃって
おられましたが、まさに、その通りです。これによって、大学の研究現場の雰囲気が
どんどん重くなっていくことが残念でなりません。
 また、第三者評価導入といいながら、評価主体は、文部科学省の下部組織である
国立大学法人評価委員会で、文部科学省から独立した純然たる第三者評価機関が
如何に立ち上げられるのか全く明らかになっていません。
研究評価は、その道の専門家による、ピア・レビューを主とするべきです。
教育評価も、人材を受け入れ側からの評価もあってしかるべきです。
 まさに、近年、教育行政の規制緩和が進む中、文部官僚が虎の子である国立大学への
支配だけは死守したいとの思いが露骨に剥き出された法案となっています。文部官僚は、
いまだに、自分たちが大学を指導することによって、本当に大学がよくなると信じ込んで
いるのです。なぜ、大学現場関係者の自主性・自発性と、それを取り巻く内外の知的
関係者からの評価によるガバナビリティの向上を図るという考え方をとれないのか? 
役人万能主義を捨てられない彼らの時代錯誤ぶりには、あきれるばかりです。

141鈴木寛マガジン:2003/05/27(火) 02:40 ID:cVdCmJCE
 そもそも戦後の大学政策の歴史は、憲法で保障されている学問・教育の自由を実現する
ために、先人たちが血のにじむ努力を傾注してきた歴史でもあります。大学の多様化・
個性化・自律化が叫ばれている今の時代に、なぜ、半世紀の積み重ねを踏みにじり、
 霞 ヶ 関 に よ る 研 究 ・ 教 育 へ の 介 入 法案を提出するのか
全く理解できませんし、そもそも、言論・表現の自由は民主主義の根幹ですが、
表現する内容を創りあげるのが学問であり、言論する人材を育てるのが教育であるという
意味において、民主主義の原点が霞ヶ関官僚によって脅かされつつあることに、私は、
重大な懸念を抱いています。
 我々民主党は、法人化には賛成です。しかし、その目的は、大学の自律と社会からの
評価による自己革新であるべきです。我々は、各大学が、文部科学省支配から脱却し、
それぞれのユニバーシティ・ガバナンス(大学の自己統治能力)を向上させ、独自の
イニシアティブの下、学内外の英知を結集して創意工夫に満ちた自己改革を行ない、
その努力と成果が、多様な複数の第三者評価機関によって多元的・多角的に評価され、
さらに革新が促進され、不断に継続されていくことこそが望ましいと考え、私、鈴木 寛と
内藤正光参議員が中心となって、民主党修正案をまとめました。しかし、衆議院では、
全くの修正もなされぬまま原案が通過してしまいました。
半世紀ぶりの大学政策の大転換が、与党のみの賛成で粛々と行なわれようとしています。
本当にこれでいいのでしょうか? 私も、国会内で引き続きがんばりますが、マスコミなど
でもほとんどこの問題とりあげられません。
今こそ、大学関係者・言論関係者をはじめとする知に携わるすべての人々の奮起を
期待したいと思います。そして、国民的大議論が盛んに行なわれ、その上で、大学政策の
行方が決せられることを切に望みます。

私は、29日の参議院文教科学委員会に、野党のトップバッターとして、異例の80分間質疑に
立ちます。また、WEB等で、議事録などご紹介いたしますので、是非、ご覧下さい。

142枝野幸男NL@カマヤン:2003/06/03(火) 17:37 ID:G.iUmItk
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Vol. 96 [ 2003/06/03 ]
えだの幸男の今週の発言
----------------------------------------------------------
 りそな銀行に、公的資金が注入されることになりました。りそな銀行の資本が本当に不足して、
債務超過の状態ならば、預金を保護するために、公的資金が必要になります。
 また、りそな銀行と取引をしている皆さんとの関係でも、突然に銀行が閉鎖されたりすると
つなぎ融資を受けられないなどの事態から大規模な連鎖倒産につながりかねず、
この意味でも公的資金が必要です。そもそも銀行が資本不足である限りは、貸し渋りや
貸しはがしが進む一方ですから、公的資金を注入してでも、こうした状態を解消する必要があります。

 しかしその前提として、公的資金を注入したら、銀行経営が健全化し貸出余力が増大するのでなければ、
意味がありません。不良債権を隠したままで公的資金を入れても、貸出余力に回るのではなくて、
不良債権をさらに隠すことに使われてしまいます。98年以降、数度にわたって公的資金を注入したのに、
その効果が上がっていないのはこのためです。そうならないためには、公的資金注入に先立って、
きちんと資産査定をおこない、隠されていた不良債権を表に出す必要があります。

 今回の公的資金の注入は、こうした点からみて間違えています。政府の公式見解では、
債務超過ではないとされながら、とうして公的資金を注入するのか納得できる説明がありません。
資本不足をごまかして先送りしてきたものの、いよいよごまかしきれなくなったので、
足りない分だけ公的資金を入れよう、できるだけ「傷」は浅いことにして関係者の責任追及も
「適当」なところでやめておこう。こうした姿勢が見え見えです。

143 枝野幸男NL@カマヤン:2003/06/03(火) 17:37 ID:G.iUmItk
 これでは国民の税金である公的資金を使いながら、その効果はせいぜい「先送り」にとどまり、
銀行の健全化や貸し渋りの解消にはつながりません。98年以来主張しつづけているとおり、
徹底して不良債権を査定して表に出し、銀行を一気に健全化して、貸し渋りを解消させる必要があります。

 不良債権を厳しく査定をすると、中小零細企業向け貸し出しを中心にますます厳しく不良債権に扱われ、
貸しはがしから倒産へと追い込まれてしまう、という見方があります。確かに現在の金融庁が進めている
不良債権の査定基準に基づくならば、こうした事態に陥って、経済をさら悪化させるでしょう。

 しかしそもそもこうした査定基準自体が誤りです。日本における中小企業向け金融は、
資本金の代わりに、経営者に対する個人的信用に基づいて金融機関が貸し出しを行うというシステムで、
長期間成り立ってきました。ここで特徴的なのは、一つに融資の形をとっているものの、
その経済的意味は資本金代わりであること、第二に経営者の個人保証が取られていることです。
資本金代わりの性格をもっている以上、一時的な返済の滞りをもって、不良債権と認定してしまっては、
実態と離れてしまいます。経営者個人が保証をしていると、この個人が夜逃げか自己破産しない限り、
ぎりぎりまで返済の努力がなされるのが普通です。にもかかわらず大企業向けと同じように、
担保不動産の価値と滞納期間とで、機械的に不良債権と査定していたら、多くの中小企業向け貸し出しが
不良債権と認定されてしまいます。

 こうした実態をしっかりと認識し、会計帳簿に基づいて査定すべき大企業向け債権と、
個人保証をしている経営者に対する人的信用を考慮すべき中小企業向け債権とを、
明確に区別した不良債権査定を行わなければ、本来生き残るべき企業や、将来伸びる可能性のある
企業まで、つぶしてしまうことになります。この区別ができないことと、銀行に厳しく対処できないことが、
小泉内閣における金融政策の致命的な過ちです。

144枝野幸男NL@カマヤン:2003/06/03(火) 17:38 ID:G.iUmItk
□□■□ 民主党政調会長記者会見内容
----------------------------------------------------------
定例記者会見の内容はリンク先をご覧下さい。
▼5月14日記者会見内容
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030514.html
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030521.html
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030528.html
□□□■ 民主党政調会長談話
----------------------------------------------------------
最近の政調会長談話内容は下記のとおりです。詳細は下記リンクをクリックしてください。
▼小泉経済政策はガラガラと音を立てて崩壊している(談話) 2002年5月17日
http://www.edano.gr.jp/danwa200212.html#20030517
▼個人情報保護法案関連5法案の成立について(談話) 2002年5月23日
http://www.edano.gr.jp/danwa200212.html#20030523
▼読売新聞の報道に対する法務省の過剰反応に抗議する(談話) 2002年5月30日
http://www.edano.gr.jp/danwa200212.html#20030530

145民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:24 ID:G.iUmItk
枝野政調会長/記者会見要旨 2003年5月14日(水) 編集・発行/民主党政策調査会
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030514.html
○2003年5月14日「次の内閣」閣議報告
【政調会長】
 [1]
 政調役員会及び政策準備委員会で総選挙に向けた政策作りの作業を進めている。
包括的な政策集に加えてマニフェストを作成することを決め、数値目標や財源、期限等を
盛り込んだマニフェスト項目にふさわしい政策テーマを各部門で検討し て今月中に官房に
提出していただくことを確認した。
 「第3回インターネット政策公募」を行い、4月末までの2ヶ月間で328件の応募を頂いた。
これを29件に整理しているが、それぞれについて党として議員立法などにしていくのに
相応しいかどうかを各部門で検討することとした。
 [2]
 労働基準法の一部改正案について。
 政府はこの不況の折にも関わらず、従来の裁判実務の積み重ねで作り上げられてきた
解雇ルールについて、使用者側が解雇しやすくするという法改正案を出してきている。
現在、合理的な理由がなければ解雇はできないということになっているが、その合理的理由が
あるということを使用者側が証明するのか、合理的理由がないということを労働者側がするのか
という違いである。従来の積み重ねでは、使用者側が合理的な理由に基づいているということを
証明しなければならないが、政府から出てきた法案は、この証明責任を労働者側に転換すると
いう中身になっている。政府は「これまでと特に変わりはない」と甘言を弄し続けてきたが、
法務省と労働省で見解が食い違うなど、次第にぼろが出てきたという状況であり、これは許す
わけにはいかない。修正案を作って厳しく対応していく。

146民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:24 ID:G.iUmItk
 [3]
 構造改革特区法案について賛成することを決めた。
 基本的に我々は規制緩和の方向には賛成だが、法案は7本の法律に及ぶ内容が一括法に
なっており、中には公用水面の埋立地の用途変更に係る規制緩和が入っている。規制緩和と
名前が付いているが、実は公共事業で埋め立てはしたけれども思った通り工業団地の誘致が
できなかったなどという、いま全国で見られるような行政の大失敗があった場合に、その検証や
責任問題の追求を十分行うことなく用途変更を安易に認めることを可能にするもので、
構造改革とはまるで次元が違う。一方で他の分野には積極的に推進すべきものもあるし、
また公用水面の件についても利用目的の転換を早く認めた方がいい場合もあるだろう。
最近、こういった玉石混淆の内容を一括法案にして採決するということが多いが、それが
そもそもおかしいと思っている。
 [4]
 国立大学法人法案について。
 民主党は修正案を用意したが与党が修正に応じそうもないということである。政府案は
大悪法であり、反対を決めた。
 [5]
 SARSについて。
 万が一日本に感染が拡大した場合に備えてきちんと検討しておく必要があるという提起が
あったので、関係部門で対応を整理していくこととした。またSARSについては、先週の会見でも
台湾のWHO準加盟問題について申し上げたが、この点について坂口厚生労働大臣は前向きな
発言をしたようである。しかし相変わらず外務省が妨害している。外務省にとって大事なのは
日本人の健康なのか、それともとりあえず外交上無難にしておくことなのか、外務省の本質が
問われていると思う。

