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血液型差別者物語特集
3
:
灼熱の炎
◆fVXrGf9UJg
:2009/03/18(水) 10:03:08 ID:SkQ6bSos0
【本当に好きなら】
B子 「O男くんカッコイイし優しいよね。やっぱりO型。だから好き」
AB子 「イイナ。あたしはOとABで相性が悪いからダメ」
B子 「あ、O男君だ。おはよう!」
O男 「おはよう^^」
舞台は高校。
モテルO男は、女子達の憧れの的。いつも女子達から声を掛けられ、爽やかな笑顔で応えていた。
それを遠目に、大人しいA子は黙って見ているだけだった。A子もO男が好きだった。
AB男 「俺の彼女がO男好きになったから別れるって言って来た」
B男 「俺の好きな女もソレ。O男、八方美人だよな。なんかムカツク」
男達の間ではこういう会話になっている。
AB子 「あのA子ってキモくない?暗くて近寄りたくない」
男に好かれるわけが無いと思われガチなA子をライバル視する者は誰も居なかった。
ある日の放課後、B男とAB男たちがO男を体育館の裏に連れ出す。
B男 「O男さあ、前から態度がムカツクって思ってたんだけど」
O男が連れ出されるところを見ていた女子達は[O男くんが]と言いながらうろたえていた。
いつも大人しいA子が女子達に尋ねる。
A子 「何?O男くんがどうしたって?理科室掃除してたから判らないんだけど」
B子 「男子達に体育館の裏に連れて行かれたの」
A子は一目散に体育館の裏に行く。他の女子は誰も助けに行っていなかった。
AB男 「おいみんな!こいつシメるぞ!」
A子 「おいコラ!!!」
男たちはびっくりしてA子を見る。
A子 「集団で一人をやるってどういうことだ!今すぐ警察に訴えてやろうか!!!」
男たちはしぶしぶ去っていく。
窓から様子を見ていた女子達は、A子を不思議がる。
B子 「A子もO男くんが好きだったの?」
AB子 「そういやAとOも相性イイよね」
女子達「あんな女が近づくの許せなーい」
A子 「O男くん大丈夫?O男くんは女子に人気があるから、男子が僻んでるだけだよ」
O男 「ありがとう、助かったよ」
A子 「実はO男くんのこと前から好きだったから、すごく焦っちゃった。女子達は[O型だから]という目で見てるけど、あたしはO男くんが何型でもいい。性格が好きだから」
O男 「危険を顧みずに駆けつけてくれたその優しさに心を打たれたから、これからもよろしく」
【完】
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