147民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:25 ID:G.iUmItk
【記者】
 マニフェストはどれくらいのボリュームになるのか。
【政調会長】
 マニフェスト作りの第1弾として各部門から項目を出してもらうが、それだけで決めるわけでは
ない。解散の時期との兼ね合いもあるが、今後の集約についてはその都度代表や幹事長と
相談しながら整理していく。いくつになるということを決めているわけではなく、まず各部門から
項目の候補を出していただく。
 また、マニフェストは複層的に作る。従来通り網羅的な公約集も作るし、重点マニフェストも作る。
また何度か更新することも考えている。マニフェストそのものについて研究も進めている。

【記者】
 民主党が重視していたテロ不審船対策について、修正協議で特に議論がされた印象がないが
その点について。また今後どういう対応が必要になると考えているか。
【政調会長】
 テロ不審船対策については、我が党の対案・修正案の中では特に基本法の中にきちんと
位置づけて、緊急事態全般を総合的に受け止めるという考え方で提起をした。基本法そのものに
ついては作るという前提で今後更に議論するということになったので、その過程の中に含まれて
いたという理解をしていただきたい。当然、基本法に関する今後の協議においても、
テロ不審船対策についてきちんと位置づけていかなければならないと考えている。
また、テロ不審船対策については特に危機管理庁が重要だが、今回それについては附則に
盛り込むことができた。いずれにしても基本法的にはきちんと位置づけていきたいし、
危機管理庁についても前に進めていく。

148民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:26 ID:G.iUmItk
【記者】
 有事法制について、自由党が賛成するようだが。
【政調会長】
 我々の案に多くの方がご賛同いただけることは歓迎すべきである。

【記者】
 自民党に、北朝鮮に経済制裁をすべきという声があるようだが。
【政調会長】
 党として、経済制裁をすべきという議論までは至っていない。自分が聞くところでは、
自民党でも「経済制裁ができるような枠組みを作っておこう」という話にとどまっていると
聞いている。
個人的な見解だが、枠を作っておくということ自体は否定できないのではないか。
それも外交上の影響を与える場合があるから慎重に見極めなければならないが、
北朝鮮問題に限らず、もう少し我が国が外為法の運用等についてフリーハンドを持ち、
臨機応変に対応できるようにしておくということにつ いて、自分は必ずしも後ろ向きではない。
これからの党内の議論、アメリカや韓国との協調も踏まえながら進めていかなければならない。

【記者】
 有事法制に対する自由党の対応が合流問題に与える影響は。
【政調会長】
 ひとつひとつの法案の対応は関係ない。これに賛成したから一緒になる、これに反対したから
別々に、という次元の話ではない。様々な政策対応に全体として一致ができるのか、
少なくとも大きな柱や方向性について一致ができるのかということであって、ひとつひとつの
法案に対する対応が一緒か違うかという些末な話ではない。この法案に対する賛否が
一緒なら合流できるというなら、自民党と合流できるという話になってしまう。

149 民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:32 ID:G.iUmItk
枝野政調会長/記者会見要旨 2003年5月21日(水) 編集・発行/民主党政策調査会
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030521.html
○2003年5月21日「次の内閣」閣議報告
 [1]
 この場でも、国会の場でも何度も申し上げてきているが、台湾のWHO加盟について、
政府に求めてきて、今回のSARS問題を契機に、ようやく積極的行動をとったと聞いている。
しかし、結果的にWHOで台湾の準加盟認められなかった。SARSは病気であるが、
その感染拡大はどこの国に責任があるのか。その国が感染で色々な意味でこまっている
地域の準加盟を拒否するという非常にえげつない、けしからん態度をとっていると、
中国に対して憤りを感じている。
当然準加盟くらい認めるべきである。あたりまえである。政治と健康、命のどちらが大事なのか。
一刻も早く台湾の WHO準加盟のために、日本政府は強硬な対応をとるべきである。
 [2]
 この一週間、りそな銀行への公的資金の投入が決まった。私共の立場として、
実態としていくつかの銀行が過少資本の状態にあることは98年以来、5年間言いつづけて
きたことである。
残念ながらそれが当たっていた。そして、その先送りが通用しなくなったのが、
今回のりそなの件である。
従って、遅きに失したと言わざるを得ない。今政府がすべきことは3つ。
 [2-1] 
 一つは残念ながら、今回のような会計操作で、あるいは会計基準を適正にすることで、
過少資本になるような銀行は少なからず存在している可能性を認めざるを得ない。
金融庁はしっかりとした査定を行い、強制注入をしてでも、貸し渋り、貸しはがしが
起こらないように、信用リスクが起きないように、銀行の資本状況を一刻も早く 安全に
しなければならない。

150民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:32 ID:G.iUmItk
 [2-2]
 二つ目に、不良債権処理と称して、貸しはがし貸し渋りが行われている。
特に中小零細企業に対して顕著である。りそなの件が、どちらに出るのか、公的資金が入って
貸 し出し力がでてプラスに働くか、さらに厳しい貸しはがしに走るのか問われている。
中小だから守られなければならないという俗論に与するつもりは全くないが、中小零細企業の
多くは、経営者が個人保証をしている。つまり、人に対する信用で貸しているのが
中小零細企業である。
大企業のように土地や事業の将来性というものを担保に 貸しているのとは全く異なる。
たまたま担保にとっている不動産の価値が名目上、下がったからという理由で連帯保証を
している経営者に対する信頼が下がっていなけれ ば不良債権と査定すること自体誤りである。
この点、個人保証のついている中小企業に対する金融に対する査定の基準を一刻も早く、
基本的には改めること、これが2つ目の柱である。
 [2-3]
 三つ目に根本的には、経済状況が好転しない限り、こうした状況を根っこから止めることは
できない。
経済状況を立て直すために、また相変わらずジャブジャブお金をつ くって、自分の利権の
ポケットに入れようという訳の分からない暴論が、自民党の抵抗勢力から出てきているようだが、
言語道断である。
予算の使い方を変えなければならない。将来不安の解消や雇用に直接つながるような税金の
使い道をする。そこに借金をできるだけしないという努力、もちろん財政規模を縮小することは
できないが、不景気だからといってジャブジャブ無駄遣いをして借金を増やすことは将来不安を
大きくするだけである。
予算の使い道を変える、これが重要である。このことを強調しておきたい。

151民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:33 ID:G.iUmItk
 [3]
 公務員制度改革について、メディアなどの関心も労働基本権に偏りすぎている。
連合と話をしていても、労働基本権が公務員制度改革の大きな柱であり、ILOからの話もあると
言われているが、それと同じくらい大きな話として公務員の中立性の確保の観点を落としては
ならない。労働権の問題が解決すれば足りる印象を報道などで感じることがあるが、我々の
認識は全く違う。二本柱であり、片方だけでは受け入れられ ないことを強調しておきたい。
 [4]
 本日の閣議報告だが、労働基準法改悪に対する修正案をまとめた。先週も話したので
中身には触れないが、本日17時30分から厚生労働省の記者クラブで発表を行う。
今のままでは解雇やりたい放題法案になってしまうので、抜本的に改める修正案を4党で
一致して出せる方向になっている。
 いわゆる食糧法、食管を廃止する法案に対して4党で修正案を出すことになっている。
 また、ヤミ金融について野党4党で法案をまとめた上で、野党を超えて一致して法律を作りたい。
野党間、与野党協議を行い、所管大臣と私にお任せいただいた。私のほうからは以上です。

152民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:33 ID:G.iUmItk
【記者】
 台湾のWHO準加盟について、政調会長個人の見解か。
【政調会長】
 個人的見解である。

【記者】
 個人情報保護法案について
【政調会長】
 残念ながら個人情報保護法案の問題点について、我々の指摘を相手に受け入れさせること
ができなかった。最終的に数で負けてしまったことは残念である。 当然のことながら、
運用の仕方によって、大変な凶器になりかねないと指摘しているので、今後運用について
厳しくチェックしていく。
本来は個別法の積み重ねがあって 包括的な法律をどうするかという議論になるべきという
ことは、党内でも野党間でもあったが、そうした原点を踏まえながら、いずれ今の法律は
変えさせるということに向けてさらに努力していく。
 国会の審議日数自体は、国対のほうで努力してきていただいた。各委員会審議の中では、
政府案の問題点は指摘することができた。残念ながら、メディアの報道では限られており、
結果的に多くの皆さんに伝わっておらず、残念に思っている。国会での議席の数に差がある
以上は、国民的世論のもり上がりがなければ我々は闘うことができない。逆にそれで闘えたら
議会制民主主義に反することになる。そういう中では残念だがやむを得なかった。

153民主党政調会長記者会見:2003/06/03(火) 18:34 ID:G.iUmItk
【記者】
 公務員制度改革について。
【政調会長】
 改悪になりそうな雰囲気が出てきている。公務員試験の合格者の数を2倍か3倍に増やし、
恣意的な採用が可能になる。残念ながら時々地方自治体に見られるが、政治家の口聞きが
起きるのではないか。あるいは天下りの問題のところで、大臣、内閣いや閣議のということで
人事院が絡まなければ政治的に、恣意的に天下りを管理できるのではないかという問題点が
含まれており、改悪ではないか。労働権と並んで問題である。

【記者】
 自由党との合流問題について。
【政調会長】
 一貫して政策のすり合わせ協議に基づいて、出来るなら合流したいと言っている。従って
合流に向けて統一会派を組むのための政策協議をきちんと行い、 そこで一致点があるなら
それを否定はしていない。
ただ、政策のすり合わせがないまま前に進むのはおかしい。幹事長がどのような手法を
考えているのか分からないが、 政策がどこまで一致するかである。

154枝野政調会長/記者会見要旨:2003/06/03(火) 18:35 ID:G.iUmItk
枝野政調会長/記者会見要旨 2003年5月28日(水) 編集・発行/民主党政策調査会
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030528.html
○2003年5月28日「次の内閣」閣議報告
【政調会長】
 定例会見を始める。
 [1]
 今日の予算委員会では、菅代表をはじめ我が党の経済問題のエース3人で小泉内閣を
鋭く追求した。小泉内閣の弥縫策・説明不足が明確になったと思う。 若干補足説明がないと
理解を得にくかったところはあるが。
 [2]
 例えば、「りそな」への公的資金の注入について。
 金融健全化法という、98年当時我々がこれではダメだとした法律に基づいて公的資金を
入れて、政府はこれで銀行は健全になると言ったのに、〔健全に〕ならなかった。過去の失敗を
認識することなく、ただいたずらに弥縫策と先送りをしてきた結果が、今回の「りそな」への
公的資金注入となったのである。
単に 「理由を明確にしないとけしからん」ということではない。なぜこうなったのかという検証なしに
資金を入れても、同じ失敗を繰り返すだけではないか。責任を十分に認識しないまま、
ただ場つなぎ・先送り的に公的資金を入れれば、今までの失敗をまた繰り返すということになる。
 小泉総理にはそうした認識がまったくないようである。認識しているが政治的には言えない
ということであればまだ救いがあるが、どうも認識自体がないようである。

155枝野政調会長/記者会見要旨:2003/06/03(火) 18:35 ID:G.iUmItk
 [3]
 また北朝鮮問題について。
 平壌宣言において、国際的に決められた約束を守って核開 発はしないと確認をしたにも
かかわらず、その数日後にはそれが嘘だったことがはっきりしている。相手はそういう
状況・立場の国であるということをきちんと認識して厳しい対応をとるのか、騙されたのは
仕方がないというのか、あの約束自体は大したものではないとでもいって緩い対応をするのか
ということが問われているのである。
  政府として平壌宣言は結んだけれども北朝鮮は堂々と嘘をついていた、平壌宣言は
守られていない、こうした認識を踏まえるからこそ、そういう国に対してどう厳しく対峙するのかと
いう、厳しい対応につながるのだと思う。
 政府はそこを避けているから支離滅裂な行動につながっている。
 そういう背景に基づいて菅代表は厳しい追及を し、小泉内閣はまったくそういうことを
考えていないということを明らかにした。
 [4]
 今日の閣議の案件では、まず主要食糧法と金融アセスメント法について、党内議論の整理と
報告があった。
 主要食糧法は社民党と2党で国会に提出したが、他党も協力をしていただけるとのこと。
 金融アセスメント法はこれから他党との調整協議に入りたいと思う。
 保険業法の一部改正について五十嵐・金融担当ネクスト大臣より中間報告があった。
生命保険の保険契約者を守らなければならないということは我々も強く認識しているし、
生命保険会社には低金利の影響で経営状態がの厳しいところが少なからずあることも
承知している。しかし要するにこれは銀行救済ではないか、保険契約者を守るということならば、
過去に東京生命の破綻について更正特例法でそれなりに保険契約者 の保護ができている。
ところが更正特例法では生命保険会社に融資や出資をしている 銀行の権利が消えてしまう。
いま政府から出ている法案は、経営者も責任を取らず、 銀行も責任を問われずに、
契約者にだけロスを負わせることが可能になる中身であり、保険契約者を守るという大義と
実態がずれている。そうした共通認識の基に厳しく対応していくこととなった。

156枝野政調会長/記者会見要旨:2003/06/03(火) 18:36 ID:G.iUmItk
 [5]
 また、地方財政に関するいわゆる三位一体改革の論議が与党でされている。
我々の立場は明確であり、政府がここまで進めている地方分権の議論は全くの中途半端という
認識である。財源をしっかりと地方に渡すことが地方分権の柱であると従来から言ってきた。
すぐにでもできる具体的な方法として、個別の補助金について、使い途を地方が自由に
決められる一括交付金にするべきという提案もしている。さらに、カネを渡すことによって
地方を指導監督するなどというの“紐付き”をやめさせるために、 財源は地方に渡す。
そうした姿勢をはっきりしている。したがって、いま政府・与党で行われている議論はレベルが
低すぎてコメントのしようがない。相手にならない、 論外という認識である。
 参議院の総務委員会で財源の分権を進めるよう求める決議案 が出ていることについて
報告があったが、財源を地方にどんどん移せということは賛成だけれども、決議案には今の
地方交付税交付金の制度を現状のまま守るような内容 も入っており、それでは了承できない。
完全に地方に自由にやらせるという方向に大きく振らなければならないのであって、総務省的
省益擁護が入るようでは認められな いという整理をして、あとは玄葉・総務ネクスト大臣に
調整を一任することとした。

157枝野政調会長/記者会見要旨:2003/06/03(火) 18:36 ID:G.iUmItk
【記者】
 イラク新法についての議論はあったのか。
【政調会長】
 ない。政府の側で何をどうしようとしているのかがまったく見えていな い。想像はできなくも
ないが、現時点では自民党内政局で語られており、政策の議論としてまじめに受け止めるのも
あまり意味がないのではないか。会期延長の材料として言っているだけで、具体的に我が国が
何にどう貢献したらいいのかということについて、政府・与党の側でも十分な議論がされていない。

【記者】
 自民党や公明党もマニフェストを作るとのことだがどう思うか。
【政調会長】
 マニフェストという考え方をようやく他党も取り入れざるを得なくなっ てきたことは大変歓迎
すべきだし、政治の大きな前進だと思う。
 しかし、ただ “マニフェスト”などと名前を付ければいいという議論になるのが自民党の癖である。
 本当にマニフェストに値するのは、それを掲げた選挙を戦い、政権を獲った場合に、その次の
選挙の時点でどのくらい実現できたのかを検証できるものであると受け止めている。
 検証もできないような、従来の公約に毛の生えたようなものをマニフェストと称して出してくる
ようなことがあっては意味がない。我々は、その点について一番蓄積があると自負しているので、
マニフェストの名に値するものをできるだけ早く出し たいと思っている。またそのプロセスの中で、
党外の様々な方とのネットワークを広げていくという代表の考え方に自分は大賛成である。
特に分権政策などについては、 地方の改革派知事が現場で感じておられる問題意識は当然
これまでも参考にしてきた し、またマニフェスト作りの上でもしご協力いただける方があれば
連携してやっていきたいと思っている。

158枝野政調会長/記者会見要旨:2003/06/03(火) 18:37 ID:G.iUmItk
【記者】
 国会移転特の中間報告が出たがどう思うか。
【政調会長】
 従来の議論の中間報告であり、政策論として新しく何かを決定したわけではないという
整理のもと、主に国対の方で対応した。
 大変大きな課題であるので、 もちろん機が熟せばスピーディにやらなければならない
問題だとは思うが、これまでの議論ではまだ機が熟していないということだと思う。ただ、
全面的に否定をしてし まう話ではないので、中間報告という区切りをつけて、今後の方向を
しっかりと見極 めていくことが必要ではないか。個人的な意見だが、単に国会などの物理的な
機能を移転するということだけではなかなか議論が進みにくいのではないか。統治機構の
在り方そのものを大きく変えるタイミングで物理的な移転も行われる、というような大がかりな
パッケージになっていくことがこの議論を前に進めていくためには必要ではないか。

159カマヤン:2003/06/03(火) 18:52 ID:G.iUmItk
えだの幸男の今週の発言[ 2003/06/03 ]「りそな」>>142-143
枝野政調会長/記者会見要旨○2003年5月14日>>145-148
 マニフェスト、労働基準法の一部改正案>>145
 構造改革特区法案、国立大学法人法案、SARS>>146
枝野政調会長/記者会見要旨○2003年5月21日>>149-153
 台湾のWHO加盟>>149
 りそな銀行への公的資金の投入>>149-150
 公務員制度改革、労働基準法改悪に対する修正案、食管を廃止する法案、
 ヤミ金融について>>151
枝野政調会長/記者会見要旨○2003年5月28日>>154-158
 「りそな」への公的資金の注入>>154
 北朝鮮問題、主要食糧法と金融アセスメント法>>155
 地方財政に関するいわゆる三位一体改革の論議>>156

160やまのい和則@カマヤン:2003/06/10(火) 06:00 ID:Y18suOSU
。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆
やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -
  第417号(2003/06/09)           〔改行などに手を加えました@カマヤン〕
。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆
 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
 今日のメルマガは、母子福祉、児童福祉、DV(配偶者による暴力)、児童虐待、障害者
福祉などについて、昨日8日訪問した母子生活支援施設、児童館、障害者のホームヘルプ・
ガイドヘルプの事業者、児童養護施設について、報告を書きます。
 重く長いメルマガになりそうですが、心を込めて書きますのでお許しください。
 ■≪現場へ≫■
 6月6日(金)の厚生労働委員会での質問に引き続き、今週にも児童虐待などの質問を
坂口大臣にしますので、現場の声を届けねばと、にわか勉強ですが、昨日は朝から晩まで
福祉現場をまわりました。(なお、プライバシーの関係があるので、以下、登場する子どもや
ご家族については、仮名にし、本人が特定できない内容になっています)。
 ■≪母子生活支援施設(旧母子寮)≫■
 朝一番に、ある母子生活支援施設(旧母子寮)へ。私は学生時代に母子生活支援施設で
ボランティアをしていましたので、非常に関心があります
 母子生活支援施設は、何らかの理由でお母さんが子どもを育てられない、そのような
母子が数ヶ月から数年の単位で入居しています。児童福祉施設ですので、中心は子どもの
健全育成ですが、お母さんの自立支援も大きな目的です。

161やまのい和則@カマヤン:2003/06/10(火) 06:01 ID:Y18suOSU
 <私と母子寮>
 私が母子生活支援施設と出会ったのは、18歳の5月。大学に入って、受験勉強という
利己的な毎日から解放されて、少しは人の役にたつことがしたいと思ったからです。
 「子どもたちと遊んでみませんか?」という手書きのポスターを大学構内で見つけ、
障害者のボランティアは難しそうだが、子どもと遊ぶボランティアだったら俺でもできるかな、
というのが最初のきっかけでした。その数日後、生まれてはじめて母子生活支援施設を訪問。
門をくぐって30メートルくらいしたところに、かわいらしい小学生の女の子がいました。
彼女は、「お前、何しに来てん?」と、こわい顔で私に言いました。彼女のかわいらしい顔と、
そのきつい言葉のアンバランスに一瞬たじろぎました。あとで聞いてわかったことですが、
虐待など幼少期から厳しい状況にある子どもは、わざと初対面の相手に挑発的な言葉をかけて、
相手を敵か味方か判断することもあるそうです。それが自分の身を守るためなのです。
もちろん、彼女とはその後、数年間、いっしょに遊び、仲良くなりました。
 初対面で子ども、いや人間を判断してはならないと私は学びました。
 <隆くん>
 昨日行った施設でも、最初子どもたちと会ったときは、お互い初対面なので、何か
ぎこちない感じでした。隆くんは、小学校5年。この施設に住んで2年。お母さんが軽い知的障害、
隆君も軽い知的障害があるため、普通学級ではなく、育成学級で学んでいます。
最初会ったとき隆くんは、勉強の時間で、元気がなく、おとなしそうな感じでしたが、午後、
遊ぶ時間になり、卓球のラケットを握ると急に笑顔になりました。私も対戦しましたが、
10:8で負けました。いきいきした隆くんの姿を見て、私はとても嬉しくなりました。

162。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:01 ID:Y18suOSU
 <国会議員>
 この施設には23世帯の母子、つまり、23人のお母さんと40人の子ども(1歳から高校3年)が
住んでいます。この日は土曜日で学校がないので、室内の遊び場では、10人の子供が集まり、
指導員さんや福祉大学の実習生さんと共に卓球やトランプ、塗り絵をしていました。
指導員さんが、「この人は国会議員です」と言いました。すると、小学生たちは「えー、国会議員? 
国会議員なんて会ったことない」と、騒ぎ出しました。私はこういう場では、自分が議員であることは
名乗らないですし、昨日もあえてジーパンにポロシャツで訪問しましたが、ただ、指導員さんが
「国会議員」と言ったことで、子どもたちが喜んでくれたので、子どもと仲良くなれるなら、
何でもいいわ、と感じました。
 <囲碁>
 「おっちゃん、囲碁しよう。相手いいひんねん」と、中学2年生の明弘くんが言います。
「俺も中学時代は囲碁部やった」と言うと、「やろう、やろう」ということになりました。
(実は、中学校では私は囲碁部と卓球部に所属。父が囲碁好き、母が卓球好きという単純な理由。
親の言いなりの親孝行?な中学生でした)。
 碁盤のまわりには、多くの小学生が集まり、明弘君に声援を送ります。小学校1年生の女の子は
囲碁がわかっているはずもないのですが、じっと碁盤を見ています。明弘君はなかなか強く、
少しこちらが手加減をしたせいか?、私のボロ負けでした。「国会議員に勝てた」と、明弘くんは
ご機嫌で、いっしょに記念写真をVサインでとりました。私はボランティア活動で子供と遊んでいた
学生時代に戻ったような気分でした。
 <お母さんたち・陽子さん>
 喫茶室に行くと、お母さんが二人おられました。陽子さんは、27歳で小学生の子どもが二人。
やさしい方で、初対面にもかかわらず、私が横に座ると、すぐにコーヒーを出してくださいました。
「今日は、子どもの授業参観だったんですが、しんどくて起きられませんでした」、また、
「上の子が児童養護施設で、下の子とここに住んでいます」。お兄ちゃんとは親子関係がうまく行かず、
お兄ちゃんだけ児童養護施設なのです。私が誰かも自己紹介もしていないのに、陽子さんは、
人なつっこく、私にいろんな話をしてくださいます。しかし、陽子さんは精神疾患で、うまく子育てが
できないのです。この施設に入って2年です。ちなみに、精神疾患や知的障害のお母さん方は
非常に人なつっこい、やさしい方が多いです。一般の人よりもやさしいです。

163。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:01 ID:Y18suOSU
 <お母さんたち・加奈さん>
 もう一人のお母さんは20歳で、2歳の子どもを持つ加奈さん。キャピキャピのお母さんです。
「今日、寒くない? 私、かぜ引いちゃった。熱がないか、調べてみて」と、初対面の私に
非常に親しく話しかけてくださいます。「寝冷えしたんと違う? しんどい?」と私。加奈さんの夫は、
加奈さんの妊娠がわかった時点で蒸発し、未婚の母となってしまいました。加奈さんはご両親とも
関係がうまくいっておらず、音信不通で、子育てができない、自分自身も自立できていないという
理由でこの施設に入居しています。加奈さんは、今は工場で袋づめの仕事をしています。
必死で探してやっと見つかりました、今までにも何度も首になったそうです。「パートで給料は安い。
おまけに、子どもがいるから9時〜5時しか働けない。でも、子どもが病気になったりして休むと、
それが理由ですぐ首にされたりした。でも、子どもがいるんだから、病気になったら、休むのは
仕方ないでしょう」と加奈さん。母一人、子一人で、自立するためには、社会制度の更なる支援も必要です。
 <母子生活支援施設・入居の理由>
 この施設に入居する母子は、子育てがうまくできない母子ですが、たとえば、夫からのDVから
逃げてきた母子、母親が子どもを虐待してしまうケース、逆に、子どもが親に暴力をふるうケース、
未婚の母で母親に子育て能力、自立能力がないケース、母親が精神や知的障害で、子育てが
できないケース。さらに、母親が自立能力に乏しい上、子どもに障害があり、より子育てが困難な
ケースなどです。また、不登校やひきこもりの子どももいます。まさに、社会の縮図です。
 <子どものために>
 たとえば、朝起きられないお母さん。朝起きて、子どもを保育園に送り出すことができるように
なるまでに、施設の指導員さんや保育士さんが毎日、必死で支えて、子どもを保育園に送り出すことが
できるようになるまで1年かかるケースもあります。このような施設がなければ、家庭崩壊、
児童虐待になりかねません。いまの社会では排除されがちですが、この施設では、不登校の子、
障害のある子、また、虐待で心に傷を持つ子がうまく交流しています。

164。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:02 ID:Y18suOSU
 <避難の部屋>
 また、長期滞在でなく、DVや虐待で、緊急に母子が避難する一時避難の部屋もある。
最近、DV防止法、児童虐待防止法の施行により、問題が明らかになり、大都市では、母子生活
支援施設は満杯です。満杯で利用できないとどうなるかと言えば、子どもだけ児童養護施や
障害児施設に入れたり、親だけが他の福祉施設に入ったりして、結局、「母子分離」になってしまいます。
国際家族年のモットーは、「母子一体」。お母さんと子どもを切り離さないことです。
切り離しては、根本的な解決にならず、理想は、お母さんと子どもが一緒にいながら、
自立していくことです。そして、準備ができればできるだけ早く施設を出ることです。
 <不登校でも元気に>
 芳樹くんは、中学1年。2年前から不登校です。不登校のままでも中学は卒業できます。
しかし、その後、どのような人生を歩んでいくのでしょうか? その意味でも、芳樹くんが人と交わり、
社会性を身につけることは、芳樹くんにとって死活問題です。学校には行けない芳樹くんも、
この施設では元気にみんなと遊んでいます。
 <どうしたらいいのか?>
 私は学生時代から20年来、ずっとこのような母子生活支援施設の課題を悩み続けています。
解決は簡単ではありません。なぜならば、社会の困難な問題が凝縮されているのが母子生活
支援施設だからです。

165。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:02 ID:Y18suOSU
 <子どもに責任はない!>
 たとえば、なぜこの施設に入居するお母さんが、子育てができないのか? と、考えてみるとき、
「自分(母親自身)も親から虐待を受けて育った」「自分も親からろくな食事を与えられず、育ってきた」
「自分も崩壊家庭で育った」という声を聞くと、施設に入居している母親だけを責められない問題でもある。
では、その母親の親、つまり、おじいちゃん、おばあちゃん、が悪いのだ、ということになります。
しかし、確実に言えるのは、「子どもには何の責任はない」ということです。このような施設を増やすこと、
職員配置の増加など機能を強化し、短期間で十分な自立支援ができるようにすること、
それによって短期間で退所することができるようにして、将来的には、施設が減るような社会にすること、
そして、何より重要なのは社会の受け皿です。いくら施設が頑張っても、施設を出たあとの社会が、
そのような弱っている母子家庭を支える温かい社会でなければなりません。
 <私の原点・政治家の仕事>
 私が政治を志した原点がここにあります。もちろん、本人の自立心や努力も重要です。
しかし、それを支える福祉現場の方々や福祉関係者だけが頑張っても無理です。
要は、社会全体が、障害や弱い人々を温かく支えるようにならないと。しかし、いまの社会は
不況も深刻化し、コミュニティーも崩壊し、ますます、地域の助け合い機能は低下しています。
競争に勝つためには、人のことには構っていられないという風潮です。自分もしんどい、でも、
もっとしんどい人もいる。という気持ちで、みんなが助け合うことが大事です。
そんな「助け合い社会」をつくる仕事、そんな社会をするお手伝いをするのが政治家の仕事では
ないかと思うのです。書きたいことが山ほどあり、話が長くなるので、次に移ります。

166。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:02 ID:Y18suOSU
 ■≪学童保育≫■
 子どもたちやお母さん方と楽しい半日を過ごしたあと、ある学童保育に行きました。先週、私は、
学童保育所への障害児の受け入れを国会で質問しました。たとえば、母子生活支援施設から
退所しても、お母さんが働きながら子どもを育てるには、学童保育が重要です。
さらに、障害児も受け入れてもらえることが大切です。私が訪問したこの学童保育は、
土曜日で多くの子どもが集まっていました。ここではボランティアの学生と共にさまざまな活動を
取り入れています。私は子どもたちと一緒にレンタルショップにビデオを借りに行きました。
 <小泉さんと友だち?>
 ここでも、職員さんが、「国会議員さんが来ました」と紹介してくださいました。
子どもの世界に政治を持ち込むのは、私は好きではありませんが、まあ、こう紹介したほうが
子どもが喜ぶのであれば仕方ありません。意外と関心を持ってくれる子どももいるのに、驚きました。
小学校4年の健ちゃんも、その一人。「へえー、国会議員! ということは・・・・、小泉さんのともだち?」と、
健ちゃんから質問。「うん、国会で小泉さんに質問したことあるよ」と私が言うと、「石原さんは?」
とのこと。いろいろ聞きましたが、健ちゃんが知っているのは自民党の議員ばかりで、
民主党議員の名前は出てこずショック。また、私は阪神ファン、健ちゃんは巨人ファン。
野球の話で盛り上がりました。健ちゃんは身体に障害があり、いま育成学級に通っています。
 <みんな一緒に!>
 この学童保育には小学校4年でダウン症の猛くんもいます。私が行ったときは、ボランティアの
女子学生さんと追いかけっこをしていました。猛君は、うちわでお姉さんを叩いて、怒られることもあり、
確かに、対応に手がかかりますが、猛君はこの学童保育が居心地よさそうですし、みんなにも
溶け込んでいます。先週、国会質問でとりあげましたが、まだまだ障害児が参加できない
学童保育が多いです。そもそも障害児だけを排除することがおかしいのですから、障害児が参加する
場合には、人件費の加算を一人からでもするようにする必要があります(今は二人以上しか加算がない)。

167。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:03 ID:Y18suOSU
 ■≪支援費制度ホームヘルパー派遣事業所≫■
 その後、障害者の支援費制度でホームヘルパーを派遣している事業所を是非、見てほしいと
言われ、訪問しました。50人の障害者にホームヘルパーを派遣していますが、ニーズが多くて
対応しきれないそうです。
 <家事援助単価は低すぎる!>
 「山井君、家事援助の単価が低すぎるで。1時間1530円じゃ無理。老人の介護保険のホーム
ヘルプ家事援助は1530円じゃ低すぎる、ということで、今年から2000円以上にあがったのに、
なんで、障害者だけ1530円のままなん?」と職員さん。「その通り。僕は、昨年末に坂口大臣で、
『この単価じゃ、障害者のホームヘルプは伸びないですよ。なんで、介護保険と差をつけるのですか? 
介護保険の家事援助を合わせるべきだ』と質問しました。厚生労働省もその場では、
『介護保険に合わせます』と答弁したのに、年が明けたら『やっぱり、家事援助の値上げは
見送りました』と、答弁を撤回しました。1530円じゃできるはずがないことは、介護保険で証明済み
だったのに、これは、厚生労働省の障害者差別ですよ」と私。
 <障害者への援助にも手厚く!>
 支援費制度の導入で、ホームヘルパーやガイドヘルパーの派遣の要望は急増しています。
しかし、高齢者の介護以上に、障害者の援助は難しい部分もあり、違う部分もあり、
高齢者向けのホームヘルパーさんに、すぐに障害者の援助ができるわけでもありません。
更に研修をして、障害者を援助するホームヘルパーを増やさねばならないのです。しかし、
高齢者よりある面で介助が大変なのに、単価が安ければ、障害者向けのホームヘルパーが
集まりにくいのも当然です。
 <介護保険と支援費の統合を!>
 自分が国会で取り上げた問題だっただけに、この家事援助の単価問題については、更に怒りが
こみあげてきた。と同時に、今後、障害者サービスのニーズが大きくなることは明らかで、
大きな雇用を生み出すに違いないと感じました。さらに、財源のメドがつかず、障害者のニーズに
こたえるには、近い将来、介護保険と統合する必要性を改めて感じました。

168。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:03 ID:Y18suOSU
 ■≪児童養護施設≫■
 晩になりましたが、次に児童養護施設を訪問しました。児童養護施設とは、何らかの事情で親が
子どもを育てられない場合に、子どもが生活する施設です。
 <子どもに罪はない>
 「昔は親が亡くなったケースが多かった。しかし、最近は、親の離婚や、さらには、児童虐待が
原因で入所する子どもが増えています。実は、そのようなケースのほうが、子どもの心の傷が大きく、
対応が難しいです」と職員さん。やはり、ここでも親に障害があるケース、親が崩壊家庭に育った
ケースも多い。「子どもに罪はない」ということを改めて感じました。
 <ショートステイ>
 週末だけショートステイで子どもを預かっている棟もある。誰が利用するのかと言えば、平日は、
自分(親)も働いているし、子どもも学校に行っているので、うまく子育てができる。
しかし、週末はべったり1日じゅう顔を見合わせるので、ストレスがたまり、虐待をしてしまう、
というケースです。たとえば、親が軽い知的障害。子どもが小さいときはうまく子育てしていましたが、
子どもが小学生になり、母親に向かって「アホ!」と言った。それに母親が過剰に反応し、
子どもを殴ってしまったケース。
 <ネグレクト>
 離婚をし、新しい夫になり、新しい子どもができた。昔の夫との子どもがうとましくなり、最初は
母親が子どもを殴っていたが、とうとう最近は、その子どもだけ無視(ネグレクト)し、食事を
与えなくなってしまった。すると、子どもは必死になって、夜中に冷蔵庫の食べ物を隠れて食べる。
それが見つかり、また殴られる・・・・。

169。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:03 ID:Y18suOSU
 <母がDVで・・・>
 妻は夫から1日間、ホテルに監禁され暴行を受け、瀕死の重傷に。夫は警察に捕まったが、
妻は暴行のショックで精神疾患に。子育てが十分できず、児童養護施設を利用。
 <おっちゃん、あそぼ!>
 ちょうどショートステイ棟の夕食時間でした。食堂をのぞくといいにおい。メニューは、エビフライ、
野菜スープ、煮物・・・。おいしそうだ。私が「こんばんは・・」と、挨拶すると、部屋の10人の子どもが
こちらを向きました。3歳くらいから小学校の高学年まで。「おじちゃん、だれ?」と、男の子。
「遊びに来たんや。エビフライおいしそうやなあ」と私。「ほんまに遊びに来たん? それやったら、
ごはん終ったら、いっしょに遊ぼ!」「僕も! 一緒に遊んで!」「テレビゲームやろ」
「僕もゲームソフト持ってるで!」と、私は大歓迎を受けてしまいました。職員さんが、
「エビフライが多すぎる人は言ってください。減らしますからね」と言って3つのテーブルをまわっています。
「おっちゃん、あそぼ!」とみんなから口々に言われて、私は、何か胸にこみあげてくるものがありました。
そら、子どもは親と遊んであそんでほしいんですよね。一番、遊びざかりの年頃。しかし、
その愛する親から虐待を受けてしまうというこの現実。
 <親が変わってほしい!>
 「子どもたちは、このショートステイに来て、ほっとするのですか?」と尋ねると、「みんな同世代の
子どもたちと遊べるので楽しみにして来ますよ。そして、家に帰るときも、やっぱり、家が嬉しいん
でしょうね。喜んで帰る子もいます。ただ、虐待のひどいケースは、子どもはおびえて帰りませんから、
その場合は、他の対応を考えます」と職員さん。厳しい現実を突きつけられましたが、私にとっては、
子どもたちの明るさが救いでした。

170。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/10(火) 06:04 ID:Y18suOSU
 <子どもの問題ではない!>
 職員さんは、言います。「結局、子どもの問題じゃないんです。いくら子どもをこの施設で預かっても、
親が変わらない限り、虐待もなくならないし、根本的な解決にはなりません。ですから、親にも
この施設に来てもらって、話をしています。しかし、今の制度の中では、児童相談所にしても
子どもの相談には乗りますが、親のケアまではきっちりできません。虐待を減らすには、
子どもを守ることだけでなく、同時に加害者側である親のケアをしっかりする必要があります。
そのような親と子ども両方の『家族の支援』というシステムをしっかりさせないと虐待は減らせません」
 <誕生日はどこで?>
 帰りにショートステイ棟の入り口に戻りました。ハイキングなどの行事での子どもの笑顔の写真が
貼ってありました。それとともに、お誕生会の写真も「なかなか家ではお誕生会をやってもらえない
子どもが多いんです。だから、この施設でお誕生会をして、祝ってあげるんです」と職員さん。
家族で子どものお誕生日を祝う。そんな当たり前のことが、当たり前でない現実。今日の
レポートのまとめとして以下の言葉で締めくくりたい。
 子どもには罪はない。子どもは親を選べない。すべての子どもは愛される権利がある。
                                        やまのい和則 拝
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ☆やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ☆

171カマヤン:2003/06/10(火) 06:05 ID:Y18suOSU
>>160-170
やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -
  第417号(2003/06/09)

172枝野政調会長/記者会見要旨:2003/06/14(土) 00:17 ID:myECYQG2
枝野政調会長/記者会見要旨 2003年6月11日(水) 編集・発行/民主党政策調査会
○2003年6月11日「次の内閣」閣議報告 〔小見出しはカマヤンが書き足しました〕
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030611.html
【政調会長】定例会見を始める。

1;「インターネット政策公募」
 今日は「インターネット政策公募」の採用案件となった提案者の方においで頂き、
冒頭、時間をかけてお話をうかがった。大変有意義だったと思う。いずれも、こういう
手法でないとなかなか出てこないご提案で、特に私としては、外国人の住民票記載の
問題で困ってらっしゃる方の話を初めてうかがって、なるほどと思ったし、また廃校の活用を
というゴースト・インフラ法案についても大変参考になった。いずれも、何らかの形で
実を結んでいきたいという各ネクスト大臣からの報告を受けたが、できるだけ早い機会に
具体的な成果として、それぞれの提案者のみなさんにお示しできるよう、各部門での
議論を急いでいただきたいと要請した。

2;政党への献金
 政治とカネの問題が問われている最中に、制度を改悪するというとんでもないことに、
どうやら与党は合意したようである。政治資金の問題は、政治に一定のお金がかかる
という中で、そのお金を誰にどういった形で出していただくのがいいのかという議論であり、
多い少ないという以上に、おかしな紐付きであったり、利権のカネであったりしてはならない
ということだと思っている。そういう意味で、金額の上限は一定程度必要だとも思うが、
それ以上に大切なことは、国民の皆さんに見られても後ろめたくないお金を頂くようにする
ということである。個人であれば、小額で口数も 多いから一定の金額以上を公開にすると
いう理屈はあるかもしれないが、企業団体については、まさに利権等の恐れがより強い
わけであるから、より公開度を高めるというのが筋である。与党の合意は論外と言わざるを
得ない。我々は公共事業受注企業からの献金禁止という案を既に出しているが、その
対案として改悪法を出してくるということであるから、これは委員会で真正面から対決法案
として闘っていきたい。

173。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/14(土) 00:17 ID:myECYQG2
3;生保
 昨日、生保の予定利率引き下げの法案が委員会で残念ながら可決した。この問題について
今日の「次の内閣」でも提起があったが、どうも国民の皆さんに論点がきちんと伝わっていない
ことについて、非常に危惧している。国民生活に大きな影響を与えかねない法案であり、
賛否両論の意見はあり得ると思うが、論点をきちんと正面から誠実に伝える努力を、
メディアのみなさんにもしていただきたい。どうも報道もこの問題について腰を引いている
のではないかという印象を受けている。

4;イラク新法
 イラク新法については、現時点ではまったくニュートラルであり、議論をしていな い。
そもそも政府からの法案がまだ出ていないのに、賛成とか反対の議論をしようがない。
党として現地に調査団も派遣したが、その判断をした自分の思いとしては、イ ラクの
復興支援にあたって日本としてできることはないのか、日本は何らかのバックアップをしたい、
すべきであるという立場に基本的には立っている。今日、自分も末松議員から話を聞いたが、
イラクの皆さんのために日本としてできることについて、 現地の報告に基づいて整理して
いきたい。政府案が出てきたら我が党の考え方と照らし合わせて評価をする事になると思うが、
現時点では賛成・反対を問われても答えようがない。そもそも会期末ぎりぎりにそうした法案を
出すのに無理があり、きちんと会期を閉じた上で、急いでやらなければならないなら臨時国会を
招集して出せばいい のであって、時間を掛けてしっかりと議論をすべきである。

174。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/14(土) 00:18 ID:myECYQG2
5;夕刊フジ
 最後に個人的なことだがひとつ申し上げる。昨日の夕刊フジの報道で、自由党との合流協議の
中で私が「政権を獲るのは5年後でいい」と言ったという記事が報道されているが、全くの
事実誤認である。どこからそういう話が出てくるのか分からないが、 意図的なものを感じざるを得ない。
これまでも申し上げているが、次の選挙が政権交代の大きなチャンスであるということは
まったく同感である。ただ、次の選挙で政権が獲れなければ、後は野となれ山となれといった考えに
受け取られるような言動をする方が、時々いらっしゃる。しかし、それでは逆に次の選挙で政権を
獲ることはでき ないと自分は考える。次の選挙で負けたら雲散霧消してしまうようなチームに、
国民は政権を預けるはずがない。我々に必要なことはふたつある。ひとつは、次の選挙で
何が何でも政権を獲るという決意。そして仮に国民の皆さんの支持を受けられなくて、次の選挙
以降苦しい場合があっても、間違っても与党にすり寄ったり、万年野党体質に陥ったりしない
ということ。この両方が必要であり、片方だけではダメであ る。そういうことは繰り返し言って
きているが、政権を獲るのは5年後でいいなどとは考えていない。自分がそう言ったということが
繰り返し報道されているようなので、今日、夕刊フジに対しては訂正を求める要請をしている。

175。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/14(土) 00:18 ID:myECYQG2
【記者】
イラク新法について。与党側が修正協議などを求めてきた場合の対応は。
【政調会長】
わからない。可能性としては3通りだろう。ひとつは、政府案としていいものが出てくれば修正する
までもなく賛成するかもしれない。政府案が箸にも棒にもかからないようであれば協議もなく反対
するかもしれない。我々のスタンスと政府案との間に部分的な齟齬があるということであれば、
協議ということもあり得るかも しれない。まだ我が党としてのイラク復交支援に対するスタンスが
決まっていない し、政府案も出ていない以上は、その3通りのどれになるかはまったく予見できな い。

【記者】
イラク新法について、内閣の長官補が武器弾薬や兵員の輸送に途を開くような発言をしている
ようだが、感想を。
【政調会長】
政策的見解を閣僚なり与党なりが言ったのなら、それは論評すべき対象だが、官僚が言っても
論評の対象ではない。政府与党として、あるいは閣僚や副大臣から何か発信があればそれに
ついてはコメントする。

【記者】
現時点ではそれは政府の見解ではないということか。
【政調会長】
そうだ。一官僚の個人的な意見に野党がいちいち反応する必要はない。
http://www.edano.gr.jp/kaiken20030611.html

176スズカンML:2003/06/17(火) 01:13 ID:YYpPRrxM
BELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELL
すずかんMAGAZINE -No.26- Jun.16.2003
BELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELLBELL

★「国立大学法人法案」審議のトップバッターに!
 皆さんこんにちは。スズカンです。
 前回もお知らせをいたしました国立大学法人法案の件ですが、5月29日から参議院
文教科学委員会において論戦が始まりました。予想通り、与党側は、元東大総長・元
文部大臣の有馬議員が登場され、野党側のトップバッターとして、私スズカンが質疑に
立ちました。私と遠山文部科学大臣との間で80分間の真剣勝負をさせていただきました。
全くのシナリオなしで、徹底したディベートをやりました。
 3月に民主党が修正案を記者発表し、国立大学法人法案に関する文部科学省の過剰
関与を問題にした際には、わずかに朝日新聞が報ずるだけで、この法案の問題点を
社会に伝えていくことの難しさを痛感いたしましたが、私としては、国会議員の本務に
立ち返り、国会での論戦をきちんとやることによって活路が開けるだろうと信じて質疑に
臨みました。傍聴席は満員。櫻井よしこさんも傍聴に来られていて、その模様を週刊新潮の
「日本ルネッサンス」というコラムで取り上げていただいたこともあって、ようやくマスコミの
関心も高まり、先日の朝日新聞の社説に続いて、日本経済新聞も社説で「大学改革に水を
差す官僚支配」と題して取り上げ、いずれも文部科学省の過剰介入を懸念する、私の主張と
民主党の修正案を全面的に支持していただきました。
 こうした報道を受けて、全国各地の国立大学関係者の認識も高まり、多数の激励のメイルや
ファックスをいただきました。この法案の問題点がより多くの方々に認識され、論戦が緊迫化
したことはよかったと思っていますが、我々が問題提起した段階で、もう少し早く、大学人・
マスコミの方々が、この問題を認識していただき、世論に火がついてくれていれば議論の
流れは変わったのにとの悔いは、率直に残っています。

177スズカンML:2003/06/17(火) 01:14 ID:YYpPRrxM
 ここ数年スイス経営開発研究所の国際評価でも、調査国中最低レベルにランクされている
ことも含め、日本の大学は、いろんな意味で低迷しています。
 こうした状況を一刻も早く改善しなければならない大事な時期に、諸外国に全く例をみない、
百害あって一利なしの文部科学官僚の過剰介入法案が、堂々と提出されること自体に大いなる
危機感を抱きます。法案の是非もさることながら、こんな時代錯誤で頑迷固陋な人たちに、
これ以上、知的立国日本の戦略構築は任せてはいられないとの思いを強くしています。
官僚万能時代はとうに終わったはずです。
 大学問題は、今国会で終わる話ではありません。20世紀前半までは武の時代、20世紀の
後半は富の時代、そして、21世紀は知の時代になります。
 大学こそ知の時代の主役であるべきです。そうした時代認識や志や気概を持った人々が、
もっと大学政策づくりに関わらなければなりません。こんな大事な問題を今まで官僚任せにして
きた政治家はもとより、大学人、経済人、マスコミなど、すべての知識人にも責任があると思います。
 私も、6月6日には、新しくできた六本木アカデミーヒルズで行われた、大学問題を考えるパネル
ディスカッションに、学術会議議長で前東大総長の吉川先生、三重県前知事で早稲田大学に
移られた北川教授、一ツ橋大学の米倉教授らとともに、パネラーとして参加してきましたが、
かつて、政策づくりの現場に身を置き、かつ、自ら大学の教壇に立ち学生たちを指導してきた
経験を有する唯一の国会議員として、この問題についての責任の重大さを改めて痛感しています。
大学問題・教育問題は、私のライフワークとして取り組んでまいりますので、引き続きのご支援よろしく
お願い申し上げます。
-------------------------------------------------------------
◆すずかんHP      http://www.suzukan.net/
◆すずかんTV      http://www.suzukan.tv/
◆ご意見・ご感想     info@suzukan.net
◆メルマガの登録/解除 http://www.suzukan.net/09_magazine/00index.html
----------------------------------------------------------------
All Rights Reserved,(C) 2001-2003 鈴木 寛 事務所 (Kan Suzuki Office)
―――――――――――――――――――――――――――――――――

178枝野幸男ML:2003/06/17(火) 01:35 ID:YYpPRrxM
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Vol. 97 [ 2003/06/16 ]
えだの幸男の今週の発言
----------------------------------------------------------
 14日の土曜日に、党本部で全国幹事長・選挙対策責任者会議が開かれました。
衆議院の任期満了まで一年となり、いよいよ解散総選挙が迫ってきたことを受け、
民主党の全国の地方組織をあげて、その準備作業を加速することで一致しました。
大宮の私の事務所でも、11月の総選挙を想定して、いろいろな事務的準備をはじめています。
 選挙に向けた準備の中でも、もっとも重要な作業が、選挙公約の策定です。
政調会長としてその取りまとめに責任を果たしていかなければなりません。
 従来の意味での公約であるならば、それほど難しいものではありません。
「福祉を充実させます」とか、「中小企業への支援を拡大します」とか、「景気を回復させます」
などと、目指していく方向性を抽象的に示すだけなら、誰にも異論はありませんし
民主党ができてから5年間の選挙で、それなりに示してきています。
あとの課題は、広報的にどうスローガン化するかです。
 しかしこれでは、国民の皆さんに選択肢を示すことになりませんし、本当の意味での約束には
なりません。上に述べたようなスローガンなら、自民党から共産党まで誰にも異論がないでしょう。
また、こうした公約を示して政権を奪っても、その次の選挙のときに、本当に約束が守られたのか
どうかを、客観的に検証することが不可能です。

179枝野幸男ML:2003/06/17(火) 01:35 ID:YYpPRrxM
 このため本当の意味での「公約」として、マニフェストと呼ばれる、数値目標や裏付けとなる
財源などを明確に示し、実現できたかどうかを客観的に検証できる形に、変えていこうと考えています。
例えば介護問題を例にとれば、特別養護老人ホームやグループホームなどについて、
いつまでに何戸新設するのかを示します。
当然、財源が必要になりますから、これも具体的に示します。
こうすることで、単に「介護を充実させます」というスローガンが、検証可能な約束としての
マニフェストになるのです。
 日本の政治はかつての55年体制のようなイデオロギー対立の時代ではありません。
様々な課題を本当に解決できるのかどうかという具体策で競う時代に入っています。
スローガンだけを声高に叫ぶ小泉政権との違いを明確に示す上からもマニフェストの形で
具体策を示すことが重要です。
なんとか次の解散までに党内で整理と取りまとめを行い、具体的に国民の皆さんと約束をして、
総選挙に臨みたいと思います。

180枝野幸男OM:2003/06/17(火) 01:36 ID:YYpPRrxM
「政治の説明責任〜マニフェストとは何か?〜」 枝野幸男オープンミーティング2003年5月抄録
http://www.edano.gr.jp/om/0305om.html 2003.05.18(日)

 今年1月の予算委員会での答弁の中で、小泉首相が公約について「大したこと無い」という
発言をしました。 これは、言葉の揚げ足を取るということではなく、選挙公約や総理大臣の
所信表明演説をどうとらえるのかという点において、 本質的な問題ではないかと思います。
そこで今日は、政治の説明責任についてお話させていただきます。
 ▼ 選挙公約としてのマニフェスト
 このところ、新聞やテレビで「マニフェスト」という言葉をお聞きになったことのある方も
いらっしゃるかもしれません。 三重県の北川前知事が中心になって始めている、「今までの
選挙公約とは違うもっと具体的な活動目標(=マニフェスト)を示そう」 という運動が注目されて
いるのです。 今年の統一地方選挙で神奈川県知事に当選した松沢さんも、このマニフェストを
小冊子にして売りながら戦いました。 こうした運動がメディアなどでも取り上げられています。
 これまでの選挙公約は、実は、公約とは言えない部分がありました。 なぜなら、よく「福祉を
充実させます」「子どもたちが元気な社会を作ります」などという選挙公約を掲げる候補者が
いますが、 これは、公約とは言っていますが、結果検証が不可能な約束です。 たとえその
候補者が当選し、任期が満了したとしても、それらの選挙公約が、どの程度実現できたのか、
ということが客観的に判断できません。
 しかし、具体的にどうしたら景気が良くなるのか、具体的にどうしたらお年寄りが安心して
暮らせるのか、 具体的にどうしたら子育てが安心してできるのか、という様に、個々の具体的な
テーマについて、 具体的にどうやって解決するのかということが、今、政治に求められています。
 そういう時代においては、具体策を示さなければ、ある意味、自民党から共産党まで同じ主張に
なってしまいます。 なぜなら、「福祉を充実させます」ということを否定する人はいないからです。
「経済を活性化します」という目標を否定する人もいません。 そうすると、抽象的な選挙公約を
掲げても、そのこと自体では何も言っていないことと同じです。 「従来型の公共事業よりも介護や
教育を充実させます」と、優先順位をはっきり示す。 優先順位を示すことで自分たちのスタンスを
はっきりさせるということが必要です。

181枝野幸男OM:2003/06/17(火) 01:36 ID:YYpPRrxM
 ▼ 野党としての難しさ
 マニフェストという考え方はイギリスから入ってきました。 10年前にはイギリスに学んで
小選挙区制を導入しました。 副大臣制度、クエスチョンタイム(党首討論)もイギリスに習いました。
 この過程で、我々は、18年間野党だった労働党がどうやって保守党に選挙で勝って政権を
獲ったのかということも勉強しました。 労働党党首だったトニー・ブレアは、具体的に、数値で
裏付けしながら選挙公約を打ち出しています。 例えば、「病院の待ち時間を短くし、何分以内で
診療を受けられるようにします。 その為に、何を改革し、何年以内に実現します」と掲げています。
我々もこれを取り入れていこうと努力しているところです。
 実は、野党がこれをやるのはなかなか難しい。 なぜなら、具体的なデータを持っていない場合が
あるからです。 今、りそな銀行の問題がありますが、我々は98年の時から、都市銀行は
粉飾決算をして黒字だと主張しているが、 実際には不良債権が多くて債務超過だ、と
言い続けてきて、早く責任者に責任取らせた上で、 公的資金を投入して銀行の経営状態を
健全化しないと銀行の貸し渋り、貸し剥がしはどんどんひどくなります、と言ってきました。
我々は、我々なりの試算で、今、公になっている数字は間違っているとの認識の上で、主張を
してきました。 しかし、実際のデータを持っているのは金融庁です。ですから、我々はそれを
証明することができなかったんです。 ただ、実際に5年経ってみて、やはり私たちの指摘は
正しかったと思います。政権を獲って裏付けとなるデータを持てば、いくら公的資金を使えば
銀行を健全化することができると約束できますが、残念ながら今は、正確な額の提示までは
できません。抽象的に、「不良債権を抱えて債務超過状態にある銀行の責任者は辞任させて、
公的資金を注入して健全化する」と言っていますが、その為にいくらかかるのか、いくつの銀行が
債務超過の状態にあるのか、 といったことには政権を獲って初めて確定できることです。

182枝野幸男OM:2003/06/17(火) 01:37 ID:YYpPRrxM
 ▼ 公約を曖昧にしてきた日本政治
 なぜ小泉内閣は今でも50%も支持率があるのか。 小泉さんは所信表明演説で借金は1年間に
30兆円以内にしますと明確に言いました。でも、結果的に守れませんでした。今年の予算では
借金は42兆円に膨らんでいます。就任演説でしたこんなに大事な約束を守れなくても済んでいるのは、
今までの政治自体が、具体的な約束についてはあまり守らなくてもいいんだという一種の共通認識を
持っていたからです。だから、小泉さんと抵抗勢力が同じ政党にいても通用してしまう。
本来であれば、首相の所信表明演説は、与党と内閣が一丸となって支えていくべきものです。
しかし、今は、むしろ与党の中から、そんな公約守る必要ないという声が聞こえてきて、 野党が
日本の為にもきちんとやれと言っている。どうしてそんな矛盾が起こるのでしょうか?

183枝野幸男OM:2003/06/17(火) 01:37 ID:YYpPRrxM
 ▼ 選挙制度とマニフェスト
 中選挙区制度では、政党としての選挙公約がきちんと機能しません。 なぜなら、多くの中選挙区では、
同じ政党から複数の候補者が立候補します。 その場合、同じ政党の候補者同士の間で差別化を
図ろうとして、政党としての選挙公約を無視して、各自がばらばらな選挙公約を言い出します。
野党も同じです。そういう選挙を経て国会に来るので、 各政治家が、有権者に対しての責任を
果たそうと思うと、党が何を言っていても関係なく、 自分が言った選挙公約だけ守ろうとするからです。
 現在、衆議院は、小選挙区制度です。これは政権を選ぶ選挙です。今度は公約ができるように
なったわけです。 政党として、政権を獲ったらこういうことをやりますということを約束できるように
なりました。にも関らず、相変わらず昔と同じように、各候補者が私はこうだと勝手なことを言う。
だから、与党の中で意見がまとまらず、公約が実現しないということになるわけです。
この不自然な状況を打破するためにも、我々が具体的できちんとした公約を示さなくてはいけない。
例えば、「小学校は1クラス30人以下にします。そのために予算を付けます」と。 こういう公約を
きちんと出す。我々がこういう公約を出すと、選挙の時に、民主党はこれだけ具体的だけど、
あなたのところはどうですか? と自民党に迫ることができる。また、小泉さんが具体的に公約を
出せば出すほど、 自民党の中の抵抗勢力たちはますます小泉さんに抵抗する。だからと言って、
抵抗成力に気を配ると、 小泉さんは具体的なことが言えなくなる。具体的なことが言えないと、
民主党の方が具体的でいいなということになる。 だから我々は、具体的に数字と期限を公約で示して、
次の選挙を戦って行きたいと思います。

184枝野幸男OM:2003/06/17(火) 01:38 ID:YYpPRrxM
 質疑応答 questions and answers
 ▽ A氏
 マスコミを活用する方法を検討していますか?
 ▲ えだの
 日本の政界にはメディアをどう使うかということの知識やノウハウがありません。
メディアコンサルタントをつけてテレビに出た際の服装とか話し方とかを指摘してもらって、
訓練するということもしてきていません。もちろん、政治家自身にもメディアを通じて自分の
伝えたいことを誤解なく伝達するという能力が問われています。
 ▽ B氏
 イギリスでは小冊子にして書店や売店で売っているようですが、民主党としてはマニフェストの
国民への伝え方はどうする予定ですか?
 ▲ えだの
 いずれは書店やキオスクに並べて売れるような質の高いものを作りたいと思っています。ただ、
イギリスでもブレアカードといって、マニフェストの中からいくつかの中心的なものだけ書いた
カードを配るということをやりましたが、次の選挙ではそういうことも検討したいと思っています。

185枝野幸男OM:2003/06/17(火) 01:38 ID:YYpPRrxM
 ▽ C氏
 地方議会、特に、市議会議員選挙ほど公約が抽象的になってしまっており、有権者が選び
にくくなっていると思うのですがいかがですか?
 ▲ えだの
 地方議員は執行権を持っていないですから、当選したから実行できるとは限りません。
議院内閣制の国会では、野党はマニフェストを実行できないですが、与党になれば実行できます。
ですから地方議会選挙でマニフェストを作るということは難しいのですが、実行はできないかも
しれないけれど、訴え続けますという約束はできるのでそういう公約は必要だろうと思います。
また、私見ですが、いずれはマニフェストを出さないと党として候補者として公認しないという
くらいにしたいと思っています。
 ▽ D氏
 一般の人には、マニフェストの数値や内容は難しくて興味がないと思うので、むしろ人事を
載せる方がイメージが伝わるのではないでしょうか?
 ▲ えだの
 私も、選挙の前に、連立政権構想と主要閣僚の構想を発表したいと思っています。
マニフェスト自体も、その政策の結果として、国民生活がどう変わるのか、その変化について
示したいと考えています。

186枝野幸男談話:2003/06/17(火) 01:39 ID:YYpPRrxM
▼労働基準法改正案の衆議院通過を受けて(談話) 2003年6月5日
http://www.edano.gr.jp/danwa200212.html#20030605
2002年6月5日 民主党政策調査会長 枝野 幸男
          同 総合雇用政策特命担当大臣 城島 正光
 本日、労働基準法改正案が民主党などによる修正を加えた上で衆議院において可決された。
 民主党は、改悪ともなりかねない政府原案に対して、抜本的な修正案を提出し、働く者の
視点に立った論戦を徹底的に展開して、その修正を迫ってきた。すなわち、
①政府原案は今まで積み重ねられてきた解雇権濫用法理の運用を根底から覆す内容である。
②政府原案が成立すれば、就業規則所定の解雇事由によって解雇権が制約されるとしてきた
これまでの判例が覆され、裁判実務が決定的に変更されることが予想される。
③退職の自由が認められない有期労働契約期間の上限延長は、労働者の職業選択の自由、
転職の自由、キャリア開発を阻害しかねない
――以上の三点について、その 問題点を解決する修正である。
 今般、こうした民主党の強い要求を受け、与野党間で修正協議が鋭意行われ、結果、政府
原案は大きく修正され、「使用者は労働者を解雇できる」という表現が削除されて、客観的に
合理的な理由があることについて実質的に使用者に主張立証を求める、解雇権濫用法理の
現在の裁判実務が維持されることとなった。また、契約期間の上限が一年から三年に延長される
有期雇用契約について、契約して一年たてばいつでも退職できる旨、退職の自由を認める
規定が整備されるなどの前進を見た。こうした修正が勝ち取れたことは、民主党のねばり強い
交渉とともに、多くの働く皆さんの団結と行動の成果にほかならない。
 今後、参議院においては、修正点の実効性の担保をさらに確かなものとするとともに、
有期雇用契約、裁量労働制などの課題についてさらに議論をすすめ、労働法制に誤りなきを
期すべく、全力をあげて取り組んでいく。
以 上

187枝野幸男談話:2003/06/17(火) 01:39 ID:YYpPRrxM
▼有事関連3法案の成立を受けて(談話) 2003年6月6日
http://www.edano.gr.jp/danwa200212.html#20030606
2002年6月6日 民主党政策調査会長 枝野 幸男
 本日、参議院において、民主党が与党3党と共同で修正した「武力攻撃事態における
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案」、および関係
2法案が可決され、成立した。 
 民主党は結党以来、緊急事態に際する対処にあたって、シビリアンコントロールと基本的
人権を確保しつつ、国民の生命・身体、財産を守るために超法規的行為がとられないよう、
関係法制の整備が必要であると主張してきた。それを踏まえ民主党が今国会に対案として
提出した「緊急事態・未然防止基本法案」及び「武力攻撃事態対処法修正案」は、従来の
政府・与党 案の不備であった諸点を浮き彫りにしたとともに、これら民主党案の主張が世論に
広く評価された結果として、その後の与野党修正協議において、基本的人権・民主的統制・
国民保護法制 の整備などにつき大きな譲歩を引き出し、本法をよりよい内容へと改める
ことができたものである。
 本日までの経緯を振り返るとき、我が国の安全保障の根幹に関わる極めて重要な法案に
ついて、党所属国会議員が熱心かつ真摯な議論を重ね、一つの方向性で結束し、法案の
成立という 形で成果を得ることができたことは、我が党の発展のため、また日本の政治史上に
おいても、 大変意義深いことであったと考えるところである。
 しかしながら、今後1年以内に整備される国民保護法制や、本法附則に規定された緊急事態
対処のための組織の検討、与野党合意により今後4党間で実施することとなっている基本法制の
検討など、残された課題は数多い。民主党はこれらの点につき、今後とも国民の視点に立った
真摯な取り組みを行っていく旨、ここで改めて決意するものである。

188カマヤン:2003/06/17(火) 01:45 ID:YYpPRrxM
枝野幸男記者会見 >>172-175
 /「インターネット政策公募」、政党への献金、生保、イラク新法、夕刊フジ
鈴木寛ML /国立大学法人法案 >>176-177
枝野幸男ML /マニフェスト >>178-179
枝野幸男オープンミーティング/マニフェスト >>180-185
枝野幸男談話 /労働基準法改正案 >>186
枝野幸男談話 /有事関連3法案 >>187

189。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/21(土) 07:55 ID:LNLv6MMU
おそらく6月17日か18日の江田五月参議院議員(民主党)のメールマガジンより
(この会議が17日のもののようなので)
 ↓
http://jbbs.shitaraba.com/news/bbs/read.cgi?BBS=648&amp;KEY=1051835548&amp;START=432&amp;NOFIRST=TRUE

>10時から1時間、法務・市民子ども政策合同部門会議。自民党で取りまとめが
>進んでいる児童買春・児童ポルノ処罰法改正案につき、野田聖子さんから説明
>聴取。(1)厳しい態度の宣明、(2)法定刑の引き上げ、(3)条約への対応
>が、その内容です。野田さんの発言が、強行採決と「誤解」されたとかで、私
>にも多くのご意見メールが寄せられています。委員長提案は、与野党合意が前
>提で、強行採決はあり得ません。


しかし委員長提案の場合、審議なしが慣例、だそうです。

http://www.google.co.jp/search?q=cache:fcgofAarLAgJ:www.jca.apc.org/~fsaito/stalker-process.htm+%E5%A7%94%E5%93%A1%E9%95%B7%E6%8F%90%E6%A1%88%E3%80%80%E5%AF%A9%E8%AD%B0&amp;hl=ja&amp;ie=UTF-8
>委員長提案の場合、普通は審議なしというのが慣例ですが、

190。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/22(日) 15:57 ID:E44kKqFc
(;´Д`)審議なし確定ですか?

191。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/22(日) 18:29 ID:yI2HwDPU
ここが微妙です。
http://jbbs.shitaraba.com/news/bbs/read.cgi?BBS=648&amp;KEY=1051835548&amp;START=455&amp;NOFIRST=TRUE

192。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/22(日) 23:27 ID:qu/DDI.E
児ポ法が審議される場合は法務委員会が有力ですか?

193。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/23(月) 00:22 ID:zr9C6F6c
http://jbbs.shitaraba.com/news/bbs/read.cgi?BBS=535&amp;KEY=1033400003&amp;START=352&amp;END=360&amp;NOFIRST=TRUE
ここでは多分法務委員会だろうということになってますね

194。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/23(月) 00:22 ID:ukWV.sjc
有力ですか?じゃなくて 
法案が提出されるのであれば法務委員会に付託させるのじゃ

195。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/23(月) 01:47 ID:zr9C6F6c
192-194に関連して
http://jbbs.shitaraba.com/news/bbs/read.cgi?BBS=410&amp;KEY=1055996266&amp;START=36&amp;NOFIRST=TRUE

196カマヤン:2003/06/23(月) 03:23 ID:AfWx88x.
>>195
げげ。「青少年特別委員会」に付託される予定なのか?
えらいこっちゃ。

197。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/06/23(月) 05:19 ID:bwf4TXCk
>>196
カマヤンさんのほうにも何かこのことに関して情報は入ってますでしょうか?
探ってもらえると助かります。

198カマヤン:2003/06/27(金) 01:17 ID:4E2qEAC6
> 次期衆院選に向けて民主党県連は二十五日までに、
>枝野幸男衆院議員の政策秘書の本多平直氏(38)を
>12区(熊谷市、行田市など)の公認候補として擁立することを固めた。
http://www.saitama-np.co.jp/news06/26/10p.htm

皆の衆、応援宜しくです ヽ(´ー`)ノ

199zzz:2003/07/14(月) 18:44 ID:U1htQV02
「児ポ法は児童の人権を守るための法律です!教育や風紀の問題ではありません!
青少年問題等特別委員会での審議なんてとんでもない!
そんな法の目的を捻じ曲げるような事は、止めて下さい!
人権の事を考える法務委員会で、ちゃんと審議して下さい!」

200ムラクモ:2003/07/14(月) 18:52 ID:0KJvmPcQ
法務なら安心…と思ったら、ゲゲッ!?太田誠一がいるじゃん!
こやつ青少年委員会と兼ねてるよ…。

201。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/14(月) 21:59 ID:wnf.mbNw
早いとこ解散してくれるのを祈るしかないのかしら

202。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/17(木) 16:48 ID:4RtCeLQY
審議経過
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1D867CE.htm

衆議院に提出された法案があるまま衆議院解散したらその法案は廃案になるんでしたっけ?

203。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/17(木) 22:58 ID:7SFzGyAo
衆議院が解散されると、審議中やたなざらしの法案はすべて廃案になります

204。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/19(土) 08:59 ID:rWTjatrM
児童ポルノ法改正案が今国会で成立しない場合、継続審議の手続きを取らないとやはり廃案になるんでしたっけ?
まだ審議に入ってないから継続審議ではなく再提出かな?

205204:2003/07/19(土) 18:34 ID:rWTjatrM
>>203
>「たなざらしの法案はすべて廃案になります」

このたなざらしというのはどういう状態のことを指すのでしょうか?
たとえば下の法案のように骨子案が小委員会で了承された法案も「たなざらし」と考えていいんですか?
http://www.asahi.com/politics/update/0717/005.html

質問ばかりですみませんが、これらのことはかなり政治活動に重要な事だと思うので

206ムラクモ:2003/07/19(土) 19:28 ID:y.5hZhEc
「たなざらし」とは国会に提出済みだが、付託委員会などが決まってなく放置されている状態、
と思います。
したがって国会に提出していない法案は、関係なしと見ていいのでは。

207。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 01:06 ID:/JRE3Vr.
ぶっちゃけていうと、本会議で可決成立していない法案すべてが廃案になるということだね。

208204:2003/07/20(日) 01:21 ID:44M9QAUk
>>206
>>207
ありがとうございました。
委員会段階で止まってる205みたいな法案は、そのまま衆議院が解散するとどうなるんでしょうか。
選挙によって委員会のメンバーも変わるだろうし、やはり廃案ですか?

また、児童ポルノ法改正案がこのまま今国会で成立しない場合は、秋の臨時国会に向け継続審議か、
または廃案になるということでよろしいんでしょうか?

209204:2003/07/20(日) 01:27 ID:44M9QAUk
208訂正

委員会段階で止まってる→自民党内の小委員会段階で止まってる


自民党内の委員会ですから、国会の委員会とは違いますね。

210。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 01:27 ID:/JRE3Vr.
今国会で廃案になる、ということはないでしょう。
次の臨時国会まで継続審議でしょうが、隙を見て電撃可決
なんていうこともありえますから、油断は禁物です。

211204:2003/07/20(日) 01:49 ID:44M9QAUk
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkai/kokkai.htm
http://www.houko.com/00/01/S22/079.HTM
http://www16.tok2.com/home/policymaking/word.htm
http://www.s-yanase.com/dialy/kokkai113.htm

とりあえず参考になりそうなものを調べて見ました

212。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 03:33 ID:44M9QAUk
http://jbbs.shitaraba.com/news/bbs/read.cgi?BBS=737&amp;KEY=1049001613&amp;START=833&amp;END=833&amp;NOFIRST=TRUE
この書き込みによると、付託先が決まらない法案については、継続審議ではなく再提出となるのかな?

213。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 03:43 ID:AHT.aDU2
>>212
そういう、どういう扱いになるのか判らずほったらかしな状態を
「吊るし」と国会用語では言うみたいです。
ほったらかしにされている法律は大量にあります。
たとえば民主党が提出しようとした法案の多くは、与党が審議に応じず
200本くらい丸っきりのほったらかしにされてます。

214。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 03:56 ID:44M9QAUk
「吊るし」になった法案は衆議院解散で廃案になるわけか

215カマヤン:2003/07/20(日) 22:13 ID:LQUFxbQQ
>「募集・採用における年齢差別禁止法案」を国会に提出
>民主党は17日、「募集・採用における年齢差別禁止法案」 (労働者の募集及び採用における
>年齢に係る均等な機会の確保に関する法律案)を衆議院に提出した。
>厳しい雇用経済情勢を反映し、特に中高年を対象に人員削減の波はとどまることを知らないが、
>求職者が転職に際して「○○歳まで」と入口で画一的に締め出され、就業機会を奪われることも
>少なくない。 法案は、求職者の年齢を理由とする募集・採用における差別的な取り扱いを禁止、
>厚生労働大臣が勧告に従わない事業主を公表することができるとしている。
>また、公務員の募集・採用についても、年齢を理由とする差別を禁止している点も特徴的だ。
>法案提出者の加藤公一衆院議員は提出後の会見で、
>「高齢者も若者も、働く意欲のある人が、年齢に関係なく、
>その能力を発揮できるエイジフリーな社会を目指したい」と語った。
http://www.dpj.or.jp/news/200307/20030717_03nenrei.html

加藤公一(別名;ニセ加藤。加藤紘一と音が同じだから)マンセー ヽ(´ー`)ノ
でも「吊るし」になるんだろうなこの法案も。

216。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 22:41 ID:E365QRrA
ということは、もし民主党政権になったらそれらの法案が生き返って、
国会は大忙しになるわけか。

217。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/07/20(日) 23:19 ID:44M9QAUk
仮に政権をとるとしても、その前には解散があるからすべて廃案に。
(もちろん案として党には残しておけるけど)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板